JP3004242U - 椅子の背もたれに組み込んだハンガー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 椅子の背もたれの部分にハンガーを取り付
けることにより、椅子の裏側という非常に利用しやすい
身近な場所に洋服を傷めることなく置くことができる。 【構成】 椅子の背もたれの部分に、はめこみ、ある
いは装着することによりハンガーを取り付けられるよう
にしたもの。

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、背広やジャンパーなどの洋服を掛けられるように、椅子の背もた れの部分にハンガーを組み込んだ考案である。

職場などでは、コートや上着を収納するためにロッカーや専用のハンガーを設 置しているが、ロッカーやハンガーは事務を取る机と離れていることが多い。頻 繁に寒暖の調節をしたり、上着などの着脱回数の多い職場などでは、利用上、わ ずらわしさを感じることが多い。

そのため、多くの職場では、上着を直接、背もたれにかぶせていることが目立 つ。しかし、それでは襟の部分が背もたれと背中にはさまれてしまい衿の形がく ずれてしまったり、洋服の形がくずれてしまうことになる。ところが、本考案の ように椅子の背もたれの裏側にハンガーを組み込むと、椅子としての機能を損な わずにハンガーとしての機能をも持たせることができる。襟をつぶしたり、洋服 の形をくずしたりせずに、上着などをごく身近（椅子の背もたれの裏側）に置く ことができるというわけである。自分の椅子から離れずに着替えができ大変便利 である。

この考案は事務用の椅子だけではなく、車の座席などをもその適用範囲に含む ものである。

ハンガーの部分をどのような形状にするか、また、どのように背もたれに取り 付けるかなどは様々な方法があると考えられる。

【図面の簡単な説明】

【図１】は椅子の背もたれの裏側にハンガーを取り付
け、洋服を掛けたところを側面から見た図。

【図２】はハンガーの取り付け方の説明で、椅子の背も
たれの裏側にハンガーを組み込む方法。

【図３】はハンガーの取り付け方の説明で、ハンガーと
しての部品を椅子の背もたれの裏側に装着する方法。

【符号の説明】

（１）は椅子の背もたれ （２）はハンガー （３）は
洋服

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】椅子の背もたれの裏側の部分にハンガーを
   組み込むことにより、洋服などを掛けられるようにした
   もの。