JP3035241U - 手編み針 - Google Patents

手編み針

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JP3035241U
JP3035241U JP1996008803U JP880396U JP3035241U JP 3035241 U JP3035241 U JP 3035241U JP 1996008803 U JP1996008803 U JP 1996008803U JP 880396 U JP880396 U JP 880396U JP 3035241 U JP3035241 U JP 3035241U
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洋子 坂口
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洋子 坂口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単に且つ的確に最適なサイズのものを選ぶ
ことができる手編み針を提供する。 【解決手段】 少なくとも長さ及び太さを含む針サイズ
が色分け記号によって表示されている。針サイズを表示
する表示部10が針表面の適所に印刷又は刻設されてい
る。表示部10は、針長さを表す色彩と針太さを表す目
盛り1〜3との組み合わせにより構成される。針表面の
適所にその長さ、太さ等の針サイズを表示する表示部1
0により針サイズを簡単且つ的確に見分けることができ
る。表示部10は針表面に印刷又は刻設されているた
め、長期間使用しても擦れて消えてしまう危険がなく、
常に最適なサイズの手編み針を容易に選ぶことができ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、毛糸等の編み物に使用する手編み針に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の編み針の種類は極めて多岐に亘っている。即ち、針の太さ(0号から 一般に20号まで、号数により区分している。)や長さ(輪針では、通常、40 cm,60cm,80cm等の種類がある。)等、針サイズが異なる種々の編み 針が用意されており、編み方、編み目模様或いは使用する編み糸の種類等に応じ た編み針を、適宜に選択して使用することになる。さらに編み物の前身頃もしく 後身頃、袖或いは衿等のどの部分を編むかによって、これらの条件に最適な編み 針が選ばれる。また、編み針の材質についても、竹製、プラスチック製或いは軽 金属等の材料により形成されている。
【0003】 このような編み針を使用して毛糸などで手編みを行う際、例えば同一の編み糸 を用いた場合でも、針の太さの選択を誤って、針サイズが異なるものを使用する と、編み上がりが微妙に変化して、意図した編み上がりと異なるものとなってし まう。従って適切な編み針を選んで使用することが重要である。 このため、従来では針の表面に針サイズを表す文字等が印刷塗装されたものが 知られている。このように針サイズを表示することで最適な編み針を選び易くす るというものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の編み針において、特に号数の小さい(細い)編み針にあ っては、針サイズの表示部が小さく非常に見難い場合があるばかりか、編み針を 長期間使用していくにつれて表示部が擦れて次第に消えてしまって、視認不可能 になっていた。
【0005】 ところで、編み針の号数は編み針の直径に従って規格化されており、各針サイ ズ(直径)と同径の多数のゲージ孔を、順次0号から18号まで穿設したサイズ ゲージも知られている。このサイズゲージによれば、使用したい針サイズと同径 のゲージ孔に編み針を通して、そのサイズを照合しながら最適な編み針を選ぶと いうものである。例えば、4号針を使用したい場合は、細めの編み針数本を持っ て、3.3mmの孔を穿設した4号のゲージ孔にその数本の編み針を順次挿入し て、ぴったり一致するものが4号の編み針であることを認識する。 しかしながら、かかるサイズゲージにおいては、その都度、数本の編み針をゲ ージ孔に通して、ぴったり一致するかどうかの確認を行わざるを得ないため、手 間がかかり面倒な作業にならざるを得なかった。
【0006】 本考案は上記の点に鑑み、簡単に且つ的確に最適なサイズのものを選ぶことが できる手編み針を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の手編み針は、少なくとも長さ及び太さを含む針サイズが色分け記号に よって表示されている。
【0008】 また、本考案の手編み針において、前記針サイズを表示する表示部が針表面の 適所に印刷又は刻設されていることを特徴とする。
【0009】 さらに、本考案の手編み針において、前記表示部は、針長さを表す色彩と針太 さを表す目盛りとの組み合わせにより構成されることを特徴とする。
【0010】 本考案によれば、針表面の適所にその長さ、太さ等の針サイズを表示する表示 部が色分け記号によって形成されており、この表示部により編み針の長さおよび 太さ(号数)の針サイズを簡単に且つ的確に見分けることができる。この表示部 は針表面に印刷又は刻設されているため、長期間使用しても擦れて消えてしまう ことがなく、従って常に最適なサイズの手編み針を容易に選ぶことができる。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、図1〜図3に基づき、本考案による手編み針の好適な実施の形態を説明 する。 ここで先ず、前述のように編み針の種類は極めて多岐に亘っており、例えば表 1のサイズ一覧表に示すように、輪針の場合、標準的には、長さL=40cm, 60cm,80cm,100cmのものがある。また、これらの長さ毎にそれぞ れ、直径の異なるNo.0号〜18号(0号〜18号)の複数種類が用意されて いる。編み針の材質については、竹或いはプラスチック材料により形成されてい る。なお、輪針は、図1に示すように、2本の手編み針21,22を例えば軟質 の合成樹脂材の線材23で連結したものであり、編み込んだ毛糸を順次線材23 側にずらして保持するようになっている。
【0012】
【表1】
【0013】 ここで、編み針の太さに関しては、例えば0号は2.1mm,1号は2.4m m,2号は2.7mmと、16号までは順次、号数が増えるごとに直径が0.3 mmづつ太くなるように規格化されている。
【0014】 また、棒針についても同様に、例えば表2の例のように、長さ及び太さ等の異 なるサイズのものが用意されている。
【0015】
【表2】
【0016】 さて、本考案の手編み針において、上記の例のように極めて多種類の針サイズ が色分け記号によって表示されるようになっている。この場合、針サイズを表示 する表示部が針表面の適所に印刷又は刻設される。この表示部は、針の長さを表 す色彩と針の太さを表す目盛りとの組み合わせにより構成される。即ち、針サイ ズのうち、針の長さは色彩によって表現される。例えば、表1に示した例の場合 では、長さL=40cm,60cm,80cm,100cmに対してそれぞれ、 赤、青、緑及び黄の4色を対応させた表示部を有する。
【0017】 また、針サイズのうち、針の太さ(号数)については、目盛りによって表現さ れるようになっている。図2及び図3は、この実施形態による表示部10におけ る目盛りの例を示している。目盛りの長さの大小およびその数で編み針の太さ、 即ち号数(図1の例では、0号〜18号)を表すものである。 この例では、図示のように1号の単位号数を表す小目盛り1と、5号分の号数 を表す中目盛り2と、10号分の号数を表す大目盛り3とを適宜組み合わせて、 その編み針の号数が表現される。 図2の例で、表示部10を編み針の基端寄りの周囲全体に、10号分の号数を 表す大目盛り3と、5号分の号数を表す中目盛り2と、1号の単位号数を表す小 目盛り1が各1本づつ例えば青色で印刷されているとした場合、これは長さ60 cmの「16号」の編み針を示している。
【0018】 また、図3(A)に拡大して示す表示部10は、図から明らかなように1つの 中目盛り2と4つの小目盛り1とにより「9号」を表現している。図3(B)の 表示部10によれば、1つの大目盛り3と2つの小目盛り1とにより「12号」 が表現され、これらいずれの場合も、前述のように表示部10の色彩によって針 長さが表現される。例えば図3(A)の表示部10が赤色とすれば、長さL=4 0cmで9号の輪針となる。
【0019】 ここで、図4は、表示部10の形成方法の例を示している。即ち、表示部10 は、図4(A)のように編み針20の表面の適所に長さ方向に沿って印刷により 形成される。また、図4(B)のように編み針20の表面の適所に極めて浅く刻 設され、各目盛り部に所定の色彩の塗装等が施される。このように形成される表 示部10は、擦れて褪色等を起こす心配がなく、長期間に亘って鮮明に表示する ことができる。上記表示部10は編み針の全周囲又は一部のみに印刷或いは刻設 するか、または輪針の場合は、線材3(図1参照)に表示してもよい。
【0020】 このように編み針20の表面の適所に長さ、太さ等の針サイズを表示する表示 部10を設けたことにより、針サイズを簡単且つ的確に見分けることができる。 この場合、表示部10は針の長さを表す色彩と針の太さを表す目盛りとの組み合 わせにより構成され、色彩と目盛りを用いることで細い編み針にあっても、その 針サイズを正確に判断することができる。
【0021】 なお、上記実施形態において、本考案を適用すべき編み針の種類、及びそのサ イズの具体的数値例等は上述の説明にのみ限定されるものでなく、その他の場合 に対して有効に適用可能である。また、表示部の色彩及び号数を示すための、目 盛りの長さや種類との組み合わせは、必ずしも図示例に限られるものではなく、 適宜の組み合わせを採ることができる。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、この種の手編み針において、針表面の適 所に特に長さ、太さ等の針サイズを表示する表示部が色分け記号により形成され ていることにより、針サイズを簡単且つ的確に見分けることができる。従って、 実際の作業において最適なサイズの手編み針を極めて素早く取り出すことができ 、取扱性に優れていると共に使い勝手を向上させることができる等の利点を有し ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による手編み針の実施形態に係る針種類
とサイズ等の関係を示す図である。
【図2】本考案による手編み針の実施形態に係る他の針
種類とサイズ等の関係を示す図である。
【図3】本考案の手編み針の実施形態に係る表示部の例
をそれぞれ示す図である。
【図4】本考案による手編み針に係る表示部の形成例を
それぞれ示す図である。
【符号の説明】
1 小目盛り 2 中目盛り 3 大目盛り 10 表示部 20 編み針

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも長さ及び太さを含む針サイズ
    が、色分け記号によって針又は針を連結する線材に表示
    されていることを特徴とする手編み針。
  2. 【請求項2】 前記針サイズを表示する表示部が、針表
    面の適所に印刷又は刻設されていることを特徴とする、
    請求項1に記載の手編み針。
  3. 【請求項3】 前記表示部は、針長さを表す色彩と針太
    さを表す目盛りとの組み合わせにより構成されることを
    特徴とする、請求項2に記載の手編み針。
JP1996008803U 1996-08-30 1996-08-30 手編み針 Expired - Lifetime JP3035241U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020117817A (ja) * 2019-01-18 2020-08-06 クロバー株式会社 編針本体と線材との連結構造、およびこれを備えた輪針

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020117817A (ja) * 2019-01-18 2020-08-06 クロバー株式会社 編針本体と線材との連結構造、およびこれを備えた輪針
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