JP3042162U - 発光玩具 - Google Patents

発光玩具

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JP3042162U
JP3042162U JP1997003002U JP300297U JP3042162U JP 3042162 U JP3042162 U JP 3042162U JP 1997003002 U JP1997003002 U JP 1997003002U JP 300297 U JP300297 U JP 300297U JP 3042162 U JP3042162 U JP 3042162U
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正 田中
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Wing Co Ltd
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Wing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 透光性を有するプラスチック板を発光させる
光源部をOFFにした後でも該透光性プラスチック部材
の端縁部が発光するようにする。 【解決手段】 刀剣玩具の刃部20を構成する透光性プ
ラスチック板20aの端縁部に、帯状の蓄光性プラスチ
ック部材20bが一体的に成形される。透光性プラスチ
ック板20aの端縁部20cには小孔20dが穿孔され
ており、この小孔20dを介して端縁部20cの表裏面
に形成された蓄光性プラスチック部材20bが連通して
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、発光玩具、例えば透光性プラッスチック製の刃部が発光するように した刀剣玩具等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
透光性プラスチックを光源部からの投光により発光させるようにした玩具は従 来から種々知られている。例えば実公平6−42720号には豆電球を収納した 把手部に透光性プラスチックで構成された刃部を連結し、把手部内に収納された 豆電球からの光を、刃部の内部に透過させて発光するようにした刀剣玩具が開示 されている。しかしながら、この刀剣玩具は豆電球を消灯させると、刃部も発光 しなくなるため、面白味に欠けるという問題がある。
【0003】 このため暗室内でも刃部が発光するように、夜光塗料を塗布する方法もあるが 、衝撃により夜光塗料が剥げ落ちたり、小幼児が夜光塗料塗布部を口に入れる心 配もあるため好ましくない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上述した問題を解決するために提案されたものであり、暗所において も透光性プラスチック板の端縁部が発光するように構成すると共に、該発光部材 が透光性プラスチック板から容易に離脱せず、人体にも安全な発光玩具を提供す ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために採用した本考案の手段は、透光性を有するプラスチ ック板と、該透光性プラスチック板を発光させる光源体を備えた発光玩具におい て、 前記透光性プラスチック板の端縁部に所定間隔で小孔を形成すると共に、 該端縁部を挾んで表裏両面部に蓄光性を有するプラスチック部材を一体的に成 形し、 前記小孔を介して前記端縁部の表裏両面部の蓄光性プラスチック部材の一部を 連通させることを特徴とする。
【0006】 本考案における透光性プラスチック板とは、例えば透明又は半透明の透光性の 有するやや硬質のアクリル樹脂等である。また蓄光性を有する蓄光性プラスチッ ク部材とは、例えば塩化ビニ−ル樹脂等に蓄光顔料を混合し、光エネルギ−を吸 収した後、所定時間、発光する性質を有するプラスチック材料である。蓄光顔料 は、無機質物質であり、アルカリ稀土類金属の硫化物に、活性化のため周期表I 族、V族の不純物を微量混合させたものである。なお、この蓄光性プラスチック 部材も半透光性を有している。
【0007】 透光性プラスチック板と蓄光性プラスチック部材は、二重成形法により一体成 形されるが、両プラスチック部材は相互の密着性に劣っている。この場合、両プ ラスチック部材の接合部に接着剤を塗布して接合する方法もあるが、一般的には その接合部の透光性が低下するため好ましくなく、またコストや作業性の点でも 不利である。
【0008】 そこで本考案ではこれらの密着性を確保するため、透光性プラスチック板の端 縁部、即ち蓄光性プラスチック部材との接合部に小孔を形成し、二重成形時に溶 融状態にある蓄光性プラスチック部材が小孔に挿通し、透光性プラスチック板端 縁部の表裏両面部に形成された蓄光性プラスチック部材が一体的に連通するよう にしている。これにより、蓄光性プラスチック部材は透光性プラスチック板に強 固に接合される。なお、本考案における光源部とは、透光性プラスチック板に光 を透過させて発光させる光源であり、豆電球、LED等である。
【0009】 本考案1つの実施態様に従えば、刀部が発光する刀剣玩具に適用することがで きる。即ち、豆電球が装填された把手部に、透光性プラスチック板の刃部を装着 し、該透光性プラスチック板の端縁部に帯状の蓄光性プラスチック部材を一体成 形する。これにより把手部の豆電球から放出された光が透光性プラスチック板の 透光性プラスチック板に透過して発光すると共に、透光性プラスチック板の端縁 部の蓄光性プラスチック部材にもわずかに光が透過してややくすんだ状態で発光 する。この蓄光性プラスチック部材に含有する蓄光顔料は、この透過光を含め周 囲の光エネルギ−を吸収し蓄光するため、豆電球の電源を切った場合でも、暗所 において、蓄積した光エネルギ−を放出し、蓄光性プラスチック部材が蛍光色で 発光する。
【0010】 本考案は刀剣玩具のみならず、光源部からの投光により透過性プラスチックを 発光させるようにした発光玩具に適用することができる。
【0011】
【考案の実施の形態】
次に本考案の実施の形態を図1及び図2に従って説明する。同図は本考案を刀 剣玩具に適用した例を示したものであり、把手部1と、この把手部1の先端内部 にネジ等で固定された刃部20と、把手部1の先端外側部にはめ込まれた鍔部8 を有している。
【0012】 刃部20は、透光性を有するアクリル樹脂製のプラスチック板20aと、その 透光性プラスチック板20aの端縁部20cの全長に一体的に形成された蓄光性 プラスチック部材20bから構成されている。この透光性プラスチック板20a の端縁部20cは、図2に示すように中央部よりやや薄肉に形成されており、端 縁部20cの長さ方向に所定間隔で小孔20bが穿孔されている。
【0013】 前記蓄光性プラスチック部材20bは端縁部20cを包持するように形成され 、該端縁部20cを挟んで表裏両面に積層される。該プラスチック部材20bは 小孔20bにも挿通しており、表裏両面部のプラスチック部材20bが該小孔を 介して一体的に連通している。なお、蓄光性プラスチック部材20bは透光性プ ラスチック板20aの中央部とほぼ等厚となるように形成される。
【0014】 透光性プラスチック板20と蓄光性プラスチック部材20bは、インサ−ト成 形による二重成形法により成形される。即ち、透光性プラスチック板20が所定 の刀形状に成形硬化された後、その端縁部20cに蓄光性プラスチック部材20 bが一体成形される。この蓄光性プラスチック部材20bの成形時、溶融状態の プラスチック部材20bの一部が小孔20dに挿通し、端縁部20の表裏両面部 に形成された蓄光性プラスチック部材20bが、その小孔20dを介して連通す ることになる。このため、小孔20d内に挿通した蓄光性プラスチック部材20 bの一部がストッパとなって、透光性プラスチック板端縁部20cからの蓄光性 プラスチック部材20bが離脱するのを防止することができる。
【0015】 一方、前記把手部1の内部に形成された電池収納部2には電池12が収納され ており、該電池12の一極部は、収納部2の先端部に配設された通電板4とバネ 3を介して接触している。また、ホルダ−5には豆電球6が収納されており、該 豆電球接点部6aは前記通電板4と接触している。前記ホルダ−5は外周部に形 成されたフランジ部5aが、把手部内部に形成された差し込み溝部7に嵌入され ている。豆電球6の前方には投光色を切り替える回転板9が回転可能に設けられ ており、該回転板9の周方向には複数種類の透過性着色フィルムが貼着されてい る。
【0016】 スイッチ11は豆電球6をON−OFFさせるためのものであり、該スイッチ 11を一側方向にスライドさせると、前記電池収納部2の近くに配置された導電 性の板バネ10が押圧され、該板バネ10の先端部が豆電球6の口金部と接触し 、豆電球6が点灯する。また元と位置にスライドさせると板バネ先端部が豆電球 6の口金部から離れて豆電球6は消灯する。なお、図示しないが、板バネ10の 後端部は電池12の他極部と接触している。
【0017】 次に上述の刀剣玩具の使用例を説明する。スイッチ11をスライドさせて豆電 球6を発光させると、この光は回転板9の着色フィルムを介して刃部20の透光 性プラスチック板20aを透過し、該プラスチック部材20aは着色フィルムに 対応した色で発光する。また、蓄光性プラスチック部材20bも若干の透光性を 有しているため、透光性プラスチック板20aよりは、ややくすんだ色で発光す る。
【0018】 蓄光性プラスチック部材20bの蓄光顔料は、前記豆電球6の光を含め、周囲 の光エネルギ−を吸収し、その光エネルギ−を蓄える。このため、豆電球6を消 灯させた場合、透光性プラスチック板20aは元の透明板になるが、端縁部の蓄 光性プラスチック部材20bは蓄光エネルギ−を放出して蛍光色で発光し、暗所 においても刃部20の端縁部が発光することになる。
【0019】
【考案の効果】
以上説明した本考案によれば、透光性プラスチック板の端縁部に蓄光性プラス チック部材を成形することにより、光源部の電源をOFFにした場合でも透光性 プラスチック板の端縁部が暗所で発光し、玩具として面白味が増すことになる。 また蓄光性プラスチック部材は、透光性プラスチック板と強固に一体成形される ため、衝撃等を受けても容易に離脱することはない。さらに蓄光性プラスチック 部材は、蓄光顔料を混合するプラスチック材料に応じた硬度(弾性度)を有して おり、透光性プラスチック板の端縁部に所定の弾力性の有する蓄光性プラスチッ ク部材を形成することにより、衝撃吸収性が向上する。また人体にも無害である ため、小幼児玩具として安全性である。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態を示した断面概略図である。
【図2】図1のA−A線に沿った断面概略図である。
【符合の説明】
1 把手部 4 通電板 5 豆電球ホルダ− 6 豆電球 8 鍔部 10 導電性板バネ 12 電池 20 刃部 20a 透光性プラスチック板 20b 蓄光性プラスチック部材 20c 透光性プラスチック板の端縁部 20d 小孔

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性を有するプラスチック板と、該透
    光性プラスチック板を発光させる光源体を備えた発光玩
    具において、 前記透光性プラスチック板の端縁部に所定間隔で小孔を
    形成すると共に、 該端縁部を挾んで表裏両面部に蓄光性を有するプラスチ
    ック部材を一体的に成形し、 前記小孔を介して前記端縁部の表裏両面部の蓄光性プラ
    スチック部材の一部を連通させることを特徴とする発光
    玩具。
  2. 【請求項2】 把手部と、該把手部に連結される透光性
    プラスチック板の刃部を有する刀剣状の玩具であり、前
    記把手部の内部に光源部を設け、該光源部から前記刃部
    方向に投光して該刃部を発光させる発光玩具において、 前記刃部を構成する透光性プラスチック板の端縁部に所
    定間隔で小孔を形成すると共に、 前記端縁部を包持するように、帯状の蓄光性プラスチッ
    ク部材を一体的に成形し、 前記小孔を介して前記端縁部の表裏両面部の蓄光性プラ
    スチック部材の一部を連通させることを特徴とする発光
    玩具。
  3. 【請求項3】 前記透光性プラスチック板の端縁部を該
    プラスチック板中央部の肉厚よりも薄肉に形成し、該端
    縁部に前記蓄光性プラスチック部材を積層させて前記透
    光性プラスチック板の中央部と実質的に等厚に形成する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の発光玩
    具。
  4. 【請求項4】 前記蓄光性プラスチック部材は前記透過
    性プラスチック板に対して溶着性の劣る材質であること
    を特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の
    発光玩具。
JP1997003002U 1997-04-04 1997-04-04 発光玩具 Expired - Lifetime JP3042162U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006346220A (ja) * 2005-06-16 2006-12-28 Konami Digital Entertainment:Kk 遊戯玩具

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