JP3006301U - 時計の液晶装置による時刻表示システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 時計の時刻表示を数字による表示ではなく、
又実際の長・短針を用いるのでもなく、液晶装置を利用
して、長・短針式時計の特徴を生かした表示システムを
提供する。 【構成】 時表示目盛（１）分表示目盛（２）秒表示目
盛（３）を表示し得る液晶装置を備え、現在時刻を該当
する時・分・秒表示目盛（１・２・３）を点滅させるこ
とにより表示することを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はでデジタル時計の時刻表示を、数字による表示でははなく、長・短 針表示の様に目盛の位置を指し示すことにより表示するシステムである。

従来のデジタル時計は、数字による時刻表示である為、一見して直感的に現在 時刻を知りにくく、又例えば４５分後は何時何分かとか、何時何分迄には後何分 あるかとかを知りたい場合、頭で計算しないと解らないとい言う欠点がある。

本考案はその欠点を克服する為に考案されたもので、時・分・秒の表示を数字 表示に代えて、表示板上の当該時刻表示目盛（液晶表示装置）を点滅させること により現在時刻を表示するものである。

これにより、（イ）数字を読み取るのではなく、針の位置が一見して解る長・ 短針式時計と特徴と同等の見易い時刻表示方式となる。（ロ）長・短針式時計の 様に針を機械的に動かすのではなく、液晶による表示方式である為、消費電力が 少なく電池を長持ちさせる。（ハ）長・短針を動かす為の歯車等機械的な機構か ら解放される為、小型軽量化され、又磨耗等故障が少なくなることが期待出来る 。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の時刻表示板レイアウト図である。（１
時１８分２０秒を例示）

【符号の説明】

１ 時表示目盛 ２ 分表示目盛 ３ 秒表示目盛 ４ 時分共用目盛 ５ 日付・ストップウオッチ等多用途表示用スペース

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】次の事項を内容とする時計の液晶装置によ
   る時刻表示システム （イ）時刻（時・分・秒）表示目盛を液晶表示装置とす
   る。 （ロ） 現在時刻は該当する時・分・秒表示目盛（１・
   ２・３）を点滅させることにより表示する。 （ハ）時表示目盛（１）は１５分刻みの目盛（１時間を
   ４等分）とし、点滅は１５分毎に次の目盛に移る一目盛
   をもっと細かくし、５分或は１０分刻みの目盛としても
   よい一（常時は目盛表示はなく消えていて、当該時分に
   のみ点滅一短針に相当）分表示目盛（２）は１分刻みの
   目盛とし、点滅は１分毎に次の目盛に移る（常時は目盛
   表示はなく消えていて、当該分にのみ点滅一長針に相
   当）秒表示目盛（３）は１秒刻みの目盛とし、点滅は１
   秒毎に次の目盛に移る（常時目盛が表示されていて、当
   該秒に点滅一秒針に相当）時分共用目盛（４）は印刷さ
   れている。