JP3056124U - 防寒用上衣 - Google Patents

防寒用上衣

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JP3056124U
JP3056124U JP1998005537U JP553798U JP3056124U JP 3056124 U JP3056124 U JP 3056124U JP 1998005537 U JP1998005537 U JP 1998005537U JP 553798 U JP553798 U JP 553798U JP 3056124 U JP3056124 U JP 3056124U
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cloth
hem
mesh fabric
batting
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JP1998005537U
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Inventor
太志 谷口
Original Assignee
タカヤ商事株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗濯した際に、容易に脱水して乾燥し易く、
型くずれ防止の図れる防寒用上衣を市販に提供する。 【解決手段】 中綿付き裏布を使用した上衣に於いて、
前後身頃地裾端及び袖口端の裏布下端縁を各裾端から一
定高さ(h)(h’)上方位置までにとどめ、これと裾
端間をメッシュ布地で繋いだ構成とする。高さ(h)
(h’)は2cm〜20cm程度が良好であり、また脇
ポケットの袋布地をメッシュ布地となしたりする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は上衣に係るものであり、詳しくは防寒用上衣に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
防寒用として、外気を遮断し保温性を高めるために、起毛した裏布を使用した り、中綿付き裏布を使用することが行われる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来品に於いては、洗濯する際に、中綿付き裏布は中綿繊維間に水分を含 んだ状態になるため、脱水や乾燥に時間や手間がかかるものとなっている。また 、含んだ水の重みで型くずれすることがあった。 本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、 洗濯した際に、容易に脱水して乾燥し易く、且つ型くずれ防止の図れる製品を市 販に供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案品は、中綿付き裏布を使用した上衣に於いて、前後身頃地裾端及び袖口 端の裏布下端縁を各裾端から一定高さ(h)(h’)上方位置までにとどめ、こ れと裾端間をメッシュ布地で繋いだ構成とする。この際、一定高さ(h)(h’ )は2cm〜20cmとなしたり、また、ポケットの袋布地にメッシュ布地を使 用したりする。
【0005】
【考案の実施の形態】
本考案品を図を参照にして説明する。図1は本考案品の一部破断斜視図であり 、1は前及び後身頃地の表布である。 2は上記の内面に於ける中綿(2a)付き裏布であって、縫着に際し、該中綿 付き裏布2の下端縁mは、裾端kより一定高さ(h)上方位置にとどめられ、こ の下端縁mと裾端kまではメッシュ布地3で繋いである。この際、該一定高さ( h)寸法は適宜決定することができるが、2cm〜20cm程度とする(図2参 照)。
【0006】 本考案に於ける左右の袖4は、上記前後身頃地と同様にその裏布を中綿付き裏 布2’となされており、且つ該裏布2’の下端縁m’と袖口端k’との間を同じ くメッシュ布地3’で繋いである。この際メッシュ布地3’の高さ(h’)寸法 は2cm〜10cm程度となされる。
【0007】 上記構成のメッシュ布地3及び3’は、洗濯した際に中綿2a及び2’aが含 んだ水の脱水が該部を介して容易に行われるものとなるのであり、また乾燥に際 しても、外気や温風が該メッシュ布地3及び3’の透孔3a及び3’aより吹き 込むことから乾燥が早く行われるものとなる。本考案者の実験によれば、該メッ シュ布地の範囲が2cm以下の場合は洗濯後の脱水作用に顕著な効果が見られな いのであり、20cm以上の場合は上記脱水作用には優れるものの保温作用を損 なうものとなることから、20cm程度とするのである。 但し、袖箇所では裏布2’面積が小さく中綿2’a量も少ないものとなること から2cm〜10cm程度の範囲でも良い。
【0008】 5は脇ポケットであって、その袋布地5’はメッシュ布地となしたものを使用 してある。尚、その他内ポケットなどのポケット類の袋布地も同様にメッシュ布 地が使用してある。
【0009】 図面に於いて6は表布1上に縫着した外付けポケットであるが、該ポケットの 場合にはまち部分、即ちポケット前面や側面或いは底面などに、箱襞6aや片襞 6b、6cなどのまち部分を設け、該部分をメッシュ布地となしてある(図3参 照)。
【0010】 上記の如く内ポケット5の袋布地5’をメッシュ布地となしたり、外付けポケ ット6にまち部分を設けて、これをメッシュ布地となしたものは、同じく洗濯時 に、ポケット袋内へ水が溜まることなく脱水性が良くなること及び該部に綿埃な どが溜まったりすることがなくなる上で優れる。
【0011】 尚、上記実施例はジャンパーについて説明したものであるが、ブルゾンやハー フコートなどの防寒用上衣に対しても同様に実施するのであり、本考案の技術的 範囲とする。
【0012】
【考案の効果】
本考案は以上の通り構成するものであって、前後身頃地の裏布の裾端や袖口端 を一定の長さ範囲でメッシュ布地としたことで、洗濯後の脱水、乾燥時に水が容 易に抜け、且つ外気が該部から入り易いことから、乾燥が迅速に行えるものとな り、また水抜けが良いことは型くずれを防止できるという効果も併せ奏するもの である。従って、特に戸外労働者が冬場に、作業用として汚れを気にせず頻繁に 着用し、汚れた際は手軽に丸洗いでき、且つ乾燥も早いことから実用性に優れ大 変便利なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案品の一部破断斜視図である。
【図2】X−X断面詳細図である。
【図3】外付けポケット付近の部分詳細図である。
【符号の説明】
1 表布 2 中綿付き裏布 3 メッシュ布地 4 袖 5 脇ポケット 6 外付けポケット

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中綿付き裏布を使用した上衣に於いて、
    前後身頃地裾端及び袖口端の裏布下端縁を各裾端から一
    定の高さ(h)(h’)上方位置までにとどめ、これと
    裾端間をメッシュ布地で繋いだ構成となしたことを特徴
    とする防寒用上衣。
  2. 【請求項2】 一定高さ(h)(h’)は2cm〜20
    cmとなしたことを特徴とする請求項1記載の防寒用上
    衣。
  3. 【請求項3】 脇ポケットの袋布地にメッシュ布地を使
    用したことを特徴とする請求項1又は2記載の防寒用上
    衣。
JP1998005537U 1998-07-24 1998-07-24 防寒用上衣 Expired - Lifetime JP3056124U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015172258A (ja) * 2014-03-11 2015-10-01 株式会社たまき ウォッシャブルネクタイ
JP2021080617A (ja) * 2019-11-20 2021-05-27 由美 角住 胸ポケットに埃が溜まりにくいワイシャツ

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