JP3065560U - 包装機用受け台 - Google Patents

包装機用受け台

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JP3065560U
JP3065560U JP1999005069U JP506999U JP3065560U JP 3065560 U JP3065560 U JP 3065560U JP 1999005069 U JP1999005069 U JP 1999005069U JP 506999 U JP506999 U JP 506999U JP 3065560 U JP3065560 U JP 3065560U
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JP
Japan
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cup
insertion hole
packaging machine
cradle
food
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JP1999005069U
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English (en)
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浩 嶋▲崎▼
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株式会社第一包装機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食品収納部が多段状になっているカップの場
合でも、正確に食品の充填、フィルムによるシールや成
型された蓋の装着等を行うことが可能な食品包装機用受
け台を提供すること。 【解決手段】 食品等のパッケージングを行うために用
いられる包装機に使用される包装機用受け台であって、
基台(2)と、該基台(2)に形成した、カップの収納
部を挿入してカップを受け台に固定するための挿入孔
(3)と、少なくとも該挿入孔(3)の側壁に形成し
た、下側にいくにしたがって挿入孔(3)の中心部に向
けて傾斜したガイド部(4)とを備えたことを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主に食品をカップにパッケージするための包装機に用いられる受け 台に係り、より詳しくは、ガイド部を備えることにより、正確にカップを固定可 能な包装機用受け台に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年になり、納豆、ところてん、ゼリー等の食品等をパッケージする際には、 これらを自動的に行うことができる包装機が用いられることが多く、これにより 、自動的に食品等を大量にパッケージすることが可能となっている。
【0003】 ここで、図5は、主に食品をパッケージするための食品包装機を示した斜視図 であり、図において21が食品包装機である。
【0004】 そして、この食品包装機21では、図に示されているように、チェーンコンベ ア上に受け台22が固定されており、この受け台22はチェーンコンベアの移動 に伴って移動する。そして、この受け台22が移動する過程において、この受け 台22にカップが固定され、このカップ内に食品が詰め込まれ、あるいは予め食 品が詰め込まれたカップが受け台22によって固定され、その後この食品が詰め 込まれたカップの上面にフィルムや成型された蓋等が備えられる等の工程を経て 、カップへの食品のパッケージが行われる。
【0005】 ここで、図7は、前記受け台22を示した斜視図であり、この受け台22は、 図にも示されているように、金属製の平板状の基台2201に、カップを挿入す るための挿入孔2202が形成され、この挿入孔2202は前記基台2201を 貫通している。
【0006】 そして、前記挿入孔2202の上端縁部には、上側に向けて突出部2203が 連設されており、この突出部2203の上面2204がカップを受け台22に吊 り下げるための係止面とされている。
【0007】 一方、図6は、従来から食品のパッケージに用いられているカップ23を示す 斜視図であり、このカップ23は、食品を収納するための一定の深さを有する食 品収納部2301と、この食品収納部2301の上端に連続して形成された縁部 2302とにより構成されており、この縁部2302の上側がシール面とされ、 下側が前記受け台22の係止面2204と接触する係止面となっている。
【0008】 次に、この受け台22によってカップ23を固定する場合について図8を参照 して説明すると、前記食品包装機21において、チェーンコンベア上に固定ある いは載置され、チェーンとともに移動している受け台22上に、空あるいは食品 が充填されたカップ23が供給され、前記受け台22の挿入孔2202内に、カ ップ23の食品収納部2301が挿入される。
【0009】 そうすると、カップ23の縁部2302が受け台22の突出部2203の上面 2204に引っかかり、カップ23は、縁部2302によって受け台22の突出 部2302に吊された状態で、受け台22の挿入孔2202内に固定される。こ の状態を示した断面図が図8である。
【0010】 そして、その後、チェーンの移動に伴って、空のカップの場合には受け台22 の挿入孔2202内に固定されたカップ23内に食品が詰め込まれ、その後に、 カップ23の上面にフィルムがシールされたり成型された蓋等が装着されて、食 品のパッケージが終了する。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、近年になり、消費者のニーズの多様化、機能の多様化等が理由とな り、食品カップの形状の多様化が図られるようになってきている。即ち、従来の 食品カップは、前述したように、単に食品収納部の上端に縁部を形成して成るも のが大部分であったが、近年になり、図9に側面形状で示されるような、食品収 納部の上部を多段にしたものが用いられるようになっている。そして、この食品 収納部を多段にしたカップの場合には、従来のような受け台を用いた場合にはカ ップを正確、確実に受け台に固定することが困難となってきている。
【0012】 即ち、食品包装機においては、省力化、無人化を促進するために、受け台への カップの供給は、自動的に受け台の挿入孔へカップを落下させることにより行わ れるが、この食品収納部を多段にしたカップの場合には、図10で示すように、 多段にした部分が受け台の突出部に引っかかってしまい、カップの食品収納部が 正確に受け台の挿入孔に挿入されず、斜めになってしまうことが起こる。そして かかる場合には、カップが斜めの状態のままで受け台とともに移動するため、カ ップへの食品の詰め込み、フィルムや成型された蓋等によるシール等が正確に行 われなくなり、不良品が発生してしまうことが多いという問題点がある。
【0013】 そこで、本考案は、食品収納部が多段状になっているカップの場合でも、正確 に食品の充填、フィルムによるシールや成型された蓋の装着等を行うことが可能 な食品包装機用受け台を提供することを課題としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本考案の包装機用受け台は、食品等のパッケージングを行うために用いられる 包装機に使用される包装機用受け台であって、基台と、該基台に形成した、カッ プの収納部を挿入してカップを受け台に固定するための挿入孔と、少なくとも該 挿入孔の側壁に形成した、下側にいくにしたがって挿入孔の中心部に向けて傾斜 したガイド部とを備えたことを特徴とする。
【0015】 本考案の包装機用受け台では、カップの収納部を挿入するための挿入孔の側壁 に、下側にいくにしたがって収納部の中心部側に傾斜したガイド部を形成してい る。そのために、多段形状の収納部を有するカップの場合であっても、このガイ ド部により導いて、カップの収納部を正確に受け台の挿入孔内に挿入することが 可能である。
【0016】
【考案の実施の形態】
本考案の包装機用受け台では、金属製の平板形状の基台に、食品等を収納する ためのカップの収納部を挿入する挿入孔が形成されている。
【0017】 そして、この挿入孔の側壁にはガイド部が形成されており、このガイド部は、 下側にいくにしたがって挿入孔の中心部側に傾斜している。
【0018】 ここで、前記挿入孔の上端縁部には、上側に突出部を連設し、カップの縁部が この突出部の上面に係止されるようにするとよく、これにより、フィルムによる カップのシールや成型された蓋の装着等を正確に行うことが可能となる。
【0019】
【実施例】
本考案の包装機用受け台の実施例について図面を参照して説明すると、図1は 、本実施例の包装機用受け台の斜視図であり、また、図2は、図1におけるA− A線断面図であり、図において1が本実施例の包装機用受け台である。
【0020】 また、図において2は、基台であり、本実施例においては、四角形状の、金属 製の平板状物を用いて基台2としている。
【0021】 そして、この基台2には、その縁部近傍を残して、基台2を貫通した、カップ の収納部を挿入するための挿入孔3が形成されている。
【0022】 また、図において5は、前記挿入孔3の上端部の縁から上側に向けて連設した 突出部であり、使用に際しては、この突出部5の上面501とカップの縁部下面 とが接触し、カップは、この突出部5の上面501に引っかかり、受け台1に吊 された状態で受け台1に固定されることになる。なお、この突出部5の上面50 1には、適宜、ゴム等を装着するとよく、これにより、フィルムによるシール等 を容易に行うことが可能となる。
【0023】 次に、図において4は、前記挿入孔3の側壁に形成したガイド部であり、本実 施例においては、前記突出部5の内壁の上端部よりすこし下側から前記挿入孔3 の下端部近傍までを、下側にいくに従って、挿入孔3の中心部側に向けて傾斜さ せ、これによりガイド部4を形成している。
【0024】 このようにして構成される本実施例の包装機用受け台1にカップを挿入固定す る場合について図3乃至図4を参照して説明すると、受け台1にカップを固定す る場合には、包装機において、受け台1の挿入孔3内にカップを落下させるのみ でよい。
【0025】 そしてこのとき、例えば図3に示すように、カップ6が挿入孔3の中心より少 しずれて落下してきた場合であっても、カップ6の収納部601は、ガイド4に 導かれ、正確に受け台1の挿入孔3内に挿入される。そして、その後、カップ6 の縁部603の下側と受け台1の突出部5の上面501とが接触し、カップ6は 、受け台1の突出部5に引っかかる状態で、挿入孔3内に吊されて固定される。
【0026】 このように、本実施例の包装機用受け台1では、カップの収納部が挿入される 挿入孔3の側壁にガイド部3を形成しているため、収納部が多段形状となってい るカップの場合であっても、これを正確に受け台に固定することが可能である。
【0027】 なお、前述の説明では、基台2及び挿入孔3が四角形状の場合について説明し たが、本考案の包装機用受け台では、基台2及び挿入孔3の形状は必ずしも四角 形状でなくてもよく、パッケージするカップの形状に適合した形状とすれば良い 。
【0028】 また、本考案の包装機用受け台は、必ずしも食品のパッケージにのみ用いられ るものでは無く、その他のパッケージの場合にも使用可能である。
【0029】
【考案の効果】
本考案の包装機用受け台は以上説明した形態で実施され、以下に記載するよう な効果を奏する。
【0030】 本考案の包装機用受け台は、基台と、該基台に形成した、カップの収納部を挿 入してカップを受け台に固定するための挿入孔と、少なくとも該挿入孔の側壁に 形成した、下側にいくにしたがって挿入孔の中心部に向けて傾斜したガイド部と を備えたことを特徴とする。
【0031】 このように、本考案の包装機用受け台では、カップの収納部を挿入するための 挿入孔の側壁に、下側にいくにしたがって収納部の中心部側に傾斜したガイド部 を形成しているため、多段形状の収納部を有するカップの場合であっても、この ガイド部により導いて、収納部を正確に受け台の挿入孔内に挿入することが可能 である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の包装機用受け台の実施例の斜視図であ
る。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】本考案の包装機用受け台の実施例の作用を説明
するための図である。
【図4】本考案の包装機用受け台の実施例の作用を説明
するための図である。
【図5】食品等の自動包装機を示す図である。
【図6】従来から用いられている食品用カップの斜視図
である。
【図7】従来の包装機用受け台の斜視図である。
【図8】従来の包装機用受け台によってカップを固定し
た状態を示す図である。
【図9】食品収納部が多段になっているカップの側面図
である。
【図10】従来の包装機用受け台の問題点を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
1 包装機用受け台 2 基台 3 挿入孔 4 ガイド部 5 突出部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】食品等のパッケージングを行うために用い
    られる包装機に使用される包装機用受け台であって、基
    台(2)と、該基台(2)に形成した、カップの収納部
    を挿入してカップを受け台に固定するための挿入孔
    (3)と、少なくとも該挿入孔(3)の側壁に形成し
    た、下側にいくにしたがって挿入孔(3)の中心部に向
    けて傾斜したガイド部(4)と、を備えたことを特徴と
    する包装機用受け台。
  2. 【請求項2】食品等のパッケージングを行うために用い
    られる包装機に使用される包装機用受け台であって、基
    台(2)と、該基台(2)に形成した、カップの収納部
    を挿入してカップを受け台に固定するための挿入孔
    (3)と、該挿入孔(3)の上端縁部の上側に連設した
    突出部(5)と、少なくとも前記挿入孔(3)の側壁に
    形成した、下側にいくにしたがって挿入孔(3)の中心
    部に向けて傾斜したガイド部(4)と、を備えたことを
    特徴とする包装機用受け台。
JP1999005069U 1999-07-08 1999-07-08 包装機用受け台 Expired - Lifetime JP3065560U (ja)

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