JP3018778U - 鍵の保持バンド - Google Patents

鍵の保持バンド

Info

Publication number
JP3018778U
JP3018778U JP1995006226U JP622695U JP3018778U JP 3018778 U JP3018778 U JP 3018778U JP 1995006226 U JP1995006226 U JP 1995006226U JP 622695 U JP622695 U JP 622695U JP 3018778 U JP3018778 U JP 3018778U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
key
buckle
band body
wrist
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995006226U
Other languages
English (en)
Inventor
勇 松澤
Original Assignee
ジーエスケー販売株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ジーエスケー販売株式会社 filed Critical ジーエスケー販売株式会社
Priority to JP1995006226U priority Critical patent/JP3018778U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3018778U publication Critical patent/JP3018778U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 鍵の保持バンドで、手首等に対する着用を容
易、迅速にする。 【構成】 可撓性及び復元性を有するバンド本体1の略
中間部に、鍵4を回動可能に枢設した袋状の鍵収納部2
を備え、手首等に周着可能にバンド本体1の一端に尾錠
8を取り付けてなる鍵の保持バンドである。尾錠8に貫
通形成した締付用孔10に挿通可能で、かつその開口縁
10cに係止可能とした仮止め用突起12を、バンド本
体1の他端近傍片面に突設して構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、プール、ゴルフ場、銭湯、サウナ、または駅等の一時預り 所のロッカーに物を入れ、施錠した後に、その鍵の紛失を防ぐために、手首、腕 等に装着する鍵の保持バンドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上記鍵の保持バンドとしては、図7に示した如く、バンド本体aと、該 バンド本体aの略中間部に番号表示部b及び鍵cを回動可能に枢設する袋状の鍵 収納部dとを軟質プラスチックにより一体に成形し、上記バンド本体aの一端に 尾錠eを取り付け、その止めピンfを、バンド本体aの他端部にあって、長さ方 向へ一定の間隔をおいて穿設した複数の孔g・・・へ選択的に通して環状に固定 することで手首や腕等の周方向に装着するよう構成したものが知られている。( 実公平3−49573号公報参照)
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記鍵の保持バンドによれば、バンド本体a,番号表示部b、鍵収納部dの一 体成形により、生産コストの低減化を図り得る点で効果的ではあるが、しかし、 素材が軟質プラスチックであり、可撓性と復元性を有することから、使用者が当 該バンドを手、腕等に周回させ、尾錠eで止める際、常に平板状に戻ろうとする 復元力が働く。したがって、他人の手をかりずに、使用者自身で装着するには片 手操作となるが、片手により環状に周回して固定することはなかなか困難である ことから、当該バンドを身体の一部、または壁その他へ押し付け、逃げないよう にして周回及び尾錠止めしなければならず、非常に着用し難い問題があった。
【0004】 本考案は、上記した従来の鍵の保持バンドが有するこのような問題点に鑑みて なされたもので、バンド本体の一端に取り付けた尾錠とは反対の他端近傍に仮止 め用突起を突設し、バンド本体の他端を尾錠の締付用孔に差し込み係止し、当該 バンドを径大な環状に仮止めし、この状態で手の平部を挿通した後、バンド本体 他端を引っ張り、締め付けることで手首等に装着できるように構成することによ り、使用者自身で、手首等への着用を簡単、かつ迅速に行ない得るようにした鍵 の保持バンドを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の鍵の保持バンドは、可撓性及び復元性を 有するバンド本体の略中間部に、鍵を回動可能に枢設した袋状の鍵収納部を備え 、手首等に周着可能にバンド本体の一端に尾錠を取り付けてなる鍵の保持バンド において、 前記尾錠に貫通形成した締付用孔に挿通可能で、かつその開口縁に係止可能と した仮止め用突起を、バンド本体の他端近傍片面に突設したことを特徴としてい る。
【0006】
【作用】
尾錠の締付用孔に、バンド本体の他端を差し込んでから僅かに引き戻すと、仮 止め用突起が、上記締付用孔の外部開口縁に係止し、当該バンドは径大な環状に 仮止めされる。 即ち、当該バンドは、バンド本体の長さと略同等の円周を有する径大な環状に 仮止めされるので、この状態にて、バンドに手の平、甲部を差し込んだならば、 バンド本体の他端を持って引っ張れば、当該バンドは縮径されていき、手首等に 締め付け着用される。
【0007】 尾錠の締付用孔から外側へ引っ張り延出されたバンド本体の他端は、尾錠のも う1つの締付用孔に差し込むことになるが、当該バンド本体の他端を引っ張った とき、戻らないようにするため、バンド本体の他端部表面にあって、長さ方向へ 一定の間隔をおいて突設した複数の突設部のうち、所定の突設部を上記締付用孔 の係止用段部に係止する。
【0008】 既知の如く、鍵収納部に枢設の鍵は、回動により上記鍵収納部内から外側へ突 出させることで、当該保持バンドを取り外すことなく、手首等に着用したまゝで 鍵を開錠に使用することができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例につき、径大な環状に仮止めした状態を一部断面して示 した正面図である図1と、径小に締め付けて手首等に着用される状態を一部断面 して示した正面図である図2と、平面図である図3と、正面図である図4とを参 照して詳述する。
【0010】 同上図に示したように、バンド本体1は、可撓性及び復元性を有して帯状に形 成され、その長さ方向の略中間部には袋状の鍵収納部2を設けてある。 上記鍵収納部2は、その開口部2a側に、バンド本体1と直角方向へ上下二枚 の舌状片3、3が突設され、該両舌状片3、3間に鍵4をハトメ5により回動自 在に枢着することで、当該鍵4を図3に破線及び二点鎖線で示した如く、鍵収納 部2に対して収納可能にして、かつ外側へ突出可能に形成させてある。
【0011】 上記鍵収納部2の表部は、図示しないロッカー等の錠の番号を表示するための 番号表示部6に形成して、その表面には図3に例示した如く番号7を表示させて ある。
【0012】 上記番号7は、当該バンドが使用時毎に曲げられても剥離等して消失してしま わないようホットスタンプによって表示されている。
【0013】 さらに、上記バンド本体1と、鍵収納部2と、舌状片3、3と、番号表示部6 は、軟質のプラスチックを素材として一体に成形されるが、高温、低温、多湿に 強く、かつ水切れをよくする上で、例えばエラストマー樹脂等を素材とするのが よい。
【0014】 上記バンド本体1の一端には尾錠8がピン9により回動自在に枢着させてある 。 この尾錠8は硬質のプラスチックを素材として一体に成形されるもので、上記 バンド本体1の一端と枢着されている中間部から正面略くの字形状に曲成されて いて、その前後両側部にはバンド本体1の他端1aを差し込み挿通して係止する ための締付用孔10、11を貫通形成させてある。
【0015】 上記締付用孔10、11のうち、前方の締付用孔10は、図1及び図2に明示 したように、その前側面10aを略垂直に、後側面10bは上端から下端後方へ 傾斜下降する傾斜面に各々形成することで、下端を拡幅に、これより上端へ徐々 に狭幅となるように形成して、バンド本体1の他端1aを下方から上方へ差し込 み挿通し易くしてあると共に、上端開口部の後側縁10cは、後述するバンド本 体1の突起12を係止できるよう鋭角に形成させてある。
【0016】 さらに、上記締付用孔10の上端開口部前縁、つまり、前側面10aの上端に は、後述するバンド本体1の突設部13の係止用段部10dを上向きに形成させ てあり、これによって、バンド本体1の他端1a側を、上記した締付用孔10、 11に挿通して引っ張ることで、図2のように締め付けた際、バンド本体1の他 端1a側が戻るのを阻止して、締め付け状態が維持されるようにしてある。
【0017】 上記したバンド本体1の他端1a近傍の裏面には、仮止め用突起12を、当該 バンド本体1の長さ方向と直角方向へ長く突設させてある。 上記仮止め用突起12は、上記したように、尾錠8の締付用孔10に対しバン ド本体1の他端1aを下方から上方へ差し込んで挿通することで、締付用孔10 の上端開口部後縁10cに係止するように形成されており、このことによって、 図1に示した如く、当該バンドを、内径Rの大きい環状に仮止めできるようにし て、この仮止め状態にて図示しない手の平、甲部を差し込みできるようにしてあ る。
【0018】 さらに、上記バンド本体1の他端1a側にあって、その表面には、上記した尾 錠8の係止用段部10dに係止して、図2に示した如く、当該バンドを締め付け た状態に保持するための複数の突設部13を、バンド本体1の長さ方向へ所定の 間隔をおいて直角に突設させてある。
【0019】 図5及び図6に尾錠の他の実施例を示す。 この尾錠8は、バンド本体1との枢着部より、前側部8aを前方へ長く延設さ せてあって、その内部に上記した一方の締付用孔11を貫通形成させてあると共 に、当該前側部8aの水平な表面には浅底の凹部8bを形成させてあり、該凹部 8b内にはバーコード14をプリントした、そのプリント用紙15を接着させて ある。
【0020】 最近、ゴルフ場、プール、サウナその他の大きな施設では、ロッカー等が大量 に使われるため、ロッカー管理、会計管理、顧客管理等にバーコードによる管理 システムが使用されており、これに対応するバーコード14を、上記した尾錠8 は備えていることが多い。
【0021】 従来の鍵の保持バンドでは、図7に示した如く、鍵収納部dの表面にバーコー ドプリント用紙hを貼着するか、または、上記表面に直接プリントしてバーコー ドiを表示してあるが、当該バンドが手首等に周回着用の都度、上記鍵収納部d も曲げられるため、バーコード表示が剥離等して消失し易い。しかるに、上記尾 錠8は、当該バンドを手首等に着用時、曲げられることはなく、また凹部8b内 にバーコードプリント用紙15が貼着されていることと相俟って、当該バーコー ドプリント用紙15を剥離なく、しっかりと装着できて長期間にわたってバーコ ードの表示が維持されることとなる。
【0022】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、バンド本体の端部を尾錠 の締付用孔に差し込み、該バンド本体端部に突設された仮止め用突起を締付用孔 の開口縁に係止することで、当該バンドを径大な環状に仮止めしておくことがで き、この仮止め状態にて手の平、甲部を挿入した後、バンド本体端部を引っ張り 、縮径して手首等に締め付け着用することができるから、復元作用のあるバンド の着用を、片手操作によって容易、迅速に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る鍵の保持バンドの実施例を示す環
状仮止め状態の一部断面した正面図である。
【図2】同上実施例を示す締め付け状態の一部断面した
正面図である。
【図3】同上実施例を示す平面図である。
【図4】同上実施例を示す正面図である。
【図5】尾錠の他の実施例を示す平面図である。
【図6】同上実施例を示す縦断面図である。
【図7】従来の鍵の保持バンドを示す平面図である。
【符号の説明】
1 バンド本体 2 鍵収納部 4 鍵 8 尾錠 10 締付用孔 12 仮止め用突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性及び復元性を有するバンド本体の
    略中間部に、鍵を回動可能に枢設した袋状の鍵収納部を
    備え、手首等に周着可能にバンド本体の一端に尾錠を取
    り付けてなる鍵の保持バンドにおいて、 前記尾錠に貫通形成した締付用孔に挿通可能で、かつそ
    の開口縁に係止可能とした仮止め用突起を、バンド本体
    の他端近傍片面に突設したことを特徴とする鍵の保持バ
    ンド。
JP1995006226U 1995-05-30 1995-05-30 鍵の保持バンド Expired - Lifetime JP3018778U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995006226U JP3018778U (ja) 1995-05-30 1995-05-30 鍵の保持バンド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995006226U JP3018778U (ja) 1995-05-30 1995-05-30 鍵の保持バンド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3018778U true JP3018778U (ja) 1995-11-28

Family

ID=43154211

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995006226U Expired - Lifetime JP3018778U (ja) 1995-05-30 1995-05-30 鍵の保持バンド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3018778U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016111586A1 (ko) * 2015-01-08 2016-07-14 김갑식 열쇠 착용구

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016111586A1 (ko) * 2015-01-08 2016-07-14 김갑식 열쇠 착용구

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0991246A3 (en) Back cover for a mobile phone
JPH0945302A (ja) 電池ホルダーの取付構造
JP3018778U (ja) 鍵の保持バンド
JPH0230183U (ja)
JPH083288Y2 (ja) バンド用留め具
JPH0141583Y2 (ja)
JP3988000B2 (ja) 壁孔塞ぎ装置
JP3648889B2 (ja) 電池ホルダーの取付構造
WO2009053707A2 (en) A key holder
JPH0123493Y2 (ja)
JP2567215Y2 (ja) 鎖と南京錠とを連結する金具
JP3339551B2 (ja) マンホール用鉄蓋の施錠装置
JP2565064Y2 (ja) 泥除け固定ビス用キャップ
JPH0743572Y2 (ja) 水栓用ハンドル
JP3044523B2 (ja) シャワーヘッド
JP3169891B2 (ja) 装飾体
JPH0636748Y2 (ja) 鞄の背負帯取付具
JPH0542761Y2 (ja)
JPH0746165Y2 (ja) 扁平な掛止具
JPH0639014Y2 (ja) 物置ユニットの柱の係止孔のカバー
JPH018174Y2 (ja)
KR200167104Y1 (ko) 핸드 폰 액세서리 겸용 고리 접속 체결구
JPS6118506Y2 (ja)
JPH072436Y2 (ja) 容器の蓋固定具
JP4495567B2 (ja) バンド締結具