JP3061575B2 - 孔掘削装置 - Google Patents

孔掘削装置

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JP3061575B2
JP3061575B2 JP8274833A JP27483396A JP3061575B2 JP 3061575 B2 JP3061575 B2 JP 3061575B2 JP 8274833 A JP8274833 A JP 8274833A JP 27483396 A JP27483396 A JP 27483396A JP 3061575 B2 JP3061575 B2 JP 3061575B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、比較的孔径が大き
く、深度の大きい立坑(縦孔)などの掘削に好適で、し
かも掘削機を案内するガイドロッドが分割可能なものか
ら成っている孔掘削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の孔掘削装置として、本願出願人
は、先に特願平6−89915号、特願平7−1074
64号に示すものを提案した。
【0003】このうち例えば特願平7−107464号
に示すものは、地盤に掘削され、所定の掘削目標孔(直
径3〜4m)よりもあらかじめ小さな孔径(数10c
m)に設定される先進孔に挿入されるガイドロッドと、
このガイドロッドに案内されて地盤に上述の所定の掘削
目標孔を掘削する掘削機と、この掘削機を吊り上げ下げ
するウインチとを備えている。
【0004】また、上述した掘削機は、地盤の掘削動作
に際し、地盤に固定される静止部と、この静止部に推進
手段を介して連結されるとともに、地盤の掘削動作に際
し、推進手段により静止部から離れる方向に移動する移
動部とを含んでいる。移動部は、上述した所定の掘削目
標孔を掘削するアースドリルバケット、固定掘削ビッ
ト、移動掘削ビット等の掘削具と、これらの掘削具を回
転させる油圧モータ等の回転手段とを備えている。
【0005】このように構成される孔掘削装置では、先
進孔内にガイドロッドを挿入した状態で、そのガイドロ
ッドに掘削機を装着させ、この掘削機に備えられる回転
手段による掘削具の回転動作と、推進手段による移動部
のガイドロッドに沿う推進とを共におこなわせて、上述
した大孔径の掘削目標孔を形成するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した本願出願人が
提案した先行技術にあっても、掘削機のガイドロッドへ
の装着や、掘削機の目標掘削孔内からの撤去などを考慮
してガイドロッドを分割形式に形成することが示唆され
ている。このようにガイドロッドを分割形式にする場
合、1つの掘削目標孔を掘削する際に、排土などのため
に一旦掘削作業を停止しガイドロッドを分割させて掘削
機を地上に上げ、その後再び分割されたガイドロッドど
うしを接続して掘削機による掘削作業を続行させること
が起こり得る。このような場合、比較的軟らかい土質に
埋設されている地盤ガイドロッドに他のガイドロッドを
接続するときなどは、接続にあたって地盤ガイドロッド
にわずかながらも動きを生じ、この接続作業が面倒にな
って時間がかかり、能率が低下する懸念がある。
【0007】また、掘削機に備えられる掘削具として、
底部が開放することにより排土が可能なアースドリルバ
ケットを設けた場合、掘削作業に際しては底部を閉じる
動作が必要になる。特開平1−131783号公報に提
案されているアースドリルバケットでは、バケット本体
内に底部を開閉させる開閉シリンダを配置してある。し
かし、このようにバケット本体内に開閉シリンダを配置
した場合には、バケット本体内に収納される掘削土砂の
接触による開閉シリンダの動作不良、例えば底部閉じ動
作の不良を生じる懸念があり、動作の信頼性の点で十分
なものとは言い難い。
【0008】本発明は、上記した従来技術における実状
に鑑みてなされたもので、その第1の目的は、掘削地盤
の土質の硬軟にかかわらず、分割されたガイドロッドど
うしの接続作業を比較的短時間で実施できる孔掘削装置
を提供することにある。
【0009】その第2の目的は、掘削具として、アース
ドリルバケットを設けた場合に、このアースドリルバケ
ットの底部閉じ動作を確実におこなわせることができる
孔掘削装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る発明は、地盤に掘削され、
所定の掘削目標孔よりもあらかじめ小さな孔径に設定さ
れる先進孔に挿入されるガイドロッドと、このガイドロ
ッドに案内されて上記地盤に上記所定の掘削目標孔を掘
削する掘削機と、この掘削機を吊り上げ下げするウイン
チとを備え、上記掘削機が、上記地盤の掘削動作に際
し、地盤に固定される静止部と、この静止部に推進手段
を介して連結されるとともに、上記地盤の掘削動作に際
し、上記推進手段により上記静止部から離れる方向に移
動する移動部とを含み、この移動部が、上記所定の掘削
目標孔を掘削する掘削具と、この掘削具を回転させる回
転手段とを有し、この回転手段による掘削具の回転動作
と上記推進手段による上記移動部の推進動作とを共にお
こなわせながら、上記所定の掘削目標孔を掘削する孔掘
削装置において、上記ガイドロッドが、上記地盤に埋設
され、上端部が地上に突出するように配置される地盤ガ
イドロッドと、上記掘削機に装着され、下端部が上記地
盤ガイドロッドの上記上端部に分離可能に連結される掘
削機ガイドロッドとから成るとともに、上記地盤ガイド
ロッドの上記上端部付近の位置固定、及びこの位置固定
の解除が可能なガイドロッド固定・解除手段を備えた構
成にしてある。
【0011】このように構成した請求項1に係る発明で
は、掘削機ガイドロッドを地盤ガイドロッドに接続する
際に、ガイドロッド固定・解除手段を作動させて、地盤
に埋設される地盤ガイドロッドの上端部付近を固定し、
この状態で掘削機ガイドロッドを接続すればよい。ま
た、接続後にはガイドロッドに沿う掘削機の推進のじゃ
まにならないように、ガイドロッド固定・解除手段をガ
イドロッドの固定を解除させるように作動させればよ
い。
【0012】上述のように、掘削機ガイドロッドと地盤
ガイドロッドの接続に際し、ガイドロッド固定・解除手
段により地盤ガイドロッドの上端部付近を固定するの
で、地盤の土質の硬軟にかかわらず地盤ガイドロッドの
動きを生じることがなく、これにより容易に接続でき、
この接続作業を比較的簡単に短時間でおこなうことがで
きる。
【0013】また、上記第1の目的を達成するために、
本発明の請求項2に係る発明は、上述した請求項1に係
る発明において、上記地上に櫓装置を配置し、この櫓装
置に上記ウインチを備えるとともに、上記ガイドロッド
固定・解除手段を上記櫓装置に装着した構成にしてあ
る。
【0014】このように構成した請求項2に係る発明に
あっては、特に、構造的に堅固にし得る櫓装置にガイド
ロッド固定・解除手段を装着したことから、このガイド
ロッド固定・解除手段により地盤ガイドロッドを動きを
生じない安定した固定状態に保持し得る。
【0015】また、上記第1の目的を達成するために、
本発明の請求項3に係る発明は、上述した請求項2に係
る発明において、上記ガイドロッド固定・解除手段が、
上記地盤ガイドロッドを押圧可能な先端部を有する一対
の押し付けシリンダから成る構成にしてある。
【0016】このように構成した請求項3に係る発明に
あっては、特に、一対の押し付けシリンダのそれぞれを
同時に伸長させることによりこれらの先端部が地盤ガイ
ドロッドを挟むように押圧し、これにより地盤ガイドロ
ッドを動きを生じない安定した固定状態に保持すること
ができる。
【0017】また、上記第2の目的を達成するために、
本発明の請求項4に係る発明は、上記請求項3に係る発
明において、上記掘削具が、底部が両開き開放可能で排
土機能を有するアースドリルバケットを含むとともに、
上記押し付けシリンダを上下方向に回動可能に支持する
支持手段を備え、上記押し付けシリンダが、上記アース
ドリルバケットの底部の閉じ動作をおこなわせる閉じ手
段を兼ねる構成にしてある。
【0018】このように構成した請求項4に係る発明に
あっては、特に、開放状態にあるアースドリルバケット
を掘削作業に際して閉状態にするには、アースドリルバ
ケットの両開きの底部のそれぞれを押し付けシリンダそ
れぞれの先端部で押圧させるように、これらの押し付け
シリンダを伸長動作させればよい。したがって、アース
ドリルバケット本体内部に、特別な底部開閉用のシリン
ダを設ける必要がなく、底部閉じ動作を確実におこなわ
せることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の孔掘削装置の実施
の形態を図に基づいて説明する。図1〜図7は、本発明
の孔掘削装置の一実施形態を示す説明図で、図1は本発
明の一実施形態を示す正面図、図2は図1に示す一実施
形態に備えられる押し付けシリンダの配置態様を示す平
面図、図3は図1に示す一実施形態に備えられる掘削
機、及びストライカを示す正面図、図4は図1に示す一
実施形態に備えられるアースドリルバケットの底部開閉
機構の要部を示す平面図、及び要部を示す正面図、図5
は図1に示す一実施形態で実施される掘削作業終了後の
排土作業移行時の状態を示す正面図、図6は図1に示す
一実施形態に備えられるアースドリルバケットの底部閉
じ動作開始時の状態を示す正面図、図7は図1に示す一
実施形態に備えられるアースドリルバケットの底部閉じ
動作終了時の状態を示す正面図である。
【0020】図1〜図4に示すように、本実施形態は、
地盤1に掘削され、所定の掘削目標孔(例えば直径3〜
4m)よりもあらかじめ小さな孔径(例えば数10c
m)に設定される図示しない先進孔に挿入されるガイド
ロッドが、地盤1に埋設され、上端部11aが地上に突
出するように配置される地盤ガイドロッド11と、後述
する掘削機2が装着され、下端部12bが地盤ガイドロ
ッド11の上端部11aに分離可能に連結される掘削機
ガイドロッド12とから成っている。
【0021】所定の掘削目標孔を地盤1に掘削する上述
した掘削機2は、図3にも示すように、地盤1の掘削動
作に際し、地盤1に固定される静止部3と、この静止部
3に例えば油圧シリンダから成る推進手段4を介して連
結されるとともに、地盤1の掘削動作に際し、推進手段
4により静止部3から離れる方向に移動する移動部5と
を含んでいる。
【0022】静止部3には、例えば複数の押圧シリンダ
3bが放射状に固定され、この押圧シリンダ3bの先端
には掘削した孔の壁面を押圧可能な押圧部3aを設けて
ある。
【0023】また、移動部5は、所定の掘削目標孔を掘
削する掘削具、例えば排土機能を有するアースドリルバ
ケット6、固定掘削ビット7、移動掘削ビット8と、こ
れらの掘削具を回転させる例えば油圧モータから成る回
転手段とを備えている。掘削目標孔の形成に際しては、
回転手段9によるアースドリルバケット6等の回転動作
と、推進手段4等による移動部5の推進(図3の下方向
への移動)動作とを共におこなわせながら掘削するよう
になっている。
【0024】また、孔掘削をおこなう予定位置の地盤1
上には、図2に示すように4本のマスト13aのそれぞ
れを連結部材13bで一体に連結して成る櫓装置13
と、この櫓装置13上に配置され、ローラ21の転動を
介して図1の紙面と直交する方向に移動可能な走行装置
20とを配置してある。走行装置20には、図示しない
ワイヤロープを介して前述した掘削機2の吊り上げ下げ
が可能なウインチ10を配置してある。
【0025】また、走行装置20には、図3にも示すよ
うに、下端部22aが掘削機ガイドロッド12の上端部
に挿入可能なストライカ22を固定してある。
【0026】なお、同図3に示すように、掘削機ガイド
ロッド12の上端部付近にはフランジ12aを設けてあ
り、掘削機ガイドロッド12を掘削機2の中央部分に形
成されるロッド挿入用穴に挿入させた際、掘削機ガイド
ロッド12の自重によりフランジ12aが掘削機2のフ
レームに係合し、この掘削機ガイドロッド12が掘削機
2に一体的に係止されるようにしてある。
【0027】また、同図3に示すように、ストライカ2
2の下端部22a、及び掘削機ガイドロッド12の下端
部12bのそれぞれは、掘削機ガイドロッド12への挿
入、あるいは地盤ガイドロッド11への挿入を容易にさ
せるテーパ形状に形成してある。
【0028】また、上述した排土機能を有するアースド
リルバケット6は、図4の(b)にも示すように、両開
き可能な底部45,46を備えている。これらの底部4
5,46には、上面のそれぞれに同図4の紙面と直交す
る方向に延設される長穴49,50を有するブラケット
47,48をそれぞれ設けてある。これらのブラケット
47,48内には、長穴49,50を貫通する棒体4
1,42の下端部を形成するやじり部43,44を配置
してある。これらのやじり部43,44の上縁部の幅寸
法に比べて上述した長穴49,50を大きく設定してあ
る。図4の(b)に示す状態は、やじり部43,44の
それぞれの上縁部がブラケット47,48の上面に係合
することにより、アースドリルバケット6の底部45,
46のそれぞれが閉じられた状態にロックされている。
【0029】前述した棒体41,42は、図4の(a)
に示す軸34,35に回動自在に装着されるリンク3
1,32と一体に、軸34,35の直下の位置に設けて
ある。すなわち、軸34,35を中心とするリンク3
1,32の回動動作と一体的に回動可能になっている。
また、リンク31,32は、軸36,37を介してリン
ク33に相対的回動可能に連結してある。さらに、リン
ク31と、アースドリルバケット6を形成する上部部材
38に固定したブラケット39とは、ばね40を介して
連結してある。上述したリンク33の一方の端部33a
には、作業者が把持可能な長尺部材の先端に設けられた
フック部が係合可能な係合穴33aを形成してある。
【0030】上述した図4(a)に示す軸34,35,
36,37、リンク31,32,33、ばね40、ブラ
ケット39、及び図4(b)に示すやじり部43,44
を有する棒体41,42、長穴49,50を有するブラ
ケット47,48は、アースドリルバケット6の底部4
5,46を両開き状態、閉じ状態のいずれかに保持する
底部開閉機構30を構成している。
【0031】そして特に本実施形態では、図1,2に示
すように、地盤1に埋設された地盤ガイドロッド11の
上端部11a付近の位置固定、及びこの位置固定の解除
が可能なガイドロッド固定・解除手段を備えている。こ
のガイドロッド固定・解除手段は、例えば地盤ガイドロ
ッド11を押圧、把持可能な先端部14aをそれぞれ有
する一対の対向する押し付けシリンダ14から成ってい
る。すなわち、図2に示すように先端部14aのそれぞ
れが対向する配置となるように、これらの押し付けシリ
ンダ14を設けてある。
【0032】また、押し付けシリンダ14のそれぞれ
は、図2に示すように対向する一対の連結部材13bに
固定されるL字形状の支持アーム15の下側部分の先端
部に、軸17aを介して相対的回動可能に連結させてあ
る。また、支持アーム15のそれぞれの上側部分の上端
部に軸17cを介して支持シリンダ16の一端を相対的
回動可能に連結させてあり、これらの支持シリンダ16
の他端を前述の押し付けシリンダ14のそれぞれに軸1
7bを介して相対的回動可能に連結させてある。
【0033】上述した支持アーム15、軸17a,17
b,17c、及び支持シリンダ16は、押し付けシリン
ダ14を、上下方向の回動可能に支持する支持手段を構
成している。また、押し付けシリンダ14は後述するよ
うに、アースドリルバケット6の底部45,46の閉じ
動作をおこなわせる閉じ手段も兼ねている。
【0034】このように構成してある本実施形態におけ
る動作は以下のとおりである。 〔A.単位長さの縦孔の掘削作業〕今、説明を簡単にす
るために、例えば、櫓装置13の直下にあらかじめ直径
数10cm程度の先進孔が形成され、その先進孔を中心
として掘削機2の1台分が収納可能な直径3〜4mの予
備孔が、地盤1の上部に開孔するように形成されている
ものとする。
【0035】(1)はじめに、上述の先進孔内に地盤ガ
イドロッド11を挿入する。この状態で、一対の押し付
けシリンダ14のそれぞれを図1に示すように水平方向
に延設されるように配置し、押し付けシリンダ14のそ
れぞれを伸長させるように作動させ、これらの押し付け
シリンダ14の先端部14aを地盤ガイドロッド11に
押圧し、把持させる。これにより、地盤ガイドロッド1
1は固定される。
【0036】(2)一方、掘削機2にフランジ12aを
介して掘削機ガイドロッド12を装着させ、この状態で
ウインチ10を作動させて掘削機2を適宜上げ下げしな
がら、同図1に示すように掘削機ガイドロッド12の上
端部に、ストライカ22の下端部22aを挿入する。さ
らに、この状態からウインチ10を作動させて掘削機2
を下降させると、掘削機ガイドロッド12も自重により
掘削機2と一体的に下降し、下端部12bのテーパ形状
に案内されて、この掘削機ガイドロッド12の下端部1
2bが地盤ガイドロッド11の上端部11aに嵌入され
る。したがって、地盤ガイドロッド11と、掘削機ガイ
ドロッド12と、ストライカ22とは一体化され、上端
部が櫓装置13の走行装置20に支持され、下端部が地
盤1に支持される一本のガイドロッドが形成される。こ
の状態で押し付けシリンダ14のそれぞれを収縮させ、
また、支持シリンダ16のそれぞれをフルストロークま
で収縮させると、押し付けシリンダ14のそれぞれは例
えば鉛直方向に延設されるように姿勢が変化し、一対の
押し付けシリンダ14の間に掘削機2の地盤1への下降
が許容される空間が形成される。ここでウインチ10を
作動させて掘削機2をさらに下降させると、掘削機2は
地盤ガイドロッド11に装着される状態に移行し、地盤
1内の前述した予備孔に全体が収納され、この掘削機2
のアースドリルバケット6部分が接地する。
【0037】(3)この状態において、押圧シリンダ3
bのそれぞれを伸長するように作動させると、押圧部3
aのそれぞれが予備孔の壁面を押圧する。これによっ
て、掘削機2の静止部3が地盤1に固定される。ここ
で、例えば回転手段9を作動させるとともに、推進手段
4を作動させると、移動部5に備えられる掘削具、すな
わち固定掘削ビット7、移動掘削ビット8、及びアース
ドリルバケット6が回転し地盤1を掘削しながら、推進
手段4のストローク分だけ移動部5が下降し、この推進
手段4のストロークに相当する縦孔が形成される。
【0038】ここで、回転手段9を停止させ、押圧シリ
ンダ3bを収縮させると静止部3の地盤1に対する固定
が解除され、例えばこの静止部3の自重により推進手段
4は収縮し、掘削機2の形態は、掘削開始前の形態に復
帰する。以下、同様の動作を例えば所定の複数回繰り返
すことにより、地盤1に所定の単位長さの縦孔が形成さ
れる。なお、掘削により生じた土砂はアースドリルバケ
ット6内に収納される。
【0039】〔B.土砂の排出作業〕 (4)上述のように地盤1に所定の単位長さの縦孔が形
成されたとき、掘削機2を一旦地上に吊り上げて、アー
スドリルバケット6内に収納された掘削土砂を排出する
作業がおこなわれる。この場合、図5に示すように、ウ
インチ10を作動させて掘削機2を地盤ガイドロッド1
1、及び掘削機ガイドロッド12に沿って上昇させる。
掘削機2が掘削機ガイドロッド12の位置まで上昇した
とき、支持シリンダ16のそれぞれを十分に伸長させ、
一対の押し付けシリンダ14の先端部14aのそれぞれ
を地盤ガイドロッド11の上端部に対向させる。すなわ
ち、一対の押し付けシリンダ14の先端部14aのそれ
ぞれを地盤ガイドロッド11の上端部11aに対向させ
るように水平状態に倒す。ここで、一対の押し付けシリ
ンダ14のそれぞれを伸長するように作動させ、その先
端部14aのそれぞれを地盤ガイドロッド11の上端部
11aに当接させる。これにより、地盤ガイドロッド1
1は押し付けシリンダ14の先端部14aのそれぞれに
よって把持され、固定される。
【0040】(5)この状態からさらにウインチ10を
作動させて掘削機2を吊り上げると、前述した掘削機ガ
イドロッド12のフランジ12aを介して、掘削機2と
一体的に掘削機ガイドロッド12も上昇する。すなわ
ち、掘削機ガイドロッド12がストライカ22に対して
摺動し、前述した図1に示すように掘削機ガイドロッド
12が地盤ガイドロッド11から分離される。
【0041】(6)この状態で走行装置20を駆動さ
せ、所定の排土位置まで掘削機2を移動させる。ここ
で、図4の(a)に示す底部開閉機構30のリンク33
の係合穴33aに図示しない長尺部材のフック部を係合
させ、リンク33を同図4の(a)に示す矢印51方向
へ引くと、このリンク33に軸36,37を介して連結
されたリンク31,32がばね40の力に抗して同図4
の(a)の反時計方向に回動し、これらのリンク31,
32と一体に設けられた棒体41,42が反時計方向に
回動する。これにより、これらの棒体41,42の下端
に設けられたやじり部43,44のそれぞれが反時計方
向に回動し、これらのやじり部43,44の幅方向と図
4の(b)のブラケット47,48の長穴49,50の
伸長方向とが一致し、アースドリルバケット6内に収納
された土砂の自重、及びアースドリルバケット6の底部
45,46の自重により、前述したやじり部43,44
とブラケット47,48の係合が解除され、底部45,
46が両開きの状態となり、アースドリルバケット6内
に収納された土砂が落下し、排出される。なお、排土作
業後、アースドリルバケット6の底部45,46が開放
された状態において、図示しない長尺部材の係合部を係
合穴33aから離脱させると、ばね40の力によりリン
ク31が図4の(a)に示す状態に牽引され、リンク3
3も矢印51と反対方向に移動する。この状態では、底
部45,46が両開きの状態であり、したがって、棒体
41,42の下端のやじり部43,44とブラケット4
7,48とはロック解除の状態となっている。
【0042】〔C.次の単位長さの縦孔の掘削作業〕 (7)このようにして、アースドリルバケット6から排
土させた際、掘削した縦孔の全長が所定の掘削目標孔の
全長に至らない場合には、次の単位長さの縦孔の掘削作
業がおこなわれる。すなわち、走行装置20を駆動して
ストライカ22、掘削機ガイドロッド12、及び掘削機
2を、地盤ガイドロッド11の直上まで再び移動させ
る。ここで、ウインチ10を駆動して掘削機2及び掘削
機ガイドロッド12を下降させる。前述した手順の
(4)で述べたように、このとき、地盤ガイドロッド1
1の上端部11aは、一対の押し付けシリンダ14のそ
れぞれの先端部14aで把持、固定されているので、掘
削機ガイドロッド12の下端部12bを地盤ガイドロッ
ド11の上端部11aに容易に挿入させることができ
る。
【0043】(8)次に、支持シリンダ16のそれぞれ
をハーフストローク収縮させ、押し付けシリンダ14を
図6で示すように傾斜状態に変化させ、その先端部14
aを開放されているアースドリルバケット6の底部4
5,46のそれぞれに対向させる。この状態で押し付け
シリンダ14を伸長させると、先端部14aのそれぞれ
が底部45,46のそれぞれを押し上げ、図7に示すよ
うにこれらの底部45,46を閉じる。このとき、図4
の(b)に示したやじり部43,44のテーパ部分がブ
ラケット47,48の長穴49,50を形成する縁部に
係合し、底部45,46の押し上げ力、すなわちブラケ
ット47,48の押し上げ力により、図4の(a)に示
すばね40の力に抗してやじり部43,44及び棒体4
1,42が一旦反時計方向に回動し、やじり部43,4
4が長穴49,50内に入り、再びばね40の力により
リンク31が牽引されて棒体41,42及びやじり部4
3,44が時計方向に回動し、図4の(a)、(b)に
示したように底部45,46が閉じられた状態にロック
される。
【0044】(9)この状態で押し付けシリンダ14を
収縮させるとともに、支持シリンダ16のそれぞれをフ
ルストロークまで収縮させると、押し付けシリンダ14
のそれぞれは前述したように鉛直方向に延設されるよう
に姿勢を変化させ、掘削機2の地盤1への下降が許容さ
れる空間が形成される。したがって、ウインチ10を作
動させて掘削機2を掘削機ガイドロッド12、地盤ガイ
ドロッド11に沿って下降させると、掘削機2は前回掘
削した単位長さの縦孔内に入り、そのアースドリルバケ
ット6部分が接地する。
【0045】以下、上述した手順(3)と同様にして次
の単位長さの縦孔が掘削される。また、上述した手順
(4)、(5)、(6)と同様にして掘削によりアース
ドリルバケット6内に収納された土砂の排出作業がおこ
なわれる。このような単位長さの縦孔の掘削作業、掘削
した土砂の排出作業が所望の全長の掘削目標孔が形成さ
れるまで繰り返しおこなわれる。
【0046】このように構成した実施形態にあっては、
掘削機ガイドロッド12と地盤ガイドロッド11との接
続に際し、対向する一対の押し付けシリンダ14の先端
部14aによって地盤ガイドロッド11の上端部11a
を固定するので、地盤1の土質の硬軟にかかわらず地盤
ガイドロッド11の動きを生じることがなく、これによ
り容易に接続でき、この接続作業を比較的短時間でおこ
なえ、掘削作業能率を向上させることができる。
【0047】また、押し付けシリンダ14のそれぞれを
支持アーム15を介して構造的に堅固な櫓装置13に装
着したことから、押し付けシリンダ14自体の不要な動
きを基本的に生じることがなく、この観点からこれらの
押し付けシリンダ14の先端部14aによる地盤ガイド
ロッド11の固定に際して、地盤ガイドロッド11を安
定して固定させることができ、上述した掘削作業の能率
向上に貢献する。
【0048】また、一対の押し付けシリンダ14の先端
部14aで地盤ガイドロッド11を把持させて、この地
盤ガイドロッド11を固定するので、これによっても地
盤ガイドロッド11を安定して固定でき、上述した掘削
作業の能率向上に貢献する。
【0049】また、押し付けシリンダ14のそれぞれ
が、アースドリルバケット6の底部45,46の閉じ手
段を兼ねることから、アースドリルバケット6内部に、
特別な底部開閉用シリンダを設けることなく底部45,
46の閉じ動作を実施でき、したがって、アースドリル
バケット6内に収納される掘削土砂による動作不良を生
じることがなく、底部45,46の閉じ動作を実施で
き、動作の信頼性を確保できる。
【0050】
【発明の効果】以上の構成にしてあることから、本発明
の請求項1に係る発明は、掘削機ガイドロッドと地盤ガ
イドロッドとの接続に際して、ガイドロッド固定・解除
手段を動作させることにより、地盤ガイドロッドを動か
ないように固定することができ、すなわち、地盤の土質
の硬軟にかかわらず地盤ガイドロッドの動きを生じるこ
とがなく、これにより従来に比べて容易に接続でき、こ
の接続作業を比較的短時間でおこなうことができ、掘削
作業能率を向上させることができる。
【0051】また、特に請求項2に係る発明は、押し付
けシリンダ自体の不要な動きを基本的に生じることがな
く、この観点からこれらの押し付けシリンダによる地盤
ガイドロッドの固定に際して、地盤ガイドロッドを安定
して固定でき、上述した掘削作業の能率向上に貢献す
る。
【0052】また、特に請求項3に係る発明は、一対の
押し付けシリンダの先端部で地盤ガイドロッドを把持さ
せ、この地盤ガイドロッドを固定するので、これによっ
ても地盤ガイドロッドを安定して固定でき、上述した掘
削作業の能率向上に貢献する。
【0053】また、特に請求項4に係る発明は、アース
ドリルバケット内部に、特別な底部開閉用シリンダを設
けることなく底部の閉じ動作を実施でき、したがって、
アースドリルバケット内に収納される掘削土砂による動
作不良を生じることがなく、動作の信頼性を確保でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の孔掘削装置の一実施形態を示す正面図
である。
【図2】図1に示す一実施形態に備えられる押し付けシ
リンダの配置態様を示す平面図である。
【図3】図1に示す一実施形態に備えられる掘削機、及
びストライカを示す正面図である。
【図4】図1に示す一実施形態に備えられるアースドリ
ルバケットの底部開閉機構の要部を示す平面図、要部を
示す正面図である。
【図5】図1に示す一実施形態で実施される掘削作業終
了後の排土作業移行時の状態を示す正面図である。
【図6】図1に示す一実施形態に備えられるアースドリ
ルバケットの底部閉じ動作開始時の状態を示す正面図で
ある。
【図7】図1に示す一実施形態に備えられるアースドリ
ルバケットの底部閉じ動作終了時の状態を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
1 地盤 2 掘削機 3 静止部 3a 押圧部 3b 押圧シリンダ 4 推進手段 5 移動部 6 アースドリルバケット(掘削具) 7 固定掘削ビット(掘削具) 8 移動掘削ビット(掘削具) 9 回転手段 10 ウインチ 11 地盤ガイドロッド 11a 上端部 12 掘削機ガイドロッド 12a フランジ 12b 下端部 13 櫓装置 13a マスト 13b 連結部材 14 押し付けシリンダ(ガイドロッド固定・解除手
段) 14a 先端部 15 支持アーム(支持手段) 16 支持シリンダ(支持手段) 17a 軸(支持手段) 17b 軸(支持手段) 17c 軸(支持手段) 20 走行装置 21 ローラ 22 ストライカ 22a 下端部 30 底部開閉機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−287978(JP,A) 特開 平8−303169(JP,A) 特開 平7−293172(JP,A) 実開 平5−7788(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21B 7/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地盤に掘削され、所定の掘削目標孔より
    もあらかじめ小さな孔径に設定される先進孔に挿入され
    るガイドロッドと、このガイドロッドに案内されて上記
    地盤に上記所定の掘削目標孔を掘削する掘削機と、この
    掘削機を吊り上げ下げするウインチとを備え、 上記掘削機が、上記地盤の掘削動作に際し、地盤に固定
    される静止部と、この静止部に推進手段を介して連結さ
    れるとともに、上記地盤の掘削動作に際し、上記推進手
    段により上記静止部から離れる方向に移動する移動部と
    を含み、 この移動部が、上記所定の掘削目標孔を掘削する掘削具
    と、この掘削具を回転させる回転手段とを有し、この回
    転手段による掘削具の回転動作と上記推進手段による上
    記移動部の推進動作とを共におこなわせながら、上記所
    定の掘削目標孔を掘削する孔掘削装置において、 上記ガイドロッドが、上記地盤に埋設され、上端部が地
    上に突出するように配置される地盤ガイドロッドと、上
    記掘削機に装着され、下端部が上記地盤ガイドロッドの
    上記上端部に分離可能に連結される掘削機ガイドロッド
    とから成るとともに、 上記地盤ガイドロッドの上記上端部付近の位置固定、及
    びこの位置固定の解除が可能なガイドロッド固定・解除
    手段を備えたことを特徴とする孔掘削装置。
  2. 【請求項2】 上記地上に櫓装置を配置し、この櫓装置
    に上記ウインチを備えるとともに、 上記ガイドロッド固定・解除手段を上記櫓装置に装着し
    たことを特徴とする請求項1記載の孔掘削装置。
  3. 【請求項3】 上記ガイドロッド固定・解除手段が、上
    記地盤ガイドロッドを押圧可能な先端部を有する一対の
    押し付けシリンダから成ることを特徴とする請求項2記
    載の孔掘削装置。
  4. 【請求項4】 上記掘削具が、底部が両開き開放可能で
    排土機能を有するアースドリルバケットを含むととも
    に、上記押し付けシリンダを上下方向の回動可能に支持
    する支持手段を備え、上記押し付けシリンダが、上記ア
    ースドリルバケットの底部の閉じ動作をおこなわせる閉
    じ手段を兼ねることを特徴とする請求項3記載の孔掘削
    装置。
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