JP3050378U - 管式材料輸送機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 材料部品の吸料が円滑および確実な管式材料
輸送機を提供することにある。 【解決手段】 前方の材料部品９を比較的快速なベルト
で後方の材料部品９の装置から離し、その２つの材料部
品９間を相当距離離して、表面吸着機の真空チャックに
より単独で最前方の材料部品９を吸起こし、習有の２つ
の材料部品９を寄沿わせて推送する。さらに、料管７に
より材料部品９を送り終えた後、後方移動送出の装置に
より空の料管７が自動的に送り出され、上層が材料で満
たされた料管９を補充し、継続して材料を供給する。ま
た、ただ管式構造により材料部品９を空間内に設置して
推送移動させ、しかも料管７の第１管フレーム部３、第
２管フレーム部４によって料管７を層毎に送ることがで
き、順番に使用する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、工業上用いられる管式材料輸送機に関し、特に各種表面吸着機に用 いられ、安定で自動的に材料部品を伝送し、表面吸着機に供してその真空チャッ クで吸取り、さらにＰＣ板上に打つ管式材料輸送機に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来の表面吸着機の材料輸送機は、人的な材料輸送に震動材料輸送の方式を加 え、材料部品は１つずつ付け加えて待取位置まで被推送される。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、材料部品は前後に触合って互いに押合い、そこで推力を発生し、その 間に摩擦力および間際の作用を加え、容易に表面吸着機の真空チャックの対物部 品の吸起きを困難にし、または後方の材料部品移動を導き、翻転および歪斜の現 象を発生する。以上のように、この種の材料輸送機は、常に材料止めおよび材料 輸送不順であり、比較的低い生産能力を造成するという産業問題が起きる。

【０００４】 したがって、本考案の主な目的は、容易に吸起ききれないという欠点や後方の 材料部品移動および翻転および歪斜という欠点を解決し、相対的に吸料が円滑で 確実な管式材料輸送機を提供することにある。 本考案の別の目的は、材料部品の活動範囲を制限し、材料輸送過程が円滑であ り、材料の突止めの発生機会が極めて低い管式材料輸送機を提供することにある 。

【０００５】 本考案の他の目的は、材料の自動化補充をする管式材料輸送機を提供すること にある。 本考案のさらに他の目的は、供給する材料量を向上でき、補助材料輸送管の間 隔時間を増長できる管式材料輸送機を提供することにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

前方の材料部品を比較的快速なベルトで後方の材料部品の装置から離し、その ２つの材料部品間を相当距離離して、表面吸着機の真空チャックにより単独で最 前方の材料部品を吸起こし、習有の２つの材料部品を寄沿わせて推送する。 さらに、料管により材料部品を送り終えた後、後方移動送出の装置により空の 料管が自動的に送り出され、上層が材料で満たされた料管を補充し、継続して材 料を供給する。

【０００７】 また、ただ管式構造により材料部品を空間内に設置して推送移動させ、しかも 料管の管フレーム部によって料管を層毎に送ることができ、順番に使用する。

【０００８】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。 図１から図３を参照すると、本実施例の管式材料輸送機は、主に第１本体１、 第２本体２、第１管フレーム部３、第２管フレーム部４、空料管自排装置５、待 取装置８、導送管６および複数個の料管７を含んでいる。その中複数個の料管７ は、分層できて第２管フレーム部４の限定の空間範囲内にある。導送管６後端を 最下層の料管７の前端に連通し、導送管６の前端は待取装置８の輸送ベルト８３ に連接し、かつ整体を第１管フレーム部３に載せて固定する。待取装置８を第１ 本体１の前部に設置し、最前方の材料部品９を引き離すことができ、表面吸着の 真空チャックで吸起こした後ＰＣ板上に打付けるのに供することができる。

【０００９】 前記第１本体１の主要部は、枠台座１１、延伸底板１２、上板ブロック１３お よび震動モータ１４で構成する。その中上板ブロック１３を枠台座１１の上方に 設置し、その下方に連接している震動モータ１４の作用を受けることができ、震 動する。その震動モータ１４を枠台座１１の後部空間に設置する。別に、その延 伸底板１２を枠台座１１下方の後端に設置している。

【００１０】 前記第２本体２は、枠台座２１、上板ブロック２２および２個の震動モータ２ ３を含んでいる。その震動モータ２３は、枠台座２１の前後両部の空間内に設置 され、上板ブロック２２は枠台座２１の上方に設けられ、かつ前端上方に１つの 凸伸部２２１をもち、第１本体１の後上端を枢軸２２２で相互に軸接続し、前下 端は第１本体１の延伸底板１２に圧接し、そこで第２本体２は後端部上向の傾斜 状態を呈することができる。

【００１１】 前記第１管フレーム部３は、第１本体１の上板ブロック１３上方の定距平行軌 道３１に設け、コ型押さえ夾み３２、および第２本体２の上板ブロック２２上方 の定距対台座３３で組成する。その定距平行軌道３１に螺栓３１１、上板ブロッ ク１３を横向きに銑製する滑動槽３１２および延伸部３１３を設け、螺栓３１１ および滑動槽３１２の間の滑動対関係を設け、定距平行軌道３１を上板ブロック １３上で横向き調整移動させ、移動後にねじ固められ、それで導送管６を左右に 夾み締めて固定するのに供する。別に、その定距平行軌道３１前端の延伸部３１ ３は、待取装置８の輸送ベルト８３の両側に位置し、限定の材料部品９を輸送ベ ルト８３上の範囲で移動させ、材料部品９が歪斜偏移する現象が発生するのを避 ける。さらに、そのコ型押さえ夾み３２の両側は、螺栓上板ブロック１３に軸接 続され、本体を軸運動後導送管６の上方に供する。定距対台座３３は螺栓３３１ および滑動槽３３２を設けており、同じく横向き調整移動後にねじ固定でき、そ れで導送管６の後端部を左右に夾んで固定する。

【００１２】 前記第２管フレーム部４は、前管端突止め部４２、後平行擺動棒部４３および 複数対の定距対棒台座４１を含んでいる。その中、定距対棒台座は第２本体２の 上板ブロック２２の左右両側に離れて設置され、その間に料管７に層毎に送るた めの空間を形成し、かつその定距対棒台座４１もまた螺栓４１１および滑動槽４ １２をもち、滑動対関はこのようであり、上板ブロック２２が上横向きに調整移 動後締め固定する。それで、料管７の幅規格の要求に対応する。そして、その前 管端突止め部４２はまた対に供することができ、傾斜状態の料管７を前端で止め て定位させ、料管７が下方に滑って離れるのを避けることができ、またこれで上 下移動調整し、最下層の料管７により円滑に材料輸送できる。さらに、後平行擺 動棒部４３の前端は、第２本体２の上板ブロック２２の後上端に軸接続され、そ の本体上に一対の貫通槽軌４３１を設けており、かつその間において定位ブロッ ク４３２を設置しており、その定位ブロック４３２は料管７の長さの違いにより 調整移動し、移動後両端の螺栓によって締め固定しておく。別途に、定位ブロッ ク４３２の中央位置にもまた垂直の後管端突止め部４３３を固接し、これにより 後平行擺動棒部４３を擺動し、そして後管端突止め部４３３の底端をちょうど下 方第２層の料管７の後端に突止め、最下層の空の料管７が後方に移動して送出し たときに供し、上層の料管７と連動する。

【００１３】 前記空料管自排装置５は、減速モータ５１、伝動ベルト５２、退管伝送ベルト ５３、前転動ホイル５４、後転動ホイル５５、空料感知部５６および空管感知部 ５７を含んでいる。その中、減速モータ５１は第２本体２の枠台座２１内部に設 置されており、作動のときに伝動ベルト５２を経由して前転動ホイル５４を運転 して作動させ、さらに退管伝送ベルト５３を循環作動させる。そして、その退管 伝送ベルト５３の上辺は、部分的に第２本体２の上板ブロック２２の表面に露出 し、最下層の料管７との接触に供し、進んで最下層の料管７を後方に移送するこ とができる。一旦最下層の料管７の材料部品９を完全に送り終えると、第２本体 ２の上板ブロック２２前端上方の空料感知部５６で感知し、信号転換をして減速 モータ５１を駆使して起動する。

【００１４】 図４を参照すると、空の料管７が後方に移送されて最後の階段状態にあるとき 、その前端はすでに上板ブロック２２後上端位置の空管感知部５７を離れ、かつ 上一層の料管７もまた未だに補充されず、そこで空管感知部５７の感知を経由し 、減速モータ５１を駆使して即時に作動を停止し、その空の料管７が完全に送り 出された後に上層の料管７で補充をし、継続して材料供給をする。

【００１５】 図３および図５を参照すると、本実施例の待取装置８は、減速モータ８１、伝 動ベルト８２、輸送ベルト８３、後転動ホイール８４、前転動ホイール８５およ び感知ストッパブロック８６を含む。その中減速モータ８１が作動するときは、 伝動ベルト８２を経由して後転動ホイール８４を運転して作動させ、進んで輸送 ベルト８３を循環作動させる。しかも、感知ストッパブロック８６は、止められ ている材料部品９を除き、表面吸着機対材料部品９を供して吸取する外、感知で き、減速モータ８１を駆使して作動または停止する。また、すなわち一旦感知し て感知ストッパブロック８６の正前方、つまり空料管自排装置５の方向に向いた 位置に材料部品９を位置させるとき、感知できて減速モータ８１により作動を停 止する。その材料部品９が吸取られると、感知できて減速モータ８１をして継続 作動する。輸送ベルト８３の作動速度は調整性をもち、かつ料管７および導送管 ６内で、対材料部品９の移送速度を被震動および斜面滑動作用より早めにする。 また、被回歇性の輸送ベルト８３で引動かして移動させる。そこで、この最前方 の材料部品９は、その後方の材料部品９との間を相当距離離すことができ、真空 チャックにより単独で確実に対材料部品９は吸取られる。

【００１６】 さらにいえば、本実施例の材料部品９は料管７にあり、導送管６および定距平 行軌道３１の延伸部３１３の限定する範囲内で移動する。ゆえに、非常に円滑に 推送移動される。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例による管式材料輸送機の立体図
である。

【図２】本考案の実施例の料管および導送管が未装着で
ある状態を示す断面図である。

【図３】本考案の実施例の料管および導送管を装着した
状態を示す断面図である。

【図４】本考案の実施例の空料管自動排出装置を示す図
である。

【図５】本考案の実施例の材料部品が待取装置に進入す
る状態を示す図である。

【符号の説明】

１ 第１本体 ２ 第２本体 ３ 第１管フレーム部 ４ 第２管フレーム部 ５ 空料管自動排出装置 ６ 導送管 ７ 料管 ８ 待取装置 ９ 材料部品 １１ 枠台座 １２ 延伸底板 １３ 上板ブロック １４ 震動モータ ２１ 枠台座 ２２ 上板ブロック ２３ 震動モータ ３１ 定距平行軌道 ３２ コ型押さえ挟み ３３ 定距対台座 ４１ 定距対棒台座 ４２ 前管端突止め部 ４３ 後平行擺動棒部 ５１ 減速モータ ５２ 伝動ベルト ５３ 退管伝送ベルト ５４ 前転動ホイル ５５ 後転動ホイル ５６ 空料感知部 ５７ 空管感知部 ８１ 減速モータ ８２ 伝動ベルト ８３ 輸送ベルト ８４ 後転動ホイール ８５ 前転動ホイール ８６ 感知ストッパブロック ２２１ 凸伸部 ２２２ 枢軸 ３１１ 螺栓 ３１２ 滑動槽 ３１３ 延伸部 ３３１ 螺栓 ３３２ 滑動槽 ４１１ 螺栓 ４１２ 滑動槽 ４３１ 貫通槽軌 ４３２ 定位ブロック ４３３ 後管端突止め部

Claims (5)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 表面吸着機用の管式材料輸送機であっ
   て、 枠台座の上方に上板ブロックが設置され、その上板ブロ
   ックの下方に枠台座の空間に設けられる震動モータが連
   接され、前記枠台座の下方の後段に延伸底板が設けられ
   る第１本体と、 後端部が上向きの傾斜状態を呈し、枠台座の上方に上板
   ブロックが設けられ、その上板ブロックの下方に前記枠
   台座の空間にある震動モータが連接される第２本体と、 前記第１本体の上板ブロック上方に設けられる定距平行
   軌道、コ型押さえ夾み、および前記第２本体の上板ブロ
   ック上方に設けられる定距対台座を有する第１管フレー
   ム部と、 前記第２本体の上板ブロック上方に設けられる複数対の
   定距対棒台座、上下移動できる前管端突止め部、および
   前記第２本体の上板ブロック後上端の後平行擺動棒部を
   有する第２管フレーム部と、 減速モータ、伝動ベルト、退管伝送ベルト、前転動ホイ
   ール、後転動ホイール、空料感知部および空管感知部を
   有し、前記退管伝送ベルトの上辺部分は前記第２本体の
   上板ブロック表面に露出する空料管自動排出装置と、 前記第２本体の上板ブロック前端上方かつ前記第１本体
   の上板ブロック上方に設けられ、前記第１管フレーム部
   に固定される導送管と、 複数の層に分けられ、前記第２管フレーム部の空間範囲
   に放置され、順番に材料部品が一杯に置かれる複数個の
   料管と、 減速モータ、伝動ベルト、輸送ベルト、後転動ホイル、
   前転動ホイルおよび感知ストッパブロックを有し、前記
   輸送ベルトの後端は前記導送管前端に対接され、前記感
   知ストッパブロックは前記輸送ベルトの前端に設置さ
   れ、前記材料部品を停止させて感知して前記減速モータ
   を作動または停止させる待取装置とを備え、 前記料管の内部の材料部品は、震動および傾斜滑動作用
   によって前記導送管の内部に入れられ、再び震動作用に
   よって前記待取装置の輸送ベルトまで移送され、前記輸
   送ベルトは快速に伝動されてうち触れ、前記感知ストッ
   パブロックが位置を感知し、２つの材料部品の間は相当
   離され、表面吸着機の真空チャックにより単独で前方に
   前記材料部品が吸取され、前記料管で前記材料部品が送
   り通されるとき、前記空料感知部の感知を経由し、前記
   空料管自動排出装置の減速モータおよび退管伝送ベルト
   の作用を駆使して空の前記料管が後方に移送され、前記
   空管感知部の位置を離れた後、その空管感知部によって
   前記減速モータが停止され、前記退管伝送ベルトが作動
   し、上の一層の料管を補充して継続して材料供給するこ
   とを特徴とする管式材料輸送機。
2. 【請求項２】 前記第２本体の前上端に凸伸部が設けら
   れ、前記第１本体の後上端に供し、前記第２本体の上板
   ブロックによって相互に軸接続され、かつ前記第２本体
   の枠台座前下端は、前記第１本体の延伸底板に圧接さ
   れ、前記第２本体は後端部が上向きの傾斜状態を呈する
   ことを特徴とする請求項１記載の管式材料輸送機。
3. 【請求項３】 前記第１管フレーム部の定距平行軌道、
   定距対台座および前記第２管フレーム部の定距対棒台座
   は、全て螺栓および滑動槽を有し、上板ブロックの上方
   は横向きに調整移動し、移動後ねじ固められることを特
   徴とする請求項１記載の管式材料輸送機。
4. 【請求項４】 前記定距平行軌道の前端に、前記待取装
   置の輸送ベルト両側の延伸部に限定される前記材料部品
   に供応できる輸送ベルト上の移動範囲があることを特徴
   とする請求項１記載の管式材料輸送機。
5. 【請求項５】 前記第２管フレーム部の後平行擺動棒部
   に一対の貫通槽軌が設けられ、その一対の貫通槽軌の間
   に位置する定位ブロックに供し、前記料管の長さの違い
   により移動調節され、移動後にねじ固められ、さらにそ
   の定位ブロックの中央に垂直の後管端突止め部が固接さ
   れて前記後平行擺動棒部の擺動調整を行い、前記後管端
   突止め部の底端はちょうど下方の第２層の料管の後端に
   取付けられ、最下層の空の料管が移送されるときに上層
   の料管は連動しないことを特徴とする請求項１記載の管
   式材料輸送機。