JP2925237B2 - 半導体放射素子の放射光結合システムおよびこれを用いた放射光処理アレイ - Google Patents

半導体放射素子の放射光結合システムおよびこれを用いた放射光処理アレイ

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、半導体発光素子への放射光と半導体発光素
子からの放射光との結合のためのシステムに関する。
[発明の詳細な説明] 半導体レーザアレイは一般に平面基板上に形成された
複数の半導体インジェクションレーザを含む。あるレー
ザ装置においては、放射光はレーザ素子(以下、素子と
称する)から放射光の光軸が一般に基板の平面にほぼ垂
直となるように放射される。レーザアレイの形成におい
て、各レーザの出力がその他のレーザの出力とコヒーレ
ントになり、アレイが単一の光源として作用するよう
に、レーザが位相ロックされていることが一般に望まし
い。エバネッセントカップリングは、隣接する平行な素
子を位相ロックする1つの技法であるが、この技法は、
放射光カップリングが通常隣り合う素子の間だけに発生
するという点で制限がある。その他のアレイの配置とし
ては、第1の素子の出力端の一部を、第1の素子の光出
力端と一列に並べられている第2の素子の入力端に結合
することにより形成された直線アレイが含まれる。後者
の配置は1次元のアレイに限られる。
本発明者は、すべての素子が、隣り合わない場合、あ
るいは単に直線状に排列されていない場合にも放射光が
結合されるように、素子が1つ以上のアレイに構成され
た位相ロックされるレーザの2次元の列を形成すること
が望ましく、それによってより多くの素子が基板の比較
的狭い領域中で効率的に結合されることを認識してい
る。
本発明による、半導体発光素子により放射された放射
光を結合するための光結合システムは、広い表面を有す
る基板を含む。間隔を置いた複数のノジュールを含む光
学格子は、基板の広い表面上に重なっている。格子は、
広い表面の平面に平行な平面中にある光軸に沿って放射
された放射光を受けるようになっている。ノジュールは
格子中に配置され、受けられた放射光の第1の部分が格
子から光軸に沿った方向に反射し、かつ受けられた放射
光の第2の部分が格子により第1の方向とは異なる第2
の方向に偏向されるように配置されている。その結果、
それによって受けられた放射光を処理するようになって
いる多数の発光素子が、素子により放射された放射光の
位相ロックを行なうために結合される。
[実施例] 第1図は本発明の1実施例による放射光結合システム
の等角斜視図、第2図は第1図のシステムの典型的なレ
ーザゲインセクションの断面立面図、第3図は第1図の
システムの格子部分の平面図、第4図は本発明の原理の
いくつかを説明するのに有効な第1図のシステムと同様
のシステムの図式平面図、第5図は第4図に示した型の
複数の結合システムの図式平面図、第6図および第7図
は第5図のシステムと同様のシステムの部分の図式平面
図であり、アレイ中の様々なレーザゲインセクションへ
の様々な接触接続を示す図である。
第1図において、システム10は広い表面14を有する半
導体基板12を含む。広い表面14上に重なっているのはN
型クラッド層15で、クラッド層15上にはラージオプティ
カルキャビティ層(以下、LOC層と称する)16が重なっ
ている。LOC層16上に重なっているのは、レーザダイオ
ードゲインセクション17〜19すべてを含む第1の直線ア
レイである。セクション17〜19は軸線20に平行に一列に
並べられている。セクション17〜19は軸線20に垂直で表
面14に平行な第2の軸線22に平行に放射光を放射する。
軸線20および22は、広い表面14に平行な平面を定める。
レーザダイオードゲインセクション17′〜19′すべてを
含む第2のアレイはLOC層16上でセクション17〜19から
間隔を置き、かつそれぞれそれらと一列に並べられてい
る。セクション17′〜19′はすべて軸線20に平行に一列
に並べられ、各々が軸線22に平行な方向に放射光を放射
する。ダイオードセクション17′は軸線22に平行な軸線
上でセクション17と一列に並べられている。セクション
17〜17′は互いに向かって放射光を放射するように配置
されている。同様にセクション18′はセクション18と、
セクション19′はセクション19と、軸線22に平行な方向
に一列に並べられている。セクション18〜18′もセクシ
ョン19〜19′も、それぞれ互いに向かって放射光を放射
する。
レーザダイオードセクション24〜24′の第2のアレイ
はLOC層上にある。セクション24は軸線20に平行な方向
にセクション24′と一列に並べられている。セクション
24〜24′はそれぞれ互いに向かって放射光を放射する。
実施例としては、セクション24はセクション19〜19′の
並びの(図面の)左側の直線上にあり、セクション24′
はセクション17〜17′の並びの右側に調整されている。
レーザダイオードセクション17〜19、17′〜19′および
24〜24′は、中央のほぼ正方形の領域26の範囲を定め
る。領域26中のLOC層16上に配置されているのは本発明
の1実施例による光学格子である。セクション17からセ
クション18およびセクション18からセクション19までの
間隔は、ほぼ同じである。セクション24〜24′からセク
ション17〜19および17′〜19′のアレイまでの間隔もほ
ぼ同じである。レーザダイオードセクションの配置は対
称的であることが好適であるが、例として示しているに
すぎない。その他の実施例においては、セクションは与
えられた実施例にしたがって一列には並べられない。例
えば、セクション24〜24′は軸線20に平行な軸線に関し
て一列に並べられず、同様に素子17〜19のどれも、セク
ション17′〜19′のどれに関しても軸線22に平行な方向
に一列に並べられない。各セクションは、本実施例の第
2図の典型的なセクション24′と同一であるが、セクシ
ョンは当然、様々な実施例により異なる。
格子28は基板12の広い表面14上に重なる領域全体にわ
たって、LOC層16表面上に重なっている。各セクション
の光軸は表面14に平行である。格子28は、各素子ゲイン
セクションから格子領域を通過して一列に並べられた向
い側の素子ゲインセクションに光を伝達させるものであ
る。例えばセクション24′からの放射光は格子28に向か
って放射され、かつ格子28によりセクション24に伝達さ
れるし、また逆も同様である。同様に、セクション17か
らの光は、レーザダイオードセクション17′に向かって
放射され、セクション17′に入射し、かつ受け入れら
れ、その他同様である。格子28は、一列に並べられたダ
イオードセクションに直接的に光を伝達させるほか、放
射素子にブラグ反射を引き起し、放射方向に垂直な横方
向に光を偏向させる。
格子28は複数のノジュールを含み、各ノジュールは谷
に取り囲まれている。第2図においては、例えばノジュ
ール40は中間の谷46および48により、ノジュール42およ
び44からそれぞれ間隔を置いて配置されている。格子28
中のノジュールのアレイは対称的に配置されている。第
3図においてはノジュール51の第1のアレイ50における
ノジュールの配列は、軸線52上に一列に並べられてい
る。ノジュール55の第2のアレイ54は、軸線52に平行な
軸線56上に一列に並べられている。格子28のノジュール
はすべて軸線52および56に平行な軸線上に一列に並べら
れている。
セクション18′により形成された代表的な素子は光軸
58を有する。光軸58は第1図の軸線22に平行である。光
軸58は各アレイ50、54の軸線52および56その他に対して
45°で配置されているが、格子のノジュールもアレイ6
0、62、64その他のように、第2のアレイに一列に並べ
られている。アレイ60、62および64は互いに平行である
が、軸線52および56に直角な各軸線61、63、65その他の
上に一列に並べられている。軸線60、62、64も軸線22に
対して45°の角度である。
軸線61、63、65は素子セクション18′の軸線58に対し
て45°である。ノジュール66のような、すぐ隣の4つの
ノジュールからなるアレイは、本実施例では対称的に正
方形のアレイになっている。すべてのノジュールは同様
の4つのノジュールからなるアレイを形成する。ノジュ
ールはやや丸みのある山、または半球形の形状をしてお
り、それらの間には谷がある。第3図の円形はノジュー
ルの形状の特定のというより代表的な記載であり、ノジ
ュールの前記円形は説明および図の単純化のために示し
たにすぎない。ノジュール間の相互接続部分は、第2図
に示すようにほぼ正弦曲線のような曲線である。
第3図のアレイ28中のノジュール51は、周期Λ1を有
する第1の格子を形成するためにその他のノジュールと
一列に並べられている。例えば、アレイ50のノジュール
は、アレイ54のノジュールとの組み合わせにおいてΛ1
の格子周期を有する。アレイ50および54に垂直な方向の
アレイの間の間隔が等しいので、アレイ50および54に平
行なアレイの各ノジュール間の空間は一定の格子周期Λ
1である。ノジュールのアレイが対称的であるため、ア
レイ60のノジュールはアレイ62のノジュールから間隔を
置いて配置され、アレイ62はアレイ64から第2の周期Λ
2の間隔を置いて配置されている。ノジュールの間隔は
格子のアレイ全体にわたって等しく、Λ1はΛ2に等し
い。
格子周期Λ1は、放射された放射光を、例えば光軸58
に沿ったセクション18′に対応する素子から光軸58に垂
直な、例えば方向70に偏向させるような周期である。す
なわちセクション18′から方向72に放射された光子が、
光軸58上に一列に並べられている各ノジュールに入射す
るとき、周期Λ1が存在することによって、前記ノジュ
ールにより方向70に平行な方向に偏向される。このよう
に光軸58上に一列に並べられているノジュール51は、方
向70に平行な方向に光子のいくらかを偏向させる傾向が
ある。同様に軸線58上のノジュール55も、光軸58上に一
列に並べられている残りの各ノジュール74および76その
他のように、いくらかの光子を方向70に偏向させる傾向
がある。格子により偏向された光子は光軸58と一列に並
ぶ方向および光軸58に垂直な方向に伝播させられる。
同様に軸線61、63、65のそれぞれの上のアレイ60、62
および64などに平行に配置されている前記ノジュールの
周期Λ2は、ノジュールがセクション18′により光軸58
に沿って放射された光子を、軸線20に平行で方向70とは
反対の方向78に反射するような数値である。光軸58上に
一列に並べられている各ノジュールは、格子の周期Λ2
によりいくらかの光子を方向78に偏向させる。第3の格
子周期Λ3は格子アレイ28のノジュールにより形成され
ている。周期Λ3は、光子が、例えば軸線58上のセクシ
ョン18′のようなダイオード素子の光の径路に沿って、
従来の分布ブラッグ反射器(以下、DBRと略記)モード
で反射させられる分布ブラッグ反射器格子を形成する。
周期Λ3は、軸線58に対して45°の周期Λ1およびΛ2
角度配置により、 である。周期Λ1およびΛ2は、DBR周期Λ3に比較して、
以後分布ブラッグ偏向器(以下、DBDと略記)周期と呼
ぶ。従って格子アレイ28は2つのDBD周期Λ1およびΛ2
ならびに第3のDBR周期Λ3を形成する。直線の格子要素
を利用するDBDシステムの一般的な分析は、エイチ.エ
ム.ストールによる「分布ブラッグ反射器:多機能集積
光学素子」[Applied Optics,Vol.17,Aug.15,1978,p256
3−2569]の論文でより詳細に論じられている。
Λ1およびΛ3の大きさによって異なる次数の光がDBR
反射として反射されたり、DBD反射として偏向されたり
して、格子は光を格子表面から、および/または基板中
の方向に放射するような配列をとることができる。例え
ば光は90°で屈折されると、セクション18′に対して90
°で配置されているレーザアレイの光によってセクショ
ン18′のレーザ光が固定され、レーザ発振のための2次
のフィードバックが生じ、かつ格子アレイの表面から基
板12中への1次の光が結合される。例えば第1図におい
てセクション18′はセクション24〜24′およびセクショ
ン18に光学的に結合されている。セクション18′からの
光子は、格子領域分野26を通ってセクション18に達す
る。光子はまた、Λ1およびΛ2のDBD偏向型格子周期に
より、セクション24〜24′に対して90°偏向される。さ
らにその他の光子は、格子の表面から基板12の表面14の
平面に平行でない方向に放射される。
セクション18′からの光子は、アレイのその他のセク
ションからの光子と同様に結合されることが示されてい
る。例えば第4図でレーザダイオード400は光子を放射
し、光子は格子アレイを通ってレーザダイオード402に
直接伝達される。細い実線404は屈折され、かつ、レー
ザバンク406のレーザに偏向される光子を示す。実線404
により示される光子は、矢印408により示された複数の
平行な光子の径路に分散される。点線410は、DBD格子周
期Λ2により矢印412の方向に偏向される別の組の光子を
示すが、高い次数の光子は小さな円のアレイによって示
される多数の異なる径路中の格子ノジュールにより屈折
される。1つの経路は光子を径路410から、レーザダイ
オード素子416および418に分岐する径路414に分配し、
径路420は、径路422および424をたどってそれぞれレー
ザダイオード素子426および428に達する光子を含む。径
路430からの光子はダイオード432に送られるだけではな
く、径路422および424に分岐する。図示した分岐は、与
えられた素子からの光子が本実施例のアレイ中の個々の
あらゆる素子に結合される例によるものである。所定の
レーザダイオード素子により受けられた光子は、前記レ
ーザダイオード素子により増幅され、かつ、さらに種々
のレーザ素子間での分配のために格子アレイ中に再び放
射され、その結果位相ロック作用が生ずる。第4図の光
子の分配は光子を放射するレーザダイオード素子400を
用いた例によってのみ示されているが、実際上は第4図
に示すすべてのレーザ素子が受けた光子を放射し、か
つ、増幅する。結果として、その他のすべてのレーザダ
イオード素子は光学的に結合され、かつ位相ロックされ
た放射光信号を生ずる。
分布回折角度θb、格子の波長ベクトルK、および自
由空間の波長ベクトルKoの間の関係は次に示される。
K=2KOsin(θb/2) KO=2π/λO、K=2π/Λ、λOは自由空間の波長で
あり、Λは機械的な格子周期である。
第3図のブラッグ回折角度(θb)は、方向70および7
8への光子の偏向角度で、この場合の周期Λ1およびΛ2
に関しては90°である。Λ3に対するブラッグ回折角度
は当然各素子に関して180°である。従って、第4図の
素子のアレイの両者の次元、例えばアレイ406は1つの
次元にあり、アレイ430は第2の次元にあるが、同じ光
学的ロックメカニズムにより結合されている。1つの次
元にロックするためのエバネッセントカップリングまた
はY字形導波路によるアレイは、最終的には第1のアレ
イの要素から最後の要素までコヒレーンスを維持する能
力により制限される。さらにエバネッセントおよびY字
形導波路のカップリングは最も近くの素子間にしか生じ
ないが、第1図の格子アレイのDBR−DBD結合メカニズム
は、単位セル中で各レーザからの光子を、その他のすべ
てのレーザ中に偏向させる。単位セルは第1図に示した
ようなもので、中央の格子と周縁のレーザ素子より構成
されている。
第4図にその一つが示されているレーザ素子の多数の
セルの比較的大きなアレイが第5図に示されている。ア
レイの各レーザのために格子中には多数の散乱径路があ
り、それにより連絡が可能とされ、その結果、原則的に
アレイ中の他のどのレーザともロック可能となる。図の
太さの異なる線は、レーザ径路のいくつかを示してい
る。例えば径路500はレーザ502からレーザ504に延び、
レーザ508への第2の径路506を形成し、最後は横のレー
ザ510および512中に回折される。レーザ516により形成
された第2の径路514は、レーザ518および520に分岐す
る。第5図のアレイの種々のセルの種々の格子を通る光
子の直接的な伝達および偏向による散乱は、高次元の散
乱と同様複雑で、比較的高出力の光の比較的大きなコヒ
ーレントビームを形成するために、または大きな開きの
狭いビームを得るために、レーザ発光する素子のすべて
を光学的に結合する傾向がある。ある実施例においては
表面放射型格子は、第5図のアレイを利用した光回路増
幅器を提供するために使用される必要はない。いかなる
数のセルも第1図の基板12のような単一の基板上に組み
入れられ、格子アレイは第3図の周期Λ1、Λ2およびΛ
3に対応する単一の格子範囲中のすべてのセルにわたっ
て配置されている。
エバネッセント結合、Y字形導波路結合または導波路
ベンドに相互のロック機構を与えることに加えて、第5
図の複合セル中のレーザ素子の垂直および水平の列によ
り、ウェーハ基板に機械的な剛性が加わる。それによ
り、基板のロスを減少させるため、またはEPI層の両側
への接触を備えるため、格子領域中のウェーハ基板を薄
くすることができる。格子アレイ28は、互いに直角で、
第3図の周期Λ3の明らかに2次のDBR格子をつくる2つ
の2次の90°のDBD格子を含む。周期Λ3の明らかな2次
のDBR格子の存在は、GaAs基板中にエッチングされてい
る交差したDBD格子上で測定された格子の回折により証
明された。2次のDBR格子は、約4000オングストローム
と測定された。
格子は、従来のBDR格子の線が互いに90°で交差して
製造されていることを除き、従来の格子加工技術を利用
してLOC層16上に形成される。例えば、LOC層16の表面に
はフォトレジストが使用され、露出されている。露出
は、第3図の光軸58に対して45°に配置されている従来
のDBR格子の平行な線を示すように行われる。第2のDBR
格子は第1の格子に対して90°で配置された線を持つよ
う露出され、それによって第3図の2つの格子周期Λ1
およびΛ2を形成する。2つの交差した格子の線の露出
後、フォトレジストは第1図および第3図に示したよう
な格子の山またはノジュールを露出するために処理され
る。フォトレジストが処理された後には、従来の方法で
パターンがイオンビームエッチングされる。その結果と
して生ずるエッチングパターンがノジュールのアレイを
示す。格子のノジュールの周期によって、種々の次数の
放射光が望むように格子から回折されるか、反射される
か、または放射される。
第3図においては、各アレイ60および62の典型的な軸
線61および63ならびに各アレイ50および54の典型的な軸
線52および56は、軸線20および22ならびにセクション1
8′の光軸58のようなレーザダイオードセクションの軸
線に対して45°で配置されている。あるいは軸線61およ
び63は軸線20に対して平行で、その結果セクション24お
よび24′の軸線に対して平行とすることもできる。さら
に、この場合の軸線52および56は第1図の軸線22ならび
にダイオードセクション17〜19および17′〜19′に対し
て平行である。すなわち、第3図においてノジュールの
アレイの配置が図示されている配置から45°回転され
る。ノジュールの間隔はこれとは異なって元のまま変わ
らないと想定すれば、回転されたアレイは周期Λ1およ
びΛ2の値に対応するDBR周期の値ならびにΛ3の値に対
応するDBD周期を有する。そのように回転された場合、D
BD周期Λの値は 周期となり、換言すれば となる。
第5図の大形セルアレイでは、格子周期は、与えられ
た実施例にしたがい種々のグループに種々の特徴を与え
るため、セルまたはセルのグループによって異なるよう
されている。例えば、1つの格子アレイはアレイの外部
結合を行なうため光子を表面放射し、その他の格子アレ
イは表面放射を行なわず、光子が格子アレイ内のみを通
るように、回折および反射させるようにできる。また、
光子が望みの種々の方向に増幅されるように異なる様々
な径路も作られている。第2図に示すLOC層とは異なる
構造も本発明の格子に使用されている。そのような異な
る構造には、グレーディドインデックス分離閉じ込めヘ
テロ構造、単一または多重量子ウェル構造、あるいは従
来の分離閉じ込めヘテロ構造、単一または多重量子ウェ
ル構造が含まれる。
表1は、アルミニウムガリウム砒化物およびインジウ
ムガリウム砒化燐化物材料システムに対する1次および
2次のDFB/DBRおよびDBD格子の周期を示す。
表1において、1次DFB/DBRはDBRフィードバック格子
周期Λ3を指す。1次DBDはΛ1およびΛ2のようなDBD周
期に必要とされる格子周期を指す。周期Λ3のような2
次DBD/DBR格子周期に必要とされる格子周期は、異なる
素材に対する2次DBD格子周期同様に示されている。DBR
−DBDの組み合わせ格子アレイの最も単純な入り組んで
いない形状は、フィードバックおよび出力光の結合のた
めに2次DBD格子およびその結果としての「明らかな」
2次DBR格子を利用するものである。別の方法は、2次D
BR格子から物理的に分離され得る1次DBD格子を使用す
るものである。例えば、DBD格子は導波路と上部クラッ
ド層との間のインタフェースに配置され、DBR格子は導
波路と底部クラッド層との間のインタフェースに配置さ
れている。この構成には、(1)DBR格子が分布帰還型
(DFB)構造中に連続的に延長され、それが出力の開き
に最大の充足要因となり、(2)DBD格子およびDBR格子
はフィードバックおよび出力の結合の二重の役割のた
め、独自に最適化されるという2つの追加利点がある。
第2図においては、基板12は典型的に厚さ約250μm
で、(100)結晶面に平行な、またはそれからわずかに
狂った方向に配置されている第1の主要表面14を有する
N型GaAsからなる。第1のクラッド領域32は典型的に厚
さ約1.26μmで、典型的にP型Alx Ga1-x Asで、xが
約0.4である。第1の電気接触層38は好適には連続的に
被着されたゲルマニウム、金ニッケルおよび金の層から
なる。第2の電気接触層39は、好適にはZnまたはCdの拡
散された表面上に連続的に被着されたチタニウム、白金
および金の層からなる。表面格子を使用した他の表面放
射型素子の構造は、本発明にも同様に適用できることは
理解されよう。遷移セクション41は任意で、ジー.エ
イ.エバンスその他による論文「動的波長安定性および
0.25°のファーフィールド角度を有する表面放射型2次
DBRレーザ」「Appl.Phys.Lett.49(6),Aug.11,198
6,pp.314−315]およびエヌ.ダブリュ.カールソンそ
の他による論文「格子表面放射型ダイオードレーザアレ
イの位相ロック作用」[Appl.Phys.Lett.50(19),M
ay 11,1987,pp.1301−1303]でより詳細に論じられてい
る。
システム10は、各層および各領域を成層させるために
標準的な液相エピタキシャル法を利用して製造されてい
る。適切な液相エピタキシャル法は、米国特許第3,753,
801号にロックウッドその他によって開示されており、
本文中に参照として組み入れられている。フォトレジス
トはダイオードゲインセクション11上に形成され、第2
の電気接触層39がダイオードゲインセクションの外側に
イオンによる切削によって形成される。キャップ層36、
第2のクラッド領域32および活性層18は、次に、典型的
にはHF緩衝液およびH2SO4:H2O2:H2Oのような化学的手
段によりダイオードゲインセクションの外側で取り除か
れる。格子領域は標準的なホログラフィーおよびエッチ
ング技術を利用することにより、ダイオードゲインセク
ションの放射光の光軸から約45°の2つの直角の方向に
複数のほぼ平行な直線要素を形成することによって形成
される。
動作において、適切な極性のバイアス電圧が第1およ
び第2の電気接触層38および39のそれぞれに加えられ、
活性領域30中に放射光が発生する。前記放射光の一部は
格子領域により放射される。実施例によっては、格子領
域は基板の平面にほぼ垂直に放射光を放射するか、ある
いはその他の実施例においては放射光をLOC層16の平面
に局限するが、格子領域も光学的フィードバックを行な
うので、それによって素子28のあるものがレーザ光を放
射することが可能になる。さらに光がその他の素子のす
べてに結合されるように、光の一部が典型的には90°の
角度で、LOC層16の平面中の種々の方向に回折される。
それによってアレイの両ディメンションが共通の光学的
位相ロック機構を有することが可能になる。それとは対
照的に、エバネッセント結合または直線アレイのような
その他の標準的な種類の結合によるその他の素子は、ア
レイ中の第1の素子から最後の素子までコヒーレンスを
維持する能力により制限される。これらの後者の素子に
おいては、結合は隣接する素子間に生じるが、本発明で
は各素子からその他のすべての素子中への放射光の結合
を行なう。
第6図および第7図は、第5図のセルのアレイを使用
する異なる他の電極の構成を示している。第6図では、
図示の電極のアレイは、例として熱伝導体および電気絶
縁体である酸化ベリリウムヒートシンク層上に成層され
ている。電極のアレイ600は、セル602、604、606その他
のような電極セルを含む。セル602は例えば第5図のセ
ル520に対応する。また例としてセル604はセル522に対
応し、セル606はセル524に対応する。電極のセル606は
電極608、610、612および614の対称アレイおよび鏡像と
なっている電極アレイ616を含む。電極608および610は6
14および612の各電極の鏡像である。電極608中の直線61
8は第5図のセル524の種々のレーザセクションの位置を
示す。電極608は、第5図のレーザアレイ526に対応する
レーザのP型接触層39(第2図)に対応し、かつ、対と
なる。第5図にはレーザアレイ526中に5つのレーザセ
クションしか示されていない。それは説明としてそうな
っているのであり、実際には与えられたアレイにレーザ
がより多数の場合も、より少数の場合もある。より多数
の、例えば10のレーザがある場合には、電極608は前記
アレイの半数、あるいは電極の接触層39の5つのレーザ
に接触することとなる。同様に電極610は第5図のアレ
イ528と電気的に接触する。アレイ528も5つのレーザセ
クションとして示されているが、実際には先に述べたよ
うにより多数のレーザセクションを含む場合もある。こ
のレーザアレイの半数は第6図の電極610と電気的接触
をする。残りの電極は第5図のレーザセルアレイ524中
のレーザセクションの対応するアレイに接触する。
第5図のレーザセルと組み合わせた第6図の電極アレ
イの動作において、光子に対するかじとり能力を備える
ために、電極の異なるものに異なる値の電流が流され
る。代りの方法としては、電流が、すべてのアレイのす
べての電極、またはアレイ600のいくつかのサブセルに
加えられるものと同一とされる。第6図の電極を利用す
ることの他の方法として、第5図のセルのレーザ接触
は、ワイヤボンディング工程により外部端子に接続され
ている第6図の電極に対応する各セルのサブアレイのア
レイにワイヤボンディングすることによって、電気的に
接続され得る。
第7図は、第5図のレーザ素子セクションに接続され
ている電極の、さらに異なる他の構造を示す。例えば、
電極のセル700は4つの電極702、704、706および708を
含む。電極702および708は電極700および704の鏡像であ
る。電極702は、第5図のレーザセクションアレイ526の
レーザ素子のすべてと接続する。電極704は、セクショ
ンアレイ528その他のレーザのすべてと接続する。
電極アレイ710は電極アレイ700と同一である。電極71
2は電極702の鏡像であり、電極702と同じレーザ素子に
接触する。アレイ714は、電極704と同じレーザ素子に接
触し、かつ前記電極の鏡像である電極716を有する。異
なるセルアレイの残りの電極は図示するように鏡像であ
る。一定の実施目的により、同じ、または異なるレーザ
セクションに異なる電流が加えられる。電極上の直線、
例えばセル710の電極上の直線711は、第5図のアレイ52
7のレーザダイオードセクションを示す。
第1図および第3図の格子アレイの特定の方位および
配置は、限定ではなく例として示しているものである。
第1図の格子28の格子ノジュールの種々の部分は、望ま
しい実施により種々の結合効果を提供するために、種々
の大きさを有する場合もある。また、第5図の多数のセ
ルアレイのうち1つのセルの格子が、アレイのその他の
セルとは異なった大きさである場合もある。さらに格子
の方位は、望みの特定の結合効果を達成するために、異
なる領域で幾分異なる場合もある。本文中の記載事項
は、限定によるのではなく、説明により与えられるもの
である。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の1実施例による放射光結合システムの
等角斜視図、第2図は第1図のシステムの典型的なレー
ザゲインセクションの断面立面図、第3図は第1図のシ
ステムの格子部分の平面図、第4図は本発明の原理のい
くつかを説明するのに有効な第1図のシステムと同様の
システムの図式平面図、第5図は第4図に示した型の複
数の結合システムの図式平面図、第6図および第7図は
第5図のシステムと同様のシステムの部分の図式平面図
であり、アレイ中の様々なレーザゲインセクションへの
様々な接触接続を示す。 10……放射光結合システム、12……基板、14……広い表
面、15……N型クラッド層、16……LOC層、17、17′、1
8、18′、19、19′……レーザダイオードゲインセクシ
ョン、20、22……軸線、24、24′……レーザダイオード
セクション 26……領域、28……格子、30……活性層、32……P型ク
ラッド層、36……P型キャップ層、38……N型接触層、
39′……接触層、40、42、44……ノジュール、41……遷
移セクション、46、48……谷、50……アレイ、51……ノ
ジュール、52……軸線、54……アレイ、55……ノジュー
ル、56……軸線、58……光軸、60……アレイ、61……軸
線、62……アレイ、63……軸線、64……アレイ、65……
軸線、66……ノジュール、70、72……方向 74、76……ノジュール、78……方向、400、402……レー
ザダイオード素子、404……実線、406……アレイ、408
……矢印、410……点線、412……矢印、414……径路、4
16、418……レーザダイオード素子、420、422、424……
径路、426、428……レーザダイオード素子、430……径
路、432……レーザダイオード素子、500……径路、50
2、504……レーザ、506……径路、508、510、512……レ
ーザ、514……径路、516、518、520……レーザ、522、5
24……セル、526、527、528……アレイ、600……アレ
イ、602、604、606……セル、608、610、612、614……
電極、616……アレイ、618……直線、700……セル、70
2、704、706、708……電極、710……アレイ、711……直
線、712……電極、714……アレイ、716……電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−83083(JP,A) 特開 昭61−231791(JP,A) Appl.Phys,Lett 53 [22](1988)P.2123−2125 Appl.Phys,Lett 51 [19](1987)P.1478−1480 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01S 3/18

Claims (25)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体放射素子により放射された放射光を
    結合するための放射光結合システムであって、広い平面
    の表面を有する半導体基板と該基板の広い表面上に重な
    っている光学格子を含み、前記格子は、格子状に配置さ
    れ、かつ前記広い表面の平面に平行な平面内にある光軸
    に沿った前記放射光を受けるように構成された複数の分
    離したノジュールを含み、該ノジュールは、受けられた
    前記放射光の第1の部分が格子から前記光軸に沿う第1
    の方向に反射し、受けられた放射光の第2の部分が格子
    により前記第1の方向と異なる第2の方向に偏向される
    ように配置されている放射光結合システム。
  2. 【請求項2】前記ノジュールが直線の平行な横の列およ
    び直線の平行な縦の列に並べられ、横の列が前記縦の列
    に直角に、かつ、前記光軸に関して一定の角度で配置さ
    れている請求項1記載の放射光結合システム。
  3. 【請求項3】前記ノジュールがそれぞれ凸状でほぼ均一
    な寸法と相互間隔を有している請求項1記載の放射光結
    合システム。
  4. 【請求項4】ノジュールが、前記光軸に沿って受けられ
    た前記放射光を反射するための第1の格子周期および前
    記光軸を横切る前記第2の方向に受けられた前記放射光
    を偏向させるための第2の格子周期を形成するように格
    子中に配置されている請求項1記載の放射光結合システ
    ム。
  5. 【請求項5】前記ノジュールが前記広い表面の平面を横
    切る前記格子の表面から、受けられた前記放射光の第3
    の部分を放射するために配置されている請求項4記載の
    放射光結合システム。
  6. 【請求項6】格子が1つの層中に、前記受けられた放射
    光の第3の部分が第1の方向とは反対の第3の方向に該
    層中を通過するように配置されている請求項1記載の放
    射光結合システム。
  7. 【請求項7】さらに、前記第2の格子中の放射光を前記
    光軸に平行な方向に放射するために前記格子に結合され
    ている少なくとも1つの第1の半導体発光素子と、前記
    異なる方向に放射光を放射するために前記格子に結合さ
    れている少なくとも1つの第2の半導体発光素子とを含
    み、前記格子がそれぞれの素子により放射された放射光
    を互に他の素子に偏向させるように配置されている請求
    項1記載の放射光結合システム。
  8. 【請求項8】格子が、前記少なくとも1つの第1および
    第2の素子により放射された放射光の位相ロックを行な
    うように寸法構成されている請求項7記載の放射光結合
    システム。
  9. 【請求項9】前記少なくとも1つの第1の素子の第1の
    複数個と、前記少なくとも1つの第2の素子の第2の複
    数個とを含み、第1の複数個の各素子が光軸に平行に放
    射光を放射し、第2の複数個の各素子が横方向の平行に
    放射光を放射する請求項7記載の半導体発光素子の放射
    光結合システム。
  10. 【請求項10】格子が、各素子の放射光がその他の各素
    子に結合されるように配置されている請求項9記載の放
    射光結合システム。
  11. 【請求項11】平面の主要表面を有する半導体基板と、 基板上に形成され、主要表面の平面に平行な第1の放射
    光の径路を第1の方向に定める第1の光軸を有する第1
    の半導体発光素子と、 前記第1の径路から放射光を受けるために結合され、ま
    た受けられた放射光の少なくとも一部を前記第1の方向
    と異なり、かつ、前記第1の主要表面に平行な第2の方
    向に偏向させるように配置された、前記基板上に重なっ
    ている複数のノジュールの格子要素と、 前記基板上に第1の素子から間隔を置いて形成され、前
    記第2の方向に平行な第2の放射光の径路を定める第2
    の光軸を有し、前記偏向された放射光の少なくとも一部
    を受け、前記第2の径路中を第2の複数の前記要素に対
    して放射光を放射する第2の半導体発光素子とを含み、
    第2の半導体発光素子から放射された放射光の少なくと
    も一部が、前記第2の複数の要素により第1の方向に平
    行な方向に偏向される放射光処理アレイ。
  12. 【請求項12】前記第1および第2の素子からの放射光
    の少なくとも一部が、前記要素により前記主要表面の平
    面と交差する方向に放射される請求項11記載の放射光処
    理アレイ。
  13. 【請求項13】前記第1および第2の素子が位相ロック
    されたレーザである請求項11記載の放射光処理アレイ。
  14. 【請求項14】前記要素が2つの直角の方向に互いに間
    隔を置いて配置されている請求項11記載の放射光処理ア
    レイ。
  15. 【請求項15】要素がほぼ均一な寸法で、かつ、対称な
    格子中に配置されている請求項14記載の放射光処理アレ
    イ。
  16. 【請求項16】前記要素が前記主要表面の平面に平行な
    2つの交差する方向に並べられている格子アレイ状に配
    置された請求項14記載の放射光処理アレイ。
  17. 【請求項17】要素が格子アレイ中にあり、前記第1お
    よび第2の光軸の方向に対して約45°の前記直角の方向
    に並べられている請求項14記載の放射光処理アレイ。
  18. 【請求項18】さらに複数の前記素子を含み、第1の前
    記複数の素子が、放射光を受け、かつ、前記第1および
    第2の複数の要素の各々に放射光を放射するために、第
    1および第2の複数の前記要素間の領域中に配置されて
    いる請求項11記載の放射光処理アレイ。
  19. 【請求項19】さらに第2および第3の複数の前記素子
    を含み、前記第2および第3の複数の素子の光軸が前記
    第1の複数の素子の光軸を横切って配置されている請求
    項18記載の放射光処理アレイ。
  20. 【請求項20】平面の主要表面を有する半導体基板と、 基板上に間隔を置いて形成された複数の半導体レーザ発
    光素子で、第1の複数の素子が与えられた方向に伝播す
    る光を放射し、かつ、処理するために、少なくとも第1
    および第2の間隔を置いて配置された平行な横の列に並
    べられ、前記列が前記与えられた方向を横切る第1の方
    向に延びている複数の半導体レーザ発光素子と、 第2の複数の前記素子で、少なくとも第1および第2の
    間隔を置いて配置された平行な縦の列に並べられてお
    り、前記縦の列および横の列が中央領域の範囲を定め、
    前記第2の複数の素子が前記第1の方向に伝播する光を
    放射し、かつ、処理し、前記縦の列が前記与えられた方
    向に延びる第2の複数の前記素子と、 前記横の列中の1つの少なくとも1つの第1の素子か
    ら、少なくとも1つの縦の列中の少なくとも1つの第2
    の素子に放射された光を偏向させるために、基板上、前
    記横の列と縦の列との間の前記中央領域中に形成され、
    かつ、複数の前記素子に光学的に結合されている格子構
    造とを含む半導体光処理アレイ。
  21. 【請求項21】複数の中央領域を形成する複数の前記横
    の列および縦の列を含み、前記領域の1つが前記横の列
    および縦の例の1つにより第2の領域から分離され、各
    領域が前記基板上に形成された前記格子構造を含む請求
    項20記載の半導体光処理アレイ。
  22. 【請求項22】格子構造が、間隔を置いて配置されてい
    る格子ノジュールの格子を含む請求項20記載の半導体光
    処理アレイ。
  23. 【請求項23】格子が、前記与えられた方向と横の方向
    とに対して約45°に調整された与えられた方向を有する
    請求項22記載の半導体光処理アレイ。
  24. 【請求項24】少なくとも1つの格子構造が、主要表面
    の平面を横切る方向に放射光を表面放射するように寸法
    構成されている請求項23記載の半導体光処理アレイ。
  25. 【請求項25】格子構造が、アレイ中の各素子からその
    他の各素子への光を光学的に結合するように間隔を置い
    て寸法構成されている請求項20記載の半導体光処理アレ
    イ。
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