JP2943683B2 - 移動体衛星通信及び地上セルラー通信を用いる移動体通信システム - Google Patents

移動体衛星通信及び地上セルラー通信を用いる移動体通信システム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信におけ
るシステムに関し、特にディジタル変調された受信波を
復調する移動体通信装置及び移動体通信システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】地上系セルラー通信と移動体衛星通信の
両方に通信を行う移動体通信システムにおいて、移動体
通信装置の復調機は地上系セルラー通信及び移動体衛星
通信の両者の受信信号を受信することとなる。この場
合、その復調機の検波方式は地上系セルラー通信のサー
ビス範囲内では遅延検波方式を用いて地上系セルラー通
信を行う。
【0003】特開平5−252217号公報に記載され
ているように、特に移動体通信では、移動体の移動にと
もない激しいフェージングを生ずるため、基準搬送波の
再生は困難であり、このために、移動体通信では基準搬
送波の再生が不要な遅延検波方式が一般的に用いられて
いる。
【0004】一方、本通信システムでは、地上系セルラ
ーのサービス範囲外では、移動体衛星通信を行うことに
なるが、地上系セルラー通信に適した遅延検波方式を用
いると、同期検波方式を用いるよりビット誤り率(Bi
t Error Rate)特性が劣化する問題が生じ
てしまう。従来この対策として、特開平3−18214
4号公報に記載されるように、受信レベル変化の大小に
より検波方式を切り替えるという方式もあるが、受信レ
ベル変動だけからでは地上系セルラー通信と移動体衛星
通信の区別ができないため適切な切替は不可能であっ
た。
【0005】なお、ディジタル通信において一般に用い
られるPSK信号の検波方式には、前述したように主に
同期検波方式と遅延検波方式があり、以下に両者の比較
を記載する。
【0006】同期検波方式では、受信した変調波から変
調成分や雑音などを含まない搬送波を再生し、この再生
搬送波を基準とし位相検波することにより復調を行う。
同期検波方式のための搬送波再生方式は、周波数逓倍方
法、逆変調方法、再変調方法などがある。また、同期検
波方式は、一般に静特性でのビット誤り率(BitEr
ror Rate)特性が優れているので、衛星通信で
はこの方式が利用されている。
【0007】一方、遅延検波方式では、受信信号する信
号に対し1タイムスロット前の信号を基準とし位相検波
することにより復調を行う。遅延検波方式の特徴として
は、搬送波再生が不要なことから、回路を簡単にでき、
変動の激しい伝送路でも安定した特性が得られる。移動
通信サービスが提供されている地域、特に都市部では移
動端末のアンテナに反射波、回折波などの波が到来しフ
ェージングを生じる。このような環境下では同期検波方
式より遅延検波方式の方が有利である。また、高速追従
性に優れることから時分割多元接続(TDMA)方式な
どのバースト的な伝送に適している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】地上通信で主流の遅延
検波方式の移動体通信装置で通信範囲を衛星通信により
拡大する場合、衛星通信で主流となっている同期検波方
式に比べ同一C/N(搬送波電力対雑音電力比)条件あ
たりのビット誤り率(Bit Error Rate)
特性が劣るので所要送信電力の点で不利となる。
【0009】一方、衛星通信で利用されている同期検波
方式の場合フェージング下では、搬送波対雑音電力比の
劣化、および位相変動のための搬送波同期はずれが起き
やすい。したがって、地上通信と共用化すると都市部で
発生するフェージングで遅延検波方式に比べ不安定な動
作となる。
【0010】本発明は、遅延検波方式と同期検波方式を
適切な方式で切り替えるためGPS(Global P
ositioning System)による位置情報
を使用し、基地局内のデータベースを利用し移動体通信
装置の現在位置が地上系セルラー通信のサービス範囲内
か外かを判定することにより地上系セルラー通信及び移
動体衛星通信の両方に適した移動体通信装置及び移動体
通信システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、移動体通信装置のGPS受信機にて現在位
置を算出し、その位置データを基地局に送信し、基地局
側で移動体通信装置の現在位置が地上系セルラーのサー
ビス範囲内かサービス範囲外かを判定し、判定結果を移
動体通信装置に送信し、移動体通信装置は基地局の判定
結果を受信し、判定結果に従い第1ベースバンド信号及
び第2ベースバンド信号のいずれかを選択する選択手段
とからなることを特徴とする。つまり、基地局内で予め
設定されたデータベース上の情報を基準として、前記移
動体通信装置の現在位置を基地局に送信し、前記基地局
のデータベース上の情報と前記移動体通信装置の現在位
置を比較することにより、前記移動体通信装置の現在地
が地上系セルラーのサービス範囲内であれば遅延検波方
式、サービス範囲外であれば同期検波方式というように
選択的に切り換えて検波方式を切り替えて使用する。
【0012】本発明の移動体通信システムは、移動体通
信装置においてGPS(Global Positio
ning System)により現在位置を測位し、測
位したデータを基地局に伝送し、基地局内のデータベー
スにより移動体通信装置の現在地が地上系セルラー通信
のサービス範囲内かサービス範囲外かを判断し、その結
果を移動体通信装置に送り、移動体通信装置内の検波回
路を同期検波回路と遅延検波回路とを選択的に切り替え
て使用する。つまり、都市部では受信電界が高く、フェ
ージング特性で有利な特徴を持つ遅延検波方式を使用す
る。そして、地上系セルラー通信のサービス範囲外では
衛星を介して通信を行い電力を有効に利用するため遅延
検波方式より誤り率(Bit Error Rate)
特性が優れている同期検波方式を用いる。これにより常
に通信システムに適した検波方式を用いるため良好な状
態で復調信号が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0014】図1は本発明による移動体通信システム及
び移動体通信装置の一実施例を示す図である。
【0015】GPS衛星100より送信されたGPS信
号は、移動体通信装置30のGPS用アンテナ17で受
信され、GPS受信機18にて現在の絶対位置が演算さ
れる。
【0016】この演算方法としては、以下のように行わ
れる。
【0017】ここでGPS(Global Posit
ioning System)とは全世界的な高精度位
置測定システムであり、航空機、船舶、自動車の航行用
および測量用として広く利用されている。
【0018】GPSは軌道高度約2万km、周期約12
時間、軌道傾斜角度55度で、6つの異なる軌道面に、
予備衛星の3個を含めて、最適カバレージになるように
24個の衛星が配置されている。
【0019】GPSの原理は、衛星からの航法信号はP
N(Pseudo Noise:疑似雑音)コードでス
ペクトル拡散変調されたPSK波で、1575.42M
Hz(F1)と1227.6MHz(F2)の2波が発
射されている。このコードはPコード(Precisi
on Code)とC/Aコード(Clear and
Acquisition Code)の2種類があ
る。Pコードは10.23Mbps、周期1週間で、F
1とF2の2波使用により電離補正が可能で、精密測位
を目的としている。C/Aコードは1.023Mbp
s、周期約1ミリ秒でF1のみを使用する。
【0020】GPSを利用した代表的な測位法として直
接法があり、移動体の測位に利用されている。本発明で
は、この直接法の測位を用いて、複数の衛星から信号を
受け、その航法情報(衛星の時刻、軌道要素など)を検
出することにより、自分の絶対位置を算出する。
【0021】GPS受信機18の演算結果(移動体通信
装置30の位置情報)は移動体通信装置30内の送受信
器21に送られ、多重回路(MUX)13で送信データ
と合成された後、変調器12で変調し、アップコンバー
タ(U/C)11、ハイパワーアンプ(HPA)10、
デュープレクタ(DUP)3を通ってアンテナ1から通
信衛星45を経由し基地局40に送られる。
【0022】基地局40で受信した移動体通信装置30
の位置情報は送受信器41にて復調されベースバンド信
号となり位置判定装置42に送られる。
【0023】移動体通信装置30の位置情報を受け取っ
た位置判定装置42は、データベース(DB)43に予
め記憶している地上系セルラー通信のサービス範囲のデ
ータと移動体通信装置の位置データとを比較し、地上系
セルラー通信のサービス範囲内か否かを判定する。
【0024】なお、ここで使用するデータベースとして
は、CD ROM、メモリーカード、EEPROM、フ
ラッシュメモリーなどが考えられる。
【0025】位置判定装置42で得られた判定結果は再
び基地局40内の送受信器41に送られ変調された後、
基地局40のアンテナ44から送信し通信衛星45を経
由し、再び移動体通信装置30のアンテナ1より受信さ
れ送受信器21のDUP3、ローノイズアップ(LN
A)4、ダウンコンバータ(D/C)5を通って復調器
22により復調される。
【0026】このとき送受信器21内の復調器22の切
替スイッチ回路8により同期検波回路6が選択され復調
信号を出力している。
【0027】復調された移動体通信装置の位置判定デー
タはその後移動体通信装置30内の制御装置(CPU)
16に送られる。
【0028】CPU16は、その位置判定データに基づ
いて復調器22内の切替スイッチ回路8を切り替えるよ
う制御する。
【0029】すなわち、切替スイッチ回路8は同期検波
信号又は遅延検波信号のいずれかを選択して多重分離回
路(DEMUX)9に出力する。そして、現在位置が地
上系セルラー通信のサービス範囲内であれば、遅延検波
器7が選択され、そのサービス範囲外であれば同期検波
器6が選択される。
【0030】GPS用アンテナ17は、移動体通信装置
30で使用する通信用アンテナ1の特性がGPS受信機
の必要なアンテナ特性を満たしているならば、アンテナ
1と共有することが可能である。
【0031】以上説明した基地局40は通信衛星45を
介して移動体通信装置30と送受信することとしたが、
さらに地上系セルラー通信の送受信をする機能も有して
いる。
【0032】すなわち、本発明は移動体衛星通信と地上
系セルラー通信とは共に同一の周波数帯を用いている
【0033】そのため、基地局40のアンテナ44は移
動体衛星通信のみならず地上系セルラー通信用の信号を
も送受信できるようになっている。
【0034】同様に、移動体通信装置30についても、
アンテナ1は、移動体衛星通信のみならず、地上系セル
ラー通信にも対応できる。
【0035】図2は、本実施例における同期検波回路1
6の構成例を示すブロック図である。受信信号入力端子
50からの受信信号は二分岐され、それぞれ位相検波回
路51及び搬送波再生回路52に入力される。搬送波再
生回路52は受信信号から変調成分や雑音成分などを取
り除いて搬送波を再生し、その搬送波を基準として位相
検波回路51は受信信号入力端子50からの受信信号に
位相検波を行い、得られたベースバンド信号をタイミン
グ抽出回路53及び識別再生回路54を出力する。
【0036】識別再生回路54は、タイミング抽出回路
53で抽出されたタイミング信号を基準としてベースバ
ンド信号を再生し、再生されたディジタル信号を出力端
子55から出力する。
【0037】図3は、本実施例における遅延検波回路7
の構成例を示すブロック図である。受信信号入力端子6
0からの受信信号は二分岐され、それぞれ位相検波回路
62及び1タイムスロット遅延回路61に入力される。
【0038】位相検波回路62は1タイムスロット遅延
回路63にて遅延された受信信号を基準として位相検波
を行い、得られたベースバンド信号をタイミング抽出回
路63及び識別再生回路64に出力する。識別再生回路
64は、タイミング抽出回路63にて抽出されたタイミ
ングを基準としてベースバンド信号を再生し、再生され
たディジタル信号を出力端子65から出力する。
【0039】最後に、図4は、本実施例の運用形態を示
す図である。
【0040】いま、移動局70には、図1に示した移動
体通信装置30が搭載されている。
【0041】移動局70のように基地局40の地上系セ
ルラー通信のサービス範囲内80にいる場合には、前述
したように図1における移動体通信装置30のGPS受
信機18からの位置情報は通信衛星45を介し基地局4
0の位置判定装置42に送られる。
【0042】位置判定装置42は第1判定信号を再び衛
星45を介して図1の移動体通信装置30のCPU16
に送りCPU16は切替スイッチ回路8へ出力する。
【0043】切替スイッチ回路8は遅延検波回路7の復
調信号を選択する。
【0044】一方、移動局71のように基地局40の地
上系セルラー通信のサービス範囲80の外にいる場合に
は、通信衛星45を介して基地局40と通信を行うため
に、基地局40内位置判定装置42は第2判定信号を図
1の移動体通信装置30へ送り、移動体通信装置30内
のCPU16は切替スイッチ回路8は同期検波回路6の
復調信号を出力する。
【0045】また、図1の移動体通信装置30が明らか
に地上系セルラー通信のサービス範囲内80にいると判
明する場合には切替スイッチ回路8を遅延検波回路7の
復調信号を出力することも可能とする。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による移動
体通信システムは、移動体通信装置の現在位置を測位
し、そのデータを衛星を介し基地局に伝送し基地局にお
いて、データベースの情報を基準として、移動体通信装
置の現在地が地上系セルラー通信のサービス範囲内かサ
ービス範囲外かを判定し、判定結果を再び移動体通信装
置へ伝送し検波方式を遅延検波信号及び同期検波信号の
いずれか一方を選択することで、常にシステムに適した
検波方式を移動体通信装置として用いるため、良好な状
態で復調信号が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動体通信システム及び移動体通信装
置の一実施例を示すブロック図である。
【図2】同期検波回路の一実施例を示すブロック図であ
る。
【図3】遅延検波回路の一実施例を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明の運用形態を示す模式図である。
【符号の説明】
1 通信用アンテナ 3 デュープレクサー 4 ローノイズアンプ(LNA) 5 ダウンコンバータ(D/C) 6 同期検波器 7 遅延検波器 8 切替スイッチ回路 9 多重分離回路(DEMUX) 10 ハイパワーアンプ(HPA) 11 アップコンバータ(U/C) 12 変調器 13 多重回路(MUX) 15 I/F回路 16 CPU 17 GPS用アンテナ 18 GPS受信機 19 受信端子 20 送信端子 21 送受信器 22 復調器 30 移動体通信装置 40 無線基地局 41 無線基地局内送受信器 42 位置判定装置 43 データベース(DB) 44 無線基地局通信用アンテナ 45 通信用衛星 50 受信信号入力端子 51 位相検波回路 52 搬送波再生回路 53 タイミング抽出回路 54 識別再生回路 55 復調信号出力端子 60 受信信号入力端子 61 1タイムスロット遅延回路 62 位相検波回路 63 タイミング抽出回路 64 識別再生回路 65 復調信号出力端子 100 GPS衛星

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数帯が同一の移動体衛星通信及び地
    上セルラー通信を用いて移動体通信装置と基地局間を接
    続する移動体通信システムにおいて、 前記移動体通信装置自身で絶対位置を測位し、前記絶対
    位置のデータを前記基地局に前記移動体衛星通信を用い
    て送信し、前記基地局にて予め記憶されたデータベース
    に基づき前記地上系セルラー通信のサービス範囲内であ
    るか否かを判定し、その判定結果に基づいて前記移動体
    通信装置の検波方式を遅延検波又は同期検波か選択する
    ことを特徴とする移動体衛星通信及び地上セルラー通信
    を用いる移動体通信システム。
  2. 【請求項2】 前記絶対位置の測位は、全地球測位シス
    テム(GPS)受信機を用いることを特徴とする請求項
    1記載の移動体衛星通信及び地上セルラー通信を用いる
    移動体通信システム。
  3. 【請求項3】 周波数帯が同一の移動体衛星通信及び地
    上セルラー通信を用いて移動体通信装置と基地局間を接
    続する移動体通信システムにおいて、 前記移動体通信装置は、受信信号から第1のベースバン
    ド信号を検出する遅延検波回路と、前記受信信号から第
    2のベースバンド信号を検出する同期検波回路と、 前記移動体通信装置の現在位置を検出する位置検出手段
    と、前記移動体通信装置の現在位置を前記基地局に送信
    する送信機と、前記基地局からの位置判定データを受信
    し位置判定データを基に、前記第1のベースバンド信号
    及び前記第2のベースバンド信号のいずれかを選択する
    切替回路とを有し、 前記基地局は、 前記地上セルラー通信のサービスエリア情報を格納する
    データベースと、前記移動体通信装置から送信された位
    置情報を受信し前記移動体通信装置の現在位置が前記サ
    ービスエリア内であるか否かを判定する判定手段と、前
    記判定手段を基に判定データを前記移動体通信装置に送
    信する送信手段と、を有することを特徴とする移動体衛
    星通信及び地上セルラー通信を用いる移動体通信システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記位置検出手段は、全地球測位システ
    ム(GPS)受信機からなることを特徴とする請求項3
    記載の移動体衛星通信及び地上セルラー通信を用いる移
    動体通信システム。
  5. 【請求項5】 周波数帯が同一の移動体衛星通信及び地
    上セルラー通信を用いて移動体通信装置と基地局間を接
    続する移動体通信システムにおいて、 前記移動体通信装置は、 受信信号から第1のベースバンド信号を検出する、前記
    地上系セルラー通信に適した第1の検波手段と、前記受
    信信号から第2のベースバンド信号を検出する、前記移
    動体衛星通信に適した第2の検波手段と、前記移動体通
    信装置の現在位置を検出する位置検出手段と、前記移動
    体通信装置の現在位置を基地局に送信する送信機と、基
    地局からの位置判定データを受信し位置判定データを基
    に、前記第1のベースバンド信号及び前記第2のベース
    バンド信号のいずれかを選択する切替回路と、を有する
    ことを特徴とする移動体衛星通信及び地上セルラー通信
    を用いる移動体通信システム。
  6. 【請求項6】 前記位置検出手段は、全地球測位システ
    ム(GPS)受信機からなることを特徴とする請求項5
    記載の移動体衛星通信及び地上セルラー通信を用いる移
    動体通信システム。
  7. 【請求項7】 前記第1の検波手段は遅延検波回路から
    なり、前記第2の検波手段は同期検波回路からなる、こ
    とを特徴とする請求項5又は6記載の移動体衛星通信及
    び地上セルラー通信を用いる移動体通信システム。
  8. 【請求項8】 周波数帯が同一の移動体衛星通信及び地
    上セルラー通信を用いて移動体通信装置と基地局間を接
    続する移動体通信システムにおいて、 前記基地局は、 前記地上セルラー通信のサービスエリア情報を格納する
    データベースと、前記移動体通信装置から送信された位
    置情報を受信し前記移動体通信装置の現在位置が前記サ
    ービスエリア内であるか否かを判定する判定手段と、前
    記判定手段を基に判定データを前記移動体通信装置に送
    信する送信手段と、を有することを特徴とする移動体衛
    星通信及び地上セルラー通信を用いる移動体通信システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記移動体衛星通信及び前記地上セルラ
    ー通信は、相互に乗り入れができることを特徴とする請
    求項1,3,5,8記載の移動体衛星通信及び地上セル
    ラー通信を用いる移動体通信システム。
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