JP3035485B2 - 顧客訪問スケジュール作成装置 - Google Patents

顧客訪問スケジュール作成装置

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JP3035485B2 JP34517195A JP34517195A JP3035485B2 JP 3035485 B2 JP3035485 B2 JP 3035485B2 JP 34517195 A JP34517195 A JP 34517195A JP 34517195 A JP34517195 A JP 34517195A JP 3035485 B2 JP3035485 B2 JP 3035485B2
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賢治 津村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬品その他の各
種商品配置販売業の分野において、顧客訪問スケジュー
ルを作成する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】医薬品配置販売業の分野においては、従
来より、何種類かの薬品を収納した薬箱を顧客に預け、
相応の期間経過後に配置員が顧客を訪問し、預けた薬品
のうち使用された薬品分の料金を支払ってもらうという
方法が採られている。
【0003】ここで、預けた薬品および使用された薬品
の品目や数量等のいわゆる配置薬品データは、従来、懸
場帳という台帳に記録されてきたが、最近では、これら
の配置薬品データはコンピュータに入力する方法が採ら
れている。
【0004】また、顧客に預けている薬品の管理は配置
員に任されているため、配置薬品の種類、数量、配置期
限等に関する管理は、全て各配置員が行っている。
【0005】一方、顧客への訪問日、スケジュール等に
ついても配置員の判断に任されているため、各配置員
は、その経験によって身に付けた顧客に関するあらゆる
データを参考にして、顧客の在宅日や在宅時間帯に合わ
せた訪問スケジュールを立案し、それに基づいて顧客訪
問を行っている。
【0006】そして、配置員が顧客訪問することによっ
て得られた新たな配置商品データおよび顧客データ等
は、営業所等に備えられているコンピュータに入力して
記録されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コンピ
ュータに記録されたこれらの配置商品データおよび顧客
データ等は、単に次回訪問のときの精算書を出力するた
めに使用されている程度であり、有効に活用されていな
いのが実状である。
【0008】また、顧客への訪問スケジュールは各担当
者がそれぞれ独自の方法で作成しているため、訪問経路
の重複や漏れ、留守宅への訪問等が生じることが多く、
顧客訪問の効率が悪い。特に、担当者が退職したり、担
当地域が変更された場合等は、その担当者が経験によっ
て身に付けた顧客データが後任担当者に漏れなく引き継
がれないことが多いため、後任担当者は混乱が生じて効
率の良い顧客訪問ができなかったり、不廻り顧客の増加
につながっている。
【0009】さらに、顧客に預けてある薬品の管理も担
当者に任されているため、未使用の薬品を期限切れまで
放置したり、必要な薬品の数量が不足したりすることが
多く、顧客に最適の品目や数量の薬品が配置されていな
い。
【0010】そこで、本発明が解決しようとする課題
は、極めて効率の良い顧客訪問を行うことが可能で、か
つ配置商品の品質管理を徹底できる顧客訪問スケジュー
ル作成装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の顧客訪問スケジュール作成装置は、データ
集計分析用コンピュータと携帯型入出力端末とから成
り、前記コンピュータから前記携帯型入出力端末に送信
された顧客データおよび配置商品データに基づいて前記
携帯型入出力端末で顧客訪問スケジュールを作成する装
置であって、前記携帯型入出力端末に訪問時の顧客デー
タおよび配置商品データを入力するデータ入力手段と
め設定した地区ごとの訪問順序と地区内の顧客ごとの訪
問順序にしたがい顧客訪問スケジュールを作成するスケ
ジュール出力手段とを設け、前記携帯型入出力端末と前
記コンピュータとの間のデータ交信手段を設け、さら
に、前記携帯型入出力端末から送信された顧客データお
よび配置商品データを集計分析する手段を前記コンピュ
ータに設けたことを特徴とする。
【0012】顧客データおよび配置商品データをデータ
集計分析用コンピュータに入力すると、これらの顧客デ
ータおよび配置商品データはそこで集計分析され、デー
タ交信手段によって前記携帯型入出力端末に送信され
る。そして、送信された顧客データおよび配置商品デー
タに基づいて前記携帯型入出力端末で顧客訪問スケジュ
ールが作成される。
【0013】また、新たな顧客データおよび配置商品デ
ータを前記携帯型入出力端末に入力することにより、同
携帯型入出力端末に改めて顧客訪問スケジュールを作成
させることもできる。前記携帯型入出力端末に入力した
新たな顧客データおよび配置商品データは、データ交信
手段によってデータ集計分析用コンピュータへ送信し
て、集計分析し、次の顧客訪問スケジュール作成の基礎
とする。
【0014】ここで、前記顧客データが、地区コードお
よび地区内顧客訪問順序と、顧客の氏名、住所、家族、
面談者、訪問サイクル、前回訪問日、在宅日、在宅時間
帯、住宅地図ページ、前回売掛残額、売上履歴、売上合
計、回収金額、今回売掛残額、次回集金予定日、病歴の
うちのいずれか複数を含むことを特徴とする。
【0015】また、前記地区コードが、自動車通行上の
障害物を境界として区画した地区ごとに設定した序列記
号であることを特徴とする。即ち、地区コードとは、鉄
道、河川、高速道路等、自動車が任意に横断できず通行
上の障害物となるものを境界として区画した地区ごとに
設定した独自の序列記号である。このように、自動車通
行上の障害物を境界として区画しているため、一つの地
区コードに対応する地区内には障害物が存在しなくなる
ので、地区単位で顧客訪問すれば効率の良い訪問活動を
行うことができる。また、前記地区をどのような順序で
訪問するかを事前に決定し、各地区ごとに序列記号を設
定しておくことにより、前記携帯型入出力端末で顧客訪
問スケジュールを作成したとき、訪問地区が自動的に道
順に並ぶことになり、経験の有無を問わず効率の良い訪
問活動を行うことができる。
【0016】次に、前記地区内顧客訪問順序が、前記地
区内に存在する顧客ごとに設定した序列記号であること
を特徴とする。同一地区内に存在する顧客を、どのよう
な順序で訪問するかを事前に決定し、その順序に基づき
顧客ごとに序列記号を設定しておくことにより、前記携
帯型入出力端末で顧客訪問スケジュールを作成したと
き、訪問先が自動的に道順に並ぶことになり、経験の有
無を問わず極めて効率の良い訪問活動を行うことができ
る。
【0017】また、前記配置商品データが、商品名、商
品定価、商品薬効、メーカー名、販売価格、値引き額、
客先在庫、商品の配置期限、配置商品の品目および数量
指示、営業員在庫のうちのいずれか複数を含むことを特
徴とする。
【0018】さらに、前記顧客訪問スケジュールが、担
当者別の訪問先名、訪問地区、訪問予定日、地区内顧客
訪問順序、訪問時間帯、代金決済条件のうちのいずれか
複数を含むことを特徴とする。
【0019】顧客訪問スケジュールに関しては、事前に
顧客ごとの訪問サイクル(例えば、何ヵ月ごとに訪問す
るのか)を定めておき、これによって前回訪問日から起
算して訪問時期が到来している顧客を選択し、基本的な
訪問スケジュールを作成させる。そして、これ以外に当
日訪問しなければならない顧客や売掛金集金の顧客を追
加して訪問スケジュールを決定する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。
【0021】図1は顧客訪問スケジュール作成装置を医
薬品配置販売業の分野において使用した場合の概要図で
ある。図1に示すように、本社1にデータ集計分析用の
ホストコンピュータ(以下「HC」という。)2と、こ
れに接続したデータ通信用のパーソナルコンピュータ
(以下「PC」という。)3とを設置し、各営業所4に
もPC3を設置するとともに、配置員5は、それぞれ携
帯型入出力端末(以下「HT」という。)6を所持す
る。
【0022】図2は、顧客訪問スケジュール40の作成
機能を示すブロック図である。この図に示すように、配
置員5は、顧客データ20および配置商品データ30
等、顧客7に関する全てのデータをHT6に入力して記
録する。
【0023】HT6に記録された顧客データ20および
配置商品データ30をPC3へ送信するとそこで集計分
析が行われる。このときHT6とPC3との交信手段と
しては、図3に示すように電話回線8、赤外線通信9、
PCカード10等があり、これらの手段を使用してデー
タのファイル転送を行う。
【0024】ここで、顧客データ20とは、地区コー
ド、地区内顧客訪問順序、顧客の氏名、住所、家族、面
談者、訪問サイクル、前回訪問日、在宅日、在宅時間
帯、住宅地図ページ、前回売掛残額、売上履歴、売上合
計、回収金額、今回売掛残額、次回集金予定日、病歴等
のデータである。
【0025】また、配置商品データ30とは、図2に示
すように、商品名、商品定価、商品薬効、メーカー名、
販売価格、値引き額、客先在庫、商品の配置期限、配置
商品の品目および数量指示、営業員在庫品目、数量、使
用期限、価格等のデータである。
【0026】次に、PC3からHT6へ、集計分析後の
顧客データ20および配置商品データ30が送信される
ので、HT6の中のプログラムを実行することにより、
これらのデータに基づいて、かつ予め入力された規則に
従い、HT6が最適な顧客訪問スケジュール40を作成
してHT6の画面16に表示する。そこで、配置員5
は、画面16に表示された顧客訪問スケジュール40に
従って顧客訪問活動を行っていく。
【0027】HT6の画面16に表示される顧客訪問ス
ケジュール40には、配置員5別の訪問先名、訪問地
区、訪問予定日、地区内顧客訪問順序、訪問時間帯、代
金決済条件等が具体的に表示される。
【0028】顧客7への訪問活動が終了すると、配置員
5は、HT6に入力した顧客データ20および配置商品
データ30等を再びPC3へ送信する。このときHT6
とPC3との交信手段としては、図3に示すように電話
回線8、赤外線通信9、PCカード10等があり、これ
らの手段を使用してデータのファイル転送を行う。そし
て、PC3に送信された顧客データ20および配置商品
データ30はPC3で集計され、その集計データはHC
2に送信される。
【0029】HC2においては、図4に示すように、P
C3から送信された顧客データ20、配置商品データ3
0および顧客訪問スケジュール40に関する集計データ
を基にして、さらに商品ABC分析、売上月報、不廻り
一覧表、配置期限別商品一覧表等の分析資料を作成しプ
リンタ11から出力することができる。
【0030】次に、図5に基づき、最適な顧客訪問スケ
ジュール40の作成手順について説明する。顧客訪問ス
ケジュール40の作成は、HT6の中のプログラムを実
行することにより行われるが、このときPC3からHT
6に送信された集計分析後の顧客データ20および配置
商品データ30に基づいて、かつ予め入力された規則に
従って作成される。
【0031】前述したように、PC3からHT6に送信
される顧客データ20には、地区コード、地区内顧客訪
問順序、顧客7ごとに設定された氏名、住所、家族、面
談者、訪問サイクル、前回訪問日、在宅日、在宅時間
帯、住宅地図ページ、前回売掛残額、売上履歴、売上合
計、回収金額、今回売掛残額、次回集金予定日、病歴等
が記録されており、また、顧客の住所は、どの地区コー
ドに該当し、その地区内では何番目に訪問するかの番号
も予め規則化されている。
【0032】これらのデータおよび規則に基づき、図5
の101に示すように、HT6において、下記(1)〜
(5)の順序で選択を繰り返し、最適な顧客訪問スケジ
ュール40が作成される。
【0033】(1)配置員5ごとに、PC3からHT6
に送信された顧客データ20の中から前回訪問日より起
算して訪問サイクルにより訪問時期が到来しているもの
を抽出する。
【0034】(2)図6に示すように、住宅地図24に
おいて、市町村を基準として、鉄道25、河川26、高
速道路27等の自動車通行上の障害物を境界として区画
した地区ごとに設定した地区コード28により、今回の
訪問地区をHT6に入力すると、次の訪問地区は事前に
設定して入力された地区訪問順序(例えばADEFBC
GJIHの順序)に従ってHT6が自動的に抽出する。
【0035】(3)地区内の顧客の訪問順序は、事前に
設定して入力された同一地区内の顧客の訪問順序(例え
ばabdefghci)に従って並べ替えられる。
【0036】(4)(1)〜(3)により作成された基
本訪問スケジュールに売掛金集金日等の訪問日が指定さ
れている顧客を優先的に追加してHT6が最終的な顧客
訪問スケジュール40を作成する。
【0037】(5)作成された顧客訪問スケジュール4
0に基づき、配置員5が訪問活動を行う。また、顧客の
都合が悪い場合は訪問日を変更することができる。
【0038】このようにして作成した顧客訪問スケジュ
ール40は、図7〜9に示すように、HT6の画面16
に項目ごとに順次表示することができ、時間帯(午前、
昼、午後、夜)の切替えボタンを押すことで、時間帯に
合わせた最適の訪問先を表示することもできる。また、
図6に示す住宅地図24の住宅地図ページ29を入力す
れば指定したページに居住する顧客を表示することもで
きる。これにより、配置員5は極めて効率の良い訪問が
できる。
【0039】次に、図5の102に示すように、訪問が
終了した顧客は顧客訪問スケジュール40から順次削除
されていくが、留守などの理由により訪問していない顧
客は、いつまでも顧客訪問スケジュール40に残ること
になる。したがって、配置員5は、常に、未訪問顧客を
HT6の画面で確認しながら訪問活動できるため、訪問
漏れをなくすことができる。
【0040】一方、諸般の事情により、今回の顧客訪問
スケジュール40から強制的に削除したい場合は、その
理由を示すコードを配置員5がHT6に入力することに
より可能となる。このとき、強制削除した顧客の情報
は、HT6からPC3へ送信され、さらにHC2へ送信
されることにより、全社的な不廻り管理を徹底すること
ができる。
【0041】配置員5は、HT6に表示された訪問スケ
ジュール40に基づいて、担当している顧客7を訪問
し、顧客7の配置薬品の使用履歴等をHT6の画面で参
照しながら、その顧客7に最適の薬品の品目と数量を配
置することができる。また、PC3からHT6へ、季節
要因を加味した、顧客に最適な薬品の品目と数量を示す
データを送信することができるので、配置員5がその指
示通りに配置することにより、欠品の発生を防ぐことが
可能となる。
【0042】以上のように、配置員5がHT6に表示さ
れた訪問スケジュール40に基づいて訪問活動を行うこ
とにより、訪問経路の重複や、留守宅への訪問、不廻り
顧客、指定日や集金日の訪問漏れ等が発生しなくなるた
め、顧客訪問活動の効率が大幅に向上する。
【0043】また、顧客7に預ける薬品12には全て配
置期限とメーカーコード、薬品コードを含むバーコード
シール13を添付(もしくはメーカーで商品に印刷)し
ておき、配置員5が訪問したときに在庫として残ってい
る未使用の薬品のバーコード13をHT6に接続したス
キャナー14でスキャンニングすることにより、使用さ
れた薬品の代金をHT6が自動的に計算し、精算書15
を発行することができる。
【0044】さらに、不要な薬品の引き取りや、新たに
補充する薬品もバーコードを読み取ることでHT6に確
実に記録され、引き取り薬品明細書や預け薬品控え書を
印刷することもできる。
【0045】一方、HT6は入金に対して領収書を発行
することができ、売掛金がある場合は、配置員5が必ず
次回以降の集金日をHT6に入力するので、回収漏れが
発生しない。また、次回以降の集金日と金額を印刷した
書類を発行して顧客7に渡すこともできる。
【0046】このように、顧客7の薬品の使用履歴によ
り、その顧客7に最適な薬品の品揃えと数量を配置する
ことができ、また、不要な薬品は使用される他の顧客へ
の移動指示をPC3からHT6へ送信することができ
る。なお、配置員5が移動指示されたことを忘れた場合
でも、HT6にその薬品のバーコードを読み込ませた時
点で、HT6から警告音を出すことができるため的確な
薬品の配置が行える。これにより、配置期限切れ薬品の
発生を防止することができ、代金の早期回収とともにメ
ーカーへの返品を最小限にくい止めることが可能とな
る。
【0047】一日の顧客訪問が終了すると、図10に示
すように、配置員5は当日の取引データをHT6からP
C3へ送信し、PC3では送信された顧客データ20お
よび配置商品データ30を集計し、売上日報等の資料を
作成する。また、PC3の集計データはHC2へ送信さ
れ、本社1では、その集計データにより全社の商品別、
営業所別等の管理資料を出力することができる。
【0048】また、配置員5について担当顧客17の変
更が必要であれば、図11に示すように、PC3で担当
替えプログラムを実行することにより、一括して変更す
ることができ、その後、担当替えデータをPC3から配
置員5のHT6へ送信することにより即座に担当替えを
実行することが可能である。配置員5は担当替えデータ
受信後に、HT6で新たに顧客訪問スケジュール40を
作成し、それを画面16で確認しながら顧客訪問を行
う。このとき、配置員5の担当替えの情報は、PC3か
らHC2へも送信される。
【0049】なお、当日の取引データのHT6からPC
3への送信は、外出先からも可能であり、配置員5が所
持するHT6から電話回線を使用するパソコン通信で直
接PC3へデータを送信することができる。このよう
に、外出先から、売上締切日に対応したデータの送信が
できるため、その都度、外出先から営業所4(または本
社1)に戻る必要がなくなる。
【0050】HT6からPC3へ送信された顧客データ
20および配置商品データ30はPC3にも蓄積されて
いるため、PC3でもHT6と同様の顧客訪問スケジュ
ール40を作成することが可能である。
【0051】PC3では、受信したデータに基づき、薬
品の使用数量や売上金額等を考慮して、顧客7の訪問サ
イクルを自動的に変更し、次回のHT6との通信時にそ
の情報が送信、記録される。HT6で新しい顧客訪問ス
ケジュール40を作成したときには変更後の内容が反映
される。なお、この訪問サイクル自動変更は、特定の顧
客に対しては実行しないことも可能である。
【0052】顧客を新規開拓したり営業権を獲得した場
合には、まずPC3に顧客名や住所等を入力した後に、
地区コード等で配置員5を決定し、PC3からHT6へ
データを送信する。配置員5はHT6で顧客訪問スケジ
ュール40を作成し、新しいスケジュールに基づいて顧
客訪問を行う。
【0053】配置員5のHT6からPC3へ送信された
取引データは、PC3で集計され、HC2へ送信され
る。HC2では、商品別、配置員別、全社合計の売上日
報等の管理帳票を出力することができる。また、これら
の管理帳票については、その見方の順序と、どの項目が
重要であるか等をHC2の自習メニューで学習すること
ができるため、経営状況の判断に役立てることができ
る。
【0054】HC2で作成された管理帳票は、パソコン
通信でPC3へ送信することもできるため、遠隔地の営
業所4に対しても本社1の情報を即座に伝達することが
でき、状況変化への早急な対応が可能である。また、H
C2の画面に表示しているグラフ等をPC3でも同様に
見ることができるので、本社1の指示を確実に営業所4
に伝えることが可能である。
【0055】以上、本発明の実施の形態のひとつとして
医薬品配置販売業の分野における顧客訪問スケジュール
作成装置について説明したが、本発明の実施の形態はこ
れに限定するものではなく、医薬品以外の各種商品配置
販売業の分野、あるいはその他の訪問販売業の分野にお
いて広く活用できるものである。
【0056】
【発明の効果】本発明により、以下の効果を奏すること
ができる。
【0057】(a)担当者が入力した顧客データ、配置
商品データに基づいて携帯型入出力端末が作成する顧客
訪問スケジュールに従って担当者が顧客を訪問すること
により、訪問経路の重複、留守宅への訪問、不廻り顧客
の発生、指定日や集金日の訪問漏れ等がなくなり、顧客
訪問の効率が大幅に向上する。
【0058】(b)担当者が携帯型入出力端末へ入力し
た顧客データ、配置商品データに基づいて顧客訪問スケ
ジュールが作成されるため、適切な種類の商品を、適切
な数量だけ、適切な時期に顧客へ配置することができ、
顧客在庫の欠品を防止することができる。
【0059】(c)配置商品データにより商品の配置期
限を管理しているため、期限切れ商品の放置等が生じ
ず、返品も最小限となる。
【0060】(d)担当者が携帯型入出力端末へ入力し
た顧客データ、配置商品データ等は最新のものがコンピ
ュータ内に蓄積され、いつでも出力できるため、担当者
の変更等があっても、データの引き継ぎミスに起因する
混乱、顧客訪問効率の低下等が生じることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 顧客訪問スケジュール作成装置の概要図であ
る。
【図2】 顧客訪問スケジュール作成機能を示すブロッ
ク図である。
【図3】 携帯型入出力端末とパーソナルコンピュータ
との交信手段を示す概要図である。
【図4】 ホストコンピュータからパーソナルコンピュ
ータを経て携帯型入出力端末までの送信経路の概要図で
ある。
【図5】 顧客訪問スケジュール作成手順を示すフロー
チャートである。
【図6】 地区コード設定を示す説明図である。
【図7】 携帯型入出力端末の表示例である。
【図8】 携帯型入出力端末の表示例である。
【図9】 携帯型入出力端末の表示例である。
【図10】 携帯型入出力端末とパーソナルコンピュー
タおよびホストコンピュータの間の交信状態を示す概要
図である。
【図11】 パーソナルコンピュータと携帯型入出力端
末との間の交信状態を示す概要図である。
【符号の説明】
1 本社 2 ホストコンピュータ(HC) 3 パーソナルコンピュータ(PC) 4 営業所 5 配置員 6 携帯型入出力端末(HT) 7 顧客 8 電話回線 9 赤外線通信 10 PCカード 11 プリンタ 12 薬品 13 バーコードシール 14 スキャナー 15 精算書 16 画面 17 担当顧客 20 顧客データ 24 住宅地図 25 鉄道 26 河川 27 高速道路 28 地区コード 29 住宅地図ページ 30 配置商品データ 40 顧客訪問スケジュール
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−202994(JP,A) 特開 昭61−204769(JP,A) 特開 平2−132553(JP,A) 特開 平2−204857(JP,A) 特開 平4−344578(JP,A) 特開 平6−111072(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/60 G07B 15/00 G07C 3/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ集計分析用コンピュータと携帯型
    入出力端末とから成り、前記コンピュータから前記携帯
    型入出力端末に送信された顧客データおよび配置商品デ
    ータに基づいて前記携帯型入出力端末で顧客訪問スケジ
    ュールを作成する装置であって、 前記携帯型入出力端末に訪問時の顧客データおよび配置
    商品データを入力するデータ入力手段と予め設定した地
    区ごとの訪問順序と地区内の顧客ごとの訪問順序にした
    がい顧客訪問スケジュールを作成するスケジュール出力
    手段とを設け、前記携帯型入出力端末と前記コンピュー
    タとの間のデータ交信手段を設け、 さらに、前記携帯型入出力端末から送信された顧客デー
    タおよび配置商品データを集計分析する手段を前記コン
    ピュータに設けた顧客訪問スケジュール作成装置。
  2. 【請求項2】 前記顧客データが、地区コードおよび地
    区内顧客訪問順序と、顧客の氏名、住所、家族、面談
    者、訪問サイクル、前回訪問日、在宅日、在宅時間帯、
    住宅地図ページ、前回売掛残額、売上履歴、売上合計、
    回収金額、今回売掛残額、次回集金予定日、病歴のうち
    のいずれか複数を含む請求項1記載の顧客訪問スケジ
    ュール作成装置。
  3. 【請求項3】 前記地区コードが、自動車通行上の障害
    物を境界として区画した地区ごとに設定した序列記号で
    ある請求項2記載の顧客訪問スケジュール作成装置。
  4. 【請求項4】 前記地区内顧客訪問順序が、前記地区内
    に存在する顧客ごとに設定した序列記号である請求項3
    記載の顧客訪問スケジュール作成装置。
  5. 【請求項5】 前記配置商品データが、商品名、商品定
    価、商品薬効、メーカー名、販売価格、値引き額、客先
    在庫、商品の配置期限、配置商品の品目および数量指
    示、営業員在庫のうちのいずれか複数を含む請求項1記
    載の顧客訪問スケジュール作成装置。
  6. 【請求項6】 前記顧客訪問スケジュールが、担当者別
    の訪問先名、訪問地区、訪問予定日、地区内顧客訪問順
    序、訪問時間帯、代金決済条件を含む請求項1記載の顧
    客訪問スケジュール作成装置。
JP34517195A 1995-12-06 1995-12-06 顧客訪問スケジュール作成装置 Expired - Fee Related JP3035485B2 (ja)

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JP34517195A JP3035485B2 (ja) 1995-12-06 1995-12-06 顧客訪問スケジュール作成装置

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JP34517195A JP3035485B2 (ja) 1995-12-06 1995-12-06 顧客訪問スケジュール作成装置

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