JP2901855B2 - 挿し芽用水揚げ剤 - Google Patents
挿し芽用水揚げ剤Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、菊、カーネーション等
の挿し芽やバラ等の枝物の挿し木を行うための水揚げ
剤、特に菊の長期冷蔵保存された挿し芽の水揚げを短時
間（１０分〜２時間）に行うための水揚げ剤に関するも
のである。
の挿し芽やバラ等の枝物の挿し木を行うための水揚げ
剤、特に菊の長期冷蔵保存された挿し芽の水揚げを短時
間（１０分〜２時間）に行うための水揚げ剤に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】菊の挿し芽は、採穂後に長期間（２０日
〜６０日）冷蔵保存されており、挿し芽を行う前に常温
に戻し、水揚げを行ってから耕土に挿すが、水揚げが悪
いと、挿し芽後に枯死したり、成育が悪い穂が発生した
りする。また水揚げが悪いと茎が柔らかいため挿し芽の
作業性が悪く、余分な労力を必要とする。
〜６０日）冷蔵保存されており、挿し芽を行う前に常温
に戻し、水揚げを行ってから耕土に挿すが、水揚げが悪
いと、挿し芽後に枯死したり、成育が悪い穂が発生した
りする。また水揚げが悪いと茎が柔らかいため挿し芽の
作業性が悪く、余分な労力を必要とする。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、挿し芽に対
して優れた水揚げ効果を示し、挿し芽作業時の労力及び
時間を大幅に軽減することができる挿し芽用水揚げ剤を
提供することを目的とする。
して優れた水揚げ効果を示し、挿し芽作業時の労力及び
時間を大幅に軽減することができる挿し芽用水揚げ剤を
提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明に関わる挿し芽用
水揚げ剤は、パーフルオロカーボンを疎水基に有する界
面活性剤及び水溶性アルキルアルコールを有効成分とし
て含有することを特徴とする。
水揚げ剤は、パーフルオロカーボンを疎水基に有する界
面活性剤及び水溶性アルキルアルコールを有効成分とし
て含有することを特徴とする。
【０００５】パーフルオロカーボンを疎水基に有する界
面活性剤としては、パーフルオロアルキルカルボン酸や
パーフルオロアルキルスルホン酸の一価の金属塩、アン
モニウム塩、又は第４級アンモニウム塩、或はパーフル
オロアルキルアルコールエチレンオキサイド付加物など
が例示される。
面活性剤としては、パーフルオロアルキルカルボン酸や
パーフルオロアルキルスルホン酸の一価の金属塩、アン
モニウム塩、又は第４級アンモニウム塩、或はパーフル
オロアルキルアルコールエチレンオキサイド付加物など
が例示される。
【０００６】水溶性アルキルアルコールとしては、メチ
ルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコ
ールなどが例示される。
ルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコ
ールなどが例示される。
【０００７】後記の実施例に見るように、挿し芽の水揚
げ効果はパーフルオロカーボンを疎水基に有する界面活
性剤及び水溶性アルキルアルコールの相乗効果である。
パーフルオロカーボンを疎水基に有する界面活性剤、又
は水溶性アルキルアルコール単独では、水揚げ効果は水
道水を使用した場合と大差ない。パーフルオロカーボン
を疎水基に有する界面活性剤の使用濃度は０．００１〜
０．２重量％の範囲、特に０．００５〜０．０２重量％
の範囲が好ましい。使用濃度が高すぎると薬害の恐れが
あり、使用濃度が低過ぎると効果が少ない。水溶性アル
キルアルコールはパーフルオロカーボンを疎水基に有す
る界面活性剤の１０倍以上とするのが良く、好ましくは
２０倍以上で、特に３０〜３５倍の範囲が最適である。
げ効果はパーフルオロカーボンを疎水基に有する界面活
性剤及び水溶性アルキルアルコールの相乗効果である。
パーフルオロカーボンを疎水基に有する界面活性剤、又
は水溶性アルキルアルコール単独では、水揚げ効果は水
道水を使用した場合と大差ない。パーフルオロカーボン
を疎水基に有する界面活性剤の使用濃度は０．００１〜
０．２重量％の範囲、特に０．００５〜０．０２重量％
の範囲が好ましい。使用濃度が高すぎると薬害の恐れが
あり、使用濃度が低過ぎると効果が少ない。水溶性アル
キルアルコールはパーフルオロカーボンを疎水基に有す
る界面活性剤の１０倍以上とするのが良く、好ましくは
２０倍以上で、特に３０〜３５倍の範囲が最適である。
【０００８】本発明の組成物は、使用濃度の５０倍乃至
１００倍程度の濃縮液として製造、販売し、使用時に希
釈して使用することができる。また発根促進剤、栄養
剤、防腐剤等を配合しても差し支えない。
１００倍程度の濃縮液として製造、販売し、使用時に希
釈して使用することができる。また発根促進剤、栄養
剤、防腐剤等を配合しても差し支えない。
【０００９】以下、実施例を比較例と対比して本発明を
具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定され
るものではない。
具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定され
るものではない。
【００１０】
【実施例１】パーフルオロカーボンを疎水基に有する界
面活性剤としてパーフルオロアルキルカルボン酸カリウ
ム塩（住友スリーエム株式会社製：商品名フロラードＦ
Ｃ−１２９）、水溶性アルキルアルコールとしてエチル
アルコールを用い、表１に示す組成の原液（濃縮液）を
調製した。なお原液中のＤ−グルコースは栄養成分、イ
ンドール酪酸は発根促進剤である。
面活性剤としてパーフルオロアルキルカルボン酸カリウ
ム塩（住友スリーエム株式会社製：商品名フロラードＦ
Ｃ−１２９）、水溶性アルキルアルコールとしてエチル
アルコールを用い、表１に示す組成の原液（濃縮液）を
調製した。なお原液中のＤ−グルコースは栄養成分、イ
ンドール酪酸は発根促進剤である。
【００１１】
【水揚げ効果の測定方法】２０日間冷蔵庫内で１〜３℃
に保存された菊（秀芳の力）の芽を大気中で常温に戻
し、６群に区分して、それぞれの群を表１に示す組成の
液の１００倍希釈液（水道水で希釈）又は水道水のみに
１０秒間浸漬後、各群を同じ大きさ（底面積２７００ｃ
ｍ2 、高さ１５ｃｍ）の孔開きバットに移し、菊の芽の
本数を調節して各群の嵩をバットの縁と同一高さに揃
え、その上に軽く紙を載せて１０分毎に紙の高さの上昇
値（ｃｍ）を測定した。結果を表２に示す。水揚げが順
調に行われた場合はバット中の菊の芽は付着水を吸収
（水揚げ）して嵩が増加し、その上に載せた紙を持ち上
げるので、紙の高さの上昇値は水揚げ効果の指標とな
る。紙の高さはバットの四辺で測定した値の平均値で示
した。重量変化で表示しなかったのは、付着水と吸収水
とを区別することができないからである。
に保存された菊（秀芳の力）の芽を大気中で常温に戻
し、６群に区分して、それぞれの群を表１に示す組成の
液の１００倍希釈液（水道水で希釈）又は水道水のみに
１０秒間浸漬後、各群を同じ大きさ（底面積２７００ｃ
ｍ2 、高さ１５ｃｍ）の孔開きバットに移し、菊の芽の
本数を調節して各群の嵩をバットの縁と同一高さに揃
え、その上に軽く紙を載せて１０分毎に紙の高さの上昇
値（ｃｍ）を測定した。結果を表２に示す。水揚げが順
調に行われた場合はバット中の菊の芽は付着水を吸収
（水揚げ）して嵩が増加し、その上に載せた紙を持ち上
げるので、紙の高さの上昇値は水揚げ効果の指標とな
る。紙の高さはバットの四辺で測定した値の平均値で示
した。重量変化で表示しなかったのは、付着水と吸収水
とを区別することができないからである。
【００１２】
【表１】
【００１３】
【表２】
【００１４】パーフルオロアルキルカルボン酸カリウム
塩を含むがエチルアルコールは含まない液に浸漬した場
合（実験Ｎｏ．５）、または逆にエチルアルコールを含
むがパーフルオロアルキルカルボン酸カリウム塩は含ま
ない液に浸漬した場合（実験Ｎｏ．４）は水道水に浸漬
した場合と同様に殆ど水揚げ効果を示さなかったが、両
者を含有する液に浸漬した場合（実験Ｎｏ．１，２，
３）は明らかに水揚げ効果が認められた。またこの実験
の範囲ではパーフルオロアルキルカルボン酸カリウム塩
の使用濃度は０．０１重量％（原液中の濃度１．０重量
％の１００倍希釈液）が好ましく、エチルアルコールは
パーフルオロアルキルカルボン酸の３０倍とした場合が
最も好ましい結果が得られている。
塩を含むがエチルアルコールは含まない液に浸漬した場
合（実験Ｎｏ．５）、または逆にエチルアルコールを含
むがパーフルオロアルキルカルボン酸カリウム塩は含ま
ない液に浸漬した場合（実験Ｎｏ．４）は水道水に浸漬
した場合と同様に殆ど水揚げ効果を示さなかったが、両
者を含有する液に浸漬した場合（実験Ｎｏ．１，２，
３）は明らかに水揚げ効果が認められた。またこの実験
の範囲ではパーフルオロアルキルカルボン酸カリウム塩
の使用濃度は０．０１重量％（原液中の濃度１．０重量
％の１００倍希釈液）が好ましく、エチルアルコールは
パーフルオロアルキルカルボン酸の３０倍とした場合が
最も好ましい結果が得られている。
【００１５】
【実施例２】パーフルオロカーボンを疎水基に有する界
面活性剤としてパーフルオロアルキルスルホン酸アンモ
ニウム塩（住友スリーエム株式会社製：商品名フロラー
ドＦＣ−９３）、水溶性アルキルアルコールとしてメチ
ルアルコールを用い、表３に示す組成の原液（濃縮液）
を調製した。水揚げ効果の測定方法は実施例１と同様に
行った。結果を表４に示す。
面活性剤としてパーフルオロアルキルスルホン酸アンモ
ニウム塩（住友スリーエム株式会社製：商品名フロラー
ドＦＣ−９３）、水溶性アルキルアルコールとしてメチ
ルアルコールを用い、表３に示す組成の原液（濃縮液）
を調製した。水揚げ効果の測定方法は実施例１と同様に
行った。結果を表４に示す。
【００１６】
【表３】
【００１７】
【表４】
【００１８】パーフルオロアルキルスルホン酸アンモニ
ウム塩を含むがメチルアルコールは含まない液に浸漬し
た場合（実験Ｎｏ．１０）、又は逆にメチルアルコール
を含むがパーフルオロアルキルスルホン酸アンモニウム
塩は含まない液に浸漬した場合（実験Ｎｏ．９）は殆ど
水揚げ効果を示さなかったが、両者を含有する液に浸漬
した場合（実験Ｎｏ．６，７，８）は明らかに水揚げ効
果が認められた。またこの実験の範囲ではパーフルオロ
アルキルスルホン酸アンモニウム塩の使用濃度は０．０
１重量％（原液中の濃度１．０重量％の１００倍希釈
液）が好ましく、メチルアルコールはパーフルオロアル
キルスルホン酸の３０倍とした場合が最も好ましい結果
が得られている。
ウム塩を含むがメチルアルコールは含まない液に浸漬し
た場合（実験Ｎｏ．１０）、又は逆にメチルアルコール
を含むがパーフルオロアルキルスルホン酸アンモニウム
塩は含まない液に浸漬した場合（実験Ｎｏ．９）は殆ど
水揚げ効果を示さなかったが、両者を含有する液に浸漬
した場合（実験Ｎｏ．６，７，８）は明らかに水揚げ効
果が認められた。またこの実験の範囲ではパーフルオロ
アルキルスルホン酸アンモニウム塩の使用濃度は０．０
１重量％（原液中の濃度１．０重量％の１００倍希釈
液）が好ましく、メチルアルコールはパーフルオロアル
キルスルホン酸の３０倍とした場合が最も好ましい結果
が得られている。
【００１９】
【実施例３】パーフルオロカーボンを疎水基に有する界
面活性剤としてパーフルオロアルキルスルホン酸アンモ
ニウム塩、水溶性アルキルアルコールとしてイソプロピ
ルアルコールを用い、表５に示す組成の原液（濃縮液）
を調製した。水揚げ効果の測定は実施例１と同様な方法
で行った。結果を表６に示す。
面活性剤としてパーフルオロアルキルスルホン酸アンモ
ニウム塩、水溶性アルキルアルコールとしてイソプロピ
ルアルコールを用い、表５に示す組成の原液（濃縮液）
を調製した。水揚げ効果の測定は実施例１と同様な方法
で行った。結果を表６に示す。
【００２０】
【表５】
【００２１】
【表６】
【００２２】パーフルオロアルキルスルホン酸アンモニ
ウム塩を含むがイソプロピルアルコールは含まない液に
浸漬した場合（実験Ｎｏ．１５）、またはイソプロピル
アルコールを含むがパーフルオロアルキルスルホン酸ア
ンモニウム塩は含まない液に浸漬した場合（実験Ｎｏ．
１４）は殆ど水揚げ効果を示さなかったが、両者を含有
する液に浸漬した場合（実験Ｎｏ．１１，１２，１３）
は明らかに水揚げ効果が認められた。またこの実験の範
囲ではパーフルオロアルキルスルホン酸の使用濃度は
０．０１重量％（原液中の濃度１．０重量％の１００倍
希釈液）が好ましく、イソプロピルアルコールはパーフ
ルオロアルキルスルホン酸アンモニウム塩の３０倍とし
た場合が最も好ましい結果が得られている。
ウム塩を含むがイソプロピルアルコールは含まない液に
浸漬した場合（実験Ｎｏ．１５）、またはイソプロピル
アルコールを含むがパーフルオロアルキルスルホン酸ア
ンモニウム塩は含まない液に浸漬した場合（実験Ｎｏ．
１４）は殆ど水揚げ効果を示さなかったが、両者を含有
する液に浸漬した場合（実験Ｎｏ．１１，１２，１３）
は明らかに水揚げ効果が認められた。またこの実験の範
囲ではパーフルオロアルキルスルホン酸の使用濃度は
０．０１重量％（原液中の濃度１．０重量％の１００倍
希釈液）が好ましく、イソプロピルアルコールはパーフ
ルオロアルキルスルホン酸アンモニウム塩の３０倍とし
た場合が最も好ましい結果が得られている。
【００２３】
【実施例４】パーフルオロカーボンを疎水基に有する界
面活性剤（パーフルオロアルキルカルボン酸カリウム
塩）と水溶性アルキルアルコール（エチルアルコール）
の比率を変えた表７に示す組成の浸漬用液を調製し、実
施例１と同様な方法で水揚げ効果の測定を行った。結果
を表８に示す。なお実験番号１及び２は表１に示したの
と同じものである。
面活性剤（パーフルオロアルキルカルボン酸カリウム
塩）と水溶性アルキルアルコール（エチルアルコール）
の比率を変えた表７に示す組成の浸漬用液を調製し、実
施例１と同様な方法で水揚げ効果の測定を行った。結果
を表８に示す。なお実験番号１及び２は表１に示したの
と同じものである。
【００２４】
【表７】
【００２５】
【表８】
【００２６】表８の結果より、水溶性アルキルアルコー
ルはパーフルオロカーボンを疎水基に有する界面活性剤
の１０倍以上とするのが良く、好ましくは２０倍以上
で、特に３０〜３５倍の範囲が最適であることが分か
る。３５倍以上、例えば４０倍にしても差し支えない
が、パーフルオロカーボンを疎水基に有する界面活性剤
との相乗効果が更に向上する傾向は認められない。
ルはパーフルオロカーボンを疎水基に有する界面活性剤
の１０倍以上とするのが良く、好ましくは２０倍以上
で、特に３０〜３５倍の範囲が最適であることが分か
る。３５倍以上、例えば４０倍にしても差し支えない
が、パーフルオロカーボンを疎水基に有する界面活性剤
との相乗効果が更に向上する傾向は認められない。
【００２７】
【実施例５】５０日間冷蔵庫内で１〜３℃に保存された
カーネーション（Ｎｏｒａ）の芽を大気中で常温に戻
し、６群に区分して、それぞれの群を表１に示す組成の
液の１００倍希釈液（水道水で希釈）又は水道水のみに
１０秒間浸漬後、実施例１と同様な方法で水揚げ効果の
測定を行った。結果を表９に示す。カーネーションの場
合も菊と同様な傾向が得られた。
カーネーション（Ｎｏｒａ）の芽を大気中で常温に戻
し、６群に区分して、それぞれの群を表１に示す組成の
液の１００倍希釈液（水道水で希釈）又は水道水のみに
１０秒間浸漬後、実施例１と同様な方法で水揚げ効果の
測定を行った。結果を表９に示す。カーネーションの場
合も菊と同様な傾向が得られた。
【００２８】
【表９】
【００２９】
【発明の効果】挿し芽に対して優れた水揚げ効果を示す
挿し芽用水揚げ剤が得られるので、挿し芽作業時の労力
及び時間を大幅に軽減することができる。
挿し芽用水揚げ剤が得られるので、挿し芽作業時の労力
及び時間を大幅に軽減することができる。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平１−287001（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−286802（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−24001（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−280815（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−63374（ＪＰ，Ａ) 特開 昭49−24750（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A01N 3/02 ＣＡＰＬＵＳ（ＳＴＮ) ＲＥＧＩＳＴＲＹ（ＳＴＮ) ＷＰＩＤＳ（ＳＴＮ)
Claims (1)
- 【請求項１】 パーフルオロカーボンを疎水基に有する
界面活性剤及び水溶性アルキルアルコールを有効成分と
して含有することを特徴とする挿し芽用水揚げ剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27291993A JP2901855B2 (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | 挿し芽用水揚げ剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27291993A JP2901855B2 (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | 挿し芽用水揚げ剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07101803A JPH07101803A (ja) | 1995-04-18 |
| JP2901855B2 true JP2901855B2 (ja) | 1999-06-07 |
Family
ID=17520588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27291993A Expired - Fee Related JP2901855B2 (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | 挿し芽用水揚げ剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2901855B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2789784B2 (ja) * | 1990-05-18 | 1998-08-20 | 松下電器産業株式会社 | 同軸型誘電体共振器 |
| US7772162B2 (en) | 2006-03-27 | 2010-08-10 | Board Of Regents, The University Of Texas System | Use of fluorocarbon surfactants to improve the productivity of gas and gas condensate wells |
| US20080051300A1 (en) | 2006-08-23 | 2008-02-28 | Pope Gary A | Compositions and method for improving the productivity of hydrocarbon producing wells |
| CN101827913A (zh) | 2007-03-23 | 2010-09-08 | 德克萨斯州立大学董事会 | 处理压裂的地层的方法 |
| CN101970794B (zh) | 2007-11-30 | 2014-02-19 | 德克萨斯州立大学董事会 | 用于提高产油井产率的方法 |
-
1993
- 1993-10-06 JP JP27291993A patent/JP2901855B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07101803A (ja) | 1995-04-18 |
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Legal Events
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