JP2903924B2 - 写真焼付装置 - Google Patents
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B27/00—Photographic printing apparatus
- G03B27/32—Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
- G03B27/52—Details
- G03B27/70—Reflectors in printing beam
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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-
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- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B27/00—Photographic printing apparatus
- G03B27/32—Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
- G03B27/46—Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera for automatic sequential copying of different originals, e.g. enlargers, roll film printers
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Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Projection-Type Copiers In General (AREA)
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、印画紙にネガフィル
ムのネガ像を焼付ける写真焼付装置に関するものであ
る。
ムのネガ像を焼付ける写真焼付装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】一般に、図９（イ）に示すネガフィルム
Ｆのネガ像を印画紙に焼付ける場合、図９（ロ）および
図９（ハ）で示す焼付方法が採られる。
Ｆのネガ像を印画紙に焼付ける場合、図９（ロ）および
図９（ハ）で示す焼付方法が採られる。
【０００３】図９（ロ）は、ネガフィルムＦの画像コマ
ａの長辺を印画紙Ｐの幅方向にもってくる焼付けを示
し、横焼きと称されている。また、図９（ハ）は、上記
画像コマａの短辺を印画紙Ｐの幅方向にもってくる焼付
けを示し、縦焼きと称されている。
ａの長辺を印画紙Ｐの幅方向にもってくる焼付けを示
し、横焼きと称されている。また、図９（ハ）は、上記
画像コマａの短辺を印画紙Ｐの幅方向にもってくる焼付
けを示し、縦焼きと称されている。
【０００４】写真焼付装置として、図１０（イ）、
（ロ）で示したものが従来から知られている。この写真
焼付装置は、光源装置５０によってネガマスク５１に保
持されたネガフィルムＦを照射し、焼付レンズ５２によ
って拡大されたネガ像をミラー５３を介して印画紙Ｐに
焼付けるようにしている。
（ロ）で示したものが従来から知られている。この写真
焼付装置は、光源装置５０によってネガマスク５１に保
持されたネガフィルムＦを照射し、焼付レンズ５２によ
って拡大されたネガ像をミラー５３を介して印画紙Ｐに
焼付けるようにしている。
【０００５】ここで、焼付レンズ５２は、光源装置５０
とネガマスク５１との間に設けられる場合と、ネガマス
ク５１とミラー５３との間に設けられる場合とがある。
とネガマスク５１との間に設けられる場合と、ネガマス
ク５１とミラー５３との間に設けられる場合とがある。
【０００６】上記写真焼付装置を用いて、図９（イ）で
示すネガフィルムＦのネガ像を印画紙Ｐに横焼きする場
合、図１０（イ）で示すように、上下方向に移送される
印画紙Ｐに対してネガフィルムＦを左右方向に移送させ
るようにしている。また、縦焼きする場合、図１０
（ロ）で示すように、ネガフィルムＦの移送方向を９０
°変更してネガフィルムＦを前後方向に移送させるよう
にしている。
示すネガフィルムＦのネガ像を印画紙Ｐに横焼きする場
合、図１０（イ）で示すように、上下方向に移送される
印画紙Ｐに対してネガフィルムＦを左右方向に移送させ
るようにしている。また、縦焼きする場合、図１０
（ロ）で示すように、ネガフィルムＦの移送方向を９０
°変更してネガフィルムＦを前後方向に移送させるよう
にしている。
【０００７】ネガフィルムＦの送り方向の変更は、焼付
方向を変更する場合の他、プリントサイズを、例えばＥ
サイズから２Ｅサイズに変更する場合、あるいは、フィ
ルムサイズがフルサイズからハーフサイズに変更された
場合にも行われる。
方向を変更する場合の他、プリントサイズを、例えばＥ
サイズから２Ｅサイズに変更する場合、あるいは、フィ
ルムサイズがフルサイズからハーフサイズに変更された
場合にも行われる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
写真焼付装置においては、ネガ像の焼付方向の変更やプ
リントサイズの変更、あるいはフィルムサイズの変更の
都度、ネガフィルムＦの送り方向を９０°変更する必要
があり、焼付けに非常に手間がかかる問題があった。
写真焼付装置においては、ネガ像の焼付方向の変更やプ
リントサイズの変更、あるいはフィルムサイズの変更の
都度、ネガフィルムＦの送り方向を９０°変更する必要
があり、焼付けに非常に手間がかかる問題があった。
【０００９】また、ネガフィルムＦの送り方向を変更で
きるようにするため、光源装置５０とネガマスク５１と
を結ぶ光軸を中心として上記ネガマスク５１を回動自在
に支持し、そのネガマスク５１を停止位置で保持する手
段を設ける必要があるため、ネガマスク５１の支持構造
が複雑になり、コスト的にも問題がある。
きるようにするため、光源装置５０とネガマスク５１と
を結ぶ光軸を中心として上記ネガマスク５１を回動自在
に支持し、そのネガマスク５１を停止位置で保持する手
段を設ける必要があるため、ネガマスク５１の支持構造
が複雑になり、コスト的にも問題がある。
【００１０】さらに、ネガマスク５１へのネガフィルム
Ｆの挿入方向が変更になるため、ネガマスク５１へのネ
ガフィルムＦの挿入の自動化が困難であるという問題も
ある。
Ｆの挿入方向が変更になるため、ネガマスク５１へのネ
ガフィルムＦの挿入の自動化が困難であるという問題も
ある。
【００１１】この発明は、上記従来の問題点を解消し、
ネガフィルムの移送方向を切換えることなく焼付方向を
変更できるようにして焼付作業の能率向上を図ること、
ネガマスクの支持構造の簡素化を図ること、およびネガ
フィルムの挿入の自動化を行えるようにすることを技術
的課題としている。
ネガフィルムの移送方向を切換えることなく焼付方向を
変更できるようにして焼付作業の能率向上を図ること、
ネガマスクの支持構造の簡素化を図ること、およびネガ
フィルムの挿入の自動化を行えるようにすることを技術
的課題としている。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、一方向に移送されるネガフィルムの
ネガ像面を照射する光源装置と、その光源装置とネガ像
面を結び入射光軸に対して所定の傾きをもって配置され
た反射部材と、上記入射光軸を中心にして反射部材を基
準位置から所定の角度回転させる回転手段と、基準位置
で停止する反射部材の反射光軸上と、基準位置から９０
°回転されて停止状態とされた反射部材の反射光軸上
に、各反射光軸に対して直角に配置された２つの露光ス
テージとから成り、上記２つの露光ステージを通るよう
にして一本の連続した印画紙を搬送させるようにした構
成を採用したのである。
めに、この発明は、一方向に移送されるネガフィルムの
ネガ像面を照射する光源装置と、その光源装置とネガ像
面を結び入射光軸に対して所定の傾きをもって配置され
た反射部材と、上記入射光軸を中心にして反射部材を基
準位置から所定の角度回転させる回転手段と、基準位置
で停止する反射部材の反射光軸上と、基準位置から９０
°回転されて停止状態とされた反射部材の反射光軸上
に、各反射光軸に対して直角に配置された２つの露光ス
テージとから成り、上記２つの露光ステージを通るよう
にして一本の連続した印画紙を搬送させるようにした構
成を採用したのである。
【００１３】
【作用】上記の構成から成る写真焼付装置は、露光ステ
ージの一方に反射部材が向く状態において、その露光ス
テージ上の印画紙にネガフィルムのネガ像を焼付け、そ
の焼付け方向の変更に際しては、ネガフィルムの移送方
向をそのままとし、反射部材を入射光軸を中心に９０°
回動して向きを変え、他方の露光ステージに反射部材を
対向させた状態で、その他方の露光ステージ上の印画紙
にネガ像を焼付ける。
ージの一方に反射部材が向く状態において、その露光ス
テージ上の印画紙にネガフィルムのネガ像を焼付け、そ
の焼付け方向の変更に際しては、ネガフィルムの移送方
向をそのままとし、反射部材を入射光軸を中心に９０°
回動して向きを変え、他方の露光ステージに反射部材を
対向させた状態で、その他方の露光ステージ上の印画紙
にネガ像を焼付ける。
【００１４】
【実施例】以下、この発明の実施例を図１乃至図８に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【００１５】図１および図２に示すように光源装置１
は、光源２と、その光源２から照射される光の色調を調
整する複数の調光フィルタ３とから成る。
は、光源２と、その光源２から照射される光の色調を調
整する複数の調光フィルタ３とから成る。
【００１６】光源装置１から照射される光の入射光軸上
には、光拡散箱４、ネガマスク５および焼付用ズームレ
ンズ６が順に配置され、ネガフィルムＦは、ネガマスク
５の下方から上方に向けて移送される。
には、光拡散箱４、ネガマスク５および焼付用ズームレ
ンズ６が順に配置され、ネガフィルムＦは、ネガマスク
５の下方から上方に向けて移送される。
【００１７】また、入射光軸上には反射部材としての反
射ミラー７が設けられ、その反射ミラー７は入射光軸に
対して４５°の傾きをもっている。この反射ミラー７を
支持するミラー支持台８の背面にはシャフト９が設けら
れ、そのシャフト９は入射光軸と同軸上に配置されて回
転自在に支持されている。
射ミラー７が設けられ、その反射ミラー７は入射光軸に
対して４５°の傾きをもっている。この反射ミラー７を
支持するミラー支持台８の背面にはシャフト９が設けら
れ、そのシャフト９は入射光軸と同軸上に配置されて回
転自在に支持されている。
【００１８】上記反射ミラー７は、回転装置１０の作動
により、入射光軸を中心に回転される。
により、入射光軸を中心に回転される。
【００１９】なお、反射ミラー７に代えて、プラスチッ
クや鉄、ステンレス、アルミニウム等の金属やセラミッ
クス等、耐熱性があるものの表面を鏡面状にしたものを
用いてもよい。
クや鉄、ステンレス、アルミニウム等の金属やセラミッ
クス等、耐熱性があるものの表面を鏡面状にしたものを
用いてもよい。
【００２０】回転装置１０としては任意の機構を採用す
ることができる。例えば、図５に示すように、シャフト
９に取付けたレバー１１’により手動で反射ミラーを回
転させることもできるが、ここでは、モータ１１の回転
軸と前記シャフト９とに互に噛合する一対のギャ１２、
１３を取付け、そのモータ１１の回転をシャフト９に伝
えるようにしている。
ることができる。例えば、図５に示すように、シャフト
９に取付けたレバー１１’により手動で反射ミラーを回
転させることもできるが、ここでは、モータ１１の回転
軸と前記シャフト９とに互に噛合する一対のギャ１２、
１３を取付け、そのモータ１１の回転をシャフト９に伝
えるようにしている。
【００２１】上記回転装置１０は、反射ミラー７が下を
向く位置を基準位置とすれば、その基準位置から一方向
に９０°回転させるようになっている。その基準位置
と、基準位置から９０°回転させた位置の両位置におい
て反射ミラー７をロックするため、図３に示すように、
ミラー支持台８の背面側にロックピン１４を軸方向に移
動させるソレノイド１５を設け、ミラー支持台８には上
記ロックピン１４が挿入される２つのピン孔１６ａ、１
６ｂをシャフト９を中心とする１つの円周上に９０°の
間隔をおいて形成し、各ピン孔１６ａ、１６ｂとロック
ピン１４との係合によって反射ミラー７を回り止めして
いる。
向く位置を基準位置とすれば、その基準位置から一方向
に９０°回転させるようになっている。その基準位置
と、基準位置から９０°回転させた位置の両位置におい
て反射ミラー７をロックするため、図３に示すように、
ミラー支持台８の背面側にロックピン１４を軸方向に移
動させるソレノイド１５を設け、ミラー支持台８には上
記ロックピン１４が挿入される２つのピン孔１６ａ、１
６ｂをシャフト９を中心とする１つの円周上に９０°の
間隔をおいて形成し、各ピン孔１６ａ、１６ｂとロック
ピン１４との係合によって反射ミラー７を回り止めして
いる。
【００２２】基準位置に保持された反射ミラー７の反射
光軸上には第１露光ステージ１７が設けられ、また、基
準位置から９０°回転させた位置での反射ミラー７の反
射光軸上には第２露光ステージ１８が設けられている。
光軸上には第１露光ステージ１７が設けられ、また、基
準位置から９０°回転させた位置での反射ミラー７の反
射光軸上には第２露光ステージ１８が設けられている。
【００２３】ネガフィルムＦのネガ像が焼付露光される
印画紙Ｐは、ロール状としてマガジン１９内に装填さ
れ、そのマガジン１９から引き出された印画紙Ｐは、複
数のガイドローラ２０で案内されて第２露光ステージ１
８から第１露光ステージ１７に導かれ、図示省略した送
り装置の作動によって一方向に移送される。
印画紙Ｐは、ロール状としてマガジン１９内に装填さ
れ、そのマガジン１９から引き出された印画紙Ｐは、複
数のガイドローラ２０で案内されて第２露光ステージ１
８から第１露光ステージ１７に導かれ、図示省略した送
り装置の作動によって一方向に移送される。
【００２４】図４（イ）に示すように、いま例えば、図
９（イ）に示すネガフィルムＦをネガマスク５に挿通
し、反射ミラー７が第１露光ステージ１７に向く状態に
おいて、光源装置１によりネガフィルムＦを照射する
と、ネガフィルムＦのネガ像が第１露光ステージ１７の
印画紙Ｐ上に写し出され、ネガフィルムＦのネガ像を横
焼きすることができる。
９（イ）に示すネガフィルムＦをネガマスク５に挿通
し、反射ミラー７が第１露光ステージ１７に向く状態に
おいて、光源装置１によりネガフィルムＦを照射する
と、ネガフィルムＦのネガ像が第１露光ステージ１７の
印画紙Ｐ上に写し出され、ネガフィルムＦのネガ像を横
焼きすることができる。
【００２５】また、回転装置１０の作動によって反射ミ
ラー７を９０°回転し、図４（ロ）に示すように、その
反射ミラー７が第２露光ステージ１８に向く状態におい
て焼付作業を行うと、ネガフィルムＦのネガ像が第２露
光ステージ１８の印画紙Ｐ上に写し出され、印画紙Ｐに
対してネガ像を縦焼きすることができる。
ラー７を９０°回転し、図４（ロ）に示すように、その
反射ミラー７が第２露光ステージ１８に向く状態におい
て焼付作業を行うと、ネガフィルムＦのネガ像が第２露
光ステージ１８の印画紙Ｐ上に写し出され、印画紙Ｐに
対してネガ像を縦焼きすることができる。
【００２６】このように、反射ミラー７を９０°回転し
て反射ミラー７の向きを変えることにより、焼付け方向
を変更することができるため、従来のように、ネガフィ
ルムＦの送り方向を変更する必要がなく、焼付け作業を
能率よく行なうことができる。
て反射ミラー７の向きを変えることにより、焼付け方向
を変更することができるため、従来のように、ネガフィ
ルムＦの送り方向を変更する必要がなく、焼付け作業を
能率よく行なうことができる。
【００２７】上記のようなネガ像の焼付け作業は、ネガ
フィルムＦを１本毎に行うようにしてもよく、あるい
は、多数のネガフィルムＦをスプライステープで接続し
て連続的に焼付けるようにしてもよい。
フィルムＦを１本毎に行うようにしてもよく、あるい
は、多数のネガフィルムＦをスプライステープで接続し
て連続的に焼付けるようにしてもよい。
【００２８】図５は、この発明に係る写真焼付装置を用
いた写真処理装置を示す。この写真処理装置は、複数の
ネガフィルムＦ1 、Ｆ2 ……Ｆn をスプライステープＴ
で接続して、ロール状とし、そのロール体Ｒから引き出
されたネガフィルムを写真焼付装置のネガマスク５に送
り込むようにしており、ネガマスク５のネガフィルムの
入口側にフィルムの種類を判別するネガ像判別センサ２
１が設けられている。
いた写真処理装置を示す。この写真処理装置は、複数の
ネガフィルムＦ1 、Ｆ2 ……Ｆn をスプライステープＴ
で接続して、ロール状とし、そのロール体Ｒから引き出
されたネガフィルムを写真焼付装置のネガマスク５に送
り込むようにしており、ネガマスク５のネガフィルムの
入口側にフィルムの種類を判別するネガ像判別センサ２
１が設けられている。
【００２９】また、マガジン１９から引き出された印画
紙Ｐを第２露光ステージ１８から第１露光ステージ１７
に通し、第１露光ステージ１７を通過した焼付け処理後
の印画紙Ｐを貯溜部２２から印画紙現像装置２３の現像
処理液が充填された各種の処理槽２４内に導いて現像処
理を行うようにしている。
紙Ｐを第２露光ステージ１８から第１露光ステージ１７
に通し、第１露光ステージ１７を通過した焼付け処理後
の印画紙Ｐを貯溜部２２から印画紙現像装置２３の現像
処理液が充填された各種の処理槽２４内に導いて現像処
理を行うようにしている。
【００３０】また、写真焼付装置のギヤ１３の周囲に
は、ギヤ１３に形成された孔２５の位置を検出してミラ
ー７の位置を検出するミラー位置検出センサ２６を設け
てある。
は、ギヤ１３に形成された孔２５の位置を検出してミラ
ー７の位置を検出するミラー位置検出センサ２６を設け
てある。
【００３１】上記のような写真処理装置を用いて、例え
ば、１３５mmフルサイズ（１３５Ｆ）のネガフィルムＦ
1 と、１３５mmハーフサイズ（１３５Ｈ）のネガフィル
ムＦ2 とが接続されたスプライスフィルムを、１３５Ｆ
ネガフィルムＦ1 のネガ像を横焼きとし、１３５Ｈネガ
フィルムＦ2 のネガ像を縦焼きとして自動的に連続して
焼付ける場合は、以下のように動作させる。
ば、１３５mmフルサイズ（１３５Ｆ）のネガフィルムＦ
1 と、１３５mmハーフサイズ（１３５Ｈ）のネガフィル
ムＦ2 とが接続されたスプライスフィルムを、１３５Ｆ
ネガフィルムＦ1 のネガ像を横焼きとし、１３５Ｈネガ
フィルムＦ2 のネガ像を縦焼きとして自動的に連続して
焼付ける場合は、以下のように動作させる。
【００３２】すなわち、ネガ像判別センサ２１がネガマ
スク５に送り込まれるネガフィルムが１３５Ｆネガフィ
ルムＦ1 であることを検出すると、回転装置１０を作動
させて反射ミラー７を回転させ、その反射ミラー７が第
１露光ステージ１７に向いたことを位置検出センサ２６
が検出したとき、回転装置１０を停止させ、かつ図３に
示すソレノイド１５を作動させて反射ミラー７をロック
し、焼付用ズームレンズ６が１３５Ｆ用に予め設定され
た倍率に自動調整され、その状態でネガフィルムＦ1 を
コマ送りして焼付け作業を行う。
スク５に送り込まれるネガフィルムが１３５Ｆネガフィ
ルムＦ1 であることを検出すると、回転装置１０を作動
させて反射ミラー７を回転させ、その反射ミラー７が第
１露光ステージ１７に向いたことを位置検出センサ２６
が検出したとき、回転装置１０を停止させ、かつ図３に
示すソレノイド１５を作動させて反射ミラー７をロック
し、焼付用ズームレンズ６が１３５Ｆ用に予め設定され
た倍率に自動調整され、その状態でネガフィルムＦ1 を
コマ送りして焼付け作業を行う。
【００３３】１３５ＦネガフィルムＦ1 の焼付けが完了
し、ネガ像判別センサ２１が次に１３５Ｈネガフィルム
Ｆ2 を検出すると、反射ミラー７のロックを解除して回
転装置１０の作動により、反射ミラー７を回転させ、そ
の反射ミラー７が第２露光ステージ１８に向いたことを
位置検出センサ２６が検出したとき、回転装置１０を停
止させ、かつソレノイド１５の作動によって反射ミラー
７をロックし、焼付用ズームレンズ６が１３５Ｈ用に予
め設定された倍率に自動調整され、１３５Ｈネガフィル
ムＦ2 のコマ送りによって焼付作業を行う。
し、ネガ像判別センサ２１が次に１３５Ｈネガフィルム
Ｆ2 を検出すると、反射ミラー７のロックを解除して回
転装置１０の作動により、反射ミラー７を回転させ、そ
の反射ミラー７が第２露光ステージ１８に向いたことを
位置検出センサ２６が検出したとき、回転装置１０を停
止させ、かつソレノイド１５の作動によって反射ミラー
７をロックし、焼付用ズームレンズ６が１３５Ｈ用に予
め設定された倍率に自動調整され、１３５Ｈネガフィル
ムＦ2 のコマ送りによって焼付作業を行う。
【００３４】なお、ここでは、焼付用ズームレンズとし
たが、これに限らず、それぞれの倍率に対応した単一焦
点距離レンズを使用してもよい。
たが、これに限らず、それぞれの倍率に対応した単一焦
点距離レンズを使用してもよい。
【００３５】図６は、この発明に係る写真焼付装置を用
いた写真処理装置の他の例を示す。この写真処理装置
は、フィルム自動現像機３０とこの発明に係る写真焼付
装置Ｘと印画紙自動現像機２３の組合わせから成り、パ
トローネ３１から引き出された未現像フィルムｆを現像
処理液が充填された各種処理槽３２内に順に送り込んで
現像処理し、現像処理後のネガフィルムＦを写真焼付装
置Ｘのネガマスク５に送り込んでマガジン１９から引き
出された印画紙Ｐに焼付けを行うようにしている。
いた写真処理装置の他の例を示す。この写真処理装置
は、フィルム自動現像機３０とこの発明に係る写真焼付
装置Ｘと印画紙自動現像機２３の組合わせから成り、パ
トローネ３１から引き出された未現像フィルムｆを現像
処理液が充填された各種処理槽３２内に順に送り込んで
現像処理し、現像処理後のネガフィルムＦを写真焼付装
置Ｘのネガマスク５に送り込んでマガジン１９から引き
出された印画紙Ｐに焼付けを行うようにしている。
【００３６】そして、焼付処理後の印画紙Ｐを印画紙自
動現像機２３に導いて現像処理を行うようにしている。
動現像機２３に導いて現像処理を行うようにしている。
【００３７】印画紙現像装置２３は図５に示す現像装置
と同一であり、同一部品に同一符号を付して説明を省略
する。
と同一であり、同一部品に同一符号を付して説明を省略
する。
【００３８】なお、各実施例においては、マガジン１９
から引き出した印画紙Ｐを第２露光ステージ１８から第
１露光ステージ１７に引き出して、一枚の長尺印画紙Ｐ
上に縦焼きと横焼きとを行うようにしたが、図７に示す
ように、第１露光ステージ１７および第２露光ステージ
１８のそれぞれに印画紙Ｐ1 、Ｐ2 を送り込み、第１露
光ステージ１７上に引き出された印画紙Ｐ1 にネガ像を
横焼きし、第２露光ステージ１８上に引き出された印画
紙Ｐ2 にネガ像を縦焼きしてもよい。
から引き出した印画紙Ｐを第２露光ステージ１８から第
１露光ステージ１７に引き出して、一枚の長尺印画紙Ｐ
上に縦焼きと横焼きとを行うようにしたが、図７に示す
ように、第１露光ステージ１７および第２露光ステージ
１８のそれぞれに印画紙Ｐ1 、Ｐ2 を送り込み、第１露
光ステージ１７上に引き出された印画紙Ｐ1 にネガ像を
横焼きし、第２露光ステージ１８上に引き出された印画
紙Ｐ2 にネガ像を縦焼きしてもよい。
【００３９】図８に示すように、各印画紙Ｐ1 、Ｐ2 の
移送路上に印画紙切断用のカッタ４０、４０を設け、第
１露光ステージ１７および第２露光ステージ１８のそれ
ぞれを印画紙Ｐ1 、Ｐ2 を吸着保持し得るサクションボ
ックスとすることにより、上記カッタ４０、４０によっ
て印画紙Ｐ1 、Ｐ2 を所定の長さに切断することができ
るため、横焼きの焼付け作業と縦焼きの焼付け作業とを
交互に連続して行うことができる。
移送路上に印画紙切断用のカッタ４０、４０を設け、第
１露光ステージ１７および第２露光ステージ１８のそれ
ぞれを印画紙Ｐ1 、Ｐ2 を吸着保持し得るサクションボ
ックスとすることにより、上記カッタ４０、４０によっ
て印画紙Ｐ1 、Ｐ2 を所定の長さに切断することができ
るため、横焼きの焼付け作業と縦焼きの焼付け作業とを
交互に連続して行うことができる。
【００４０】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る写真焼付
装置においては、反射ミラーの向きを９０°変更するこ
とによって印画紙に対するネガ像の焼付け方向を横焼き
から縦焼きに変更することができるため、焼付方向の変
更に際してネガフィルムの移送方向を変更する必要がな
く、焼付作業を能率よく行うことができる。
装置においては、反射ミラーの向きを９０°変更するこ
とによって印画紙に対するネガ像の焼付け方向を横焼き
から縦焼きに変更することができるため、焼付方向の変
更に際してネガフィルムの移送方向を変更する必要がな
く、焼付作業を能率よく行うことができる。
【００４１】また、ネガフィルムの移送方向を変更する
必要がないため、ネガマスクは固定の配置とすることが
でき、ネガマスクの支持構造の簡素化を図ることができ
る。
必要がないため、ネガマスクは固定の配置とすることが
でき、ネガマスクの支持構造の簡素化を図ることができ
る。
【００４２】さらに、ネガマスクに対するネガフィルム
の挿入方向を一定とすることができるため、ネガフィル
ムの移送の自動化が可能である。
の挿入方向を一定とすることができるため、ネガフィル
ムの移送の自動化が可能である。
【図１】この発明に係る写真焼付装置の平面図
【図２】同上の斜視図
【図３】（イ）は同上反射ミラーの一部切欠側面図、
（ロ）は反射ミラーの斜視図
（ロ）は反射ミラーの斜視図
【図４】（イ）はネガフィルムのネガ像を横焼する場合
の状態を示す斜視図、（ロ）はネガ像を縦焼きする場合
の斜視図
の状態を示す斜視図、（ロ）はネガ像を縦焼きする場合
の斜視図
【図５】同上の写真焼付装置を用いた写真処理装置の斜
視図
視図
【図６】写真処理装置の他の例を示す斜視図
【図７】写真焼付装置の他の例を示す正面図
【図８】写真焼付装置の他の例を示す正面図
【図９】（イ）はネガフィルムを示す平面図、（ロ）は
そのネガフィルムのネガ像を印画紙に横焼きしたプリン
トの平面図、（ハ）は同上のネガ像を縦焼きしたプリン
トの平面図
そのネガフィルムのネガ像を印画紙に横焼きしたプリン
トの平面図、（ハ）は同上のネガ像を縦焼きしたプリン
トの平面図
【図１０】従来の写真焼付装置を示し、（イ）はネガ像
の横焼き状態を示す斜視図、（ロ）はネガ像の縦焼き状
態を示す斜視図
の横焼き状態を示す斜視図、（ロ）はネガ像の縦焼き状
態を示す斜視図
Ｆ ネガフィルム １ 光源装置 ７ 反射ミラー １０ 回転装置 １７ 第１露光ステージ １８ 第２露光ステージ
Claims (1)
- 【請求項１】 一方向に移送されるネガフィルムのネガ
像面を照射する光源装置と、その光源装置とネガ像面を
結び入射光軸に対して４５°の傾きをもって配置された
反射部材と、上記入射光軸を中心にして反射部材を基準
位置から９０°回転させる回転手段と、基準位置で停止
状態とされた反射部材の反射光軸上と、基準位置から９
０°回転されて停止状態とされた反射部材の反射光軸上
に、各反射光軸に対して直角に配置された２つの露光ス
テージとから成り、上記２つの露光ステージを通るよう
にして一本の連続した印画紙を搬送させるようにした写
真焼付装置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5018612A JP2903924B2 (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | 写真焼付装置 |
| CA002114917A CA2114917C (en) | 1993-02-05 | 1994-02-03 | Photographic printer |
| KR1019940001998A KR0169523B1 (ko) | 1993-02-05 | 1994-02-03 | 사진 인화기 |
| US08/191,205 US5412450A (en) | 1993-02-05 | 1994-02-03 | Photographic printer |
| DE69415357T DE69415357T2 (de) | 1993-02-05 | 1994-02-04 | Photographisches Druckgerät |
| EP94101711A EP0610825B1 (en) | 1993-02-05 | 1994-02-04 | Photographic printer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5018612A JP2903924B2 (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | 写真焼付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06230483A JPH06230483A (ja) | 1994-08-19 |
| JP2903924B2 true JP2903924B2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=11976458
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5018612A Expired - Lifetime JP2903924B2 (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | 写真焼付装置 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5412450A (ja) |
| EP (1) | EP0610825B1 (ja) |
| JP (1) | JP2903924B2 (ja) |
| KR (1) | KR0169523B1 (ja) |
| CA (1) | CA2114917C (ja) |
| DE (1) | DE69415357T2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR950033645A (ko) * | 1994-03-17 | 1995-12-26 | 니시모토 강이치 | 사진감광재료의 공급장치 |
| JP2845142B2 (ja) * | 1994-09-13 | 1999-01-13 | ノーリツ鋼機株式会社 | 写真焼付方法および装置 |
| FR2733112B1 (fr) * | 1995-04-13 | 1997-06-27 | Thomson Multimedia Sa | Televiseur ou moniteur video compact du type a retroprojection |
| US5729049A (en) * | 1996-03-19 | 1998-03-17 | Micron Technology, Inc. | Tape under frame for conventional-type IC package assembly |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR1580582A (ja) * | 1967-08-24 | 1969-09-05 | ||
| DE3412691A1 (de) * | 1984-04-04 | 1985-10-17 | Agfa-Gevaert Ag, 5090 Leverkusen | Fotografisches rollenkopiergeraet |
| US4857965A (en) * | 1985-01-31 | 1989-08-15 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Reader-printer having an image rotation device |
| JP2509686B2 (ja) * | 1989-02-06 | 1996-06-26 | 富士写真フイルム株式会社 | 写真焼付装置 |
| US5016044A (en) * | 1989-02-06 | 1991-05-14 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Photographic printer employing a roof-shaped reflector |
| JP2506186B2 (ja) * | 1989-04-20 | 1996-06-12 | 富士写真フイルム株式会社 | 写真焼付装置 |
| JP2773545B2 (ja) * | 1992-05-29 | 1998-07-09 | ノーリツ鋼機株式会社 | 回転画像焼付方法及び装置 |
-
1993
- 1993-02-05 JP JP5018612A patent/JP2903924B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-02-03 US US08/191,205 patent/US5412450A/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-02-03 KR KR1019940001998A patent/KR0169523B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1994-02-03 CA CA002114917A patent/CA2114917C/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-02-04 DE DE69415357T patent/DE69415357T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-02-04 EP EP94101711A patent/EP0610825B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5412450A (en) | 1995-05-02 |
| KR940020168A (ko) | 1994-09-15 |
| KR0169523B1 (ko) | 1999-01-15 |
| DE69415357T2 (de) | 1999-05-06 |
| EP0610825A1 (en) | 1994-08-17 |
| EP0610825B1 (en) | 1998-12-23 |
| JPH06230483A (ja) | 1994-08-19 |
| DE69415357D1 (de) | 1999-02-04 |
| CA2114917C (en) | 1997-11-11 |
| CA2114917A1 (en) | 1994-08-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990223 |