JP2989111B2 - 端部において両面テープの保持力を高めたモール - Google Patents
端部において両面テープの保持力を高めたモールInfo
- Publication number
- JP2989111B2 JP2989111B2 JP6332231A JP33223194A JP2989111B2 JP 2989111 B2 JP2989111 B2 JP 2989111B2 JP 6332231 A JP6332231 A JP 6332231A JP 33223194 A JP33223194 A JP 33223194A JP 2989111 B2 JP2989111 B2 JP 2989111B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rib
- molding
- sided tape
- double
- surface portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Description
取付けられるモールに関する。
付けられるモールMは、塗装の保護及び自動車車体の装
飾等を目的として自動車Cの車体側面Bに取付けられる
ものである。モールMは、射出成形法により製造される
ことが多い。もっとも、ブロー成形法や押出成形法によ
ってもモールを製造できるが、三次元造形性及び経済性
を考慮すると、射出成形法が望ましい。このようなモー
ルMは、両面テープを利用して車体側面Bに固定され
る。射出成形法を採用する場合、モールMの表面に、ひ
け・皺・ソリが生じないようにその肉厚は一定でなけれ
ばならない。また、モールMは車体側面Bに対して強固
に固定されなければならないので、両面テープとの間の
接着面積をできるだけ大きくすることが必要である。
Mを示している。このモールMは、裏面側縁に沿って複
数のリブ50が形成されたものである。リブ50の頂部
で長手方向に延びる装着面52には両面テープ54が貼
られており、その両面テープ54の剥離紙56を剥が
し、両面テープ54の接着力によりモールMを車体側面
に装着するようになっている。
モールMは、車体側面Bへの装着時に、両面テープ54
がモールMのリブ50から剥がれやすいという欠点があ
る。すなわち、図8に示されるように、モールMを車体
側面へ装着しようとして剥離紙56を剥がすと、剥離紙
56だけでなく両面テープ54それ自体もリブ50から
剥がれてしまうことがある。すなわち、剥がし用テープ
60を引っ張って剥離紙56を剥がそうとすると、両面
テープ54それ自体がリブ50から剥がれてしまう。こ
のような不具合が生じると、粘着性のある両面テープ5
4の処理に困り、モール装着の作業効率が非常に悪くな
る。
56を剥がす始点となるリブ50の端部に両面テープ5
4を強固に接着させておけばよく、そうすれば、作業現
場で剥離紙56を剥がすときにも、両面テープ54それ
自体がモールMから剥がれることを防止することができ
ることになる。
方向に延びる装飾面部分と、該装飾面部分の裏面に沿っ
て形成されたリブを有してなり、前記リブの頂部で長手
方向に延びる装着面が両面テープを介して車体側面に対
する取付け面となっている長尺状のモールにおいて、リ
ブの端部形状を工夫することにより前記課題を解決し
た。
端部に、該リブの幅全体に延び且つ前記装飾面部分の裏
面から離れる方向に突出する起立壁を設け、該起立壁を
両面テープの保持接着面としたモール、又は、前記リブ
の長手方向端部の高さが、前記装飾面部分の裏面と同一
高さになるまで長手方向に沿って次第に減少しているモ
ールにより、前記課題を解決した。
の装着面に予め接着される。リブの長手方向端部に、リ
ブの幅全体に延び且つ前記装飾面部分の裏面から離れる
方向に突出する起立壁を設け、該起立壁を両面テープの
保持接着面としたものでは、リブの装着面に加えて両面
テープ保持接着面に両面テープが強固に接着される。ま
た、リブの長手方向端部の高さが、前記装飾面部分の裏
面と同一高さになるまで長手方向に沿って次第に減少し
ているものでは、装飾面部分の裏面の一部に両面テープ
が強固に接着される。
面テープとモールとの間に大きな接着力が作用し、剥離
紙に伴って両面テープ自体がリブから剥がれにくくな
り、両面テープをリブに確実に保持させておくことがで
きる。
ために参考となるモールの図面を示している。
を有してなる。装飾面部分12は長尺状であり、その断
面が略々C字状である。リブ14は、装飾面部分12の
裏面から離れる方向に突出している。また、リブ14
は、長手方向に延びているが、その全長は装飾面部分1
2より短い。リブ14の数は、装飾面部分12の両側縁
でそれぞれ2つずつであるが、それぞれ1又は3以上で
あってよい。
両端)において、装着面16同士を面一でつなぐ平板2
0を一体的に有する。平板20の厚みは、リブ14の厚
みと略々同じある。この平板20の表面が両面テープ3
0の保持接着面21として機能する。
れたテープ母材32と、その一方又は両方の面に貼着さ
れた剥離紙34を有してなる。リブ14の装着面16に
は、予め両面テープ30が貼着されている。図2に示さ
れるように、参考例のモール10では、リブ14の端部
において、両面テープ30が装着面16に加えて保持接
着面21にも貼着される。両面テープ30の幅と保持接
着面21の幅は同じになっている。従って、両面テープ
30とモール10の接着面積は、従来のものと比べて格
段に増大する。図2のように、剥がし用テープ36を摘
んで剥離紙34を剥がしても、両面テープ30のテープ
母材32はモール10に保持され、両面テープ30自体
が剥離紙34とともに剥がれることを防止できる。一般
的にテープ母材32と剥離紙34との間の接着力は小さ
くされているから、異常な剥がし方をしない限り、両面
テープ30がモール10から剥がれるようなことはな
い。
3のように、車体側面38に装着される。同図のモール
10は、両面テープ30の他にクリップ40を併用した
ものである。両面テープ30の接着力及びクリップ40
の保持力により、モール10は車体側面38に固定され
る。
実施例を示している。本実施例のモール10aは、参考
例のものとは、リブ端部において両面テープ接着面を確
保する構成において異なる。なお、本実施例のように、
リブが3つ形成される場合もある。
は両端)において、装飾面部分12aの裏面から離れる
方向に突出する起立壁22を有する。起立壁22は、3
つのリブ14a,14a,14aと同じ高さであり、3
つのリブ14a,14a,14aと連続している。起立
壁22の厚みは、装飾面部分12a及びリブ14aの厚
みと略々同じある。この起立壁22の起立面24が両面
テープ30aの保持接着面として機能する。もっとも、
起立壁22の先端面26も補助的に両面テープ30aの
保持接着面として機能する。
において、両面テープ30aが起立面24、すなわち、
保持接着面に貼着される。両面テープ30aの幅と保持
接着面24,26の幅は同じになっており、両面テープ
30aとモール10aの接着面積は、従来のものと比べ
て格段に増大する。
施例を示している。本実施例のモール10bは、第1実
施例と類似の構成である。
は両端)において、装飾面部分12bの裏面から離れる
方向に突出する起立壁23を有する。起立壁23は、2
つのリブ14b,14bと同じ高さである。ただし、起
立壁23は、2つのリブ14b,14bと連続していな
い。起立壁23の厚みは、装飾面部分12b及びリブ1
4bの厚みと略々同じある。この起立壁23の起立面2
5が両面テープ30bの保持接着面として機能する。も
っとも、起立壁23の先端面27も補助的に両面テープ
30bの保持接着面として機能する。本実施例のモール
10bも、第1実施例のものと同様に、リブ14bの端
部において、両面テープ30bが起立面25、すなわ
ち、保持接着面に貼着される。両面テープ30bの幅と
保持接着面25,27の幅は同じになっており、両面テ
ープ30bとモール10bの接着面積は、従来のものと
比べて格段に増大する。
実施例を示している。本実施例のモール10cは、リブ
14c,14cの端部高さが徐々に低くなって、ついに
装飾面部分の裏面と同一高さになる構成を有する。
沿って貼着すると、その両面テープ30cはリブ14
c,14cの高さが装飾面部分の裏面と同一高さになっ
たところから装飾面部分12cの裏面に接着する。本実
施例のモール10cでは、両面テープ30cの端部がそ
の全面でモール10cに貼着されるので、両面テープ3
0cとモール10cの接着面積は、従来のものと比べて
格段に増大する。
飾面部分12cの裏面が滑らかに連続するように、正弦
曲線又は余弦曲線を利用してリブ14c,14cを曲線
状に変化させているが、リブ14c,14cの端部が直
線状に傾斜したもの、或いは、円弧状に高さが減少する
ものであってもよい。
面テープとモールとの接着力が増強され、モールを車体
側面に装着する時に、剥離紙を剥がしても、その剥離紙
に伴って両面テープ自体がリブから剥がれにくくなり、
両面テープをリブに確実に保持させておくことができ
る。
の斜視図。
図。
Claims (2)
- 【請求項1】 長手方向に延びる装飾面部分と、該装飾
面部分の裏面に沿って形成されたリブを有してなり、前
記リブの頂部で長手方向に延びる装着面が両面テープを
介して車体側面に対する取付け面となっている長尺状の
モールにおいて、 前記リブの長手方向端部に、該リブの幅全体に延び且つ
前記装飾面部分の裏面から離れる方向に突出する起立壁
を設け、該起立壁を両面テープの保持接着面としたこと
を特徴とする、 モール。 - 【請求項2】 長手方向に延びる装飾面部分と、該装飾
面部分の裏面に沿って形成されたリブを有してなり、前
記リブの頂部で長手方向に延びる装着面が両面テープを
介して車体側面に対する取付け面となっている長尺状の
モールにおいて、 前記リブの長手方向端部の高さが、前記装飾面部分の裏
面と同一高さになるまで長手方向に沿って次第に減少し
ていることを特徴とする、 モール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6332231A JP2989111B2 (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 端部において両面テープの保持力を高めたモール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6332231A JP2989111B2 (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 端部において両面テープの保持力を高めたモール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08164802A JPH08164802A (ja) | 1996-06-25 |
JP2989111B2 true JP2989111B2 (ja) | 1999-12-13 |
Family
ID=18252646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6332231A Expired - Lifetime JP2989111B2 (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 端部において両面テープの保持力を高めたモール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2989111B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62157655U (ja) * | 1986-03-31 | 1987-10-06 | ||
JPS62194159U (ja) * | 1986-06-02 | 1987-12-10 |
-
1994
- 1994-12-13 JP JP6332231A patent/JP2989111B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08164802A (ja) | 1996-06-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3640912B2 (ja) | バンパスポイラ、及びその取付構造 | |
JPH1181613A (ja) | 板材の取り付け具 | |
AU758023B2 (en) | Joiner for vertical joint for external wall members | |
JP2989111B2 (ja) | 端部において両面テープの保持力を高めたモール | |
CA3096147C (en) | Vehicle rear wing structure | |
JP2004306741A (ja) | 車両用内装材 | |
JP3100004U (ja) | 隅部の下地材 | |
JPH0535024Y2 (ja) | ||
EP4079611B1 (en) | Vehicle rear wing structure | |
JP3910238B2 (ja) | 中空成形品の製造方法 | |
JP2582633B2 (ja) | 自動車の窓用モールディングの係止クリップ | |
JP2524232Y2 (ja) | 内外装部材の仮止め金具 | |
JPH09235875A (ja) | 型 枠 | |
JPH0640032Y2 (ja) | 自動車用モールの端末構造 | |
JPH0410094Y2 (ja) | ||
JP4751546B2 (ja) | 自動車部品取付用部材 | |
JP3246115B2 (ja) | モール構造 | |
JP3398802B2 (ja) | ルーフモールの取付構造 | |
JPH0313398Y2 (ja) | ||
JP3292053B2 (ja) | 自動車用サイドモール | |
JPS5823727Y2 (ja) | 保護カバ−付きモ−ルディング | |
US20040024378A1 (en) | Adhesive tape | |
JP3341384B2 (ja) | モール構造 | |
JP4416886B2 (ja) | 化粧棚 | |
JP3088711U (ja) | 自動車のタイヤハウス用縁材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071008 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081008 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091008 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101008 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111008 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121008 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121008 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131008 Year of fee payment: 14 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |