JP2911856B2 - 半導体レーザ装置 - Google Patents

半導体レーザ装置

Info

Publication number
JP2911856B2
JP2911856B2 JP22623697A JP22623697A JP2911856B2 JP 2911856 B2 JP2911856 B2 JP 2911856B2 JP 22623697 A JP22623697 A JP 22623697A JP 22623697 A JP22623697 A JP 22623697A JP 2911856 B2 JP2911856 B2 JP 2911856B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
semiconductor laser
laser device
layer
feedback
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP22623697A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1070339A (ja
Inventor
誠 岡井
和久 魚見
伸二 辻
伸治 坂野
直樹 茅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP22623697A priority Critical patent/JP2911856B2/ja
Publication of JPH1070339A publication Critical patent/JPH1070339A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2911856B2 publication Critical patent/JP2911856B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Lasers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体レーザ装置
に係り、特に発振波長を所定範囲で変化することができ
る波長可変の半導体レーザ装置に関する。本発明に係る
半導体レーザ装置は、コヒーレント光通信や大容量光通
信における送信光源、若しくは局部発振光源として用い
て特に好適である。
【0002】
【従来の技術】波長可変の半導体レーザとして、従来知
られているものに例えば日本応用物理学会、1986年
秋期講演会予稿集29a−T−7のタイプの半導体レー
ザがある。この従来技術の構造概略をFIG.2に示
す。本図は半導体レーザを横方向からみた断面図であ
る。半導体基板201上に活性領域IとDBR領域IIを
設け、半導体基板201表面のDBR領域IIには回析格
子211を形成する。その上に光ガイド層202,バッ
ファ層203を順次積層し、更に7ラッド層205等を
含む半導体層を積層して電流注入用の電極207(20
8)及び209を形成する。その後活性領域IとDBR
領域IIを電気的に分離するための溝210を設ける。従
って半導体レーザ上面部の電流注入電極は、活性領域に
対応する電極207とDBR領域に対応する電極208
とに分離される。この半導体レーザは電極207により
活性領域Iに活性層204が光発振するための励起電流
を注入すると共に、電極208により発振波長変化のた
めの電流を、DBR領域IIに注入する構造となってい
る。DBR領域IIに注入された電流(キャリア)は、D
BR領域II内の光ガイド層202の屈折率を変化させ
る。これは光ガイド層202を構成する半導体が、その
中のキャリア濃度によりその屈折率を変えるという現象
−プラズマ効果−に基づくものである。従って、活性領
域Iで発生した光が、このDBR領域IIを通過する際、
上記光ガイド層202の屈折率変化に伴う回析格子の光
学的な摂動周期の変化を受けてその帰還波長が変わるた
め、この半導体レーザは出射波長を可変とすることがで
きる。即ち、活性領域Iへの注入電流を一定としても、
DBR領域IIに注入するキャリア数(電流)を変化させ
ることにより、波長可変となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記半
導体レーザに代表される従来の技術においては、この波
長の可変幅が小さいという問題がある。上記の半導体レ
ーザにおいても発振波長の可変幅は高々数mmであり、
半導体レーザ装置としてこの様な狭い可変幅では必ずし
も実際上有用では無い。そして例えば少なくとも数十m
mの可変幅を有する半導体レーザ装置の開発が、上述し
た本発明の技術分野にとり不可欠なものであるが、これ
までは、そのような実用的な半導体レーザ装置が存在し
なかった。例えば、上記従来技術においては、発振波長
を可変とするためのパラメータは、DBR領域II内の光
ガイド層202の屈折率を変化させるための−換言すれ
ば、DBR領域IIの光学的摂動周期を変化するための−
キャリア濃度というパラメータ1つのみであり、このた
め可変幅には自づと限界が存在する。
【0004】本発明の目的は、波長可変幅の大きい半導
体レーザ装置を提供することにある。
【0005】本発明の他の目的は、発振波長の幅広い範
囲において、連続的に若しくは断続的に発振波長幅を変
化することが可能な半導体レーザ装置を提供することに
ある。
【0006】本発明の他の目的は、発振波長の幅広い範
囲において任意の波長を制御性良く選択できる半導体レ
ーザ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の一局面によれ
ば、光を発生するための活性領域と、この活性領域と光
学的に結合した帰還領域であって、帰還する光の波長を
変化するための複数のパラメータを構造上有する帰還領
域とを具備してなる半導体レーザ装置が提供される。そ
のような半導体レーザ装置の帰還絽域は、周期の変化し
た摂動部分を含んでいる。この周期の変化した摂動部分
は、上述した帰還する光の波長を変化するための1つの
構造上のパラメータを半導体レーザ装置に提供する。上
記複数の構造上のパラメータのうち、他のパラメータと
なるものとして、上記帰還領域に注入するキャリア濃度
−即ち帰還領域への注入電流−若しくは上記帰還領域に
印加する電界強度等を使うことができる。これらの複数
のパラメータを組み合せることにより、半導体レーザ装
置の発振波長可変幅を著しく大きくすることが可能とな
る。又、このために本発明は、周期の変化した摂動部分
の一部領域と、上記帰還領域内を伝播する光との光学的
結合強度を選択的に変化させることにより上述した如く
波長可変マージンをかせぐものである。従って、本発明
に係る半導体レーザ装置は上記光学的結合強度を選択的
に変化するための手段を含んでいる。これにより上述し
た複数のパラメータを組み合せてその効果は発揮するこ
とが可能となる。このような光学的結合強度を選択的に
変化するための手段としては、上記摂動部分の各領域に
対応して上記帰還領域に配設された複数の分割電極を用
いることができる。
【0008】本発明の限定された局面によれば、上記摂
動部分が、異なる周期を有する複数の副摂動部分を含ん
でいる半導体レーザ装置が提供される。この複数の副摂
動部分にそれぞれ対応して上記光学的結合強度を選択的
に変化するための手段を設けることにより、大きな発振
波長可変幅で連続的若しくは断続的に波長を変化させる
ことができる。当然ながら、本発明に係る半導体レーザ
装置の、帰還領域内にある摂動部分は、その周期が徐々
に変化していても良く、周期分布パターンの態様は種々
存在する。本発明において重要なことは、この摂動部分
の周期分布の一部領域との光学的結合強度を変化するこ
と及びそのための構成にある。
【0009】本発明の限定された他の局面によれば、上
記活性領域と、上記帰還領域とが、位相調整領域を介し
て光学的に結合している半導体レーザ装置が提供され
る。この位相調整領域は本発明に係る大きな発振波長可
変幅を有する半導体レーザ装置に特に有効である。この
位相調整領域により、活性領域内を伝播する光の位相
と、帰還領域内を伝播する帰還光の位相を整合すること
により、発振波長のスペクトル線幅を小さくすることが
可能である。この位相調整手段による位相調整は、位相
調整手段の光路長を変化することにより行なう。半導体
のキャリア注入による屈折率変化や、電気光学効果を用
いることができる。
【0010】本発明の他の局面によれば、基板と、この
基板上に形成された活性領域と、この活性領域と光学的
に結合しかつ上記基板に形成された帰還領域とを有し、
上記帰還領域が非一様周期分布を有する摂動部分と、こ
の摂動部分の一部領域との上記帰還領域内を伝播する光
の光学的結合強度を変化するための手段とを有する、半
導体レーザ装置が提供される。上記光学的結合強度を変
化するための手段は、上記帰還領域内を伝播する光の強
度分布を変化するための手段と言い代えることができ
る。この手段と、上記非一様周期分布を有する摂動部分
と相互作用により、発振波長可変幅の大きい半導体レー
ザ装置を初めて得ることができる。
【0011】本発明の限定された他の局面によれば、上
記帰還領域は光導波領域を有し、この光導波領域が1つ
若しくは複数の光導波層を含んでいる半導体レーザ装置
が提供される。これらの光導波層としていわゆるMQW
層を用いることができる。MQW層による大きな屈折率
変化を利用して、より効率の良い発振波長可変の半導体
レーザ装置を実現することができる。
【0012】<作用>図1に言及して、本発明の基本的
な動作原理を説明する。本発明に係る半導体レーザ装置
は、基板101上に設けられた活性領域112及びこの
活性領域と光学的に結合する帰還領域113をその基本
構成とする。活性領域112は光を発生するための、比
較的エネルギー・バンドギャップの小さい半導体により
構成された活性層103が必須である。この活性層10
3を上下から挟んで、活性層103よりもエネルギー・
バンドギャップの大きい半導体積層構造102及び10
4が形成されている。これらの半導体積層構造のうち、
活性層に近い部分に比較的大きな屈折率を有する半導体
層(いわゆる光ガイド層と呼ばれるもの)を設ける場合
もある。この場合、活性層と光ガイド層により、活性領
域内部にオプティカル・コンファインメント領域が形成
されることとなり、活性層からの光はこのオプティカル
・コンファインメント領域に強く分布する。活性層10
3は、励起電流注入のための電極108により注入され
るキャリアにより光を発生する。基板101に設けられ
た電極109とこの電極108間を流れる電流が活性層
102の光発生に寄与し、活性層103の上下に積層さ
れている半導体層の導電型により、電流の流れる方向が
決まる。
【0013】この活性領域112と光学的に結合した位
置に、帰還領域113が配設される。帰還領域113に
は摂動部分111及び光導波領域105が含まれる。上
述した活性領域112と帰還領域113の光学的結合
は、この光導波領域105と、活性領域112の前述し
た活性層103(若しくは前述したオプティカル・コン
ファインメント領域)との光学的結合により担われる。
当然ながら、活性領域112と帰還領域113との光学
的結合は、後に説明する様な位相調整領域等の他の構造
体や、空間を介しての光学的結合でも良い。光導波領域
105は、帰還領域113内に比較的屈折率の大きな構
造体を設けることにより形成される。この光導波領域1
05は複数の光導波層を有していても良い。この光導波
領域105の近傍に、摂動部分111を設ける。摂動部
分111は、半導体層の上に形成した回析格子を用いる
ことができる。本発明に係る半導体レーザ装置の特徴の
1つは、この帰還領域113に設けられた摂動部分が、
非一様周期分布を有する点である。図の摂動部分111
は模式的に示したものであるが、非一様周期分布の例と
して摂動の周期を徐々に変化させたものを記載した。し
かし、この摂動の周期パターンは非一様であればいかな
るものでも良く、例えばそれぞれ固有の摂動周期を有す
る複数の副摂動部分によりこの摂動部分が構成されても
良い、また、摂動の周期パターンは、図に示す如くキャ
ビティ方向に沿って変化するものでも良いし、これとは
異る方向、例えばキャビティ方向に垂直な方向に沿って
変化するものであっても良い。なお図では摂動部分11
1を光導波領域105の下部に隣接して設けた例を示し
ているが、摂動部分111は光導波領域105の上部に
位置しても良いし、両方にそれぞれ位置していても良
い。更に、摂動部分111と光導波領域105との間に
は他の半導体層が介していても良い。これら光導波層
と、摂動部分の位置関係は、後に示す条件を満足する限
り、互いに近傍に位置していれば充分である。
【0014】上述してきた光導波層105及び摂動部分
111の上部に、表面層を含む半導体積層構造106を
形成した後、図では複数の分離電極107を形成した例
が示されている。この分離電極(p1.)は、本発明に
係る半導体レーザ装置の他の特徴の1つである、帰還領
域113内を伝播する光の強度分布を変化するための手
段、即ち、上述してきた摂動部分111の一部領域と帰
還領域113内を伝播する光の光学的結合強度を変化す
るための手段として用いることができる。以下、この帰
還領域113内を伝播する光の強度分布を変化するため
の手段の作用について説明する。
【0015】図7(A)及び図7(B)に言及して、本発明
に係る半導体レーザ装置の帰還領域の機能につき詳述す
る。図は、帰還領域の一部を抜き出したものである。光
学的分布強度を変化するための手段、即ち複数の分離電
極707により、帰還領域内に一様に電界が印加されて
いる場合、若しくは一様に電流が注入されている場合図
7(A)、活性領域からの光の帰還領域内の主として光導
波領域706にその強度を大きくして分布するが、光の
一部は摂動部分711にもしみ出しており(715の領
域)その光学的結合強度により定まる帰還波長で半導体
レーザは発振する。今、分離電極707の一部の印加電
界若しくは注入電流を大きくすることにより、それに対
応する部分の光ガイド層の屈折率を小さくすると、図7
(B)に示す如く帰還領域内部の光強度分布が変化し、結
果的にその部分における光と摂動部分711の光学的結
合強度が変化する。図では、小さくなった場合を示す。
帰還領域内部を伝播する光と摂動部分との光学的結合強
度の変化により、帰還波長が変化する結果、半導体レー
ザ装置の発振波長が変化する。本発明では、摂動部分は
非一様周期分布を有するため、帰還領域内の光強度分布
を変化させる位置を変えることにより、発振波長の可変
幅を著しく大きな範囲で変化されることができる。以上
の説明から理解されるように、本発明に係る半導体レー
ザ装置では、帰還領域内の非一様周期分布を有する摂動
部分と伝播する光との光学的結合強度が重要であり、
又、更に単一モード発振を安定化する上でも光導波領域
と摂動部分との間の距離は一定の条件を満足することが
好ましい。この条件は、帰還領域を構成する各半導体層
の屈折率にも依存するが、好ましくは図7(A)に示す距
離lが0.5μm以下、理想的には0.2μm以下が良
い。次に、より具体的に本発明に係る半導体レーザ装置
を説明する。
【0016】
【発明の実施の形態】図3を参照にして、本発明に係る
半導体レーザ装置の1実施例を説明する。本実施例は、
左の活性領域と右の帰還領域とに分かれ、それぞれ以下
の多層構造を有している。活性領域は、n型InP基板
301上に、n型InGaAsP光ガイド層302、I
nGaAsP活性層303、p型InGaAsPアンチ
メルトバック層304、p型InPクラッド層305を
順次エピタキシャル成長した構造となっている。帰還領
域はn型InP基板301の表面に、周期が、235n
m(副摂動部分a),240nm(副摂動部分b),2
45nm(副摂動部分c)の3種類の回析格子2を作製
して、摂動部分311とした。その後、n型InP下部
クラッド層306、n型InGaAsP下部光ガテド3
07、n型InGaAsP中部クラッド層308、In
GaAsP−InP多重量子井戸層309、p型InP
上部クラッド層310を、順次エピタキシャル成長した
構造となっている。基板301の底部には、n側電極3
12を全面に、上部には、活性領域に励起用の電極31
3および、帰還領域には個々の副摂動部分に対応する位
置に複数の分離したp側電極314を設ける。副摂動部
分a、即ち摂動周期が235nmの部分に加える電界を
調整することにより、本発導体レーザ装置の発振波長を
1.545μm〜1.549μmまで、連続的に変化させ
ることができる。さらに、副摂動部分b,即ち摂動周期
が240nmの部分の電界を調整することにより1.5
48μm〜1.552μmまで、また副摂動部分c,即
ち摂動周期が245nmの部分の電界を調整することに
より1.551μm〜1.555μmまで、連続的に発振
波長を変化させることができる。このようにして、本実
施例の半導体レーザ装置は、1.545μm〜1.555
μmの100Åの範囲にわたって、発振波長を変化させ
ることができる。またこの100Åの波長範囲にわたっ
て、常に単一モードで発振させることができる。
【0017】図4を参照して、本発明に係る半導体レー
ザ装置の他の1実施例を説明する。本発明例では図3の
多重量子井戸層309の代わりに、p型InGaAsP
上部光ガイド層409をもうけ、また、位相調整領域4
15及び位相調整のための電極416を設けた点が、図
3の実施例と異なる。この実施例においても、周期の異
なる回析格子のそれぞれの領域に注入する電流を調整す
ることにより100Åの範囲にわたって、連続的に発振
波長を変化させることができる。さらに、位相調整領域
の電流を調整することにより、スペクトル線巾を常に、
5MHz以下に抑えることができる。なお図3と同一符
号は同一構成要素を表している。
【0018】上記2つの実施例においては、各発振波長
は連続的に変化させることができるが、副摂動部分a,
b,cに加える電界を適当に選択することにより、若し
くは副摂動部分の摂動周期の差を大きく選択すれば、断
続的に発振波長を幅広い範囲で変化させることができる
ことはもちろんである。
【0019】図5(A)及び図5(B)を参照して、帰還領
域内にある光導波領域が、複数の光導波層を有する場合
の本発明の動作原理について説明する。既述した実施例
のうち、図3及び図4のタイプは、この動作原理に基づ
いている。2つの図は共に本発明に係る半導体レーザ装
置の帰還領域の一部分の断面図である。本例では、摂動
部分として、基板501上に回析格子511を形成し
た。この構造体上にグラッド層512,下部光ガイド層
502クラッド層503,上部光ガイド層504として
たとえばMQW層,及びクラッド層505を順次成長す
る。本図では、帰還領域内を伝播する光の強度分布を示
すグラフを、重ねて描いてある。図5(A)は、外部から
例えば電界(若しくは電流)を印加しない状態である。
この場合、光は摂動部分にほとんど分布しておらず、光
と摂動との結合は弱い。この多層構造に外部から電界若
しくは電流等を印加すると、MQW層504の屈折率が
大きく下がり、図5(B)に示すように光の強度分布が変
化し、その中心は下部光ガイド層502側に移動する。
その結果、光と摂動部分との結合が強くなる。特に、上
部光ガイド層504にMQW層を用いた場合、例えばM
QW構造の電界による屈折率変化は他の層に比べて1桁
以上大きくなるため、その効果が著しい。この現象を利
用することにより非一様周期分布を有する摂動部分の各
領域ごとに対応して、光学的強度分布を変化するための
手段(例えば分離電極等)を設けることにより、光と特
定の周期を有する摂動とを選択的に結合させることが可
能となる。MQW層を用いずに、単一層の光ガイド層5
04を設けても良いし、また、MQW層は上下の光ガイ
ド層502及び504のいずれに用いても又は両者に用
いても同様の機能を発揮する。
【0020】図6を参照して、本発明に係る半導体レー
ザ装置の他の1実施例について説明する。本実施例は、
左の活性領域616,中央の位相調整領域617右の帰
還領域618から成り、それぞれ以下の多層構造を有し
ている。活性領域616は、n型InP基板601上
に、n型InGaAsP光ガイド層604、ノンドープ
InGaAsP活性層605、p型InGaAsPアン
チメルトバッグ層606、p型InPクラッド層607
を順次エピタキシャル成長した構造となっている。位相
調整領域617は、n型InGaAsP下部クラッド層
602,ノンドープInGaAsP下部光ガイド層61
2,ノンドープInGaAsP中部クラッド層613,
ノンドープInGaAsP−InP多重量子井戸層P型
InP上部クラッド層603を順次エピタキシャル成長
した構造となっている。帰還領域618は、n型InP
基板601の表面に、周期がA1=237nm,A2=2
38nm,A3=239nmの回析格子15をレーザ光
を光源とした密着露法により作製して複数(3つ)の副
摂動部分を形成した後、位相調整領域617と全く同様
のエピタキシャル成長を行なった。当然ながら、位相調
整領域617と帰還領域618を構成する各半導体層
は、帰還領域の摂動部分611を形成した後同時に成長
して形成しても良い。その後、n側電極615およびp
側電極608,609及び610を蒸着することによ
り、所望の素子構造を得る帰還領域618の3つのp側
電極に加える電界の比率を変えることにより、発振波長
を1.540μm〜1.560μmまでの20mmの範囲
にわたって連続的に変化させることができる。主モード
と副モードのパワー比は、20mmの波長可変幅にわた
って常に35db以上であり、安定な縦モード発振を行
なった。また、位相調整領域に加える電界を調整するこ
とにより、スペクトル線幅を常に10MHz以下に抑え
ることができる。
【0021】図8を参照して、本発明に係る半導体レー
ザ装置の他の1実施例を説明する。本実施例では位相調
整領域を設けなかった点が図6の実施例と大きく異な
る。摂動部分811の周期をA1=240nm,A2=2
38nm,A3=236nmとして複数の副摂動部分を
設け帰還領域618の3つのp側電極609に加える電
界の比率を変えることにより、発振波長を1.530μ
m〜1.570μmまでの40nmの範囲にわたって連
続的に変化させることができる。
【0022】図9(A)及び図9(B)を参照して、本発明
に係る半導体レーザ装置の他の1実施例について説明す
る。図9(B)は、図9(A)のA−A′での断面図であ
る。積層構造は、FIGURE6の実施例とほぼ同じで
あるが、位相調整領域617及び帰還領域618におい
て、ノンドープInGaAsP−InP多重量子井戸層
614の変わりに、p型InGaAsP上部光ガイド層
914を設けた点が異なる。各半導体層の多層成長後、
図9(B)に示したように、位相調整領域617および帰
還領域618に、幅1μmのストライプを形成するよう
に両側の半導体各層をエッチングし、p型InP埋込み
層902,n型InP埋込み層903で埋め込み、p電
極609およびn電極615を蒸着法で作製することに
より、所望の素子構造を得る。このような構造を形成す
ることにより、2つの光ガイド層612,914のう
ち、p型InGaAsP上部ガイド層911にだけ、電
流を流してキャリアを注入し、屈折率を低下させること
ができる。帰還領域618の3つのp側電極609に流
す電流の比率を変えることにより、発振波長を、1.5
40μm〜1.560μmまでの20nmの範囲にわた
って、連続的に変化させることができる。
【0023】図10を参照して、本発明に係る半導体レ
ーザ装置の他の1実施例について説明する。n型InP
基板1001の表面に、周期が、A1=238.0nm,
2=238.2nm,A3=238.4nmの回析格子1
011を作製して、複数の副摂動部分からなる非一様周
期分布を有する摂動部分1011を設けた。A1,A2
3のそれぞれの領域の中央には、回析格子の凹凸の位
相がπラジアンだけ変化した。いわゆるλ/4シフト1
021をそれぞれ設けた。その後n型InGaAsP光
ガイド層1012,インドープInGaAsP活性層1
013,p型InGaAsPアンチメルトバック層10
14,p型InPクラッド層1012を順次エピタキシ
ャル成長する。その後、複数のp側電極1008,n側
電極1009を蒸着法で作製することにより、所望のレ
ーザ構造を得る。本実施例では、3つの周期の異なる副
摂動部分を設けている。特定の副摂動部分の摂動と光を
選択的に結合させることにより、発振波長を変化させる
ことができる。更に1つの領域において、電極を2つ設
けて、電流を非対称に流すことにより屈折率分布を生じ
させ、細かく波長を変化させることができる。6コのp
側電極1008に流す電流を調整することにより、発振
波長を、1.540μm〜1.546μmまでの6nmの
範囲で、連続的に発振波長を変えることができる。ま
た、この範囲で、主モードと副モードのパワー比は、3
5dB以上であり、安定な縦単一モード選択性を示す。
【0024】図11を参照して、本発明に係る半導体レ
ーザ装置の他の1実施例を説明する。本実施例は、左の
活性領域1125,中方の位相調整領域1126,右の
帰還領域1127からなる。活性領域1125はn型I
nP基板1101上に、n型InGaAsP光ガイド層
1121,ノンドープInGaAsP活性層1122,
p型InGaAsPアンチメルトバック層1123,p
型InPクラッド層1124を順次エピタキシャル成長
した構造となっている。位相調整領域1126および、
帰還領域1127は、n型InGaAsP下部クラッド
層1102,ノンドープInGaAsP下部光ガイド層
1113,ノンドープInGaAsP中部クラッド層1
114,ノンドープInGaAsP−InP多層量子井
戸層1115,p型InGaAsP上部クラッド層11
16,p型InP上部クラッド層1103を順次エピタ
キシャル成長した構造となっている。帰還領域1127
においては、n型InP基板1101の表面の一部分
に、周期A2=235.0nmの回析格子を形成して副摂
動部分1111とし、p型InGaAsP上部クラッド
層1116の表面に、周期A1=240.0nmの回析格
子を形成して副摂動部分1112とした。上述した各半
導体層の多層成長後、n側電極1109およびp側電極
1107,1110,1108を蒸着法により形成し、
所望の素子構造を得た。帰還領域1127p側電極11
08に加える電界の強さを変えることにより、発振波長
を1.540μm〜1.560μmまでの20nmの範囲
にわたって、連続的に変化させることができる。主モー
ドと副モードのパワー比は、20nmの波長可変幅にわ
たって、常に35dB以上であり、安定な縦モード発振
を行なう。また、電極1110により位相調整領域11
26に加える電界を調整することにより、スペクトル線
幅を常に10MHz以下に抑えることができる。
【0025】図12を参照して、本発明に係る半導体レ
ーザ装置の他の1実施例を説明する。本実施例では、あ
る一定の周期を有する副摂動部分の領域に、帰還領域の
分離電極を複数(例えば2個)設ける点が、図6実施例
と異なる。活性領域1225は、p型InP基板120
1上にp型InGaAsP光ガイド1204,ノンドー
プInGaAsP活性層1205,n型InGaAsP
アンチメルトバック層1206,n型InPクラッド層
1207を順次エピタキシャル成長することにより形成
する。位相調整領域1226及び帰還領域1227は、
上述した各半導体層の一部をエッチング等により除去
し、p型InP基板1201上の一部に周期A1=23
8nm,A2=239nmの副摂動部分をそれぞれ形成
した後、以下の各層を成長して形成する。即ち、上記複
数の副摂動部分からなる摂動部分1211が形成された
基板1201表面上に、p型InGaAsP下部クラッ
ド層1202,ノンドープInGaAsP下部光ガイド
層1212,ノンドープInGaAsP中部クラッド層
1213,ノンドープInGaAsP−InP MQW構造の
上部光ガイド層1214,n型InP上部クラッド層1
203を順次エピタキシャル成長して形成する。2種の
摂動周期を有する摂動部分1211の各副摂動部分に対
して、各々複数のn側電極が対応するように、分離電極
1208を蒸着により形成する。活性領域1225,位
相調整領域1226の電極1207,1210,120
7及び1210,基板裏面のp側電極1209の形成は
既述の各実施例と同様である。帰還領域1227の複数
の電極1208に加える電界の比率を変えることによ
り、発振波長を、1.530μm〜1.550μmの20
nmの範囲にわたって連続的に変化させることができ
る。また、位相調整領域に加える電界を調整することに
より、スペクトル線幅を常に10MHz以下に押えるこ
とができる。
【0026】図13を参照して、本発明に係る半導体レ
ーザ装置の他の1実施例を説明する。本図は、本実施例
である半導体レーザ装置を上方からみたときの模式図で
ある。3つに分岐した光導波路1302を基板1304
上に形成し、各分岐点には、光スイッチ1303を設け
た。この光スイッチはキャリアを注入することにより、
屈折率を変化させて、光の進む方向を変化させるもので
ある。光導波路1302の左端には、レーザ1301を
設け、分岐した3つの光導波路1302の反対側の端に
は、回析格子による3つの副摂動部分1311を設け
た。回析格子の周期は、多々238nm,240nm,
242nmである。レーザ1301を駆動し、光スイッ
チ1303により、光を任意の回析格子と結合させるこ
とにより、発振波長を、1.530μm〜1.560μm
の30nmの範囲にわたって、連続的に変化させること
ができる。
【0027】図14を参照して、本発明に係る半導体レ
ーザ装置を光通信システムに応用する場合の1形態につ
いて説明する図は、多チャンネル・ヘテロダインコヒー
レント光通信システムのブロック図である。光源OS
1,光源OS2,……光源OS400からの光を、それ
ぞれ変調器M1,変調器M2,……,変調器M400で
変調した。変調速度は、1Gb/sであり、各光源間の
波長間隔は、0.5Åとした。この光を、光ファイバに
より、100km伝送した後、受光器で電気信号に変換
し、増幅器,復調器により、増幅・復調を行ない、信号
を検出する。400個の信号を選択するために、周波数
制御回路及び局部発振光源LSを用いて、ヘテロダイン
検波を行なった。局部発振光源LSの波長可変幅は、2
0nm以上である。このようにして、400Gb/s
100kmの大容量長距離光通信が可能となる。この光
通信システムの局部発振光源LSとして、本発明の波長
可変半導体レーザ装置を使用できる。また、400コの
光源も、0.5Åの波長間隔で並べるために、波長を制
御する必要があり、やはり本発明の波長可変半導体レー
ザ装置を適用できる。
【0028】以上、本発明をプレーナ型の活性領域を有
する半導体レーザ装置に言及して説明してきたが、他の
活性領域−例えばDHレーザタイプ,BHレーザタイプ
等−の活性領域を用いても同様である。また、本発明を
InP,InGaAsPの化合物半導体材料よりなる半
導体レーザ装置に言及して説明してきたが、他の半導体
材料−例えば、GaAs,InGaAs,InAlA
s,InAlGaAs等−より成る半導体レーザ装置で
も良いことはもちろんである。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、発振波長可変幅の著し
く大きい半導体レーザ装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体レーザ装置の基本的構成を
説明するための図であり、キャビティ方向に平行な横断
面図である。
【図2】従来の波長可変型半導体レーザを説明する図で
ある。
【図3】本発明に係る半導体レーザ装置の1実施例を説
明するための図である。
【図4】本発明に係る半導体レーザ装置の他の1実施例
を説明するための図である。本実施例は、発振波長の狭
スペクトル化のために特に好適な構造を有している。
【図5】本発明に係る半導体レーザ装置の帰還領域の一
部を示す断面図であり、帰還領域内部の光強度分布を共
に示している。本図は、帰還領域内の光導波領域の有効
な形態を示唆するものである。
【図6】本発明に係る半導体レーザ装置の1実施例を示
す断面図である。
【図7】本発明に係る半導体レーザ装置の帰還領域を示
す図であり、光学的結合強度の変化を説明するための概
念図である。
【図8】本発明に係る半導体レーザ装置の1実施例を説
明するための図である。
【図9】本発明に係る半導体レーザ装置の更に他の1実
施例を説明するための図であり、図9の(A)はキャビテ
ィ方向に平行な縦断面図,図9の(B)は図9の(A)のA
−A′断面図である。本実施例も、発振波長の狭スペク
トル化に特に有効な形態である。
【図10】本発明に係る半導体レーザ装置の更に他の1
実施例を説明するための図である。本実施例は、活性領
域と帰還領域とが明確に分離しておらず、全領域が両者
の機能を同時に発揮する構造を有する。
【図11】本発明の更に他の1実施例を説明するための
図であり、本実施例も発振波長の狭スペクトル化に有効
な形態の1つであるが、本実施例の重要な示唆は、帰還
領域のとり得る形態である。具体的には、摂動部分が複
数存在する可能性及び摂動部分が帰還領域内でとりうる
位置の可能性を示唆するものである。
【図12】本発明の更に他の1実施例を説明するための
図であり、やはり発振波長の狭スペクトル化に有効な形
態の1つであるが、本実施例の重要な示唆は、摂動部分
の形態と、帰還領域内を伝播する光の強度分布を変化さ
せるための手段との特殊な組み合せにある。この構成
は、図10に示した実施例と共通の思想を含んでいる。
【図13】本発明に係る半導体レーザ装置の更に他の1
実施例を説明するための図であり、半導体レーザ装置を
上方からみたときの模式図である。本実施例の重要な示
唆は、分岐型光導波路,光スイッチ等の光学的機能素子
の利用である。
【図14】本発明に係る半導体レーザ装置を光通信シス
テムに応用する場合の1実施例を説明するためのブロッ
ク図である。本発明に係る半導体レーザ装置を光通信シ
ステムに応用する場合の適用可能性を示唆する。
【符号の説明】
101…基盤、103…活性層、102、104…半導
体積層体、105…光導波領域、106…半導体積層構
造、107…分離電極、111…摂動部分、107…電
極、113…帰還領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂野 伸治 東京都国分寺市東恋ヶ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 茅野 直樹 東京都国分寺市東恋ヶ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (56)参考文献 特開 昭61−255085(JP,A) 特開 昭61−54690(JP,A) 特開 昭61−79283(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01S 3/18

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】活性層領域と、この活性層領域にキャリア
    を注入する為の一対の電極と、波長を可変ならしめる為
    の帰還領域とを少なくとも有し、この帰還領域は、前記
    活性層領域の光軸方向の端部に光学的に結合されて配さ
    れ、かつ前記活性層領域からの光を導波する複数の光導
    波層を有する光導波領域と、この光導波領域を伝播する
    光に摂動を与え得る非一様な摂動周期分布領域と、この
    帰還領域における光分布を変化せしめ得る手段とを少な
    くとも有し、前記複数の光導波層の各々は前記非一様な
    摂動周期分布領域と距離を異にして設けられ、前記光分
    布を変化せしめ得る手段により前記帰還領域における光
    分布を変化せしめ、前記光導波領域内の所望の光導波層
    を主たる光導波層となすことにより、前記帰還領域を伝
    播する光に対し前記非一様な摂動周期分布領域の一部と
    の光学的結合強度を選択的に変化させ発振波長を可変な
    らしめ得、且つ前記非一様な摂動周期分布領域の一方の
    端部領域は摂動周期分布領域を有さないことを特徴とす
    る半導体レーザ装置。
  2. 【請求項2】前記光導波層がMQW構造を有することを
    特徴とする請求項1項に記載の半導体レーザ装置。
  3. 【請求項3】前記活性領域と前記帰還領域とが、前記活
    性領域を伝搬する光と前記帰還領域を伝搬する光との位
    相を整合するための領域を光学的に結合していることを
    特徴とする請求項1項又は2項に記載の半導体レーザ装
    置。
JP22623697A 1987-10-09 1997-08-22 半導体レーザ装置 Expired - Lifetime JP2911856B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22623697A JP2911856B2 (ja) 1987-10-09 1997-08-22 半導体レーザ装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25361787 1987-10-09
JP62-253617 1987-10-09
JP22623697A JP2911856B2 (ja) 1987-10-09 1997-08-22 半導体レーザ装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63247350A Division JP2825508B2 (ja) 1987-10-09 1988-10-03 半導体レーザ装置および光通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1070339A JPH1070339A (ja) 1998-03-10
JP2911856B2 true JP2911856B2 (ja) 1999-06-23

Family

ID=26527074

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22623697A Expired - Lifetime JP2911856B2 (ja) 1987-10-09 1997-08-22 半導体レーザ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2911856B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2378036A (en) * 2001-04-30 2003-01-29 Jds Uniphase Corp Multi-wavelength switchable laser system
DE102007058950A1 (de) * 2007-09-28 2009-04-02 Osram Opto Semiconductors Gmbh Kantenemittierender Halbleiterlaser mit einem Wellenleiter

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1070339A (ja) 1998-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2825508B2 (ja) 半導体レーザ装置および光通信システム
JP3323725B2 (ja) 偏波変調レーザ、その駆動方法及びそれを用いた光通信システム
CA1284371C (en) Semiconductor laser device
US6483863B2 (en) Asymmetric waveguide electroabsorption-modulated laser
EP0735635B1 (en) Optical semiconductor apparatus, driving method therefor, light source apparatus and optical communication system using the same
JPH06160655A (ja) 同調可能な光フアイバ
KR100575964B1 (ko) 광검출기가 모놀리식 집적된 전계 흡수형 광변조 모듈
JPH02159781A (ja) 光通信装置
US5347533A (en) Optical semiconductor device, method of producing the optical semiconductor device, and laser device using optical semiconductor devices
US6337868B1 (en) Distributed feedback semiconductor laser and a driving method therefor
JP2814906B2 (ja) 光半導体素子およびその製造方法
US5912475A (en) Optical semiconductor device with InP
JPS61168980A (ja) 半導体発光素子
JPH04783A (ja) 半導体光素子
EP0316194B1 (en) A tunable wavelength filter
JP2911856B2 (ja) 半導体レーザ装置
JP3630977B2 (ja) 位相調整領域を有するレーザ及びその使用法
US11557876B2 (en) Semiconductor laser
US6356382B1 (en) Optical wavelength converter with active waveguide
JPH03105992A (ja) 光半導体素子
JP3303653B2 (ja) 半導体レーザ装置、その駆動方法及びそれを用いた光通信システム
JPS61212082A (ja) 集積型半導体レ−ザ
JPH0667126A (ja) 半導体波長フィルタ及び半導体レーザ
JPH09331113A (ja) 偏波変調可能な半導体レーザ装置
JPH02271583A (ja) レーザ集積化光変調器

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090409

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090409