JP3004961U - 土工用バケット - Google Patents

土工用バケット

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JP3004961U
JP3004961U JP1994007611U JP761194U JP3004961U JP 3004961 U JP3004961 U JP 3004961U JP 1994007611 U JP1994007611 U JP 1994007611U JP 761194 U JP761194 U JP 761194U JP 3004961 U JP3004961 U JP 3004961U
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JP
Japan
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bucket
edge blade
leading edge
earthworking
joint surface
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JP1994007611U
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English (en)
Inventor
勝信 新枦
Original Assignee
株式会社アトム製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バケットの損傷・変形が大きく前縁刃部分を
熔接を用いず補修でき、補修費を安価にできるととも
に、補修が現場で迅速に行え、これを使う作業機械の休
止時間を少なくできるという優れた土工用バケットを提
供する。 【構成】 土工用バケット1の前縁から一定巾の部分を
別体の前縁刃3で形成する。同前縁刃はその左右端に立
設した取付板5をバケット側面7に取付ボルト6を用い
てバケット本体2に脱着自在に取付けられている。更に
前縁刃3とバケット本体2との接合面を傾斜させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、土木建設作業で土砂の排土・土砂の鎮圧・地面の掘削の為に、クロ ーラ車等の作業車に装置された可動アームの先端に取付けられて使用される土工 用バケットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の土工用バケットは、平坦な底盤の上方に土砂を収容する空間を形成し、 又その底盤の前縁を上方前縁に比べ長く水平に突設させ、下方前縁をナイフエッ ジ状に鋭くする構造であり、これらは鋼鉄鉄板を熔接して製造されていた。 しかしながら、この従来の土工用バケットは、掘削作業をするとき、土砂の填 圧作業・土砂の排土作業をするとき、強い力でもってバケットの前縁部分を激し く使用する。その為に、バケットの前縁刃が激しく損傷したり変形することが多 い。従来、損傷・変形が大きくなればバケットの前縁刃部分を熔接で切除し、新 しい前縁刃を切除されたバケット本体の前縁に溶着して再使用していた。 これでは、溶断作業・熔接作業が必要であり、その補修費が嵩むとともに、土 木作業現場で簡単に補修できず、1〜2日程補修のため作業機械を休止させるこ とになって作業効率を低下させていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとする課題は、これらの従来の問題点を解消し、補修費が 安価にできるとともに、補修が現場で迅速に行え、作業機械の休止時間を少なく できるという優れた土工用バケットを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決した本考案の構成は、 1) 土工用バケットの底盤の前縁から一定巾の部分を別体の前縁刃を脱着自在 に取付けて形成したことを特徴とする土工用バケット 2) 前縁刃の両端に取付板を立設し、同取付板とバケット本体の側壁とをボル トで脱着自在に取付けて前縁刃を脱着自在とした前記1)記載の土工用バケット 3) 前縁刃とバケット本体の底盤との接合面を傾斜させた前記1)又は2)記 載の土工用バケット 4) 前縁刃とバケット本体の底盤との接合面を互いに噛合する段部によって接 合させた前記1)又は2)記載の土工用バケット 5) 前縁刃とバケット本体の底盤との接合面の傾斜が接合面長手方向に沿って 交互に逆傾斜とした前記3)記載の土工用バケット 6) 前縁刃とバケット本体との接合面の段部の上下が接合面長手に沿って交互 に逆になる前記4)記載の土工用バケット にある。
【0005】
【作用】
この考案では、バケットの前縁部分は別体の前縁刃でもって脱着自在となって いるので、前縁刃が損傷・変形した場合はバケット本体から取り外し、新しい前 縁刃を取付ければよいので、その交換は熔接・溶断の熔接作業を必要とせずに現 場で迅速に行える。又、熔接作業もなく前縁刃の交換だけで済むので、安価に補 修できる。 バケット本体と前縁刃の接合面が傾斜して重合させる構造、又は段部噛合する 構造であれば、掘削・鎮圧時に前縁刃に作用する荷重が接合面を介してバケット 本体に伝えられ、前縁刃の荷重が左右の取付板の他に接合面で支持されることと なり、前縁刃の変形・損傷が少なくなる。 特に、接合面が傾斜・段部噛合してその接合面に沿ってその傾斜(噛合の上下 )が交互に逆方向となるようにすれば、掘削・鎮圧作業で荷重の方向が下から上 へ、又は上から下へ変化してもいずれに対しても接合面で支持することができ、 作業によらず変形・損傷を少なく耐久性のあるものにできる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は本考案の実施例を示す平面図、図2は図1のA−A断面図、図3は図1 のB−B断面図、図4は図1のC−C断面図、図5は図1のD−D断面図、図6 は実施例の正面図、図7は実施例の前縁刃を取り外した状態を示す斜視図、図8 は種々の前縁刃の接合面の接合断面を示す説明図である。 図中、1はバケット、2は鋼鉄製のバケット本体、2aはバケット本体2の底 盤、3は鋼鉄製の前縁刃、4は接合面、5は取付板、6は取付ボルト、7はバケ ット1の側面、8はバケット1の土砂収容部、9はバケット1をクローラ車に搭 載された油圧作動の可動アーム(図示せず)の先端に取付けるための取付アーム 、10は同取付アームの取付孔、4aは接合面4のうち前縁刃後部が上方にくる ように後方に傾斜した後方傾斜面、4bは接合面4のうちバケット本体2の底盤 2aの方が上方にくるように前方に傾斜した前方傾斜面、4c,4dは段部の接 合面で、4cは前縁刃3が上方にくる段部の接合面であり、4dはバケット本体 2の底盤2aの方が上方にくる段部の接合面である。4eは前縁刃3の後端及び バケット本体2の底盤2aとが平行に対向する接合面である。
【0007】 図1〜7に示す実施例では、前縁刃3は後方に後退した左右両端に垂直に立設 した取付板5をバケット本体2の側壁に当て、取付ボルト6でもって前縁刃3を バケット本体2に取付ける。又、前縁刃3の接合面4は図2,3,4,5で示す ように、その傾斜方向が接合面の長手方向に沿って後方傾斜面4aと前方傾斜面 4bと後方傾斜面4aと前方傾斜面4bとを交互に設け傾斜方向は交互に反対と している。従って、主に掘削作業・排土作業等で生じる前縁刃3の上面から下方 に向って作用する荷重は、前縁刃の長さの1/4,1/4計1/2の長さの接合 面部分の後方傾斜面4a部によって支持される。同様に鎮圧作業によって生じる 前縁刃3の下面から上方に向って作用する荷重は接合面4の前方傾斜面4bの部 分によって支持される。これによって、下方向の荷重・上方向の荷重いずれの方 向にも充分耐えられる強度を有する。 この前縁刃3が使用して損傷・変形して使用できなくなれば、取付ボルト6を 外し使用していた前縁刃3を取り外し(図7参照)、新しい前縁刃3を取付ボル ト6でもって取付ければ容易に現場で交換でき、交換時間は15〜20分程で済 み、土木作業機械は15〜20分後に使用できるようになる。又熔接も不要であ る。
【0008】 尚、本考案の接合面3の断面形状としては、図8(a)〜(e)に示す形状が あり、前記実施例の如く図8(a),(b)の形状の交互配置の場合の他、実施 例の接合面4a,4bの交互配列に代えて図8の(a)又は(b)のみの一つの 傾斜面のみで構成してもよいし、或いは図8(c),(d)の段部の重ね噛合の 接合断面としてもよく、しかもこの場合も交互に(c),(d)の接合面を配置 する場合と、(c),(d)いずれか一方の接合断面のみで接合面を形成する場 合がある。いずれの場合も本考案に包含されるものである。
【0009】
【考案の効果】
以上の様に、本願考案によれば、土工用バケットで損傷・変形を受け易く耐久 性がない前縁部分を別体の前縁刃を脱着自在にバケット本体に取付けて形成する ことにより、バケットの前縁部分の補修が前縁刃の交換で済み、従来熔接を使っ て1〜2日必要な補修作業を現場での15〜20分で済むようになり、大巾に補 修作業が短縮でき、土木作業機械を休止させることなく使用させることができる ようになった。又、補修費用も熔接作業が不要になったことで大巾に低減できる 。又、作業の休止時間を大巾に軽減し、土工用バケットを使った作業の作業効率 を高めた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す平面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】図1のC−C断面図である。
【図5】図1のD−D断面図である。
【図6】実施例の正面図である。
【図7】実施例の前縁刃を取り外した状態を示す斜視図
である。
【図8】本考案の接合面の断面形状を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 バケット 2 バケット本体 2a 底盤 3 前縁刃 4 接合面 4a 後方傾斜面 4b 前方傾斜面 4c 段部の接合面 4d 段部の接合面 4e 接合面 5 取付板 6 取付ボルト 7 側面 8 土砂収容部 9 取付アーム 10 取付孔

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 土工用バケットの底盤の前縁から一定巾
    の部分を別体の前縁刃を脱着自在に取付けて形成したこ
    とを特徴とする土工用バケット。
  2. 【請求項2】 前縁刃の両端に取付板を立設し、同取付
    板とバケット本体の側壁とをボルトで脱着自在に取付け
    て前縁刃を脱着自在とした請求項1記載の土工用バケッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前縁刃とバケット本体の底盤との接合面
    を傾斜させた請求項1又は2記載の土工用バケット。
  4. 【請求項4】 前縁刃とバケット本体の底盤との接合面
    を互いに噛合する段部によって接合させた請求項1又は
    2記載の土工用バケット。
  5. 【請求項5】 前縁刃とバケット本体の底盤との接合面
    の傾斜が接合面長手方向に沿って交互に逆傾斜とした請
    求項3記載の土工用バケット。
  6. 【請求項6】 前縁刃とバケット本体との接合面の段部
    の上下が接合面長手に沿って交互に逆になる請求項4記
    載の土工用バケット。
JP1994007611U 1994-06-04 1994-06-04 土工用バケット Expired - Lifetime JP3004961U (ja)

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