JP2940653B2 - 半導体装置およびその作製方法 - Google Patents

半導体装置およびその作製方法

Info

Publication number
JP2940653B2
JP2940653B2 JP5263024A JP26302493A JP2940653B2 JP 2940653 B2 JP2940653 B2 JP 2940653B2 JP 5263024 A JP5263024 A JP 5263024A JP 26302493 A JP26302493 A JP 26302493A JP 2940653 B2 JP2940653 B2 JP 2940653B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
gate electrode
gate
forming
aluminum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5263024A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07106580A (ja
Inventor
稔 宮崎
あかね 村上
利光 小沼
彰 菅原
由起子 上原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd filed Critical Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Priority to JP5263024A priority Critical patent/JP2940653B2/ja
Priority to KR1019940003273A priority patent/KR0131179B1/ko
Priority to US08/213,060 priority patent/US5580800A/en
Priority to KR1019940005917A priority patent/KR0166397B1/ko
Publication of JPH07106580A publication Critical patent/JPH07106580A/ja
Priority to US08/654,030 priority patent/US5830786A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2940653B2 publication Critical patent/JP2940653B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thin Film Transistor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、絶縁ゲイト型電界効果
トランジスタのゲイト電極の構造、およびその作製方法
に関する。特に薄膜半導体を用いたものに関する。
【0002】
【従来の技術】絶縁基板上に形成された薄膜半導体を用
いた絶縁ゲイト型電界効果トランジスタ(以下単にTF
Tという)が知られている。このTFTは、アクティブ
マトリックス型の液晶表示装置の画素電極のスイッチン
グ素子として、あるいは周辺ドライバー回路の駆動素子
として用いられる。また、イメージセンサーやその他集
積回路にも利用することができる。
【0003】TFTの構造として、図1に示すような構
造が提案されている。図1に示すのは、ガラス基板11
上に形成された非晶質あるいは結晶性を有した珪素薄膜
からなるソース12、ドレイン14、チャネル13を有
した活性層、ゲイト絶縁膜16となる酸化珪素膜、アル
ミを主成分とするゲイト電極17とその周囲の酸化物層
18、層間絶縁膜19、ソース電極101、ドレイン電
極102を備えたTFTである。ここでいう結晶性珪素
膜というのは、微結晶珪素膜、多結晶珪素膜、セミアモ
ルファス珪素膜等の秩序性を有する構造を含む珪素を主
成分とする膜のことをいう。
【0004】図1に示す構造で重要なのは、ゲイト電極
17の周囲に設けられた酸化物層18の厚さを利用し
て、オフセットゲイト領域15が形成されていることで
ある。図1に示す構造においては、ソース12とドレイ
ン14とをイオン注入法、またはイオンドープ法によっ
て形成するのであるが、この際、ゲイト電極17とその
周囲の酸化物層18がマスクとなる。
【0005】この結果、チャネルとして機能する領域は
13の部分の両側に15で示されるように、チャネルと
しては機能せず、さりとてソース/ドレインとしても機
能しない領域、またはその双方を併用した機能を有する
領域が形成される。この領域15はオフセットゲイト領
域と呼ばれ、チャネル−ドレイン間あるいはチャネル−
ソース間における電界集中を緩和する作用を担う。この
オフセットゲイト領域を設けることによって、逆方向バ
イアス印加時におけるOFF電流の低減、ON−OFF
比の向上といった効果を得ることができる。逆に、この
オフセットゲイト領域15の幅103(酸化物層18の
厚さで決まる)によって、TFTの特性をある程度制御
できる。従って、酸化物層18の厚さを制御性良く形成
できない場合、TFTの特性にはバラツキが生じてしま
う。
【0006】酸化物層18は、アルミニウムのゲイト電
極17の形成後に、例えば3%の酒石酸のエチレングリ
コール溶液(アンモニアで中性にpH調整したもの)中
に基板を浸し、ゲイト電極17に1〜5V/分、例えば
4V/分で電圧を120Vまで上昇させることによって
形成される。一般的に酸化物層18の厚さは1000〜
2000Å程度に設定される。即ち、オフセットゲイト
領域15の幅103は500Å〜1μm例えば1000
〜2000Åに設定されることになる。勿論、必要に合
わせてオフセットゲイト領域15の幅が決定されること
はいうまでもない。一方、TFTの作製工程において
は、加熱工程や、フラッシュランプ光、レーザー光が照
射される工程が必要とされるが、このような工程におい
て、酸化物層18が耐性(耐レーザー性、耐熱性)を有
することが必要とされる。
【0007】本発明者らによる数々の実験によれば、ゲ
イト電極として純粋なアルミニウム材料を用いた場合、
陽極酸化工程において、アルミニウムの異常成長(ヒロ
ックという)が発生する、という問題があった。また、
このようにして得られたアルミニウム膜の表面に陽極酸
化物が形成された構造においては、特に陽極酸化物が薄
い場合には、レーザー光等の強力な光の照射に対する耐
性(耐レーザー性)が弱い、耐熱性がない。(すなわ
ち、ヒロックが発生して、陽極酸化物層が破壊される。
特に350℃以上の熱処理では顕著にヒロックが発生し
た。)という問題があることも明らかになった。
【0008】上記の問題は、大きなエネルギーが与えら
れた際、原子レベルにおいてアルミニウムの原子が容易
に動き回ることに起因するものと考えられえる。この問
題を解決するには、アルミニウムより融点の高い材料を
微量に添加して、原子レベルにおけるアルミニウムの動
きを抑制する方法が考えられる。そこで、アルミニウム
中にSiやPdを添加する方法が考えられる。このよう
な元素の添加によってヒロックの発生は抑制され、耐熱
性は向上する。
【0009】しかしながら、SiやPdは、アルミニウ
ムに比較してイオン化率が低いので、陽極酸化工程にお
いて、陽極酸化物を厚くできないという問題がある。ま
た、アルミニウムが酸化する速さに比較して周期律表IV
b 族の元素であるSiや周期律表VIII族元素であるPd
の酸化の速さは遅いので、酸化が一様に進まず、酸化物
層の厚さが不均一で、緻密な酸化物層が形成できないと
いう問題(実施例3参照)がある。この結果、かえって
耐レーザー性が低下する。また、このようなアルミニウ
ム材料を用いて、図1に示すようなTFTを形成する場
合には、陽極酸化物層18の厚さが、場所によってまち
まちなため、オフセット領域15の幅がばらつくという
問題もある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記数々の
問題点を解決することを課題とする。特に、陽極酸化工
程において、酸化物層を緻密にしかも均一に再現性良く
形成し、しかも後の加熱工程やレーザー光を照射する工
程における耐性を高めることを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、アルミニウム
を主成分とする材料にIIIa族元素を添加することによっ
て、酸化工程や加熱工程におけるアルミニウムを主成分
とする材料の異常成長を防止できるものである。ここで
IIIa族元素として、Sc、Y、ランタノイドを利用す
。特に本発明は、アルミニウム中にSc(スカンジウ
ム)を0.05wt%〜0.40wt%、好ましくは、
0.1wt%〜0.25wt%添加する。特にこの量が
0.05wt%以下とすると、耐熱性が十分でなく、3
50℃,1時間でヒロックの発生が見られる。これらの
材料のエッチングには従来と同様にウェットエッング、
ドライエッチングを用いることができる。ドライエッチ
ングをおこなう場合には、条件によって添加元素(スカ
ンジウム等)が残査として残る場合、特にこの量が0.
40wt%以上あると、ドライエッチングでエッチング
された表面に残さが残ってしまう場合もあるが、これは
純水で洗浄することによって除去できる。
【0012】
【作用】このような不純物の添加されたアルミニウム
用いてその陽極酸化をおこなった場合には緻密で均一な
厚さの陽極酸化物層が得られる。また、陽極酸化工程に
おいて、アルミニウムの異常成長を防止することもでき
る。IIIa族元素としてScの他には、Y、ランタノイド
を利用することができる。その結果、陽極酸化工程を制
御性良く、しかも再現性よく行うことができ、このよう
な陽極酸化工程によって図1に示すようなオフセット領
域を有するTFTを作製した場合には、オフセット領域
の幅が均一な(すなわち、特性の均一な)TFTが得ら
れる。
【0013】Scは、イオン化率がアルミニウムに比較
して高く、陽極酸化工程において、アルミニウムの酸化
を妨げることがない。従って、緻密な酸化物層を形成す
ることができるのである。また、原子レベルにおけるア
ルミニウムの動きを抑制する効果も高いので、加熱もし
くは陽極酸化工程でのヒロックの発生を抑制できる。ま
た、陽極酸化物層は緻密で表面が滑らかであり、また、
陽極酸化物層とアルミニウム膜界面の表面状態も凹凸が
少ないので、光の反射に優れ、耐レーザー性を高めるこ
とになる。
【0014】以上のことは、厚さが1200Å〜300
Å以下の薄い陽極酸化物を形成する場合にもあてはま
る。従来のSiあるいはPdを添加した陽極酸化物層は
ある程度の厚さ(通常は2000Å以上)がないと、耐
熱性、耐レーザー性を期待できなかった。これは、前記
のように陽極酸化物の表面に凹凸があり、また、陽極酸
化物の厚さも薄いところと厚いところがあり、加熱、レ
ーザー照射によって、薄いところから陽極酸化物層が破
壊されるからである。しかしながら、本発明のIIIa族元
素を添加すると、陽極酸化が均一に進行するために、上
記のような凹凸はほとんど生じなかった。このため、3
00〜1200Åという薄い陽極酸化物層であっても、
耐熱性、耐レーザー性に優れたものが得られた。
【0015】
【実施例】〔実施例1〕本実施例は図2(A)〜(D)
に示されるガラス基板201上に形成された結晶性珪素
膜を用いたPチャネル型TFT(PTFTという)とN
チャネル型TFT(NTFTという)とを相補型に組み
合わせた回路を形成する例である。本実施例の構成は、
アクティブ型の液晶表示装置の画素電極のスイッチング
素子や周辺ドライバー回路、さらにはイメージセンサや
3次元集積回路に応用することができる。
【0016】図2に本実施例の作製工程の断面図を示
す。まず、基板(コーニング7059)201上にスパ
ッタリング法によって厚さ2000Åの酸化珪素の下地
膜202を形成した。基板は、下地膜の成膜の前もしく
は後に、歪み温度よりも高い温度でアニールをおこなっ
た後、0.1〜1.0℃/分で歪み温度以下まで徐冷す
ると、その後の温度上昇を伴う工程(例えば、後の赤外
光照射を含む)での基板の収縮が少なく、マスク合わせ
が用意となる。コーニング7059基板では、620〜
660℃で1〜4時間アニールした後、0.1〜1.0
℃/分、好ましくは、0.03〜0.3℃/分で徐冷
し、400〜500℃まで温度が低下した段階で取り出
すとよい。
【0017】そして、プラズマCVD法または減圧CV
D法によって、厚さ300〜1500Å、例えば800
Åの真性(I型)の非晶質珪素膜203を成膜した。さ
らに、その上にプラズマCVD法によって厚さ100〜
800Å、例えば200Åの酸化珪素膜204または窒
化珪素膜204を堆積した。こえは、以下の熱アニール
工程において保護膜となり、膜表面の荒れを防止する。
【0018】次に、窒素雰囲気下(大気圧)、600℃
で48時間、熱アニールした。この熱アニールによっ
て、非晶質珪素膜203は結晶化され、結晶性珪素膜と
なる。この結晶性をさらに高めるには、この珪素膜に、
予めイオン注入法によって1×1014〜1×1016cm
-2のドーズ量で珪素イオンを注入しておくも有効であ
る。(図2(A))こん結晶性を高める方法としては、
レーザー光またはRTP(ラピッドサーマルプロセス)
を用いて結晶化を行なうことも有効である。
【0019】この工程の後に、珪素膜をパターニングし
て、TFTの島状の活性層205を形成した。活性層2
05の大きさはTFTのチャネル長とチャネル幅を考慮
して決定される。小さなものでは、50μm×20μ
m、大きなものでは100μm×1000μmであっ
た。このような活性層を基板上に多く形成した。
【0020】そして、0.6〜4μm、ここでは0.8
〜1.4μmにピークをもつ赤外光を30〜180秒照
射し、活性層の結晶化の助長を行った。温度は800〜
1300℃、代表的には900〜1200℃、例えば1
100℃とした。活性層の表面の状態を良くするため
に、照射はH雰囲気中でおこなった。本工程は、活性
層を選択的に加熱することになるので、ガラス基板への
加熱を最小限に抑えることができる。そして、活性層中
の欠陥や不結合手を減少させるのに非常に効果があ
る。(図2(B))
【0021】赤外線の光源としてはハロゲンランプを用
いた。可視・近赤外光の強度は、モニターの単結晶シリ
コンウェハー上の温度が800〜1300℃、代表的に
は900〜1200℃の間にあるように調整した。具体
的には、シリコンウェハーに埋め込んだ熱電対の温度を
モニターして、これを赤外線の光源にフィードバックさ
せた。ガラス基板上の珪素表面の温度は、その約2/3
程度と推定される。
【0022】なお、赤外光照射の際、その表面に保護膜
として酸化珪素または窒化珪素膜を形成してくことが好
ましい。これは、珪素膜205の表面の状態を良くする
ためである。本実施例では、珪素膜205の表面の状態
を良くするために、H2 雰囲気中にておこなったが、H
2 雰囲気に0.1〜10容量%のHCl、その他ハロゲ
ン化水素やフッ素や塩素、臭素の化合物を混入してもよ
い。
【0023】この可視・近赤外光照射は、結晶化した珪
素膜を選択的に加熱することになるので、ガラス基板へ
の加熱を最小限に抑えることができる。そして、珪素膜
中の欠陥や不結合手を減少させるのに非常に効果があ
る。また、RTA工程が終了したのちに、200〜50
0℃、代表的には350℃で水素アニールをおこなうこ
とも、欠陥を減少させる上で有効である。これは1×1
13〜1×1015cm−2の量の水素のイオンドー
プを行い、さらに200〜300℃の熱処理によっても
同じ効果が得られる。
【0024】RTA工程後に、プラズマCVD法によっ
て厚さ1000Åの酸化珪素膜206をゲイト絶縁膜と
して成膜した。CVDの原料ガスとしてはTEOS(テ
トラ・エトキシ・シラン、Si(OC254 )と酸
素を用い、成膜時の基板温度は300〜550℃、例え
ば400℃とした。
【0025】このゲイト絶縁膜となる酸化珪素膜206
の成膜後に、前記RTA工程と同じ条件で可視・近赤外
線の照射による光アニールをN2 OまたはNH3 雰囲気
中において再度行なった。このアニールによって、主に
酸化珪素膜206と珪素膜205との界面及びその近傍
における準位を消滅させることができた。これは、ゲイ
ト絶縁膜とチャネル形成領域との界面特性が極めて重要
である絶縁ゲイト型電界効果半導体装置にとっては極め
て有用である。
【0026】引き続いて、スパッタリング法によって、
厚さ3000〜8000Å、例えば6000Åのアルミ
ニウムを成膜した。このアルミニウム中には、0.2
t%のSc含有させる。このアルミニウム中に含有さ
せる材料としては、周期律表III a族の希土類元素を利
用することができる。またその含有量は、0.05〜
0.40wt%、好ましくは、0.1〜0.25wt%
とすることができる。
【0027】そしてアルミニウム膜をパターニング・エ
ッチングして、ゲイト電極207、209を形成した。
エッチングにはドライエッチング法を用いた。さらに、
このアルミニウムの電極の表面を陽極酸化して、表面に
酸化物層208、210を形成した。この陽極酸化は、
酒石酸が1〜5%含まれたエチレングリコール溶液中で
行った。この際、4V/分で電圧を150Vまで上昇さ
せることによって陽極酸化を行った。
【0028】得られた酸化物層208、210の厚さは
2000Åであった。なお、この酸化物208と210
とは、後のイオンドーピング工程において、オフセット
ゲイト領域を形成する厚さとなるので、オフセットゲイ
ト領域の長さを上記陽極酸化工程で決めることができ
る。
【0029】次に、イオンドーピング法(プラズマドー
ピング法とも言う)によって、ゲイト電極部(すなわち
ゲイト電極207とその周囲の酸化層208、ゲイト電
極209とその周囲の酸化層210)をマスクとして、
自己整合的にPもしくはN導電型を付与する不純物を珪
素膜205に添加した。ドーピングガスとして、フォス
フィン(PH3 )およびジボラン(B26 )を用い、
前者の場合は、加速電圧を60〜90kV、例えば80
kV、後者の場合は、40〜80kV、例えば65kV
とする。ドース量は1×1014〜8×1015cm-2、例
えば、燐を2×1015cm-2、ホウ素を5×1015とし
た。ドーピングに際しては、一方の領域をフォトレジス
トで覆うことによって、それぞれの元素を選択的にドー
ピングした。この結果、N型の不純物領域214と21
6、P型の不純物領域211と213が形成され、Pチ
ャネル型TFT(PTFT)の領域とNチャネル型TF
T(NTFT)との領域を形成することができた。
【0030】その後、レーザー光の照射によってアニー
ル行った。レーザー光としては、KrFエキシマレーザ
ー(波長248nm、パルス幅20nsec)を用いた
が、他のレーザーであってもよい。レーザー光の照射条
件は、エネルギー密度が200〜400mJ/cm2
例えば250mJ/cm2 とし、一か所につき2〜10
ショット、例えば2ショット照射した。このレーザー光
の照射時に基板を200〜450℃程度に加熱すること
によって、効果を増大せしめてもよい。(図2(C))
【0031】また、この工程は、可視・近赤外光による
ランプアニールによる方法でもよい。可視・近赤外線は
結晶化した珪素、または燐またはホウ素が1017〜10
21cm-3添加された非晶質珪素へは吸収されやすく、1
000℃以上の熱アニールにも匹敵する効果的なアニー
ルを行うことができる。燐またはホウ素が添加されてい
ると、その不純物散乱により、近赤外線でも十分光が吸
収される。このことは肉眼による観察でも黒色であるこ
とから十分に推測がつく。その反面、ガラス基板へは吸
収されにくいので、ガラス基板を高温に加熱することが
なく、また短時間の処理ですむので、ガラス基板の縮み
が問題となる工程においては最適な方法であるといえ
る。
【0032】続いて、厚さ6000Åの酸化珪素膜21
7を層間絶縁物としてプラズマCVD法によって形成し
た。この層間絶縁物としてはポリイミドまたは酸化珪素
とポリイミドの2層膜を利用してもよい。さらにコンタ
クトホールを形成して、金属材料、例えば、窒化チタン
とアルミニウムの多層膜によってTFTの電極・配線2
18、220、219を形成した。最後に、1気圧の水
素雰囲気で350℃、30分のアニールを行い、TFT
を相補型に構成した半導体回路を完成した。(図2
(D)) 上記に示す回路は、PTFTとNTFTとを相補型に設
けたCMOS構造であるが、上記工程において、2つの
TFTを同時に作り、中央で切断することにより、独立
したTFTを2つ同時に作製することも可能である。
【0033】〔実施例2〕図3に本実施例の作製工程の
断面図を示す。まず、基板(コーニング7059)30
1上にスパッタリング法によって厚さ2000Åの窒化
アルミニュームとその上の200Åの酸化珪素膜より構
成される下地膜302を形成した。さらに、プラズマC
VD法によって、厚さ500〜1500Å、例えば15
00Åの真性(I型)のアモルファスシリコン膜を堆積
した。さらに、スパッタリング法によって厚さ200Å
の酸化珪素膜を、アモルファスシリコン膜上に堆積し
た。
【0034】そして、このアモルファスシリコン膜を窒
素雰囲気中、600℃で48時間アニールして結晶化さ
せた。アニール後、シリコン膜をパターニングして、島
状シリコン領域303を形成し、さらに、スパッタリン
グ法によって厚さ1000Åの酸化珪素膜304をゲイ
ト絶縁膜として堆積した。スパッタリングには、ターゲ
ットとして酸化珪素を用い、スパッタリング時の基板温
度は200〜400℃、例えば250℃、スパッタリン
グ雰囲気は酸素とアルゴンで、アルゴン/酸素=0〜
0.5、例えば0.1以下とした。
【0035】引き続いて、スパッタリング法によって、
厚さ3000〜8000Å、例えば4000Åのアルミ
ニウム膜を堆積した。アルミニウム膜には、0.05〜
0.4wt%、例えば、0.15wt%のスカンジウム
(Sc)を添加した。さらに、このアルミニウム膜上
に、スピンコート法によって厚さ1μm程度のフォトレ
ジスト、Shipley 社製AZ1350のごとき、耐圧性の
良好なフォトレジストを形成した。そして、公知のフォ
トリソグラフィー法によって、ゲイト電極305をパタ
ーニングした。エッチングにはウェットエッチング法を
用い、エッチャントとしては燐酸と硝酸の混酸を用い
た。この結果ゲイト電極上には、フォトレジストのマス
ク306が残存した。フォトレジストの代わりに、例え
ば、東レ製UR3800のような感光性ポリイミド(フ
ォトニース)を用いても同様な構造が得られる。(図3
(A))
【0036】次に、基板を10%クエン酸水溶液に浸漬
し、10〜50V、例えば10Vの定電圧で10〜50
分、例えば30分陽極酸化をおこなうことによって、4
000Å〜10000Å(1μm)の厚さ、この場合は
約5000Åの多孔質の陽極酸化物307を±200Å
の精度でゲイト電極の側面に形成することができた。他
に、8%蓚酸溶液中で、30〜40Vの陽極酸化をおこ
なってもよい。なお、ゲイト電極の上面にはマスク材が
存在していたので、陽極酸化はほとんど進行しなかっ
た。(図3(B))
【0037】次に、マスク材を除去して、ゲイト電極上
面を露出させ、3%酒石酸のエチレングリコール溶液
(アンモニアで中性にpH調整したもの)中に基板を浸
漬し、これに電流を流して、1〜5V/分、例えば4V
/分で電圧を80Vまで上昇させて、陽極酸化をおこな
った。この際には、ゲイト電極上面のみならず、ゲイト
電極側面も陽極酸化されて、緻密な陽極酸化物308が
厚さ1000Å形成された。この陽極酸化物の耐圧は5
0V以上であった。(図3(C))
【0038】次に、プラズマドーピング法によって、シ
リコン領域303にゲイト電極をマスクとして不純物
(燐)を注入した。ドーピングガスとして、フォスフィ
ン(PH3 )を用い、加速電圧を60〜90kV、例え
ば80kVとした。ドーズ量は1×1014〜8×1015
cm-2、例えば、2×1015cm-2とした。この結果、
N型の不純物領域309が形成された。(図3(D))
【0039】次に、上面からレーザー光を照射して、レ
ーザーアニールをおこない、ドーピングされた不純物を
活性化した。レーザーとしては、KrFエキシマーレー
ザー(波長248nm、パルス幅30nsec)を用い
たが、他に、XeClエキシマーレーザー(波長308
nm)、ArFエキシマーレーザー(波長193n
m)、XeFエキシマーレーザー(波長353nm)等
を用いてもよい。レーザーのエネルギー密度は200〜
400mJ/cm2 、例えば、250mJ/cm2
し、2〜10ショット、例えば2ショット照射した。レ
ーザー照射時には基板を200〜300℃、例えば25
0℃に加熱しておいた。こうして不純物領域309を活
性化した。図3(D)においては、多孔質の陽極酸化物
307を残存させているが、この酸化物307をこの後
除去してもよい。また、ゲイト電極下のゲイト絶縁膜を
除いて、その下のゲイト絶縁膜304を除去してもよ
い。かくすると、多孔質の陽極酸化物307が電荷を捕
獲して不安定性を発生することがない。
【0040】続いて、厚さ6000Åの酸化珪素膜31
0を層間絶縁物としてプラズマCVD法によって形成
し、これにコンタクトホールを形成して、金属材料、例
えば、窒化チタンとアルミニウムの多層膜によってTF
Tのソース領域、ドレイン領域の電極・配線311を形
成した。最後に、1気圧の水素雰囲気で350℃、30
分のアニールをおこなった。以上の工程によって薄膜ト
ランジスタが完成した。(図3(E))
【0041】実施例1とは異なり、本実施例では、TF
Tのオフセット(ゲイト電極305とソース/ドレイン
領域307の端部との距離)は約5000Å(多孔質陽
極酸化物3000Å+無孔質陽極酸化物1000Å)も
あり、その結果、リーク電流(IOFF )は極めて低く抑
えられた。また、陽極酸化の際にゲイト絶縁膜に過大な
電圧が印加されないため、ゲイト絶縁膜の界面準位密度
が小さく、そのため、TFTのサブスレシュホールド特
性(S値)が極めて小さく、この結果、立ち上がりが急
峻な特性が得られた。このように、本実施例によって作
製されたTFTはオン/オフ比が大きく、リーク電流も
少ないので、例えば、アクティブマトリックス型液晶デ
ィスプレーの画素トランジスタに適している。
【0042】〔実施例3〕本実施例は、Siを0.2w
t%添加したアルミニウム膜の表面に陽極酸化工程によ
って酸化物層を2000Åの厚さに形成した場合と、同
様な条件によって、Scを0.2wt%添加したアルミ
ニウム膜の表面に陽極酸化工程によって酸化物層を形成
した場合のとを比較例である。アルミニウム膜の厚さは
6000Åであり、スパッタ法で形成したものである。
陽極酸化工程は、実施例1で示したのと同様であり、酒
石酸が1〜5%含まれたエチレングリコール溶液中で、
4V/分で電圧を150Vまで上昇させることによっ
て、2000Åの厚さに酸化物層を形成した。
【0043】図4(A)にSiを添加した場合の断面を
写した電子顕微鏡写真を示す。図4には、島状に形成さ
れたアルミニウムを主成分とする膜と、その表面に陽極
酸化工程において形成された酸化物層の状態が示されて
いる。図4(A)を見れば分かるように、酸化物層の表
面は異常成長が見られ、平滑な面となっていない。また
膜質も極めて悪いことが理解される。
【0044】一方、図4(B)に示すのは、Scを添加
した場合の断面を移した電子顕微鏡写真である。図4
(B)を見ると、酸化物層は緻密であり、その表面にも
異常成長の跡が見られないことが分かる。以上述べたよ
うに、アルミニウム中にScを添加することによって、
当該アルミニウムの表面に陽極酸化工程によって形成さ
れる酸化物層を緻密に、しかも制御性良く形成すること
ができることが分かる。
【0045】
発明の効果】陽極酸化工程において、アルミニウム
表面に酸化物層を形成するに当たり、当該アルミニウム
中にScを0.05wt%〜0.40wt%、好ましく
は、0.1wt%〜0.25wt%添加することによっ
て、陽極酸化工程において、 (1)酸化される領域の異常成長(ヒロック)を防止す
ることができる。 (2)酸化される厚さの制御性を高めることができる。 (3)均一な酸化物層を形成することができる。 (4)耐熱性を高くすることができる。 (5)耐レーザー性を高くすることができる。 (6)特にTFTのオフセット領域を形成する場合、T
FTの特性を揃えることができる。 (7)異常成長がなく、緻密な酸化物層を形成できるの
で、薄い酸化物層を形成することができる。 といった効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 オフセットゲイト領域を有するTFTの構造
を示す。
【図2】 実施例の作製工程を示す。
【図3】 実施例の作製工程を示す。
【図4】 陽極酸化工程によって形成された薄膜の状態
を示す写真である。
【符号の説明】
11・・・・ガラス基板 12・・・・ソース 13・・・・チャネル 14・・・・ドレイン 15・・・・オフセットゲイト領域 16・・・・ゲイト絶縁膜 17・・・・ゲイト電極 18・・・・酸化物層 19・・・・層間絶縁膜 101・・・ソース電極 102・・・ドレイン電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小沼 利光 神奈川県厚木市長谷398番地 株式会社 半導体エネルギー研究所内 (72)発明者 菅原 彰 神奈川県厚木市長谷398番地 株式会社 半導体エネルギー研究所内 (72)発明者 上原 由起子 神奈川県厚木市長谷398番地 株式会社 半導体エネルギー研究所内 (56)参考文献 特開 平5−160153(JP,A) 特開 平1−289140(JP,A)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲイト電極がスカンジウム(Sc)が添
    加されたアルミニウムを主成分とする材料により構成さ
    れ、該ゲイト電極の表面には当該材料を陽極酸化して形
    成される陽極酸化物層が形成されて成ることを特徴とす
    る絶縁ゲイト型半導体装置。
  2. 【請求項2】 ゲイト電極がIIIa族の元素が添加された
    アルミニウムを主成分とする材料により構成され、該ゲ
    イト電極の表面には、当該材料を陽極酸化して形成され
    る陽極酸化物層が形成されて成ることを特徴とする絶縁
    ゲイト型半導体装置。
  3. 【請求項3】 ゲイト電極がIIIa族の元素が添加された
    アルミニウムを主成分とする材料により構成され、該ゲ
    イト電極の表面を前記材料の陽極酸化により酸化物層を
    形成することを特徴とする絶縁ゲイト型半導体装置の作
    製方法。
  4. 【請求項4】 チャネル形成領域、ソース領域、ドレイ
    ン領域、および前記チャネル形成領域と前記ソース領域
    との間と前記チャネル形成領域と前記ドレイン領域との
    間にそれぞれ形成されたオフセット領域を有する半導体
    層と、 IIIa族の元素が添加されたアルミニウムを主成分とする
    ゲイト電極と、 前記チャネル形成領域と前記ゲイト電極との間に形成さ
    れたゲイト絶縁膜と、 前記ゲイト電極の表面を陽極酸化して形成される陽極酸
    化物層とを有し、 前記陽極酸化物層の外縁が前記オフセット領域と前記ソ
    ース領域との境界および前記オフセット領域と前記ドレ
    イン領域との境界に略一致していることを特徴とする絶
    縁ゲイト型半導体装置。
  5. 【請求項5】 チャネル形成領域、ソース領域、ドレイ
    ン領域、および前記チャネル形成領域と前記ソース領域
    との間と前記チャネル形成領域と前記ドレイン領域との
    間にそれぞれ形成されたオフセット領域を有する半導体
    層と、IIIa族の元素が添加されたアルミニウムを主成分とする
    ゲイト電極と、 前記チャネル形成領域と前記ゲイト電極との間に形成さ
    れたゲイト絶縁膜と、 前記ゲイト電極の表面を陽極酸化して形成される緻密な
    陽極酸化物層と、前記緻密な陽極酸化物層の側面に前記ゲイト電極を陽極
    酸化して形成される多孔 質の陽極酸化物層と を有し、 前記多孔質の陽極酸化物層の外縁が前記オフセット領域
    と前記ソース領域との境界および前記オフセット領域と
    前記ドレイン領域との境界に略一致していることを特徴
    とする絶縁ゲイト型半導体装置。
  6. 【請求項6】 請求項4乃至5において、前記ゲイト電
    極はIIIa族の元素が添加されたアルミニウムを主成分と
    する単層であることを特徴とする絶縁ゲイト型半導体装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項4乃至6において、IIIa族の元素
    はScであることを特徴とする絶縁ゲイト型半導体装
    置。
  8. 【請求項8】 基板上に半導体層を形成する工程と、 前記半導体層上にゲイト絶縁膜を形成する工程と、 スパッタリング法により前記ゲイト絶縁膜上にIIIa族の
    元素が添加されたアルミニウムを主成分とする膜を形成
    する工程と、 前記アルミニウムを主成分とする膜をパターニングして
    ゲイト電極を形成する工程と、 前記ゲイト電極の表面を陽極酸化する工程と、 前記陽極酸化されたゲイト電極をマスクとして前記半導
    体層中に不純物をドーピングしてソース領域およびドレ
    イン領域を形成する工程とを有することを特徴とする絶
    縁ゲイト型半導体装置の作製方法。
  9. 【請求項9】 基板上に半導体層を形成する工程と、 前記半導体層上にゲイト絶縁膜を形成する工程と、 スパッタリング法により前記ゲイト絶縁膜上にIIIa族の
    元素が添加されたアルミニウムを主成分とする膜を形成
    する工程と、 前記アルミニウムを主成分とする膜上にマスク材を形成
    する工程と、 前記マスク材をマスクとして前記アルミニウムを主成分
    とする膜をパターニングしてゲイト電極を形成する工程
    と、 前記ゲイト電極の側面に多孔質の陽極酸化物を形成する
    陽極酸化工程と、 前記マスク材を除去する工程と、 前記ゲイト電極の上面および側面に緻密な陽極酸化物を
    形成する陽極酸化工程と、 前記陽極酸化されたゲイト電極をマスクとして前記半導
    体層中に不純物をドーピングしてソース領域およびドレ
    イン領域を形成する工程とを有することを特徴とする絶
    縁ゲイト型半導体装置の作製方法。
  10. 【請求項10】 請求項8乃至9において、前記ゲイト
    電極はIIIa族の元素が添加されたアルミニウムを主成分
    とする単層であることを特徴とする絶縁ゲイト型半導体
    装置の作製方法
  11. 【請求項11】 請求項8乃至10において、IIIa族の
    元素はScであることを特徴とする絶縁ゲイト型半導体
    装置の作製方法。
JP5263024A 1993-02-22 1993-09-27 半導体装置およびその作製方法 Expired - Fee Related JP2940653B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5263024A JP2940653B2 (ja) 1993-09-27 1993-09-27 半導体装置およびその作製方法
KR1019940003273A KR0131179B1 (ko) 1993-02-22 1994-02-22 전자회로 제조프로세스
US08/213,060 US5580800A (en) 1993-03-22 1994-03-15 Method of patterning aluminum containing group IIIb Element
KR1019940005917A KR0166397B1 (ko) 1993-03-22 1994-03-22 트랜지스터 및 그 제조방법
US08/654,030 US5830786A (en) 1993-02-22 1996-05-28 Process for fabricating electronic circuits with anodically oxidized scandium doped aluminum wiring

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5263024A JP2940653B2 (ja) 1993-09-27 1993-09-27 半導体装置およびその作製方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07106580A JPH07106580A (ja) 1995-04-21
JP2940653B2 true JP2940653B2 (ja) 1999-08-25

Family

ID=17383828

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5263024A Expired - Fee Related JP2940653B2 (ja) 1993-02-22 1993-09-27 半導体装置およびその作製方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2940653B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3759999B2 (ja) * 1996-07-16 2006-03-29 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置、液晶表示装置、el装置、tvカメラ表示装置、パーソナルコンピュータ、カーナビゲーションシステム、tvプロジェクション装置及びビデオカメラ
JP3749725B2 (ja) 2003-09-09 2006-03-01 ファナック株式会社 ノズルタッチ力制御装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2714606B2 (ja) * 1988-05-16 1998-02-16 日本電信電話株式会社 配線層及びその製法
JP2750380B2 (ja) * 1991-12-03 1998-05-13 株式会社 半導体エネルギー研究所 半導体装置の作製方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07106580A (ja) 1995-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6690063B2 (en) Thin film semiconductor integrated circuit and method for forming the same
US6541795B2 (en) Thin film semiconductor device and production method for the same
US7105898B2 (en) Electronic circuit
US5696386A (en) Semiconductor device
US5939731A (en) MIS semiconductor device and method for fabricating the same
US5580800A (en) Method of patterning aluminum containing group IIIb Element
US6544825B1 (en) Method of fabricating a MIS transistor
US5830786A (en) Process for fabricating electronic circuits with anodically oxidized scandium doped aluminum wiring
JPH07131034A (ja) 半導体装置の作製方法
JP3355181B2 (ja) 半導体装置の作製方法
JP2940653B2 (ja) 半導体装置およびその作製方法
US6410374B1 (en) Method of crystallizing a semiconductor layer in a MIS transistor
JP2010098321A (ja) 半導体装置
JP3338182B2 (ja) 半導体装置の作製方法
JPH1050609A (ja) 薄膜状半導体装置の作製方法
JP3338434B2 (ja) 薄膜トランジスタの作製方法
JP3949639B2 (ja) 半導体装置の作製方法
JP3117872B2 (ja) 薄膜半導体集積回路の作製方法
JP3140304B2 (ja) 半導体装置およびその作製方法
JP3765936B2 (ja) 半導体装置の作製方法
JP4104901B2 (ja) アクティブマトリクス型表示装置
JP3370029B2 (ja) 半導体装置の作製方法
JP3357321B2 (ja) 半導体装置の作製方法
JP3602344B2 (ja) 薄膜トランジスタ及びその作製方法
JP3537198B2 (ja) 半導体装置の作製方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090618

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090618

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090618

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100618

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100618

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees