JP3042114U - マシニングセンタの自動工具交換機構 - Google Patents

マシニングセンタの自動工具交換機構

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JP3042114U
JP3042114U JP1997002409U JP240997U JP3042114U JP 3042114 U JP3042114 U JP 3042114U JP 1997002409 U JP1997002409 U JP 1997002409U JP 240997 U JP240997 U JP 240997U JP 3042114 U JP3042114 U JP 3042114U
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rotation
arm
frame
spline
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鴻森 顏
福成 陳
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行政院国家科学委員会
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レバー数が少なく単純な構造の為、製造及び
組立が容易で、工具交換時の機構の振動を抑制し位置決
め精度を向上し得る自動工具交換機構を提供する。 【解決手段】 動力源と、フレーム1と、フレーム1に
固定された自動工具交換装置とを有する自動工具交換機
構であり、自動工具交換装置が、工具方向への進退動と
回動とにより工具の掴み、抜き差し、交換及び/又は復
元の動作を行う工具交換機と、工具交換機を工具方向へ
進退動させるアーム回動装置と、駆動軸2に結合し且つ
工具交換機及びアーム回動装置に連結する回転装置とを
備え、該回転装置は、アーム回動装置を往復回動させる
ために使用される第1の回転作動部と、前記工具交換機
を往復回動させるために使用される第2の回転作動部と
を備え、前記アーム回動装置が、フレーム1に回動可能
に結合する中間部141と、第1の回転作動部と前記工
具交換機に回動可能に各々連結する第1の端部142と
第2の端部143とを有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は自動工具交換機構、特にマシニングセンタに使用される自動工具交換 機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、マシニングセンタにおいて使用される自動工具交換機構の主たる機能 は、スピンドルヘッドにある工具を工具マガジンにある特定の工具と交換し、種 々の加工状況に応ずることにある。
【0003】 図5は、従来の自動工具交換機構の正面図である。該自動工具交換機構は、フ レーム1、正面カム2、スプライン軸3、位置決めホイール4、スプライン付き 筒5、従動ローラアセンブリ6、並びに従動部材7と第1及び第2の作動レバー 8、9とを含む4リンク機構を備えている。該従来機構は、従動部材7の一端( 図5の右端)がフレーム1に枢着され、他端(図5の左端)が正面カム2のカム 溝に係合し、さらに第1の送出レバー8の一端(図5の上端)と連結されている 。前記第1の作動レバー8の他端(図5の下端)は前記第2の作動レバー9の中 間部位91に枢着され、該第2の作動レバー9の第1の端部92が前記フレーム 1に固定され、第2の端部93が前記スプライン軸3の外周に取付けられた前記 位置決めホイール4に連結されている。
【0004】 次に図5に示す機構の作動原理について説明する。前記スプライン軸3は、工 具交換アームに固定されると共に、前記フレーム1に対し相対的に進退動可能で あり且つ回動可能である。前記正面カム2の回転により前記4リンク機構7、8 及び9は往復回動し、前記位置決めホイール4に動力を伝達する。このことによ り、スプライン軸3は、前記フレーム1及びスプライン付き筒5に対しスプライ ン軸3方向に進退動し、工具の抜き差し動作を行う。一方、前記フレーム1に対 し相対的に回動可能であり、前記スプライン軸3を相対回動しないが摺動可能に 支持する前記スプライン付き筒5は、該スプライン軸3と共に回動可能である。 該スプライン付き筒5に固定され且つ転がりギアカム(図示せず)に接する従動 ローラアセンブリ6により、該転がりギアカムの回転に連動して前記スプライン 付き筒5とスプライン軸3は往復左右回動が可能となり、工具の掴み、工具交換 及び工具復元動作を行う。
【0005】 上記従来機構の利点は、前記正面カム2の従動部材7における動作が前記4リ ンク機構7、8及び9により増大され得ることから、該正面カム2は小さく設計 され得ると共に前記転がりギアカムと共に設計加工し得ることにある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記4リンク機構7、8及び9はレバー数が多いと同時に、前 記第1の作動レバー8を前記第2の作動レバー9の中間部位91に枢着し、前記 第1の端部92を前記フレーム1に、前記第2の端部93を前記位置決めホイー ル4にそれぞれ固定することにより形成される複雑な構造のため、組立が容易で ない。また、製造および組立の際に不可避の誤差が存在するため、前記第1の作 動レバー8と第2の作動レバー9との枢着部材間の隙間、および前記正面カム2 と従動部材7との間の隙間が、第1及び第2の作動レバー8及び9を通じて連鎖 的に増大し、前記工具交換アームが往復動作中に揺動する。したがって位置決め 精度が低下し、振動及びノイズが誘発される。さらに、レバー品の継手とローラ がすぐに磨損することとなる。甚だしくは隙間が拡大して機構の磨損を加速させ るという問題があった。
【0007】 本考案はかかる事情に鑑み、レバー数が少なく、単純な構造で、製造及び組立 が容易な、マシニングセンタに使用される自動工具交換機構を提供することを主 たる目的とする。
【0008】 さらに、レバー数を少なくすることにより工具交換の際の機構の揺動が減少し 、位置決め精度及び信頼性が向上し得る、マシニングセンタに使用される自動工 具交換機構を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案に係る自動工具交換機構は、 マシニングセンタで使用され、動力源と、フレームと、当該フレームに固定さ れた自動工具交換装置とを有する自動工具交換機構であって、該自動工具交換装 置が、 前記フレームに装着され、工具方向への進退動と回動とにより工具の掴み、工 具の抜き差し、工具の交換及び/又は工具の復元の動作を行う工具交換機と、 前記フレームに装着され、前記工具交換機の工具方向への進退動を行わせるア ーム回動装置と、 前記動力源に連結された駆動軸に結合され且つ前記工具交換機及びアーム回動 装置に連結された回転装置であって、該アーム回動装置を往復回動させるために 使用される第1の回転作動部と、前記工具交換機を往復回動させて工具の掴み、 工具の交換及び/又は工具の復元の動作を行わせるために使用される第2の回転 作動部とを備える前記回転装置とを備え、 前記アーム回動装置は、前記フレームに回動可能に結合された中間部と、前記 第1の回転作動部と前記工具交換機に回動可能にそれぞれ連結された第1の端部 と第2の端部とを有することにより、前記第1の回転作動部の回転に応じて安定 して往復回動を行うと共に、前記工具交換機にスムーズに前記工具の抜き差しの 動作を行わせる。
【0010】 好適には、前記工具交換機が、 工具交換アームと、 該工具交換アームに固定されると共に前記フレームに対し相対的に回動可能で あるスプライン軸と、 前記フレームに対し相対的に回動可能であり、前記スプライン軸を相対回動し ないが摺動可能に支持するスプライン付き筒と、 該スプライン軸の外周に取付けられると共に前記アーム回動装置の前記第2の 端部に連結する位置決めホイールであって、前記第1の回転作動部に連動して前 記アーム回動装置が前記往復回動をし、動力を前記位置決めホイールに伝動する ことにより、前記スプライン軸を前記フレーム及び前記スプライン付き筒に対し てスプライン軸方向に進退動させ、前記工具の抜き差し動作を行わせる前記位置 決めホイールと、 該スプライン付き筒に固定されると共に前記第2の回転作動部に連結した従動 ローラアセンブリであって、該第2の回転作動部の回転に連動して、前記スプラ イン付き筒とスプライン軸とを往復回動させることにより、前記工具の掴み、工 具の交換及び/又は工具の復元の動作を行わせる前記従動ローラアセンブリと を備える。
【0011】 好適には、前記第1及び第2の回転作動部が一体同軸の複合カムであり、カム キーにより前記駆動軸に固定され、工具の抜差し、掴み、交換及び/又は復元の 動作に必要なタイミング関係を形成する。
【0012】 好適には、前記第1の回転作動部が正面カムであり、該正面カムが、前記フレ ームに回動可能に連結されると共に前記アーム回動装置と連動する従動部材を備 え、 前記正面カムには閉曲線軌道が設けられ、該正面カムが回転するとこれに連動 して前記従動部材と前記アーム回動装置が往復回動するように構成され、 前記従動部材の一端に、前記正面カムに係合するように、固定されたローラが 設けられ、前記従動部材の他端には、前記アーム回動装置のローラが中で転がる フォーク状の溝が設けられてあり、該ローラの転がりによって前記正面カムの回 転に連動する前記従動部材の回動振幅を増大し、該増大された回動を前記アーム 回動装置に伝動する。
【0013】 好適には、前記第2の回転作動部は転がりギアカム(roller gear cam)であ り、該転がりギアカムの周面に、該転がりギアカムを前記従動ローラアセンブリ に連結されると共に互いに噛み合わせるための複数の開曲線軌道が形成され、前 記スプライン付き筒及びスプライン軸を往復回動させて工具の掴み、工具の交換 及び/又は工具の復元の動作を行わせる。
【0014】 好適には、前記第1の回転作動部が、該回転作動部の回転に伴って往復回動す る従動部材を備え、前記アーム回動装置が回動アームであり、該回動アームの前 記第1の端部に、前記従動部材に設けられたフォーク状の溝内を転がるローラが 設けられ、 前記回動アームの第2の端部に、前記位置決めホイールに連結するローラが設 けられ、前記第1の回転作動部に連動して該回動アームが往復回動し、動力を該 位置決めホイールに伝動することにより、前記スプライン軸が前記フレーム及び 前記スプライン付き筒に対してスプライン軸方向に進退動し、前記工具の抜き差 し動作を行う。
【0015】 あるいは、前記第1の回転作動部が、該回転作動部の回転に伴って往復回動す る従動部材を備え、前記アーム回動装置が回動アームであり、該回動アームの前 記第1の端部に、前記第1の回転作動部に設けられたローラが転がるためのフォ ーク状の溝が設けられ、 前記回動アームの第2の端部に、前記位置決めホイールに連結するローラが設 けられ、前記従動部材に連動して該回動アームが往復回動し、動力を該位置決め ホイールに伝動することにより、前記スプライン軸が前記フレーム及び前記スプ ライン付き筒に対してスプライン軸方向に進退動し、前記工具の抜き差し動作を 行う。
【0016】 好適には、前記動力源がモータと、該モータに設けられた第1のベルトホイー ルと、ベルトとを備え、 前記ベルトが前記ベルトホイールと前記駆動軸に掛け渡されて、モータから入 力された動力に応じて該駆動軸により前記回転装置を回転させ、 前記自動工具交換装置が、前記駆動軸により前記回転装置が回転するように、 前記モータから入力された動力を減速させ方向転換するための、前記動力源と前 記駆動軸との間に設けられた減速装置を備え、 該減速装置は、前記モータから入力された前記動力により回転させられるべく 、前記第1のベルトホイールと共に前記ベルトが掛け渡された第2のベルトホイ ールを固着したウォーム軸と、 前記回転装置と同軸であると共にウォームキーにより前記駆動軸に固定された ウォームホイールであって、前記ウォーム軸の回転に従って前記駆動軸を回転さ せるように該ウォーム軸のウォームと噛合する前記ウォームホイールと を備える。
【0017】 好適には、前記減速装置は、前記ウォーム及びウォームホイールに代えて配置 されたベベルギア組である。
【0018】
【考案の実施の形態】
次に、本考案の実施形態を添付図面を参照しつつ説明する。
【0019】 図1、2はそれぞれ本考案の好適な実施形態の正面図及び右側面図、そして図 3は図1におけるA−A線に沿う断面図である。図1から図3に示すように本考 案の自動工具交換機構は、フレーム1と、駆動軸2と、モータ3と、ウォーム軸 4と、第1及び第2のベルトホイール31、41とベルト5と、ウォーム6と、 ウォームキー61と、正面カム7と、転がりギアカム(roller gear cam)8と 、カムキー9と、スプライン軸10と、位置決めホイール11と、スプライン付 き筒12と、従動ローラアセンブリ13と、回動アーム14とを備え、該回動ア ーム14は中間部141と、第1の端部142と、第2の端部143とを有する 。
【0020】 前記正面カム7は、前記フレーム1に回動可能に連結され前記回動アーム14 と連動する従動部材71を備えると共に、閉曲線軌道が設けられており、該正面 カム7が回転すると、これに連動して前記従動部材71と回動アーム14が往復 回動する。前記転がりギアカム8の周面には複数の開曲線軌道が設けられており 、該転がりギアカム8を前記従動ローラアセンブリ13に連結させると共に互い に噛み合わせる。さらに、前記正面カム7と転がりギアカム8とは一体同軸の複 合カムをなし、前記カムキー9により前記駆動軸2に固定され、特定のタイミン グ関係(図4)を形成する。
【0021】 また、前記従動部材71は、中間部で回動可能に前記フレーム1に連結される と共に前記回動アーム14に連接されている。該従動部材71の一端711には 、前記正面カム7に係着されるように、固定されたローラ712が設けられてい る。該従動部材71の他端713にはフォーク状の溝714が設けられ、前記回 動アーム14の第1の端部142に取り付けられたローラ144が、前記フォー ク状の溝714内を転がることができる。あるいは、前記従動部材71の他端7 13にローラ144を取り付け、該ローラ144が、前記回動アーム14の第1 の端部142に設けられたフォーク状の溝714内を転がるようにしても良い。
【0022】 本考案の特徴の一つは、前記回動アーム14の中間部141が回動可能に前記 フレーム1に連結されていると共に、該回動アーム14の第1及び第2の端部1 42、143がそれぞれ前記従動部材71および位置決めホイール11に回動可 能に連結されているため、従来の4リンク機構と比べ、少ないレバー数しか用い ていないことである。さらに、本実施形態における回動アーム14の中間部14 1と、第1の端部142と、第2の端部143との連結により、該回動アーム1 4の回動時の揺動を減少させ、かつ工具を交換する時に工具交換アームを円滑に 作動させることができる。
【0023】 次に、各構成要素の動作原理を説明する。まず、ウォーム軸4と、該ウォーム 軸4に取り付けられた第2のベルトホイール41と、ウォームキー61又はベベ ルギア組(図示せず)とを備えた減速装置は、モータ3、第1のベルトホイール 31及びベルト5を備えた動力源と駆動軸2との間に取り付けられている。該減 速装置は、モータ3により入力された動力を減速させ、方向転換することにより 、駆動軸2の回転に連動して正面カム7および転がりギアカム8を回転させるた めに使用される。すなわち、第1及び第2のベルトホイール31、41に掛け渡 されたベルト5により、モータ3は動力をウォーム軸4に伝達して回転させ、こ れに連動してウォーム6が回転する。ウォーム6は正面カム7及び転がりギアカ ム8を備えた複合カムと同軸であり、該ウォーム6はウォームキー61により該 複合カムの駆動軸2に固定されている。
【0024】 次に、正面カム7及び転がりカム8はカムキー9により駆動軸2上に固定され ている。該正面カム7の回転により、従動部材71を介してこれに連動する回動 アーム14が往復回動する。さらに、位置決めホイール11がスプライン軸10 の外周に固定され且つ回動アーム14の第2の端部に連結しているため、前記往 復回動に連動して回動動力が該位置決めホイール11に伝達する。このことによ りスプライン軸10は、前記フレーム1及び前記スプライン付き筒12に対して スプライン軸10方向に進退動し、工具の抜き差し動作を行う。
【0025】 さらに、転がりギアカム8の回転により、該転がりギアカム8に連結された従 動ローラアセンブリ13はスプライン付き筒12とスプライン軸10を左右回り に往復回動させ、工具の掴み、交換及び復元動作を行わせる。
【0026】 本考案に係る好適な実施例における正面カムと転がりギアカムとの間の運転タ イミングを図4に示す。
【0027】
【考案の効果】
本考案によれば、従来技術の4リンク機構に比べてレバー数が少なく、組立時 間を短縮することができる。また、レバー数が従来技術より少ないことにより、 製造及び組立において生ずるレバー接合部間の隙間の総量が縮小され、工具交換 アームの往復回動時に発生する振動が低下すると共に位置決め精度が向上する。 また、本考案は、工具の掴み、工具の抜き差し、工具交換及び/又は復元動作を 行うために、従来機構よりスムーズに工具交換アームと回動及び回転部材とが作 動可能であるという利点を有する。
【0028】 以上の実施形態は、本考案の最も実用的且つ好適な一実施例ではあるが、本考 案は何らこれに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案に係る好適な実施例の正面図であ
る。
【図2】図2は図1に示す実施例の右側面図である。
【図3】図3は図1におけるA−A線に沿う断面図であ
る。
【図4】図4は図1に示す実施例の正面カムと転がりギ
アカムとの運転ストロークタイミングチャートを示す。
【図5】図5は従来の自動工具交換機構の一例の正面図
である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 駆動軸 3 モータ 4 ウォーム軸 5 ベルト 6 ウォーム 7 正面カム 8 転がりギアカム 10 スプライン軸 11 位置決めホイール 12 スプライン付き筒 13 従動ローラアセンブリ 14 回動アーム 71 従動部材

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マシニングセンタで使用され、動力源
    と、フレームと、当該フレームに固定された自動工具交
    換装置とを有する自動工具交換機構であって、該自動工
    具交換装置が、 前記フレームに装着され、工具方向への進退動と回動と
    により工具の掴み、工具の抜き差し、工具の交換及び/
    又は工具の復元の動作を行う工具交換機と、 前記フレームに装着され、前記工具交換機の工具方向へ
    の進退動を行わせるアーム回動装置と、 前記動力源に連結された駆動軸に結合され且つ前記工具
    交換機及びアーム回動装置に連結された回転装置であっ
    て、該アーム回動装置を往復回動させるために使用され
    る第1の回転作動部と、前記工具交換機を往復回動させ
    て工具の掴み、工具の交換及び/又は工具の復元の動作
    を行わせるために使用される第2の回転作動部とを備え
    る前記回転装置とを備え、 前記アーム回動装置は、前記フレームに回動可能に結合
    された中間部と、前記第1の回転作動部と前記工具交換
    機に回動可能にそれぞれ連結された第1の端部と第2の
    端部とを有することにより、前記第1の回転作動部の回
    転に応じて安定して往復回動を行うと共に、前記工具交
    換機にスムーズに前記工具の抜き差しの動作を行わせる
    ことを特徴とする前記自動工具交換機構。
  2. 【請求項2】 前記工具交換機が、 工具交換アームと、 該工具交換アームに固定されると共に前記フレームに対
    し相対的に回動可能であるスプライン軸と、 前記フレームに対し相対的に回動可能であり、前記スプ
    ライン軸を相対回動しないが摺動可能に支持するスプラ
    イン付き筒と、 該スプライン軸の外周に取付けられると共に前記アーム
    回動装置の前記第2の端部に連結する位置決めホイール
    であって、前記第1の回転作動部に連動して前記アーム
    回動装置が前記往復回動をし、動力を前記位置決めホイ
    ールに伝動することにより、前記スプライン軸を前記フ
    レーム及び前記スプライン付き筒に対してスプライン軸
    方向に進退動させ、前記工具の抜き差し動作を行わせる
    前記位置決めホイールと、 該スプライン付き筒に固定されると共に前記第2の回転
    作動部に連結した従動ローラアセンブリであって、該第
    2の回転作動部の回転に連動して、前記スプライン付き
    筒とスプライン軸とを往復回動させることにより、前記
    工具の掴み、工具の交換及び/又は工具の復元の動作を
    行わせる前記従動ローラアセンブリとを備える請求項1
    に記載の自動工具交換機構。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2の回転作動部が一体同
    軸の複合カムであり、カムキーにより前記駆動軸に固定
    され、工具の抜差し、掴み、交換及び/又は復元の動作
    に必要なタイミング関係を形成する請求項2に記載の自
    動工具交換機構。
  4. 【請求項4】 前記第1の回転作動部が正面カムであ
    り、該正面カムが、前記フレームに回動可能に連結され
    ると共に前記アーム回動装置と連動する従動部材を備
    え、 前記正面カムには閉曲線軌道が設けられ、該正面カムが
    回転するとこれに連動して前記従動部材と前記アーム回
    動装置が往復回動するように構成され、 前記従動部材の一端に、前記正面カムに係合するよう
    に、固定されたローラが設けられ、前記従動部材の他端
    には、前記アーム回動装置のローラが中で転がるフォー
    ク状の溝が設けられてあり、該ローラの転がりによって
    前記正面カムの回転に連動する前記従動部材の回動振幅
    を増大し、該増大された回動を前記アーム回動装置に伝
    動する、請求項3に記載の自動工具交換機構。
  5. 【請求項5】 前記第2の回転作動部は転がりギアカム
    (roller gear cam)であり、該転がりギアカムの周面
    に、該転がりギアカムを前記従動ローラアセンブリに連
    結されると共に互いに噛み合わせるための複数の開曲線
    軌道が形成され、前記スプライン付き筒及びスプライン
    軸を往復回動させて工具の掴み、工具の交換及び/又は
    工具の復元の動作を行わせる、請求項3又は4に記載の
    自動工具交換機構。
  6. 【請求項6】 前記第1の回転作動部が、該回転作動部
    の回転に伴って往復回動する従動部材を備え、前記アー
    ム回動装置が回動アームであり、該回動アームの前記第
    1の端部に、前記従動部材に設けられたフォーク状の溝
    内を転がるローラが設けられ、 前記回動アームの第2の端部に、前記位置決めホイール
    に連結するローラが設けられ、前記第1の回転作動部に
    連動して該回動アームが往復回動し、動力を該位置決め
    ホイールに伝動することにより、前記スプライン軸が前
    記フレーム及び前記スプライン付き筒に対してスプライ
    ン軸方向に進退動し、前記工具の抜き差し動作を行う請
    求項3から5のいずれかに記載の自動工具交換機構。
  7. 【請求項7】 前記第1の回転作動部が、該回転作動部
    の回転に伴って往復回動する従動部材を備え、前記アー
    ム回動装置が回動アームであり、該回動アームの前記第
    1の端部に、前記第1の回転作動部に設けられたローラ
    が転がるためのフォーク状の溝が設けられ、 前記回動アームの第2の端部に、前記位置決めホイール
    に連結するローラが設けられ、前記従動部材に連動して
    該回動アームが往復回動し、動力を該位置決めホイール
    に伝動することにより、前記スプライン軸が前記フレー
    ム及び前記スプライン付き筒に対してスプライン軸方向
    に進退動し、前記工具の抜き差し動作を行う、請求項3
    から5のいずれかに記載の自動工具交換機構。
  8. 【請求項8】 前記動力源がモータと、該モータに設け
    られた第1のベルトホイールと、ベルトとを備え、 前記ベルトが前記ベルトホイールと前記駆動軸に掛け渡
    されて、モータから入力された動力に応じて該駆動軸に
    より前記回転装置を回転させ、 前記自動工具交換装置が、前記駆動軸により前記回転装
    置が回転するように、前記モータから入力された動力を
    減速させ方向転換するための、前記動力源と前記駆動軸
    との間に設けられた減速装置を備え、 該減速装置は、前記モータから入力された前記動力によ
    り回転させられるべく、前記第1のベルトホイールと共
    に前記ベルトが掛け渡された第2のベルトホイールを固
    着したウォーム軸と、 前記回転装置と同軸であると共にウォームキーにより前
    記駆動軸に固定されたウォームホイールであって、前記
    ウォーム軸の回転に従って前記駆動軸を回転させるよう
    に該ウォーム軸のウォームと噛合する前記ウォームホイ
    ールとを備える請求項1から7のいずれかに記載の自動
    工具交換機構。
  9. 【請求項9】 前記減速装置が、前記ウォーム及びウォ
    ームホイールに代えて配置されたベベルギア組である請
    求項8に記載の自動工具交換機構。
JP1997002409U 1997-04-03 1997-04-03 マシニングセンタの自動工具交換機構 Expired - Lifetime JP3042114U (ja)

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