JP2996636B2 - 4−置換1−ナフトールおよびマンガン錯体または塩を用いるケラチン繊維の2段階酸化染色方法および染色キット - Google Patents

4−置換1−ナフトールおよびマンガン錯体または塩を用いるケラチン繊維の2段階酸化染色方法および染色キット

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JP2996636B2 JP9353832A JP35383297A JP2996636B2 JP 2996636 B2 JP2996636 B2 JP 2996636B2 JP 9353832 A JP9353832 A JP 9353832A JP 35383297 A JP35383297 A JP 35383297A JP 2996636 B2 JP2996636 B2 JP 2996636B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1段階中にマン
ガン塩および/またはマンガン錯体(complex)を用
い、第2段階中にpHが1以上である酸化媒体中の4−置
換1−ナフトールを用いる、ケラチン繊維、特にヒトの
ケラチン繊維、たとえば髪の新規な2段階酸化染色方法
に関する。本発明はまた、本発明の染色方法を行う目的
の多区画装置または染色キットに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】4−
アルコキシ−1−ナフトールタイプの染料を用いて、皮
膚、髪、フェザー、およびレザー等の動物の繊維を染色
することが、特に特許出願、FR−A−758,685に
既に提案されている。しかしながら、該特許出願によれ
ば、染色は好ましくは染色されるべき材料を数時間、酸
化剤の存在下、4−アルコキシ−1−ナフトールを含有
する水酸化ナトリウム溶液中に浸すことによって行われ
るため、該特許出願に記載の染色条件は、ヒトの髪の染
色には適用不可能である。これらの過激な条件は化粧品
としては許容されるものではない。
【0003】さらに、ナフトールの酸化は、髪等のヒト
のケラチン繊維の染色分野に常に求められている種々の
色合いのインディゴ族のピグメントを形成することが良
く知られている。
【0004】ヒトのケラチン繊維の染色はさらに、多く
の必要条件を満たすものでなければならない。したがっ
て、毒物学的欠点のないものでなければならず、所望の
強度で色合いが得られなければならず、さらに、外部薬
剤(光、悪天候、洗浄、パーマネントウエーブ、汗、摩
擦)に対して有効に耐えるものでなければならない。
【0005】染料はまた、白髪をカバー可能でなければ
ならず、最後に、可能な限り選択性がないものでなけれ
ばならない。すなわち、実際は髪の先端と根元では異な
った感受性(ダメージを受けている)を有する可能性が
あるが、ケラチン繊維の全長にわたってその色変化が可
能な限り最も少ないものでなければならない。
【0006】本出願人は驚くべきことに、別々に、およ
び、時間を長引かせて(2段階で)、まず第1に、少な
くとも1つのマンガン塩および/または少なくとも1つ
のマンガン錯体を含有する組成物Aを前記ケラチン繊維
に適用し、次いで、少なくとも1つの以下に定義する式
(I)で表わされる4−置換1−ナフトールの化合物を
含有する組成物B1と少なくとも1つの酸化剤を含有す
る組成物B2とを使用直前に即座に混合することによっ
て得られる、pHが6以上の組成物Bを適用することによ
って、4−置換1−ナフトールタイプの化合物を用いる
と、早くて、特に強力であせないカラーリングが得られ
ることを見い出した。この発見が本発明の基礎となるも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の実施の形態】
本発明による主題は、ケラチン繊維、特に髪等のヒトの
ケラチン繊維の2段階酸化染色方法であって、 − 第1段階において、染色に適した媒体中に、少なく
とも1つのマンガン塩および/または少なくとも1つの
マンガン錯体を含有する少なくとも1つの組成物Aを前
記ケラチン繊維に適用し、 − 第2段階において、a)染色に適した媒体中に、少
なくとも1つの式:
【0008】
【化2】
【0009】(式中、R1は、Br、Cl、I、またはF等の
ハロゲン原子;ベンジル基;ベンジルオキシ基;1以上
のハロゲン原子で置換されてもよい、および/または、
1以上のヘテロ原子が介在してもよい、直鎖または分岐
または環状のC1−C29アルコキシ基;C1−C29アシル
オキシ基;またはC1−C29アルコキシカルボキシル基
を示し;R2、R3、R4、およびR5は、同一でも異なっ
ていてもよく、水素原子、Br、Cl、I、またはF等のハロ
ゲン原子、ヒドロキシル基、直鎖または分岐のC1−C2
9アルキル基、直鎖または分岐のC1−C29アルコキシ
基、アシル基、またはベンジルオキシ基を示す)で表わ
される4−置換1−ナフトールを含有する組成物B1
と、b)染色に適した媒体中に、少なくとも1つの酸化
剤を含有する組成物B2とを使用前、即座に混合するこ
とによって得られた、pH6以上の少なくとも1つの組成
物Bを前記ケラチン繊維に適用することを特徴とする方
法である。
【0010】上記式(I)中、アルキル、アルコキシ、
およびアシル基は好ましくは1から12の炭素原子を有
し、より好ましくは1から6の炭素原子を有する。
【0011】本発明によって得られたカラーリングは強
力で、ケラチン繊維に対して行われる可能性のある種々
の処理に対しても優れた耐性を有する。さらに、本発明
による酸化染色方法によれば、美容要求条件に全く適し
た条件、すなわち、ケラチン繊維のすべてを制御する条
件下、早急にケラチン繊維を染色することが可能であ
る。
【0012】本発明の方法によれば、繊維への組成物A
の適用が行われた後、中間のタオル乾燥および/または
濯ぎ工程の後、組成物Bの適用が行われることが可能で
ある。
【0013】本発明による方法の特別で好ましい実施態
様によれば、組成物Aがケラチン繊維に約5秒から10
分までの間の時間で好ましくは適用され、さらに好まし
くは約30秒から5分までの間の時間で適用され、組成
物Bがケラチン繊維に約30秒から45分までの間の時
間で好ましくは適用され、さらに好ましくは約3分から
30分までの間の時間で適用される。
【0014】本発明の染色方法によれば、組成物Aに使
用可能なマンガン塩は、本質的な酸化活性を有さず、酸
化度が2または3であることが好ましい。いうまでもな
く、1以上のマンガン塩が使用可能である。
【0015】これらのマンガン塩は好ましくは、有機ま
たは無機、水溶性マンガン塩、たとえば、二塩化マンガ
ン、三塩化マンガン、硫酸マンガン、硝酸マンガン、二
酢酸マンガン、炭酸マンガン、炭酸二水素マンガン(ma
nganese dihydrogen carbonates)、アセチルアセト
ン酸マンガン、三酢酸マンガン、乳酸マンガン、ギ酸マ
ンガン、アセチルメチオン酸マンガン、およびグルコン
酸マンガン、およびこれらの水和物から選択される。
【0016】本発明の染色方法によれば、組成物Aに使
用可能なマンガン錯体は、本質的な酸化活性を有さず、
好ましくは酸化度が4であるもの、たとえば米国特許第
5194416号に記載されているものから選択され
る。これらのマンガン錯体としては、ビス(ヘキサフル
オロリン酸)ビス(オクタヒドロ−1,4,7−トリメ
チル−1H−1,4,7−トリアジノン−N1,N4,N
7)トリ−μ−オキソジマンガン(R.N.116633
−52−4)が挙げられる。
【0017】二酢酸マンガン、4水和物および(ヘキサ
フルオロリン酸)ビス(オクタヒドロ−1,4,7−ト
リメチル−1H−1,4,7−トリアジノン−N1,N
4,N7)トリ−μ−オキソジマンガンが特に好まし
い。
【0018】本発明によれば、マンガン塩および/また
はマンガン錯体は好ましくは、組成物Aの全重量に対し
て、金属当量で、約0.0001から1重量%までの間
の濃度で存在する。より好ましくは、該濃度は、組成物
Aの全重量に対して、金属当量で、約0.001から
0.15重量%までの間である。
【0019】本発明による式(I)の化合物としては、
以下のものが挙げられる。 − 4−ベンジルナフト−1−オール、 − 4−クロロナフト−1−オール、 − 4−クロロ−5,8−ジメトキシ−6−メチルナフ
ト−1−オール、 − 4−クロロ−5,8−ジメトキシナフト−1−オー
ル、 − 4−アセトキシ−5−クロロ−6−メチル−7−ア
セチル−8−ヒドロキシナフト−1−オール、 − 4−アセトキシ−6−メチル−7−アセチル−8−
ヒドロキシナフト−1−オール、 − 4−アセトキシ−8−ベンジルオキシナフト−1−
オール、 − 4−ベンジルオキシナフト−1−オール、 − 4,8−ジベンジルオキシ−6−メチルナフト−1
−オール、 − 4,8−ジベンジルオキシナフト−1−オール、 − 4−ベンジルオキシ−8−(2−クロロ)エトキシ
ナフト−1−オール、 − 4−ベンジルオキシ−8−イソプロピルオキシナフ
ト−1−オール、 − 4−ベンジルオキシ−8−メトキシナフト−1−オ
ール、 − 4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ナフト
−1−オール、 − 4−(2−ブロモ)エトキシナフト−1−オール、 − 4−(2−ブロモ)エトキシ−5−メトキシナフト
−1−オール、 − 4−(2−ブロモ)エトキシ−8−メトキシナフト
−1−オール、 − 4−(2−クロロ)エトキシナフト−1−オール、 − 4−(2−クロロ)エトキシ−8−メトキシナフト
−1−オール、 − 4−(2−メトキシ)エトキシナフト−1−オー
ル、 − 4−(1,4,7−トリオキサヘプチル)ナフト−
1−オール、 − 4−(1,4,7−トリオキサオクチル)ナフト−
1−オール、 − 4−(1,4,7,10−テトラオキサデシル)ナ
フト−1−オール、 − (4−ヒドロキシ−1−ナフチル)オキシ酢酸、 − 4−メトキシナフト−1−オール、 − 4−メトキシ−5−クロロナフト−1−オール、 − 4−メトキシ−5−クロロ−8−ベンジルオキシナ
フト−1−オール、 − 4,8−ジメトキシ−5−クロロナフト−1−オー
ル、 − 4−メトキシ−5−メチルナフト−1−オール、 − 4−メトキシ−5−ベンジルオキシナフト−1−オ
ール、 − 4−メトキシ−5−ベンジルオキシ−7−メチルナ
フト−1−オール、 − 4−メトキシ−5−ヒドロキシナフト−1−オー
ル、 − 4−メトキシ−5−ヒドロキシ−7−メチルナフト
−1−オール、 − 4−メトキシ−5−イソプロピルオキシナフト−1
−オール、 − 4,5−ジメトキシナフト−1−オール、 − 4,5−ジメトキシ−6−ベンジルオキシナフト−
1−オール、 − 4,5−ジメトキシ−7−メチルナフト−1−オー
ル、 − 4,5−ジメトキシ−8−クロロナフト−1−オー
ル、 − 4−メトキシ−6−メチルナフト−1−オール、 − 4−メトキシ−6−メチル−7−アセチル−8−ヒ
ドロキシナフト−1−オール、 − 4−メトキシ−6,7−ジメチルナフト−1−オー
ル、 − 4−メトキシ−6−メチル−8−ベンジルオキシナ
フト−1−オール、 − 4−メトキシ−6−メチル−8−ヒドロキシナフト
−1−オール、 − 4,8−ジメトキシ−6−メチルナフト−1−オー
ル、 − 4−メトキシ−6−エトキシナフト−1−オール、 − 4−メトキシ−6,7−ジエトキシナフト−1−オ
ール、 − 4−メトキシ−7−メチルナフト−1−オール、 − 4,8−ジメトキシ−7−ベンジルオキシナフト−
1−オール、 − 4−メトキシ−7−エトキシナフト−1−オール、 − 4−メトキシ−8−クロロナフト−1−オール、 − 4−メトキシ−8−メチルナフト−1−オール、 − 4−メトキシ−8−ベンジルオキシナフト−1−オ
ール、 − 4−メトキシ−8−ヒドロキシナフト−1−オー
ル、 − 4−メトキシ−8−イソプロピルオキシナフト−1
−オール、 − 4,8−ジメトキシナフト−1−オール、 − 4−エトキシナフト−1−オール、 − 4−プロピルオキシナフト−1−オール、 − 4−イソプロピルオキシナフト−1−オール、 − 4−ブトキシナフト−1−オール、 − 4−イソブトキシナフト−1−オール、 − 4−sec−ブトキシナフト−1−オール、 − 4−イソアモキシナフト−1−オール、 − 4−ビス(2−クロロイソプロピルオキシ)ナフト
−1−オール、 − 4−シクロヘキシルオキシナフト−1−オール、 − 4−オクチルオキシナフト−1−オール、 − 4−(2−クロロプロポキシ)ナフト−1−オー
ル、 − イソプロピリデン−4,5−ジオキシナフト−1−
オール、 − 5−メトキシナフト−1−オール、 − 5,8−ジメトキシ−6−メチルナフト−1−オー
ル、 − 5,8−ジメトキシ−6,7−ジクロロナフト−1
−オール、 − 5,8−ジメトキシ−7−メチルナフト−1−オー
ル、 − 5,8−ジアセトキシナフト−1−オール、および − 8−メトキシナフト−1−オール。
【0020】本発明による式(I)の化合物としては、 − 4−メトキシナフト−1−オール、 − 4−エトキシナフト−1−オール、 − 4−イソプロピルオキシナフト−1−オール、およ
び − 4,8−ジメトキシナフト−1−オールが特に好ま
しい。
【0021】本発明による式(I)の化合物は、組成物B
1の全重量に対して好ましくは0.001から5重量%
まで、より好ましくは0.01から2重量%まで存在す
る。
【0022】組成物AのpHは、一般的には約3から9ま
での間であり、好ましくは約6から8までの間であり、
さらに好ましくは約7である。
【0023】組成物BのpHは、6以上でなければなら
ず、好ましくは7から11までの間である。
【0024】組成物B1を組成物B2と、好ましくは重量
比で0.5から5までの範囲、さらに好ましくは1から
3までの範囲で混合した結果としての組成物BのpHが6
以上、好ましくは7から11までの間であるように、組
成物B1と組成物B2のpHが調節される。
【0025】組成物A、B1、B2、およびBのpHは、通常
ケラチン繊維を染色するのに用いられる、塩基性化剤ま
たは任意に酸性化剤を用いて、所望の値に調節すること
が可能である。
【0026】塩基性化剤としては、たとえば、アンモニ
ア水、アルカリ炭酸塩、アルカノールアミン、たとえ
ば、モノ−、ジ−、およびトリエタノールアミン、およ
びその誘導体、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、お
よび以下の式(II)の化合物が挙げられる。
【0027】
【化3】
【0028】(式中、Wは、炭素数1から4のアルキル
基またはヒドロキシル基で任意に置換されてもよいプロ
ピレン基であり;R6、R7、R8、およびR9は、同一で
も異なっていてもよく、水素原子または炭素数1から4
のアルキルまたは炭素数1から4のヒドロキシアルキル
基である)。
【0029】酸性化剤としては、たとえば、無機または
有機酸、たとえば、塩酸、オルトリン酸、硫酸、カルボ
ン酸、たとえば酢酸、酒石酸、クエン酸、および乳酸、
およびスルホン酸が挙げられる。
【0030】本発明の特別な実施態様によれば、組成物
B1は、本発明による式(I)の化合物に加えて、1以上
の酸化塩基を含有可能である。
【0031】任意の酸化塩基は、ケラチン繊維を酸化染
色するのに通常使用される酸化塩基から選択され、好ま
しくは、パラ−フェニレンジアミン、ビス(フェニル)
アルキレンジアミン、パラ−アミノフェノール、オルト
−アミノフェノール、およびヘテロ環塩基、およびこれ
らの酸との付加塩から選択される。
【0032】酸化塩基が存在する場合には、好ましく
は、組成物B1の全重量に対して約0.001から7重
量%まで、より好ましくは約0.01から2重量%まで
存在する。
【0033】本発明の方法により使用される組成物B1
はまた、本発明による式(I)の化合物を用いて得られ
る色合いを種々変化させるために、または、色合いをき
らめかせるために、1以上の直接染料および/または1
以上のカップラーを含有可能である。
【0034】本発明による方法において使用される組成
物B1中に使用可能なカップラーは、通常の酸化染色に
おいて使用されるカップラーから選択可能であり、特
に、メタ−フェニレンジアミン、メタ−アミノフェノー
ル、メタ−ジフェノール、およびヘテロ環カップラー、
たとえば、インドール誘導体およびインドレン誘導体、
及びこれらの酸との塩から選択可能である。
【0035】カップラーが存在する場合には、好ましく
は、組成物B1の全重量に対して約0.001から7重
量%まで、より好ましくは約0.01から2重量%まで
存在する。
【0036】本発明の組成物B1中に使用可能なカップ
ラーおよび/または酸化塩基の酸との付加塩が、特に、
塩酸塩、臭酸塩、硫酸塩、酒石酸塩、乳酸塩、および酢
酸塩から選択される。
【0037】上記組成物B2中に存在する酸化剤が、ケ
ラチン繊維の酸化染色用に通常使用される酸化剤から選
択可能であり、たとえば、過酸化水素、過酸化尿素、ヨ
ウ素酸塩および過ヨウ素酸塩、酸化銀等の金属酸化物、
塩化鉄等の金属塩化物、シアン化鉄、アルカリ金属臭酸
塩、過ホウ酸塩、過硫酸塩等の過塩から選択される。過
酸化水素は好ましくは0.03から100容量までの間
(すなわち、0.01から30重量%までの間)、より
好ましくは2から20容量までの間(すなわち、0.6
から6重量%までの間)の濃度で使用される。
【0038】組成物A、組成物B1および組成物B2用の
染料媒体は一般的には、水、または、水と十分には水溶
性ではない化合物を溶解するための少なくとも1つの有
機溶媒との混合物からなる。該有機溶媒としては、たと
えば、炭素数1から4の低級アルカノール、たとえばエ
タノール、およびイソプロパノール;グリセロール;グ
リコール、およびグリコールエーテル、たとえば2−ブ
トキシエタノール、プロピレングリコール、プロピレン
グリコールモノメチルエーテル、およびジエチレングリ
コールモノエチルエーテル、およびモノメチルエーテ
ル;および芳香族アルコール、たとえばベンジルアルコ
ールまたはフェノキシエタノール、およびこれらの混合
物が挙げられる。
【0039】溶媒は、溶媒が含有されている各組成物の
全重量に対して、好ましくは約1から40重量%までの
間、より好ましくは約5から30重量%までの間の比率
で存在可能である。
【0040】本発明による方法において使用される組成
物Aおよび/または組成物B1および/または組成物B2
はまた、髪染色用組成物中に通常使用される添加剤、た
とえば、アニオン、カチオン、非イオン、両性イオン、
または双性イオン界面活性剤、またはこれらの混合物、
アニオン、カチオン、非イオン、両性イオン、または双
性イオンポリマー、またはこれらの混合物、無機または
有機増粘剤、酸化防止剤、浸透剤、香料、バッファ、分
散剤、コンディショナー、たとえばシリコーン、フィル
ム形成剤、防腐剤、および乳白剤も含有可能である。
【0041】いうまでもなく、当業者は、組成物A、組
成物B1および組成物B2の本発明による使用に本質的に
伴った優位な特性が実質的に添加剤によって悪影響を与
えないように、上記任意の添加化合物を選択するのに注
意を払うものである。
【0042】本発明による方法により使用される組成物
Aは、比較的増粘された液体、特にローションまたはシ
ャンプーの形態であってもよい。
【0043】本発明の方法により使用される組成物B1
および組成物B2を使用前に即座に混合することによっ
て得られる組成物Bは、種々の形態、たとえば、液体、
クリーム、ゲル、またはシャンプー、または、ケラチン
繊維、特にヒトの髪に適した他の形態であってもよい。
【0044】本発明の他の主題は、第1区画は、染色に
適した媒体中に、少なくとも1つのマンガン塩および/
または少なくとも1つのマンガン錯体を含有する少なく
とも1つの組成物Aを含有し、第2区画は、染色に適し
た媒体中に、上記式(I)で表わされる少なくとも1つ
の化合物を含有する組成物B1を含有し、第3区画は、
染色に適した媒体中に、少なくとも1つの酸化剤を含有
する組成物B2を含有し、組成物B1を組成物B2と、好
ましくは重量比が0.5から5までの範囲、より好まし
くは7から11までの範囲で混合した結果としての組成
物BのpHが6以上、好ましくは7から11までの間であ
るように、組成物B1と組成物B2のpHが調節されること
を特徴とする、多区画装置または多区画染料キットであ
る。これらの装置は、本出願人による特許、FR−2,5
86,913に記載された装置等の、所望の混合物を髪
に適用可能とする手段とともに装備される。
【0045】本発明を例解する目的で以下に実施例を記
載するが、本発明はこれら実施例に限定されるものでは
ない。
【0046】
【実施例】
染色実施例1 本発明による組成物A、組成物B1および組成物B2を調
製した(g含有量で示す)。
【0047】 組成物A: − ビス−(ヘキサフルオロリン酸)ビス(オクタヒドロ−1,4,7−トリ メチル−1H−1,4,7−トリアジノン−N1,N4,N7)トリ−μ−オキソジ マンガン (マンガン錯体) 0.001g −脱イオン水 合計 100g
【0048】 組成物B1: − 2モルのグリセロールでポリグリセロール化したオレイルアルコール 4.0g − 78%の活性材料(A.M.)を含有する4モルのグリセロールでポリグリ セロール化したオレイルアルコール 5.69g A.M. − オレイン酸 3.0g − ”Akzo”社から”Ethomeen O12”の商品名で販売されている、2モル のエチレンオキシドを含有するオレイルアミン 7.0g − 55%の活性材料(A.M.)を含有するジエチルアミノプロピル=ラウリ ルアミノスクシナマート、ナトリウム塩 3.0g A.M. − オレイルアルコール 5.0g − オレイン酸ジエタノールアミド 12.0g − プロピレングリコール 3.5g − エチルアルコール 7.0g − ジプロピレングリコール 0.5g − プロピレングリコールモノメチルエーテル 9.0g − 35%の活性材料(A.M.)を含有する水溶液としてのメタ重亜硫酸ナト リウム 0.455g A.M. − 酢酸アンモニウム 0.8g − 酸化防止剤、金属イオン封止剤 適量 − 香料、防腐剤 適量 − 30%のアンモニア含有のアンモニア水 10.0g − 4−メトキシナフト−1−オール(0.006モル) 1.04g − 脱イオン水 合計 100.0g
【0049】組成物B2:20容量(20−Volumes)の
過酸化水素溶液(6重量%)。
【0050】組成物Aを、90%白髪含有の天然の髪束
に、処理すべき髪束1gあたり組成物Aを2gの割合で3
0秒間適用し、該髪束をタオルで乾燥した。組成物Bを
得るべく、適用直前に、組成物B1を過酸化水素溶液B2
と当重量で混合した。得られた組成物Bを次いで髪束に
30分間適用した。該髪を濯ぎ、シャンプーで洗浄して
乾燥した。髪束は青い色合いに染まった。
【0051】染色実施例2〜5 本発明による以下の組成物A、組成物B1、および組成物
B2を調製した(g含有量)。
【0052】 組成物A: − ビス−(ヘキサフルオロリン酸)ビス(オクタヒドロ−1,4,7−トリ メチル−1H−1,4,7−トリアジノン−N1,N4,N7)トリ−μ−オキソジ マンガン (マンガン錯体) 0.001g − 脱イオン水 合計 100g
【0053】 組成物B1: −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実施例 2 3 4 5 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 4−メトキシナフト−1−オール 1.04 4−エトキシナフト−1−オール 1.13 4−イソプロピルオキシナフト−1−オール 1.21 4,8−ジメトキシナフト−1−オール 1.22 一般染料サポート (*) (*) (*) (*) 脱イオン水 100g 100g 100g 100g −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (*):一般染料サポート − ベンジルアルコール 10g − 炭素数16から18の脂肪アルコール 8.9g − 炭素数16から18の脂肪アルコールの硫酸エーテルナトリウム 8.9g − 20%アンモニア含有のアンモニア水 pH=10とする量 − 脱イオン水 合計 100g
【0054】組成物B2:20容量の過酸化水素溶液
(6重量%)。
【0055】組成物Aを、90%白髪含有の天然の髪束
に、処理すべき髪束1gあたり組成物Aを2gの割合で3
0秒間適用し、該髪束をタオルで乾燥した。組成物Bを
得るべく、適用直前に、組成物B1を過酸化水素溶液B2
と当重量で混合した。得られた各組成物Bを次いで髪束
に30分間適用した。該髪を濯ぎ、シャンプーで洗浄し
て乾燥した。髪束は以下の色合いに染まった。
【0056】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実施例 得られた色合い −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 2 青色 3 青色 4 青色 5 オレンジ−黄色 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0057】染色実施例6〜8 本発明による以下の組成物A、組成物B1、および組成物
B2を調製した(g含有量)。
【0058】 組成物A: − ビス−(ヘキサフルオロリン酸)ビス(オクタヒドロ−1,4,7−トリ メチル−1H−1,4,7−トリアジノン−N1,N4,N7)トリ−μ−オキソジ マンガン (マンガン錯体) 0.0001g − 脱イオン水 合計 100g
【0059】 組成物B1: −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実施例 6 7 8 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 4−メトキシナフト−1−オール 1.04 1.04 1.04 5−アミノ−2−メチルフェノール 0.369 0.369 p−フェニレンジアミン 0.324 0.324 一般染料サポート (*) (*) (*) 脱イオン水 100g 100g 100g −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (*):一般染料サポート − ベンジルアルコール 10g − 炭素数16から18の脂肪アルコール 8.9g − 炭素数16から18の脂肪アルコールの硫酸エーテルナトリウム 8.9g − 20%アンモニア含有のアンモニア水 pH=10とする量 − 脱イオン水 合計 100g
【0060】組成物B2:20容量の過酸化水素溶液
(6重量%)。
【0061】組成物Aを、90%白髪含有の天然の髪束
に、処理すべき髪束1gあたり組成物Aを2gの割合で3
0秒間適用し、該髪束をタオルで乾燥した。組成物Bを
得るべく、適用直前に、組成物B1を過酸化水素溶液B2
と当重量で混合した。得られた各組成物Bを次いで髪束
に30分間適用した。該髪を濯ぎ、シャンプーで洗浄し
て乾燥した。髪束は以下の色合いに染まった。
【0062】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実施例 得られた色合い −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 6 青色 7 強くて暗い紫色 8 強いナス色 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/13 D06P 3/24 WPIDS(STN)

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケラチン繊維の2段階酸化染色方法であ
    って、 − 第1段階において、染色に適した媒体中に、少なく
    とも1つのマンガン塩および/または少なくとも1つの
    マンガン錯体を含有する少なくとも1つの組成物Aを前
    記ケラチン繊維に適用し、 − 第2段階において、a)染色に適した媒体中に、少
    なくとも1つの式: 【化1】 (式中、R1は、ハロゲン原子;ベンジル基;ベンジル
    オキシ基;1以上のハロゲン原子で置換されてもよい、
    および/または、1以上のヘテロ原子が介在してもよ
    い、直鎖または分岐または環状のC1−C29アルコキシ
    基;C1−C29アシルオキシ基;またはC1−C29アルコ
    キシカルボキシル基を示し;R2、R3、R4、およびR5
    は、同一でも異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン
    原子、ヒドロキシル基、直鎖または分岐のC1−C29ア
    ルキル基、直鎖または分岐のC1−C29アルコキシ基、
    アシル基、またはベンジルオキシ基を示す)で表わされ
    る4−置換1−ナフトールを含有する組成物B1と、b)
    染色に適した媒体中に、少なくとも1つの酸化剤を含有
    する組成物B2とを即座に混合することによって得られ
    た、pH6以上の少なくとも1つの組成物Bを前記ケラチ
    ン繊維に適用することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 組成物Aの適用が行われてから、中間の
    タオル乾燥および/または濯ぎ工程の後、組成物Bの適
    用が行われることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 組成物Aがケラチン繊維に5秒から10
    分までの間の時間で適用され、組成物Bがケラチン繊維
    に30秒から45分までの間の時間で適用されることを
    特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 組成物Aがケラチン繊維に30秒から5
    分までの間の時間で適用され、組成物Bがケラチン繊維
    に3分から30分までの間の時間で適用されることを特
    徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 マンガン塩は本質的な酸化活性を有さ
    ず、酸化度が2または3であることを特徴とする、請求
    項1ないし4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 マンガン塩が、有機または無機、水溶性
    マンガン塩から選択されることを特徴とする、請求項5
    に記載の方法。
  7. 【請求項7】 マンガン塩が、二塩化マンガン、三塩化
    マンガン、硫酸マンガン、硝酸マンガン、二酢酸マンガ
    ン、炭酸マンガン、炭酸二水素マンガン、アセチルアセ
    トン酸マンガン、三酢酸マンガン、乳酸マンガン、ギ酸
    マンガン、アセチルメチオン酸マンガン、およびグルコ
    ン酸マンガン、およびマンガン錯体、およびこれらの水
    和物から選択されることを特徴とする、請求項6に記載
    の方法。
  8. 【請求項8】 マンガン錯体は本質的な酸化活性を有さ
    ず、酸化度が4であることを特徴とする、請求項1ない
    し4のいずれか1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 マンガン錯体が、ビス(ヘキサフルオロ
    リン酸)ビス(オクタヒドロ−1,4,7−トリメチル
    −1H−1,4,7−トリアジノン−N1,N4,N7)ト
    リ−μ−オキソジマンガンであることを特徴とする、請
    求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 マンガン塩および/またはマンガン錯
    体がマンガン組成物Aの全重量に対して、金属当量で、
    0.0001から1重量%までの間で存在することを特
    徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の方
    法。
  11. 【請求項11】 式(I)の化合物が、 − 4−ベンジルナフト−1−オール、 − 4−クロロナフト−1−オール、 − 4−クロロ−5,8−ジメトキシ−6−メチルナフ
    ト−1−オール、 − 4−クロロ−5,8−ジメトキシナフト−1−オー
    ル、 − 4−アセトキシ−5−クロロ−6−メチル−7−ア
    セチル−8−ヒドロキシナフト−1−オール、 − 4−アセトキシ−6−メチル−7−アセチル−8−
    ヒドロキシナフト−1−オール、 − 4−アセトキシ−8−ベンジルオキシナフト−1−
    オール、 − 4−ベンジルオキシナフト−1−オール、 − 4,8−ジベンジルオキシ−6−メチルナフト−1
    −オール、 − 4,8−ジベンジルオキシナフト−1−オール、 − 4−ベンジルオキシ−8−(2−クロロ)エトキシ
    ナフト−1−オール、 − 4−ベンジルオキシ−8−イソプロピルオキシナフ
    ト−1−オール、 − 4−ベンジルオキシ−8−メトキシナフト−1−オ
    ール、 − 4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ナフト
    −1−オール、 − 4−(2−ブロモ)エトキシナフト−1−オール、 − 4−(2−ブロモ)エトキシ−5−メトキシナフト
    −1−オール、 − 4−(2−ブロモ)エトキシ−8−メトキシナフト
    −1−オール、 − 4−(2−クロロ)エトキシナフト−1−オール、 − 4−(2−クロロ)エトキシ−8−メトキシナフト
    −1−オール、 − 4−(2−メトキシ)エトキシナフト−1−オー
    ル、 − 4−(1,4,7−トリオキサヘプチル)ナフト−
    1−オール、 − 4−(1,4,7−トリオキサオクチル)ナフト−
    1−オール、 − 4−(1,4,7,10−テトラオキサデシル)ナ
    フト−1−オール、 − (4−ヒドロキシ−1−ナフチル)オキシ酢酸、 − 4−メトキシナフト−1−オール、 − 4−メトキシ−5−クロロナフト−1−オール、 − 4−メトキシ−5−クロロ−8−ベンジルオキシナ
    フト−1−オール、 − 4,8−ジメトキシ−5−クロロナフト−1−オー
    ル、 − 4−メトキシ−5−メチルナフト−1−オール、 − 4−メトキシ−5−ベンジルオキシナフト−1−オ
    ール、 − 4−メトキシ−5−ベンジルオキシ−7−メチルナ
    フト−1−オール、 − 4−メトキシ−5−ヒドロキシナフト−1−オー
    ル、 − 4−メトキシ−5−ヒドロキシ−7−メチルナフト
    −1−オール、 − 4−メトキシ−5−イソプロピルオキシナフト−1
    −オール、 − 4,5−ジメトキシナフト−1−オール、 − 4,5−ジメトキシ−6−ベンジルオキシナフト−
    1−オール、 − 4,5−ジメトキシ−7−メチルナフト−1−オー
    ル、 − 4,5−ジメトキシ−8−クロロナフト−1−オー
    ル、 − 4−メトキシ−6−メチルナフト−1−オール、 − 4−メトキシ−6−メチル−7−アセチル−8−ヒ
    ドロキシナフト−1−オール、 − 4−メトキシ−6,7−ジメチルナフト−1−オー
    ル、 − 4−メトキシ−6−メチル−8−ベンジルオキシナ
    フト−1−オール、 − 4−メトキシ−6−メチル−8−ヒドロキシナフト
    −1−オール、 − 4,8−ジメトキシ−6−メチルナフト−1−オー
    ル、 − 4−メトキシ−6−エトキシナフト−1−オール、 − 4−メトキシ−6,7−ジエトキシナフト−1−オ
    ール、 − 4−メトキシ−7−メチルナフト−1−オール、 − 4,8−ジメトキシ−7−ベンジルオキシナフト−
    1−オール、 − 4−メトキシ−7−エトキシナフト−1−オール、 − 4−メトキシ−8−クロロナフト−1−オール、 − 4−メトキシ−8−メチルナフト−1−オール、 − 4−メトキシ−8−ベンジルオキシナフト−1−オ
    ール、 − 4−メトキシ−8−ヒドロキシナフト−1−オー
    ル、 − 4−メトキシ−8−イソプロピルオキシナフト−1
    −オール、 − 4,8−ジメトキシナフト−1−オール、 − 4−エトキシナフト−1−オール、 − 4−プロピルオキシナフト−1−オール、 − 4−イソプロピルオキシナフト−1−オール、 − 4−ブトキシナフト−1−オール、 − 4−イソブトキシナフト−1−オール、 − 4−sec−ブトキシナフト−1−オール、 − 4−イソアモキシナフト−1−オール、 − 4−ビス(2−クロロイソプロピルオキシ)ナフト
    −1−オール、 − 4−シクロヘキシルオキシナフト−1−オール、 − 4−オクチルオキシナフト−1−オール、 − 4−(2−クロロプロポキシ)ナフト−1−オー
    ル、 − イソプロピリデン−4,5−ジオキシナフト−1−
    オール、 − 5−メトキシナフト−1−オール、 − 5,8−ジメトキシ−6−メチルナフト−1−オー
    ル、 − 5,8−ジメトキシ−6,7−ジクロロナフト−1
    −オール、 − 5,8−ジメトキシ−7−メチルナフト−1−オー
    ル、 − 5,8−ジアセトキシナフト−1−オール、および − 8−メトキシナフト−1−オールから選択されるこ
    とを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記
    載の方法。
  12. 【請求項12】 式(I)の化合物が、 − 4−メトキシナフト−1−オール、 − 4−エトキシナフト−1−オール、 − 4−イソプロピルオキシナフト−1−オール、およ
    び − 4,8−ジメトキシナフト−1−オールから選択さ
    れることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 式(I)の化合物が、組成物B1の全重
    量に対して0.001から5重量%まで存在することを
    特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載の
    方法。
  14. 【請求項14】 組成物AのpHが3から9までの間であ
    ることを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1項
    に記載の方法。
  15. 【請求項15】 組成物BのpHが6以上であることを特
    徴とする請求項1ないし14のいずれか1項に記載の方
    法。
  16. 【請求項16】 組成物B1が1以上の酸化塩基および
    /または1以上のカップラーおよび/または1以上の直
    接染料を含有することを特徴とする請求項1ないし15
    のいずれか1項に記載の方法。
  17. 【請求項17】 組成物B1中に使用可能なカップラー
    および/または酸化塩基の酸との付加塩が、塩酸塩、臭
    酸塩、硫酸塩、酒石酸塩、乳酸塩、および酢酸塩から選
    択されることを特徴とする請求項1ないし16のいずれ
    か1項に記載の方法。
  18. 【請求項18】 組成物B2中に存在する酸化剤が、過
    酸化水素、過酸化尿素、ヨウ素酸塩および過ヨウ素酸
    塩、金属酸化物、金属塩化物、シアン化鉄、アルカリ金
    属臭酸塩、過ホウ酸塩、過硫酸塩、および過塩から選択
    されることを特徴とする請求項1ないし17のいずれか
    1項に記載の方法。
  19. 【請求項19】 酸化剤が、過酸化水素であることを特
    徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 染料媒体が、水、または、水と炭素数
    1から4の低級アルカノール、グリセロール、グリコー
    ル、およびグリコールエーテル、芳香族アルコール、お
    よびこれらの混合物から選択された少なくとも1つの有
    機溶媒との混合物からなることを特徴とする請求項1な
    いし19のいずれか1項に記載の方法。
  21. 【請求項21】 第1区画は、染色に適した媒体中に、
    少なくとも1つのマンガン塩および/または少なくとも
    1つのマンガン錯体を含有する少なくとも1つの組成物
    Aを含有し、第2区画は、染色に適した媒体中に、請求
    項1、11、および12のいずれか1項で定義した式
    (I)で表わされる少なくとも1つの化合物を含有する
    組成物B1を含有し、第3区画は、染色に適した媒体中
    に、少なくとも1つの酸化剤を含有する組成物B2を含
    有し、組成物B1を組成物B2と重量比、0.5から5ま
    での範囲で混合した結果としての組成物BのpHが6以上
    であるように、組成物B1と組成物B2のpHが調節される
    ことを特徴とする、多区画染料キット。
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