JP2927080B2 - 文字・図形発生装置および方法 - Google Patents

文字・図形発生装置および方法

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JP2927080B2 JP3277394A JP27739491A JP2927080B2 JP 2927080 B2 JP2927080 B2 JP 2927080B2 JP 3277394 A JP3277394 A JP 3277394A JP 27739491 A JP27739491 A JP 27739491A JP 2927080 B2 JP2927080 B2 JP 2927080B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスプレイやプリン
タ等の出力装置に文字・図形等を供給するための文字・
図形発生装置に関する。
【従来の技術】従来のアウトラインフォントあるいはベ
クトルフォントとして知られている技術では、文字・図
形の輪郭を表わす離散的データをアフィン変換した後、
直線、2次曲線、3次曲線、円弧等により補間して文字
・図形の輪郭線を算出し、この輪郭線で囲まれた閉領域
を塗りつぶすことによって文字・図形を発生させてい
た。この技術によれば、一つの文字・図形の輪郭を表わ
す離散的データから任意の大きさの文字・図形を得るこ
とができた。ところで、同じ書体で文字・図形のウエイ
トの異なるファミリーを要求する向きには、特願昭57
−169791号のように文字の輪郭を表わす離散的デ
ータを複数組もつことで文字のファミリーを展開する方
法が知られている。
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来技
術である一つの文字・図形の輪郭を表わす離散的データ
から任意の大きさの文字・図形を計算する方法において
は、文字・図形の大きさを変えたときに、出力装置の解
像度やドット形状等の特性により文字・図形のウエイト
が変わって見えることがあった。また、同じ書体で太目
の書体や細目の書体といったファミリーを展開するに
は、その分データ量が増えていた。
【課題を解決するための手段】そこで本願発明の文字・
図形発生装置は、文字・図形の輪郭を表わす離散的デー
タを記憶する記憶手段と、前記離散的データにアフィン
変換を施す変換手段と、前記アフィン変換後の離散的デ
ータを補間処理して所望の大きさの文字・図形の輪郭を
発生する補間処理手段と、前記輪郭の内部を塗り潰すた
めの塗り潰し方法が異なる複数種類の塗り潰し手段と、
前記複数種類の塗り潰し手段の中から、前記文字・図形
の書体と大きさに応じて予め決められている塗り潰し手
段を選択し、前記輪郭の内部を塗り潰すことで所望の大
きさの文字・図形を発生する制御手段と、前記発生させ
た文字・図形を出力する出力手段と、を有する。
【実施例】図1は、本発明の文字・図形発生装置で用い
る複数の塗りつぶし手段の例を説明するための図であ
る。図1(c)がいま求める図形101で、2重の輪郭
の間を塗りつぶしたものである。出力装置の解像度が文
字・図形の大きさに対して十分細かい場合には出力結果
は101に近いものになるが、そうでない場合には出力
装置の画素の大きさや形状が文字の品質に関係してく
る。例えば図1(a)で102のような丸印が画素の中
心を表わし、103は画素を面で表わしたときの画素面
を表わしたものである。実際に出力するときの画素の大
きさは、べた黒が実現できるように画素面より少し大き
めになっているが、これは104のような大きさの図形
を発生しようとした場合、画素の大きさや形状などの影
響がどうしても出てくるからである。文字の輪郭から黒
く塗る画素を選ぶ選び方にはいくつかが考えられる。こ
の選び方を塗りつぶし方法と呼ぶことにする。図1
(a)は塗りつぶし方法の一つ(塗りつぶし方法A)を
説明するためのものである。この方法は、102で示さ
れるような画素の中心点が輪郭線100と105の間に
あればその画素を塗るというもので、この場合に選ばれ
る画素を103のように画素面を記すことで示してあ
る。図1(b)は別の塗りつぶし方法(塗りつぶし方法
C)を説明するための図である。この方法は、画素を点
ではなく面としてとらえ、輪郭面が輪郭線106や10
7がふれる画素をすべて選択し、これらの画素を含めて
その内部の画素を塗りつぶすというものである。この場
合に選ばれた画素を画素面を記すことで108のように
示してある。塗りつぶし方法Aは輪郭線に対して少し細
目になり、塗りつぶし方法Cは少し太めになる。図2は
本発明の文字・図形発生装置の処理を説明するためのブ
ロック図である。文字・図形の輪郭データを離散的に記
憶する輪郭データ記憶手段201と、この輪郭データ記
憶手段に記憶されている輪郭データに対して拡大縮小回
転などのアフィン変換をするアフィン変換手段202
と、アフィン変換手段において変換された結果を直線や
曲線で補間する補間処理手段203と、補間処理後に塗
りつぶしを行なう塗りつぶし手段204と、制御手段2
05から構成され、最終的な文字・図形出力を206で
得る。塗りつぶし手段204では、複数種の塗りつぶし
手段が用意され、文字のサイズをアフィン変換手段20
2に設定する制御手段205により文字サイズに応じて
適宜の塗りつぶし手段が選択される。もう一つの塗りつ
ぶし方法について説明する。図3は輪郭線301の内部
を塗りつぶす図形を求めるときの例である。補間手段に
より301の輪郭を求めて輪郭301を縦横斜めの8方
向連結の画素の単位におとして302のように黒丸で示
した輪郭点列を求め、これらの画素を含めてその内部を
塗りつぶすことにより求める図形が得られる。その輪郭
の外形線は303のようになる。このような塗りつぶし
方法(塗りつぶし方法B)による図形は、304の画素
のように輪郭線301の外側にくる画素もあることから
塗りつぶし方法Aによる図形より太く、305の白丸に
示すように、塗りつぶし方法Cによれば塗られていた画
素がBの方法では塗られない画素もあることから、塗り
つぶし方法Cによる図形より細いといえる。なおここ
で、図2のブロック図でいえば、301のような輪郭を
求める処理は補間処理手段203で行なわれ、302の
ような輪郭点列を求める処理以降が塗りつぶし手段20
4で行なわれる。次に、塗りつぶし方法の選択方法につ
いて説明する。図4は文字の大きさが変わっても出力装
置のドットの影響で文字のウエイトが変わらないように
するための選択方法の例である。図4は文字の大きさに
より例えばn1ポイントより小さい文字を出力する要求
が出た場合には塗りつぶし方法Aを選択し、n1からn
2ポイントの文字に対しては塗りつぶし方法Bを選択
し、n2ポイント以上の文字については塗りつぶし方法
Cを選択するというテーブルであり、n1やn2等のパ
ラメータはあらかじめ出力装置の解像度やドット形状・
濃度等により設定される。このように、小さめの文字に
対しては細目の文字になるようにし、少し大きな文字に
対しては少し太くなるようにし、大きな文字に対しては
もう少し太めになるようにすることで、大きさが変わっ
ても文字のウエイトが変わらないようにすることができ
る。もし、全ての大きさの文字に対して塗りつぶし方法
Aを選択すれば、小さい文字はよく見えてもある程度大
きな文字になると線が弱々しくなり、文字のウエイトが
変わったように見える。逆に、全ての文字で塗りつぶし
方法Cを選択すれば、ある程度大きな文字ではよく見え
ても小さいところでは線が文字の大きさに対して太くな
り過ぎ、やはりウエイトが変わってしまう。これは、塗
りつぶし方法の特性の他にも、文字が大きくなるほど少
し線を太くしないと文字のウエイトが同じにみえないと
いう人の感覚の影響もあると思われる。文字のウエイト
に対する人の感覚は非常に敏感なのである。ある方法で
塗りつぶしただけでは細過ぎるという場合は1ドット分
幅を広げるとか、ある方法で塗りつぶしを行なっただけ
では太すぎるという場合は1ドット分幅を削るというよ
うな粗い方法では、とても人の感覚を満足させることが
できない。しかし、以上説明したように、塗りつぶし手
段を複数用意して1ドット以下のところで線幅を調整す
るようにすれば、文字の大きさによらずウエイトを一定
にみせることができる。図5は塗りつぶし方法を変える
ことでウエイトの違う文字をつくるときの選択方法を説
明するための図である。先の例と同様に塗りつぶし方法
の切り替わるm1やm2等のパラメータは予め設定して
あり、細書体の場合には、m1ポイント未満は塗りつぶ
し方法A、m1からm2ポイントは塗りつぶし方法B、
m2ポイント以上は塗りつぶし方法Cをそれぞれ選択し
細書体としてのウエイトの統一を実現している。ここ
で、m1ポイント未満の文字に対して塗りつぶし方法B
を選択することにより、ウエイトを積極的に変え中書体
の文字とすることができる。中書体の少し大きな文字で
は塗りつぶし方法Cを選択し、さらに大きな文字では塗
りつぶし方法Cにより得られた文字をビットシフトし、
外形を太らせる(SAで示す)ことで中書体としての書
体の統一性を実現している。太書体に対しても同様で、
小さい文字に対しては塗りつぶし方法Cを選択し、少し
大きな文字では輪郭を太らせ(SBで示す)、さらに大
きな文字では輪郭を太らせる度合をさらに大きくする
(SCで示す)ことにより太書体としてのウエイトの統
一性を実現している。なお、輪郭を太らせることでウエ
イトを変えようとするのは文字が大きなときには簡単な
方法であるが、文字が小さいときには十分でない。本発
明では、文字が解像度に対して比較的小さいときに塗り
つぶし方法を変えることでウエイトを変えられるが、こ
れは大きな文字におけるウェイトの統一性をとる方法に
ついて限定するものではない。各書体で塗りつぶし方法
を切り換えるパラメータは書体毎に違ってもかまわない
し、出力装置の経年変化などにより出力ドットの大きさ
や濃度が変化する場合には、これをフィードバックして
パラメータの設定を変えることも有効である。図6は大
きな文字のときに輪郭を太らせる方法の例を示すもの
で、分かりやすくするために小さな文字を例にしてい
る。図6(a)に示す601が塗りつぶし方法Cで得ら
れた文字とすると、図6(b)はそれを太らせた文字で
あり、元の文字602とそれを右に1ドットシフトした
文字の論理和をとって603の分だけ文字を太らせてい
る。図6(c)はさらに太くするときの例であり、元の
文字604の回りを1ドットずつ輪郭を広げて605の
分だけ輪郭を広げ、文字の太線化を実現している。以上
説明したように、図5のテーブルに基づいて塗りつぶし
手段を選択することで、文字のウエイトを変えることが
できる。この方法はデータ量を増やすことなく文字のウ
エイトを変えることができるので、比較的解像度の粗い
デスプレイに対しても有効である。
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、塗り
つぶし手段を複数用意し、この複数の塗りつぶし手段を
適宜選択することにより、文字の大きさを変えてもウエ
イトを一定にすることが可能である。また、ある大きさ
の文字について、塗りつぶし手段を変えるだけでウエイ
トを変えることができ、文字の表現能力を広げることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文字・図形発生方法で用いる複数の塗
りつぶし方法を説明する図である。
【図2】本発明の文字・図形発生方法の、処理を説明す
るためのブロック図である。
【図3】別の塗りつぶし方法を説明するための図であ
る。
【図4】大きさによらずウエイトを一定にするための塗
りつぶし方法の選択例を示す図である。
【図5】大きさとウエイトにより塗りつぶし方法を選択
する例を示す図である。
【図6】大きな文字のウエイトを変える例を説明する図
である。
【符号の説明】
201 輪郭データ記憶手段 202 アフィン変換手段 203 補間処理手段 204 塗りつぶし手段 205 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06T 11/00 - 11/80 G09G 5/24

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字・図形の輪郭を表わす離散的データを
    記憶する記憶手段と、 前記離散的データにアフィン変換を施す変換手段と、 前記アフィン変換後の離散的データを補間処理して所望
    の大きさの文字・図形の輪郭を発生する補間処理手段
    と、 前記輪郭の内部をウェイトが異なる様に塗り潰す複数種
    類の塗り潰し手段と、 前記複数種類の塗り潰し手段の中から、前記文字・図形
    の書体と大きさに応じて予め決められている塗り潰し手
    段を選択する制御手段と、 前記輪郭の内部を塗り潰した文字・図形を出力する出力
    手段と、 を有する文字・図形発生装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、文字・図形の書体と大き
    さから塗り潰し手段を選択するための塗り潰し手段選択
    テーブルを有する請求項1記載の文字・図形発生装置。
  3. 【請求項3】前記塗り潰し手段選択テーブルの内容は、
    前記出力手段の解像度、ドット形状、濃度のいずれかに
    応じて設定される請求項2記載の文字・図形発生装置。
  4. 【請求項4】文字・図形の輪郭を表わす離散的データに
    アフィン変換を施す変換ステップと、 前記アフィン変換後の離散的データを補間処理して所望
    の大きさの文字・図形の輪郭を発生する補間処理ステッ
    プと、 前記輪郭の内部をウェイトが異なる様に塗り潰す複数種
    類の塗り潰し手段の中から、前記文字・図形の書体と大
    きさに応じて予め決められている塗り潰し手段を選択す
    る選択ステップと、 前記選択された塗り潰し手段により輪郭の内部を塗り潰
    すことで所望のウェイトの文字・図形を発生する塗り潰
    しステップと、 を有する文字・図形発生方法。
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