JP3030427B2 - 高温高圧流体のガスタービン - Google Patents

高温高圧流体のガスタービン

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高温高圧流体のガスタ
ービンに関し、詳細には、高炉から排出される高炉ガス
(BFG)等の高温高圧流体を利用したガスタービンに
関する。
【0002】
【従来の技術】製鉄所においては、高炉からその副産物
として高温高圧の高炉ガスが排出される。そこで、従来
からこの高炉ガスを有効に利用するために、ガスタービ
ンを利用した発電が行われている。
【0003】このような高炉ガスを使用したガスタービ
ンは、通常複数の静翼と複数の動翼が管路内に配設さ
れ、管路内に高温高圧の高炉ガスを導入する。この高炉
ガスにより動翼を回転駆動させ、動翼の取り付けられて
いるタービン軸を回転させることにより、発電してい
る。このような高炉ガスを使用したガスタービンにおい
ては、使用している高炉ガスは、ガスタービンの入口付
近で、通常120℃から150℃の高温、高圧であるだ
けでなく、高炉内で発生した各種ダストを含んでいる。
そこで、このようなダストを含んだ高炉ガスを使用して
ガスタービンを駆動すると、このダストがガスタービン
の静翼や動翼に付着し、ガスタービンの劣化、発電出力
の低下の原因となる。
【0004】そこで、高炉ガスを利用したガスタービン
においては、ガスタービンの管路の手前に、バグフィル
タ等を設置し、高炉ガスからダストを取り除いた後、ガ
スタービンの管路に導入するという、いわゆる乾式駆動
を行っている。
【0005】ところが、このような乾式駆動にあって
は、高炉ガスから十分にダストを取り除くことができ
ず、やはりガスタービンの静翼や動翼にダストが付着
し、3日〜4日に一度の割りで、いわゆる水式駆動を行
うことにより、この静翼や動翼に付着したダストを取り
除く必要があった。
【0006】この水式駆動とは、高炉ガス中のダストを
水洗浄により取り除いた後、ガスタービンに供給するも
のである。この水式駆動を行うと、ガスタービン中に水
蒸気飽和状態の高炉ガスが導入され、この高炉ガスがガ
スタービン中で、膨張する過程で水蒸気の凝集が発生し
て、この水蒸気の凝集水により静翼や動翼を洗い流すこ
とができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の高温高圧流体のガスタービンにあっては、ガ
スタービンへの高炉ガスの入口付近にダストフィルタを
取り付けただけの乾式駆動を行っていたため、ガスター
ビンの静翼や動翼にダストが付着し、この付着したダス
トを取り除くのに、乾式駆動から所定の間隔で適宜水式
駆動に切り替え、水式駆動を行う必要があった。ところ
が、水式駆動では、導入する高炉ガスのダストを水洗浄
するものであるため、ガスタービンの発電出力が低下す
るという問題があった。
【0008】この問題を解決するために、従来、ガスタ
ービンの管路内、特に、最終段の静翼と動翼の間に突出
したノズルを形成し、このノズルから高圧洗浄水を噴出
させることにより、特にダストの付着しやすい最終段の
動翼を高圧洗浄水で洗浄するものがある。
【0009】ところが、このような洗浄方法にあって
は、噴出された洗浄水の翼への衝撃を防止するため、管
路内の高炉ガスの流線に沿って高圧洗浄水が放出される
ようにノズルを管路内に配設する必要があるが、高圧洗
浄水が管路内の高圧ガスの流線に沿って噴出されるよう
にノズルを配設することは、困難であり、結局ガスター
ビンを停止して洗浄する必要があった。その結果、洗浄
を行う間、発電出力を得ることができないという問題が
あった。また、静翼と動翼の間にノズルを設けていたた
め、このノズルを設けるためのスペースが必要なり、タ
ービン軸間距離が長くなり、設備コストが高くなるとい
う問題もあった。
【0010】また、ガスタービンの翼を洗浄するため
に、現在高炉送風機の翼洗浄方法として用いられている
固形物投入方法を適用することも考えられる。この固形
物投入による翼洗浄方法は、米、くるみ殻等の固形物を
送風機上流から投入し、翼の付着物をこの固形物で除去
するものである。
【0011】ところが、このような固形物投入方法は、
大気圧の空気を昇圧する送風機の場合には、容易である
が、高炉ガス等の場合には、その圧力は2気圧程度あ
り、このような高圧ガス流体中に固形物を投入するため
には、高温高圧の高炉ガスが洩れないようにガス漏洩防
止シールを工夫した装置が必要となり、コストが高くつ
くとともに、タービン下流側に高炉ガスを燃料として使
用する設備を備えたものにあっては、配管中への堆積、
バブル・バーナ等のつまり、可燃物製品への影響を考慮
する必要があり、固形物投入方法は、高炉ガスを利用し
たガスタービンには、適していない。さらに、固形物投
入方法では、固形物の翼への衝撃力を考慮して、ガスタ
ービンの出力を低下させる必要があり、発電出力が低下
するという問題もある。
【0012】さらに、本出願人の研究によれば、高炉ガ
スを利用したガスタービンにあっては、高炉ガス中に含
まれるアンモニアと塩素が反応して塩化アンモニュウム
となって、翼、特に、複数の静翼と動翼を備えたガスタ
ービンでは、下流側の翼ほど多くの塩化アンモニュウム
が付着・堆積し、翼を劣化させるだけでなく、動翼に付
着した塩化アンモニュウムの一部がはがれると、動翼の
バランスが崩れて、動翼の異常振動による異常音の発生
と劣化の原因となることが判明した。
【0013】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であって、乾式駆動を行いつつ、タービンの発電出力を
低下させることなく、安価に、かつ効率良く翼に付着し
たダストを除去するとともに、翼へのダストの付着を防
止することのできる高温高圧流体のガスタービンを提供
することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る高温高圧流
体のガスタービンによれば、請求項1に記載するよう
に、少なくとも1つ以上の静翼と、少なくとも1つ以上
の動翼と、が管内に配され、該管内に導入される高温高
圧流体により、動翼を回転駆動して発電する高温高圧流
体のガスタービンにおいて、前記静翼に、液状又は噴霧
状の洗浄水を前記管内に放出する放水部を、前記複数の
静翼のそれぞれに設けるとともに、前記高温高圧流体の
下流側に設けられた静翼の放水部ほど、その洗浄水の放
水量が多いことにより、上記目的を達成している。
【0015】少なくとも1つ以上の静翼と、少なくとも
1つ以上の動翼と、が管内に配され、該管内に導入され
る高温高圧流体により、動翼を回転駆動して発電する高
温高圧流体のガスタービンにおいて、前記静翼に、液状
又は噴霧状の洗浄水を前記管内に放出する放水部を、前
記高温高圧流体の下流側の最終段の静翼にのみ設けたこ
とを特徴とする高温高圧流体のガスタービン。
【0016】さらに、請求項3に記載するように、前記
洗浄水の温度を調整する温度調節部を備え、前記洗浄水
の温度を前記管内を流れる高温高圧流体の温度と約同じ
温度に加熱するものであってもよい。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【作用】上記構成によれば、ガスタービンの回転駆動さ
れない静翼に、放水部を設け、この放水部から液状又は
噴霧状の洗浄水をガスタービンの管内に放出しているの
で、放水部を簡単・かつ容易に形成することができ、ま
た放水部から放水された洗浄水が、管内を流れる高温高
圧流体の流線に沿って流れて、放水部の下流側にある翼
を効率良く洗い流すとともに、該下流側の翼に冷却水の
皮膜を形成し、ダストの形成を効率良く防止することが
できる。その結果、乾式駆動を行いつつ、タービンの発
電出力を低下させることなく、安価に、かつ効率良く翼
に付着したダストを洗浄することができるとともに、翼
へのダストの付着を未然に防止することを目的として使
用することもできる。
【0022】この場合、放水部を複数の静翼のうち少な
くとも一つの静翼に設け、また、高温高圧流体の下流側
に設けられた静翼の放水部ほど、その洗浄水の放水量を
多くすると、ダストの付着し易い下流側の翼へのダスト
の付着を防止することができるとともに、付着したダス
トを除去することができる。
【0023】また、放水部を管の下流側の最終段の静翼
にのみ設けるようにすると、ガスの温度や圧力が低下し
た位置に放水部を設けることができ、放水系統をより一
層簡単、かつ安価に設けることができる。
【0024】さらに、洗浄水の温度を調整する温度調整
部を設け、また、この温度調整部により、ガスと同程度
の温度に調整すると、洗浄水による翼や管路の形成部材
の膨張・収縮等を考慮する必要がなく、ガスタービンを
安価に形成することができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。尚、以下に述べる実施例は、本
発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々
の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明
において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、こ
れらの態様に限られるものではない。
【0026】図1〜図3は、本発明の高温高圧流体のガ
スタービンの一実施例を示す図であり、図1は該ガスタ
ービンの部分拡大正面断面図、図2は放水部の形成され
た静翼の断面図、図3は放水部から放水された冷却水に
よる作用説明図である。
【0027】図1において、高温高圧流体のガスタービ
ン1は、回転可能に軸支されたタービン軸2の周りに管
路3が形成されており、管路3には、図外の高炉から導
入管4を介して、図1に矢印で示すように、高温高圧の
高炉ガスが導入される。この高炉ガスは、バグフィルタ
等によりダストが除去された後、導入管4から導入され
て、管路3内を図1中矢印方向に流れ、管路3を流れる
に従ってその温度及び圧力が低下して、排出管5を介し
て次段の設備に排出される。この管路3は、入口側から
出口側に向かって徐々にその管路幅が広くなっている。
したがって、導入された高炉ガスは、管路3内を流れる
に従ってその圧力が低下し、また温度も低下する。例え
ば、高炉ガスの温度は、通常、管路3の入口付近では、
120℃〜150℃程度であるが、管路3の出口付近で
は、40℃〜60℃程度である。
【0028】前記タービン軸2には、第1段動翼6a、
第2段動翼6b及び第3段動翼6cが所定間隔毎に取り
付けられており、各動翼6a、6b、6cは、タービン
軸2とともに回転する。
【0029】また、各動翼6a、6b、6cの前には、
第1段静翼7a、第2段静翼7b及び第3段静翼7cが
設けられており、各静翼7a〜7cは、タービン軸2と
は切り離されていて、特に、第1段静翼7aは、所定角
度だけその各向きが変更可能に管路3壁に取り付けられ
ている。また、各静翼7a〜7cには、静翼7cについ
て図2に示すように、洗浄水を貯留する貯留室8が形成
されており、また、各静翼7a〜7cの管路3下流側壁
面には、図3に静翼7cについて示すように、貯留室8
と管路3とを連通する複数のノズル9が形成されてい
る。
【0030】このノズル9は、管路3に直角方向(静翼
7a〜7cの長さ方向)に複数形成されており、各ノズ
ル9の径の大きさは、管路3内を流れる高炉ガスの流速
や噴射する洗浄水の量を考慮して適宜設定する。例え
ば、高炉ガスの流速の速い部分に位置するノズル9の径
を流速の遅い部分に位置するノズル9の径よりも大きく
形成する。
【0031】再び、図1及び図2において、各静翼7a
〜7cに形成された貯留室8には、供給管10が連通し
ており、各静翼7a〜7cの貯留室8に連通する供給管
10は、本管11に接続されている。各静翼7a〜7c
の貯留室8には、この本管11及び供給管10を介し
て、洗浄水が供給され、この洗浄水は室温のまま、ある
いは図外の温度調整装置により高炉3内の高炉ガスの温
度に温度調整されて貯留室8に供給される。また、本管
11及び供給管11から供給される洗浄水は、管路3内
の高炉ガスの圧力を考慮して、適宜加圧することも可能
であり、この場合には、加圧装置を設置する。
【0032】次に、作用を説明する。本実施例のガスタ
ービン1においては、高炉から排出された高炉ガスがバ
グフィルタを通して、乾燥した状態で管路3内に導入さ
れ、管路3内に導入された高炉ガスは、3段設けられた
静翼7a〜7cに案内されて、3段設けられた各動翼6
a〜6cに作用する。
【0033】この高炉ガスには、上記バグフィルタで除
去し切れなかったダストやアンモニア及び塩素等のガス
が含まれており、これらのダストが動翼6a〜6cや静
翼7a〜7cに付着したり、アンモニアと塩素が反応し
た塩化アンモニュウムが動翼6a〜6cに堆積しようと
する。特に、経験上、これらのダストや塩化アンモニュ
ウムは、高炉ガスの温度、圧力及び流速からして、下流
側、特に、第3段の動翼6cや静翼7cに付着し易い。
【0034】そこで、本実施例では、各静翼7a〜7c
に洗浄水の貯留室8を形成し、この貯留室8に連通する
複数のノズル9を下流側の壁面に形成して、本管11及
び供給管11を介して貯留室8に供給した洗浄水をノズ
ル9から管路3内に放出している。
【0035】このノズル9は、静翼7a〜7cの下流側
壁面に形成されているため、静翼7a〜7cの各ノズル
9から管路3内に放出された洗浄水は、図3にその洗浄
水の流線を破線で示すように、図3に実線で示す高炉ガ
スの流線に沿って流れ、高炉ガスの流れに与える抵抗を
少なくすることができる。したがって、ガスタービン1
を乾式方法で駆動しつつ、各静翼7a〜7cの下流側に
位置する動翼6a〜6cや静翼7b、7cの表面を洗い
流すことができるとともに、動翼6a〜6cや静翼7
b、7cの表面に洗浄水の皮膜を形成させることができ
る。すなわち、各動翼6a〜6cや静翼7b、7cの表
面に沿って流れる洗浄水により、各動翼6a〜6cや静
翼7b、7cの表面のダストや塩化アンモニュウムを洗
い流すことができるとともに、各動翼6a〜6cや静翼
7b、7cの表面に形成される洗浄水の皮膜により、各
動翼6a〜6cや静翼7b、7cへのダストの付着や塩
化アンモニュウムの堆積を未然に防止することができ
る。特に、塩化アンモニュウムは、水溶性であり、各動
翼6a〜6cや静翼7b、7cに堆積した塩化アンモニ
ュウムを洗浄水に溶融させて、洗い流すことができる。
【0036】したがって、ガスタービン1を乾式駆動を
行いつつ、またガスタービン1の発電出力を低下させる
ことなく、効率的に各動翼6a〜6cや静翼7b、7c
を洗浄することができるとともに、ダストや塩化アンモ
ニュウムの付着を未然に防止することができ、安価で、
かつ発電出力の良好なガスタービン1を提供することが
できる。
【0037】この場合、各静翼7a〜7cの長さ方向
(図1及び図2中縦方向)に形成するノズル9の数や大
きさを、管路3内を流れる高炉ガスの流量分布や流速分
布に応じて適宜設定すると、管路3内を流れる高炉ガス
の流量や流速に最適な洗浄水を各ノズル9から放出させ
ることができ、各動翼6a〜6cや静翼7b、7cのダ
ストや塩化アンモニュウムの洗浄を効率良く行うことが
できるとともに、ダストや塩化アンモニュウムの付着を
効率良く防止することができる。
【0038】また、この洗浄水を、図外の温度調整装置
により管路3内の高炉ガスの温度と同程度の温度にあら
かじめ調整すると、高温に加熱された動翼6a〜6cや
静翼7a〜7cを冷たい洗浄水で冷却したり、管路3内
の高炉ガスの温度に影響を与えることがなく、動翼6a
〜6cや静翼7a〜7cに温度歪みを与えることなく洗
浄することができるとともに、ダストや塩化アンモニュ
ウムの付着を未然に防止することができ、ガスタービン
1を安価に製造することができるとともに、ガスタービ
ン1の発電出力をより一層向上させることができる。
【0039】なお、上記実施例においては、ノズル9及
び貯留室8を各静翼7a〜7cに形成しているが、これ
に限るものではなく、ダストや塩化アンモニュウムの付
着し易い下流側の静翼7b、7c、特に、最終段の静翼
7cにのみ形成するようにしてもよい。この場合、洗浄
水の温度を調整する温度調整装置を設けなくても、管路
3入口付近の高温の高炉ガスにより高温に加熱されてい
る初段の静翼7aや動翼6aを冷たい洗浄水で冷却する
ことがなく、効率的に翼の洗浄が行えるし、ダストや塩
化アンモニュウムの付着の未然防止を図ることもでき
る。また、ガスタービン1をより一層安価なものとする
ことができる。
【0040】また、上記実施例においては、静翼7a〜
7cにノズル9を形成して洗浄水を放出しているが、こ
れに限るものではなく、例えば、貯留室8と管路3とを
連通する縦方向に細長い帯状の孔を形成してもよい。こ
の場合、帯状の孔の幅を管路3内の高炉ガスの流量分布
や流速分布に応じて適宜設定することにより、洗浄水の
流量を適切に調整することができる。さらに、上記実施
例では、洗浄水をノズル9から放出しているが、これに
限るものではなく、洗浄水を噴霧状あるいは蒸気として
放水してもよい。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように、ガスタービンの回転
駆動されない静翼に、放水部を設け、この放水部から液
状又は噴霧状の洗浄水をガスタービンの管内に放出して
いるので、放水部を簡単・かつ容易に形成することがで
き、また放水部から放水された洗浄水が、管内を流れる
高温高圧流体の流線に沿って流れて、放水部の下流側に
ある翼を効率良く洗い流すとともに、その連続使用によ
っては該下流側の翼に冷却水の皮膜を形成し、翼へのダ
スト堆積を効率良く防止することができる。その結果、
乾式駆動を行いつつ、タービンの発電出力を低下させる
ことなく、安価に、かつ効率良く翼に付着したダストを
洗浄することができるし、また、翼へのダストの付着を
未然に防止することもできる。この場合、放水部を複数
の静翼の後縁の少なくとも一つの静翼に設け、また、高
温高圧流体の下流側に設けられた静翼の放水部ほど、そ
の洗浄水の放水量を多くすると、ダストの付着し易い下
流側の翼へのダストの付着を防止することができるとと
もに、付着したダストを除去することができる。
【0042】また、放水部を管の下流側の最終段の静翼
にのみ設けるようにすると、ガスの温度や圧力が低下し
た位置に放水部を設けることができ、放水系統をより一
層簡単、かつ安価に設けることができる。
【0043】さらに、洗浄水の温度を調整する温度調整
部を設け、また、この温度調整部により、ガスと同程度
の温度に調整すると、洗浄水による翼や管路の形成部材
の膨張・収縮等を考慮する必要がなく、ガスタービンを
安価に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高温高圧流体のガスタービンの一実施
例の部分拡大正面断面図。
【図2】本発明の高温高圧流体のガスタービンの一実施
例の放水部の形成された静翼の断面図。
【図3】放水部から放水された冷却水による洗浄作用の
作用説明図。
【符号の説明】
1 ガスタービン 2 タービン軸 3 管路 4 導入管 5 排出管 6a、6b、6c 動翼 7a、7b、7c 静翼 8 貯留室 9 ノズル 10 供給管 11 本管
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02C 7/30 F02C 3/30 F02C 6/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つ以上の静翼と、少なくと
    も1つ以上の動翼と、が管内に配され、該管内に導入さ
    れる高温高圧流体により、動翼を回転駆動して発電する
    高温高圧流体のガスタービンにおいて、前記静翼に、液
    状又は噴霧状の洗浄水を前記管内に放出する放水部を、
    前記複数の静翼のそれぞれに設けるとともに、前記高温
    高圧流体の下流側に設けられた静翼の放水部ほど、その
    洗浄水の放水量が多いことを特徴とする高温高圧流体の
    ガスタービン。
  2. 【請求項2】少なくとも1つ以上の静翼と、少なくとも
    1つ以上の動翼と、が管内に配され、該管内に導入され
    る高温高圧流体により、動翼を回転駆動して発電する高
    温高圧流体のガスタービンにおいて、前記静翼に、液状
    又は噴霧状の洗浄水を前記管内に放出する放水部を、前
    記高温高圧流体の下流側の最終段の静翼にのみ設けたこ
    とを特徴とする高温高圧流体のガスタービン。
  3. 【請求項3】 前記洗浄水の温度を調整する温度調節部
    を備え、前記洗浄水の温度を前記管内を流れる高温高圧
    流体の温度と約同じ温度に加熱することを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の高温高圧流体のガスタービ
    ン。
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