JP3052218U - ガス供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のガス供給装置に簡単な変更を加えて強力
な火力を得ることができるガス供給装置を提供する。 【解決手段】ガス供給装置２１では、バ―ナ本体３内に
連通する両端開放のパイプ１０であって、内周面が漏斗
状に形成され、さらに内周面の大径部１０ａがガス栓１
４のガス供給口１６へ向けて配置させるとともに、前記
大径部１０ａ側に空気を吸入する空気吸入口１９が形成
された空気量調整手段２３を有し、該空気量調整手段２
３により燃料のガスと空気との混合気を形成し、この混
合気を吹管７を形成したバ―ナ本体３へ供給するように
したガス供給装置２１において、ガス噴出用のノズル穴
２６が形成され、ガス栓１４のガス供給口１６を塞ぐよ
うに配設されたノズル２５と、ガス栓１４のガス供給口
１６とパイプ１０との間に配置され、一端２７ｂがパイ
プ１０の大径部１０ａに継合し、他端２７ａがガス栓１
４のガス供給口１６に継合するとともに、周面に空気供
給用孔２８が形成されたガス供給用アタッチメント２７
とを具備するようにしている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案はガスバ―ナに関し、特に業務用として使用される調理用のガスバ― ナに関する。

【０００２】

【従来の技術】

図６は、従来のガスバ―ナ１を概念的に示した斜視図である。

【０００３】 このガスバ―ナ１は、テーブル等の置き台２に配置されたガスバ―ナ本体３と 、空気量調整装置４とによって構成されている。

【０００４】 このうち、ガスバ―ナ本体３は、同心状に配置された径の異なる２つの環状パ イプ５、６によって構成されており、その上面５ａ、６ａには、ガス炎を発生す る吹管７が、その軸心を前記ガスバ―ナ本体３の中心軸と同一方向へ向けて形成 されている。また前記環状パイプ５、６間はパイプ８により連通しており、また 径の大きい環状パイプ５の側方には、該環状パイプ５に連通するパイプ９が連設 され、その先端はガス供給装置４と連通している。

【０００５】 一方、このガス供給装置４は、外形を漏斗状に形成したパイプ１０と、このパ イプ１０の大径部１０ａ側から該パイプ１０内へ同心状に配置したガス噴出用の ノズル１１と、該ノズル１１とパイプ１０の大径部１０ａとの間に形成された空 気吸入口１９の断面積を変化させるダンパ１２とによって構成されている。

【０００６】 このうち、パイプ１０は、ガス供給装置４の拡大断面図で示す図７のように大 径部１０ａにパイプ１０の軸心から半径方向に向け円板状にリブ１０ｃが形成さ れており、このリブ１０ｃには平面扇形の一対の孔１０ｂが形成されている。

【０００７】 また、ダンパ１２は、パイプ１０に回動自在に支承された円盤状のプレート１ ３により構成されている。

【０００８】 このプレート１３は、略中央に円形状の孔１３ａが形成されており、また、リ ブ１０ｃに形成された孔１０ｂと対向する位置には該孔１０ｂと同一形状の孔１ ３ｂが形成されている。なお、空気吸入口１９は、リブ１０ｃに形成された一対 の孔１０ｂと、プレート１３に形成された一対の孔１３ｂとにより構成されてい る。

【０００９】 このダンパ１２では、プレート１３はパイプ１０に回動自在に支承されている から、プレ―ト１３を所定角度回転させると、空気吸入口１９の断面積が変化し 、これにより、該空気吸入口１９を介して前記パイプ１０内に吸引される空気（ 矢印Ａ）の吸入量が調節されることとなる。

【００１０】 また、ノズル１１は、図７で示すように、図６で示すガス栓１４のガス供給口 １６を介しガス管１５と連通する後端１１ａと、ノズル穴が形成され、プレート １３の孔１３ａに嵌挿するとともにパイプ１０内に配置される先端１１ｂとから 構成されている。

【００１１】 このようなガス供給装置４によれば、ノズル１１から噴射されたガスに、ダン パ１２を介して吸入した空気を混合させて混合気を形成し、この混合気をバ―ナ 本体３へ供給するため、ガスバーナ１の吹管７からガス炎を発生することができ 、また、ダンパ１２を介して吸入する空気の量を調整することによってガス炎の 火力を変化させることができる。

【００１２】

【考案が解決しようとする課題】

ところで、ガスバーナ１のガス炎の火力を一層強力なものとするには、ガス供 給装置４の空気吸入口１９の断面積、すなわち、ダンパ１２を構成するプレ―ト １３に形成された一対の扇形状の孔１３ｂの断面積またはパイプ１０のリブ１０ ｃに形成された一対の扇形状の孔１０ｂの断面積を大きくし、これによりパイプ １０内に吸引される空気の吸入量を増加させるようにしてもよいが、そのために は、ダンパ１２やパイプ１０等、従来のガスバーナ１のガス供給装置４の大部分 を取り替える必要があるので、ガス供給装置４の製造コストが高くなる虞があっ た。

【００１３】 この考案は上述した事情に鑑み、従来のガス供給装置に簡単な変更を加えて強 力な火力を得ることができるガス供給装置を提供するものである。

【００１４】

【課題を解決するための手段】

上述した課題を解決するため、この考案のガス供給装置では、バ―ナ本体内に 連通する両端開放のパイプであって、内周面が漏斗状に形成され、さらに内周面 の大径部がガス栓のガス供給口へ向けて配置させるとともに、前記大径部側に空 気を吸入する空気吸入口が形成された空気量調整手段を有し、該空気量調整手段 により燃料のガスと空気との混合気を形成し、この混合気を吹管を形成した前記 バ―ナ本体へ供給するようにしたガス供給装置において、ガス噴出用のノズル穴 が形成され、前記ガス栓のガス供給口を塞ぐように配設されたノズルと、該ガス 栓のガス供給口と前記パイプとの間に配置され、一端が前記パイプの大径部に継 合し、他端が前記ガス栓のガス供給口に継合するとともに、周面に空気供給用孔 が形成されたガス供給用アタッチメントとを具備するようにしている。

【００１５】

【考案の実施の形態】

以下、本考案に係るガスバ―ナの一実施例を詳述する。

【００１６】 図１は、本考案に係るガス供給装置２１を有するガスバ―ナ２０を概念的に示 した斜視図で、図６と同一部分を同一符号で示す。

【００１７】 このガスバ―ナ２０にはパイプ９等を介してバーナ本体３に連通するガス供給 装置２１が配設されている。

【００１８】 このガス供給装置２１は、パイプ１０からなる空気量調整手段２３と、ガス栓 １４のガス供給口１６内に埋設されたノズル２５（図２）と、該ガス栓１４のガ ス供給口１６とパイプ１０との間に配置されたガス供給用アタッチメント２７と から構成されている。

【００１９】 このうち、ノズル２５は、ガス供給装置２１の組み立て分解斜視図で示す図２ のように、ガス供給口１６の内周面に形成された雌ねじに対応する雄ねじ２５ｃ が外周面に形成された後端２５ａと、正面にガス噴出用のノズル穴２６（図５） が形成された先端２５ｂとにより構成されている。

【００２０】 また、ガス供給用アタッチメント２７は、円筒形状に形成された一端２７ｂと 、外周面２７ｃが断面６角形に形成された他端２７ａとからなる略円筒形部材で ある。また、ガス供給用アタッチメント２７は、その他端２７ａの内周面に、ガ ス供給口１６の外周面に形成された雄ねじ１６ａに対応する雌ねじ２７ｄが形成 されている。また、ガス供給用アタッチメント２７は、その周面２７ｃに所定の ピッチで複数の円形状の空気供給用孔２８が形成されている。

【００２１】 このようなガス供給装置２１を設置するには、まず、図２の矢印Ｂで示すよう に、ガス栓１４のガス供給口１６の内周面に形成された雌ねじにノズル２５の雄 ねじ２５ｃを螺合させる。すると、図２と同一部分を同一符号で示す図３のよう に、ノズル２５の後端２５ａがガス栓１４のガス供給口１６を覆うように螺着さ れる。

【００２２】 次に、図３の矢印Ｃで示すように、ガス供給用アタッチメント２７の雌ねじ２ ７ｄをガス栓１４のガス供給口１６の外周面に形成された雄ねじ１６ａに螺合さ せる。すると、図２と同一部分を同一符号で示す図４のように、ガス供給用アタ ッチメント２７の他端２７ａがガス栓１４のガス供給口１６に螺着される。また 、これにより、ノズル２５周面はガス供給用アタッチメント２７の周面に覆われ るとともに、ノズル２５先端２５ｂの周囲に空気供給用孔２８が位置決めされる こととなる。 その後、ガス供給用アタッチメント２７の一端２７ｂに図４の矢印Ｄで示すよ うにパイプ１０と連結したプレート１３を近付けるとともに、ガス供給用アタッ チメント２７の一端２７ｂをプレート１３の孔１３ａ内に嵌挿すると、ガス供給 用アタッチメント２７の一端２７ｂはパイプ１０内に位置決め配置され、これに より、図１で示すガス供給装置２１が設置されることとなる。

【００２３】 このようなガス供給装置２１によると、ガス供給装置２１の概念断面図で示す 図５で示すように、ガス供給用アタッチメント２７の周面に形成された空気供給 用孔２８によって、ノズル２５の軸に対し垂直方向に空気（矢印Ｅ）の吸入通路 ３０を形成することができる。

【００２４】 また、このガス供給装置２１では、ガス供給用アタッチメント２７の周面に形 成されている空気供給用孔２８の数は６個であるから、空気（矢印Ｅ）の吸入通 路３０はノズル２５の軸に垂直方向に放射状に６通路形成される。

【００２５】 したがって、ノズル２５の先端２５ｂからガス（矢印Ｇ）が噴出すると、パイ プ１０内に発生する負圧により、空気（矢印Ｅ）が吸入通路３０を介し、ノズル ２５の軸に対して垂直方向に沿って吸引され、しかる後、前記ガス（矢印Ｇ）と 混合することとなる。

【００２６】 上述したように、このガス供給装置２１では、ガス噴出用のノズル穴２６が形 成され、ガス栓１４のガス供給口１６を塞ぐように配設されたノズル２５と、該 ガス栓１４のガス供給口１６とパイプ１０との間に配置され、一端２７ｂがパイ プ１０の大径部１０ａに継合し、他端２７ａがガス栓１４のガス供給口１６に継 合するとともに、周面に空気供給用孔２８が形成されたガス供給用アタッチメン ト２７とを具備しているから、ガス供給用アタッチメント２７の周面に形成され た空気供給用孔２８によってノズル２５の軸に対して垂直方向に、放射状に空気 （矢印Ｅ）の吸入通路３０を形成することができ、そのため、ノズル２５の先端 ２５ｂからガス（矢印Ｇ）が噴出すると、パイプ１０内に発生する負圧により、 空気量調整手段２３によって空気吸入口１９から空気（矢印Ｆ）を吸入する前に 、吸入通路３０を介して空気（矢印Ｅ）を吸引することができる。

【００２７】 したがって、このガス供給装置２１によれば、ダンパ１２を構成するプレ―ト １３に形成された一対の扇形状の孔１３ｂの断面積またはパイプ１０のリブ１０ ｃに形成された一対の扇形状の孔１０ｂの断面積を大きくするなどによって空気 吸入口１９の断面積を大きくすることなしに、より多くの空気が吸引されてガス と混合することとなり、これにより、ガス供給装置２１により混合気が供給され る図１のバーナ本体３では、吹管７から発生するガス炎の火力を一層強力なもの とすることができる。

【００２８】 また、ガス供給装置２１では、該ガス供給装置２１を設置するには、ガス栓１ ４のガス供給口１６にノズル２５を装着した後、ガス供給用アタッチメント２７ の他端２７ａをガス栓１４のガス供給口１６に装着し、さらに、ガス供給用アタ ッチメント２７の一端２７ｂにバーナ本体３が連結しているパイプ１０およびプ レート１３に近付け、該一端２７ｂをプレート１３の孔１３ａ内に嵌挿させて継 合すればよいから、その作業は簡単で、また、その際、従来のガス供給装置４の パイプ１０、プレート１３をそのまま使用することもできる。

【００２９】 したがって、このガス供給装置２１によれば、従来のガス供給装置４の大部分 を取り替えることなく、簡単な変更を加えるのみで強力な火力を得ることができ ることとなる。

【００３０】 また、このガス供給装置２１では、ガス供給用アタッチメント２７は外周面２ ７ｃが断面６角形に形成されているから、ガス供給用アタッチメント２７をガス 栓１４のガス供給口１６に螺着する場合にはその螺着を容易に行うことができ、 これにより、ガス供給装置２１の設置作業をさらに簡単に行うことができる。

【００３１】 なお、この実施例では、ガス供給用アタッチメント２７は、外周面２７ｃを断 面６角形に形成したが、これに限定せず、例えば、外周面を断面円形に形成して もよい。

【００３２】 また、このガス供給装置２１では、ノズル２５とガス供給用アタッチメント２ ７はそれぞれガス栓１４のガス供給口１６に螺着されているから、ノズル２５ま たはガス供給用アタッチメント２７がガス栓１４のガス供給口１６に螺着する位 置を変化させることにより、ノズル２５のノズル穴２６とガス供給用アタッチメ ント２７の空気吸入用孔２８との相対的な位置を簡単に変化させることができ、 これにより、吸入通路３０から吸入される空気（矢印Ｅ）の量を調整し、噴射さ れるガスとの混合比を簡単に変化させることができる。

【００３３】 また、この実施例では、ガス供給用アタッチメント２７は他端２７ａがガス栓 １４のガス供給口１６に螺着されることとしたが、これに限定せず、ガス栓１４ のガス供給口１６に継合するものであればよく、例えば、ガス供給用アタッチメ ント２７は連結部材によってガス栓１４のガス供給口１６に継合されるものであ ってもよい。

【００３４】 また、この実施例では、ガス供給用アタッチメント２７は、その一端２７ｂが プレート１３の孔１３ａに嵌挿することによりパイプ１０の大径部１０ａに継合 することとしたが、パイプ１０の大径部１０ａに継合するものであればよく、例 えば、ガス供給用アタッチメント２７は、その一端２７ｂがパイプ１０のリブ１ ０ｃに螺着することによりパイプ１０の大径部１０ａに継合するものであっても よい。

【００３５】 なお、この実施例では、ガス供給用アタッチメント２７は、その周面に６個の 空気供給用孔２８を有することとしたが、その数は限定されず、例えば、それ以 上に設定してもよい。また、ガス供給用アタッチメント２７の周面に形成される 空気供給用孔２８を円形状に形成したが、その形状に限定されず、例えば、ガス 供給用アタッチメント２７の長手方向に沿って長い楕円形状からなる孔であって もよい。

【００３６】 また、このガス供給装置２１によれば、ガス供給用アタッチメント２７はパイ プ１０の大径部１０ａおよびガス供給口１６に継合自在に装着されているから、 使用しているガス供給用アタッチメント２７に代え、空気供給用孔２８の数の異 なるガス供給用アタッチメントを使用して該ガス供給用アタッチメントをガス栓 １４のガス供給口１６に装着したり、または、ガス供給用アタッチメント２７を 取り外したりすることを簡単に行うことができ、これによりガスの種類に応じて 吸入すべき空気量を簡単に変更することができる。

【００３７】 また、この実施例では、空気量調整手段２３を構成するパイプ１０は、ダンパ １２とによって空気吸入口１９を形成するものとしたが、これに限定せず、例え ば、パイプ１０はダンパ１２以外のパイプ等により空気吸入口１９を形成するも のであってもよいし、空気吸入口１９が数箇所形成されているものであってもよ い。

【００３８】 なお、図８は、本願考案に係わるノズル２５およびガス供給用アタッチメント ２７をガス供給口１６に装着した状態を示す要部概念断面図であり、図９は、従 来のガス供給装置に係わるノズル１１をガス供給口１６に装着した状態を示す要 部概念断面図である。

【００３９】

【考案の効果】

以上説明したように、この考案のガス供給装置は、バ―ナ本体内に連通する両 端開放のパイプであって、内周面が漏斗状に形成され、さらに内周面の大径部が ガス栓のガス供給口へ向けて配置させるとともに、前記大径部側に空気を吸入す る空気吸入口が形成された空気量調整手段と、ガス噴出用のノズル穴が形成され 、前記ガス栓のガス供給口を塞ぐように配設されたノズルと、該ガス栓のガス供 給口と前記パイプとの間に配置され、一端が前記パイプの大径部に継合し、他端 が前記ガス栓のガス供給口に継合するとともに、周面に空気供給用孔が形成され たガス供給用アタッチメントから構成したから、ガス供給用アタッチメントの周 面に形成された空気供給用孔によってノズルの軸に対して垂直方向に、空気の吸 入通路を形成することができ、そのため、ノズルの先端からガスが噴出すると、 パイプ内に発生する負圧により、空気量調整手段によって前記空気吸入口から空 気を吸入する前に、前記吸入通路を介して空気を吸引することができる。

【００４０】 したがって、このガス供給装置によれば、ダンパを構成するプレ―トに形成さ れた一対の扇形状の孔の断面積またはパイプのリブに形成された一対の扇形状の 孔の断面積を大きくするなど空気吸入口の断面積を大きくすることなしに、より 多くの空気が吸引されてガスと混合することとなり、これにより、ガス供給装置 ２１により混合気が供給されるバーナ本体では、吹管から発生するガス炎の火力 を一層強力なものとすることができる。

【００４１】 また、ガス供給装置では、ガス噴出用のノズル穴が形成され、前記ガス栓のガ ス供給口を塞ぐように配設されたノズルと、該ガス栓のガス供給口と前記パイプ との間に配置され、一端が前記パイプの大径部に継合し、他端が前記ガス栓のガ ス供給口に継合するとともに、周面に空気供給用孔が形成されたガス供給用アタ ッチメントから構成したから、ガス供給装置を設置するには、ガス栓のガス供給 口にノズルを装着した後、ガス供給用アタッチメントの他端を該ガス栓のガス供 給口に装着し、さらに、バーナ本体が連結しているパイプとガス供給用アタッチ メントの一端とを継合すればよいから、その作業は簡単で、また、その際、従来 のガス供給装置のパイプ、プレートをそのまま使用することもできる。

【００４２】 したがって、このガス供給装置によれば、従来のガス供給装置の大部分を取り 替えることなく、簡単な変更を加えるのみで強力な火力を得ることができ、さら に、製造コストの安いガス供給装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は、この考案に関わるガス供給装置から構
成されるガスバ―ナの概念的斜視図。

【図２】図２は、この考案に関わるガス供給装置の組み
立て分解斜視図。

【図３】図３は、この考案に関わるガス供給装置の組み
立て分解斜視図。

【図４】図４は、この考案に関わるガス供給装置の組み
立て分解斜視図。

【図５】図５は、この考案に関わるガス供給装置の拡大
断面図。

【図６】図６は、従来のガスバ―ナを示した概念的斜視
図。

【図７】図７は、従来のガス供給装置の拡大断面図。

【図８】図８は、この考案に関わるガス供給装置を構成
するノズルおよびガス供給用アタッチメントをガス供給
口に装着した状態を示す要部概念断面図。

【図９】図９は、従来のガス供給装置を構成するノズル
をガス供給口に装着した状態を示す要部概念断面図。

【符号の説明】

３…バ―ナ本体 ７…吹管 １０…パイプ １２…ダンパ １４…ガス栓 １６…ガス供給口 １９…空気吸入口 ２０…ガスバ―ナ ２１…ガス供給装置 ２３…空気量調整手段 ２５…ノズル ２６…ノズル穴 ２７…ガス供給用アタッチメント ２７ａ…他端 ２７ｂ…一端 ２７ｃ…外周面 ２８…空気供給用孔

Claims (8)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】バ―ナ本体内に連通する両端開放のパイプ
   であって、内周面が漏斗状に形成され、さらに内周面の
   大径部がガス栓のガス供給口へ向けて配置させるととも
   に、前記大径部側に空気を吸入する空気吸入口が形成さ
   れた空気量調整手段を有し、該空気量調整手段により燃
   料のガスと空気との混合気を形成し、この混合気を吹管
   を形成した前記バ―ナ本体へ供給するようにしたガス供
   給装置において、 ガス噴出用のノズル穴が形成され、前記ガス栓のガス供
   給口を塞ぐように配設されたノズルと、 該ガス栓のガス供給口と前記パイプとの間に配置され、
   一端が前記パイプの大径部に継合し、他端が前記ガス栓
   のガス供給口に継合するとともに、周面に空気供給用孔
   が形成されたガス供給用アタッチメントとを具備するよ
   うにしたことを特徴とするガス供給装置。
2. 【請求項２】前記ガス供給用アタッチメントは、前記一
   端が前記パイプの大径部に着脱自在に装着されることを
   特徴とする請求項（１）記載のガス供給装置。
3. 【請求項３】前記ガス供給用アタッチメントは、前記他
   端が前記ガス栓のガス供給口に着脱自在に装着されるこ
   とを特徴とする請求項（１）記載のガス供給装置。
4. 【請求項４】前記ガス供給用アタッチメントは、外周面
   が断面６角形に形成されていることを特徴とする請求項
   （１）記載のガス供給装置。
5. 【請求項５】前記ガス供給用アタッチメントは、外周面
   が断面円形に形成されていることを特徴とする請求項
   （１）記載のガス供給装置。
6. 【請求項６】前記空気供給用孔は、前記ガス供給用アタ
   ッチメントの前記周面に、複数形成されていることを特
   徴とする請求項（１）記載のガス供給装置。
7. 【請求項７】前記ガス供給用アタッチメントは、前記一
   端が前記パイプの大径部に螺合することにより着脱自在
   に装着されることを特徴とする請求項（２）記載のガス
   供給装置。
8. 【請求項８】前記ガス供給用アタッチメントは、前記他
   端が前記ガス栓のガス供給口に螺合することにより着脱
   自在に装着されることを特徴とする請求項（３）記載の
   ガス供給装置。