JP3020899B2 - 電磁式燃料噴射弁 - Google Patents

電磁式燃料噴射弁

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料を方向に噴
射可能な電磁式燃料噴射弁に関する。
【0002】
【従来の技術】1気筒に吸気弁を2個有し、吸気通路が
吸気弁近傍において隔壁により互いに隔てられている分
岐吸気通路部分を有するエンジンに用いる電磁制御式燃
料噴射弁が実開昭61-152765号公報に記載されている。
かかる噴射弁は、燃料のメータリングを行う単一の噴孔
下流に噴孔から噴射される燃料を分けるための燃料分岐
部とその燃料分岐部によって分けられた燃料を流す弁軸
心に対して傾けられた2つの燃料通路を有するものであ
る。そして、燃料分岐部の上流側先端である燃料通路の
合流部を、燃料通路壁の交点より上流部に形成し、この
交点の形状を必ず尖ったエッジにして燃料噴射角、左右
燃料通路への燃料分配を所定値にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、燃
料通路の合流部から分岐燃料通路への燃料の分配及び分
配量の均一化、分配量の高精度化が可能であると共に、
合流部での流れの安定化によりメータリング精度の向上
が可能である。しかし、分岐燃料通路は分岐した燃料通
路がそれぞれ独立しているため、例え各分岐燃料通路へ
の分配量が不均等であっても、一度分岐燃料通路に分配
された後は、この分配量が改善されることはない。この
ため、分岐燃料通路入口とこの分岐燃料通路の上流に配
置される噴孔との位置関係は極めて正確である必要があ
る。
【0004】また、噴孔からの噴霧のうち、分岐壁によ
り制限を受けた噴霧が、制限を受けない噴霧と合体し粒
径が大きくなり易いという問題もあった。言い換える
と、壁や液流間の相互の衝突(摩擦)による損失が大き
くなるために、粗大な粒径の噴霧が生成されやすい。
【0005】本発明の目的は、噴孔から噴射される微粒
化燃料を効率良く分配して噴射供給を行い得る電磁式燃
料噴射弁を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電磁式燃料噴射弁は、弁座の下流側に設け
られた燃料噴射孔と、前記弁座との間で燃料通路の開閉
を行う弁体と、該弁体を電磁力によって駆動する駆動手
段とを備えた電磁式燃料噴射弁において、前記燃料噴射
孔の下流側に、弁軸心に直交する断面において、前記燃
料噴射孔の直径よりも大きな幅の狭隘部と、該狭隘部に
よって連通される複数の拡大室とを有するように形成さ
れた単一の孔を設けるとともに、該単一の孔を前記狭隘
部が前記燃料噴射孔とともに弁軸心上に位置するように
設けたものである。
【0007】燃料噴射孔から噴射された燃料の流れは、
拡大室による誘導作用と狭隘部の拘束作用とによって、
複数の拡大室に向かって分散する。このとき、複数の拡
大室の間は狭隘部によって連通されており、複数の拡大
室の圧力バランスに応じて分配が行われる。このため、
燃料の分配にあたって燃料噴射孔と燃料を分配する単一
の孔との位置ずれの影響を受け難い。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1な
いし図10により説明する。
【0009】図1は本発明に係る電磁式燃料噴射弁1の
縦断面図である。噴射弁1は、コントロールユニット
(図示せず)により演算されたデューティのON−OF
F信号によりシート部の開閉を行うことにより燃料の噴
射供給を行うものである。電気信号はコイル2にパルス
として与えられる。コイル2に電流が流されると、コア
3,ヨーク4,プランジャ5で構成される磁気回路が作
動し、プランジャ5がコア3側に吸引される。プランジ
ャ5が移動すると、これと一体になっているボール弁6
が移動してバルブガイド7のシート面9から離れ燃流噴
射孔8(以下、「オリフィス」ともいう。)を開放す
る。ボール弁6は、磁性材料製のプランジャ5の一端に
接合されたロッド10と、ロッド10の他端に溶接接合
されたボール11とプランジャ5の上部開口部に固定さ
れた非磁性材からなるガイドリング12とを備えてお
り、移動に際しては、ガイドリング12とバルブガイド
7の中空部の内壁に挿入固定される円筒状の燃料旋回素
子13の内周面とでそれぞれガイドされる。また、移動
の際のストローク量は、ロッド10の首部の受け面10
aとストッパ14間の空隙の寸法で決定される。
【0010】一方、バルブガイド7にはシート面9と反
対方向に延びる筒状部15が形成されていて、ここに本
発明に係る燃料の分割手段であるアダプタ16が挿入固
定されている。
【0011】図2は、図1のA−A断面図である。オリ
フィス8に旋回燃料を供給する燃料旋回素子13を示
す。燃料旋回素子13には、軸方向溝13aと径方向溝
13bが設けてある。本実施例では軸方向溝13aは円
筒の側面部の一部を取り除いたDカット面である。溝1
3a、13bは軸方向から導入される燃料通路である。
溝13aを通過した燃料は溝13bにて軸中心に対して
Lだけ偏心導入され、いわゆる、燃料に旋回力が付与さ
れバルブガイド7のオリフィス8に供給される。旋回力
は偏心量Lによって調整される。
【0012】図3は図1のB方向視図であり、燃料の分
割手段であるアダプタ16を示している。アダプタ16
にオリフィス8より多少大きい径の燃料通路孔17a
と、通路孔17aに対して平行でかつ等間隔に配列され
る2つの大径の燃料通路孔17bとを有し、かつ各々の
通路孔17bが軸心に配された通路孔17aと外接する
所望の曲率半径を有する連通壁18にて連通される燃料
通路17が形成されている。
【0013】図4はアダプタ16に形成される燃料通路
の形状寸法を決定する説明図である。軸心の通路孔17
aの相当径d及び相当半径r、この通路孔17aに対し
て平行でかつ等間隔に配列される通路孔17bの相当径
D、各々の相当径の比K(=D/d)、通路孔17bの
中心間距離wを用いると、連通壁18の曲率半径Rは次
式により求められる。
【0014】R = (0.25w2+(1−k2)r2)/
(2(k−1)r) 図5は、アダプタ16の取付状態を説明する要部拡大図
である。アダプタ16は、バルブガイド7の筒状部15
に圧着固定される。すなわち、アダプタ16の外周面を
バルブガイド7に形成された溝19に、アダプタ16材
料の塑性流動によって半径方向に流し込みその緊迫力で
固定するいわゆる、メタルフローを行う。
【0015】以上の通り構成された噴射弁1の燃料の噴
射供給について説明する。
【0016】燃料は、図示しない燃料ポンプや燃圧レギ
ュレータにより加圧調整され、図1においてフィルタ2
0を介して流入通路21から電磁弁組体の内部に流入
し、コイル2の下部通路22、プランジャ5の外周、ス
トッパ14とロッド10のすき間、燃料旋回素子13の
溝13a、13bを通ってシート部へ旋回供給され、開
弁時にオリフィス8から吸気管内に噴射される。
【0017】ここに、本発明に係るアダプタ16内の燃
料の流れを再度図5と、アダプタ16の燃料通路17の
拡大部分図である図6によって詳述する。オリフィス8
から噴出した旋回燃料は、オリフィス8より多少大きい
径の燃料通路孔17aの壁面に衝突する。その後燃料通
路孔17bに向けて連通壁18が流れを誘導し、軸下方
に旋回流を発生させ、図5の矢印で示した様な流れを形
成する。また、アダプタ16内の径方向流れは図6で示
される様に、燃料通路17内で大径な燃料通路孔17b
内に分割された旋回流れになる。
【0018】上記した様に、アダプタ16を通過した燃
料は出口部で広げられ、図7で示す様な噴霧を形成す
る。噴霧は、ほぼ2方向に分けられており微細な液滴群
として観測された。図8は、図7を横から見た噴霧形状
を示している。すなわち、オリフィス8からの単一の円
錐状噴霧は、アダプタ16によって効率良く分割された
偏平な噴霧となり微細な液滴群となる。燃料の微粒化
は、アダプタ16内での壁面流れの損失を十分補なう旋
回流れと、効率良く分割される旋回流れによって液滴同
士の合体が抑制されて促進される。なお、低温時(−3
0℃)や減圧時(−550mmHg)の雰囲気条件下で
も、燃料の旋回力が保持されて微細化が促進され粗大粒
の発生はない。
【0019】図9及び図10は、本発明者らの実験結果
の一例を示したものである。
【0020】図9は、大径な燃料通路孔17bの相当径
Dと軸心に配した燃料通路孔17aの相当径dとの比D
/dによって生ずる噴霧粒径を偏心量Ls(図2のLに相
当)をパラメータにして表したもので、D/dが2にな
る寸法形状のアダプタ16では100μm程度の微粒を
得ることができる。
【0021】図10は、D/dに対する噴霧角を表わし
たもので、粒径が100μmのときの角度は、噴霧の最
外角度θOが35°程度で厚さ方向の角度θDが15°
程度である。なお、既に述べたが、噴霧の角度は燃料の
旋回力を調整することや、図10の例からも明らかなよ
うに寸法形状の選択によって任意に変えることができ
る。
【0022】図11は、燃料の分割手段であるアダプタ
16係わる第2の実施例を示す。図はアダプタ20の孔
21部分の拡大図である。孔21は軸心に配したオリフ
ィス8より多少大きい平行壁22a部分を有する。この
対面する壁の間隔は、本発明の第1実施例で述べた多少
大きい径、この図11ではφd1で記すに相当する。
【0023】この平行壁22aの長さlはl≦1/2d
0である。この平行壁22aはアダプタ20が弁軸心と
組立時に多少ずれた場合においても、平行でかつ等間隔
に配置される2つの大径穴22b部分(φD1)に旋回
流れを安定して導く為のものである。大径穴22bと平
行壁22aは各々所望の曲率半径R1を有する連通壁2
3にて連通される。本実施例においても、第1の実施例
と同様の性能、効果を得ることができる。
【0024】図12は、アダプタに係わる第3の実施例
を示したもので、大径穴24を3つ形成した場合であ
る。この大径穴24は曲率半径R2を有する連通壁25
で軸心に配した多少大きい径(φd2)の燃料通路孔2
6と連通している。図中の矢印は燃料の流れを示したも
ので、噴霧は3方向に分割される。
【0025】図13は、アダプタに係わる第4の実施例
を示したもので、大径穴27を4つ形成した場合であ
る。この大径穴27は左右に2個ずつ配置されている。
それぞれ曲率半径R3,R4を有する連通壁28、29で
軸心に配した多少大きい径(φd3)の燃料通路孔30
と連通している。図中の矢印は燃料の流れを示したもの
で噴霧は4方向に分割される。
【0026】図14は、本発明に係る他の実施例を示し
たものである。
【0027】図1と同一符号は同一部分を示している。
【0028】電磁式燃料噴射弁50は、バルブガイド5
1に装着された燃料計量・旋回素子52を有する。いわ
ゆる、弁座53の下流側で燃料を旋回噴射させるタイプ
の電磁式燃料噴射弁である。54は複数個の細穴である
スワールオリフィス、55は燃料旋回室であり、スワー
ルオリフィス54は、燃料旋回室55に開口し弁の軸心
に対して傾斜して形成されている。56は燃料旋回室5
5の開口下端に取り付けられるアダプタである。
【0029】図15は図14のB方向よりの視図で、ア
ダプタ56部分の説明に係る箇所のみを記したものであ
る。アダプタ56では、燃料旋回室55より多少大きい
径の燃料通路孔57と平行でかつ等間隔に配列される2
つの大径な燃料通路孔58とが曲率半径R5を有する連
通壁59で連通される。図中の矢印は、燃料の流れを示
している。燃料は、燃料計量・旋回素子52のスワール
オリフィス54から燃料旋回室55に噴射され、ここで
旋回力を与えられて燃料通路孔56に至り2方向に分割
される。本実施例においても効率良く噴霧が分割され、
第1実施例と同等の効果を得ることができる。
【0030】図16は、本発明に係る電磁式燃料噴射弁
1を搭載したエンジン制御システムの構成の概要図であ
り、図17は、電磁式燃料噴射弁1の取付状態を示す図
である。
【0031】DOHCエンジンは、吸排気弁の駆動用に
2本のカムシャフトを備え、高回転、高出力化が容易で
ある。特に4バルブエンジンでは、燃焼室中央付近で点
火できることにより優れた燃焼特性が得られる。さら
に、大量の空気を一時に吸入できるため高レスポンスで
あるなど、多くのメリットを備えている。
【0032】図16は、ガソリンを燃料とする上記DO
HCエンジン100の部分的な断面図で、この図16に
はスロットルバルブ110を内蔵する吸気マニホールド
120、吸気孔130及びこの吸気孔130を開閉する
吸気弁140、点火プラグ150を臨ませて配設する燃
料室160、吸気弁140の上流で吸気マニホールド1
20の壁部に取り付けられ、吸気弁140の弁座140
a方向に噴射可能となるように配置される本発明に係る
燃料噴射弁1が示されている。
【0033】図17は、燃料噴射弁1と吸気弁140と
の位置関係を示したもので、噴射弁1から噴射される燃
料噴霧は吸気弁140の隔壁140bに衝突しないよう
に2方向に分割される。なお、180は排気弁を示す。
【0034】エンジン100は、運転状況の情報である
燃焼室160の隔壁の水温、吸気空気量や空気温度、エ
ンジン回転数などに基いて制御ユニット170により制
御される。燃料噴射弁1の燃料噴射は、この制御ユニッ
ト170の信号に基づく。
【0035】燃料と空気の混合気は、エンジン100の
吸気孔130から燃焼室160へ導かれ圧縮工程にて圧
縮された後、点火プラグ150により着火され燃焼され
る。
【0036】図18ないし図20は、上述したエンジン
100に本発明の一実施例の燃料噴射弁1を適用して得
られた結果である。性能比較の対象として従来型(ピン
トル弁)を併せて示した。
【0037】図18及び図19は、始動性に関するテス
ト結果である。いずれも、ピントル弁に比べて格段と性
能が向上した。特に、−30℃の雰囲気状況下において
は、ピントル弁は完爆しなかったが、本発明の噴射弁は
初爆が数秒で起こり10秒以内に完爆(パルス幅が90
〜150msの間)した。規定値は20秒以内であるの
で、本発明に係る燃料噴射弁では、始動パルス幅を70
ms程度(従来設定値の約半分)とすることができ、始
動用インジェクタが不要となる、燃費を向上させるなど
実用上の効果が大きい。
【0038】図20は、加速応答性テスト結果を示して
いる。アイドルの状態からスロットルバルブを0.15秒で
全開にしたときのエンジン回転数の立上りを比較したも
のである。本発明に係る燃料噴射弁を用いると、ピント
ル弁に比べて約150ミリ秒短縮していた。これは、加
速直後の燃焼が極めて迅速に行なわれていることを示す
ものであり、本発明に係る燃料噴射弁を用いたエンジン
においては微粒化燃料が吸気弁隔壁や吸気マニホールド
内壁へ付着するのを極めて優れて防止されている。
【0039】以上のように、本発明に係る燃料噴射弁を
用いると、燃費向上や低温始動性向上、加速性向上など
実用上の効果が極めて大であることがわかる。
【0040】なお、本発明の燃料噴射弁は実施例に示し
たもののみに限定されるものでなく本発明の意図及び請
求範囲を逸脱しない範囲で変形することが可能である。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、複数の拡大室の圧力バ
ランスに応じて燃料の分配が行われるので、噴霧の偏り
が起こり難く微粒化燃料を効率良く得ることができる。
また、燃料の分配を行う単一の孔と燃料噴射孔との位置
決め許容誤差を比較的大きくでき、製造が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電磁式燃料噴射弁の縦断面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】図1のB方向視図であり本発明に係るアダプタ
の説明図。
【図4】アダプタの形状寸法を決定する為の説明図。
【図5】アダプタ部の要部拡大図。
【図6】アダプタ内の燃料流れを示す図。
【図7】噴霧の様子を示す図。
【図8】噴霧の様子を示す図。
【図9】数値的に示した実験結果の一例を示す図。
【図10】数値的に示した実験結果の一例を示す図。
【図11】本発明の第2の実施例を示すアダプタの説明
図。
【図12】本発明の第3の実施例を示すアダプタの説明
図。
【図13】本発明の第4の実施例を示すアダプタの説明
図。
【図14】本発明の他の実施例を示す電磁式燃料噴射弁
の縦断面図。
【図15】図14のB方向視図であり本発明に係るアダ
プタの説明図。
【図16】本発明に係る電磁式燃料噴射弁を用いた内燃
機関の一部を示す図。
【図17】本発明の燃料噴射弁と吸気弁との位置関係を
示す図。
【図18】本発明と従来の電磁式燃料噴射弁の性能を比
較した図。
【図19】本発明と従来の電磁式燃料噴射弁の性能を比
較した図。
【図20】本発明と従来の電磁式燃料噴射弁の性能を比
較した図。
【符号の説明】
1…噴射弁、8…オリフィス、13…燃料旋回素子、1
6…アダプタ、17…燃料通路、17a…通路孔、17
b…通路孔、18…連通壁。
フロントページの続き (72)発明者 柏谷 峰雄 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所 佐和工場内 (72)発明者 中村 庸▲蔵▼ 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所 佐和工場内 (72)発明者 浜島 英治 茨城県ひたちなか市大字高場字鹿島谷津 2477番地3日立オートモティブエンジニ アリング株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−26769(JP,U) 実開 昭63−22379(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 61/18 F02M 51/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弁座の下流側に設けられた燃料噴射孔と、
    前記弁座との間で燃料通路の開閉を行う弁体と、該弁体
    を電磁力によって駆動する駆動手段とを備えた電磁式燃
    料噴射弁において、前記燃料噴射孔の下流側に、弁軸心
    に直交する断面において、前記燃料噴射孔の直径よりも
    大きな幅の狭隘部と、該狭隘部によって連通される複数
    の拡大室とを有するように形成された単一の孔を設ける
    とともに、該単一の孔を前記狭隘部が前記燃料噴射孔と
    ともに弁軸心上に位置するように設けたことを特徴とす
    る電磁式燃料噴射弁。
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