JP3013058U

JP3013058U - 落ち葉防止雨樋用補助材

Info

Publication number: JP3013058U
Application number: JP1994015967U
Authority: JP
Inventors: 峰子関本
Original assignee: 峰子関本
Priority date: 1994-12-27
Filing date: 1994-12-27
Publication date: 1995-06-27
Anticipated expiration: 2000-12-27

Abstract

(57)【要約】【目的】雨樋に、ゴミや落ち葉の侵入を防止し、また
侵入してしまったゴミを分散し、排水筒への流出を防
ぎ、しかも軽量でかつ、複雑ではなく装着が簡単で工作
も容易である、落ち葉防止雨樋用補助材を提供すること
を目的とする。【構成】雨樋に装着するゴミ防止補助材であって、断
面が、ほぼコの字状に形成され、コの字状の開口部を下
側にして雨樋に装着する構造を有し、上面には通水孔を
もち、雨樋内部に配設して成り、また補助材の長手方向
の端部の一方または両方に、雨樋底部に向かって伸びる
串状のストッパーを形成したことを特徴とする落ち葉防
止雨樋用補助材。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、屋根からの雨水を集め、ゴミや落ち葉がつまらないようにする落ち葉防止雨樋用補助材に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の雨樋は、ゴミや落ち葉などが侵入した場合に、それを防ぐ手だてが為されていない。

【０００３】しかし、この種のものとして色々な考案がされているが、実開平６−３５４５７では、カバーが雨樋の上を覆い、返ってその重量で雨樋に負担がかかる。また、実開平３−２０６３５では、コストがかかりすぎたり、実開平６−４９６２５では、断面が複雑で、コーナーや排水筒部で工作が困難である。また、実開平６−１８５２６では、雪で壊されるとか、実開昭６１−１２３１３６では、カバーが雨樋を覆うので取り付けの際、金具や軒先が邪魔をして工作が困難であるなど問題が多く普及していない。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、前記問題点を解決し、ゴミや落ち葉の侵入を防止し、また侵入してしまったゴミを分散し、排水筒への流出を防ぎ、しかも軽量でかつ、複雑ではなく、装着が簡単で工作も容易である落ち葉防止雨樋用補助材を提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案は、コの字に形成された補助材に多数の通水孔をあけ、その補助材を雨樋内部に配設し、また、補助材の長手方向の端部に雨樋の底部方向に向かって串状のストッパーを形成したものである。

【０００６】

【実施例】

図３は、実施例の図であって、落ち葉防止補助材１は、雨樋２の内部に配設して収まり、補助材１には長円形、多角形、あるいは網状の通水孔６が設けられ、屋根からの雨水は、補助材１でゴミや落ち葉をより分け、通水孔を通って雨樋に流れ込む。

【０００７】補助材１の長手方向端部の一方または、両方に串状のストッパー７を付設し、一定の長さをもった補助材１を雨樋内部に並べて配設し、通水孔６から雨樋に侵入してしまったゴミを各ストッパー毎に集め、排水筒への流出を防止する。

【０００８】雨樋２の設置位置は、ほぼ半分が軒先３に覆われ、従来のものは、雨樋の上部に装着するため、金具５や、軒先３に引っ掛かってカバーの脱着が困難である。その点で本考案は、コの字形の一方の折り返し部を雨樋２に差込み、符号４のように上から押せば簡単に装着でき、既存の雨樋にも自由に使用できる。

【０００９】補助材１は、雨樋幅より５ｍｍ程度小さく形成され、装着したとき雨樋開口部よりやや沈下して収まり、屋根からの雨水は、雨樋から溢れることなく排水される。また、補助材１は、雨樋の補強材の役目も果たし、内部に収めることにより外見の変化もない。

【００１０】考案の断面は、図４、図５、図６のように単純なものであって、軽量でしかも必要とする長さを自由に切断でき、施工も簡単でコストも懸からず安価で供給できる。

【０００１１】

【考案の効果】

補助材に、通水孔を設けることにより、ゴミや落ち葉の侵入を防止し、軽量でしかも必要とする長さを手軽に切断可能とし、また雨樋の内部に配設することで装着の脱着を容易にし、串状のストッパーを付設することで雨樋内部に入ってしまったゴミを分散し、配水筒への流出を防ぎ、コストも懸からず既存の雨樋にも安価で供給できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の雨樋用補助材の斜視図である。

【図２】本考案の雨樋あんこう部用補助材の斜視図で
ある。

【図３】本考案の実施例を示す断面図である。

【図４】丸型雨樋に収まった本考案の断面図である。

【図５】角型雨樋に収まった本考案の断面図である。

【図６】雨樋あんこうに収まった本考案の断面図であ
る。

【符号の説明】

１落ち葉防止補助材（収まり図）２雨樋３軒先４落ち葉防止補助材５雨樋取り付け金具６通水孔７ストッパー

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】雨樋に装着するゴミ防止補助材であっ
て、断面が、ほぼコの字状に形成され、コの字状の開口
部を下側にして雨樋に装着する構造を有し、上面には多
数の通水孔をもち、雨樋内部に配設して成ることを特徴
とする落ち葉防止雨樋用補助材。
【請求項２】請求項１に記載の補助材において、補助
材の長手方向の端部の一方または両方に、雨樋の底部に
向かって延びる串状のストッパーを形成して成る落ち葉
防止雨樋用補助材。