JP3034638U - タッチペン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子手帳などを操作するときに、そのディス
プレイを見やすくして、誤操作を防止することができる
タッチペンを提供する。 【解決手段】 軸筒１の先端に取付けたプラスチック製
の口金２に発光ダイオードを内蔵して、口金２からペン
芯３を突出させたときに口金２が発光するように構成し
た。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、電子手帳、コンピューター、又はコンピューターゲーム機などのデ ィスプレイに接触させて操作するために用いるタッチペンに関する。

【０００２】

【従来の技術】

電子手帳などのディスプレイには液晶が用いられているが、この液晶は暗い場 所では見えにくく、タッチペンで操作する場合に、しばしば誤操作するという問 題があった。そして、従来のタッチペンではこの問題を解決することができなか った。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

そこで本考案は、電子手帳などを操作するときに、そのディスプレイを見やす くして、誤操作を防止することができるタッチペンの提供を目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的は本願考案によって、すなわち、軸筒１の先端に取付けたプラスチッ ク製の口金２に発光ダイオードを内蔵して、口金２からペン芯３を突出させたと きに口金２が発光するように構成したタッチペンによって達成することができる ものである。

【０００５】

【実施例】

以下、図示した本考案の一実施例について説明する。まず、符号１が軸筒であ り、この軸筒１の下端に口金２が接続され、又、軸筒１の上端にはノック体４が 設けられ、このノック体４を下方へ押すことにより口金２からペン芯３が突出す るようになっている。そして、口金２は透光性のある乳白色のプラスチック製で あり、その開口の両側位置にそれぞれインサート成形により発光ダイオード（図 示せず）を内蔵している。また、軸筒１の内部には電池及びスイッチ（いずれも 図示せず）を具えていて、上記のノック体４によってスイッチを操作するように なっている。すなわち、図１に示すようにノック体４を下方へ押してペン芯３を 口金２から突出させたときに、スイッチがＯＮ状態となって発光ダイオードが発 光し、その光が口金２を透過して口金２が明るく光り、再びノック体４を押して 図２に示すようにペン芯３を口金２の内部に没入させると、スイッチがＯＦＦ状 態となって発光ダイオードの光が消えて口金２も暗くなるようになっている。

【０００６】

【考案の効果】

本考案のタッチペンは上記の通りであり、口金２からペン芯３を突出させて、 そのペン芯３を電子手帳などに接触させて操作するときに、口金２が発光してペ ン芯３の周囲が明るくなるので、その光によって電子手帳などの液晶ディスプレ イが明るくなって見やすくなり、誤操作などを防止することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】ペン芯を口金から突出させた状態の側面図であ
る。

【図２】ペン芯を口金内へ没入させた状態の側面図であ
る。

【符号の説明】

１ 軸筒 ２ 口金 ３ ペン芯 ４ ノック体

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 軸筒１の先端に取付けたプラスチック製
   の口金２に発光ダイオードを内蔵して、口金２からペン
   芯３を突出させたときに口金２が発光するように構成し
   たタッチペン。