JP2951928B2 - セメント分又は泥分と砂及び砂利を含んだ混合廃材の処理方法及びこれに用いる処理装置 - Google Patents

セメント分又は泥分と砂及び砂利を含んだ混合廃材の処理方法及びこれに用いる処理装置

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JP2951928B2
JP2951928B2 JP1334898A JP1334898A JP2951928B2 JP 2951928 B2 JP2951928 B2 JP 2951928B2 JP 1334898 A JP1334898 A JP 1334898A JP 1334898 A JP1334898 A JP 1334898A JP 2951928 B2 JP2951928 B2 JP 2951928B2
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/52Mechanical processing of waste for the recovery of materials, e.g. crushing, shredding, separation or disassembly

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はセメント分又は泥
分と砂及び砂利を含んだ混合廃材の処理方法及びこれに
用いる処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、生コン工場等ではミキサー車のミ
キサー内部に残った生コン(生コンクリート)を洗浄水
で洗浄し、除去することが行われている。コンクリート
建物を構築するに際して、生コン工場(生コンクリート
工場)からミキサー車で生コンを施工現場に搬送し、そ
こでミキサー内の生コンを排出して打設する工事を行う
が、このときミキサー内に生コンが一部残ってしまう。
【0003】そこで生コン工場等に戻ったミキサー車か
らその内部に残った生コン(余剰生コンクリートないし
戻り生コンクリート)を取り除き、ミキサー車内部を再
びきれいな状態とすることが必要となるのであり、その
ためミキサー内部に洗浄水を注水してミキサーを回転さ
せ、その内部に残った戻り生コン(余剰生コン)を洗浄
除去することが行われるのである。
【0004】ところでこのようにしてミキサー車から取
り出した戻り生コンの廃液中には多量のセメント分と砂
及び砂利が含まれており、その処理のために従来図5に
示すような設備が用いられていた。同図において200
はミキサー車からの生コン廃液を受ける受材ホッパー
で、ここで受けられた戻り生コン(余剰生コン)を含む
廃液が原水ピット202に溜められ、そしてポンプ20
4によりホッパー206を経由して分級装置208へと
送られる。
【0005】そしてその分級装置208により固液分離
が行われるとともに、固形分の中の砂210と砂利21
2とが篩による分級にて分別して別々に取り出される。
このとき、固液分離された液は調整槽214へと一時的
に貯溜された上、ポンプ204によりサイクロン216
を経て濃縮槽218へと送られる。
【0006】ここで調整槽214内の液をサイクロン2
16を経て濃縮槽218へと送るようにしているのは、
調整槽214内の液中には若干量の砂が含まれている場
合があることから、これをサイクロン216に送ってそ
こで砂分を再び分級装置208へと戻し、実質的に砂及
び砂利が取り除かれた液を濃縮槽218へと送るように
しているのである。
【0007】さて濃縮槽218では凝集剤添加によって
凝集処理が行われ、その後脱水機220に送られてそこ
で脱水処理が行われ、微細な粒子から成るセメント分及
び微量の泥分がケーキ222として分離され、取り出さ
れる。そしてそれらが取り除かれた後の廃液が上澄槽2
24へと送られてそこに貯溜される。この上澄槽224
内の上澄液は更に受材ホッパー200へと戻されて、生
コン廃液の処理に再利用される。
【0008】図6は上記分級装置の具体的構造を示した
ものである。同図において226は円筒形状の回転篩で
あり、両端部の小径の円筒部228において装置フレー
ム230により回転可能に支持され、そしてその下部を
水槽232内に一部浸漬させる状態で駆動モータ231
により回転駆動されるようになっている。
【0009】回転篩226の外面側には、水槽232の
底部の砂を回転篩226の軸方向中間位置に寄せるため
の螺旋突条234が、また内周側には回転篩226内部
に残った砂利を軸方向一端側(図6(A)中右端側)に送
るための砂利寄せ用の螺旋突条236が、回転篩226
と一体回転する状態で設けられている。
【0010】更に回転篩226の外周側には、螺旋突条
234により送られた砂をその軸方向中間位置において
すくい上げて砂シュート237に落すメッシュ状の砂バ
ケット238が回転篩226と一体回転する状態で設け
られている。
【0011】更に回転篩226の内部且つ軸方向一端部
(図6(A)中右端部)には、螺旋突条236にて送られ
た砂利をすくい上げるすくい板240及びすくい板24
0の上昇位置においてすくい板240から落下した砂利
を出口246に案内し、排出するための案内板242が
同じく回転篩226と一体回転状態で設けられている。
尚、244は水切板である。
【0012】この分級装置208においては、上記原水
ピット202からの生コン廃液、即ち多量のセメント
分,砂及び砂利及び微量の泥分を含んだ生コン廃液が投
入管248を通じて回転篩226内部に投入される。投
入された廃液中の砂,セメント分及び微量の泥分は回転
篩226の篩目を水槽232側に通り抜け、更に砂分は
水槽232内部で底部に重力沈降する。底部に重力沈降
した砂分は、螺旋突条234によって回転篩226の軸
方向中間部に向けて送られ、引き続いて砂バケット23
8によってすくい上げられた上、砂シュート237に落
されて外部に排出される。
【0013】一方回転篩226の内部に残った砂利分
は、螺旋突条236の送り作用で軸方向端部に送られ、
そこですくい板240によりすくい上げられた上、案内
板242の作用で且つ水切板244により水切りされた
上で出口246へと案内され、外部に排出される。
【0014】そしてそれら砂及び砂利分の取り除かれた
水槽232内の液が上記調整槽214,濃縮槽218を
経て脱水機220へと送られ、そこで脱水処理されて液
中に浮遊していた微細粒子から成るセメント分及び微量
の泥分がケーキ222として分別し、取り出される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの分級
装置208の場合、砂及び砂利に付着していたセメント
分が十分に取り除かれないまま外部に排出されて図5に
示す山形状に堆積されるため、一定時間放置しておくと
堆積した砂210及び砂利212の山が塊となって固ま
ってしまうという問題を生じていた。
【0016】このうち粒の大きい砂利212については
ある程度力を加えることによって崩すことができるもの
の、砂210の塊についてはかちかちの1つの大きな塊
となってしまう。そのためこのようにして取り出した砂
210及び砂利212を実際上再利用することが困難で
あるといった問題があった。
【0017】また砂利表面或いは砂表面に付着したセメ
ント分によって砂利に砂が付着したまま回転篩226の
篩目を通らずに回転篩226内部に残り、そのまま砂が
付着した状態で砂利が外部に排出されてしまうといった
問題も生じていた。
【0018】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
課題を解決するためになされたものである。而して請求
項1は混合廃材の処理方法に係るもので、セメント分又
は泥分と砂及び砂利を含んだ混合廃材を回転ドラム式の
洗浄槽内に水とともに収容し、給水下で該洗浄槽を回転
させて該砂,砂利をそれらの重力で該洗浄槽の内周面に
沿って相対転動させつつ該洗浄槽の底部に保持するとと
もに、該洗浄槽の内周面に沿って設けた螺旋突条の作用
で該砂,砂利を粒子同士の擦り合わせを行わせつつ該洗
浄槽の軸と平行方向にその一端側から他端側へと送り、
該砂及び砂利表面に付着したセメント分又は泥分を剥離
させて排水とともに排出する前洗浄処理を行い、その後
に該砂及び砂利を固液分離して取り出した上、篩により
分級処理して清浄な砂及び砂利を分別して取り出すこと
を特徴とする。
【0019】また請求項2は上記方法に用いる処理装置
に係るもので、セメント分又は泥分と砂及び砂利を含ん
だ混合廃材の処理装置であって、(イ)非メッシュ状且
つ独立した容器状を成し、内周面に沿って螺旋突条の設
けられた回転ドラム式の洗浄槽を有し、該洗浄槽内部に
前記混合廃材と水とを収容した状態で給水下に該洗浄槽
を回転させることで、該混合廃材の砂及び砂利を該洗浄
槽内周面に沿って相対転動させつつ該洗浄槽の底部に保
持し且つ前記螺旋突条の作用で洗浄槽の軸方向と平行方
向にその一端側から他端側に送り、該砂及び砂利表面に
付着したセメント分又は泥分を粒子同士の擦り合わせに
より剥離させて排水とともに除去する前洗浄部と、
(ロ)該前洗浄部による前洗浄後の砂及び砂利を篩によ
り分級して該砂と砂利とを分別して取り出す分別取出部
と、(ハ)前記洗浄槽内を前記螺旋突条にて送られて来
た砂及び砂利を該洗浄槽の軸方向端で固液分離して取り
出した上、該分別取出部へと受け渡す受渡部とを含んで
いることを特徴とする。
【0020】次に請求項3のものは、請求項におい
て、前記受渡部は、前記ドラム式の洗浄槽の軸方向端に
おいて、該洗浄槽内面に且つ周方向に所定ピッチで該洗
浄槽と一体回転状態に取り付けられ、該洗浄槽の回転に
伴って該洗浄槽底部の砂及び砂利をすくい取って持ち上
げる複数のすくい板と、該洗浄槽の中心側に該洗浄槽と
一体回転状態に設けられ、該すくい板の回転上昇位置に
おいて該すくい板から落下した砂及び砂利を前記分別取
出部へと落下案内する案内板とを有していることを特徴
とする。
【0021】請求項4のものは、請求項2,3の何れか
において、前記分別取出部は、内部に投入された砂及び
砂利の内、該砂を篩目を通して外部に落し、内部に砂利
を残留させるメッシュ状の回転篩を有しており、且つ該
回転篩が前記ドラム式の洗浄槽に連結されて一体回転す
るものとされていることを特徴とする。
【0022】
【作用及び発明の効果】上記のように請求項1の処理方
法は、混合廃材を一旦先ず回転ドラム式の洗浄槽内に収
容し、その洗浄槽の回転によって混合廃材を互いに擦り
合わせて砂及び砂利表面に付着したセメント分又は泥分
を剥離し、排水とともに除去する前洗浄処理を行い、そ
の後において砂及び砂利を固液分離して取り出した上、
篩により分級処理してきれいな砂及び砂利を分別して取
り出すもので、この方法によれば、砂及び砂利を、表面
にセメントの付着していないきれいな状態で取り出すこ
とができ、従ってこれら砂及び砂利を堆積状態で放置し
ておいた場合にもそれらが固まることはなく、また表面
にセメント分が付着していないことから、それら取り出
した砂及び砂利を再度コンクリート用材料として或いは
その他の材料として有効に再利用することが可能とな
り、経済性を著しく高めることができる。
【0023】本発明は、また、トンネル工事等において
掘り出した土砂から砂及び砂利を分別し取り出す方法と
しても適用可能で、これにより従来は廃棄のための費用
を払った上で廃棄処理していた土砂の量を少なくできる
とともに、それらから利用可能な砂及び砂利を取り出す
ことが可能となる。
【0024】トンネル等の工事では、土砂が崩れ落ちな
いようにセメントを注入して掘削を行うため、掘り出し
た土砂の中にセメント分が含まれていることがある。ま
た土砂の中には多量の泥分が含まれている。本発明によ
ればこれらからきれいな砂及び砂利を分別して取り出す
ことが可能である。尚本発明はそのようなセメント分を
含んでいない多量の泥分を含んだ土砂の中から砂及び砂
利を選択的に取り出すに際しても適用可能なものであ
る。
【0025】請求項2は処理装置に係るもので、この処
理装置は、非メッシュ状且つ独立した容器状の回転ドラ
ム式の洗浄槽を有し、その洗浄槽内部で粒子同士の擦り
合せによって砂及び砂利表面に付着していたセメント分
又は泥分を剥離し、排水とともに除去する前洗浄部と、
前洗浄した砂と砂利とを別々に分級して取り出す分別取
出部と、上記洗浄槽内の砂及び砂利を固液分離して取り
出し、分別取出部へと受け渡す受渡部とを含んでいる。
【0026】ここで上記洗浄槽内部には洗浄水を連続的
に給水するとともに、洗浄槽からセメント分又は泥分を
含んだ液をオーバーフローにて連続流出させるようにな
すことができる。
【0027】この請求項2の装置によれば、上記請求項
1の方法を好適に実施することができる。またこの装置
は、洗浄槽内の砂及び砂利を固液分離して前洗浄部から
分別取出部へと受け渡す受渡部を備えており、前洗浄部
による前洗浄処理と、分別取出部による砂及び砂利の分
別取出しとを連続した工程として行うことができる。
【0028】請求項3の装置は、上記受渡部に、洗浄槽
内において洗浄槽と一体回転する複数のすくい板と、す
くい板の回転上昇位置においてすくい板から落下した砂
及び砂利を上記分別取出部へと落下案内する案内板とを
具備させたもので、この装置によれば、洗浄槽の回転運
動を利用して、簡単な構造で且つ円滑に前洗浄後の砂及
び砂利を分別取出部へと移行させることができる。
【0029】請求項4の装置は、分別取出部におけるメ
ッシュ状の回転篩を前洗浄部の回転ドラム式の洗浄槽に
連結して一体回転するようになしたもので、このように
することによって装置構成を簡素化でき且つ単一の駆動
源でそれら洗浄槽及び回転篩を回転駆動することができ
る。
【0030】
【実施例】次に本発明を戻り生コンの回収廃液の処理に
適用した場合の実施例を図面に基づいて詳しく説明す
る。図1(A)はその処理設備における処理の流れを系
統的に表したものである。同図において10は生コン
(戻り生コン)の回収廃液を受ける受材ホッパーで、こ
の受材ホッパー10で受けられた廃液が原水ピット12
に貯溜される。原水ピット12内の廃液はポンプ14に
より汲み上げられ、ホッパー16を経て本例の処理装置
18へと送られる。そしてそこで砂20と砂利22とが
分別して取り出される(砂20,砂利22は堆積した状
態を表す)。またそれら砂20及び砂利22を取り除い
た残りの廃液が調整槽24に一時的に貯溜される。
【0031】この調整槽24内の廃液は更にポンプ14
にて汲み上げられ、サイクロン26を経て濃縮槽28へ
と送られ、そこで凝集剤添加により濃縮処理が行われ
る。引き続いて濃縮槽28内の廃液は脱水機30へと送
られてそこで脱水処理が施され、廃液中に含まれていた
微細な粒子から成る固形分がケーキ32として分別し取
り出され、残った液が上澄槽34へと送られる。そして
その上澄槽34の上澄液が再び受材ホッパー10へと送
られる。
【0032】図2,図3及び図4は上記処理装置18の
具体的構造を表したものである。図2に示しているよう
にこの処理装置18は、前洗浄部36,受渡部38及び
分別取出部40を有している。42は前洗浄部36にお
ける回転ドラム式の洗浄槽で、軸方向一端側(図中左
端)且つ半径方向中心側に小径の円筒部44が設けられ
ており、この円筒部44において受ローラ46(図3参
照)により回転可能に支持されている。
【0033】円筒部44には、また、スプロケット48
が固設されており、そこにチェーン50が巻き掛けられ
ている。そしてそのスプロケット48及びチェーン50
を介して洗浄槽42が駆動モータ52に作動的に連結さ
れ、かかる駆動モータ52によって回転駆動されるよう
になっている(図3参照)。
【0034】洗浄槽42の軸方向両端には、ドーナツ円
板状の鏡板54及び56が設けられている。ここで一方
の鏡板54は円筒部44までの高さとされ、また他方の
鏡板56はそれよりも背の高いものとされている。これ
により洗浄槽42内の液は、円筒部44の内側に形成さ
れた出口58を通じて排水シュート60へとオーバーフ
ローにより排出される。尚、62は投入管でこの投入管
62を通じて戻り生コンの回収廃液が洗浄槽42内部へ
と投入される。この投入管62はまた、洗浄槽42内部
に新たな洗浄水を供給する供給管も兼ねている。
【0035】この洗浄槽42には、その内周面に沿って
螺旋突条64が設けられており、洗浄槽42内部の砂及
び砂利がそれら螺旋突条64の溝内部において互いに擦
り合わせられながら洗浄槽42の回転、つまり螺旋突条
64の回転とともに図2中右向きに送られるようになっ
ている。洗浄槽42には、また、その外周面に砂を同図
中右方向に送るための砂寄せ用の螺旋突条66が設けら
れている。
【0036】受渡部38は、回転ドラム式の洗浄槽42
の内周面に沿って周方向に所定ピッチで固設されたすく
い板68及び洗浄槽42の中心部に配置されたテーパ状
且つメッシュ状の案内板70及びメッシュ状の水切板7
2を備えている。これらすくい板68,案内板70及び
水切板72は、洗浄槽42と一体回転する状態で設けら
れている。
【0037】この受渡部38は、洗浄槽42の底部の砂
及び砂利をすくい板68の回転によってすくい上げた
上、案内板70へと落下させ、そして案内板70の案内
作用で水切板72により水切りをした上で後工程の分別
取出部40へと受け渡す作用をなす。
【0038】前記分別取出部40は、円筒形状の回転篩
73を備えている。この回転篩73は、図2中左端が上
記回転ドラム式の洗浄槽42に連結され、これと一体回
転するようになっている。この回転篩73の同図中右端
には小径の円筒部44が設けられており、この円筒部4
4において受ローラ46により回転可能に支持されてい
る。回転篩73の下側には水槽75が設けられており、
回転篩73はその下部が一部この水槽75内部に浸漬し
た状態で回転させられるようになっている。
【0039】回転篩73には、回転篩73内部に残った
砂利を図中右向きに送る砂利寄せ用の螺旋突条74がそ
の内周面に沿って設けられており、またその外周側には
水槽75底部の砂を図中左向きに送るための砂寄せ用の
螺旋突条76が設けられている。これら螺旋突条74,
76もまた、回転篩73及び洗浄槽42と一体回転状態
に設けられている。
【0040】回転篩73の外周側には、また、回転篩7
3と一体回転し、前記砂寄せ用の螺旋突条76にて送ら
れた水槽75底部の砂をすくい取って砂シュート80
(図3参照)に落下させるためのメッシュ状の砂バケッ
ト78が設けられている。
【0041】回転篩73の軸方向端部(図中右端)に
は、螺旋突条74によって送られてきた砂利を取り出し
て外部に排出する砂利排出部82が設けられている。こ
の砂利排出部82は、回転篩73の内面に周方向所定ピ
ッチで一体回転状態に設けられたすくい板84と、テー
パ状の案内板86と、水切板88とを有しており、すく
い板84によってすくい上げられた後落下した砂利を案
内板86の案内作用で円筒部44の内側の出口90から
外部に排出する。
【0042】図2中左端の92は洗浄水供給管で、この
洗浄水供給管92を通じて清水が供給されるようになっ
ている。供給された清水は回転ドラム式の洗浄槽42の
下側の連通室94を経て、回転篩73側の水室96へと
供給される。
【0043】この水室96を形成する水槽75の図中右
端の堰板98は、軸方向中間位置の鏡板56よりも背が
低くされており、水室96内の液はこの堰板98を乗り
越えて(オーバーフローして)排出室100へと排出さ
れる。排出室100に排出された水は上記排水シュート
60からの液とともに調整槽24へと導かれる。
【0044】次にこの処理装置18の作用を以下に説明
する。図1において、原水ピット12からポンプ14に
より汲み上げられた生コン(戻り生コン)回収廃液はホ
ッパー16に入れられ、更に図1(B)に示しているよ
うに投入管62を通じて洗浄槽42内部に投入される。
この投入管62からは、また、きれいな洗浄水が洗浄槽
42内部に連続的に供給される。
【0045】洗浄槽42内部に投入された廃液中の固形
分は洗浄槽42の回転によって擦り合わされ、更には洗
浄槽42の内周面に沿って設けられた螺旋突条64(図
2参照)の送り作用によって、それら螺旋突条64と6
4との間の溝内で互いに擦り合わされる。そしてその過
程で表面に付着したセメント分が砂及び砂利粒子表面か
ら剥離除去される。
【0046】砂及び砂利表面から剥離除去されたセメン
ト分(及び微量の泥分)は、洗浄槽42の回転による撹
拌作用で水中に浮遊・懸濁した状態となり、投入管62
を通じての洗浄水の給水下で出口58からオーバーフロ
ーして排水シュート60に連続的に排出されていく。
【0047】さて洗浄槽42の内部では、上記のように
して砂及び砂利表面のセメント分が剥離除去され、そし
てそのような作用の下で砂及び砂利が螺旋突条64の送
り作用で図2中右方向に送られて行く。そして受渡部3
8に到ったところで砂及び砂利がすくい板68によりす
くい上げられて上方に持ち上げられ、そしてすくい板6
8の上昇位置ですくい板68から落下する。落下した砂
及び砂利は水切板72で水切りされつつ案内板70の案
内作用で次工程の分別取出部40の回転篩73の内部に
投入される。
【0048】この分別取出部40の回転篩73内部に投
入された砂と砂利とは、回転篩73の作用で砂と砂利と
に分別される。即ちこの分別取出部40においては、回
転篩73がその下部を水槽75内部に浸漬させる状態で
回転させられ、回転篩73内に投入された砂がこの回転
篩73の篩目を通って水槽75内に重量分離される。尚
水槽75内の水室96には、洗浄水供給管92及び連通
室94を通じて常に清水が供給されている。
【0049】さて、回転篩73の篩目を通って水槽75
内部に落下した砂は、続いて水槽75内部において砂寄
せ用の螺旋突条76の送り作用で図2中左向きに送ら
れ、そして砂バケット78によりすくい取られた上、砂
シュート80(図3参照)へと落下させられ、その砂シ
ュート80から外部に排出される。一方回転篩73の内
部に残った砂利は、砂利寄せ用の螺旋突条74の送り作
用で砂利排出部82へと送られ、そして砂利排出部82
の作用で出口90から外部へと排出される。
【0050】一方水槽75からオーバーフローした水
は、上記排水シュート60の排水とともに図1の脱水機
30へと送られてそこで脱水処理され、液中に含まれて
いたセメント分(及び微量の泥分)がケーキ32として
分離され取り出される。そして残った液が上澄槽34へ
と送られてそこに貯溜される。
【0051】上記のように本例によれば、砂及び砂利を
表面にセメントの付着していないきれいな状態で取り出
すことができ、従ってこれら砂20及び砂利22を堆積
状態で放置しておいた場合でもそれらが固まることはな
く、また表面にセメント分が付着していないことから、
それら取り出した砂20及び砂利22を再度コンクリー
ト用材料として或いはその他の材料として有効に再利用
することができ、経済性を著しく高めることができる。
【0052】また本例の装置によれば、戻り生コンの回
収廃液中の砂及び砂利の前洗浄から砂20及び砂利22
の分別取出しまでを同一装置にて連続的に短時間で効率
的に行うことができる。更に本例の装置では、回転ドラ
ム式の洗浄槽42,受渡部38,分別取出部40におけ
る回転篩73及び砂利排出部82,更に砂寄せ用の螺旋
突条66,76全体を一体の回転構造物として構成して
いることから、全体の構造を簡素化でき、駆動源も1つ
で済む利点を利点を有する。
【0053】以上は戻り生コンの回収廃液に対する処理
の例であるが、本発明はトンネル工事等において掘り出
した土砂から砂及び砂利を分別し取り出す方法ないし装
置として適用することも可能である。これにより従来廃
棄のための費用を払って廃棄処理していた土砂の中から
砂及び砂利を分別してきれいな状態で取り出すことがで
き、それらを生コン用材料として或いはその他の材料と
して有効に活用できるようになる。
【0054】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であり、本発明はその主旨を逸脱しない範
囲において種々変更を加えた態様,形態で実施,構成可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である処理装置を含む設備の
処理の流れを示す系統図である。
【図2】図1における処理装置の縦断面図である。
【図3】図2に示す処理装置の斜視図である。
【図4】図2に示す処理装置を一部切欠いて示す斜視図
である。
【図5】戻り生コンの回収廃液の従来の処理設備による
処理の流れを示す系統図である。
【図6】図5における分級装置208の構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
18 処理装置 20 砂 22 砂利 36 前洗浄部 38 受渡部 40 分別取出部 42 洗浄槽 58 出口 62 投入管 64,66,74,76 螺旋突条 68 すくい板 70 案内板 73 回転篩

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セメント分又は泥分と砂及び砂利を含ん
    だ混合廃材を回転ドラム式の洗浄槽内に水とともに収容
    し、給水下で該洗浄槽を回転させて該砂,砂利をそれら
    の重力で該洗浄槽の内周面に沿って相対転動させつつ該
    洗浄槽の底部に保持するとともに、該洗浄槽の内周面に
    沿って設けた螺旋突条の作用で該砂,砂利を粒子同士の
    擦り合わせを行わせつつ該洗浄槽の軸と平行方向にその
    一端側から他端側へと送り、該砂及び砂利表面に付着し
    たセメント分又は泥分を剥離させて排水とともに排出す
    前洗浄処理を行い、その後に該砂及び砂利を固液分離
    して取り出した上、篩により分級処理して清浄な砂及び
    砂利を分別して取り出すことを特徴とするセメント分又
    は泥分と砂及び砂利を含んだ混合廃材の処理方法。
  2. 【請求項2】 セメント分又は泥分と砂及び砂利を含ん
    だ混合廃材の処理装置であって、 (イ)非メッシュ状且つ独立した容器状を成し、内周面
    に沿って螺旋突条の設けられた回転ドラム式の洗浄槽を
    有し、該洗浄槽内部に前記混合廃材と水とを収容した状
    態で給水下に該洗浄槽を回転させることで、該混合廃材
    砂及び砂利を該洗浄槽内周面に沿って相対転動させつ
    つ該洗浄槽の底部に保持し且つ前記螺旋突条の作用で洗
    浄槽の軸方向と平行方向にその一端側から他端側に送
    り、該砂及び砂利表面に付着したセメント分又は泥分を
    粒子同士の擦り合わせにより剥離させて排水とともに除
    去する前洗浄部と、 (ロ)該前洗浄部による前洗浄後の砂及び砂利を篩によ
    り分級して該砂と砂利とを分別して取り出す分別取出部
    と、 (ハ)前記洗浄槽内を前記螺旋突条にて送られて来た砂
    及び砂利を該洗浄槽の軸方向端で固液分離して取り出し
    た上、該分別取出部へと受け渡す受渡部とを含んでいる
    ことを特徴とするセメント分又は泥分と砂及び砂利を含
    んだ混合廃材の処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項において、前記受渡部は、前記
    ドラム式の洗浄槽の軸方向端において、該洗浄槽内面に
    且つ周方向に所定ピッチで該洗浄槽と一体回転状態に取
    り付けられ、該洗浄槽の回転に伴って該洗浄槽底部の砂
    及び砂利をすくい取って持ち上げる複数のすくい板と、
    該洗浄槽の中心側に該洗浄槽と一体回転状態に設けら
    れ、該すくい板の回転上昇位置において該すくい板から
    落下した砂及び砂利を前記分別取出部へと落下案内する
    案内板とを有していることを特徴とするセメント分又は
    泥分と砂及び砂利を含んだ混合廃材の処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項2,3の何れかにおいて、前記分
    別取出部は、内部に投入された砂及び砂利の内、該砂を
    篩目を通して外部に落し、内部に砂利を残留させるメッ
    シュ状の回転篩を有しており、且つ該回転篩が前記ドラ
    ム式の洗浄槽に連結されて一体回転するものとされてい
    ることを特徴とするセメント分又は泥分と砂及び砂利を
    含んだ混合廃材の処理装置。
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