JP3010604U - 熱交換器用ファンシュラウド - Google Patents

熱交換器用ファンシュラウド

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JP3010604U
JP3010604U JP1994014407U JP1440794U JP3010604U JP 3010604 U JP3010604 U JP 3010604U JP 1994014407 U JP1994014407 U JP 1994014407U JP 1440794 U JP1440794 U JP 1440794U JP 3010604 U JP3010604 U JP 3010604U
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JP
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shroud
shaped
portions
shroud body
heat exchanger
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JP1994014407U
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English (en)
Inventor
洋一 間中
昇次 伊丹
Original Assignee
東洋ラジエーター株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 合成樹脂製の熱交換器用ファンシュラウドで
あって、その一部が着脱自在に分離できるものにおい
て、その分離部をシュラウド本体に容易に且つ確実に止
着できると共に、部品点数を少なくすること。 【構成】 シュラウド本体6の開口1に設けられた半円
状の短筒部2の両端と、シュラウド本体6の欠切部4に
整合する方形つば状板7の半円状の両端との間に中心部
係合手段10を形成する。そして、シュラウド本体6の一
辺に設けられた架橋部5の両端部外面に二つの係止部1
2,12を突設し、それに係脱するフック状の係合部14を
弾性変形自在に方形つば状板7の先端縁部18に突設す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車用熱交換器等のコアの背面に取付けられる合成樹脂製のファ ンシュラウドに係り、特にそのファンシュラウドの一部のみを着脱自在に取付け られる分割型のものに関する。
【0002】
【従来の技術】
熱交換器の背面に取付けられるファンシュラウドであって、その一部を取り外 すことによりファンの挿入や熱交換器の点検整備等を容易に行うものが知られて いる。この種のファンシュラウドは、一般にその取り外す部分の周囲に複数のボ ルト孔を予め設けておき、そこにボルトを締結してファンの一部を着脱自在に固 定していた。なお、取り外し部分を適宜な他の締結具によりファンシュラウド本 体に取付けることも容易に考えられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、何れにしても部品点数が多くなると共に適宜な工具を要し、そ の着脱が面倒である欠点を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案は上記問題点を取り除くために次の構成をとる。 本考案の熱交換器用ファンシュラウドは、熱交換器コアに取付けられ、中心部 に向かって深くなる方形の皿状に形成されると共に、その中心部に空気流通用の 大径の開口1が設けられ且つ、その開口縁の外面に短筒部2が一体的に突設され たものにおいて、 前記短筒部2を含む開口1のほぼ半分から一辺に向けて、シュラウドの両側部 3が残存するように、先端部を方形の一部とする帽子のつば状に欠切部4が形成 され、前記一辺には前記両側部3間を連結する棒状の架橋部5が一体的に設けら れたシュラウド本体6と、 外形が前記欠切部4に整合し、その欠切部4に着脱自在に被嵌される方形つば 状板7と、
【0005】 前記シュラウド本体6の前記欠切部4における半円状の前記短筒部2の両端と 、その部分に整合する前記方形つば状板7の半円状の両端との一方に凸部8を、 他方にそれに整合する孔9を夫々一体的に形成し、それらが互いに前記短筒部2 の半径方向外方から係脱自在に係止するように構成した中心部係合手段10と、 夫々、先端を互いに逆向きに対向させた一対の小アングル状部11,11よりなり 、前記架橋部5の両端部外面に夫々一体的に突設された二つの係止部12,12と、 夫々の前記一対の小アングル状部11,11間に嵌入し、そのアングル状の縁部に 係脱自在に係合するフック状部13を先端部の外面に有して、前記方形つば状板7 の先端縁部18で前記二つの係止部12,12に整合する位置に、夫々逆U字状又は逆 J字状に一体的に且つ、そのU字状等の突出部と前記先端縁部18との間隔が拡縮 自在に弾性変形可能に突設された係合部14と、 を具備することを特徴とするものである。
【0006】 さらに本考案の好ましい実施態様は、前記係合部14の幅方向中央部の外面に突 設され、前記一対の小アングル状部11,11の対向する縁部間より突出可能に設け られた押し込み用凸部15を有し、 前記係合部14と前記係止部12との係合状態を離脱可能に構成したものである。
【0007】
【実施例】
次に、図面に基づいて本考案の実施例につき説明する。 図1は本考案のファンシュラウドの分解説明図であり、図2はその組立状態を 示す斜視図、図3は図2における III部拡大図、図4は図3におけるIV−IV矢視 断面図である。又、図5は図3における分解斜視図であり、図6は図2のVI−VI 矢視断面略図である。 この実施例のファンシュラウドは、図1に示す如く欠切部4を有するシュラウ ド本体6と、その欠切部4に整合する方形つば状板7とからなる。そして両者を 組み合わせたとき、図2に示す如く全体が中心に向かって深くなる方形の皿状に 形成されると共に、その中心部に大きな空気流通用の開口1が設けられ、且つそ の開口縁の外面に短筒部2が一体的に突設された合成樹脂製のものである。
【0008】 そしてシュラウド本体6は、図1に示す如く短筒部2を含む開口1のほぼ半分 から一辺に向けて、シュラウドの両側部3が残存するように先端部を方形の一部 とする帽子のつば状に欠切部4を形成する。そして、その欠切部4側の一辺には 側部3,3の端部間を連結する棒状の架橋部5が一体的に設けられたものである 。この架橋部5は図5に示す如く、片フランジ付側溝状(受溝16)に形成され、 その長手方向両端部外面に夫々係止部12が一体的に突設形成されている。即ち、 架橋部5の両端部外面に一対の小アングル状部11が互いに逆向きに突設形成され 、その先端部内面側が僅かに下方へ傾斜して厚みが増すように形成されている。 そしてその下部に段付部が形成され、その段付部に図4に示す如く方形つば状板 7の係合部14のフック状部13が係脱自在に係止されるように構成している。なお 、係止部12において受溝16の溝底の一部は欠切されて小欠切部17となっている。
【0009】 そして方形つば状板7に突設された係合部14は、方形つば状板7の先端縁部18 から逆J字状に弾性変形自在に設けられ、その先端の外面側にフック状部13を有 し且つ、その幅方向中央にフック状部13よりも外側に突出した押し込み用凸部15 を一体形成する。この押し込み用凸部15は一対の小アングル状部11,11の対向面 間に図3の如く位置される。なお、方形つば状板7の先端縁部18は図3に示す如 く、架橋部5の受溝16に挿入されるように下向きに湾曲されている。又、方形つ ば状板7の両側も図2におけるVI−VI断面において、図6の如く側部3の縁部の V溝部19に嵌着するように曲折されている。この方形つば状板7の半円状の短筒 部2の両端には僅かに直立したフランジ部20が形成され、その内面側に凸部8が 一体的に突設固定されている。(図1)そして、シュラウド本体6の半円状の短 筒部2の両端にもフランジ部21が設けられ、そこに孔9が形成されている。この 孔9と凸部8とは着脱自在に係合し、それらにより中心部係合手段10を構成する 。
【0010】 而して、方形つば状板7をシュラウド本体6に被嵌するには次にようにすれば 良い。先ず、方形つば状板7の一対の凸部8をシュラウド本体6の一対の孔9に 半径方向外方から嵌入する。次いで、方形つば状板7の先端縁部18を架橋部5に 押し付ける。すると、係合部14のフック状部13が図5において小アングル状部11 の案内面22に案内されて、そのフック状部13が先端縁部18側に変形しつつ、押し 込まれる。そしてさらに方形つば状板7を下方へ押し込むことによりフック状部 13が前方へ弾発して案内面22の下縁部に図4の如く係止される。それと共に先端 縁部18が受溝16に当接し且つ、方形つば状板7の縁部とシュラウド本体6の小欠 切部17の縁部とが密着して嵌着され、両者間に隙間が生じないように接続される 。
【0011】
【考案の作用・効果】
本考案の熱交換器用ファンシュラウドは合成樹脂製のものにおいて、欠切部4 が形成されたシュラウド本体6と、その欠切部4に整合しその欠切部4に着脱自 在に被嵌される方形つば状板7とを有する。そして、シュラウド本体6の欠切部 4における半円状の短筒部2両端と、方形つば状板7の半円状の両端とが中心部 係合手段10を介して短筒部2の半径方向外方から係脱自在に係止される。さらに 、方形つば状板7の先端縁に逆J字状に突設された係合部14のフック状部13が、 シュラウド本体6の架橋部5に突設された係止部12に弾性的に係脱自在に係合さ れるように構成したものである。
【0012】 従って、他の締結部材を要することなく、シュラウド本体6と方形つば状板7 との着脱を極めて容易に行うことができる。そのため、部品点数が少なく取扱性 の良い熱交換器用ファンシュラウドを提供し、熱交換器への取付けが容易で且つ 、その取付け後の整備点検の際に方形つば状板7を取り外すことモ容易に行い得 る。 又、係合部14の幅方向中央部の外面に押し込み用凸部15を突設したものにおい ては、方形つば状板7をシュラウド本体6に被嵌した際、押し込み用凸部15が係 止部12の一対の小アングル状部11,11間から突出する。そこで、その押し込み用 凸部15を押し込むことにより係合部14を弾性変形させ、そのフック状部13を係止 部12から外して方形つば状板7全体を取り外すことがさらに容易となる。即ち、 何ら特別な工具を要することなく方形つば状板7の取り外しが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のファンシュラウドの分解説明図。
【図2】同ファンシュラウドの組立状態を示す斜視図。
【図3】図2における III部拡大図。
【図4】図3におけるIV−IV矢視断面図。
【図5】図3における分解斜視図。
【図6】図2のVI−VI矢視断面略図。
【符号の説明】
1 開口 2 短筒部 3 側部 4 欠切部 5 架橋部 6 シュラウド本体 7 方形つば状板 8 凸部 9 孔 10 中心部係合手段 11 小アングル状部 12 係止部 13 フック状部 14 係合部 15 押し込み用凸部 16 受溝 17 小欠切部 18 先端縁部 19 V溝部 20,21 フランジ部 22 案内面

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換器コアに取付けられ、中心部に向
    かって深くなる方形の皿状に形成されると共に、その中
    心部に空気流通用の大径の開口1が設けられ且つ、その
    開口縁の外面に短筒部2が一体的に突設された合成樹脂
    製のファンシュラウドにおいて、 前記短筒部2を含む開口1のほぼ半分から一辺に向け
    て、シュラウドの両側部3が残存するように、先端部を
    方形の一部とする帽子のつば状に欠切部4が形成され、
    前記一辺には前記両側部3間を連結する棒状の架橋部5
    が一体的に設けられたシュラウド本体6と、 外形が前記欠切部4に整合し、その欠切部4に着脱自在
    に被嵌される方形つば状板7と、 前記シュラウド本体6の前記欠切部4における半円状の
    前記短筒部2の両端と、その部分に整合する前記方形つ
    ば状板7の半円状の両端との一方に凸部8を、他方にそ
    れに整合する孔9を夫々一体的に形成し、それらが互い
    に前記短筒部2の半径方向外方から係脱自在に係止する
    ように構成した中心部係合手段10と、 夫々、先端を互いに逆向きに対向させた一対の小アング
    ル状部11,11よりなり、前記架橋部5の両端部外面に夫
    々一体的に突設された二つの係止部12,12と、 夫々の前記一対の小アングル状部11,11間に嵌入し、そ
    のアングル状の縁部に係脱自在に係合するフック状部13
    を先端部の外面に有して、前記方形つば状板7の先端縁
    部18で前記二つの係止部12,12に整合する位置に、夫々
    逆U字状又は逆J字状に一体的に且つ、そのU字状等の
    突出部と前記先端縁部18との間隔が拡縮自在に弾性変形
    可能に突設された係合部14と、 を具備することを特徴とする熱交換器用ファンシュラウ
    ド。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記係合部14の幅方
    向中央部の外面に突設され、前記一対の小アングル状部
    11,11の対向する縁部間より突出可能に設けられた押し
    込み用凸部15を有し、 その押し込みにより前記係合部14と前記係止部12との係
    合状態を離脱可能に構成したもの。
JP1994014407U 1994-10-26 1994-10-26 熱交換器用ファンシュラウド Expired - Lifetime JP3010604U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003136972A (ja) * 2001-11-05 2003-05-14 Komatsu Ltd 建設機械の冷却装置
JP2018119457A (ja) * 2017-01-25 2018-08-02 株式会社竹内製作所 作業用車両

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003136972A (ja) * 2001-11-05 2003-05-14 Komatsu Ltd 建設機械の冷却装置
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