JP3021715U - フロアパネルの支持脚 - Google Patents

フロアパネルの支持脚

Info

Publication number
JP3021715U
JP3021715U JP1995008668U JP866895U JP3021715U JP 3021715 U JP3021715 U JP 3021715U JP 1995008668 U JP1995008668 U JP 1995008668U JP 866895 U JP866895 U JP 866895U JP 3021715 U JP3021715 U JP 3021715U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
bolt
nut
floor panel
screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995008668U
Other languages
English (en)
Inventor
公男 巽
直敏 村上
康司 鈴木
Original Assignee
東リ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東リ株式会社 filed Critical 東リ株式会社
Priority to JP1995008668U priority Critical patent/JP3021715U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3021715U publication Critical patent/JP3021715U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 支持脚の高さの再調整に際してフロアパネル
を取り外す必要がなく、しかも高さ調整の作業に手間が
かからず、確実に作業効率を向上させることができるフ
ロアパネルの支持脚の提供を目的としている。 【構成】 支持ボルト4に螺入される支持ナット6に
は、パネル受けプレート20が接続されており、パネル
受けプレート20でフロアパネル10を支持する。支持
ナット6、パネル受けプレート20を回転させ、高さ調
整を行った後、固定ボルト8を締め込む。支持ボルト4
の頂部4Tにはスリット4S(図3)が形成されている
ため、固定ボルト8の締め込みによって支持ボルト4の
頂部4Tの外径が広がり、頂部4T近傍で支持ナット6
のナットネジ部を加圧して、支持ナット6の位置が固定
される。固定ボルト8は、パネル受けプレート20の操
作孔20Hを通じてドライバ等で操作できるため、フロ
アパネル10を敷いた状態で高さの再調整ができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はフロアパネルの支持脚の構造に関し、特に支持脚の高さの再調整に際 してフロアパネルを取り外す必要がなく、しかも高さ調整の作業に手間がかから ず、確実に作業効率を向上させることができるフロアパネルの支持脚に関する。
【0002】
【従来の技術】
床下への配線や配管を行なうため、たとえば図8に示すような二重床がある。 基礎床面に所定間隔で複数の支持脚60を配置、固定し、これら支持脚60上に 各フロアパネル10をそれぞれ密接させて載せ、基礎床面とフロアパネル10と の間に空間10Sを形成する。そして、この空間10Sに配線や配管を行なう。
【0003】 支持脚60はネジ機構によって高さを調整することができるようになっており 、支持脚60の高さ調整を行なうことで所望の高さの空間10Sを得ることがで きる。この支持脚60の高さ調整は、基礎床面に各支持脚60を配置、固定した 時点で行なわれる。
【0004】 すなわち、各支持脚60を配置した後、複数のフロアパネル10が一定のレベ ルで水平に位置するよう、それぞれの支持脚60の高さを調整する。ここで、基 礎床面は必ずしも水平でなく、フロアパネル10の一定レベルを確保するために 、支持脚60のそれぞれについて個別に高さ調整を行なう。こうして、全ての支 持脚60の高さ調整を行なった後、フロアパネル10を敷いて二重床を完成させ る。
【0005】 ところで、各支持脚60のネジ機構によって高さ調整を行なった場合、この高 さを固定しておく必要がある。仮に、高さを固定しておかないと、たとえばフロ アパネル10を敷く際や配線作業を行なう際、作業者の足が支持脚60に当って ネジ機構にくるいが生じ、高さが変化してしまうからである。
【0006】 [第1の従来例] この支持脚60の調整高さを固定するための第1の従来例として、まず図9A に示すダブルナットの機構がある。基礎床面12に支持脚60の設置プレート6 1が固定され、この設置プレート61にはネジ山が形成された支持柱62が設け られている。
【0007】 一方、支持脚60の上部にはパネル受けプレート64が位置しており、このパ ネル受けプレート64でフロアパネル10を支える。パネル受けプレート64に はナット63が一体固定されており、ナット63が支持柱62のネジ山に螺入さ れている。すなわち、パネル受けプレート64、ナット63を回転させることに よって、支持脚60の高さを調整し、所望の高さの空間10Sを得る。
【0008】 この第1の従来例では、支持柱62に固定用ナット65が螺入されている。こ の固定用ナット65をナット63に向けて強く締めつけることによって、パネル 受けプレート64、ナット63の回転を阻止し、支持脚60の高さを固定する。
【0009】 [第2の従来例] また、支持脚60の調整高さを固定するための機構として、図9Bに示す第2 の従来例がある。この第2の従来例は、ナット63に設けられた固定用ネジ66 を用いて高さの固定を行なう。固定用ネジ66は支持柱62の中心軸に対して、 ほぼ垂直に位置しており、ナット63を螺入、貫通している。
【0010】 パネル受けプレート64、ナット63を回転させ、高さ調整を行なった後、固 定用ネジ66を締め込む。これによって固定用ネジ66の先端で支持柱62を加 圧し、ナット63の回転を阻止して支持脚60の調整高さを固定する。
【0011】 [第3の従来例] 次に、実開平4−27037号公報記載の機構を第3の従来例として図10、 図11に示す。図10は分解斜視図であり、図11は断面図である。基礎床面1 2には支持脚70の設置プレート71が固定され、この設置プレート71にはネ ジ山が形成された支持柱72が設けられている。
【0012】 一方、パネル受け部74の上部にはナット76が一体固定されており、このナ ット76とパネル受け部74との貫通孔の内面には、支持柱72のネジ山に嵌合 するネジ溝が形成されている。そして、パネル受け部74、ナット76を支持柱 72に対して螺入して取り付ける。支持脚70の高さ調整は、パネル受け部74 、ナット76を回転させることによって行なわれる。なお、パネル受け部74は 介在部材77を介してフロアパネル10を支える。
【0013】 パネル受け部74、ナット76を回転させ、高さ調整を行なった後、固定用ナ ット75を用いて調整高さを固定する。この固定用ナット75は外面にネジ山が 形成されており、このネジ山はナット76とパネル受け部74との貫通孔内面に 形成されているネジ溝に嵌合する。この固定用ナット75を嵌合して強く締め込 むと、固定用ナット75は支持柱72の先端面を加圧し、パネル受け部74の回 転を阻止する。
【0014】 こうして支持脚70の調整高さを固定した後、フロアパネル10を敷く。フロ アパネル10の四隅は円弧状に切り欠かれている(図10参照)。この切り欠き によって、各フロアパネル10を密接させて敷いた場合、支持脚70上面が露出 するようなフロア穴10Kが形成される。フロアパネル10を敷いた後、このフ ロア穴10Kを固定プレート78で覆い、パネル固定ネジ79を用いて固定する 。
【0015】 [第4の従来例] 本件出願人は、上記第1ないし第3の従来例のフロアパネルの支持脚の改良出 願をしており(実願平6−10003号)、すでに実用新案登録第300784 5号として登録されている。このフロアパネルの支持脚を第4の従来例として掲 げ、図12、図13および図14に基づいて説明する。
【0016】 この第4の従来例においては、支持ボルト4に螺入される支持ナット82にパ ネル受けプレート20が接続されており、パネル受けプレート20でフロアパネ ル10を支持する。支持ナット82、パネル受けプレート20を回転させ、高さ 調整を行った後、パネル受けプレート20に形成されている操作孔20Hを通じ てドライバ等を挿入し、固定部材80を締め込む。この固定部材80の内面にも ネジ溝が形成されており、支持ボルト4に螺入されている。
【0017】 固定部材80を締め込むことによって、図13および図14に示すように、固 定部材80の作用角部80Dは支持ナット82の内面に形成されている被押圧斜 面82Mを押圧する。これによって、支持ボルト4のネジ山に対し、支持ナット 82の各ネジ溝の上面82aが矢印91方向に押し付けられ、また、支持ボルト 4のネジ山に対して、固定部材80の各ネジ溝の下面80bも押し付けられる( 図14参照)。すなわち、支持ボルト4のネジ山と、固定部材80、支持ナット 82のネジ溝との間に、ダブルナットと同様の作用が生じ、支持ボルト4上で支 持ナット82、パネル受けプレート20が位置固定される。
【0018】 こうして、支持脚の調整高さを固定した後、フロアパネル10を敷く。フロア パネル10を敷いた後、支持脚の高さを再調整する場合、まずパネル穴10H、 操作孔20Hを通じて、固定部材80の操作溝80Gにドライバ等を挿入し、固 定部材80をわずかにゆるめて支持ナット82に対する押圧を解除する。
【0019】 そして、この状態でパネル受けプレート20を回転させ、高さの再調整を行う 。ここで、固定部材80と支持ボルト4との摩擦による回転抵抗よりも、固定部 材80と支持ナット82との摩擦による回転抵抗は大きく構成されている。この ため、パネル受けプレート20、支持ナット82を回転させて矢印90方向に移 動させると、この摩擦による回転抵抗によって固定部材80は支持ナット82に 追従して一体的に回転する。パネル受けプレート20の高さを再調整した後、固 定部材80を再度締め込んで、調整高さを固定する。
【0020】
【考案が解決しようとする課題】
従来のフロアパネルの支持脚には以下のような問題があった。複数のフロアパ ネル10を敷いた後、支持脚の高さを再調整しなければならないことがある。上 記のように、フロアパネル10を敷く前に各支持脚の高さは一定のレベルに調整 されているが、この際に調整誤差が生じることがある。このような場合、フロア パネル10を敷いた後、支持脚の高さを再調整する必要がある。
【0021】 とくに、支持脚の高さの調整を行なう場合、作業の都合上、搬入された多数の フロアパネル10を一箇所に重ねておくことがあり、この多数のフロアパネル1 0の重量の影響で基礎床面12自体に撓みが生じていることがある。この状態で それぞれの支持脚の高さ調整を行なったとしても、フロアパネル10をフロア前 面に敷いた後は基礎床面12の撓みが解消され、フロアパネル10のレベルに誤 差が生じてしまう。また、長年の使用によって事後的に基礎床面12が撓み、支 持脚を再調整しなければならないこともある。
【0022】 以上のように、フロアパネル10を敷いた後に、支持脚の高さの再調整を行な う場合がある。図9Aに示す第1の従来例は、固定用ナット65をナット63に 対して締めつけ、支持脚60の高さを固定している。このため、支持脚60の高 さの再調整を行なう場合、この固定用ナット65をゆるめる必要があるが、この 際、フロアパネル10を取り外さなければならない。このフロアパネル10の取 り外し作業によって高さの再調整に手間がかかるという問題がある。
【0023】 さらに、パネル受けプレート64と固定用ナット65とは、それぞれ別個に回 転させる必要があるため、高さ調整の作業に手間がかかるという問題もある。た とえば図9Aに示す状態から、パネル受けプレート64を低くする場合、所望の 位置まで固定用ナット65とパネル受けプレート64を交互に回転させて高さ調 整を行なわなければならない。また、パネル受けプレート64を所望の高さに位 置させた後、再び固定用ナット65を締めつけてパネル受けプレート64を固定 する。この場合にも、パネル受けプレート64とは別に固定用ナット65を回転 させて締めつけなければならない。
【0024】 図9Bに示す第2の従来例についても、第1の従来例と同様、支持脚70の高 さの再調整を行なう場合、フロアパネル10を取り外さなければならず手間がか かるという問題がある。また、この支持脚70は、固定用ネジ66の先端で支持 柱62を加圧して固定している。このため、支持柱62のネジ山がつぶれてしま い、この部分にナット63を捩じ込むことができなくなるという不都合がある。 さらに、壁面に近接して設けられる支持脚70については、固定用ネジ66が壁 面側を向いて位置している場合、固定用ネジ66を操作しずらく作業性が悪いと いう問題もある。
【0025】 これに対し、図10、図11に示す第3の従来例では、パネル受け部74の高 さの再調整を行なう場合、フロアパネル10を取り外す必要はなく、この点につ いての問題は生じない。すなわち、フロア穴10Kを通じ、ドライバー等を用い て固定用ナット75をゆるめた後、ナット76、パネル受け部74を回転させて 高さの再調整を行なうことができる。
【0026】 しかし、この第3の従来例においても、第1の従来例と同様、固定用ナット7 5とナット76、パネル受け部74とをそれぞれ別個に回転させる必要があり、 高さ調整の作業に手間がかかるという問題がある。
【0027】 上記第1、第2および第3の従来例に対し、第4の従来例の構成においては、 以上のような問題は生じない。すなわち、高さ再調整を行なう場合、固定部材8 0をわずかにゆるめて支持ナット82に対する押圧を解除した後、支持ナット8 2を支持ボルト上4で回転させると、摩擦による回転抵抗によって固定部材80 は支持ナット82に追従して一体的に回転する。このため、固定部材80と支持 ナット82とをそれぞれ別個に回転させる必要がない。
【0028】 しかし、この第4の従来例においては、回転抵抗によって固定部材80を支持 ナット82に追従させて回転させる必要がある。たとえば、支持ナット82の回 転早さ等の影響で、固定部材80が支持ナット82に追従して回転しない場合も 考えられ、このような場合は、支持ナット82と固定部材80とをそれぞれ別個 に回転させなければならない。この点、第4の従来例の構成は、支持脚の高さ調 整の作業効率を確実に向上させるとは言えない。
【0029】 そこで本考案は、支持脚の高さの再調整に際してフロアパネルを取り外す必要 がなく、しかも高さ調整の作業に手間がかからず、確実に作業効率を向上させる ことができるフロアパネルの支持脚を提供することを目的としている。
【0030】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係るフロアパネルの支持脚は、 基礎床面に対して固定される設置部、 設置部に一端が固定されており、外周面にボルトネジ部が形成され、他端頂部 に凹み空間が形成され、当該凹み空間の内周面の少なくとも一部に凹み空間ネジ 部が形成された支持ボルト、 筒状に形成されており、内周面に、支持ボルトのボルトネジ部に対して螺入可 能なナットネジ部が形成され、支持ボルトに対して螺入して取り付けられる支持 ナット、 支持ボルトの凹み空間に形成された凹み空間ネジ部に対して螺入可能な頂部螺 入ネジ部が形成されており、凹み空間に対して螺入して取り付けられる頂部螺入 部材、 支持ナットに接続され、フロアパネルを支持するパネル受け部であって、頂部 螺入部材が回転操作可能に露出する操作孔が形成されているパネル受け部、 を備えたフロアパネルの支持脚であって、 支持ボルトの凹み空間に対し、頂部螺入部材を締め込み、または緩めることに よって、 支持ボルトの他端頂部近傍の外径を広げ、当該他端頂部近傍で支持ナットの内 周面を加圧し、または支持ボルトの他端頂部近傍の外径を復帰させ、当該他端頂 部近傍による支持ナットの内周面への加圧を解除する、 ことを特徴としている。
【0031】 請求項2に係るフロアパネルの支持脚は、 請求項1に係るフロアパネルの支持脚において、 支持ボルトの他端頂部に形成された凹み空間は、頂部螺入部材の螺入方向に向 って凹み空間の内径が小さくなる凹み空間斜面を有しており、 頂部螺入部材が凹み空間に螺入されることによって、頂部螺入部材は凹み空間 斜面を押圧して支持ボルトの他端頂部近傍の外径を広げる、 ことを特徴としている。
【0032】 請求項3に係るフロアパネルの支持脚は、 請求項1に係るフロアパネルの支持脚において、 頂部螺入部材は、頂部螺入部材の螺入方向に向って外径が小さくなる頂部螺入 部材斜面を有しており、 頂部螺入部材が凹み空間に螺入されることによって、頂部螺入部材斜面は、支 持ボルトの他端頂部に形成された凹み空間の近傍を押圧して支持ボルトの他端頂 部近傍の外径を広げる、 ことを特徴としている。
【0033】 請求項4に係るフロアパネルの支持脚は、 請求項1、請求項2又は請求項3に係るフロアパネルの支持脚において、 支持ボルトの他端頂部には、頂部螺入部材の螺入方向に沿って切り込み部が形 成されている、 ことを特徴としている。
【0034】 請求項5に係るフロアパネルの支持脚は、 請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4に係るフロアパネルの支持脚にお いて、 支持ボルトは弾性部材によって形成されている、 ことを特徴としている。
【0035】
【作用】
請求項1に係るフロアパネルの支持脚においては、支持ボルトの凹み空間に対 し、頂部螺入部材を締め込み、または緩めることによって、支持ボルトの他端頂 部近傍の外径を広げ、他端頂部近傍で支持ナットの内周面を加圧し、または支持 ボルトの他端頂部近傍の外径を復帰させ、当該他端頂部近傍による支持ナットの 内周面への加圧を解除する。
【0036】 このように頂部螺入部材を締め込み、または緩めるだけで、他端頂部近傍で支 持ナットの内周面を加圧し、または内周面への加圧を解除することができる。し たがって、支持ボルト上における支持ナットの位置を容易かつ確実に固定または 解除することができる。
【0037】 また、パネル受け部には、頂部螺入部材が回転操作可能に露出する操作孔が形 成されている。したがって、操作孔を通じて頂部螺入部材を回転操作することが できる。
【0038】 請求項2に係るフロアパネルの支持脚においては、支持ボルトの他端頂部に形 成された凹み空間は、頂部螺入部材の螺入方向に向って凹み空間の内径が小さく なる凹み空間斜面を有している。そして、頂部螺入部材が凹み空間に螺入される ことによって、頂部螺入部材は凹み空間斜面を押圧して支持ボルトの他端頂部近 傍の外径を広げる。
【0039】 このように頂部螺入部材を締め込み、または緩めるだけで、頂部螺入部材が凹 み空間斜面を押圧して支持ボルトの他端頂部近傍の外径を広げ、他端頂部近傍で 支持ナットの内周面を加圧し、または内周面への加圧を解除することができる。 したがって、支持ボルト上における支持ナットの位置を容易かつ確実に固定また は解除することができる。
【0040】 また、凹み空間斜面が頂部螺入部材の押圧を受けて、支持ボルトの他端頂部近 傍の外径を広げるため、頂部螺入部材の回転操作に応じて徐々に他端頂部近傍の 外径が広がる。
【0041】 請求項3に係るフロアパネルの支持脚においては、頂部螺入部材は、頂部螺入 部材の螺入方向に向って外径が小さくなる頂部螺入部材斜面を有している。そし て、頂部螺入部材が凹み空間に螺入されることによって、頂部螺入部材斜面は、 支持ボルトの他端頂部に形成された凹み空間の近傍を押圧して支持ボルトの他端 頂部近傍の外径を広げる。
【0042】 このように頂部螺入部材を締め込み、または緩めるだけで、頂部螺入部材斜面 が凹み空間の近傍を押圧して支持ボルトの他端頂部近傍の外径を広げ、他端頂部 近傍で支持ナットの内周面を加圧し、または内周面への加圧を解除することがで きる。したがって、支持ボルト上における支持ナットの位置を容易かつ確実に固 定または解除することができる。
【0043】 また、頂部螺入部材斜面が凹み空間の近傍を押圧して、支持ボルトの他端頂部 近傍の外径を広げるため、頂部螺入部材の回転操作に応じて徐々に他端頂部近傍 の外径が広がる。
【0044】 請求項4に係るフロアパネルの支持脚においては、支持ボルトの他端頂部には 、頂部螺入部材の螺入方向に沿って切り込み部が形成されている。したがって、 支持ボルトの他端頂部近傍の外径が広がりやすく、確実に他端頂部近傍で支持ナ ットの内周面を加圧することができる。
【0045】 請求項5に係るフロアパネルの支持脚においては、支持ボルトは弾性部材によ って形成されている。したがって、支持ボルトの他端頂部近傍の外径が広がりや すく、確実に他端頂部近傍で支持ナットの内周面を加圧することができる。また 、他端頂部近傍による支持ナットの内周面への加圧を解除したとき、弾性によっ て確実にもとの外径に復帰させることができる。
【0046】
【実施例】
[第1の実施例] 支持脚は基礎床面に所定間隔で複数、配置され、フロアパネル10を支持する (図8参照)。そして、基礎床面とフロアパネル10との間に空間10Sを形成 し、この空間10Sに配線や配管を行なう。
【0047】 本考案に係るフロアパネルの支持脚の第1の実施例を図面に基づいて説明する 。図1は本実施例における支持脚の分解斜視図であり、図2はフロアパネル10 を支持した状態の側面断面図、また図3は支持ボルト4の頂部近傍の拡大斜視図 であり、図4は支持ボルト4の凹み部4Kに固定ボルト8が螺入された状態を示 す拡大断面図である。
【0048】 図1に示すように、設置部としての設置プレート2には、支持ボルト4の一端 が溶接によって固定されている。この支持ボルト4の外周にはボルトネジ部が形 成されている。支持ボルト4の頂部4T(他端頂部)には凹み空間である凹み部 4Kが形成されている。凹み部4Kの下方には凹み空間ネジ部が形成されている (図2、図4参照)。
【0049】 支持ボルト4の頂部4Tに形成されている凹み部4Kには、頂部螺入部材とし ての固定ボルト8が螺入される。固定ボルト8には凹み空間ネジ部に嵌合する固 定ボルトネジ部(頂部螺入ネジ部)が形成されており、両者の嵌合によって固定 ボルト8は螺入される。
【0050】 図3の拡大図に示すように、支持ボルト4の頂部4Tには、固定ボルト8の螺 入方向に沿って切り込み部であるスリット4Sが形成されている。スリット4S が形成されていることによって、支持ボルト4の頂部4Tの外径が広がりやすい ようになっている。スリット4Sを複数(望ましくは3ないし8)形成したほう が、頂部4Tの外径を均一に広げることができる。なお、本実施例では6つのス リット4Sを形成している。
【0051】 一方、図1に示すように筒状に形成された支持ナット6のボルト穴6Hの内周 には、支持ボルト4のボルトネジ部に嵌合するナットネジ部が形成されており( 図2、図4参照)、支持ボルト4に対して螺入して取り付けられている。支持ナ ット6の上部先端にはパネル受け部であるパネル受けプレート20が接続され、 このパネル受けプレート20でフロアパネル10を支持する。
【0052】 支持ナット6、パネル受けプレート20を回転させれば、支持ボルト4と支持 ナット6とのネジ機構にしたがって支持ナット6、パネル受けプレート20は矢 印90、91方向に昇降する。これによって、基礎床面12に対するフロアパネ ル10の高さを調整することができる。なお、支持ボルト4、固定ボルト8、支 持ナット6、パネル受けプレート20は、製造段階で一体的に組み立てられてい る。
【0053】 基礎床面12に複数の支持脚を配置した後、フロアパネル10を支持脚に載せ る前に、フロアパネル10が一定のレベルで水平に位置するよう、それぞれの支 持脚の高さを調整する。すなわち、支持ナット6を回転させ、パネル受けプレー ト20を矢印90、91方向に昇降させ、所望の高さを得る。
【0054】 パネル受けプレート20の高さ調整を行った後、このパネル受けプレート20 を支持ボルト4に対して固定し、調整高さにくるいが生じないようにする。パネ ル受けプレート20の高さの固定は、固定ボルト8を締め込むことによって行わ れる。パネル受けプレート20には操作孔20Hが形成されており、この操作孔 20Hを通じてドライバ85等を挿入し(図2参照)、固定ボルト8を回転操作 する。
【0055】 図4に示すように、支持ボルト4の凹み部4Kには、固定ボルト8の螺入方向 (矢印91方向)に向って凹み部4Kの内径L3が小さくなるように凹み空間斜 面4Mが形成されている。そして、図4に示す状態から固定ボルト8を締め込む ことによって、固定ボルト8のボルト頭部8Hが凹み空間斜面4Mを押圧して支 持ボルト4の頂部4Tの外径が矢印92方向に広がるようになっている。上述の ように、支持ボルト4の頂部4Tにはスリット4Sが形成されているため、支持 ボルト4の頂部4Tの外径は広がりやすい。
【0056】 固定ボルト8を締め込み、支持ボルト4の頂部4Tの外径を外側(矢印92方 向)に広げることによって、支持ボルト4の頂部4T近傍は支持ナット6の内周 面、すなわちナットネジ部を加圧する。これによって、支持ボルト4に対する支 持ナット6の回転が阻止され、支持ボルト4上における支持ナット6の位置は固 定される。なお、図4に示すように、固定ボルト8のボルト頭部8Hの外径L2 は、支持ナット6の内径L1よりも小さく形成されている。
【0057】 上述のように、凹み空間斜面4Mが固定ボルト8の押圧を受け、支持ボルト4 の頂部4Tの外径を広げるため、固定ボルト8を締め込みに応じて徐々に頂部4 Tは矢印92方向に広がる。このため、頂部4T近傍による支持ナット6のナッ トネジ部への加圧力を自在に制御することができる。
【0058】 以上のようにして、パネル受けプレート20の調整高さを固定し、この後、介 在プレート21(図2)を介してパネル受けプレート20に複数のフロアパネル 10を敷き、図8に示すようにフロアを完成させる。各フロアパネル10の四角 は切り欠かれており、この切り欠きによって、図2に示すように、支持脚に対応 してパネル穴10Hが形成されるようになっている。
【0059】 複数のフロアパネル10を敷いた後、支持脚の高さを再調整しなければならな いことがある。この場合は、まずパネル穴10H、操作孔20Hを通じてドライ バ85等を挿入し、固定ボルト8を緩める。これによって固定ボルト8は矢印9 0方向(図4)に上昇し、支持ボルト4の頂部4Tの外径は矢印93方向に復帰 して支持ナット6のナットネジ部への加圧が解除される。すなわち、支持ボルト 4に対して支持ナット6は回転可能な状態になる。
【0060】 そして、この状態でパネル受けプレート20を回転させ、高さの再調整を行う 。パネル受けプレート20の回転は、パネル受けプレート20上部に溶接、固定 されているパネル受けプレートナット23を保持して操作する。パネル受けプレ ート20の高さを再調整した後、固定ボルト8を再度締め込んで、調整高さを固 定する。
【0061】 [第2の実施例] 本考案に係るフロアパネルの支持脚の第2の実施例を図5に示す。上記第1の 実施例では、頂部螺入部材として、ボルト頭部8Hが皿状に形成され頭部斜面8 Mを有する固定ボルト8を用いた。これに対して、本実施例では頂部螺入部材と して固定ボルト12を採用している。この固定ボルト12はボルト頭部12Hが 円柱形状を備えている。なお、固定ボルト12のボルト頭部12Hの外径L5は 、支持ナット6の内径L1よりも小さく形成されている。
【0062】 固定ボルト12を締め込んだ場合、上記第1の実施例と同様、ボルト頭部12 Hが凹み空間斜面4Mを押圧する。そして、支持ボルト4の頂部4Tの外径が矢 印92方向に広がり、支持ボルト4の頂部4T近傍は支持ナット6のナットネジ 部を加圧して、支持ボルト4上における支持ナット6の位置は固定される。なお 、その他の構成、作用は第1の実施例と同様である。
【0063】 このように、本実施例ではボルト頭部12Hが円柱形状を備えた固定ボルト1 2を用いたが、たとえばボルト頭部が球面として形成されている丸頭のボルトを 用いてもよい。
【0064】 [第3の実施例] 次に、図6に本考案に係るフロアパネルの支持脚の第3の実施例を示す。上記 の各実施例では、支持ボルト4の凹み部4Kに凹み空間斜面4Mが形成されてい た。これに対して、本実施例における凹み部40Kには、固定ボルト8の螺入方 向(矢印91方向)に沿って内径L4がほぼ同一であるような内面40Mが形成 されている。
【0065】 そして、固定ボルト8は上記第1の実施例と同様に、頭部斜面8Mを有してい る。このため、固定ボルト12を締め込んだ場合、頭部斜面8Mに沿って支持ボ ルト4の頂部4Tの外径は矢印92方向に広がる。これによって、支持ボルト4 の頂部4T近傍は支持ナット6のナットネジ部を加圧して、支持ボルト4上にお ける支持ナット6の位置は固定される。なお、その他の構成、作用は第1の実施 例と同様である。
【0066】 [第4の実施例] 図7に本考案に係るフロアパネルの支持脚の第4の実施例を示す。本実施例で は頂部螺入部材として、固定ネジ14が用いられている。この固定ネジ14の詳 細を図7Bに示す。固定ネジ14は外径が下部から上部に向って大きく形成され ており、上部外径L7が下部外径L6よりも大きくなっている。また、固定ネジ 14の側面にはネジ部が形成されている。
【0067】 固定ネジ14の下部外径L6は、凹み部41Kの内径L8にほぼ等しく、凹み 部41Kの内面に形成されているネジ部に嵌合して螺入される。上部外径L7が 下部外径L6よりも大きく構成されていることによって、固定ネジ14の螺入に したがって支持ボルト4の頂部4Tの外径は矢印92方向に広がる。これによっ て、支持ボルト4の頂部4T近傍は支持ナット6のナットネジ部を加圧して、支 持ボルト4上における支持ナット6の位置は固定される。なお、その他の構成、 作用は第1の実施例と同様である。
【0068】 [その他の実施例] 上記各実施例では、支持ボルト4の頂部4Tにスリット4Sを形成することに よって支持ボルト4の頂部4Tの外径が広がりやすいようにしている。しかし、 支持ボルト4を樹脂等の弾性部材で構成し、頂部4Tが広がるようにしてもよい 。この場合は、頂部4Tにスリットを形成する必要がない。
【0069】 また本考案は、上記の実施例で示した構造に限られるものではなく、支持ボル トの凹み空間に頂部螺入部材を螺入し、支持ボルトの他端頂部近傍の外径を広げ ることによって他端頂部近傍で支持ナットの内周面を加圧し、支持ボルト上にお ける支持ナットの位置を固定または解除できるものであれば、他の構成を採用し てもよい。
【0070】
【考案の効果】
請求項1に係るフロアパネルの支持脚においては、支持ボルトの凹み空間に対 し、頂部螺入部材を締め込み、または緩めることによって、支持ボルトの他端頂 部近傍の外径を広げ、他端頂部近傍で支持ナットの内周面を加圧し、または支持 ボルトの他端頂部近傍の外径を復帰させ、当該他端頂部近傍による支持ナットの 内周面への加圧を解除する。
【0071】 このように頂部螺入部材を締め込み、または緩めるだけで、他端頂部近傍で支 持ナットの内周面を加圧し、または内周面への加圧を解除することができる。す なわち、支持ボルト上における支持ナットの位置を容易かつ確実に固定または解 除することができる。したがって、支持脚の高さ調整の作業に手間がかからず、 確実に作業効率を向上させることができる。
【0072】 また、パネル受け部には、頂部螺入部材が回転操作可能に露出する操作孔が形 成されている。すなわち、操作孔を通じて頂部螺入部材を回転操作することがで きる。したがって、支持脚の高さを再調整する場合、フロアパネルを取り外す必 要がない。
【0073】 請求項2に係るフロアパネルの支持脚においては、支持ボルトの他端頂部に形 成された凹み空間は、頂部螺入部材の螺入方向に向って凹み空間の内径が小さく なる凹み空間斜面を有している。そして、頂部螺入部材が凹み空間に螺入される ことによって、頂部螺入部材は凹み空間斜面を押圧して支持ボルトの他端頂部近 傍の外径を広げる。
【0074】 このように頂部螺入部材を締め込み、または緩めるだけで、頂部螺入部材が凹 み空間斜面を押圧して支持ボルトの他端頂部近傍の外径を広げ、他端頂部近傍で 支持ナットの内周面を加圧し、または内周面への加圧を解除することができる。 すなわち、支持ボルト上における支持ナットの位置を容易かつ確実に固定または 解除することができる。したがって、支持脚の高さ調整の作業に手間がかからず 、確実に作業効率を向上させることができる。
【0075】 また、凹み空間斜面が頂部螺入部材の押圧を受けて、支持ボルトの他端頂部近 傍の外径を広げるため、頂部螺入部材の回転操作に応じて徐々に他端頂部近傍の 外径が広がる。したがって、他端頂部近傍による支持ナットの内周面への加圧力 を自在に制御することができる。
【0076】 請求項3に係るフロアパネルの支持脚においては、頂部螺入部材は、頂部螺入 部材の螺入方向に向って外径が小さくなる頂部螺入部材斜面を有している。そし て、頂部螺入部材が凹み空間に螺入されることによって、頂部螺入部材斜面は、 支持ボルトの他端頂部に形成された凹み空間の近傍を押圧して支持ボルトの他端 頂部近傍の外径を広げる。
【0077】 このように頂部螺入部材を締め込み、または緩めるだけで、頂部螺入部材斜面 が凹み空間の近傍を押圧して支持ボルトの他端頂部近傍の外径を広げ、他端頂部 近傍で支持ナットの内周面を加圧し、または内周面への加圧を解除することがで きる。すなわち、支持ボルト上における支持ナットの位置を容易かつ確実に固定 または解除することができる。したがって、支持脚の高さ調整の作業に手間がか からず、確実に作業効率を向上させることができる。
【0078】 また、頂部螺入部材斜面が凹み空間の近傍を押圧して、支持ボルトの他端頂部 近傍の外径を広げるため、頂部螺入部材の回転操作に応じて徐々に他端頂部近傍 の外径が広がる。したがって、他端頂部近傍による支持ナットの内周面への加圧 力を自在に制御することができる。
【0079】 請求項4に係るフロアパネルの支持脚においては、支持ボルトの他端頂部には 、頂部螺入部材の螺入方向に沿って切り込み部が形成されている。
【0080】 すなわち、支持ボルトの他端頂部近傍の外径が広がりやすく、確実に他端頂部 近傍で支持ナットの内周面を加圧することができる。したがって、より確実に支 持ボルト上における支持ナットの位置を固定することができる。
【0081】 請求項5に係るフロアパネルの支持脚においては、支持ボルトは弾性部材によ って形成されている。
【0082】 すなわち、支持ボルトの他端頂部近傍の外径が広がりやすく、確実に他端頂部 近傍で支持ナットの内周面を加圧することができる。したがって、より確実に支 持ボルト上における支持ナットの位置を固定することができる。
【0083】 また、他端頂部近傍による支持ナットの内周面への加圧を解除したとき、弾性 によって確実にもとの外径に復帰させることができる。したがって、より確実に 支持ボルト上における支持ナットの位置固定を解除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るフロアパネルの支持脚の第1の実
施例を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示す支持脚がフロアパネルを支持した状
態の側面断面図である。
【図3】図1に示す支持ボルトの頂部近傍の拡大斜視図
である。
【図4】図2に示す支持ボルトの頂部近傍の一部拡大図
であり、支持ボルトの凹み部に固定ボルトが螺入された
状態を示す断面図である。
【図5】本考案に係るフロアパネルの支持脚の第2の実
施例を示す断面図であり、支持ボルトの頂部近傍の近傍
の拡大図である。
【図6】本考案に係るフロアパネルの支持脚の第3の実
施例を示す断面図であり、支持ボルトの頂部近傍の近傍
の拡大図である。
【図7】本考案に係るフロアパネルの支持脚の第4の実
施例を示す図であり、Aは支持ボルトの頂部近傍の近傍
の拡大断面図であり、Bは固定ネジの詳細を示す斜視図
である。
【図8】二重床の構成の概略を示す斜視図である。
【図9】支持脚の調整高さを固定するための機構の従来
例を示す図であり、Aは第1の従来例を示す側面図、B
は第2の従来例を示す側面図である。
【図10】支持脚の調整高さを固定するための機構の第
3の従来例を示す分解斜視図である。
【図11】図10に示す第3の従来例の側面断面図であ
る。
【図12】支持脚の調整高さを固定するための機構の第
4の従来例を示す分解斜視図である。
【図13】図12に示す第4の従来例の支持脚がフロア
パネルを支持した状態の側面断面図である。
【図14】図13に示す第4の従来例の支持脚の一部拡
大図である。
【符号の説明】
2・・・・・設置プレート 4・・・・・支持ボルト 4S・・・・・スリット 6・・・・・支持ナット 8、12・・・・・固定ボルト 10・・・・・フロアパネル 14・・・・・固定ネジ 20・・・・・パネル受けプレート

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基礎床面に対して固定される設置部、 設置部に一端が固定されており、外周面にボルトネジ部
    が形成され、他端頂部に凹み空間が形成され、当該凹み
    空間の内周面の少なくとも一部に凹み空間ネジ部が形成
    された支持ボルト、 筒状に形成されており、内周面に、支持ボルトのボルト
    ネジ部に対して螺入可能なナットネジ部が形成され、支
    持ボルトに対して螺入して取り付けられる支持ナット、 支持ボルトの凹み空間に形成された凹み空間ネジ部に対
    して螺入可能な頂部螺入ネジ部が形成されており、凹み
    空間に対して螺入して取り付けられる頂部螺入部材、 支持ナットに接続され、フロアパネルを支持するパネル
    受け部であって、頂部螺入部材が回転操作可能に露出す
    る操作孔が形成されているパネル受け部、 を備えたフロアパネルの支持脚であって、 支持ボルトの凹み空間に対し、頂部螺入部材を締め込
    み、または緩めることによって、 支持ボルトの他端頂部近傍の外径を広げ、当該他端頂部
    近傍で支持ナットの内周面を加圧し、または支持ボルト
    の他端頂部近傍の外径を復帰させ、当該他端頂部近傍に
    よる支持ナットの内周面への加圧を解除する、 ことを特徴とするフロアパネルの支持脚。
  2. 【請求項2】請求項1に係るフロアパネルの支持脚にお
    いて、 支持ボルトの他端頂部に形成された凹み空間は、頂部螺
    入部材の螺入方向に向って凹み空間の内径が小さくなる
    凹み空間斜面を有しており、 頂部螺入部材が凹み空間に螺入されることによって、頂
    部螺入部材は凹み空間斜面を押圧して支持ボルトの他端
    頂部近傍の外径を広げる、 ことを特徴とするフロアパネルの支持脚。
  3. 【請求項3】請求項1に係るフロアパネルの支持脚にお
    いて、 頂部螺入部材は、頂部螺入部材の螺入方向に向って外径
    が小さくなる頂部螺入部材斜面を有しており、 頂部螺入部材が凹み空間に螺入されることによって、頂
    部螺入部材斜面は、支持ボルトの他端頂部に形成された
    凹み空間の近傍を押圧して支持ボルトの他端頂部近傍の
    外径を広げる、 ことを特徴とするフロアパネルの支持脚。
  4. 【請求項4】請求項1、請求項2又は請求項3に係るフ
    ロアパネルの支持脚において、 支持ボルトの他端頂部には、頂部螺入部材の螺入方向に
    沿って切り込み部が形成されている、 ことを特徴とするフロアパネルの支持脚。
  5. 【請求項5】請求項1、請求項2、請求項3又は請求項
    4に係るフロアパネルの支持脚において、 支持ボルトは弾性部材によって形成されている、 ことを特徴とするフロアパネルの支持脚。
JP1995008668U 1995-08-18 1995-08-18 フロアパネルの支持脚 Expired - Lifetime JP3021715U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995008668U JP3021715U (ja) 1995-08-18 1995-08-18 フロアパネルの支持脚

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995008668U JP3021715U (ja) 1995-08-18 1995-08-18 フロアパネルの支持脚

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3021715U true JP3021715U (ja) 1996-03-08

Family

ID=43157042

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995008668U Expired - Lifetime JP3021715U (ja) 1995-08-18 1995-08-18 フロアパネルの支持脚

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3021715U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013096207A (ja) * 2011-11-07 2013-05-20 Shoji Ishida 化粧板敷設具及び床構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013096207A (ja) * 2011-11-07 2013-05-20 Shoji Ishida 化粧板敷設具及び床構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5150835A (en) Rail support adjusting and fastening device
JP3021715U (ja) フロアパネルの支持脚
JP2001049855A (ja) 床パネル支持脚装置
JP3007845U (ja) フロアパネルの支持脚
JP4129850B2 (ja) フロアパネルの支持装置
JP3359966B2 (ja) 二重床の床パネルの支持装置
JP2839398B2 (ja) 床パネルの支持装置と該装置を用いた床パネルの施工方法
JP2535056B2 (ja) フロアパネルの固定装置
JP4028650B2 (ja) 高さ調節床束のチャッキング・レベルロック機構
JP3493325B2 (ja) 床パネル支持脚装置におけるパネル隅部の連結装置
JP3034464B2 (ja) 物干竿等の支持装置
JPH0623492B2 (ja) フリ−アクセスフロアの機器据付装置
JPH074263Y2 (ja) 床束構造
JP2631084B2 (ja) 手摺取付金具
JP2790559B2 (ja) 床パネルの支持装置と該装置を用いた床パネルの施工方法
JP2000170356A (ja) 高さ調節床束のウェッジ捻込み式レベルロック機構
JPH074264Y2 (ja) 床束の構造
KR102673602B1 (ko) 빗물받이 지지 모듈
JP2577328Y2 (ja) 床パネルの支持装置
JP3367755B2 (ja) 屋根板の固定具
JP4684491B2 (ja) 床パネルの束
JP4293353B2 (ja) 二重床における支柱
JP2001182295A (ja) 床支持装置
JP3243283B2 (ja) 固定方法および固定構造
JP2023151952A (ja) コンクリート型枠の固定具