JP2949883B2 - ボンディング装置 - Google Patents

ボンディング装置

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JP2949883B2
JP2949883B2 JP5660191A JP5660191A JP2949883B2 JP 2949883 B2 JP2949883 B2 JP 2949883B2 JP 5660191 A JP5660191 A JP 5660191A JP 5660191 A JP5660191 A JP 5660191A JP 2949883 B2 JP2949883 B2 JP 2949883B2
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智 仕田
朗 壁下
健男 安藤
真司 金山
誠 今西
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配線基板とアウターリ
ードを有するIC半導体素子とをレーザ接合により接続
するボンディング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下図面を参照しながら、従来のボンデ
ィング装置について説明する。図2は従来のアウターリ
ードのボンディング装置(以下、OLB装置と略す)の
斜視図であり、図において、1は配線基板、2はIC半
導体素子(以下、ICと略す)、3はXYロボット、4
はレーザ光源、5はXYステージ、6はTABテープに
形成されていて配線基板1は接続するためのアウターリ
ードである。
【0003】次にその動作を説明する。従来の技術にお
いては、まず配線基板1にIC半導体素子2をXYロボ
ット3を用いて搭載する。その後、固定しているレーザ
光源4を用いて、配線基板1を固定吸着してあるXYス
テージ5をX方向,Y方向に走査されながら、レーザ接
合を行ってきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のOLB装置では、レーザ光源4を走査させ配線基板1
のパターンとIC2のアウターリード6を接合するだけ
であるため、配線基板1によっては、熱放散が激しく、
IC2のアウターリード6と配線基板1とが接合しない
という課題を有していた。
【0005】本発明は上記課題を解決するものであり、
配線基板1に予熱を与えると同時にタクトを現状のまま
維持し、IC2のアウターリード6と配線基板1とが容
易に接合できるボンディング装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、XYステージの上に位置規正して保持され
た配線基板に、XYロボットによって制御されたレーザ
光源によってIC半導体素子のアウターリードを接合す
るボンディング装置であって、レーザ光源より放射され
たレーザ光を2分割して配線基板上に照射するためのビ
ームスプリッタと、プリズムと、シリンドリカルレンズ
とを備えたものである。
【0007】
【作用】したがって本発明によれば予め配線パターンに
対応させてクリーム半田を印刷した配線基板上にICの
アウターリードを接合する場合、レーザ光をビームスプ
リッタを用いて分割し、分割された一方のレーザ光をそ
のレーザ光をシリンドリカルレンズを通して、焦点をぼ
かすことにより、熱集中を防ぐことができるものであ
り、クリーム半田を印刷した配線基板とICのアウター
リードを予熱することにより、配線基板に印刷したクリ
ーム半田がICのアウターリードと接合しやすい状態に
しておき、その後、分割したもう一つのレーザ光を配線
基板を予熱するために走査させたレーザ光のあとに走査
させることにより、配線基板とICのアウターリードを
接合することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例のボンディング装置
について、図1とともに図2と同一部分には同一番号を
付して詳しい説明を省略し、相違する点について説明す
る。
【0009】図1は本発明の一実施例におけるボンディ
ング装置の構成を示す斜視図であり、図において、7は
レーザ光源4からでたレーザ光を2つの光に分離するた
めのビームスプリッタ、8はビームスプリッタ7によっ
て分離された光を配線基板1に対して直角に屈折させる
ためのプリズム、9はプリズム8によって直角に屈折さ
れたレーザ光を焦点をぼかし、配線基板1の表面を広範
囲にわたって照射するためのシリンドリカルレンズであ
る。
【0010】以上のような構成のもとで、次にその動作
を説明する。まずXYステージ5に配線基板1を位置を
規正して固定する。次にクリーム半田印刷した配線基板
1の配線パターン上の電極(図示せず)XYロボット3
により、アウターリード6の部分から金型でTABテー
プより切断したIC2を吸着して移動し、配線基板1に
搭載する。その後、レーザ光源4から発せられたレーザ
光をビームスプリッタ7により2つの光に分割し、レー
ザ光の進行方向に対して直角に曲げられた光をプリズム
8により再度、直角方向に曲げ、その光をシリンドリカ
ルレンズ9を通して、焦点をぼかすことにより、配線基
板1の表面に熱集中を起こさせないようにする。この光
によってクリーム半田印刷された配線基板1とIC2の
アウターリード6とを接合する時に配線基板1を予熱す
ることにより、クリーム半田をある一定状態まで溶か
し、その後、ビームスプリッタ7によって分割されたも
う一方のレーザ光を配線基板1とIC2のアウターリー
ド6に照射することにより、本接合を行う。
【0011】また、この接合を行う場合、XYステージ
5をXY方向に移動させることによって正確に接合を行
うことができる。
【0012】このように上記実施例によれば、レーザ光
をビームスプリッタ7によって分割し、一方のレーザ光
をシリンドリカルレンズ9を通して、焦点をぼかして配
線基板1に照射し、一方ビームスプリッタ7より出た他
のレーザ光によってIC2のアウターリード6を配線基
板1に接合しているため、配線基板1の急激な熱放散を
防ぎ、良好なアウターリード6の接合を行うことができ
る。
【0013】
【発明の効果】本発明は上記実施例より明らかなよう
に、レーザ光をビームスプリッタにより2方向に分割
し、さらに分割された1つのレーザ光をシリンドリカル
レンズを通してそのレーザ光の焦点をぼかすことによっ
て配線基板を一定の温度に設定し、配線基板とICのア
ウターリードの接合を行うものであり、これにより、配
線基板の電極上に印刷されたクリーム半田がシリンドリ
カルレンズを通ったレーザ光により予熱されてある状態
まで溶け、その後、もう1つのレーザ光りにより本接合
を行うことができるため、配線基板の急激な熱放散を防
ぐことができ、したがって配線基板とICのアウターリ
ードとの良好な接合を得ることができ、接合信頼性の向
上に大いに役立つものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるボンディング装置の
概略斜視図
【図2】従来のボンディング装置の概略斜視図
【符号の説明】
1 配線基板 2 IC半導体素子 3 XYロボット 4 レーザ光源 5 XYステージ 6 アウターリード 7 ビームスプリッタ 8 プリズム 9 シリンドリカルレンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金山 真司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 今西 誠 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−291934(JP,A) 特開 昭53−87170(JP,A) 特開 平3−291951(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/60 311 H01S 3/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 XYイメージの上に位置規正して保持さ
    れた配線基板に、XYロボットによって制御されたレー
    ザ光源によってIC半導体素子のアウターリードを接合
    するボンディング装置であって、前記レーザ光源により
    放射されたレーザ光を2分割して前記配線基板上に照射
    するためのビームスプリッタと、プリズムと、シリンド
    リカルレンズとを備えたボンディング装置。
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