JP3007713B2 - 内視鏡用保護チューブ - Google Patents
内視鏡用保護チューブInfo
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- JP3007713B2 JP3007713B2 JP3135044A JP13504491A JP3007713B2 JP 3007713 B2 JP3007713 B2 JP 3007713B2 JP 3135044 A JP3135044 A JP 3135044A JP 13504491 A JP13504491 A JP 13504491A JP 3007713 B2 JP3007713 B2 JP 3007713B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、血管内等に挿入される
内視鏡を保護するための内視鏡用保護チューブに関す
る。
内視鏡を保護するための内視鏡用保護チューブに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】最近、血管用内視鏡等極めて細い挿入部
のものが多く利用されるようになってきた。この種の内
視鏡の挿入部はその外径が特に細いだけに、他の消化管
用の内視鏡に使用されるような強固な構造は採用できな
い。したがって極めて腰が弱く、つぶれやすいためその
取り扱いには細心の注意を要し、保管滅菌時にも他の医
療器具とは一緒に取り扱うことができないのみならず、
単独で扱っていても誤って破損させることがあった。
のものが多く利用されるようになってきた。この種の内
視鏡の挿入部はその外径が特に細いだけに、他の消化管
用の内視鏡に使用されるような強固な構造は採用できな
い。したがって極めて腰が弱く、つぶれやすいためその
取り扱いには細心の注意を要し、保管滅菌時にも他の医
療器具とは一緒に取り扱うことができないのみならず、
単独で扱っていても誤って破損させることがあった。
【０００３】このような事情から実開昭６３−１４８３
０２号公報において示されるような保護チューブが提供
されている。すなわちこの保護チューブは内視鏡の挿入
部に被嵌して、その挿入部を保護するようにしたもので
ある。
０２号公報において示されるような保護チューブが提供
されている。すなわちこの保護チューブは内視鏡の挿入
部に被嵌して、その挿入部を保護するようにしたもので
ある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来例で
は、パッキン部により、内視鏡の手元部に係着されてい
るためＥＯＧ等のガス滅菌時、密着部分にガスが回ら
ず、その部分の滅菌が不可能となる。内視鏡から保護チ
ューブをはずす際、滅菌できていないパッキン部が、挿
入部に触れるおそれがあり、そのまま使用すると、感染
症をおこすことがあった。その対策として、パッキン部
を多孔質部材にしガスを回りやすくした図９に示す構成
にすることが考えられる。
は、パッキン部により、内視鏡の手元部に係着されてい
るためＥＯＧ等のガス滅菌時、密着部分にガスが回ら
ず、その部分の滅菌が不可能となる。内視鏡から保護チ
ューブをはずす際、滅菌できていないパッキン部が、挿
入部に触れるおそれがあり、そのまま使用すると、感染
症をおこすことがあった。その対策として、パッキン部
を多孔質部材にしガスを回りやすくした図９に示す構成
にすることが考えられる。
【０００５】図９において、血管用内視鏡９１の挿入部
９２の基端部分は折れ止め部材９３及び円筒部９４を介
して操作部９５と接続される。一方、保護チューブ９６
は、チューブ９７の基端にテーパ部を有する接続筒９８
が取付けられ、この接続筒９８の基端にはリング状の多
孔質部材９９が取付けられており、この多孔質部材９９
を同筒部９４に密着して摩擦力で固定する。
９２の基端部分は折れ止め部材９３及び円筒部９４を介
して操作部９５と接続される。一方、保護チューブ９６
は、チューブ９７の基端にテーパ部を有する接続筒９８
が取付けられ、この接続筒９８の基端にはリング状の多
孔質部材９９が取付けられており、この多孔質部材９９
を同筒部９４に密着して摩擦力で固定する。
【０００６】図９に示すように多孔質部材９９を用いて
も、この多孔質部材９９が接触する円筒部９４の外周面
には、ガスの回らない部分を皆無にすることはできな
い。
も、この多孔質部材９９が接触する円筒部９４の外周面
には、ガスの回らない部分を皆無にすることはできな
い。
【０００７】一方、ガス滅菌時には、保護チューブを内
視鏡からずらし、密着する部分が無いようにする方法も
考えられる。このチューブをずらす方法では、作業が煩
雑で、挿入部を破損することもあった。
視鏡からずらし、密着する部分が無いようにする方法も
考えられる。このチューブをずらす方法では、作業が煩
雑で、挿入部を破損することもあった。
【０００８】本発明は上述した点にかんがみてなされた
もので、保護チューブ内側の内視鏡に滅菌ガスをくまな
く回るようにして、全ての部分を滅菌できるようにした
内視鏡用保護チューブを提供することを目的とする。
もので、保護チューブ内側の内視鏡に滅菌ガスをくまな
く回るようにして、全ての部分を滅菌できるようにした
内視鏡用保護チューブを提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段及び作用】内視鏡の手元部
に着脱自在に設けた接続筒に、前記手元部が接続筒に密
着しない係合部を設けることにより、滅菌時に滅菌ガス
をくまなく回るようにでき、内視鏡全体を確実に滅菌で
きるようにしている。
に着脱自在に設けた接続筒に、前記手元部が接続筒に密
着しない係合部を設けることにより、滅菌時に滅菌ガス
をくまなく回るようにでき、内視鏡全体を確実に滅菌で
きるようにしている。
【００１０】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を具体
的に説明する。図１ないし図４は本発明の第１実施例に
係り、図１は第１実施例の保護チューブの後端側を示す
断面図、図２は保護チューブで保護される血管用内視鏡
の操作部周辺の構造を示す断面図、図３は折れ止め部材
周辺の断面図、図４はユニバーサルコード口金部周辺を
示す断面図である。
的に説明する。図１ないし図４は本発明の第１実施例に
係り、図１は第１実施例の保護チューブの後端側を示す
断面図、図２は保護チューブで保護される血管用内視鏡
の操作部周辺の構造を示す断面図、図３は折れ止め部材
周辺の断面図、図４はユニバーサルコード口金部周辺を
示す断面図である。
【００１１】先ず、第１実施例の保護チューブ１で保護
される血管用内視鏡２の構成を説明する。図２に示すよ
うに、送水チャンネル付の血管用内視鏡２の操作部３の
前端は、血管内に挿入可能な挿入部４と接続され、この
操作部３の後端は図示しないコネクタに接続され、内部
にイメージガイドファイバとライトガイドファイバが挿
通されるユニバーサルコード５と接続され、さらにこの
操作部３には送水チャンネル６に通じる送水チャンネル
口金７がユニバーサルコード５と分岐して設けてある。
される血管用内視鏡２の構成を説明する。図２に示すよ
うに、送水チャンネル付の血管用内視鏡２の操作部３の
前端は、血管内に挿入可能な挿入部４と接続され、この
操作部３の後端は図示しないコネクタに接続され、内部
にイメージガイドファイバとライトガイドファイバが挿
通されるユニバーサルコード５と接続され、さらにこの
操作部３には送水チャンネル６に通じる送水チャンネル
口金７がユニバーサルコード５と分岐して設けてある。
【００１２】上記挿入部４の外被チューブ８の後端は、
図３に示すように円筒状の挿入部口金９の前端のテーパ
ー部１１の上にかぶせてあり、内側の面にホットメルト
の接着剤付き熱収縮チューブ１２をこの外被チューブ８
の後端から挿入部口金９の前端にかけてかぶせ、熱収縮
させ、挿入部口金９と外被チューブ８を接続固定し、こ
の接続部での水密を保っている。挿入部口金９には、折
れ止め部材１３が被せられている。
図３に示すように円筒状の挿入部口金９の前端のテーパ
ー部１１の上にかぶせてあり、内側の面にホットメルト
の接着剤付き熱収縮チューブ１２をこの外被チューブ８
の後端から挿入部口金９の前端にかけてかぶせ、熱収縮
させ、挿入部口金９と外被チューブ８を接続固定し、こ
の接続部での水密を保っている。挿入部口金９には、折
れ止め部材１３が被せられている。
【００１３】この図３からも分るように、折れ止め部材
１３と熱収縮チューブ１２とのすき間が極力少なくなる
ように（例えば接触部面積を広くする）構成することに
より、折れ止め部材１３を外側から押しても折れ止め部
材１３が変形して挿入部口金９との間にすきまが生じる
ことがないようにしてある。上記ユニバーサルコード５
の外被チューブ１４の前端は、ユニバーサルコード口金
１５の後端に覆せられ、接続部で接着固定されている。
このユニバーサルコード口金１５は操作部３を形成し、
Ｙ字状に分岐した中空の操作部本体１６の後端に差し込
まれている。
１３と熱収縮チューブ１２とのすき間が極力少なくなる
ように（例えば接触部面積を広くする）構成することに
より、折れ止め部材１３を外側から押しても折れ止め部
材１３が変形して挿入部口金９との間にすきまが生じる
ことがないようにしてある。上記ユニバーサルコード５
の外被チューブ１４の前端は、ユニバーサルコード口金
１５の後端に覆せられ、接続部で接着固定されている。
このユニバーサルコード口金１５は操作部３を形成し、
Ｙ字状に分岐した中空の操作部本体１６の後端に差し込
まれている。
【００１４】この操作部本体１６に差し込まれたユニバ
ーサルコード口金１５の端部は、図２から分るように、
操作部本体１６のＹ字に分岐するエッジ部１８に一致す
る位置まで延びており（このエッジ部１８は、操作部本
体１６を成型する際に生じてしまう）、このエッジ部１
８まで延出させない場合には図示しないイメージガイド
ファイバとかライトガイドファイバがエッジ部１８に当
たり傷がつく等の破損が生じるのを、この延出させたユ
ニバーサルコード口金１５によって防止している。
ーサルコード口金１５の端部は、図２から分るように、
操作部本体１６のＹ字に分岐するエッジ部１８に一致す
る位置まで延びており（このエッジ部１８は、操作部本
体１６を成型する際に生じてしまう）、このエッジ部１
８まで延出させない場合には図示しないイメージガイド
ファイバとかライトガイドファイバがエッジ部１８に当
たり傷がつく等の破損が生じるのを、この延出させたユ
ニバーサルコード口金１５によって防止している。
【００１５】上記外被チューブ１４が覆せられた部分の
外周側は、円筒状カバー１９が、このカバー１９の雄ね
じ２０を操作部本体１６の雌ねじに螺合させて取付けら
れている。このカバー１９と内側のチューブ１４のすき
間には図４にも示すように両部材に密着するように円筒
状の弾性部材２１が介装されている。この両部材に密着
するように介装させたこの弾性部材２１により、チュー
ブ１４とカバー１９の間に水等の液体が入り込むのを防
止できる水密構造にしている。
外周側は、円筒状カバー１９が、このカバー１９の雄ね
じ２０を操作部本体１６の雌ねじに螺合させて取付けら
れている。このカバー１９と内側のチューブ１４のすき
間には図４にも示すように両部材に密着するように円筒
状の弾性部材２１が介装されている。この両部材に密着
するように介装させたこの弾性部材２１により、チュー
ブ１４とカバー１９の間に水等の液体が入り込むのを防
止できる水密構造にしている。
【００１６】上記挿入部口金９と送水チャンネル口金７
は円筒を縦に半分にした２つの半円筒形状の継部材２２
を各々にビス２３ａ，２３ｂでビス止めすることにより
連結している。Ｙ字状の操作部本体１６の中に、この連
結した継部材２２を入れ、送水チャンネル口金７に略リ
ング状の固定部材２４をねじ込むことにより、この固定
部材２４と挿入部口金９のフランジ部９ａとの間にＹ字
状の操作部本体１６を挾んで、全体を固定するようにし
ている。
は円筒を縦に半分にした２つの半円筒形状の継部材２２
を各々にビス２３ａ，２３ｂでビス止めすることにより
連結している。Ｙ字状の操作部本体１６の中に、この連
結した継部材２２を入れ、送水チャンネル口金７に略リ
ング状の固定部材２４をねじ込むことにより、この固定
部材２４と挿入部口金９のフランジ部９ａとの間にＹ字
状の操作部本体１６を挾んで、全体を固定するようにし
ている。
【００１７】ここで、操作部本体１６の内径と送水チャ
ンネル口金７の外径は嵌合状態であるが、操作部本体１
６の内径と挿入部口金９の外径とはガタの多い構造にし
てあり、組立性の向上を実現している。つまり、組立順
序として、（１）挿入部口金９と送水チャンネル口金７
とを継部材２２で連結し、（２）この連結したものを操
作部本体１６に挿入し、（３）固定部材２４を送水チャ
ンネル口金７のねじ部にねじ込むことにより、操作部本
体１６を挿入部口金９で挾み込むように固定する。
ンネル口金７の外径は嵌合状態であるが、操作部本体１
６の内径と挿入部口金９の外径とはガタの多い構造にし
てあり、組立性の向上を実現している。つまり、組立順
序として、（１）挿入部口金９と送水チャンネル口金７
とを継部材２２で連結し、（２）この連結したものを操
作部本体１６に挿入し、（３）固定部材２４を送水チャ
ンネル口金７のねじ部にねじ込むことにより、操作部本
体１６を挿入部口金９で挾み込むように固定する。
【００１８】この組立方法では、従来例のように挿入部
口金９と操作部本体１６、送水チャンネル口金７と操作
部本体１６双方の嵌め合い共に、ガタつかせてあると、
組立順序（３）の時に、操作部本体１６と中身の位置が
なかなか決まらず、組立性が悪くなるし、送水チャンネ
ル口金７と操作部本体１６の中心軸が異常にずれて組付
く虞れがあるのに対し、この実施例のように挿入部口金
９と操作部本体１６の嵌め合いでガタつかせ、送水チャ
ンネル口金７と操作部本体１６の嵌め合いを嵌合にする
構造にすることにより組立性の向上を計っている。
口金９と操作部本体１６、送水チャンネル口金７と操作
部本体１６双方の嵌め合い共に、ガタつかせてあると、
組立順序（３）の時に、操作部本体１６と中身の位置が
なかなか決まらず、組立性が悪くなるし、送水チャンネ
ル口金７と操作部本体１６の中心軸が異常にずれて組付
く虞れがあるのに対し、この実施例のように挿入部口金
９と操作部本体１６の嵌め合いでガタつかせ、送水チャ
ンネル口金７と操作部本体１６の嵌め合いを嵌合にする
構造にすることにより組立性の向上を計っている。
【００１９】この場合には、上記組立順序（２）の時
に、イメージガイドファイバ及びライトガイドファイバ
も同時に操作部本体１６内に挿入する。そのために操作
部本体１６の前端の開口径φＡは送水チャンネル口金７
とイメージガイドファイバ及びライトガイドファイバが
同時に通過できる大きさを有していることが必要とな
り、この実施例ではこの開口径φＡはその最小値をとり
極力小型化する構造にしている。
に、イメージガイドファイバ及びライトガイドファイバ
も同時に操作部本体１６内に挿入する。そのために操作
部本体１６の前端の開口径φＡは送水チャンネル口金７
とイメージガイドファイバ及びライトガイドファイバが
同時に通過できる大きさを有していることが必要とな
り、この実施例ではこの開口径φＡはその最小値をとり
極力小型化する構造にしている。
【００２０】又、組立順序（３）の時、固定部材２４を
ねじ込んで、挿入部口金９と共に操作部本体１６を挾み
つけて固定するが、このねじ込みにより、操作部本体１
６は圧縮力を受ける。その圧縮力と同等の引張力を継部
材２２が受けることにより、送水チャンネル口金７に
は、この引張力がかからないような構造にしている。
ねじ込んで、挿入部口金９と共に操作部本体１６を挾み
つけて固定するが、このねじ込みにより、操作部本体１
６は圧縮力を受ける。その圧縮力と同等の引張力を継部
材２２が受けることにより、送水チャンネル口金７に
は、この引張力がかからないような構造にしている。
【００２１】尚、上記送水チャンネル口金７は継部材２
２に取付けられる前に、チャンネルチューブ２５が固定
部材２６及びテーパ状部材２７により固定される。つま
り、送水チャンネル口金７の前端のテーパ部にチャンネ
ルチューブ２５が覆せられ、その外周にテーパ状部材２
７を介装してリング状固定部材２６を送水チャンネル口
金７のねじ部に螺合させて固定している。
２に取付けられる前に、チャンネルチューブ２５が固定
部材２６及びテーパ状部材２７により固定される。つま
り、送水チャンネル口金７の前端のテーパ部にチャンネ
ルチューブ２５が覆せられ、その外周にテーパ状部材２
７を介装してリング状固定部材２６を送水チャンネル口
金７のねじ部に螺合させて固定している。
【００２２】ところで上記挿入部口金９にその手元側後
端（基端）が取付けられる折れ止め部材１３には手元側
に円筒部２８が形成され、この円筒部２８のほぼ中央の
位置全周に、断面が円弧状の第１の凸部２９が設けてあ
り、この第１の凸部２９に係合して図１に示すように第
１実施例の保護チューブ１を着脱自在で装着できるよう
にしてある。
端（基端）が取付けられる折れ止め部材１３には手元側
に円筒部２８が形成され、この円筒部２８のほぼ中央の
位置全周に、断面が円弧状の第１の凸部２９が設けてあ
り、この第１の凸部２９に係合して図１に示すように第
１実施例の保護チューブ１を着脱自在で装着できるよう
にしてある。
【００２３】上記保護チューブ１は、挿入部４を覆うチ
ューブ本体３１と、このチューブ本体３１の後端が固定
され、折れ止め部材１３に着脱自在となる接続筒３２と
から構成される。このチューブ本体３１は、ＥＶＡ樹脂
等製の弾性チューブで形成され、挿入部４を完全に覆う
ことのできる長さを有し、この基端には接続筒３２が接
着あるいは樹脂の溶着等により固定される。この接続筒
３２はゴムとかＥＶＡ樹脂等の弾性を有する材料で形成
され、チューブ本体３１が接続される前端から後方にか
けてテーパ状に拡径にされた後、基端部は外径が一定と
なる円筒部３３が形成されている。
ューブ本体３１と、このチューブ本体３１の後端が固定
され、折れ止め部材１３に着脱自在となる接続筒３２と
から構成される。このチューブ本体３１は、ＥＶＡ樹脂
等製の弾性チューブで形成され、挿入部４を完全に覆う
ことのできる長さを有し、この基端には接続筒３２が接
着あるいは樹脂の溶着等により固定される。この接続筒
３２はゴムとかＥＶＡ樹脂等の弾性を有する材料で形成
され、チューブ本体３１が接続される前端から後方にか
けてテーパ状に拡径にされた後、基端部は外径が一定と
なる円筒部３３が形成されている。
【００２４】この円筒部３３の後端の内周面には断面が
円弧状で全周に突出した第２の凸部３４が設けてあり、
この凸部３４の最小となる内径部分は内視鏡２の第１の
凸部２９の最大の外径部分より小さく、且つ円筒部２８
の外径より大きくなるようにして係合を保持できるよう
にしてある。つまり、第１の凸部２９の外径＞第２の凸
部３４の内径＞円筒部２８の外径という関係を満たすよ
うな係合手段を形成して、保護チューブ１の接続筒３２
を内視鏡２の折れ止め部材１３に密着しないで着脱自在
に係合できるようにしてある。
円弧状で全周に突出した第２の凸部３４が設けてあり、
この凸部３４の最小となる内径部分は内視鏡２の第１の
凸部２９の最大の外径部分より小さく、且つ円筒部２８
の外径より大きくなるようにして係合を保持できるよう
にしてある。つまり、第１の凸部２９の外径＞第２の凸
部３４の内径＞円筒部２８の外径という関係を満たすよ
うな係合手段を形成して、保護チューブ１の接続筒３２
を内視鏡２の折れ止め部材１３に密着しないで着脱自在
に係合できるようにしてある。
【００２５】又、円筒部３３の内径は折れ止め部材１３
に形成した第１の凸部２９よりも大きく設定して、円筒
部３３の内周面に折れ止め部材１３の外周面が密着しな
いようにしてある。つまり円筒部３３の内径＞第１の凸
部２９の外径の関係を満たすように設定してある。これ
ら２つの関係をまとめると、円筒部３３の内径＞第１の
凸部２９の外径＞第２の凸部３４の内径＞円筒部２８の
外径となる。
に形成した第１の凸部２９よりも大きく設定して、円筒
部３３の内周面に折れ止め部材１３の外周面が密着しな
いようにしてある。つまり円筒部３３の内径＞第１の凸
部２９の外径の関係を満たすように設定してある。これ
ら２つの関係をまとめると、円筒部３３の内径＞第１の
凸部２９の外径＞第２の凸部３４の内径＞円筒部２８の
外径となる。
【００２６】又、保護チューブ１のテーパ形状部の内周
は、図１に示す状態はもとより、この状態から保護チュ
ーブ１側が相対的に後方に移動しても、折れ止め部材１
３のテーパ状外周面に密着しないようにテーパ外周面よ
り大きな半径を有する内周面にしている。
は、図１に示す状態はもとより、この状態から保護チュ
ーブ１側が相対的に後方に移動しても、折れ止め部材１
３のテーパ状外周面に密着しないようにテーパ外周面よ
り大きな半径を有する内周面にしている。
【００２７】このように構成された第１実施例の保護チ
ューブ１の作用を以下に説明する。挿入部４の先端を接
続筒３２から保護チューブ１の中に通していく。すると
折れ止め部材１３の第１の凸部２９と接続筒３２の第２
の凸部３４がつき当たるので、操作部３を持ち、接続筒
３２に押し込むと、折れ止め部材１３と接続筒３２の弾
性により、第２の凸部３４が第１の凸部２９を乗り越
え、図１に示す装着状態になる。
ューブ１の作用を以下に説明する。挿入部４の先端を接
続筒３２から保護チューブ１の中に通していく。すると
折れ止め部材１３の第１の凸部２９と接続筒３２の第２
の凸部３４がつき当たるので、操作部３を持ち、接続筒
３２に押し込むと、折れ止め部材１３と接続筒３２の弾
性により、第２の凸部３４が第１の凸部２９を乗り越
え、図１に示す装着状態になる。
【００２８】この状態では保護チューブ１の自重や、軽
く引っぱった程度でははずれない係合を保持する様に第
１の凸部２９、第２の凸部３４の大きさ、弾性の程度に
設定してある。この第１実施例によれば、ワンタッチで
保護チューブ１を装着できるという効果と共に、装着し
た際、折れ止め部材１３と接続筒３２が密着していない
ので、滅菌ガスが内視鏡２の外表面にくまなく回り、内
視鏡２の外表面全体を確実に滅菌できる。
く引っぱった程度でははずれない係合を保持する様に第
１の凸部２９、第２の凸部３４の大きさ、弾性の程度に
設定してある。この第１実施例によれば、ワンタッチで
保護チューブ１を装着できるという効果と共に、装着し
た際、折れ止め部材１３と接続筒３２が密着していない
ので、滅菌ガスが内視鏡２の外表面にくまなく回り、内
視鏡２の外表面全体を確実に滅菌できる。
【００２９】図５は本発明の第２実施例の主要部を示
す。この第２実施例では内視鏡側の円筒部２８には第１
の凸部２９の代りに第１の凹部４１が設けられている。
つまり円筒部２８には、全周にわたり、円弧状の溝が設
けられて第１の凹部４１が形成されている。一方、保護
チューブ側の接続筒３２の円筒部３３には上記凹部４１
と係合可能な第２の凸部４２が設けてある。そして、円
筒部３３の内径＞円筒部２８の外径＞第２の凸部４２＞
第１の凹部４１の関係を満たすように設定して着脱自在
で係合できるようにしてある。
す。この第２実施例では内視鏡側の円筒部２８には第１
の凸部２９の代りに第１の凹部４１が設けられている。
つまり円筒部２８には、全周にわたり、円弧状の溝が設
けられて第１の凹部４１が形成されている。一方、保護
チューブ側の接続筒３２の円筒部３３には上記凹部４１
と係合可能な第２の凸部４２が設けてある。そして、円
筒部３３の内径＞円筒部２８の外径＞第２の凸部４２＞
第１の凹部４１の関係を満たすように設定して着脱自在
で係合できるようにしてある。
【００３０】この第２実施例の作用としては、第１実施
例と同様に第２の凸部４２が円筒部２８を弾性的に乗り
越え、第１の凹部４１にはまり装着される。この第２実
施例の効果は第１実施例と同様のものとなる。図６及び
図７は本発明の第３実施例に係り、図６は血管用内視鏡
の折れ止め部材１３を示し、図７は保護チューブの接続
筒３２を示す。
例と同様に第２の凸部４２が円筒部２８を弾性的に乗り
越え、第１の凹部４１にはまり装着される。この第２実
施例の効果は第１実施例と同様のものとなる。図６及び
図７は本発明の第３実施例に係り、図６は血管用内視鏡
の折れ止め部材１３を示し、図７は保護チューブの接続
筒３２を示す。
【００３１】図６に示すように折れ止め部材１３の円筒
部２８には鍵状の溝による第２の凹部４５が円周上の対
称位置に２箇所設けられている（図６では一方のみ示
す）。一方、図７に示すように保護チューブ側の接続筒
３２の円筒部３３の内面には、半球状の凸部４６が対称
的な位置に、２箇所設けてある。そして、円筒部３３の
内径＞円筒部２８の外径＞半球状凸部４６の内径＞第２
の凹部４５の底の径の関係を満たすように設定してい
る。
部２８には鍵状の溝による第２の凹部４５が円周上の対
称位置に２箇所設けられている（図６では一方のみ示
す）。一方、図７に示すように保護チューブ側の接続筒
３２の円筒部３３の内面には、半球状の凸部４６が対称
的な位置に、２箇所設けてある。そして、円筒部３３の
内径＞円筒部２８の外径＞半球状凸部４６の内径＞第２
の凹部４５の底の径の関係を満たすように設定してい
る。
【００３２】この第３実施例の作用を以下に説明する。
第２の凹部４５と半球状の凸部４６の位置を合わせ、軸
方向に移動した後、回転し、第２の凹部４５の終点部４
７に半球状の凸部４６を位置させることにより装着状態
に設定できる。この第３実施例の効果は装着状態におい
て折れ止め部材１３と接続筒３２とが密着していないの
で、滅菌ガスがくまなく回り、滅菌されない部分が生じ
ない。つまり、第１実施例と殆んど同じ効果を有する。
第２の凹部４５と半球状の凸部４６の位置を合わせ、軸
方向に移動した後、回転し、第２の凹部４５の終点部４
７に半球状の凸部４６を位置させることにより装着状態
に設定できる。この第３実施例の効果は装着状態におい
て折れ止め部材１３と接続筒３２とが密着していないの
で、滅菌ガスがくまなく回り、滅菌されない部分が生じ
ない。つまり、第１実施例と殆んど同じ効果を有する。
【００３３】図８は本発明の第３実施例の変形例におけ
る折れ止め部材１３を示す。この変形例では、折れ止め
部材１３の円筒部２８に第３の凸部５１が設けられてい
る。この第３の凸部５１は全周に設けられてなく、円筒
部２８そのままの外周部分（符号５２で示す円筒部）を
残してあり、この円筒部５２は図７に示す半球状の凸部
４６が当たらずに通過できる幅を有する寸法にしてあ
る。そして、円筒部３３の内径＞第３の凸部５１の外径
＞半球状の凸部４６の内径＞円筒部２８の外径の関係に
設定してある。
る折れ止め部材１３を示す。この変形例では、折れ止め
部材１３の円筒部２８に第３の凸部５１が設けられてい
る。この第３の凸部５１は全周に設けられてなく、円筒
部２８そのままの外周部分（符号５２で示す円筒部）を
残してあり、この円筒部５２は図７に示す半球状の凸部
４６が当たらずに通過できる幅を有する寸法にしてあ
る。そして、円筒部３３の内径＞第３の凸部５１の外径
＞半球状の凸部４６の内径＞円筒部２８の外径の関係に
設定してある。
【００３４】この変形例の作用としては、半球状の凸部
４６と円筒部５２の位置を合わせて、軸方向に移動した
後回転すると、半球状の凸部４６と第３の凸部５１が引
っかかり、装着できる。この変形例の効果は第３実施例
と同様のものとなる。
４６と円筒部５２の位置を合わせて、軸方向に移動した
後回転すると、半球状の凸部４６と第３の凸部５１が引
っかかり、装着できる。この変形例の効果は第３実施例
と同様のものとなる。
【００３５】本発明は上述したものに限らず、種々に変
形することができる。例えば、第１実施例及び第２実施
例における第２の凸部３４又は４２は必しも全周に形成
したものに限らず、例えば図７に示すように半球状の凸
部４６であっても良い。
形することができる。例えば、第１実施例及び第２実施
例における第２の凸部３４又は４２は必しも全周に形成
したものに限らず、例えば図７に示すように半球状の凸
部４６であっても良い。
【００３６】又、第３実施例及びその変形例における第
２の凹部４５、半球状の凸部４６及び５１、円筒部５２
の数は、１つ以上であれば、いくつでも良く、折れ止め
部材１３と接続筒３２がうまく嵌められる位置になるな
ら両者の数が異っていても良い。尚、保護チューブは挿
入部の基端（後端）の折れ止め部材１３に装着するもの
に限らず、操作部に同様の凸部等を設けて、保護チュー
ブの基端側を同様に係合させて取り付けられる様にして
も良い。
２の凹部４５、半球状の凸部４６及び５１、円筒部５２
の数は、１つ以上であれば、いくつでも良く、折れ止め
部材１３と接続筒３２がうまく嵌められる位置になるな
ら両者の数が異っていても良い。尚、保護チューブは挿
入部の基端（後端）の折れ止め部材１３に装着するもの
に限らず、操作部に同様の凸部等を設けて、保護チュー
ブの基端側を同様に係合させて取り付けられる様にして
も良い。
【００３７】また、例えば、第１実施例における第２の
凸部３４或いは接続筒３２の内周面などを多孔質の部材
で形成しても良い。又、例えば、接続筒３２を滅菌ガス
を使用する温度領域において、伸長する熱膨張あるいは
収縮する熱収縮部材とか形状などが変化する形状記憶部
材を用い、滅菌ガスの使用中に例えば、凸部３４などが
移動してより確実に内視鏡の外表面全体を滅菌できるよ
うにしても良い。さらに、このような熱膨張／熱収縮部
材とか形状記憶部材を用いて滅菌ガスの使用中に接続筒
３２（の凸部３４など）を移動などできる場合には、例
えば図９に示すように内視鏡に密着するような係合手段
でも可能になる場合がある。
凸部３４或いは接続筒３２の内周面などを多孔質の部材
で形成しても良い。又、例えば、接続筒３２を滅菌ガス
を使用する温度領域において、伸長する熱膨張あるいは
収縮する熱収縮部材とか形状などが変化する形状記憶部
材を用い、滅菌ガスの使用中に例えば、凸部３４などが
移動してより確実に内視鏡の外表面全体を滅菌できるよ
うにしても良い。さらに、このような熱膨張／熱収縮部
材とか形状記憶部材を用いて滅菌ガスの使用中に接続筒
３２（の凸部３４など）を移動などできる場合には、例
えば図９に示すように内視鏡に密着するような係合手段
でも可能になる場合がある。
【００３８】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、内視
鏡の挿入部基端部ないしは操作部に被嵌して取付けられ
る接続筒に、この接続部内側の内視鏡と密着しないで係
合する係合手段を設けたので、装着状態でも滅菌ガスを
内視鏡外表面全体に行き渡るようにでき、確実に滅菌で
きる。
鏡の挿入部基端部ないしは操作部に被嵌して取付けられ
る接続筒に、この接続部内側の内視鏡と密着しないで係
合する係合手段を設けたので、装着状態でも滅菌ガスを
内視鏡外表面全体に行き渡るようにでき、確実に滅菌で
きる。
【図１】本発明の第１実施例の保護チューブの後端側を
示す断面図。
示す断面図。
【図２】第１実施例で保護される血管用内視鏡の操作部
周辺を示す断面図。
周辺を示す断面図。
【図３】図２における折れ止め部材周辺を示す断面図。
【図４】図２におけるユニバーサルコード口金周辺を示
す断面図。
す断面図。
【図５】本発明の第２実施例における係合部を示す断面
図。
図。
【図６】本発明の第３実施例に係る折れ止め部材を示す
側面図。
側面図。
【図７】第３実施例の保護チューブの接続筒を示す斜視
図。
図。
【図８】本発明の第３実施例の変形例に係る折れ止め部
材を示す斜視図。
材を示す斜視図。
【図９】先行例の保護チューブの断面図。
１…保護チューブ ２…血管用内視鏡 ３…操作部 ４…挿入部 １３…折れ止め部材 ２８…円筒部 ２９…凸部 ３１…チューブ本体 ３２…接続筒 ３３…凸部
Claims (1)
- 【請求項１】 内視鏡の手元部に着脱自在な接続筒を有
し、この接続筒に連結され内視鏡の挿入部に被嵌する内
視鏡用保護チューブにおいて、装着時、手元部と接続筒
に、両者が密着しない係合部を設けたことを特徴とする
内視鏡用保護チューブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3135044A JP3007713B2 (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | 内視鏡用保護チューブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3135044A JP3007713B2 (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | 内視鏡用保護チューブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04361731A JPH04361731A (ja) | 1992-12-15 |
| JP3007713B2 true JP3007713B2 (ja) | 2000-02-07 |
Family
ID=15142630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3135044A Expired - Fee Related JP3007713B2 (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | 内視鏡用保護チューブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3007713B2 (ja) |
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20090054728A1 (en) * | 2007-08-21 | 2009-02-26 | Trusty Robert M | Manipulatable guide system and methods for natural orifice translumenal endoscopic surgery |
| US9788888B2 (en) | 2012-07-03 | 2017-10-17 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Endoscopic cap electrode and method for using the same |
| US9788885B2 (en) | 2012-08-15 | 2017-10-17 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Electrosurgical system energy source |
| US9883910B2 (en) | 2011-03-17 | 2018-02-06 | Eticon Endo-Surgery, Inc. | Hand held surgical device for manipulating an internal magnet assembly within a patient |
| US10004558B2 (en) | 2009-01-12 | 2018-06-26 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Electrical ablation devices |
| US10098691B2 (en) | 2009-12-18 | 2018-10-16 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical instrument comprising an electrode |
| US10105141B2 (en) | 2008-07-14 | 2018-10-23 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Tissue apposition clip application methods |
| US10206709B2 (en) | 2012-05-14 | 2019-02-19 | Ethicon Llc | Apparatus for introducing an object into a patient |
| US10258406B2 (en) | 2011-02-28 | 2019-04-16 | Ethicon Llc | Electrical ablation devices and methods |
| US10278761B2 (en) | 2011-02-28 | 2019-05-07 | Ethicon Llc | Electrical ablation devices and methods |
| US10314603B2 (en) | 2008-11-25 | 2019-06-11 | Ethicon Llc | Rotational coupling device for surgical instrument with flexible actuators |
| US10314649B2 (en) | 2012-08-02 | 2019-06-11 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Flexible expandable electrode and method of intraluminal delivery of pulsed power |
| US10478248B2 (en) | 2007-02-15 | 2019-11-19 | Ethicon Llc | Electroporation ablation apparatus, system, and method |
| US10492880B2 (en) | 2012-07-30 | 2019-12-03 | Ethicon Llc | Needle probe guide |
| US10779882B2 (en) | 2009-10-28 | 2020-09-22 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Electrical ablation devices |
| US11484191B2 (en) | 2013-02-27 | 2022-11-01 | Cilag Gmbh International | System for performing a minimally invasive surgical procedure |
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|---|---|---|---|---|
| JPH0998938A (ja) * | 1995-10-04 | 1997-04-15 | Fuji Photo Optical Co Ltd | 内視鏡の挿入部プロテクタ |
| US5827280A (en) * | 1996-03-19 | 1998-10-27 | Conmed Corporation | Device for locking a protective endoscopic electrode sleeve |
| JP3898934B2 (ja) * | 2001-10-25 | 2007-03-28 | ペンタックス株式会社 | 汚染防止型内視鏡 |
| JP4135884B2 (ja) * | 2002-08-21 | 2008-08-20 | Ｈｏｙａ株式会社 | 外套シース付内視鏡 |
| JP4733994B2 (ja) * | 2005-02-14 | 2011-07-27 | オリンパス株式会社 | 内視鏡用挿入補助具 |
| JP5231078B2 (ja) * | 2008-04-23 | 2013-07-10 | オリンパス株式会社 | 内視鏡 |
-
1991
- 1991-06-06 JP JP3135044A patent/JP3007713B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| US9788888B2 (en) | 2012-07-03 | 2017-10-17 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Endoscopic cap electrode and method for using the same |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04361731A (ja) | 1992-12-15 |
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