JP3052394U - 金型開き変位量の検出装置 - Google Patents

金型開き変位量の検出装置

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JP3052394U
JP3052394U JP1998000567U JP56798U JP3052394U JP 3052394 U JP3052394 U JP 3052394U JP 1998000567 U JP1998000567 U JP 1998000567U JP 56798 U JP56798 U JP 56798U JP 3052394 U JP3052394 U JP 3052394U
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opening displacement
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JP1998000567U
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English (en)
Inventor
善孝 石川
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株式会社名機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金型開き変位量検出装置の金型交換時におい
て、取り付け取り外しのタイムロスや、センサ損傷の危
険性を無くす装置を提供するものである。 【解決手段】 型締装置本体の固定盤と可動盤に検出装
置を取り付け、一方のセンサを検出対象物が直接接触す
ることのない停止部材に挿着し、他方の検出対象物は調
整自在なもので、ロッドとホルダと位置決めボルトから
構成され、センサを損傷させない保護機能を備えたこと
を特徴とする金型開き変位量検出装置に係わる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
射出成形における金型開き変位量の検出に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4に示されるように、金型における固定金型14と可動金型15の分割され るパーティング部の側面に、直接センサと検出対象物を取り付ける従来方法の検 出装置16にて金型開き変位量を検出する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような構成では、金型を交換する度に結線の取り外し、 もしくは検出装置そのものをつけ直す作業のタイムロスが生じたり、取り付け不 良によりセンサ自身を衝突させ、損傷したりすることもある。 本考案は上記の問題を解決するもので、検出装置の取り付け取り外し作業の改 善を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本考案は射出成形における金型開き変位量をセン サにて検出する装置において、固定盤と可動盤の一方に取り付けたセンサと、他 方にはブロックに支持されたロッドと、該ロッドを嵌挿して金型厚み位置を決め る為の外周部にV溝加工を施してあるホルダと、該ホルダとロッドを楔着させる ナットと、前記ブロックに前記ホルダのV溝にボールをスプリングにて押し当て る機構の位置決めボルトを有する金型開き変位量の検出装置となった。
【0005】
【考案の実施の形態】
図1は、型締装置に検出装置を取り付けた状態の側面図であり、本実施例が図 4のように検出装置を金型13に直接取り付けずに固定盤11、可動盤12に取 り付け、型厚に応じて調整可能で保護機能を備えた金型開き変位量の検出装置1 0を設けたことに特徴がある。
【0006】 図2は検出装置10の詳細図であり、位置決めボルト6は説明の都合上90° 下方へ移動させた位置で示したが、本来は正面に位置する。
【0007】 固定盤11にはセンサ1をブラケット2に挿着し取り付ける。なお該センサ1 は渦電流式、レーザ式、超音波式等の変位センサが相当する。 可動盤12には先端に微調整プレート3を設けたロッド4を、金型厚みに応じ たロッド位置を決める為に外周部にV溝加工を施したホルダ5に挿入し、可動盤 12に取り付けるブロック8に該ホルダ5を挿着して、そのV溝5aにボール6 aをスプリング6bにて押し当てる機構の外周にネジを刻設した有底筒状の位置 決めボルト6にて締めつけ該位置決めボルト6はホルダ5に螺着してあり、その ネジ込み深さによりボール6aをV溝5aに押し付ける力を調整可能にしている 。また、スプリング6bはコイルバネで示したが、皿バネ等でもよい。そして、 前記ホルダ5の材質は鋼材をとわず合成樹脂や合金鋼である。
【0008】 位置決めボルト6により、ブロック8にホルダ5のV溝5aで固定したら、回 り止めボルト9をホルダ5の面取部5bに当たるように装着させ、ナット7にて 楔着させることにより、ロッド4の位置固定と保心をすることができる。 ブロック8とホルダ5の位置固定の関係を位置決めボルト6のみにする為に、 ホルダ5にナット7を楔着させた後は、回り止めボルト9は緩めておく。
【0009】 ロッド4の調整不良により万一微調整プレート3がブラケット2に衝突した時 にも位置決めボルト6のスプリング6bにより、ホルダ5のV溝5aからボール 6aが外れ、ロッド・ホルダ自身が後方へ外れるような保護機能を備えている事 と、停止部材であるセンサ取り付けブラケット2が埋め込み状態の形状からなり 、センサ1の検出部が微調整プレート3に直接触れないように取り付け可能であ る為、センサ1を損傷することがない、安全な金型開き変位量の検出装置を構成 している。
【0010】
【考案の効果】
本考案による検出装置は、直接金型に取り付けるのではなく固定盤、可動盤に 取り付け検出対象物を調整自在にしたことにより、金型厚みが異なるものにも対 応可能となり、タイムロスも減少することができる。 また、検出対象物はセンサを保護することのできるロッドとV溝の施工された ホルダと、ボールとスプリングの組み合わせた位置決めボルトからなる構造のも のと、センサ取り付けブラケットが埋め込み状態で取り付けられる停止部材から 構成される為、万一調整ミスにより衝突した場合にもセンサを損傷せず、安全な ものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における金型開き変位量の検出装置を型
締装置に取り付けた状態を表す側面図である。
【図2】金型開き変位量の検出装置の詳細図であり、位
置決めボルトは90°下方へ移動させた図としている。
【図3】図2のA−Aから見た矢視断面図である。
【図4】従来方法を示す金型に直接検出装置を装着した
図である。
【符号の説明】
1 ‥‥‥ センサ 2 ‥‥‥ ブラケット 3 ‥‥‥ 微調整プレート 4 ‥‥‥ ロッド 5 ‥‥‥ ホルダ 5a‥‥‥ V溝 5b‥‥‥ 面取部 6 ‥‥‥ 位置決めボルト 6a‥‥‥ ボール 6b‥‥‥ スプリング 7 ‥‥‥ ナット 8 ‥‥‥ ブロック 9 ‥‥‥ 回り止めボルト 10 ‥‥‥ 検出装置 11 ‥‥‥ 固定盤 12 ‥‥‥ 可動盤 13 ‥‥‥ 金型 14 ‥‥‥ 固定金型 15 ‥‥‥ 可動金型 16 ‥‥‥ 検出装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年4月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形における金型開き変位量をセン
    サにて検出する装置において、固定盤と可動盤の一方に
    取り付けたセンサと、他方にはブロックに支持されたロ
    ッドと、該ロッドを嵌挿して金型厚み位置を決める為の
    外周部にV溝加工を施してあるホルダと、該ホルダとロ
    ッドを楔着させるナットと、前記ブロックに前記ホルダ
    のV溝にボールをスプリングにて押し当てる機構の位置
    決めボルトを有する金型開き変位量の検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1におけるセンサは、センサを取
    り付ける部材にセンサ検出部が、埋め込み状態となるよ
    うな停止部材で取り付け構成されてセンサを保護するよ
    うにした金型開き変位量の検出装置。
JP1998000567U 1998-01-28 1998-01-28 金型開き変位量の検出装置 Expired - Lifetime JP3052394U (ja)

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