JP3025107B2 - インクリボンカセット - Google Patents

インクリボンカセット

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JP3025107B2
JP3025107B2 JP4209853A JP20985392A JP3025107B2 JP 3025107 B2 JP3025107 B2 JP 3025107B2 JP 4209853 A JP4209853 A JP 4209853A JP 20985392 A JP20985392 A JP 20985392A JP 3025107 B2 JP3025107 B2 JP 3025107B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクリボンと、その
インクリボンを挾み付けて駆動走行させる一対のフィー
ドロールとが外殻ケースに内装され、前記外殻ケース
が、前記フィードロールの軸線方向から互いに接合可能
な一対の分割ケース部を設けて構成されているととも
に、前記両フィードロールのうちの少なくとも一方のフ
ィードロールを他方のフィードロール側に向けて移動自
在に受け止める受け部が前記分割ケース部のうちの一方
に設けられ、前記両分割ケース部どうしの接合動作にと
もなって、前記フィードロールの回転軸が前記外殻ケー
スに軸支されるインクリボンカセットに関する。
【0002】
【従来の技術】冒記インクリボンカセットは、インクリ
ボンと一対のフィードロールとを、外殻ケースに対し
て、インクリボンが一対のフィードロール間に挾み付け
られる姿勢に組付ける必要があり、従来、図10に示す
ように、一対のフィードロール4,5を遠近方向に相対
移動自在に受け止める受け部1bを、フィードロール
4,5の軸線方向から互いに接合可能な上下一対の分割
ケース部1,2の一方に設け、他方の分割ケース部2に
、両分割ケース部1,2同士の接合動作にともなっ
て、受け部1bに受け止められたフィードロール5の中
心軸穴5Dに嵌り込んで、両フィードロール4,5を互
いに近接方向に相対移動させる案内面6cを備えた筒軸
状の案内部材6と、該案内部材6の中心軸穴5Dへの嵌
り込みに連れて、前記従動フィードロール5の回転軸1
2の一端部に対して軸線方向から嵌合する円形リブ状の
軸受部2bとを片持ち姿勢で設けていた。 そして、分割
ケース部1,2同士を接合する前に、従動フィードロー
ル5を受け部1b内のフィードロール移動範囲内で他方
のフィードロール4から少し離間させて、当該両フィー
ドロール4,5間に形成される隙間にインクリボンRを
装填した後、両分割ケース部1,2同士の接合動作にと
もなって、軸部材6の案内面6cで従動フィードロール
5を他方のフィードロール4側に近接移動させ、特別な
組付け用治具を用いることなく、当該両フィードロール
4,5間にインクリボンRが挾み付けられる姿勢に組付
けることができるよう構成していた(例えば、実開平1
−165267号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のインクリボ
ンカセットでは、受け部1bに受け止められているフィ
ードロール5の回転軸12の一端側のみが、他方の分割
ケース部2に設けられた案内部材6及び軸受部2bに片
持ち状態で支持されている為、フィードロール4,5の
駆動にともなう反力で、受け部1bに受け止められてい
るフィードロール5の他端側が他方のフィードロール4
から離間する方向に変位し易く、長期間使用されると、
軸受部2b及び案内部材6は反力に屈して、徐々に、フ
ィードロール5が反力を受けない方向にクリープ変形
し、両フィードロール4,5同士の姿勢が崩れて、フィ
ードロールの軸線方向でのリボン挾持力が不均一になっ
て、インクリボンRの全幅に亘って均等に走行力を付与
することができなくなるとともに、インクリボンに対し
てスリップし易くなる。従って、インクリボンRは、フ
ィードロールの軸線方向の一方に移動して両分割ケース
部1,2のいずれかの内底面と接当し、インクリボンR
の幅方向端部を損傷する問題点、及び、インクリボンR
が接当することによりリボン走行負荷が増大し、正常な
リボン駆動ができなくなり、インクリボンRが正規に走
行できず、印字部において二度打ちされ、印字欠けや印
字濃度の不安定等を招来したり、さらに、インクリボン
Rがジャムり、走行が不能となる問題点が発生する。本
発明は、上記実状に鑑みて為されたものであって、フィ
ードロールの軸支構造を工夫することにより、分割ケー
ス部の接合動作に連動してインクリボンを能率良く装填
することができるだけでなく、フィードロールの姿勢を
長期間に亘って一定に保つことのできるインクリボンカ
セットを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の特徴構成は、インクリボンと、そのインクリ
ボンを挾み付けて駆動走行させる一対のフィードロール
とが外殻ケースに内装され、前記外殻ケースが、前記フ
ィードロールの軸線方向から互いに接合可能な一対の分
割ケース部を設けて構成されているとともに、前記両フ
ィードロールのうちの少なくとも一方のフィードロール
を他方のフィードロール側に向けて移動自在に受け止め
る受け部が前記分割ケース部のうちの一方に設けられ、
前記両分割ケース部どうしの接合動作にともなって、前
記フィードロールの回転軸が前記外殻ケースに軸支され
るインクリボンカセットであって、前記分割ケース部
うちの他方に、前記受け部に受け止められたフィードロ
ルの中心軸穴に嵌まり込んで、前記両分割ケース部ど
うしの接合動作にともなって両フィードロールを相対近
接移動させる案内部材が設けられているとともに、前記
受け部には、前記案内部材によって移動案内されたフィ
ードロールの回転軸又はフィードロールの中心軸穴に嵌
まり込んだ案内部材に対して軸線方向から嵌合する軸支
部が設けられている点にある。
【0005】
【作用】一方の分割ケース部に両フィードロールを組付
けるときには、これら両フィードロールを、インクリボ
ンに走行力を付与する所定の対向間隔よりも大なる間隔
を置いて配置する。この状態で分割ケース部内にインク
リボンを装填し、このインクリボンの一部を両フィード
ロール間の大なる空隙を通して所定のリボン走行経路に
沿って配設する。しかるのち、インクリボン及び一対の
フィードロールがセットされた一方の分割ケース部に対
して他方の分割ケース部をフィードロールの軸線方向か
ら接合すると、この接合動作に連れて、他方の分割ケー
ス部に設けられた案内部材がフィードロールの中心軸穴
内に嵌まり込み、両フィードロールがインクリボンに走
行力を付与する位置(走行駆動力付与位置)まで相対近
接移動されるとともに、前記受け部に設けられた軸支部
が、前記案内部材によって所定の走行駆動力付与位置に
まで移動案内されたフィードロールの回転軸又はフィー
ドロールの中心軸穴内に嵌まり込んだ案内部材に対して
軸線方向から嵌合し、遠近方向に移動自在なフィードロ
ールの回転軸が両分割ケース部に亘って両持ち状に支持
される
【0006】
【発明の効果】その結果、両分割ケース部の接合動作に
連動してインクリボンを両フィードロール間に挾み付け
られる姿勢に組付けることができ、しかも、両分割ケー
ス部が接合された後は、案内部材に移動案内されたフィ
ードロールの回転軸が、両分割ケース部の相対向する部
位に設けられた案内部材及び軸支部を介して両持ち状態
で強固に支持されているから、フィードロールの回転軸
が長期間に亘って他方のフィードロールから離間する方
向に変位し難くなり、インクリボンの走行の安定 化を図
ることができる。
【0007】
〔第1実施例〕
図5に示すように、インクリボンRを収納するカセット
ケースCAは、後述のフィードロール4,5の軸線方向
で接合可能に上下で二分割されている。この二分割され
た分割ケース部1,2のうち、一方の分割ケース部1
は、左右一対のリボンガイド用腕1A,1Bを一体形成
してある合成樹脂製の本体ケースから構成されており、
また、他方の分割ケース部2は、前記本体ケース1の開
口を閉止する合成樹脂製のカセットカバーから構成され
ていて、前記一対のリボンガイド用腕1A,1B間に掛
け渡されたインクリボンRをインパクトドットヘッド
(図示せず)により印打可能に構成してある。前記本体
ケース1には、左右に長いリボン収納部3が形成され、
このリボン収納部3の入口側には、インクリボンRに走
行駆動力を付与する一対のフィードロール4,5が設け
られていて、このフィードロール4,5の駆動回転によ
り、インクリボンRが折り畳まれながらリボン収納部3
内に収納されるようになっている。
【0008】前記一対のフィードロール4,5のうち、
駆動側のフィードロール4は、図1乃至図4に示すよう
に、リボン接触相当個所にギャ4aを形成してある胴部
4Aと、前記本体ケース1に形成された第1受け部1a
に形成される貫通孔1eに回動自在に挿入保持される第
1軸部4B、ならびに、前記胴部4Aの他端から前記カ
セットカバー2に形成された貫通孔2aを通してケース
外に突出する第2軸部4Cとを一体成形されていて、第
1軸部4Bと第2軸部4Cとで駆動フィードロール4の
回転軸11が構成される。前記駆動フィードロール4の
胴部4Aと第1軸部4Bとに亘る内周面には、図外のプ
リンタ等の記録装置に設けられた駆動軸に嵌合して、こ
の駆動軸の回転力を当該フィードロール4に伝達するた
めの動力伝達用係止突起4bが形成され、また、前記第
2軸部4Cの外周面には、インクリボンRの緩み取り時
等における手動回転操作を容易に行うためのローレット
加工が施されている。また、他方の従動側のフィードロ
ール5は、前記駆動フィードロール4のギヤ4aに噛合
可能なギヤ5aを形成してある胴部5Aと、前記本体ケ
ース1に形成されたリブ状の第2受け部1b内に回動自
在に保持される第1軸部5B、ならびに、前記カセット
カバー2に形成された円形リブ状の軸受部2b内に回動
自在に保持される第2軸部5Cとを一体成形されてい
て、第1軸部5Bと第2軸部5Cとで従動フィードロー
ル5の回転軸12が構成されている。そして、前記本体
ケース1の第2受け部1bに形成されるガイド溝1c
を、駆動フィードロール4に対する遠近方向に沿う長溝
状に構成するとともに、カセットカバー2には、本体ケ
ース1とカセットカバー2との接合に連れて、従動フィ
ードロール5の軸中心部に形成された中心軸穴5D内に
嵌まり込み、従動フィードロール5に形成された中心軸
穴5Dの内径よりも極僅か小に構成してある中空棒状の
案内部材6を設けてある。この案内部材6の先端部に
は、前記従動フィードロール5の中心軸穴5Dの直径よ
りも小さい直径に構成される凸状段部6aが形成されて
いて、その凸状段部6aの出隅は、中心軸穴5D内に嵌
まり込むのに伴って当該フィードロール5を所定の走行
駆動力付与位置にまで駆動フィードロール4側に近接移
動させる傾斜姿勢のカム面に形成されている。また、前
記ガイド溝1cには、本体ケース1とカセットカバー2
とを接合した状態で案内部材6の凸状段部6aが嵌入さ
れる凹穴1dが形成されていて、該凹穴1dをもって、
前記従動フィードロール5の中心軸穴5Dに嵌まり込ん
だ案内部材6の凸状段部6aに対して軸線方向から嵌合
する軸支部が構成されている。そして、前記本体ケース
1とカセットカバー2とが接合された状態では、カセッ
トカバー2側の案内部材6が従動フィードロール5の中
心軸穴5D内に軸線方向から嵌まり込み、かつ、案内部
材6の凸状段部6aが本体ケース1側の凹穴1dに軸線
方向から嵌合していて、従動フィードロール5の回転軸
12が、本体ケース1とカセットカバー2とに亘って両
持ち状に軸支されている。前記軸受部2b及び第2受け
部1bは、本体ケース1及びカセットカバー2の接合時
における従動フィードロール5の回転軸芯方向での位置
ズレを、当該フィードロール5の第2軸部5C及び第1
軸部5Bとの接当によって阻止する位置規制部材に兼用
構成されている。また、前記カセットカバー2の内面の
うち、前記貫通孔2aの周囲に形成された円形リブ状の
筒状突起2c及び前記第1受け部1aは、前記本体ケー
ス1及びカセットカバー2の接合時における駆動フィー
ドロール4の回転軸芯方向での位置ズレを当該フィード
ロール4の胴部4Aとの接当によって阻止する位置規制
部材に兼用構成されている。
【0009】そして、上述の如く構成されたフィードロ
ールの取付け構造では、本体ケース1の両受け部1a,
1bに両フィードロール4,5を組付けるとき、これら
両フィードロール4,5を、インクリボンRに走行力を
付与する所定の対向間隔よりも大なる間隔を置いて配置
する。この状態で本体ケース1内にインクリボンRを装
填し、このインクリボンRの一部を両フィードロール
4,5間の空隙を通して所定のリボン走行経路に沿って
配設する。しかるのち、インクリボンR及び一対のフィ
ードロール4,5がセットされた本体ケース1に対し
て、前記カセットカバー2をフィードロール4,5の軸
線方向から接合すると、この接合動作に連れて、カセッ
トカバー2に設けられた案内部材6が従動フィードロー
ル5の中心軸穴5D内に嵌まり込み、従動フィードロー
ル5がインクリボンRに走行力を付与する位置にまで駆
動フィードロール4側に近接移動されるとともに、案内
部材6の凸状段部6aは本体ケース1の凹穴1dに嵌入
されて、案内部材6が本体ケース1とカセットカバー2
とに亘って両持ち状態に支持され、従動フィードロール
5の回転軸12も本体ケース1とカセットカバー2とに
亘って両持ち状に軸支される。
【0010】〔第2実施例〕 上述の実施例では、前記案内部材6の先端を凸状段部6
aに形成し、当該凸状段部6aを本体ケース1の第2受
け部1bに形成されるガイド溝1cの凹穴1d に嵌入す
ることにより、従動フードロール5の回転軸12が本体
ケース1とカセットカバー2とに亘って両持ち状に軸支
されるように構成しているが、図6、図7に示すよう
に、この案内部材6の先端を、従動フィードロール5を
駆動フィードロール4側に近接移動させる傾斜姿勢のカ
ム面6bに形成するとともに、前記第2受け部1bのガ
イド溝1cに、従動フィードロール5の中心軸穴5D内
に嵌まり込んだ案内部材6の筒状内部に対して軸線方向
から嵌合する固定軸13を立設して、前記案内部材6と
固定軸13とにより、従動フードロール5の回転軸12
が本体ケース1とカセットカバー2とに亘って両持ち状
に軸支されるように構成してもよい。そして、前記固定
軸13をもって、前記従動フィードロール5の中心軸穴
5Dに嵌まり込んだ案内部材6の筒状内部に対して軸線
方向から嵌合する軸支部が構成されている。尚、前記イ
ンク塗布材10は、板状のもの替えてロール状のインク
塗布材10を用いてもよい。
【0011】〔第3実施例〕 上述の実施例では、前記案内部材6の直径を、従動フィ
ードロール5に形成された中心軸穴5Dの内径よりも極
僅か小に構成したが、図8に示すように、案内部材6の
直径を、従動フィードロール5に形成された中心軸穴5
Dの内径よりも少し小に構成し、従動フィードロール5
を駆動フィードロール4側に近接移動させると、軸受部
2bに従動フィードロール5の第2軸部5Cが嵌入保持
されるとともに、第1軸部5Bの底面側に形成されてい
る凸部5bが、ガイド溝1cに形成される凹穴1dに嵌
入して、案内部材6と軸受部2b及び凸部5bとによ
り、従動フードロール5の回転軸12が本体ケース1と
カセットカバー2とに亘って両持ち状に軸支されるよう
に構成してもよい。そして、前記凹穴1dをもって、前
記案内部材6によって所定の走行駆動力付与位置にまで
移動案内された従動フィードロール5の回転軸12に対
して軸線方向から嵌合する軸支部が構成されている。
【0012】〔第4実施例〕 上述の実施例では、本体ケース1とカセットカバー2と
の接合時に、前記従動フィードロール5を所定の走行駆
動力付与位置に強制的に移動させるべく構成したが、図
9に示すように、両フィードロール4,5を同時に所定
の走行駆動力付与位置に強制的に移動させるべく構成し
てもよい。即ち、この実施例では、駆動フィードロール
4を、本体ケース1に形成した第1受け部1aの長溝1
fの範囲で従動フィードロール5に対する遠近方向に移
動自在に構成するとともに、カセットカバー2に、駆動
フィードロール4に形成した中心軸穴4D内への嵌め込
みに伴って当該フィードロール4を所定の走行駆動力付
与位置にまで強制移動させる傾斜姿勢のカム面6bを備
えた中空棒状の案内部材6を形成してあり、中心軸穴4
D内へ案内部材6が嵌め込まれると、駆動フィードロー
ル4の第1軸部4Bは、長溝1f内に形成される孔1g
に落ち込み嵌入する。そして、前記孔1gをもって、前
記案内部材6によって所定の走行駆動力付与位置にまで
移動案内された駆動フィードロール4の回転軸11に対
して軸線方向から嵌合する軸支部が構成されている。
た、従動フィードロール5の保持構造は上述の第1実施
例と同一のため、同一構造又は同一機能を有する部分に
同一の符号を付記してその説明を省略する。
【0013】〔その他の実施例〕 駆動フィードロールの回転軸のみを両分割ケース部
に亘って軸支される姿勢に案内移動させる案内部材を設
けて実施してもよい。 駆動フィードロールと従動フ
ィードロールとは、リボン挾持面から離れた軸端側に設
けてあるギヤで連動されていてもよい。 一対のフィ
ードロールは、その外周面にインクリボンを挾んで噛み
合う歯部が形成されているものに限定されず、円柱状に
形成されているもの、或いは、外周面に溝が形成されて
いるもの等、その外周面の形状は特に限定されない。
受け部は一方の分割ケース部にのみ設けられるもの限
定されず、両フィードロールを同時に所定の走行駆動力
付与位置に強制的に移動させるものにおいては、一方の
フィードロールの受け部を一方の分割ケース部に設け、
他方のフィードロールの受け部を他方の分割ケース部に
設けて実施してもよい。 本発明のインクリボンカセ
ットは、インクタンクがカセット内に設けられているも
のであってもよく、この場合、インクタンク内のインク
はフィードロールを介してインクリボンに転写される。
【0014】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】組付け直前の要部の断面図
【図2】組付け後の要部の断面図
【図3】本体ケースの要部の拡大図
【図4】カセットカバーの要部の拡大図
【図5】カセットケース全体の一部切欠き平面図
【図6】第2実施例を示す組付け直前の要部の断面図
【図7】第2実施例を示す組付け後の要部の断面図
【図8】第3実施例を示す要部の拡大断面図
【図9】第4実施例を示す要部の拡大断面図
【図10】従来例を示す要部の拡大断面図
【符号の説明】
CA 外殻ケース R インクリボン 1,2 分割ケース部 1b 受け部1d 軸支部(凹穴) 1g 軸支部(孔) 4,5 フィードロール 6 案内部材11 回転軸 12 回転軸 13 軸支部(固定軸)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金田 富夫 大阪府大阪市西淀川区御幣島5丁目4番 14号 フジコピアン株式会社 技術セン ター内 (56)参考文献 特開 昭53−95708(JP,A) 実開 平1−165267(JP,U) 実開 平1−91563(JP,U) 実開 平4−69163(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 32/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクリボン(R)と、そのインクリボ
    ン(R)を挾み付けて駆動走行させる一対のフィードロ
    ール(4),(5)とが外殻ケース(CA)に内装さ
    れ、前記外殻ケース(CA)が、前記フィードロール
    (4),(5)の軸線方向から互いに接合可能な一対の
    分割ケース部(1),(2)を設けて構成されていると
    ともに、前記両フィードロール(4),(5)のうちの
    少なくとも一方のフィードロール(5)を他方のフィー
    ドロール(4)側に向けて移動自在に受け止める受け部
    (1b)が前記分割ケース部(1),(2)のうちの一
    方に設けられ、前記両分割ケース部(1),(2)どう
    しの接合動作にともなって、前記フィードロール(5)
    の回転軸(12)が前記外殻ケース(CA)に軸支され
    るインクリボンカセットであって、 前記分割ケース部(1),(2)のうちの他方に、前記
    受け部(1b)に受け止められたフィードロール(5)
    の中心軸穴(5D)に嵌まり込んで、前記両分割ケース
    部(1),(2)どうしの接合動作にともなって両フィ
    ードロール(4),(5)を相対近接移動させる案内部
    材(6)が設けられているとともに、前記受け部(1
    b)には、前記案内部材(6)によって移動案内された
    フィードロール(5)の回転軸(12)又はフィードロ
    ール(5)の中心軸穴(5D)に嵌まり込んだ案内部材
    (6)に対して軸線方向から嵌合する軸支部(1d,1
    g,13)が設けられているインクリボンカセット。
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