JP3060475B2 - テレビジョン受像機 - Google Patents
テレビジョン受像機Info
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- JP3060475B2 JP3060475B2 JP2062203A JP6220390A JP3060475B2 JP 3060475 B2 JP3060475 B2 JP 3060475B2 JP 2062203 A JP2062203 A JP 2062203A JP 6220390 A JP6220390 A JP 6220390A JP 3060475 B2 JP3060475 B2 JP 3060475B2
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- Japan
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- signal
- size
- picture
- circuit
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/01—Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
- H04N7/0117—Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving conversion of the spatial resolution of the incoming video signal
- H04N7/0122—Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving conversion of the spatial resolution of the incoming video signal the input and the output signals having different aspect ratios
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/007—Systems with supplementary picture signal insertion during a portion of the active part of a television signal, e.g. during top and bottom lines in a HDTV letter-box system
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer Graphics (AREA)
- Television Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は映像サイズアスペクト比の異なる複数のテレ
ビジョン方式の映像を映出できるテレビジョン受像機に
関する。
ビジョン方式の映像を映出できるテレビジョン受像機に
関する。
［発明の概要］ 本発明は、現行標準テレビジョン方式の映像サイズア
スペクト比と異なる画面アスペクト比の受像管を有する
テレビジョン受像機において、 現行標準テレビジョン方式の映像を映出するときに、
前記受像管の画面の上下両端の少なくとも一方の近傍に
位置する映像信号の変化を検出し、変化がない場合には
映像サイズを拡大する拡大モードとし、変化がある場合
には映像サイズを通常のサイズで映すノーマルモードと
することにより、 有効な映像サイズに応じて自動的に拡大モードかノー
マルモードかが選択されるため、手動で切り換えるわず
らわしさがない。
スペクト比と異なる画面アスペクト比の受像管を有する
テレビジョン受像機において、 現行標準テレビジョン方式の映像を映出するときに、
前記受像管の画面の上下両端の少なくとも一方の近傍に
位置する映像信号の変化を検出し、変化がない場合には
映像サイズを拡大する拡大モードとし、変化がある場合
には映像サイズを通常のサイズで映すノーマルモードと
することにより、 有効な映像サイズに応じて自動的に拡大モードかノー
マルモードかが選択されるため、手動で切り換えるわず
らわしさがない。
［従来の技術］ ハイビジョンテレビジョン方式の映像を映出するため
にアスペクト比が16:9の受像管を有するテレビジョン受
像機があり、このテレビジョン受像機は一般に現行標準
テレビジョン方式の映像も映出できるようになってい
る。
にアスペクト比が16:9の受像管を有するテレビジョン受
像機があり、このテレビジョン受像機は一般に現行標準
テレビジョン方式の映像も映出できるようになってい
る。
一方、現行標準テレビジョン方式（NTSC方式等）の映
像サイズアスペクト比は4:3であるが、映像等の映像は
横長であるため、方式変換をし、現行標準テレビジョン
で全画面を表示したい時には上下を切ったレターボック
スと呼ばれるソフトがある。このレターボックスサイズ
は有効な映像サイズアスペクト比がほぼ16:9とし、それ
以外が黒等の単一色として構成されている。そして、従
来のテレビジョン受像機には映像サイズを通常のサイズ
で映すノーマルモードと、映像サイズを垂直及び水平方
向共に拡大する拡大モードとに切換可能に構成されたも
のがある。
像サイズアスペクト比は4:3であるが、映像等の映像は
横長であるため、方式変換をし、現行標準テレビジョン
で全画面を表示したい時には上下を切ったレターボック
スと呼ばれるソフトがある。このレターボックスサイズ
は有効な映像サイズアスペクト比がほぼ16:9とし、それ
以外が黒等の単一色として構成されている。そして、従
来のテレビジョン受像機には映像サイズを通常のサイズ
で映すノーマルモードと、映像サイズを垂直及び水平方
向共に拡大する拡大モードとに切換可能に構成されたも
のがある。
現行標準テレビジョン方式のレターボックスサイズの
映像信号が入力された場合には、ノーマルモードで映す
と第３図（ａ）に示すようになるが拡大モードで映すと
第３図（ｂ）に示すように有効な映像状態が得られる。
又、現行標準テレビジョン方式のノーマルサイズの映像
信号が入力された場合には、拡大モードで映すと第４図
（ｂ）に示すように映像上下が欠けて著作権にふれた
り、有効な情報が映らないため第４図（ａ）に示すよう
にノーマルモードで映すのが適している。
映像信号が入力された場合には、ノーマルモードで映す
と第３図（ａ）に示すようになるが拡大モードで映すと
第３図（ｂ）に示すように有効な映像状態が得られる。
又、現行標準テレビジョン方式のノーマルサイズの映像
信号が入力された場合には、拡大モードで映すと第４図
（ｂ）に示すように映像上下が欠けて著作権にふれた
り、有効な情報が映らないため第４図（ａ）に示すよう
にノーマルモードで映すのが適している。
［発明が解決しようとする課題］ ところが、従来のテレビジョン受像機は画面の拡大モ
ードとノーマルモードの切り換えを手動操作で行ってい
たので、切り換えがわずらわしかった。特に、レターボ
ックスサイズのソフトの途中にコマーシャル等が挿入さ
れる場合には切り換えが面倒であると共に画面も見づら
いものとなる。
ードとノーマルモードの切り換えを手動操作で行ってい
たので、切り換えがわずらわしかった。特に、レターボ
ックスサイズのソフトの途中にコマーシャル等が挿入さ
れる場合には切り換えが面倒であると共に画面も見づら
いものとなる。
そこで、本発明は有効な映像サイズに応じて自動的に
画面のモードを最適なものに切り換え可能なテレビジョ
ン受像機を提供することを課題とする。
画面のモードを最適なものに切り換え可能なテレビジョ
ン受像機を提供することを課題とする。
［課題を解決するための手段］ 上記課題を解決するための本発明のテレビジョン受像
機は、現行標準テレビジョン方式の映像サイズアスペク
ト比と異なる画面アスペクト比の受像管を有し、この受
像管に前記現行標準テレビジョン方式の映像を映出する
ときに、前記受像管の画面上における垂直方向の両端の
少なくとも一方の近傍に位置する所定ポイントでの映像
信号に変化があるか否かを、映像信号をサンプリングし
て微分するサンプルホールド回路と、このサンプルホー
ルド回路の微分出力を基準値と比較するコンパレータ
と、コンパレータの出力を数フィールドの期間観察する
判別回路とで判別し、変化がない場合には映像サイズを
前記受像管の画面サイズに合うよう垂直及び水平方向共
に拡大する拡大モードとし、変化がある場合には映像サ
イズを拡大縮小することなくそのままのサイズで映すノ
ーマルモードとするべく制御したものである。
機は、現行標準テレビジョン方式の映像サイズアスペク
ト比と異なる画面アスペクト比の受像管を有し、この受
像管に前記現行標準テレビジョン方式の映像を映出する
ときに、前記受像管の画面上における垂直方向の両端の
少なくとも一方の近傍に位置する所定ポイントでの映像
信号に変化があるか否かを、映像信号をサンプリングし
て微分するサンプルホールド回路と、このサンプルホー
ルド回路の微分出力を基準値と比較するコンパレータ
と、コンパレータの出力を数フィールドの期間観察する
判別回路とで判別し、変化がない場合には映像サイズを
前記受像管の画面サイズに合うよう垂直及び水平方向共
に拡大する拡大モードとし、変化がある場合には映像サ
イズを拡大縮小することなくそのままのサイズで映すノ
ーマルモードとするべく制御したものである。
［作用］ 例えば、現行標準テレビジョン方式のレターボックス
サイズの映像信号が入力されると、受像管の画面の両端
近傍に位置する映像信号に変化がないため拡大モードが
選択されて有効な映像が画面全体に映され、現行標準テ
レビジョン方式のノーマルサイズの映像信号が入力され
ると、前記映像信号に変化があるためノーマルモードが
選択されて有効な映像の上下部分が欠けることなく画面
に映される。
サイズの映像信号が入力されると、受像管の画面の両端
近傍に位置する映像信号に変化がないため拡大モードが
選択されて有効な映像が画面全体に映され、現行標準テ
レビジョン方式のノーマルサイズの映像信号が入力され
ると、前記映像信号に変化があるためノーマルモードが
選択されて有効な映像の上下部分が欠けることなく画面
に映される。
［実施例］ 以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第１図及び第２図には本発明の一実施例が示されてい
る。第１図において、テレビジョン受像機にはハイビジ
ョン方式の映像信号を入力する入力端子（図示せず）と
現行標準テレビジョン方式であるNTSC方式の映像信号を
入力する入力端子ｔとを有する。ハイビジョン方式の入
力端子より入力されるハイビジョン方式の映像信号を映
出するときには偏向制御回路８が所望のＶ偏向信号及び
Ｈ偏向信号を出力して受像管９の画面全体に映出され
る。
る。第１図において、テレビジョン受像機にはハイビジ
ョン方式の映像信号を入力する入力端子（図示せず）と
現行標準テレビジョン方式であるNTSC方式の映像信号を
入力する入力端子ｔとを有する。ハイビジョン方式の入
力端子より入力されるハイビジョン方式の映像信号を映
出するときには偏向制御回路８が所望のＶ偏向信号及び
Ｈ偏向信号を出力して受像管９の画面全体に映出され
る。
前記NTSC方式の入力端子ｔより入力された映像信号は
Y/C分離回路１に導かれている。Y/C分離回路１で分離さ
れた輝度信号（Ｙ）はサンプリング回路２に出力され、
サンプリング回路２はサンプリングゲート信号がＬ区間
だけ入力輝度信号を通す。このサンプリング回路２の出
力は微分回路３に導かれ、微分された信号はコンパレー
タ４に出力される。このコンパレータ４は微分回路３の
出力と基準レベル（第２図の場合はGND）とを比較して
微分回路３の出力が大きいときのみＨ信号を出力する。
つまり、映像信号がある時はＨ信号が現れる。このコン
パレータ４の出力はピークホールド回路５に導かれ、ピ
ークホールド回路５はコンパレータ４出力をホールドす
る。ピークホールド回路５はピークホールド信号のＬ区
間でピークホールドを行い、この立上がり点でリセット
される。ピークホールド回路５の出力は切換スイッチSW
を介して三つのホールド回路6a〜6cに選択的に導かれ
る。切換スイッチSWは第３図（ａ）のt1,t2,t3のタイミ
ングで切換信号がＨ区間に切り換わる毎に三つの選択端
子a,b,cをこの順序で順次切り換えると共にＨ区間だけ
選択端子a,b,cに接続され、Ｌ区間には図示しない中立
端子に接続される。三つのホールド回路6a〜6cはピーク
ホールド回路５より送出されるＨ信号又はＬ信号をホー
ルドし、各ホールド回路6a〜6cはホールドした情報を判
別回路７にそれぞれ出力する。判別回路７は例えば５フ
ィールド程度の情報を集め、５フィールドの情報全てが
ａ＝L,b＝H,c＝Ｌであれば映像信号に変化なしと判別し
て拡大モード用制御信号を偏向制御回路８に送る。又、
５フィールドの情報全てが上記以外であれば映像信号に
変化ありと判別してノーマルモード用制御信号を偏向制
御回路８に送る。偏向制御回路８は拡大モード用制御信
号が入力されると、映像サイズを受像管の画面サイズに
合うよう垂直及び水平方向共に拡大するような垂直偏向
信号及び水平偏向信号を受像管９に出力する。又、ノー
マルモード用制御信号が入力されると、映像サイズを拡
大縮小することなく通常のサイズで映すような垂直偏向
信号及び水平偏向信号を受像管９に出力する。受像管９
はその画面のアスペクト比が16:9の横長のものが用いら
れている。
Y/C分離回路１に導かれている。Y/C分離回路１で分離さ
れた輝度信号（Ｙ）はサンプリング回路２に出力され、
サンプリング回路２はサンプリングゲート信号がＬ区間
だけ入力輝度信号を通す。このサンプリング回路２の出
力は微分回路３に導かれ、微分された信号はコンパレー
タ４に出力される。このコンパレータ４は微分回路３の
出力と基準レベル（第２図の場合はGND）とを比較して
微分回路３の出力が大きいときのみＨ信号を出力する。
つまり、映像信号がある時はＨ信号が現れる。このコン
パレータ４の出力はピークホールド回路５に導かれ、ピ
ークホールド回路５はコンパレータ４出力をホールドす
る。ピークホールド回路５はピークホールド信号のＬ区
間でピークホールドを行い、この立上がり点でリセット
される。ピークホールド回路５の出力は切換スイッチSW
を介して三つのホールド回路6a〜6cに選択的に導かれ
る。切換スイッチSWは第３図（ａ）のt1,t2,t3のタイミ
ングで切換信号がＨ区間に切り換わる毎に三つの選択端
子a,b,cをこの順序で順次切り換えると共にＨ区間だけ
選択端子a,b,cに接続され、Ｌ区間には図示しない中立
端子に接続される。三つのホールド回路6a〜6cはピーク
ホールド回路５より送出されるＨ信号又はＬ信号をホー
ルドし、各ホールド回路6a〜6cはホールドした情報を判
別回路７にそれぞれ出力する。判別回路７は例えば５フ
ィールド程度の情報を集め、５フィールドの情報全てが
ａ＝L,b＝H,c＝Ｌであれば映像信号に変化なしと判別し
て拡大モード用制御信号を偏向制御回路８に送る。又、
５フィールドの情報全てが上記以外であれば映像信号に
変化ありと判別してノーマルモード用制御信号を偏向制
御回路８に送る。偏向制御回路８は拡大モード用制御信
号が入力されると、映像サイズを受像管の画面サイズに
合うよう垂直及び水平方向共に拡大するような垂直偏向
信号及び水平偏向信号を受像管９に出力する。又、ノー
マルモード用制御信号が入力されると、映像サイズを拡
大縮小することなく通常のサイズで映すような垂直偏向
信号及び水平偏向信号を受像管９に出力する。受像管９
はその画面のアスペクト比が16:9の横長のものが用いら
れている。
また、前記NTSC方式の入力端子ｔより入力された映像
信号は同期分離回路10にも導かれている。同期分離回路
10は映像信号より垂直同期信号（Ｖ信号）及び水平同期
信号（Ｈ信号）を分離し、Ｖ信号,H信号をタイミングパ
ルス発生器11等に出力する。タイミングパルス発生器11
は上述したサンプリングゲート信号，ピークホールド信
号，切換信号及びホールドリセット信号を発生する。即
ち、Ｖ信号をリセット信号としてＨ信号をカウントし、
第３図（ａ）で示すt1,t2,t3ライン区間でのみＬ区間と
するサンプリングゲート信号をサンプリング回路２に出
力する。ここで、t1,t3ラインはレターボックスサイズ
とした場合に黒等の単一色が挿入される範囲に設定さ
れ、t2ラインはほぼ画面の中央部分に設定されている。
又、Ｖ信号をリセット信号としてＨラインをカウント
し、第３図（ａ）で示すt1,t2,t3ラインより数ライン区
間だけＬ区間とするピークホールド信号をピークホール
ド回路５に出力する。但し、このピークホールド信号の
立ち下がりはＨ信号検出時よりｔだけ遅延したタイミン
グとなっており、映像信号中のＨ信号をピークホールド
しないようになっている。さらに、Ｖ信号をリセット信
号としてＨラインをカウントし、第３図（ａ）で示す
t1,t2,t3ラインの次の１ライン区間だけＨ区間とする切
換信号を切換スイッチSWに出力する。さらにまた、Ｖ信
号を検出するとこのタイミングでホールド回路6a〜6cに
リセット信号を出力する。
信号は同期分離回路10にも導かれている。同期分離回路
10は映像信号より垂直同期信号（Ｖ信号）及び水平同期
信号（Ｈ信号）を分離し、Ｖ信号,H信号をタイミングパ
ルス発生器11等に出力する。タイミングパルス発生器11
は上述したサンプリングゲート信号，ピークホールド信
号，切換信号及びホールドリセット信号を発生する。即
ち、Ｖ信号をリセット信号としてＨ信号をカウントし、
第３図（ａ）で示すt1,t2,t3ライン区間でのみＬ区間と
するサンプリングゲート信号をサンプリング回路２に出
力する。ここで、t1,t3ラインはレターボックスサイズ
とした場合に黒等の単一色が挿入される範囲に設定さ
れ、t2ラインはほぼ画面の中央部分に設定されている。
又、Ｖ信号をリセット信号としてＨラインをカウント
し、第３図（ａ）で示すt1,t2,t3ラインより数ライン区
間だけＬ区間とするピークホールド信号をピークホール
ド回路５に出力する。但し、このピークホールド信号の
立ち下がりはＨ信号検出時よりｔだけ遅延したタイミン
グとなっており、映像信号中のＨ信号をピークホールド
しないようになっている。さらに、Ｖ信号をリセット信
号としてＨラインをカウントし、第３図（ａ）で示す
t1,t2,t3ラインの次の１ライン区間だけＨ区間とする切
換信号を切換スイッチSWに出力する。さらにまた、Ｖ信
号を検出するとこのタイミングでホールド回路6a〜6cに
リセット信号を出力する。
以下、上記構成の作用について第１図及び第２図に基
づき説明する。
づき説明する。
NTSC方式の入力端子ｔより映像信号が入力されると、
第３図（ａ）のt1,t2,t3ラインでサンプリングゲート信
号がＬ区間となるため、t1,t2,t3ラインの映像信号がサ
ンプリング回路２でサンプリングされる。そして、t1,t
2,t3ラインの映像信号の内、黒等の単一色であれば微分
回路３の出力がゼロレベルとなってコンパレータ４の出
力がＬ信号となる。又、それ以外であれば微分回路３の
出力が第２図のように変化のある信号となってコンパレ
ータ４の出力がＨ信号を含む信号となる。ピークホール
ド回路５はt1,t2,t3ラインの最大値を順次ホールドし、
切換スイッチSWが選択位置をa,b,cの順に切り換えられ
てt1ラインのデータが上のホールド回路6aに、t2ライン
のデータが中のホールド回路6bに、t3ラインのデータが
下のホールド回路6cにそれぞれ保持される。
第３図（ａ）のt1,t2,t3ラインでサンプリングゲート信
号がＬ区間となるため、t1,t2,t3ラインの映像信号がサ
ンプリング回路２でサンプリングされる。そして、t1,t
2,t3ラインの映像信号の内、黒等の単一色であれば微分
回路３の出力がゼロレベルとなってコンパレータ４の出
力がＬ信号となる。又、それ以外であれば微分回路３の
出力が第２図のように変化のある信号となってコンパレ
ータ４の出力がＨ信号を含む信号となる。ピークホール
ド回路５はt1,t2,t3ラインの最大値を順次ホールドし、
切換スイッチSWが選択位置をa,b,cの順に切り換えられ
てt1ラインのデータが上のホールド回路6aに、t2ライン
のデータが中のホールド回路6bに、t3ラインのデータが
下のホールド回路6cにそれぞれ保持される。
ここで、入力映像信号がレターボックスサイズであれ
ばt1ライン及びt3ラインのピークホールド回路５の出力
がＬ信号となり、t2ラインのピークホールド回路５の出
力がＨ信号となるため、判別回路７は拡大モード用制御
信号を出力して受像管９には第３図（ｂ）のように有効
な映像が画面全体に映出される。
ばt1ライン及びt3ラインのピークホールド回路５の出力
がＬ信号となり、t2ラインのピークホールド回路５の出
力がＨ信号となるため、判別回路７は拡大モード用制御
信号を出力して受像管９には第３図（ｂ）のように有効
な映像が画面全体に映出される。
また、入力映像信号がノーマルサイズであれば一般に
t1,t2,t3ラインのピークホールド回路５の出力がＨ信号
となり、又、いずれか１ラインがＬ信号となっても他の
ラインがＨ信号となるため、判別回路７はノーマルモー
ド用制御信号を出力して受像管９には第４図（ａ）のよ
うに有効な映像の上下端が欠けることなく映出される。
t1,t2,t3ラインのピークホールド回路５の出力がＨ信号
となり、又、いずれか１ラインがＬ信号となっても他の
ラインがＨ信号となるため、判別回路７はノーマルモー
ド用制御信号を出力して受像管９には第４図（ａ）のよ
うに有効な映像の上下端が欠けることなく映出される。
尚、この実施例ではt1,t2,t3ラインの三点を検出対象
としているが、t1及び／又はt3のみを検出対象としても
よい。但し、t2をも検出対象とすれば映像信号の有無を
も判別できる利点を有する。
としているが、t1及び／又はt3のみを検出対象としても
よい。但し、t2をも検出対象とすれば映像信号の有無を
も判別できる利点を有する。
尚、この実施例ではNTSC方式のレターボックスサイズ
とノーマルサイズを判別する場合について説明したが、
それ以外のサイズの場合にも同様に適用できる。
とノーマルサイズを判別する場合について説明したが、
それ以外のサイズの場合にも同様に適用できる。
［発明の効果］ 以上述べたように本発明によれば、現行標準テレビジ
ョン方式の映像サイズアスペクト比と異なる画面アスペ
クト比の受像管を有し、この受像管に前記現行標準テレ
ビジョン方式の映像を映出するときに、前記受像管の画
面上における垂直方向の両端のほ少なくとも一方の近傍
に位置する所定ポイントでの映像信号に変化があるか否
かを、映像信号をサンプリングして微分するサンプルホ
ールド回路と、このサンプルホールド回路の微分出力を
基準値と比較するコンパレータと、このコンパレータの
出力を数フィールドの期間観察する判別回路とで判別
し、変化がない場合には映像サイズを前記受像管の画面
サイズに合うよう垂直及び水平方向共に拡大する拡大モ
ードとし、変化がある場合には映像サイズを拡大縮小す
ることなくそのままのサイズで映すノーマルモードとす
るよう構成したので、有効な映像サイズに応じて自動的
に拡大モードかノーマルモードかが選択されるため、手
動で切り換えるわずらわしさがないという効果を奏す
る。
ョン方式の映像サイズアスペクト比と異なる画面アスペ
クト比の受像管を有し、この受像管に前記現行標準テレ
ビジョン方式の映像を映出するときに、前記受像管の画
面上における垂直方向の両端のほ少なくとも一方の近傍
に位置する所定ポイントでの映像信号に変化があるか否
かを、映像信号をサンプリングして微分するサンプルホ
ールド回路と、このサンプルホールド回路の微分出力を
基準値と比較するコンパレータと、このコンパレータの
出力を数フィールドの期間観察する判別回路とで判別
し、変化がない場合には映像サイズを前記受像管の画面
サイズに合うよう垂直及び水平方向共に拡大する拡大モ
ードとし、変化がある場合には映像サイズを拡大縮小す
ることなくそのままのサイズで映すノーマルモードとす
るよう構成したので、有効な映像サイズに応じて自動的
に拡大モードかノーマルモードかが選択されるため、手
動で切り換えるわずらわしさがないという効果を奏す
る。
第１図及び第２図は本発明の一実施例を示し、第１図は
テレビジョン受像機の回路ブロック図、第２図は各部の
出力波形図であり、第３図（ａ）乃至第４図（ｂ）は従
来例の欠点を説明するための図であり、第３図（ａ）は
ノーマルモード時におけるレターボックスサイズの表示
画面を示す図、第３図（ｂ）は拡大モード時におけるレ
ターボックスサイズの表示画面を示す図、第４図（ａ）
はノーマルモード時におけるノーマルサイズの表示画面
を示す図、第４図（ｂ）は拡大モード時におけるノーマ
ルサイズの表示画面を示す図である。 ９……受像管。
テレビジョン受像機の回路ブロック図、第２図は各部の
出力波形図であり、第３図（ａ）乃至第４図（ｂ）は従
来例の欠点を説明するための図であり、第３図（ａ）は
ノーマルモード時におけるレターボックスサイズの表示
画面を示す図、第３図（ｂ）は拡大モード時におけるレ
ターボックスサイズの表示画面を示す図、第４図（ａ）
はノーマルモード時におけるノーマルサイズの表示画面
を示す図、第４図（ｂ）は拡大モード時におけるノーマ
ルサイズの表示画面を示す図である。 ９……受像管。
Claims (1)
- 【請求項１】現行標準テレビジョン方式の映像サイズア
スペクト比と異なる画面アスペクト比の受像管を有し、
この受像管に前記現行標準テレビジョン方式の映像を映
出するときに、前記受像管の画面上における垂直方向の
両端の少なくとも一方の近傍に位置する所定ポイントで
の映像信号に変化があるか否かを、映像信号をサンプリ
ングして微分するサンプルホールド回路と、このサンプ
ルホールド回路の微分出力を基準値と比較するコンパレ
ータと、このコンパレータの出力を数フィールドの期間
観察する判別回路とで判別し、変化がない場合には映像
サイズを前記受像管の画面サイズに合うよう垂直及び水
平方向共に拡大する拡大モードとし、変化がある場合に
は映像サイズを拡大縮小することなくそのままのサイズ
で映すノーマルモードとするべき制御したことを特徴と
するテレビジョン受像機。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2062203A JP3060475B2 (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | テレビジョン受像機 |
| US07/666,596 US5220423A (en) | 1990-03-13 | 1991-03-08 | Apparatus for controlling display of an image on a large aspect ratio television screen |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2062203A JP3060475B2 (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | テレビジョン受像機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03262389A JPH03262389A (ja) | 1991-11-22 |
| JP3060475B2 true JP3060475B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=13193357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2062203A Expired - Lifetime JP3060475B2 (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | テレビジョン受像機 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5220423A (ja) |
| JP (1) | JP3060475B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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