JP3040827B2 - 締結装置 - Google Patents

締結装置

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JP3040827B2
JP3040827B2 JP2410874A JP41087490A JP3040827B2 JP 3040827 B2 JP3040827 B2 JP 3040827B2 JP 2410874 A JP2410874 A JP 2410874A JP 41087490 A JP41087490 A JP 41087490A JP 3040827 B2 JP3040827 B2 JP 3040827B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一方の部材を他方の部
材に対して、当該一方の部材と他方の部材との間に隙間
を開けた状態で締結するための締結装置において、それ
ら二つの部材間の隙間を調節できる機能を備えた締結装
置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、一方の部材に対して他方の部材
を、当該一方の部材と他方の部材との間に隙間を開けた
状態で締結するには、それら二つの部材の間にスペーサ
を挿入した状態で、一方の部材を他方の部材に対してボ
ルト又は又は釘等の締結具にて締結するようにしている
が、この手段では、両部材間の隙間の間隔寸法はスペー
サの厚さ寸法と同じ寸法にしか設定することができな
い、換言すると、一旦締結してしまうと、部材間の隙間
の間隔寸法を調節することができなくなると言う問題が
あった。
【0003】 そこで、先行技術としての米国特許第36
67338号明細書には、部材間の隙間の間隔寸法を調
節できるようにした締結装置として、軸体の一端に、筒
体を回転自在で且つ摺動不能に係着すると共に、ドライ
バー工具に対する係合部を形成し、前記軸体の外周に、
当該軸体の他端から一端に向けて延びるねじ山を造形す
ることにより、当該軸体を一方の部材にねじ込みできる
ようにする一方、前記筒体の外周にねじ山を造形し、且
つ、筒体に、ドライバー工具に対する係合部を形成する
ことにより、当該筒体を他方の部材にねじ込みできるよ
うにした締結装置が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この先行技術におい
て、軸体を一方の部材に、筒体を他方の部材に同時にね
じ込むことにより、他方の部材を一方の部材に締結し
て、軸体のみを回転操作すると、軸体の一端が一方の部
材に対して遠近移動するのに伴って、筒体も軸体の一端
と同じように一方の部材に対して遠近移動するので、両
部材間の隙間の間隔寸法を自在に調節できることにな
る。
【0005】 しかし、この先行技術では、軸体の一端に
筒体を回転自在で且つ摺動不能に係着する手段として、
軸体の一端を筒体の取り付け孔から突出し、この突出部
の外周面に造形した環状溝に、スナップリングを被嵌す
るようにしており、このスナップリングを軸体の一端に
被嵌する作業に多大の手間を要するため、締結装置の製
造コストが嵩むのであり、しかも、スナップリングはあ
まり大きな力を支持できないため、隙間間隔を調節する
に際して、スナップリングに作用した押圧力のために、
スナップリングが軸体から外れて調節不能になる虞があ
ると言う問題があった。本発明は、部材間の隙間の間隔
寸法を確実に且つ正確に調節できるようにした締結装置
を、安価に製造できる形態にて提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の締結装置は、
体と、該軸体よりも大きな外径の筒体とを備え、前記軸
体の外周に、当該軸体の一端を始端とする第1ねじ山と
他端を始端とする第2ねじ山とを、各々一端と他端との
間の中途部位に向けて延びるように造形する一方、前記
筒体の内周には前記軸体の第1ねじ山に螺合する雌ねじ
を、筒体の外周には雄ねじを各々造形して、これら筒体
における雌ねじのリードと雄ねじのリードとを異なら
せ、前記軸体と筒体とのうち少なくとも筒体に、回転用
工具に対する係合部を形成するという構成になってい
る。 また、本発明は、より好適な形態として、請求項2
に記載したように、前記軸体の第1ねじ山と第2ねじ山
とのリードを異ならせていると共に、軸体の一端部に
も、回転用工具に対する係合部を形成している構成も含
んでいる。
【0007】
【作用】本発明において、軸体を、ロックボルト等の適
宜手段にて筒体に対して回転不能に保持して、軸体と筒
体とを回転用工具にて一体的に回転することにより、軸
体の第2ねじ山を一方の部材の下孔等にねじ込むと共
に、筒体の雄ねじを他方の部材の下孔等にねじ込むか、
或いは、軸体と筒体とを分離しておいて、先に、軸体の
第2ねじ山を一方の部材の下孔等にねじ込んでから、筒
体を、他方の部材の下孔と一方の部材の第1ねじ山とに
同時にねじ込むかすることにより、他方の部材を一方の
部材に締結することができる。
【0008】 そして、筒体における雌ねじのリードと雄
ねじのリードとを異ならせているため、体を回転操作
することにより、一方の部材と他方の部材との間の隙間
の間隔寸法を調節できる。つまり、筒体を回転させ
と、筒体は他方の部材に対して移動すると同時に軸体に
対しても移動するが、筒体が1回転当たりに他方の部材
に対して移動する寸法と、筒体が軸体に対して移動する
寸法とが、当該筒体における雌ねじのリードと雄ねじの
リードの寸法の差の分だけ異なるから、筒体の回転操作
にて、他方の部材を一方の部材に対して遠近移動させる
こと、換言すると、一方の部材と他方の部材との隙間間
隔を調節することができるのである。
【0009】 その場合、筒 体における雄ねじのリードを
雌ねじのリードよりも大きい寸法に形成した場合には、
筒体のねじ込みにて両部材間の隙間間隔は大きくなり、
筒体のねじ戻しにて両部材内だの間隔寸法は小さくなる
ように調節され、逆に、雄ねじのリードを雌ねじのリー
ドよりも小さい寸法に形成すると、筒体のねじ込みにて
両部材間の間隔寸法は小さくなり、筒体のねじ戻しにて
両部材間の間隔寸法は大きくなるように調節される。
に、請求項2のように構成すると、軸体が単位回転当た
りに筒体に進入する寸法(距離)と、軸体が部材に進入
する寸法(距離)とが異なることにより、軸体の回転に
よって両部材を遠近動させることができるため、軸体を
回転させることによっても、二つの部材間の間隔を調節
することができる。
【0010】
【発明の効果】そして、本発明における軸体は、ねじ山
と回転用工具に対する係合部、又はねじ山のみを形成し
た簡単な構造である一方、筒体も、雌ねじと雄ねじ及び
回転工具に対する係合部を形成した簡単な構造であり、
両者の加工を容易に行うことができ、しかも、軸体の第
1ねじ山に筒体の雌ねじを螺合するだけの単純な作業に
て組立てることができるから、製造コストを大幅に低減
できるのである。また、ねじ山のリードの差を利用して
部材間の隙間間隔を調節するものであり、調節に際して
筒体が軸体から離脱する虞れは全くないから、部材の締
結と隙間間隔の調節とを、確実にしかも正確に行えるの
である。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例を、木材等の比較的軟
質の部材を締結するための装置に適用した場合の図面に
基づいて説明する。 図1〜図7では第1実施例を示して
おり、図1は締結装置の分解正面図、図2は図1の左側
面図、図3は図1の右側面図、図4は組立てた状態での
断面図、図5は締結の手順を示す図、図6は締結した状
態を示す図、図7は隙間間隔の調節 状態を示す図、図8
は他の締結状態を示す図である。 において符号1は、
軸体2と筒体3とを備えた締結装置を示す。
【0012】 前記軸体2の外周に、当該軸体2の一端を
始端とした一条の第1ねじ山4と、他端を始端とした高
低二条の第2ねじ山5a,5bとを、一端と他端との間
の中途部の非ねじ部2aに向けて延びるように造形し、
また、軸体2の一端には、回転用工具の一例としてのマ
イナスドライバ6に対するマイナス溝7を形成する一
方、軸体2の他端部には、部材に対するねじ込みを容易
にするための縦溝8を形成している。このとき、第1ね
じ山4のリードL1を、第2ねじ山5a,5bのリード
L2よりも小さい寸法に設定している(第1ねじ山4は
1条なので、リードL1はピッチと同じになってい
る)。
【0013】 他方、前記筒体3の内周面には、前記軸体
2における第1ねじ山4に螺合する雌ねじ9を筒体3の
全長にわたって造形する一方、筒体3の外周には、高低
二条の雄ねじ10a,10bを、筒体3のうち前記軸体
2の他端寄りに位置した他端部から一端部に向けて延び
るように造形し、更に、筒体3の一端には、電動式又は
エアー式等の動力式回転工具に対する係合部の一例とし
て、六角の頭部11を形成している。このとき、筒体3
における二条の雄ねじ10a,10bのリードL3を、
前記軸体2における第2ねじ山5a,5bのリードL2
と同じ寸法に形成しており、また、筒体3における雄ね
じ10a,10bの谷径D2を、軸体2の最大径D1よ
りも小さい寸法に形成している。
【0014】 この締結装置1にて一方の部材12に他方
の部材13を締結するには、先ず、図4に示すように、
筒体3の雌ねじ9に、軸体2を筒体3内でねじ戻し不能
に保持するロックボルト14を螺合する一方、一方の部
材12には前記軸体2の第2ねじ山5a,5bに対する
下孔15を、他方の部材13には筒体3の雄ねじ10
a,10bに対する下孔16をそれぞれ穿設しておき、
両部材12,13の間に締結時のみ使用する仮スペーサ
(図示せず)を挿入する等して、両部材12,13を、
その間に予め隙間17が形成された状態に保持してお
く。
【0015】 この場合、軸体2をロックボルト14にて
回転不能に保持したとき、筒体3の他端面と軸体2の非
ねじ部2aとの間にある程度の間隔Sを形成ように、換
言すると、第1ねじ山4の終端寄り部位が若干露出する
ようにしておく。
【0016】 次いで、図5に示すように、筒体3の頭部
11に、動力式回転工具におけるソケットビット18を
被嵌して、軸体2と筒体3とを、両部材12,13の下
孔15,16に向けて一体的に回転しつつ押圧すること
により、図6に示すように、軸体2の第2ねじ山5a,
5bを一方の部材12の下孔16にねじ込むと共に、筒
体3の雄ねじ10a,10bを他方の部材13の下孔1
6にねじ込むものであり、これにより、他方の部材13
を一方の部材12に対して、当該両部材12,13の間
に隙間17を開けた状態に締結し、ねじ込みが終わった
ら、図6に示すように、ロックボルト14を取り外す。
【0017】 そして、この状態において、筒体3の雌ね
じ孔内にマイナスドライバ6を挿入して、軸体2を正逆
回転することにて、隙間17の間隔寸法Eを調節でき
る。つまり、軸体2をねじ込み方向に回転すると、軸体
2は、一方の部材12内を前進移動すると同時に筒体3
内も前進移動するが、軸体2が1回転当たりに一方の部
材12内を移動する寸法は、第2ねじ山5a,5bのリ
ードL2と同じ寸法である一方、軸体2が筒体3内を移
動する寸法は、軸体2における第1ねじ山4及び筒体3
における雌ねじ9のリードL1と同じ寸法であるから、
軸体2をねじ込んだ場合には、図7に一点鎖線で示すよ
うに、軸体2の一回転当たり、第1ねじ山4のリードL
1と第2ねじ山5a,5bのリードL2との差(L2−
L1)の寸法だけ、他方の部材13が一方の部材12に
対して接近して、隙間17の間隔寸法Eは小さくなる。
【0018】 逆に、軸体2をねじ戻し方向に回転する
と、図7に二点鎖線で示すように、軸体2の一回転当た
りに、第1ねじ山4のリードL1と第2ねじ山5a,5
bのリードL2との差(L2−L1)の寸法だけ、他方
の部材13が一方の部材12から離反して、隙間17の
間隔寸法Eが大きくなるのである。この場合、第1ねじ
山4のリードL1を第2ねじ山5a,5bのリードL2
よりも大きい寸法に設定した場合には、軸体2が1回転
当たりに一方の部材12に侵入する寸法よりも、軸体2
が1回転当たりに筒体3内に侵入する寸法が長いため、
軸体2のねじ込みにて隙間17の間隔寸法Eは拡大し、
軸体2のねじ戻しにて、隙間17の間隔寸法Eは小さく
なる。
【0019】 なお、軸体2をロックボルト14で回転不
能に保持するにおいて、筒体3の他端面と軸体2の非ね
じ部2aとの間に若干の寸法Sを設けたのは、軸体2を
筒体3に対してねじ戻す余地を設けて、隙間17の間隔
寸法Eを大きくできるようにしたためである。
【0020】 上記の説明は、一方の部材12と他方の部
材13とを、両者の間に予め隙間17を形成した状態に
保持して締結するようにした場合であったが、図8に示
すように、両部材12,13を密着した状態で締結して
から、軸体2をねじ戻すことにより、両部材12,13
間に隙間を形成するようにしても良い。
【0021】 また、筒体3における雄ねじ10a,10
bのリードL3を、軸体2における第2ねじ山5a,5
bのリードL2より若干寸法大きく形成しておいても良
く、このように構成すると、両部材12,13を密着し
た状態にて締結するに際し、軸体2が一方の部材12に
一回転当たりに侵入する寸法よりも、筒体3が一回転当
たりに他方の部材15に侵入する寸法が大きいことよ
り、ねじ込みに連れて、両部材12,13の間に、軸体
2及び筒体3の一回転当たりに、それら筒体3における
雄ねじ10a,10bのリードL3と、軸体2における
第2ねじ山5a,5bのリードL2との差(L3−L
2)の寸法だけの隙間が生じるから、締結作業と同時に
両部材12,13の間に隙間を形成できることになる。
【0022】 図9に示すのは、軸体2を、気泡コンクリ
ートへのねじ込みに適するよう、その先端を先細りに形
成すると共に、第2ねじ山5のリードL2を谷径と略同
じの大きな寸法に形成した第2実施例であり、この実施
例より明らかなように、軸体2は、ねじ込む部材の材質
に応じて種々の形態にすることができ、例えば、先端に
ドリル部を形成したり、タッピンねじの形態にしたり、
或いは、一方の部材12に穿設しておいた雌ねじ孔に
込むようにしても良いのである。
【0023】 軸体2を回転するための回転用工具に対す
る係合部の形態としては、軸体2の一端面に、角形レン
チが嵌まる角孔を穿設するとか、図9に示すように、軸
体2における非ねじ部2aに、回転用工具の一例として
のスパナが被嵌する六角又は四角の係合部を形成する
か、又は、軸体2の外面に開口した係合孔を穿設して、
この係合孔に細い棒を挿入して回転するようにするな
ど、他の形態にしても良いのである。
【0024】 図10及び図11に示すのは、筒体3の
形例である第3実施例を示すもので、この実施例では、
筒体3の一端面に、回転用工具における角形ビット19
が嵌まる角形の係合孔20を穿設している。この場合
も、部材を締結するに際しては、図4で示したように、
筒体3の雌ねじ9にロックボルト14を螺合して、軸体
2を回転不能に保持することになる。
【0025】 図12に示すのは第4実施例である。すな
わちこの実施例では、動力式回転工具におけるドライバ
ビット21を、筒体3の一端面に接当する本体部22
と、該本体部22の端面に突設した雄ねじ部23とで構
成して、雄ねじ部23の先端を軸体2の一端面に接当
しめ、且つ、本体部22の先端面を筒体3の一端面に接
させることにより、軸体2を筒体3に対して回転不能
に保持すると共に、ドライバビット21を筒体3及び軸
体2に対して回転不能に保持できるようにしたものであ
り、このように構成すると、前記したロックボルト14
は不要になる。なお、図12におけるドライバビット2
2は、他の形態の締結装置にもそのまま適用できること
は言うまでもない。
【0026】 上記の実施例は、軸体2を回転操作するこ
とにより、隙間17の間隔寸法Eを調節するようにした
場合であったが、本発明では、筒体3における雄ねじ1
0のリードL3と、筒体3における雌ねじ9のリードL
1とが異なっているから、図13に第5実施例として
すように、筒体3のみを回転操作することによっても
隙間17の間隔寸法Eを調節することができる。
【0027】 この場合、雄ねじ10のリードL3を雌ね
じ9のリードL1よりも大きい寸法に設定した場合に
は、筒体3をねじ込むと、一回転当たりで、筒体3にお
ける雄ねじ10と雌ねじ9とのリードの差(L3−L
1)の寸法だけ、他方の部材13が一方の部材12に接
近し、換言すると、隙間17の間隔寸法Eが縮小し、逆
に、筒体3をねじ戻すと、一回転当たりで、筒体3にお
ける雄ねじ10と雌ねじ9とのリードの差(L3−L
1)の寸法だけ、他方の部材13が一方の部材12から
離反して、隙間17の間隔寸法Eは小さくなる。
【0028】 他方、雄ねじ10のリードL3を雌ねじ9
のリードL1よりも小さい寸法に設定した場合には、筒
体3のねじ込みにて隙間17の間隔寸法Eが縮小し、筒
体3をねじ戻しにて隙間17の間隔寸法Eは小さくなる
ように調節される。このように、筒体を回転させるこ
とによって隙間の間隔寸法を調節する場合には、軸体
は必ずしも回転用工具に対する係合部を形成する必要
はない。
【0029】 なお、 本発明における軸体は中空状であっ
ても良いことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】締結装置の分解正面図である。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】図1の右側面図である。
【図4】組立てた状態での断面図である。
【図5】締結の手順を示す図である。
【図6】締結した状態を示す図である。
【図7】隙間間隔の調節状態を示す図である。
【図8】他の締結状態を示す図である。
【図9】軸体の他の実施例を示す図である。
【図10】筒体の他の実施例を示す図である。
【図11】図10における締結装置の左側面図である。
【図12】ドライバビットの別例図である。
【図13】請求項2に対応した実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 締結装置 2 軸体 3 筒体 4 第1ねじ山 5,5a,5b 第2ねじ山 7 マイナス溝 9 雌ねじ 10,10a,10b 雄ねじ 11 係合部の一例としての頭部 12 一方の部材 13 他方の部材 17 隙間

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸体と、該軸体よりも大きな外径の筒体と
    を備え、前記軸体の外周に、当該軸体の一端を始端とす
    る第1ねじ山と他端を始端とする第2ねじ山とを、各々
    一端と他端との間の中途部位に向けて延びるように造形
    する一方、前記筒体の内周には前記軸体の第1ねじ山に
    螺合する雌ねじを、筒体の外周には雄ねじを各々造形し
    て、これら筒体における雌ねじのリードと雄ねじのリー
    ドとを異ならせ、前記軸体と筒体とのうち少なくとも筒
    体に、回転用工具に対する係合部を形成したことを特徴
    とする締結装置。
  2. 【請求項2】前記軸体の第1ねじ山と第2ねじ山とのリ
    ードを異ならせていると共に、軸体の一端部にも、回転
    用工具に対する係合部を形成していることを特徴とする
    請求項1に記載した締結装置。
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