JP2988341B2 - カラー印刷装置 - Google Patents

カラー印刷装置

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JP2988341B2
JP2988341B2 JP7271508A JP27150895A JP2988341B2 JP 2988341 B2 JP2988341 B2 JP 2988341B2 JP 7271508 A JP7271508 A JP 7271508A JP 27150895 A JP27150895 A JP 27150895A JP 2988341 B2 JP2988341 B2 JP 2988341B2
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一隆 大塚
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KASHIO KEISANKI KK
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KASHIO DENSHI KOGYO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真方式を用い
た印刷装置に係り、特に少ない数の高圧ユニットを用い
てカラー印刷を行うカラー印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷装置として、例えばホストコンピュ
ータに接続したプリンタ装置が知られている。このよう
な印刷装置の中で電子写真方式を用いたプリンタ装置
は、インクジェット方式や熱転写方式等の方式に比べ、
印字品質が優れている。この為、電子写真方式を用いた
プリンタ装置は、カラー印刷用としても広く用いられて
いる。
【0003】電子写真方式を使用するカラー印刷装置
は、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)色
のトナーを収納した3個の現像ユニットを順次配設し、
例えばホストコンピュータから出力された印刷情報から
上述の3色の印刷データを分離し、メモリに記憶した
後、各印刷データをメモリから読み出し、対応する現像
ユニットの印刷ヘッド(印刷部)に出力する。そして、
予め帯電器により一定の電荷が付与された感光体ドラム
の感光面に静電潜像を形成すると共に、所定のバイアス
電圧が印加された現像ロールによって感光面に対応する
色のトナー画像を形成し、順次各色のトナー像を記録紙
に転写する。その後、熱定着器で記録紙のトナー像を溶
融し、記録紙上に減法混色の原理に基づくカラー印刷画
像を作成する。
【0004】このような構成のカラー印刷装置におい
て、各現像ユニット内の帯電器、及び現像ロールには個
別に専用の高圧ユニットが接続されている。そして、各
高圧ユニット毎に個別に接続する帯電器に帯電用高電圧
を付与し、現像ロールに所定のバイアス電圧を付与して
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
電子写真方式を用いたカラー印刷装置では、各色毎にプ
ロセス処理のシーケンスタイミングが異なるので、各現
像ユニット内の帯電器、及び現像ロールに対して個別に
電圧ユニットを設け、帯電用高電圧や所定のバイアス電
圧を付与していた為、多くの高圧ユニットを使用してい
た。
【0006】この為、従来のカラー印刷装置では、多く
の高圧ユニットを装置内に配設する為、広いスペースが
必要であり、装置の大型化やコストアップの原因になっ
ていた。
【0007】これを改善するために、全ての色の画像プ
ロセスにおいて共通の高圧電源を用い、高圧ユニットの
単一化を図る提案がなされている。一方、昨今のカラー
印刷の普及が目覚ましいとは言え、一般のオフィス事務
においてフルカラーの印刷が頻繁に必要になるというこ
とは未だそれほど多くはない。この為、カラー印刷だけ
ではなくモノクロ印刷モードでの印刷機能をも兼ね備え
たカラー印刷装置が提案されてきている。
【0008】この様な複数モードカラー印刷装置では、
モノクロ印刷モードとカラー印刷モードの利用比率は、
経済的な面から見ても特別な場合を除いてモノクロ印刷
モードの方が多くなるはずである。
【0009】もしこの様な状況で、複数モードカラー印
刷装置のイエロー(Y)・マゼンダ(M)・シアン
(C)・ブラック(BK)各色のプロセス用高圧電源を
単一化した場合、BKプロセスだけを利用するモノクロ
モード時においてもY、M、Cのプロセス処理部に高圧
が供給されることになり、高圧電源の無駄な負荷が大き
くなり高圧電源の寿命が短くなると共に、印刷モードに
よって利用されないプロセス処理部の帯電装置や現像装
置も消耗することになる。
【0010】本願発明の課題は、色別に複数のプロセス
処理部を有する電子写真カラー画像形成装置において、
高圧電源を全て共通化し単一構成にすることが有利な構
成でありながら、カラーモードとモノクロモードの2種
の印刷モードを備える装置の場合、カラー用とモノクロ
用とで高圧電源を夫々分離独立して利用可能に構成し、
高圧電源やプロセス処理部の寿命を長期化することが出
来るようにしたことを特徴とする電子写真カラー画像形
成装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
する為、モノクロ印刷モードと、少なくてもイエロー、
マゼンダ、シアン色を合成して印刷するカラー印刷モー
ドとを備え、各色毎にプロセス処理のタイミングが異な
る複数の画像形成プロセス処理部を備えた電子写真方式
のカラー印刷装置において、モノクロ印刷の画像形成プ
ロセス専用に用いる高圧電源と、イエロー、マゼンダ、
シアンの各色の画像形成プロセスに共通に用いる高圧電
源とを別個に備えたカラー印刷装置を提供することによ
り達成できる。
【0012】このように構成することで、カラー印刷の
為に従来必要であったイエロー(Y)、マゼンダ
(M)、シアン(C)の各現像ユニット内の帯電器や現
像ロール駆動用の高圧ユニットを単一の高圧ユニットで
構成できる。この為、カラー印刷装置の大型化を防止で
きると共に、装置のコストアップを防止できる。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した一実施形
態について図面を用いて説明する。図1は、本実施形態
の説明に使用するカラー印刷装置の概略構成図である。
【0018】本実施形態で使用するカラー印刷装置は、
所謂タンデム方式のカラー印刷装置であり、用紙供給/
搬送機構1、画像形成部2、定着器3で構成されてい
る。用紙供給/搬送機構1は、記録紙Pを積載収納した
給紙カセット4、及び用紙搬送系5で構成されている。
用紙搬送系5は用紙搬送経路6に沿って記録紙Pを搬送
する為の搬送ローラ7、画像形成部2内で記録紙Pを矢
印方向に送る為の搬送ベルト8、この搬送ベルト8を回
動する為の駆動ローラ9a、9b、搬送ベルト8の回動
を保持する従動ローラ10a〜10cで構成されてい
る。給紙カセット4から不図示の給紙コロの駆動により
用紙搬送経路6に搬出された記録紙Pは、搬送ローラ7
の回動により搬送ベルト8に導かれ、以後搬送ベルト8
の矢印方向への回動により画像形成部2内を搬送され
る。この間、各画像形成ユニット11〜14によってト
ナー転写が行われ、記録紙Pにカラー転写が成された
後、定着器3によって熱定着処理を施し、機外に搬出さ
れる。尚、定着器3は熱ロール3aと圧接ロール3bで
構成され、記録紙Pが熱ロール3aと圧接ロール3b間
を挟持搬送される間、記録紙Pに転写されたカラートナ
ーは溶融して記録紙Pに印刷される。
【0019】一方、画像形成部2はイエロー(Y)、マ
ゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の4個
の画像形成ユニットで構成されている。イエロー
(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)は、減法混色に
よりカラー印刷を行う画像形成ユニットであり、ブラッ
ク(BK)の画像形成ユニットはモノクロ印刷に使用す
る画像形成ユニットである。尚、各画像形成ユニットは
記録紙Pの搬送方向に沿って、シアン用の画像形成ユニ
ット11、マゼンダ用の画像形成ユニット12、イエロ
ー用の画像形成ユニット13、ブラック用の画像形成ユ
ニット14が順次配設されている。
【0020】各画像形成ユニット11〜14は、現像容
器に収納された現像剤(の色)を除き、全く同じ構成で
あり、感光体ドラム15の周面近傍に帯電器16、印字
ヘッド17、現像器18、転写器19を順次配置する構
成である。
【0021】図2は現像ユニットの詳しい構成を説明す
る図であり、4個の画像形成ユニット11〜14を代表
してシアン用の画像形成ユニット11を例にして構成を
説明する。感光体ドラム15は、その周面が例えば有機
光導電性材料で構成され、感光体ドラム15の周面近傍
には上述のように、帯電器16、印字ヘッド17、現像
ロール18’(現像器18)、転写器19が順次配設さ
れている。感光体ドラム15は回転軸15’を中心に矢
印方向に回動し、先ず帯電器16からの電荷付与によ
り、感光体ドラム15の周面は一様に帯電する。次に、
印字ヘッド17から印字情報に基づく光書き込みによ
り、感光体ドラム15の周面に静電潜像が形成され、現
像ロール18’による現像処理によりトナー像を形成す
る。この時、感光体ドラム15の周面に形成するトナー
像は、現像容器18に収納したシアン(C)色のトナー
による。そして、このようにして感光体ドラム15の周
面に形成されたトナー像は、感光体ドラム15の矢印方
向の回動に伴って転写部Cに達し、転写器19によって
搬送ベルト8上を搬送される記録紙Pに転写される。
【0022】記録紙Pの上面に転写されたトナー像は、
搬送ベルト8の移動と共に矢印方向に搬送され、上述と
同様の構成の他の画像形成ユニット12、13によっ
て、マゼンダ(M)、イエロー(Y)のトナーが順次転
写され、減法混色によるカラー印刷が行われる。例え
ば、印刷画像が青色であれば、減法混色の原理に基づき
画像形成ユニット11からシアン(C)色のトナーを記
録紙Pに転写した後、画像形成ユニット12からマゼン
ダ(M)色のトナーを記録紙Pに転写し、青色画像を実
現する。また、例えば、印刷画像が赤色であれば、現像
ユニット12からマゼンダ(M)色のトナーを記録紙P
に転写した後、画像形成ユニット13からイエロー
(Y)色のトナーを記録紙Pに転写し、赤色画像を実現
する。
【0023】尚、図1において、画像形成ユニット11
〜14を構成する感光体ドラム15、帯電器16、印字
ヘッド17、現像容器18、転写ロール19の各部材番
号は、例えばシアン用の画像形成ユニット11であれ
ば、感光体ドラム15C、帯電器16C、印字ヘッド1
7C、現像容器18C、転写器19Cとして示し、例え
ばマゼンダ用の画像形成ユニット12であれば、感光体
ドラム15M、帯電器16M、印字ヘッド17M、現像
容器18M、転写器19Mとして示す。
【0024】図3は上述の各画像形成ユニット11〜1
4に高電圧を供給するシステム構成図であり、各画像形
成ユニット11〜14内の帯電器16C〜16BK、及
び現像ロール18C’〜18BK’に駆動電圧を供給す
る構成である。具体的には、制御回路21の制御に従っ
て、高圧ユニット22は画像形成ユニット11〜14内
の帯電器16C〜16Y、及び現像ロール18C’〜1
8Y’に駆動電圧を供給し、高圧ユニット23はブラッ
ク(BK)の現像ロール14内の帯電器16BK、及び
現像ロール18BK’に駆動電圧を供給する構成であ
る。すなわち、このように構成することで、従来各画像
形成ユニット11〜13毎に3個必要であった高圧ユニ
ットを1個の高圧ユニット22で賄うものであり、ブラ
ック(BK)用の画像形成ユニット14に高電圧を供給
する高圧ユニット23と合わせても2個の高圧ユニット
で構成できるものである。
【0025】以上の構成のカラー印刷装置において、以
下にその処理動作を説明する。先ず、モノクロ印刷の場
合、ホストコンピュータから出力される印刷データを印
刷装置(プリンタ装置)内の不図示のI/Fコントロー
ラ(制御回路)によってビットマップデータに変換し、
記録紙Pの1ページ分の印刷データをメモリに記憶す
る。その後、メモリから印刷データを順次読み出し、印
字ヘッド17BKから感光体ドラム15BKに光書き込
み行い、前述のように感光体ドラム15BKに静電潜像
を形成した後、現像処理を施し、転写器19BKによっ
て記録紙Pに印刷画像を転写する。その後、定着器3で
熱定着処理を行った後、記録紙Pを機外に排出してモノ
クロ印刷処理を終了する。
【0026】尚、上述のモノクロ印刷処理においては、
画像形成処理の間、高圧ユニット22から帯電器16B
Kに対し一定の高電圧を印加し、現像ロール18BK’
に対し所定のバイアス電圧を印加し、感光体ドラム15
BKに静電潜像を形成すると共に、感光体ドラム15B
Kに形成した静電潜像を現像する。
【0027】次に、カラー印刷の場合について説明す
る。この場合、ホストコンピュータから出力する印刷デ
ータを印刷装置内のI/Fコントローラ(制御回路)に
出力すると、I/Fコントローラは印刷データからイエ
ロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の印刷デー
タを作成し、各色の印刷データを対応するメモリに記憶
する。その後、メモリから各色の印刷データを読み出
し、イエロー(Y)の印刷データは印字ヘッド17Yに
出力され、感光体ドラム15Yに光書き込み行い、マゼ
ンダ(M)の印刷データは印字ヘッド17Mに出力さ
れ、感光体ドラム15Mに光書き込み行い、シアン
(C)の印刷データは印字ヘッド17Cに出力され、感
光体ドラム15Cに光書き込み行い、それぞれ感光体ド
ラム15Y、15M、15Cに対応する色の印刷データ
に基づく静電潜像を形成する。そして、それぞれの現像
ロール18Y’、18M’、18C’によって現像処理
を施し、転写部において記録紙に順次トナー画像を転写
する。すなわち、最初にシアン(C)色のトナーを転写
し、次にマゼンダ(M)色のトナーを転写し、最後にイ
エロー(Y)色のトナーを転写する。
【0028】上述のようにして記録紙上に順次転写され
たイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)色の
トナーは、定着器3による熱で溶融し、所望の色を有す
る印刷画像となり機外に排出され、カラー印刷処理を終
了する。
【0029】また、上述の画像形成処理の間、帯電器1
6C、16M、16Yには高圧ユニット22から所定の
高電圧が印加され、同一のタイミングで帯電器16C、
16M、16Yは対応する感光体ドラム15C、15
M、15Yに一定の電荷を付与している。また、現像ロ
ール18Y’、18M’、18C’にも高圧ユニット2
2から同一のタイミングでバイアス電圧が印加され、対
応する感光体ドラム15C、15M、15Yに形成され
た静電潜像を現像している。このように、画像形成ユニ
ット11〜13に配設された帯電器16C、16M、1
6Y、及び現像ロール18Y’、18M’、18C’に
単一の高圧ユニット22からバイアス電圧等を印加する
ことで、高圧ユニットの使用個数を減らし、装置の大型
化が防止でき、装置内のスペースを有効利用することが
できる。また、装置自体のコストも低く押さえることが
できる。
【0030】但し、上述の構成とすると各画像形成ユニ
ット11〜13の帯電器への高電圧の付与と、現像ロー
ルへのバイアス電圧の印加が同じタイミングとなり、初
期時、帯電器による電荷付与が行われない感光体ドラム
15の位置A〜B(図2)が生じる。そして、電荷付与
が行われない感光体ドラム15の位置A〜Bがそのまま
現像ロールの配設位置を通過すれば、現像ロールによる
バイアス電圧により感光体ドラムの周面にはトナーが付
着することになる。そこで、本実施形態では、初期時現
像ロールには正規の「バイアス電圧に対して逆極性のバ
イアス電圧を印加する。このように現像ロールに対する
バイアス電圧の印加を制御することにより、感光体ドラ
ムへのトナー付着を防止することができる。
【0031】また、上述の制御は全ての画像形成ユニッ
ト11〜13について同様であり、画像形成ユニット1
1〜13に配設された現像ロール18Y’、18M’、
18C’に対し、同様にバイアス電圧を印加する際制御
を行う。
【0032】尚、上述の実施形態の説明では、帯電器及
び現像ロールに対し高圧ユニット23から電圧を供給し
たが、転写ロールに対しても同様に電圧を供給する構成
としても良い。
【0033】次に、本発明の他の実施形態を説明する。
尚、この他の実施形態の構成は、図1に示す構成の印刷
装置を使用し、図3に示す高電圧供給システムを用い
る。図4及び図5は本実施形態の処理動作を説明するフ
ローチャートである。本実施形態は、画像形成ユニット
11〜14の中の一部の画像形成ユニットに不具合が生
じた場合でも、一定の印刷処理に対しては処理を実行で
きるものである。
【0034】以下、先ず図4に示すフローチャートに従
って説明する。先ず、各画像形成ユニット11〜14に
異常が発生していないか判断する(ステップ(以下Sで
示す)1))。ここで、画像形成ユニット11〜14に
発生する異常については、機構系の不良や電気系の不良
があり、またトナーの欠乏や画像形成ユニット自体が寿
命である場合もあり、これらの問題が発生した場合不図
示の各種センサ信号によってCPUは直ちにこれを知る
ことができ、異常がなければ(S1がYes)、通常の
印刷処理を行う(S2)。
【0035】一方、画像形成ユニット11〜14に異常
が発生していれば(S1がNo)、異常が発生した画像
形成ユニットを識別する(S3)。すなわち、CPUに
供給されるセンサ信号から異常が発生した画像形成ユニ
ットを識別し、異常が発生した画像形成ユニットに従っ
た対処を、例えば予め登録したテーブルをもとに認識し
(S4)、対処法を選択して実行する(S5)。
【0036】図5に示すフローチャートは、上述の対処
法に従った処理を説明するものである。先ず、発生した
異常がブラック(BK)の画像形成ユニット14である
か判断する(ステップ(以下STで示す)1)。そし
て、画像形成ユニット14に異常が発生したと判断する
と(ST1がYes)、次に他の画像形成ユニット11
〜13が正常に動作しているか判断する(ST2)。
【0037】この判断も上述と同様、CPUに供給され
る他の画像形成ユニット11〜13からのセンサ信号に
基づいて行い、例えば他の画像形成ユニット11〜13
からも異常信号が出力していれば、印刷処理は不可能で
あると判断し(ST2がNo)、以後の印刷処理を停止
する。すなわち、この場合、モノクロ印刷処理も、カラ
ー印刷処理も不可能であり、印刷処理を停止する。
【0038】一方、他の画像形成ユニット11〜13が
いずれも正常である場合(ST2がYes)、カラー印
刷処理は可能であり、次の判断(ST3)を実行する。
すなわち、現在カラー印刷モードに設定されているか否
か判断し(ST3)、カラー印刷モードであれば(ST
3がYes)、以後、現像ユニット11〜13を使用
し、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の
各色のトナーを用いてカラー印刷処理を実行する。した
がって、上述の処理により、ブラック(BK)の画像形
成ユニット14に異常が発生し、カラー印刷用の画像形
成ユニット11〜13が正常であれば、カラー印刷は可
能であり、印刷データに従ったカラー印刷を行う。
【0039】一方、上述の判断(ST3)において、モ
ノクロ印刷モードであれば(ST3がNo)、カラー印
刷モードにモード変更し(ST4)、オペレーションパ
ネルにこのモード変更を表示した後(ST5)、カラー
印刷処理を実行する。したがって、カラー印刷だけでな
く、モノクロ画像はイエロー(Y)、マゼンダ(M)、
シアン(C)の3色を混合すれば実現できることから、
カラー印刷モードにおいてもモノクロ印刷が可能であ
る。すなわち、この場合、モノクロの印刷データを使用
し、現像ロール18C’〜18Y’の全てにバイアス電
圧を印加し、現像ユニット11〜13を駆動し、イエロ
ー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の3色の混合
によってモノクロ印刷を行う。尚、この時の処理を示す
図が、図6のである。すなわち、ブラック(BK)の
現像ユニット14に異常が発生し、モノクロ印刷モード
であれば処置「1」によってモノクロ印刷データを現像
ロール18Y’に出力し、処置「2」によって同じデー
タを現像ロール18M’に出力し、処置「3」によって
同じデータを現像ロール18C’に出力する。
【0040】このように印刷制御することで、カラー印
刷モードにおいても実質的にモノクロ印刷ができる。次
に、上述の判断(S1)において、ブラック(BK)の
現像ロール14に問題がなければ(S1がNo)、現在
モノクロ印刷モードに設定されているか否か判断する
(S6)。ここで、モノクロ印刷モードに設定されてい
れば(S6がYes)、画像形成ユニット14に問題が
なく、しかもモノクロ印刷モードであるので、そのまま
モノクロ印刷を実行する。一方、上述の判断(S6)に
おいて、モノクロ印刷モードに設定されてなければ(S
6がNo)、現在カラー印刷モードであるのでモノクロ
印刷モードに変更し(S7)、オペレーションパネルに
モード変更を表示した後(S8)、モノクロ印刷処理を
実行する。
【0041】すなわち、この場合現像ユニット11〜1
3のいずれかに異常があり、図6の〜に示す対応を
行う。例えば、の対応はイエロー(Y)用の現像ユニ
ット13に異常が発生した場合の処理であり、現像ユニ
ット13に供給されるべき印刷データを現像ロール18
BK’に出力し、現像ユニット14を駆動してモノクロ
印刷を行う。また、の対応はマゼンダ(M)用の現像
ユニット12に異常が発生した場合の処理であり、現像
ユニット12に供給されるべき印刷データを現像ロール
18BK’に出力し、現像ユニット14を駆動してモノ
クロ印刷を行う。同様に、の対応はシアン(C)用の
現像ユニット11に異常が発生した場合の処理であり、
現像ユニット11に供給されるべき印刷データを現像ロ
ール18BK’に出力し、現像ユニット14を駆動して
モノクロ印刷を行うものである。このように処理するこ
とにより、例えカラー印刷用の現像ユニット11〜13
に異常が発生しても、モノクロ印刷に変えて印刷するこ
とができる。
【0042】尚、同図のの対応はイエロー(Y)用の
現像ユニット13とブラック(BK)用の画像形成ユニ
ット14に異常が発生した場合の処理であり、画像形成
ユニット13に供給されるべき印刷データを現像ロール
11及び12に出力し、印刷することもできる。この場
合、印刷される画像の色は元の印刷データと異なるが、
画像を印刷することは可能である。特に、印刷の必要性
によっては、印刷される画像のデザインより印刷される
内容が見たいという場合もあり、このような用途には極
めて重要な対処である。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、カラー印刷の為の複数
の画像形成ユニット内の帯電器や現像ロールを単一の高
圧ユニットによって駆動できるので、装置の大型化を防
止し、装置のコストダウンを図ることができる。
【0044】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の説明に使用するカラー印刷装置の
概略構成図である。
【図2】現像ユニットの詳しい構成を説明する図であ
り、4個の現像ユニットを代表してシアン用の現像ユニ
ットを例にして構成を説明する図である。
【図3】各画像形成ユニットに高電圧を供給するシステ
ム構成図である。
【図4】本実施形態の処理動作を説明するフローチャー
トである
【図5】本実施形態の処理動作を説明するフローチャー
トである
【図6】画像形成ユニットに異常が発生した時の処理を
説明するテーブルである。
【符号の説明】
1 用紙供給/搬送機構 2 画像形成部 3 定着器 4 給紙カセット 5 用紙搬送系 6 用紙搬送経路 7 搬送ローラ 8 搬送ベルト 9a、9b 搬送ベルト 10a〜10c 従動ローラ 11〜14 画像形成ユニット 15、15Y、15M、15C 感光体ドラム 16、16C、16M、16Y 帯電器 17 印字ヘッド 18、18Y’、18M’、18C’ 現像ロール 19 転写器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03G 21/00 384 G03G 21/00 384 510 510 (56)参考文献 特開 平5−303243(JP,A) 特開 平7−205527(JP,A) 特開 昭59−36261(JP,A) 特開 平5−197254(JP,A) 特開 平4−43372(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 29/38 B41J 29/46 G03G 15/01 G03G 21/00 384 G03G 21/00 510

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モノクロ印刷モードと、少なくもイエ
    ロー、マゼンダ、シアン色を合成して印刷するカラー印
    刷モードとを備え、各色毎にプロセス処理のタイミング
    が異なる複数の画像形成プロセス処理部を備えた電子写
    真方式のカラー印刷装置において、 モノクロ印刷の画像形成プロセス専用に用いる高圧電源
    と、イエロー、マゼンダ、シアンの各色の画像形成プロ
    セスに共通に用いる高圧電源とを別個に備えたことを特
    徴とするカラー印刷装置。
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