JP3010208U - 駆動機構付直線運動用ベアリング - Google Patents

駆動機構付直線運動用ベアリング

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JP3010208U
JP3010208U JP1994013852U JP1385294U JP3010208U JP 3010208 U JP3010208 U JP 3010208U JP 1994013852 U JP1994013852 U JP 1994013852U JP 1385294 U JP1385294 U JP 1385294U JP 3010208 U JP3010208 U JP 3010208U
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JP
Japan
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fixed
linear motion
drive
pulley
guide rail
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Application number
JP1994013852U
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English (en)
Inventor
幸生 秋葉
冠 吉川
Original Assignee
株式会社ギャジット
株式会社ヨシカワ技研
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 両側面に回転ローラの転走溝4a,4aを有
し且つ上面中央部に長さ方向に沿った溝4bを有するプ
ラスチック製のガイドレール4と、両垂直部5a,5a
の内側に回転ローラ6,6を設けたステンレス製の移動
台5とをもって構成する。そして更に、ガイドレール4
の長さ方向の両端部に部材取付枠7,8を介して設けた
駆動プーリ14と従動プーリ15間にタイミングベルト
16を掛け回す。該タイミングベルト16をもって前記
移動台5を走行させる。また、駆動プーリと従動プーリ
の回転軸10,11は側方に突出させる。 【効果】 従来品より安いコストで製造することができ
る本考案者が先に案出した製品の用途を更に拡大させる
ことができる。また、駆動プーリと従動プーリの回転軸
を側方に突出させることにより、ガイドレールを複数並
行に設置し、1個の駆動モータによってそれらの移動台
を同時に移動させることもできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は駆動機構付直線運動用ベアリングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
各種OA機器や加工機械等の一般産業機械における直線運動部において使用す る直線運動用ベアリングとして、本考案者は先に図9に示したものを案出した。
【0003】 それは、両側面に回転ローラの転走溝1a,1aを有すると共に上面中央部に 長さ方向に沿った溝1bを有するガイドレール1と、両垂直部2a,2aの内側 に設けた回転ローラ3,3をもって前記ガイドレール1に沿って往復移動自在に 取り付けられた移動台2とからなるものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
該直線運動用ベアリングは、従来品が構造が複雑で部品点数が多いが故にあま りに高価格であることから、コストダウンをはかるためになされたものであり、 前記の如くガイドレール1と移動台2の構造を簡略化し、併せてガイドレールの 材料としてプラスチック又はアルミニウムを用いるようにしたものである。
【0005】 そしてまた、前記の如くガイドレール1の材料としてプラスチック又はアルミ ニウムを用いると共に移動台2の材料としてステンレス又はアルミニウムを用い たことにより、耐水性と耐蝕性を向上させることもできたものである。加えて、 軽量化をはかることもできたものである。更にまた、回転ローラもプラスチック で製作したことにより、移動時のノイズを軽減することもできたものである。
【0006】 該直線運動用ベアリングは、上記の通りの目的及び効果を達成することができ た。しかしまた一方、移動台2を駆動機構によって走行させることができるなら ば、より一層用途を拡大することができるが、それの駆動機構がないから用途を 限定せざるを得なかった。
【0007】 本考案は上記の点に鑑みなされたものであって、駆動機構によって移動台を走 行させることができるようになし、もって用途を拡大させることができるように なしたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
而して、本考案の要旨は、両側面に回転ローラの転走溝を有し且つ上面中央部 に長さ方向に沿った溝を有するプラスチック又はアルミニウム製のガイドレール と、両垂直部の内側に前記回転ローラの転走溝内を転走する回転ローラを設けた ステンレス又はアルミニウム製の移動台とをもって直線運動用ベアリングを構成 し、前記ガイドレールの長さ方向の両端部に部材取付枠を固着すると共に該部材 取付枠の夫々に前記ガイドレールと直交させて回転軸を設け、該回転軸の一方に 駆動プーリを固着すると共に他方に従動プーリを固着し、更に該駆動プーリと従 動プーリの間にベルトを掛け回すと共に該ベルトの一部に前記移動台を固定し、 更に前記駆動プーリの回転軸を歯車等の適宜の連結手段を介して前記部材取付枠 に固着した駆動モータの回転軸に連結し、更に該駆動モータをリミットスイッチ 等の適宜の手段を介して停止或いは逆回転させるようになしたことを特徴とする 駆動機構付直線運動用ベアリングにある。また、前記回転軸を部材取付枠から側 方に突出させるようにしてもよい。
【0009】
【作用】
次に、上記構成からなる本考案の作用について説明する。 駆動モータが作動すると、その回転軸に固着した歯車が回転し、同時にこれと 噛合する回転軸に固着した歯車が回転する。これに伴い回転軸が回転し、該回転 軸に固着した駆動プーリを回転させる。
【0010】 駆動プーリが回転すると、それと従動プーリとの間に掛け回されたベルトが移 動し、該ベルトに固定した移動台が移動するものである。
【0011】 そして、移動台がガイドレールの一端側に至ると、リミットスイッチ等の作用 によって駆動モータが停止或いは逆回転する。そして逆回転する場合には、移動 台を反対方向に移動させ、移動台がガイドレールの他端側に至ると、リミットス イッチ等の作用によって再び駆動モータが逆回転する。このようにして移動台は 一定のストロークで往復移動するものである。また、移動する速度は駆動モータ の回転速度を調節する等して行う。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例について図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は本考 案の一実施例の正面図、図2は平面図、図3は底面図、図4は図1中A−A線切 断部端面図、図5は図2中B−B線断面図、図6は移動台の部分の一部切欠して 示した斜視図、図7は駆動プーリ側の部分の下方からみた斜視図、図8は従動プ ーリ側の部分の下方からみた斜視図である。
【0013】 図中、4はプラスチック製のガイドレールである。尚、該ガイドレール4はア ルミニウムによって製作してもよい。また、該ガイドレール4は両側面に回転ロ ーラの転走溝4a,4aを有すると共に上面中央部に長さ方向に沿った溝4bを 有している。
【0014】 5はステンレス製の移動台であり、両垂直部5a,5aの内側には回転ローラ 6,6を設けている。尚、該移動台5はアルミニウムによって製作してもよい。 また、該回転ローラ6,6はプラスチックによって製作している。
【0015】 7,8は前記ガイドレール4の長さ方向の両端部に固着した部材取付枠であり 、本実施例においてはステンレスによって製作している。また、該部材取付枠7 ,8には、モータの取付位置を変更することができるように、側面にネジ挿通孔 9を設けている。
【0016】 10,11は前記部材取付枠7,8に前記ガイドレール4と直交させて設けた 回転軸であり、軸受け12,13をもって回転自在に支承されている。
【0017】 また、該回転軸10,11は部材取付枠7,8から側方に突出させることによ り、駆動モータを部材取付枠7,8の側面に取り付け、即ち、ガイドレール4と 直交するように取り付け、該駆動モータの回転力を歯車或いはプーリとベルト等 を介して該回転軸に伝達し、もってこれを回転駆動させることもできる。
【0018】 更にまた、図示はしないが、複数のガイドレールを並行に設置し、夫々の回転 軸を適宜の部材を介して連結することにより、1個の駆動モータによって複数の ガイドレールの移動台を同時に移動させることもできる。
【0019】 14は前記回転軸10に固着した駆動プーリ、15は前記回転軸11に固着し た従動プーリである。16はこれら駆動プーリ14と従動プーリ15の間に掛け 回されたタイミングベルトである。そして、該タイミングベルト16の所定箇所 に前記移動台5を固定するものである。尚、本実施例の如く内面に凹凸を有する タイミングベルトを用いると、伝導損失が少なく、低騒音である。
【0020】 17は前記回転軸10に固着した冠歯車である。18は前記部材取付枠7に前 記ガイドレール4の軸方向に沿って固定した駆動モータであり、その回転軸を部 材取付枠7内に突出させ、その突出端に前記冠歯車17と噛合する平歯車19を 固着している。尚、駆動モータ18は、DCギャードモータ、ACギャードモー タ、ステッピングモータ等適宜のものを採用する。また、前記冠歯車17と平歯 車19はかさ歯車に変えてもよい。
【0021】 20,21は前記部材取付枠7,8の上面に夫々取着したリミットスイッチで あり、前記移動台5が接触すると作動し、駆動モータ18を停止或いは逆回転さ せるものである。尚、駆動モータ18を停止或いは逆回転させたり、その回転速 度を調節したりするには、従来公知の回路を用いればよい。また、駆動モータ1 8を停止或いは逆回転させる手段として、本実施例においてはマイクロスイッチ を用いた場合を示したが、フォトセンサ、エンコーダ等を用いるようにしてもよ い。
【0022】
【考案の効果】
本考案は上記の如き構成であり、駆動機構によって移動台を走行させることが できるようになしたから、従来品より安いコストで製作することができ、且つま た耐水性と耐蝕性も向上させることができる本考案者が先に案出した直線運動用 ベアリングの用途を更に拡大させることができるものである。
【0023】 また、回転軸を部材取付枠から側方に突出させれば、場合によっては駆動モー タをガイドレールと直交するようにして取着することもでき、更にはまた、複数 のガイドレールを並行に設置し、夫々の回転軸を適宜の部材を介して連結するこ とにより、1個の駆動モータによって複数のガイドレールの移動台を同時に移動 させることもできるものである。
【0024】 また、内面に凹凸を有するタイミングベルトを用いれば、伝導損失が少なく、 低騒音である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の正面図である。
【図2】図1に示した実施例の平面図である。
【図3】図1に示した実施例の底面図である。
【図4】図1中A−A線切断部端面図である。
【図5】図2中B−B線断面図である。
【図6】移動台の部分の一部切欠して示した斜視図であ
る。
【図7】駆動プーリ側の部分の下方からみた斜視図であ
る。
【図8】従動プーリ側の部分の下方からみた斜視図であ
る。
【図9】本考案者が先に案出した直線運動用ベアリング
の斜視図である。
【符号の説明】
4 ガイドレール 4a,4a ローラの転走溝 4b ガイドレールの上面の溝 5 移動台 6,6 回転ローラ 7,8 部材取付枠 9 ネジ挿通孔 10,11 回転軸 12,13 軸受け 14 駆動プーリ 15 従動プーリ 16 タイミングベルト 17 冠歯車 18 駆動モータ 19 平歯車 20,21 リミットスイッチ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側面に回転ローラの転走溝を有し且つ
    上面中央部に長さ方向に沿った溝を有するプラスチック
    又はアルミニウム製のガイドレールと、両垂直部の内側
    に前記回転ローラの転走溝内を転走する回転ローラを設
    けたステンレス又はアルミニウム製の移動台とをもって
    直線運動用ベアリングを構成し、前記ガイドレールの長
    さ方向の両端部に部材取付枠を固着すると共に該部材取
    付枠の夫々に前記ガイドレールと直交させて回転軸を設
    け、該回転軸の一方に駆動プーリを固着すると共に他方
    に従動プーリを固着し、更に該駆動プーリと従動プーリ
    の間にベルトを掛け回すと共に該ベルトの一部に前記移
    動台を固定し、更に前記駆動プーリの回転軸を歯車等の
    適宜の連結手段を介して前記部材取付枠に固着した駆動
    モータの回転軸に連結し、更に該駆動モータをリミット
    スイッチ等の適宜の手段を介して停止或いは逆回転させ
    るようになしたことを特徴とする駆動機構付直線運動用
    ベアリング。
  2. 【請求項2】 前記回転軸を部材取付枠から側方に突出
    させてなる請求項1記載の駆動機構付直線運動用ベアリ
    ング。
  3. 【請求項3】 前記ベルトが内面に凹凸を有するタイミ
    ングベルトである請求項1又は2記載の駆動機構付直線
    運動用ベアリング。
JP1994013852U 1994-10-14 1994-10-14 駆動機構付直線運動用ベアリング Expired - Lifetime JP3010208U (ja)

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