JP3019933U - 自在フェンス - Google Patents

自在フェンス

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JP3019933U
JP3019933U JP1995007526U JP752695U JP3019933U JP 3019933 U JP3019933 U JP 3019933U JP 1995007526 U JP1995007526 U JP 1995007526U JP 752695 U JP752695 U JP 752695U JP 3019933 U JP3019933 U JP 3019933U
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JP1995007526U
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Inventor
豊司 深水
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昭和機械商事株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チェーンの長さを適宜変更でき、作り置きす
ることが可能で、短納期で、カラフルなものとすること
も可能で、任意のつなぎ方をすることができる自在フェ
ンスの提供。 【構成】 周方向の一部31が若干小径に形成された複
数個の環状の主リンク3が、横長環状形の長手方向の一
部53を前記主リンク3の小径部31より僅かに大きい
幅寸法で切り欠かれて構成される副リンク5によって連
結されてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、公園や道路や工場等のフェンス、砂防フェンス、インテリアフェ ンス等に用いられる自在フェンスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のフェンスは、大リンクと小リンクとを予め工場で所定長さに連結した規 格品としてなるものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のフェンスは、現場での使用時にチェーンの長さが合わな い場合があり、この場合には対処方法がなかった。 このため、従来のフェンスは、作り置きすることができず、納期を短くするこ とができなかった。 さらに、従来のフェンスは、予め連結されてなるものであったので、単一色に しか塗装できず、カラフルなものとすることができなかった。 この考案は、これらの課題を解決するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この考案の自在フェンスは、周方向の一部が若干 小径に形成された複数個の環状の主リンクが、横長環状形の長手方向の一部を前 記主リンクの小径部より僅かに大きい幅寸法で切り欠かれて構成される副リンク によって連結されてなることを特徴とする。 ここで、主リンクは、円環状のものが好適に使用されるが、楕円形や、六角形 等の多角形状のものであってもよい。また、副リンクも、楕円形状のものや多角 形状のものを使用することが可能である。 また、好ましくは上記構成に加えて、前記主リンクは、円環状に形成されてな り、且つ、前記小径部が主リンクの軸方向両側面にのみ凹部を形成されてなり、 前記副リンクは、半円形状の湾曲部同士が直線部を介して連続に形成された長円 環状に形成されてなることを特徴とする前記自在フェンスである。 さらに好ましくは、前記主リンクの内径寸法が、前記副リンクの長手方向内径 寸法の3倍以上に形成されてなることを特徴とする前記自在フェンスである。 なお、前記主リンクと前記副リンクとが、交互に数珠つなぎ状に連結されたり 、又は交互に網目状に連結されてなることを特徴とする前記各自在フェンスであ ってもよい。
【0005】
【作用】
この考案の自在フェンスは、主リンクの小径部に副リンクの切欠部を入れるこ とにより、主リンクと副リンクとを交互に連結して使用される。
【0006】
【実施例】
以下、この考案の自在フェンス1について、さらに詳細に説明する。 図1は、この考案の自在フェンス1の一実施例を示す図である。 この図では、直線状にリンク3,5,3,5,…を連結した例を示しており、 一部のみを示している。 この図に示すように、この実施例の自在フェンス1は、大径の主リンク3と、 これよりも小径の副リンク5とが交互に連結されてなる。なお、この実施例の各 リンク3,5は、いずれも鉄鋼材料が屈曲形成されてなる。また、この実施例で は主リンク3の線径Dと副リンク5の線径dとが同一に形成されてなるが、両リ ンクは異なる線径で形成することも可能である。
【0007】 図2(A)は、上記主リンク3を示す図であり、同図(B)はそのX−X断面 図、同図(C)はZ部の拡大図である。 この図に示すように、主リンク3は、円環状又はこれに近い楕円環状に形成さ れてなるものが好適に使用されるが、八角形等の多角形状のものであってもよい 。多角形状のものを使用する場合には、角部が丸みをもたせて屈曲されてなる正 多角形のものを使用するのが好適である。 主リンクの周方向の一部には、小径部31が形成されてなる。この小径部31 は、リンク3の一部が円環の軸方向両側面を押しつぶされて形成されてなる。 小径部31の形状は、図2(C)に示すように、端部をテーパー状に形成する ことが好ましい。なお、この実施例では、図2(C)に示す角度αが90度とさ れてなる。 なお、主リンク3の内径寸法Pは、後述する副リンク5の長手方向内径寸法( ピッチ)pの3倍以上、特に3〜7倍程度に形成することが好適である。
【0008】 図3(A)は、上記副リンク5を示す図であり、同図(B)はそのY−Y断面 図である。 この図に示すように、この実施例の副リンク5は、半円形状の湾曲部51,5 1同士が直線部52,52を介して連続に形成された長円形状に形成されてなる 。なお、長円形状の他、やや長細い楕円形状や多角形状に形成されてなるもので あってもよい。 また、副リンク5の一方の直線部には、前記主リンク3の小径部31の径tよ りもほんの僅かだけ大きい幅寸法wで切り欠かれた切欠部53を形成されてなる 。
【0009】 そして、この考案の自在フェンス1は、上記主リンク3と副リンク5とを交互 に連結して使用される。主リンク3と副リンク5との連結は、主リンク3の小径 部31から副リンク5の切欠部53を入れることにより行われる。 主リンク3と副リンク5との連結状態においては、図1に示すように、副リン ク5の湾曲部51が主リンク3と係合されるので、使用時に外れるおそれはない 。つまり、図1の状態の自在フェンス1は、たとえ副リンク5に対して主リンク 3が回転し、副リンク5が主リンク3の小径部31と係合する状態となっても、 切欠部53は副リンク5の直線部52に形成されているので、両リンク3,5の 連結が解除されるおそれはない。そして、さらにこの状態から、たとえ副リンク 5に対して主リンク3が連結方向に移動し、副リンク5の切欠部53が主リンク 3の小径部31と位置する状態となっても、主リンク3の小径部31は軸方向両 側面を押しつぶして形成されてなるので、両リンク3,5の連結が解除されるこ とはない。すなわち、両リンク3,5が図1における紙面と平行な平面内で動く 限り、両リンク3,5の連結が解除されることはなく、両リンク3,5の連結を 解除するには、前記状態からさらに副リンク5に対して主リンク3を垂直に立て る必要があり、通常の使用時に両リンク3,5の連結が解除されるおそれはない のである。 その上、主リンク3の小径部31は、円環の軸方向側面を押しつぶしてなり、 リンク3の内径面に窪みを生ずることがないので、円環の径方向内外面を押しつ ぶして小径部を形成した場合のように、副リンク5の内周部に窪みが形成されて 、副リンク5に対して主リンク3が回転した場合に、窪みに副リンク5が係合し てしまうおそれはない。
【0010】 なお、次に示す表1は、主リンクと副リンクとの組み合わせを示す一例である 。 この表におけるDやPなどの各寸法は、図2及び図3において示されるもので ある。
【0011】
【表1】
【0012】 図4は、このようにして構成された自在フェンス1の使用状態を示す図である 。 この図では、市街地の車止めや公園のフェンスとして使用した状態を示してい る。 つまり、所定間隔で立設されたポール7に、チェーン状(数珠つなぎ状)に連 結された自在フェンス1を架け渡して使用される。この図では、上下二段に架け 渡して使用されているが、一段でもよいことはもちろんである。 ポール7の上部には、左右に対向して耳状の取付部71が径方向外側に突出し て形成されており、この取付部71には円形穴72が形成されている。そして、 この取付部71の円形穴72に、この考案の自在フェンス1の端部を引掛けて使 用するのであるが、切欠部53を通すことによって副リンク5を直接引掛けるこ とができる構成とすれば取り付けが容易で便利である。
【0013】 自在フェンス1は、大径の主リンク3と小径の副リンク5とを別々に製造可能 で、使用時にのみ必要な長さに連結して使用することができるので、使用箇所を 選ばず、各種のものに適用することができる。しかも、それぞれを単品をして作 り置きしておくことができ、これにより納期を短縮することができる。 また、各リンク3,5をそれぞれ単品として製作することができるので、各々 のリンクの色彩を変化させて塗装することにより、連結時にカラフルなフェンス とすることができる。また、必要に応じて蓄光剤を塗布したものを使用すること も可能であり、この場合には夜間でもフェンスの位置を視認することができるの で便利で安全である。
【0014】 さらに、この考案の自在フェンス1は、図1に示すような一方向にのみ連結し て使用する以外に、つなぎ方を変えることにより各種の用途に使用することがで きる。例えば図5に示すように網状にして使用することも可能である。この場合 、砂防フェンスや貯木場のフェンスとして使用することができる。なお、砂防フ ェンスとして使用した場合には、リンクの穴等から比較的小さい石だけを通しつ つ、大きな石の落下を防ぐことができ、フェンスに過大な力を作用させずに使用 することができる。また、貯木場のフェンスに使用した場合にも、流れるものと 流れないものとを適宜分別することができる。
【0015】
【考案の効果】 このように、この考案の自在フェンスによれば、主リンクと副リンクとを必要 な長さだけ連結することにより、長さを調節することができ、使用箇所を選ばず 便利で、コストの低減を図ることもできる。 また、各リンクを各々作り置きしておくこともできるので、納期を短くするこ とができる。 さらに、リンク単位で製造されてなるので、各リンクの色彩を適宜変化させる ことができ、使用時に異なる色彩のリンク同士を連結することにより、カラフル なものとすることができる。 その上、長手方向に連結する以外に、網目状等、任意のつなぎ方をすることが できるので、デザインを変化させることができ、幅広い用途に使用することがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の自在フェンスの一実施例を示す図で
ある。
【図2】(A)は、図1の自在フェンスの主リンクを示
す図であり、(B)は、そのX−X断面図、(C)は、
Z部の拡大図である。
【図3】(A)は、図1の自在フェンスの副リンクを示
す図であり、(B)は、そのY−Y断面図である。
【図4】この考案の自在フェンスの使用状態を示す図で
ある。
【図5】この考案の自在フェンスの他の実施例を示す図
である。
【符号の説明】
1 自在フェンス 3 主リンク 5 副リンク 31 小径部 51 湾曲部 52 直線部 53 切欠部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周方向の一部が若干小径に形成された複
    数個の環状の主リンクが、横長環状形の長手方向の一部
    を前記主リンクの小径部より僅かに大きい幅寸法で切り
    欠かれて構成される副リンクによって連結されてなるこ
    とを特徴とする自在フェンス。
  2. 【請求項2】 前記主リンクは、円環状に形成されてな
    り、且つ、前記小径部が主リンクの軸方向両側面にのみ
    凹部を形成されてなり、 前記副リンクは、半円形状の湾曲部同士が直線部を介し
    て連続に形成された長円環状に形成されてなることを特
    徴とする請求項1に記載の自在フェンス。
  3. 【請求項3】 前記主リンクの内径寸法が、前記副リン
    クの長手方向内径寸法の3倍以上に形成されてなること
    を特徴とする請求項2に記載の自在フェンス。
  4. 【請求項4】 前記主リンクと前記副リンクとが、交互
    に数珠つなぎ状に連結されてなることを特徴とする請求
    項1から請求項3までのいずれか一つに記載の自在フェ
    ンス。
  5. 【請求項5】 前記主リンクと前記副リンクとが、交互
    に網目状に連結されてなることを特徴とする請求項1か
    ら請求項3までのいずれか一つに記載の自在フェンス。
JP1995007526U 1995-06-27 1995-06-27 自在フェンス Expired - Lifetime JP3019933U (ja)

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