JP3060400U - 風力発電機の造成手法に関する考案 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】風力発電機の建設場所を山の頂上や風通しの良
い場所だけにこだわらず川の河川敷や海の浅海の地形的
で開けた風通しの良い場所に広く求める。 【解決手段】川の河川敷には橋桁の太いものの上に風力
発電機を設置し、海の浅海にはメガフロートを設置して
その上に数基建設したり、ジグを建設してその上に数基
建設したり、海峡には橋を渡すようにケーソンを設置し
てその上に数基、風力発電機を建設する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、風力発電機の設置場の新天地の提供に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来の風力発電機は通常風通しの良い山の頂上とか山の風の通り道に設置したが 、日本の国土は狭く適当な建設用地が無い米国では再生エネルギ義務法案に加え 国土も広いので風力発電用の建設用地も確保がし易く、ウインドファームの建設 がすすんでいる。日本で旧態然、自然エネルギーに対する取り組みが遅れている 理由の一つに風力発電機の建設用地の確保困難があげられる。今回対象とするの は、風力発電機の建設用地の確保に関してである。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

この発明は、上記した問題点を解消する為風力発電機の設置に使用出来る建設 用地を創出する為の考案を行い、日本に風力発電のウィンドファームを出現させ る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するため、公園法に左右されない浅海や大きな川の河川敷を活用 して建設用地を確保する事を特徴とする。河川法では１級河川の場合には建設大 臣の許可、２級河川の場合には都道府県知事の許可を得るだけでよい。

【０００５】

【考案実施の形態】

広々とした風通しの良い河川敷に建設大臣の許可を得て風力発電機を設置するだ けである。煩わしい住民の関知しない場所にあり占有料を払うだけで良い。

【実施例】

風力発電機の建設用地を山の頂上や山の風通しの良い場所だけに求めるのではな く、山にこだわらずに風通しの良い場所に広く求める。 具体的には川の河川敷や海の浅海に建設する。川の河川敷の場合には橋を掛ける 時に建設する橋桁をやや太めに建設し川を跨ぐように数本設置しその上に各々風 力発電機を建設する。大きな川の場合この方法で５基は建設が可能である。海の 浅海の場合には海上にメガフロートを造ってその上に風力発電機を建設する方法 と浅海にジグを建設してその上に数基建設する方法、陸と陸が近い場合には明石 大橋を建設するようにケーソンを数基設置しその上に風力発電機を設置する。共 通して言えるのは水辺への建設であるが、これは水辺は開けた処が多く風通しが 良いからである。また海に建設する場合には海上交通に配慮する必要がある。 建設風景を図１に簡単に表す。

【考案の効果】

従来、山の頂上とか山の風通しの良い処にしか建設出来なかった風力発電機を この方法により全国に建設出来るので、炭酸ガス排出の低減に寄与できるし、環 境に優しいエネルギを需要地に近い場所から供給できるので、全国的にエネルギ のクリン度をあげることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の実際の実施場所すなわち建設可能場
所を説明する図である。

【符号の説明】 １ 河川床（敷）に設置する場合 ２ 浅海に設置する場合 （１） 浅海に設置する場合でフロートさせる場合 （２） 浅海に設置する場合でジグを活用する場合 （３） 浅海に設置する場合でケーソンを活用する場
合（やや深めの海峡横断型）

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【手続補正書】

【提出日】平成１１年３月２３日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】従来設置を考えなかった場所への風力発電
   機の設置方法の考案。