JP3030628B2 - ラックカバーの固定構造及び固定用金具 - Google Patents

ラックカバーの固定構造及び固定用金具

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JP3030628B2
JP3030628B2 JP10290042A JP29004298A JP3030628B2 JP 3030628 B2 JP3030628 B2 JP 3030628B2 JP 10290042 A JP10290042 A JP 10290042A JP 29004298 A JP29004298 A JP 29004298A JP 3030628 B2 JP3030628 B2 JP 3030628B2
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直樹 鶴岡
英夫 大木
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株式会社ブレスト工業研究所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば配線・配管用の
ラックにラックカバーを固定するラックカバーの固定構
造及びラックカバー固定用金具に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ケーブル、配管、冷媒管などの
長尺物を、建造物などの内部あるいは屋上、屋外などに
配線・配管するために、図7に示すように2本の互いに
平行な親桁1、1間を複数の子桁2で連結して成るラッ
ク3を設置し、ラック3の複数の子桁2の上にケーブ
ル、配管、冷媒管などの長尺物(図示せず)を配線・配
管することが従来より行なわれている。そして、特にラ
ック3が屋上や屋外に設置されている場合、風雨の影響
を受けないように、ラックカバー4をラック3の親桁
1、1の上に取付けている。
【0003】しかして、ラックカバー4を取付けるに
は、従来では、図7、8に示すように、下端に直角に2
回屈曲された係止部5aを備えた棒状の金具5を用い
て、親桁1の外側から親桁1の下端部1aを下から係止
部5aで係止させると共に、ラックカバー4の取付穴4
aに金具5の上端部を挿通し、ラックカバー4の上側か
ら金具5の上端部のネジ面5bにナット6を締付けて固
定し、その上にサビ防止のキャップ7を被せていた。
【0004】しかしながら、この方法では、ナット6を
強く締付けすぎると、金具5の係止部5aが図8に点線
で示すように下方へ開くように曲がってしまい、この結
果、金具5ががたついたり、外れたりすることがあり、
また、屋上などに設置した場合、台風などでラックカバ
ー4が強く上方へあおられると、同じように金具5の係
止部5aが曲がってしまい、がたついたり、外れたりす
るという問題があった。
【0005】この問題を解決するため、従来より、図
9、10に示すように帯板を屈曲した親桁1より高さの
低い帯板状金具10と、この帯板状金具10の上端に連
結するボルト20とによって、ラックカバー4を固定す
る方法が行なわれている。
【0006】即ち、この帯板状金具10は、帯板11
と、この帯板11の下端で直角に2回屈曲された係止片
12と、帯板11の上端で係止片12とは反対方向に屈
曲された突出片13を備えていて、親桁1の外側から親
桁1の下端部1aに下から係止部12で係止させる。
【0007】図11に示すようにラックカバー4の端部
の取付け穴4aは、親桁1に堅固に固定されるように親
桁1の外側近くに接近して設けてある。このため、図1
1のようにラックカバー4の取付け穴4aに上方からボ
ルト20を挿通して、ボルト20の先端を帯板状金具1
0の突出片13にネジ穴13aを設けて、ネジ込むよう
にするには、このネジ穴13aを突出片13の帯板11
との折曲げの境界部11aの近くに位置させなければな
らないが、突出片13の折曲げの境界部11aの近くに
ネジ穴を設けることは困難であり、また、ボルト20の
先端が帯板11に突き当たるため、取付けられない。
【0008】このため、図9、10に示すように帯板状
金具10の帯板11の上端近傍から突出片13にかけて
穴14を設けて、帯板11の上端部分の穴14aにはボ
ルト20の頭部20aの一部がはまり込むようにして、
突出片13の部分の穴14bに下側からボルト20を挿
通して、ボルト20の先端をラックカバー4の取付け穴
4aに挿通して上方へ突出させ、ラックカバー4の上側
からナット21を装着して強く締付けることによって、
ラックカバー4を親桁1の下端部1aに固定していた。
そして、突出したボルト20の先端にサビ防止のキャッ
プ22を被せていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかして、ラック1及
びラックカバー4の施工後、点検などのためラックカバ
ー4の上を、しばしば人が歩行する場合がある。
【0010】しかるに、図10に示した従来の方法で
は、ラックカバー4の上面から上方にボルト20の先端
が大きく突出するため、ラックカバー4の上を歩くと突
出したボルト20の先端で足を引っ掛けて転倒するおそ
れがあり、大変危険であった。
【0011】本発明はこのような問題を解決し、ボルト
がラックカバー上面にほとんど突出せず、ラックカバー
の上を歩いても引っ掛かったりしないようにしたラック
カバーの固定構造及びラックカバー固定用金具を提供す
ることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1のラックカバーの固定構造では、
互いに平行な一対の親桁1、1間を複数の子桁2で連結
したラック3の該一対の親桁の上端側に被せたラックカ
バー4を、該ラックカバーの取付穴4aにおいて該親桁
に固定するラックカバーの固定構造において、帯板部3
1と、前記帯板部の下端側において側方へ突出した、前
記親桁1の下端に係止するための係止部32と、前記帯
板部の他端側において前記係止部32と反対面側の斜め
上方向に張出した張出し部33と、前記張出し部33の
上端から前記帯板部31側へ水平方向に前記帯板部31
の延長線に達する長さで折り返され、先端近傍にボルト
を挿通するためのボルト挿通穴を有する折返し片34と
を備えたラックカバー固定用金具30と、前記ラックカ
バー4の取付穴4a及び前記ラックカバー固定用金具1
0のボルト挿通穴に挿通されるボルト40とを用いて、
前記ラックカバー固定用金具30の一端の前記係止部3
2を親桁1の下端部1aに係止させると共に、ラックカ
バー4の取付穴4aに上側から挿通した前記ボルト40
の先端を、前記ラックカバー固定用金具30の上端の前
記折返し片34のボルト挿通穴で締付け固定して、親桁
1の上端に被せられたラックカバー4を親桁1に固定す
るようにしたため、ラックカバー4の上面にはボルトの
頭部が突出するのみでボルトの先端が突出しないので、
人がラックカバー4の上を歩いても足が引っ掛かること
がなくなる。
【0013】また、請求項2のラックカバー固定用金具
は、帯板部31と、前記帯板部の下端側において側方へ
突出した、前記親桁1の幅方向の一端に係止するための
係止部32と、前記帯板部の他端側において前記係止部
32と反対面側の斜め上方向に張出した張出し部33
と、前記張出し部33の上端から前記帯板部31側へ水
平方向に前記帯板部31の延長線に達する長さで折返さ
れ、先端近傍にボルト40を挿通するためのボルト挿通
穴を有する折返し片34とを備えている。
【0014】このため、前記ラックカバー固定用金具1
0の一端の前記係止部12を親桁1の下端部1aに係止
させると共に、ラックカバー4の取付穴4aに上側から
挿通した前記ボルトの先端を、前記ラックカバー固定用
金具10の上端の前記折返し片13のボルト挿通穴14
で締付け固定して、親桁1の上端に被せられたラックカ
バー4を親桁1に固定することができ、ラックカバー4
aの上方にボルト先端が突出することなく、人がラック
カバー4の上を歩いても足が引っ掛かることがなくな
る。
【0015】また、請求項3では前記張出し部33の下
部から前記帯板部31の上部にかけて、前記ボルト40
の先端が収容可能な長穴36が設けられているので、ボ
ルトの長さが大でも、この長穴内にボルトの先端が収容
される。このため、ラックの親桁の高さの大小に係わら
ず同寸法のボルトを利用できる。
【0016】また、請求項4では、ボルト挿通穴にねじ
面が設けられているため、ボルトをねじ込んで固定する
ことができる。
【0017】また、請求項5では、前記折返し片34の
ボルト挿通穴にねじ穴が合致するようにナットを固定し
ているため、ボルトの先端をこのナットのねじ穴にねじ
込んで固定できる。
【0018】また、請求項6では、2枚の挟持板部が互
いに接近するように付勢されて連結部で連結され、一方
の挟持板部にボルト挿通穴が設けられ、他方の挟持板に
タップねじ穴が設けられたクリップナットを、前記折返
し片に装着するようにしたため、ボルトをこのタップね
じ穴にねじ込んで固定できる。
【0019】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。図1は本発明の第1の実施例によるラックカバ
ー固定用金具を示している。ラックカバー固定用金具3
0は金属の帯板状であって、帯板部31を備えている。
【0020】この帯板部31の下端側には、直角に屈曲
された折曲げ片32aと、この折曲げ片22の先端から
上方へ直角に屈曲された爪片32bとからなる係止部3
2が設けられている。
【0021】帯板部31の上端側には、前記係止部32
と反対面側の斜め上方向に張出した張出し部33が設け
られ、この張出し部33の上端から帯板部31の延長線
上に達するように水平方向に折返された折返し片34が
設けられている。折返し片34には、その先端近傍の位
置にねじ穴(あるいはタップねじ穴)35が設けられて
いる。
【0022】帯板部31の下端から突出片24までの高
さは、図2に示すようにラック3の親桁1の高さより小
さく設定され、係止部32の折曲げ片32aの水平方向
の長さは、親桁1の下端部1aの水平長さより僅かに大
に設定されている。
【0023】ラックカバー4を取付けるには、図2に示
すように、ラックカバー固定用金具30の下端の係止部
32を親桁1の下端部1aの下側から係止し、ラックカ
バー4の取付け穴4aに上側から、ワッシャー41をは
めたボルト40を挿通し、ボルト40の先端をラックカ
バー固定用金具30の上端の折返し片34のねじ穴(あ
るいはタップねじ穴)35にねじ込んで、ボルト40の
頭部40aでワッシャ41がラックカバー4の上面に強
く押圧されるまで、ボルト40の頭部40aをスパナで
締付ける。このようにして、図3に示すようにラックカ
バー4の両側においてラック3に固定する。
【0024】前記したように折返し片34の先端は帯板
部31の延長線上に達し、その先端近傍にねじ穴35が
設けてあるので、ラックカバー4の取付け穴4aが親桁
1のすぐ外側に位置していてもこのねじ穴35にねじ込
むことができる。
【0025】このようにラックカバー固定用金具30は
帯板から成るので、ボルト40を強く締付けても係止部
32が変形することがないので、ラックカバー固定用金
具30がガタツキを生じたり、外れたりすることがなく
なる。
【0026】なおラック3の親桁1の高さが異なる場合
には、その高さに応じてボルト40を適当な長さに切断
して使用すればよいから、ラックカバー固定用金具30
は一種類の寸法のみでよく、親桁1のサイズに合わせて
複数種のサイズを作成しなくて済む。
【0027】また、図1、2に示すように、ラックカバ
ー固定用金具30の張出し部33の下部から帯板部31
の上部にかけて、ねじ穴35にねじ込んだボルト40の
先端部が収容されるように長穴36を設ければ、ボルト
40の先端はこの長穴36内に進入できるから、ボルト
40を切断して長さを調整する必要がなくなる。
【0028】なお、ラックカバー固定用金具30の折返
し片34には、ねじ穴35の代わりに、スパイラル状に
傾斜した傾斜縁部(図示せず)を設けて、タッピングネ
ジ(図示せず)をこのスパイラル状の傾斜縁部にねじ込
むようにしてもよい。
【0029】また、図4に示すように、ラックカバー固
定用金具30の折返し片34にねじ穴35の代わりに穴
35aのみを設けて、この穴に合致するように折返し片
34の下面(あるいは上面)にナット42を溶接などに
よって固定してもよい。
【0030】また、ラックカバー固定用金具30の折返
し片34には穴35aのみを設け、図5に示すようにク
リップナット50を装着してもよい。このクリップナッ
ト35は2枚の挟持板部51、52が互いに接近するよ
うに付勢されて連結部53で連結され、挟持板部51、
52のいずれか一方にボルト挿通穴54が設けられ、他
方にタップねじ穴55が上下に合致する位置に設けられ
ている。
【0031】また、図6に示すように、中央部にタップ
ねじ穴61aを有する平板61と、その両側のコ字状に
折曲げられた折曲げ片62、63を備えた取付け金具6
0を用いて、ラックカバー固定用金具30の折返し片3
4の下側にいれて、折返し片34の穴35aに挿通した
ボルト40の先端をこの取付け金具60のタップねじ穴
61aにねじ込むようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように構成されているの
で、本発明の請求項1では、互いに平行な一対の親桁
1、1間を複数の子桁2で連結したラック3の該一対の
親桁の上端側に被せたラックカバー4を、該ラックカバ
ーの取付穴4aにおいて該親桁に固定するラックカバー
の固定構造において、帯板部31と、前記帯板部の下端
側において側方へ突出した、前記親桁1の下端に係止す
るための係止部32と、前記帯板部の他端側において前
記係止部32と反対面側の斜め上方向に張出した張出し
部33と、前記張出し部33の上端から前記帯板部31
側へ水平方向に前記帯板部31の延長線に達する長さで
折り返され、先端近傍にボルトを挿通するためのボルト
挿通穴を有する折返し片34とを備えたラックカバー固
定用金具30と、前記ラックカバー4の取付穴4a及び
前記ラックカバー固定用金具10のボルト挿通穴に挿通
されるボルト40とを用いて、前記ラックカバー固定用
金具30の一端の前記係止部32を親桁1の下端部1a
に係止させると共に、ラックカバー4の取付穴4aに上
側から挿通した前記ボルト40の先端を、前記ラックカ
バー固定用金具30の上端の前記折返し片34のボルト
挿通穴で締付け固定して、親桁1の上端に被せられたラ
ックカバー4を親桁1に固定するようにしたため、ラッ
クカバー4の上面にはボルトの頭部が突出するのみでボ
ルトの先端が突出しないので、人がラックカバー4の上
を歩いても足が引っ掛かることがなくなる。
【0033】また、請求項2のラックカバー固定用金具
は、帯板部31と、前記帯板部の下端側において側方へ
突出した、前記親桁1の幅方向の一端に係止するための
係止部32と、前記帯板部の他端側において前記係止部
32と反対面側の斜め上方向に張出した張出し部33
と、前記張出し部33の上端から前記帯板部31側へ水
平方向に前記帯板部31の延長線に達する長さで折返さ
れ、先端近傍にボルト40を挿通するためのボルト挿通
穴を有する折返し片34とを備えている。
【0034】このため、前記ラックカバー固定用金具1
0の一端の前記係止部12を親桁1の下端部1aに係止
させると共に、ラックカバー4の取付穴4aに上側から
挿通した前記ボルトの先端を、前記ラックカバー固定用
金具10の上端の前記折返し片13のボルト挿通穴14
で締付け固定して、親桁1の上端に被せられたラックカ
バー4を親桁1に固定することができ、ラックカバー4
aの上方にボルト先端が突出することなく、人がラック
カバー4の上を歩いても足が引っ掛かることがなくな
る。
【0035】また、請求項3では前記張出し部33の下
部から前記帯板部31の上部にかけて、前記ボルト40
の先端が収容可能な長穴36が設けられているので、ボ
ルトの長さが大でも、この長穴内にボルトの先端が収容
される。このため、ラックの親桁の高さの大小に係わら
ず同寸法のボルトを利用できる。
【0036】また、請求項4では、ボルト挿通穴にねじ
面が設けられているため、ボルトをねじ込んで固定する
ことができる。
【0037】また、請求項5では、前記折返し片34の
ボルト挿通穴にねじ穴が合致するようにナットを固定し
ているため、ボルトの先端をこのナットのねじ穴にねじ
込んで固定できる。
【0038】また、請求項6では、2枚の挟持板部が互
いに接近するように付勢されて連結部で連結され、一方
の挟持板部にボルト挿通穴が設けられ、他方の挟持板に
タップねじ穴が設けられたクリップナットを、前記折返
し片に装着するようにしたため、ボルトをこのタップね
じ穴にねじ込んで固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のラックカバー固定用金具
を示す斜視図
【図2】同実施形態の使用状態を示す断面図
【図3】同実施形態の使用状態を示す斜視図
【図4】本発明の他の実施形態の要部を示す側面図
【図5】本発明の他の実施形態の要部を示す側面図
【図6】本発明の他の実施形態の要部を示す斜視図
【図7】従来のラックカバーの固定構造を示す斜視図
【図8】従来のラックカバーの固定構造を示す断面図
【図9】従来のラックカバー固定用金具を示す斜視図
【図10】従来のラックカバー固定用金具の使用状態を
示す断面図
【図11】図9の固定用金具の突出片13にねじ穴を設
けられない理由を示す説明図
【符号の説明】
1 親桁 2 子桁 3 ラック 4 ラックカバー 4a 取付け穴 30 ラックカバー固定用金具 31 帯板部 32 係止部 33 張出し部 34 折返し片 35 ねじ穴(タップねじ穴) 36 長穴 40 ボルト
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−201039(JP,A) 実開 平3−74119(JP,U) 実開 平1−147615(JP,U) 実開 平3−74120(JP,U) 登録実用新案3014304(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/00 E04B 1/38

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに平行な一対の親桁(1)、(1)間
    を複数の子桁(2)で連結したラック(3)の該一対の
    親桁の上端側に被せたラックカバー(4)を、該ラック
    カバーの該親桁(1)の外側で且つ親桁(1)に接近し
    て設けられた取付穴(4a)において該親桁(1)に固
    定するラックカバーの固定構造において、 帯板部(31)と、前記帯板部の下端側において側方へ
    突出した、前記親桁(1)の下端に係止するための係止
    部(32)と、前記帯板部の他端側において前記係止部
    (32)と反対面側の斜め上方向に張出した張出し部
    (33)と、前記張出し部(33)の上端から前記帯板
    部(31)側へ水平方向に前記帯板部(31)の延長線
    に達する長さで折り返され、先端近傍にボルトを挿通す
    るためのボルト挿通穴を有する折返し片(34)とを備
    えたラックカバー固定用金具(30)と、前記ラックカ
    バー(4)の取付穴(4a)及び前記ラックカバー固定
    用金具(10)のボルト挿通穴に挿通されるボルト(4
    0)とを用いて、 前記ラックカバー固定用金具(30)の一端の前記係止
    部(32)を親桁(1)の下端部(1a)に係止させる
    と共に、ラックカバー(4)の取付穴(4a)に上側か
    ら挿通した前記ボルト(40)を、前記ラックカバー固
    定用金具(30)の上端の前記折返し片(34)のボル
    ト挿通穴で締付け固定して、親桁(1)の上端に被せら
    れたラックカバー(4)を親桁(1)に固定するように
    したことを特徴とするラックカバーの固定構造。
  2. 【請求項2】互いに平行な一対の親桁(1)、(1)間
    を複数の子桁(2)で連結したラック(3)の該一対の
    親桁の上端側に被せたラックカバー(4)を、該ラック
    カバーの該親桁(1)の外側で且つ親桁(1)に接近し
    て設けられた取付穴(4a)において該親桁(1)に固
    定するラックカバーの固定構造において、 帯板部(31)と、前記帯板部の下端側において側方へ
    突出した、前記親桁(1)の下端に係止するための係止
    部(32)と、前記帯板部の他端側において前記係止部
    (32)と反対面側の斜め上方向に張出した張出し部
    (33)と、前記張出し部(33)の上端から前記帯板
    部(31)側へ水平方向に前記帯板部(3 1)の延長線
    に達する長さで折り返され、先端近傍にボルトを挿通す
    るためのボルト挿通穴を有する折返し片(34)とを備
    え、前記張出し部(33)の下部から前記帯板部(3
    1)の上部にかけて、ボルトの先端が収容可能な長穴
    (36)が設けられたラックカバー固定用金具(30)
    と、前記ラックカバー(4)の取付穴(4a)及び前記
    ラックカバー固定用金具(10)のボルト挿通穴に挿通
    されるボルト(40)とを用いて、 前記ラックカバー固定用金具(30)の一端の前記係止
    部(32)を親桁(1)の下端部(1a)に係止させる
    と共に、ラックカバー(4)の取付穴(4a)に上側か
    ら挿通した前記ボルト(40)を、前記ラックカバー固
    定用金具(30)の上端の前記折返し片(34)のボル
    ト挿通穴で締付け固定して、親桁(1)の上端に被せら
    れたラックカバー(4)を親桁(1)に固定するように
    したことを特徴とするラックカバーの固定構造。
  3. 【請求項3】互いに平行な一対の親桁(1)、(1)間
    を複数の子桁(2)で連結したラック(3)の該一対の
    親桁の上端側に被せたラックカバー(4)を、該ラック
    カバーの該親桁(1)の外側で且つ親桁(1)に接近し
    て設けられた取付穴(4a)において該親桁(1)に固
    定するためのラックカバー固定用金具であって、 帯板部(31)と、前記帯板部の下端側において側方へ
    突出した、前記親桁(1)の下端に係止するための係止
    部(32)と、前記帯板部の他端側において前記係止部
    (32)と反対面側の斜め上方向に張出した張出し部
    (33)と、前記張出し部(33)の上端から前記帯板
    部(31)側へ水平方向に前記帯板部(31)の延長線
    に達する長さで折り返され、先端近傍にボルト(40)
    を挿通するためのボルト挿通穴を有する折返し片(3
    4)とを備えたラックカバー固定用金具。
  4. 【請求項4】互いに平行な一対の親桁(1)、(1)間
    を複数の子桁(2)で連結したラック(3)の該一対の
    親桁の上端側に被せたラックカバー(4)を、該ラック
    カバーの該親桁(1)の外側で且つ親桁(1)に接近し
    て設けられた取付穴(4a)において該親桁(1)に固
    定するためのラックカバー固定用金具であって、 帯板部(31)と、前記帯板部の下端側において側方へ
    突出した、前記親桁(1)の下端に係止するための係止
    部(32)と、前記帯板部の他端側において前記係止部
    (32)と反対面側の斜め上方向に張出した張出し部
    (33)と、前記張出し部(33)の上端から前記帯板
    部(31)側へ水平方向に前記帯板部(31)の延長線
    に達する長さで折り返され、先端近傍にボルト(40)
    を挿通するためのボルト挿通穴を有する折返し片(3
    4)とを備え、前記張出し部(33)の下部から前記帯
    板部(31)の上部にかけて、前記ボルト(40)の先
    端が収容可能な長穴(36)が設けられたラックカバー
    固定用金具。
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