JP3039417U - 多重層軽量コンクリート板 - Google Patents
多重層軽量コンクリート板Info
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】外部からの破壊行為に対し強度を増したコンク
リート板の提供。 【解決手段】保温性,防音性を具備する軽量コンクリー
ト板等の表面に,コンクリート又はモルタル100%の
層を作り,多重層構造とした多重層軽量コンクリート
板。
リート板の提供。 【解決手段】保温性,防音性を具備する軽量コンクリー
ト板等の表面に,コンクリート又はモルタル100%の
層を作り,多重層構造とした多重層軽量コンクリート
板。
Description
建築工法としては通常,湿式工法と乾式工法があります。湿式工法は工事現場 で型枠を組立て,その中に生コンクリートを注入して行うもので,コンクリート が固まるまで1週間〜2週間を必要としていた。 建築期間の短縮のために行われるようになったのが乾式工法で,これはあらか じめ工場で生産,乾燥させたコンクリート部材を鉄骨に取り付けてなる工法であ ります。 本考案は乾式工法で使用されるコンクリート板であります。
乾式工法に使用するコンクリート板は,発泡コンクリート板が主で,その他と してはセメント・砂を水で混練りしたモルタル100%のもの,セメント・砂・ 砂利及び水を混練りしたコンクリート100%のものがあり,たまにガラス砕片 とか石炭灰の焼結材を混入したリサイクル目的のものが散見されておりましたが ,みな同一材質による一層構造であった。
従来の発泡コンクリート板は断熱性・防音性・軽量性及び加工性がすぐれてい て,工場・事務所・店舗・マンション等の外壁材,天井材及び床材として広く使 用されてきましたが,前述の特徴のうち,加工性をよく検討してみると便利であ った反面,外部からは極めて破壊され易い弱点があったのであります。 即ち 発泡コンクリート板は工作用のカッターナイフのみで容易に切り開らき ,鉄筋金網が露出したところで,クリッパーにより簡単に切断開孔が行え,従っ て施錠のみにより安心して外出したり,事務所や店舗を夜間無人とすることが極 めて危険であったのであります。 本考案は,断熱性(保温性)・防音性・軽量性を保持しながら非破壊性という か,防犯性をも付加せんとするものであります。
建築物等の破壊行為は,外部からの作業で行われます。従ってコンクリート板 等の表面の強度を従来のコンクリート又はモルタル100%の強度に維持すれば ,問題は解決できるものであります。 本考案は図1に示すように型枠1の底部に発泡コンクリート板2を入れ,その 上部に生コンクリート又はモルタル3を流し込んで一体化してなるものでありま す。 かかる構造の軽量コンクリート板は,外部からの破壊行為に対してコンクリー ト,モルタル本来の強度が発揮されるため侵入を防止することとなるものであり ,内面の発泡コンクリート板2は,防音性と保温性を確保するので便利且つ実用 的であります。
従来のコンクリート板は発泡コンクリート板にせよ,また他材質を混入したコ ンクリート板にせよ,いわゆる一層構造でなっておりました。 本考案は強度の高いコンクリート,モルタル等100%の層3を表面に,そし て空気を多量に含み防音性・保温性の効果を有する発泡コンクリート板2を内面 に表裏一体として構成させた多重層軽量コンクリート板であります。
以上は二重層構造の軽量コンクリート板について説明しましたが,図2に示す ように大地震に耐えうるよう強度を高くするため,三重層構造として行うことも 可能であり,また二重層構造・三重層構造はコンクリート板等3と軽量コンクリ ート板又は発泡コンクリート板2を別々に製造し,あとで接着してもで行えるも ので、この場合も本考案のうちであることを付記します。 また図1に示すように凹部6を設けておけば発泡コンクリート板2の上にコン クリート,モルタル等3を流し込んだとき一体性が高まるもので実用的でありま す。
従来の発泡コンクリート板は断熱性・防音性・軽量性にすぐれ,そのうえ加工 性もよかったため建築物に大量使用されていたが,外部からの破壊行為には究め て弱いという欠点を内包していたのであります。 本考案は従来の発泡コンクリートの利点である断熱性(保温性)・防音性・軽 量性を裏面に具備しながら表面はコンクリート又はモルタル層2によって強度を 高く保持することとしたもので極めて実用的であります。
【図1】…発泡コンクリート板とコンクリート板等の二
重構造を示す断面略図
重構造を示す断面略図
【図2】…三重層軽量コンクリート板の断面図
1……型枠 2……発泡コンクリート板 3……生コンクリート又はモルタル 4……鉄筋 5……凹部
Claims (1)
- 【請求項1】型枠1の底部に発泡コンクリート板2を入
れ,その上部に生コンクリート又はモルタル3を流し込
み,一体構造としてなる多重層軽量コンクリート板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997000800U JP3039417U (ja) | 1997-01-09 | 1997-01-09 | 多重層軽量コンクリート板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997000800U JP3039417U (ja) | 1997-01-09 | 1997-01-09 | 多重層軽量コンクリート板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3039417U true JP3039417U (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=43174052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997000800U Expired - Lifetime JP3039417U (ja) | 1997-01-09 | 1997-01-09 | 多重層軽量コンクリート板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3039417U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5429015A (en) * | 1977-08-05 | 1979-03-03 | Mitsubishi Electric Corp | Controller for synchronous motor |
JPH06108585A (ja) * | 1992-09-29 | 1994-04-19 | Mitsubishi Kasei Corp | 軽量パネル |
-
1997
- 1997-01-09 JP JP1997000800U patent/JP3039417U/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5429015A (en) * | 1977-08-05 | 1979-03-03 | Mitsubishi Electric Corp | Controller for synchronous motor |
JPH06108585A (ja) * | 1992-09-29 | 1994-04-19 | Mitsubishi Kasei Corp | 軽量パネル |
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