JP3036785U - 点描玩具 - Google Patents

点描玩具

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JP3036785U
JP3036785U JP1996010326U JP1032696U JP3036785U JP 3036785 U JP3036785 U JP 3036785U JP 1996010326 U JP1996010326 U JP 1996010326U JP 1032696 U JP1032696 U JP 1032696U JP 3036785 U JP3036785 U JP 3036785U
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pieces
substrate
piece
sketch
toy
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JP1996010326U
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Inventor
神立良二
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神立 良二
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 集中力や想像力を養え、しかも年齢や性別を
問わず誰もが手軽に楽しめる娯楽性の高い玩具を提供す
る。 【構成】 所要の遊技面1Aをもつ多孔状の基板1と、
この基板1に形成された数多の差込口2に挿入されるピ
ース3で構成される。差込口2は互いに近接する状態で
500〜10000程度設けられ、それら差込口2には
ピース3が個別に挿入される。ピース3は数種に色分け
し、それら数色のピース3を目的に応じて使い分ける。
その使用方法は、下絵4の上に基板1を乗せ、その状態
で下絵4に合わせて差込口2にピース3を挿入していけ
ばよい。これにより、基板1の上にピース3の集合体で
成る図柄が出来上がる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、集中力や想像力を養えるような玩具に関し、特に点の集合により種 々の図柄や文字などを描写できるようにした点描玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】
これまで玩具として種々のものが実用に供されてきたが、中でも集中力や想像 力を養えるような玩具は年齢や性別に拘らず楽しめるため一般に広く普及してい る。その種の玩具として、絵画その他の図板を異形の断片に分解し、その各断片 を組み合わせて初期の図板を作成するようにしたジグソーパズルが最も一般的で ある。また、その他にも碁盤目の圏内に文字を入れて縦横に連絡した言葉を作り 上げるクロスワードパズルや、これに類するもので碁盤目の縦横各列の端部に記 された数字を基にして同数の升目を塗りつぶして図柄を作り上げるイラストロジ ックと称するものなども良く知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、ジグソーパズルは完成品が最初から決まっていて好みの図柄が 捜し出せない場合があり、しかも個々の断片(ピース)が互いに組合わさって完 成品になるので一つのピースが紛失しただけでも作品を完成できないという欠点 がある。
【0004】 一方、クロスワードやイラストロジックによれば、紙面上で手軽に出来るとい う利点があるものの、紙面に文字などを記入する関係上、筆記具や消しゴムが必 要になるという煩わしさがあり、特に何れも完成時には達成感を味わえるにすぎ ず装飾品としての価値はない。
【0005】 そこで、本考案は年齢や性別を問わずに誰もが楽しめる娯楽性の高い玩具を提 供するものであり、特に好みの図柄や文字を自由に描写でき、しかも少量のピー スの紛失によっても影響無く完成品を作り上げることができて、且つ完成品を装 飾画などとして室内に飾れるようにすることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の目的を達成するため、数多の差込口が近接して設けられた多孔 状の基板と、前記差込口に個別に挿入されるピースとで構成した点描玩具を提供 するものである。ここで、遊技者は想像力を働かせながら基板の差込口にピース を順次挿入して自由な図柄を描写することができるが、見本画などを見ながらそ れを転写することもできる。
【0007】 そこで、請求項2の考案では、数多の差込口が近接して設けられた多孔状であ って下絵の上に配置される基板と、前記下絵に合わせて各差込口に挿入されるピ ースとで構成した点描玩具を提案している。
【0008】 なお、ピースは線状に連ねて所要の形状にしてもよいが、請求項3の考案のよ うにピースを数種に色分けすれば図柄の各部の区分が明確になるし、完成度の高 い作品を得られることにもなる。
【0009】 また、基板の差込口の数を上級者用や初級者用などに分けて増減することによ り、遊技者層を拡大することができる。ここで、差込口は種々の配列にできるが 、請求項4の考案のように基板を差込口が縦横に並ぶ格子状にすると、差込口の 相互間を短くできるので下絵を用いるときにはその鮮明度が上がり効果的である 。
【0010】 更に、請求項5の考案のように、基板とピースを合成樹脂製にすることで生産 性が上がり、低廉なコストでの提供も可能となる。特に、基板やピースに所要の 弾力を付与すると、ピースが差込口に圧入して離脱し難くなるという効果が得ら れる。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の適用例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本考案に係る 点描玩具の好適な一例を示した斜視図である。
【0012】 図1において、1は合成樹脂の射出成形などにより得られる基板であり、この 基板1は互いに近接する数多の差込口2,・・を有した多孔状にしている。ここ で、基板1は例えば横200mm、縦300mmの遊技面1Aをもつ長方形状に して、その中に約4000の差込口2を設けているが、遊技者のレベルに合わせ て差込口2の数を500〜10000程度の範囲で階級分けしたものを数種類取 り揃えるようにしてもよい。なお、基板1を側縁にて相互に着脱自在とし、これ を繋げて遊技面1Aを拡張することもできる。また、差込口2の形状は正方形や 丸形など種々の形状を選定することができる。
【0013】 3は合成樹脂などにて形成される円柱形小片状のピースであり、このピース3 は差込口2と同程度の個数を有して該差込口2に個別に挿入できるようにしてあ る。特に、個々のピース3は数種に色分けして目的に応じた色のピース3をその 都度選択して使用できるようにしている。ここで、遊技者は数種のピース3を用 いて基板1の中に自由な図柄や文字などを描写することができるが、見本画など を見ながらその図案を転写するようにしてもよい。
【0014】 そこで、本考案では転写用の下絵4を用いることを提案している。この下絵4 は、基板1と同形同大にして風景や各種のキャラクタが描かれた布地や紙面もし くは樹脂その他の可撓性シート、あるいは所望の写真であり、その上に基板1を 配置できるようにしてある。なお、この下絵4は本願の点描玩具として付属する ものでもよいが、遊技者が下絵4として好みの写真や自画品などを準備してもよ い。
【0015】 次に、図2には基板1の一部を拡大して示している。この図に示すように、基 板1は縦リブ5と横リブ6が所要の間隔で直交する格子状であって、その縦リブ 5と横リブ6とにより区画された差込口2が互いに近接して縦横に配列するよう にしている。そして、各差込口2に挿入されるピース3は、縦リブ5と横リブ6 に圧着して差込口2から容易に離脱しないようにしてある。なお、ピース3は例 えば黒色ピース3a、白色ピース3b、赤色ピース3c、黄色ピース3dの四色 が備えられる。ここで、差込口2は縦横3mm程度の正方形空間であるが、幼児 向けには差込口2の開口率をこれより大きくすることが好ましい。
【0016】 図3は、基板1の差込口2にピース3を挿入した状態を部分的に破断して示し た側面図である。この図に示すようにピース3は所要の高さをもち、差込口2へ の挿入時には両端が基板1の両面より突出して各ピース3が僅かの間隙を有して 線状または面状に連なるようになる。
【0017】 次に、図4は上述のように構成された点描玩具による完成品の一例を示した平 面図である。この図に基づいて本物品の使用方法を説明すると、先ず好みの図柄 などが描かれた下絵4を準備し、その上に基板1を配置する。このとき、基板1 はテープやクリップなどを用いて下絵4に部分的に仮止めするとよい。そして、 その状態にして、下絵4に合わせて基板1の差込口2に順次ピース3を挿入する のであり、これにより基板1の中に下絵4に描かれた図柄がピース3の集合体と して転写されることになる。ここで、図4に示すような自動車の図柄を作り上げ るには、例えばピース3として二種の黒色ピース3aと白色ピース3bを用いる ことにより、車体の部分とタイヤの部分を明確に表現することができる。また、 この使用例では下絵4を用いているが、その下絵4を用いず好みの図柄などを想 像しながら差込口2にピース3を挿入するようにしてもよく、これにより想像力 を養うことができる。なお、ピース3が小さい場合には、その挿入時にピンセッ トなどを用いるとよい。
【0018】 以上、本考案の好適な一例を説明したが、本考案は上記例に限定されるもので なく、例えば基板1は図5に示すようにピース3の高さと同じ厚さにしてピース 3が差込口2に埋没するようにしてもよい。但し、この場合には下絵の鮮明度が 悪くなる畏れがあるので基板1を透明ないしは半透明にするとよい。例えば、そ の種の素材として、透明なポリエチレンやポリスチレンなどを用いることができ る。
【0019】 更に、ピース3は差込口2に嵌合する大きさのものであれば形状に制限される ものでなく、種々の形状を選定できる。例えば、その形状として、図6(a)に 示すような二段式の円柱状、同図(b)に示す角柱状、同図(c)に示す角柱と 円柱の組み合わせ、及び同図(d)に示す十字形などが上げられる。また、その 材質は差込口2に対する嵌合度や強度の点で、所要の弾力をもつ合成樹脂が最適 であると考えるが、木材やゴムあるいは金属などを利用することもできる。特に 、高さが異なるピース3を取り揃えることにより完成品に立体感も出すことがで きる。ここで、ピース3は前述の如く数種に色分けするとよいが、一色だけの構 成としても構わない。なお、複数のピース3を差込口2の間隔で連結して所定の 面積を一度に完成できるような方式を採ることもできる。
【0020】 また、使用例として、基板1の差込口2を黒色ピース3aなどで部分的に埋め 、空き領域に端面に文字を記したピースを入れてクロスワードとして楽しむこと もできるし、黒色ピース3aと白色ピース3bを用いてオセロゲームとして用い ることもできる。但し、クロスワードパズルやオセロゲームとの兼用を目的とす る場合には、ピースの文字や色を識別するに足りる充分な大きさをもつ差込口2 やピース3を形成する必要がある。
【0021】
【考案の効果】
以上の説明で明らかなように、本考案によれば基板の差込口に順次ピースを挿 入していくことで、自由に好みの図柄や文字などを描写できるという楽しみが味 わえ、また年齢や性別あるいは場所を問わず誰もが手軽に楽しめると同時に、集 中力や想像力も養えるし、下絵を用いたときにはその転写が容易であり、しかも 完成品はその状態のまま額縁などに入れて飾ることができる。
【0022】 また、ピースはそれ自体が個別に意味をもつものでなく集合体となって初めて 意味をもつので、一部が紛失しても他のピースで補うことができる。特に、ピー スを数種に色分けしていることから、それらピースを使い分けることにより図柄 の各部の区分を明確に表現でき、しかも作品の完成度を格段に向上できるという 効果を得る。
【0023】 更に、基板を格子状にしたことにより、差込口の相互間を可及的に小さくでき るので下絵を用いるときにはその鮮明度が上がり、しかも差込口に挿入されるピ ースの密度も上がるから完成品の仕上がりもよく鮮明となる。また、基板とピー スを合成樹脂製にすることにより、生産性が上がりコストも低廉にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る点描玩具の一例を示した斜視図
【図2】基板の一部を拡大して示した平面図
【図3】基板の差込口にピースが挿入された状態を破断
して示した側面図
【図4】本願に係る点描玩具の使用例として、差込口に
複数のピースが挿入された完成品を示す平面図
【図5】基板の他の形態を示す部分断面図
【図6】ピースの形態例を示した斜視図
【符号の説明】
1 基板 1A 遊技面 2 差込口 3 ピース 3a 黒色ピース 3b 白色ピース 3c 赤色ピース 3d 黄色ピース 4 下絵

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数多の差込口が近接して設けられた多孔
    状の基板と、前記差込口に個別に挿入されるピースとで
    構成した点描玩具。
  2. 【請求項2】 数多の差込口が近接して設けられた多孔
    状であって下絵の上に配置される基板と、前記下絵に合
    わせて各差込口に挿入されるピースとで構成した点描玩
    具。
  3. 【請求項3】 ピースは数種に色分けされている請求項
    1または2に記載の点描玩具。
  4. 【請求項4】 基板は差込口が縦横に並ぶ格子状である
    請求項1または2に記載の点描玩具。
  5. 【請求項5】 基板とピースを合成樹脂製にした請求項
    1または2に記載の点描玩具。
JP1996010326U 1996-10-15 1996-10-15 点描玩具 Expired - Lifetime JP3036785U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012100695A (ja) * 2010-11-05 2012-05-31 Fukumasu Kogyosho:Kk 知育玩具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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