JP3058753U - 梯 子 - Google Patents

梯 子

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JP3058753U
JP3058753U JP1998008503U JP850398U JP3058753U JP 3058753 U JP3058753 U JP 3058753U JP 1998008503 U JP1998008503 U JP 1998008503U JP 850398 U JP850398 U JP 850398U JP 3058753 U JP3058753 U JP 3058753U
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ladder
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JP1998008503U
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留藏 丸瀬
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留藏 丸瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 足掛け杆を経てブラケットと手摺杆との接合
部分へ作用する負荷に対して、構造的に強化した梯子の
提供。 【解決手段】 ブラケット2が、接合面部24と傾動規
制用当接面部5との2面で手摺杆12を支持すること
で、支持構造を構造的に強化した梯子Aにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、家屋、水道タンク、塔、船舶等の建造物に配備される梯子に関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来の建造物に配備される梯子は、図7に示すように、後端に建造物に固定す る取付け脚(図示せず)を有した左右一対のブラケット100(右側のみを図示 する)における接合面部101と、梯子部200における手摺杆300の左側面 301とを面接触状で重合すると共に、一組のボルト・ナット400で締め付け 固定することで、梯子部200がブラケット100に片持ち支持されて構成され ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の梯子は、ブラケット100における接合面部101 と手摺杆300における左側面301との一面のみの固定による支持であるため 、足掛け杆500を経てブラケットと手摺杆との接合部分へ作用する負荷が、接 合面部101に集中してしまうので、ブラケット100と梯子部200との支持 構造における構造的な強度という点で満足できてないのが現状である。
【0004】 本考案は、上記した従来事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところ は、足掛け杆を経てブラケットと手摺杆との接合部分へ作用する負荷に対して、 構造的に強化した梯子を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
【0006】 請求項1の技術的手段は、建造物に後端の取付け脚が固定される左右一対のブ ラケットに梯子部が片持ち状に支持された梯子において、前記ブラケットに、梯 子部における手摺杆の左右いずれかの側面に固定される接合面部と、手摺杆の後 側面に正対する傾動規制当接面を形成し、該ブラケットを傾動規制用当接面部が 手摺杆の後側面に当接した状態で梯子部の前記接合側面に固定して梯子を構成し た。
【0007】 請求項1の技術的手段によれば、ブラケットは、接合面部と傾動規制用当接面 部とが手摺杆における左右いずれかの側面と後側面を支持する。すなわち、足掛 け杆を経てブラケットと手摺杆との接合部分へ作用する負荷は、ブラケットにお ける接合面部と傾動規制用当接面部との2面に分散される。また、前記負荷によ って、手摺杆がブラケットに対して傾動(接合面部を中心とする手摺杆とブラケ ット相互の周方向へのずれ)しようとするが、その傾動は傾動規制用当接面部に よって規制される。
【0008】 また、請求項2の技術的手段のように、前記傾動規制当接面と接合面部との角 部に、傾動規制当接面から連続して凹設してなる逃げ溝を形成してもよい。
【0009】
【考案の効果】
本考案は以上の構成により以下の優れた効果を奏する。
【0010】 請求項1及び請求項2の考案は、接合面部に負荷が集中していた従来の梯子に 比べ、その負荷をブラケットにおける接合面部と傾動規制用当接面部との2面で 分散して受けると共に、手摺杆の傾動が規制された支持構造の梯子であるので、 その結果、ブラケットと梯子部との支持構造の構造的な強度が大幅に強化された 梯子である。
【0011】 しかも、前記傾動規制用当接面部は、ブラケットと梯子部との組み立て時にお けるブラケットの位置決めにもなるので、組立作業を迅速、且つ、正確に行える という効果を有する梯子である。
【0012】 更に、ブラケットと手摺杆とは傾動規制用当接面部によって、接合面部を中心 とする手摺杆とブラケット相互の周方向へのずれが防止されているので、取付作 業時にブラケットと梯子部がずれてしまう心配が全くなく、建造物に対して確実 な取付が迅速、且つ、容易に行えるという効果をも有する梯子である。
【0013】 また、請求項2の考案は、ブラケットの接合面部や傾動規制用当接面部、若し くは、手摺杆に万が一の成型誤差が生じて、接合面部と左右いずれかの側面とが 合致しないような場合でも、手摺杆の側面と後側面との角部を逃げ溝に入れるこ とにより、接合面部と側面とを正確に合致させることができるので、ブラケット と手摺杆との接合を確実にすることができるという効果を有する梯子である。
【0014】 したがって、構造的に極めて高い強度を有した梯子である上に、組立て作業に おいても、取付け作業においても極めて優れた作業性を有する梯子である。
【0015】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明すると、図1は本考案を実施 した梯子Aを示している。
【0016】 梯子Aは、多数の足掛け杆11…11の両側に2本の手摺杆12,12を固定 してなる今日周知の梯子部1と、手摺杆12,12に、夫々所定間隔を置いて固 定された左右一対のブラケット2…2とで構成されている。また、梯子部1とブ ラケット2…2は、アルミニューム若しくはこれと同等の錆びにくく、軽量な素 材を用いて形成されている。
【0017】 足掛け杆11…11と手摺杆12,12との固定は、図4に示すように夫々2 本のビス4,4で固定されている。符号121,121は、ビス4,4が貫通す る貫通孔、符号111,111はビス4,4が螺合する螺合部である。
【0018】 ブラケット2…2は、上下2対固定されており、図2及び図3に示すように手 摺杆に12,12に対して夫々1組のボルト・ナット3…3で固定されている。
【0019】 以下、ブラケット2…2の構成を説明するが、4個とも同様の構成であるので そのうち1個を抜出して説明する。
【0020】 ブラケット2は、図2及び図3に示すように、後端に建造物Bへの取付け脚2 1を有した支持部22に一体形成された傾斜面23の基部から、支持部22の長 手方向に沿って支持部22と同じ厚みで突出し、手摺杆12の後側面122に当 接する傾動規制用当接面部5が形成されている。また、傾斜面23の先端には手 摺杆12の左側面(内側面)123に正対して接合される接合面部24が形成さ れている。符号211は、ブラケット2を建造物Bに取付ける際に使用するボル ト等を挿通する孔部である。
【0021】 尚、後述では左側面123を、接合面部24接合される接合側面として説明し 、以下、接合側面に符号123を付す。また、接合側面123は、右側面(外側 )であってもよい。
【0022】 前記傾動規制用当接面部5と接合側面123との角部に、接合側面123から 連続してブラケット2の長手方向に沿って凹設された逃げ溝25が形成されてい る。この逃げ溝25は、成型誤差により、ブラケット2の接合面部24と手摺杆 12の接合側面123とが合致しないような場合でも、手摺杆の角部を逃げ溝に 入れることにより、接合面部24と接合側面123とを正確に合致させることが できるようになっている。
【0023】 傾動規制用当接面部5は、ブラケット2を手摺杆12に固定するときに、手摺 杆12の後側面122に当接させた状態で、接合面部24を接合側面123に合 わせると、手摺杆12のボルト孔124と接合面部24のボルト孔241との軸 線が合致するように形成されており、ブラケット2を手摺杆12とをボルト・ナ ット3で固定したときに、傾動規制用当接面部5と手摺杆12における後側面1 22とが当接した状態にされる。
【0024】 したがって、前記傾動規制用当接面部5は、足掛け杆11を経てブラケット2 と手摺杆12との接合部分へ作用する負荷によって生じる、ボルト・ナット3中 心とするブラケット2と手摺杆12の相互の周方向へのずれを規制する。また、 ブラケット2と手摺杆12の組み立て時におけるブラケット2の位置決めにも、 固定時におけるボルト・ナット3を中心とするブラケット2の周方向へのずれ防 止にもなっている。
【0025】 図5は、前記傾動規制用当接面部5の他の例を示しており、本例の傾動規制用 当接面部5は前記逃げ溝25をなくして、手摺杆12の角部まで当接するように 形成されている。すなわち、傾斜面23から傾動規制用当接面部5まで無垢状に されるので、ブラケット2の強度が向上するという効果がある。尚、前述した例 と重複する構成についてはその説明を省略する。
【0026】 図6は、前述した梯子部とその形態が異なる梯子部を備えた梯子A’である。 この梯子A’は、先端を円弧状に曲げてなる手摺杆12’を有した梯子部1’を 備えたものであり、該梯子部に傾動規制用当接面5を形成したブラケット2が固 定されて構成されている。このような形態の梯子A’において実施可能なもので ある。
【0027】 尚、本実施の形態の説明では、左右1対のブラケット2を上下2対備えた梯子 としているが、ブラケット2の個数は梯子部1の長さに合わせて設定すればよく 、少なくとも2対以上であればよい。また、ブラケット2を建造物Bに取付ける 際に使用するボルト等は、建造物の材質に合わせて選択するようにする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る梯子の正面図である。
【図2】図1の(2)−(2)線断面図である。
【図3】図2の要部拡大図である。
【図4】梯子の要部の分解斜視図である。
【図5】傾動規制用当接面部の他の例を示す要部拡大断
面図である。
【図6】梯子の他の形態を示す側面図である。
【図7】従来の梯子の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
A:梯子 B:建造物 1:梯子部 2:ブラケット 5:傾動規制用当接面部 12:手摺杆 24:接合面部 123:接合側面(左右
いずれかの側面) 124:後側面

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建造物に後端の取付け脚が固定される左
    右一対のブラケットにに梯子部が片持ち状に支持された
    梯子において、 前記ブラケットに、梯子部における手摺杆の左右いずれ
    かの側面に接合される接合面部と、手摺杆の後側面に当
    接する傾動規制当接面部を形成し、該ブラケットを傾動
    規制用当接面部が手摺杆の後側面に当接した状態で梯子
    部の前記側面に接合してなることを特徴とする梯子。
  2. 【請求項2】 前記傾動規制当接面部と接合面部との角
    部に、接合面部から連続して凹設してなる逃げ溝を形成
    していることを特徴とする請求項1に記載の梯子。
JP1998008503U 1998-10-28 1998-10-28 梯 子 Expired - Lifetime JP3058753U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011079609A (ja) * 2009-10-05 2011-04-21 Mie Seiki Kogyosho:Kk 吊り治具

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