JP2900937B1 - 壁式rc構造物の施工方法 - Google Patents

壁式rc構造物の施工方法

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Abstract

【要約】 【課題】 可能な限り省力化施工を可能にした壁式RC
構造物の施工方法を提供する。 【解決手段】 外壁3と主要な間仕切り壁4が配置され
る位置に縦枠体23をそれぞれ立設し、この縦枠体23間に
天井を兼ねた床型枠を構成する。次に、外壁3と主要な
間仕切り壁4が配置される位置に壁補強筋として、断熱
パネル12を有する金網パネル11を縦枠体23に添わせてそ
れぞれ立設し、また床型枠の上に床補強筋を配筋する。
次に、金網パネル11の両側にコンクリート又はモルタル
を吹き付け、また床型枠の上にコンクリートを打設して
外壁3、主要な間仕切り壁4および床スラブ2をそれぞ
れ構築する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば一戸建て
住宅や中・低層の集合住宅、あるいはリゾート施設など
の比較的小規模な建物として建設される壁式RC構造物
の施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一戸建て住宅や中・低層の集合住宅な
ど、主として小規模RC構造物の構造方式として、壁体
や床板などの平面的な構造体のみで構築する壁式RC構
造が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これまで、この種の構
造方式の施工方法は、型枠工事があり、しかも型枠工
事、配筋工事および断熱工事などの各種工事が全て別々
に行われているため、多くの手間・暇を要して、小規模
建物ではむしろコスト高を免れない等の課題があった。
【0004】この発明は、以上の課題を解決するために
なされたもので、省力化施工を可能にした壁式RC構造
物の施工方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、この発明に係る請求項1記載の壁式RC構造の施
工方法は、壁が配置される位置に縦枠体を立設し、この
縦枠体間に床型枠を設置し、次に壁が配置される位置に
壁補強筋として、断熱パネルを有する金網パネルを前記
縦枠体に添わせて立設し、前記床型枠の上に床補強筋を
配筋し、次に前記金網パネルの両側にコンクリート又は
モルタルを吹き付け、前記床型枠の上にコンクリートを
打設して壁と床スラブをそれぞれ構築する。
【0006】この発明に係る請求項2記載の壁式RC構
造の施工方法は、請求項1の記載において、床型枠は縦
枠体間に天井兼用の上階床型枠パネルを複数設置して構
成する。
【0007】この発明に係る請求項3記載の壁式RC構
造の施工方法は、請求項1又は2の記載において、床型
枠の上にコネクターを所定間隔に複数突設する。
【0008】この発明に係る請求項4記載の壁式RC構
造の施工方法は、請求項1、2又は3の記載において、
金網パネルの一部を断熱パネルの一部と共に打ち抜き、
その内側に開口枠体を取り付けて開口部を形成する。
【0009】この発明に係る請求項5記載の壁式RC構
造の施工方法は、請求項4の記載において、開口枠体の
外側にコネクターを所定間隔に複数突設する。
【0010】この発明に係る請求項6記載の壁式RC構
造の施工方法は、請求項1、2、3、4又は5の記載に
おいて、床スラブと壁間に床スラブと壁とを接合する連
結鉄筋を複数配筋する。
【0011】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態1.図1〜図6
は、この発明の施工方法で構築された壁式RC構造の建
物の一例を示し、図において、1階の床スラブ1、2階
の床スラブ2、外壁3および主要な間仕切り壁4がそれ
ぞれ構築されている。また、2階の床スラブ2の上方に
壁ばり5が複数構築され、その上側に屋根6が構築され
ている。
【0012】さらに、2階の床スラブ2の下側と屋根6
の下側に1階の天井7と2階の天井8がそれぞれ構成さ
れ、また外壁3と主要な間仕切り壁4には必要に応じて
窓9と出入り口10がそれぞれ構成されている。
【0013】床スラブ1と2、外壁3、主要な間仕切り
壁4、そして壁ばり5は共に壁式RC構造で構築されて
いる。その際、特に外壁3、主要な間仕切り壁4および
壁ばり5は、例えば図6(a),(b) に図示するような金網
パネル11を壁補強筋として配筋し、その両側にモルタル
又はコンクリートを吹き付けて構築されている。
【0014】また、床スラブ1、外壁3、主要な間仕切
り壁4および壁ばり5には断熱パネル12がそれぞれ埋設
されている。
【0015】金網パネル11は、図6(a),(b) に図示する
ように、矩形板状に形成された2枚の平金網11aを平行
に立設し、この2枚の平金網11a,11aを複数本のラチ
ス筋11bで連結することにより所定の厚さを有する矩形
板状に形成されている。
【0016】こうして形成された金網パネル11は、例え
ば外壁3にあっては、図1に図示するように床スラブ1
と2間の先端部に垂直に建て付けられ、かつ床スラブ1
と2の床補強筋に結束または溶接する等して強固に固定
されている。
【0017】断熱パネル12は、例えば硬質発泡スチレン
ボードなどから平金網11aと略同じ大きさの矩形板状に
形成され、かつ図6(a),(b) に図示するように平金網11
a,11a間の略中央部に取り付けられている。
【0018】なお、断熱パネル12は金網パネル11と一緒
に設置して施工の省力化が図れるように、金網パネル11
の製作に際して平金網11a,11a間に予め取り付けられ
ている。
【0019】金網パネル11と断熱パネル12を設置した
後、断熱パネル12の室外側と室内側にモルタル又はコン
クリートを吹き付けて外壁部分3aと内壁部分3bがそ
れぞれ形成され、こうして断熱パネル12と外壁部分3a
と内壁部分3bとからなる外壁3が構築されている。
【0020】主要な間仕切り壁4も、外壁3と同じよう
に金網パネル11と断熱パネル12を設置した後、断熱パネ
ル12の両側にモルタル又はコンクリートを吹き付けて両
側の内壁部分4aがそれぞれ形成され、こうして断熱パ
ネル12とその両側の内壁部分4aとからなる間仕切り壁
4が構築されている。
【0021】なお、金網パネル11と断熱パネル12の設置
に際し、金網パネル11と断熱パネル12の上端部を床スラ
ブ1と2の床面にそれぞれ一致させるか、あるいは床面
から突出させることにより、外壁3および間仕切り壁4
の打ち継ぎ部を床面部に1個所設け、かつ外壁3の打ち
継ぎ部に防水目地13を設ける。
【0022】こうして構築された外壁3と主要な間仕切
り壁4には、図3(a),(b) と図5(a),(b) にそれぞれ図
示するように、必要に応じて窓9と出入り口10が設けら
れている。
【0023】窓9と出入り口10は、外壁3と間仕切り壁
4の壁補強筋としてそれぞれ配筋された金網パネル11に
その一部を断熱パネル12の一部と共に打ち抜いて開口部
を形成し、この開口部の内側に開口枠体14を取り付けて
構成され、かつ窓9にあっては図5(a),(b) に図示する
ように開口枠体14の内側にサッシが、出入り口10にあっ
ては扉又は引き戸がそれぞれ取り付けられている。
【0024】なお、開口枠体14にサッシ14aと窓枠14b
をあらかじめ取り付けておいてもよい。
【0025】また、窓9および出入り口10とするための
開口部は、金網パネル11を壁補強筋として設置する前
に、工場や現地の作業ヤードで予め形成しておいてもよ
く、あるいは壁補強筋として設置した後に形成してもよ
い。
【0026】また、開口枠体14の外側には周囲のコンク
リート又はモルタルとの完全一体化を図るために、スク
リューボルトや釘などからなるコネクター18が所定間隔
に複数突設されている。
【0027】床スラブ1,2 の先端部と外壁3間には、床
スラブ1,2 と外壁3をそれぞれ一体的に接合する連結鉄
筋15が複数、床スラブ1,2 の横方向に所定間隔に配筋さ
れている。
【0028】連結鉄筋15は2本を一組とし、断熱パネル
12と内壁部分3bを水平に貫通し、かつ外壁3側から床
スラブ1,2 側に水平斜め方向に、例えば水平斜め45°方
向に開いた状態にそれぞれ配筋されている。
【0029】また、連結鉄筋15の外壁3側端部には、こ
の部分を略45°に折り曲げてフックが形成され、フック
は外側の平金網11aに添え付けられ、かつ平金網11aに
結束または溶接されている。
【0030】一方、連結鉄筋15の床スラブ1及び2側は
床スラブ1,2 の補強筋の上で、隣接するもの同士および
床補強筋と結束または溶接されている。
【0031】複数の連結鉄筋15がこのように配筋されて
いることで、床スラブ1,2 と外壁3間に外壁3に沿って
連続する水平トラスが形成されたことになる。
【0032】また、連結鉄筋15の床スラブ1および2側
はコンクリート内に深く定着され、一方外壁部分3a側
は外壁部分のコンクリート又はモルタル内に確実に定着
されている。
【0033】床スラブ1,2 と外壁3との接合部がこのよ
うに構成されていることにより、床スラブ1と2にそれ
ぞれ作用する地震力は、複数の連結鉄筋15を介して外壁
3の外壁部分3aと内壁部分3bの両方に均等に伝達さ
れる。
【0034】天井7は、例えば図1と2に図示するよう
に床スラブ2の下に天井格子16を所定間隔に複数架け渡
し、この天井格子16の上に天井板17を敷設して構成され
ている。
【0035】また、天井7は床スラブ2のコンクリート
を打設する際の型枠を兼ねており、このため天井7は所
定間隔に配した複数の天井格子16の上に天井板17を取り
つけて構成されている。
【0036】その際、天井板17の上にコンクリートとの
一体化を図るためにスクリューボルトや釘などからなる
コネクター18が所定間隔に複数突設されている。
【0037】屋根6は、図1と2に図示するように壁ば
り5,5 間に垂木19を所定間隔に複数架け渡し、その上に
野地板20を打ち付け、かつその上に例えばスレート等の
屋根葺き材21を取り付けて構成されている。また、隣接
する垂木19,19 間に断熱材22がそれぞれ充填されてい
る。
【0038】屋根6がこのように構成されていること
で、これまでの合掌材や束材などからなる小屋組を必要
としないので、屋根の施工も簡単に行うことができる。
発明の実施の形態2.次に、この発明に係る壁式RC構
造物の施工方法を順に説明する。 (1)最初に、造成された基礎底盤(RC造)上に、外壁
3、主要な間仕切壁4が交差する位置に縦枠23aを立設
する。
【0039】縦枠23aは、基礎底盤上面から1階の床ス
ラブ1のレベルを通り越し、1m程度突設する長さのも
のを立設する。 (2)次に、縦枠23a間に横枠23bを1階の床スラブ1の
下面のレベルに合わせ、かつ壁に沿って水平に連続して
架け渡し、縦枠23aを鉛直に保持する。
【0040】なお、外壁3と間仕切り壁4が比較的長い
ときは、必要に応じて中間部にも仮設の縦枠23aを立設
してもよい。 (3)次に、壁の位置に、1階の床スラブ1までの高さの
金網パネル11を横枠23bに沿って建て込み、所要の補強
筋を配した後、金網パネル11の両側にモルタルを吹き付
けて壁(基礎ばり)を施工する。
【0041】モルタルの吹き付けは、外壁3の外壁部分
3aでは1階床スラブ1の床面まで、外壁3の内壁部分
3bと内壁4では横枠23bの下端レベルまでそれぞれ吹
き付ける。また、外壁3の上端部に連結鉄筋15を配筋す
る。 (4)次に、吹付けモルタルが硬化したら、必要に応じ床
スラブ1の下端レベルまで土砂を埋め戻し、かつ地業を
行った後、床補強筋を配筋し、コンクリートを打設して
床スラブ1を施工する。なお、床スラブ1を木造床とす
る場合は、地業を行ったままとする。 (5)次に、天井兼用の2階床スラブ型枠7を支える支保
工を1階床1または地業面上に組み、縦枠23aに2階床
レベルの横枠23bを架け渡して縦枠23aを鉛直に保持す
る。 (6)次に、1階の天井格子16を支保工の上に所定の間隔
に並べ、天井板17を横枠23bおよび天井格子16に打ち付
けて2階床スラブの型枠を構成する。 (7)次に、横枠23bに沿って金網パネル11を2階床スラ
ブの高さに建て込み、金網パネル11の開口部の内側に開
口枠体14を取り付ける。
【0042】そして、窓9にあっては、開口枠体14の内
側にサッシ14aを、サッシ14aの内側に窓枠14bを取り
付ける。また、出入り口10にあっては、扉または引き戸
を取り付ける。 (8)次に、金網パネル11の両側にコンクリート又はモル
タルを吹き付けて1階の外壁3と間仕切り壁4をそれぞ
れ施工し、また床型枠(天井7)の上にコンクリートを
打設して2階の床スラブ2を構築する。
【0043】なお、金網パネル11の両側にコンクリート
又はモルタルを吹き付ける際、事前に窓部分に開口枠体
14がサッシ14aや窓枠14bと共に取り付けられ、これら
が窓回りの見切り部材の働きをなすので、窓回りにコン
クリート又はモルタルをきわめて能率よく吹き付けるこ
とができる。 (9)次に、施工された2階の床スラブ2の上に突設した
縦枠23aに2階部分の縦枠23aを継ぎ足し、同じく床ス
ラブ2の上に突出する縦筋に嵌合するように金網パネル
11を壁位置に沿って建て入れ、かつ金網パネル11の天端
レベルに母屋材25を取り付ける。そして、この上に縦枠
23a近傍の垂木19を架設して縦枠23aの鉛直性を保持す
ると共に、屋根面の形状を整える。 (10)次に、金網パネル11の建て入れ直しを行い、床補強
筋を配し、サッシ14aや窓枠14b付帯の開口枠体14をセ
ットし、かつモルタルを吹き付けて2階の壁を施工す
る。
【0044】そして、モルタルが硬化した後、残りの垂
木19を母屋材25に架し、垂木19の上に野地板20を止め、
その上に屋根葺き材21を張って屋根6を施工する。
【0045】なお、母屋材25および開口枠体14にはスク
リューボルト又は釘などからなるコネクター18を複数取
り付けて吹き付けモルタルと一体化を図る。
【0046】
【発明の効果】この発明は以上説明した構成からなり、
特に壁が配置される位置に縦枠体を垂直に立設すること
で、縦枠体が壁の縦、横、高さを決定する定規の働きを
なすことにより外壁と主要な間仕切り壁の位置が決定さ
れるので、壁の位置、垂直度などの壁の出来上がり精度
を著しく高めることができる。
【0047】また、壁補強筋として設置される金網パネ
ルは縦枠体に添わせて立設することができ、また縦枠体
間に床型枠を設置することにより、縦枠体が箱状に補剛
され、精度のよい壁体を構築できる。
【0048】さらに、開口枠体があらかじめ設置されて
いるので、金網パネルの両側にコンクリート又はモルタ
ルを吹き付けるだけで壁を施工でき、かつ床型枠は天井
材を兼ね撤去する必要がないので、施工の大幅な省力化
が図れる等の効果がある。
【0049】また、床スラブは、床型枠とその上のコン
クリートとがコネクターを介して一体化された合成構造
をなすので、床スラブの剛性はきわめて大きく、たわみ
も低減できる。
【0050】さらに、床スラブと外壁とを接合する連結
鉄筋を複数配筋するので、この連結鉄筋を介して床スラ
ブに作用する地震力を外壁にも確実に伝達でき、耐震性
もきわめて高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】壁式RC構造の建物の一部縦断面図である。
【図2】壁式RC構造の建物の一部縦断面図である。
【図3】(a) は床スラブと壁の構造を示す縦断面図、
(b) はその横断面図である。
【図4】(a) は床スラブと壁の構造を示す横断面図、
(b) は(a) におけるイ部拡大図、(c)は床スラブと壁の
構造を示す縦断面図である。
【図5】(a) は窓の構造を示す横断面図、(b) はその縦
断面図である。
【図6】(a) は金網パネルの斜視図、(b) はその横断面
図である。
【符号の説明】
1 1階の床スラブ 2 2階の床スラブ 3 外壁 3a 外壁部分 3b 内壁部分 4 主要な間仕切り壁 4a 内壁部分 5 壁ばり 6 屋根 7 天井 7A 天井パネル兼用床型枠パネル 8 天井 9 窓 10 出入り口 11 金網パネル 11a 平金網 11b ラチス筋 12 断熱パネル 13 防水目地 14 開口枠体 14a サッシ 14b 窓枠 15 連結鉄筋 16 根太 17 天井板 18 コネクター 19 垂木 20 野地板 21 屋根葺き材 22 断熱材 23 縦枠体 24 パイプサポート 25 母屋材

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁や床スラブ等の平面的な構造体からな
    る壁式RC構造物の施工方法において、壁が配置される
    位置に縦枠体を立設し、この縦枠体間に床型枠を設置
    し、次に壁が配置される位置に壁補強筋として、断熱パ
    ネルを有する金網パネルを前記縦枠体に添わせて立設
    し、前記床型枠の上に床補強筋を配筋し、次に前記金網
    パネルの両側にコンクリート又はモルタルを吹き付け、
    前記床型枠の上にコンクリートを打設して壁と床スラブ
    をそれぞれ構築することを特徴とする壁式RC壁造物の
    施工方法。
  2. 【請求項2】 床型枠は縦枠体間に天井兼用の上階床型
    枠パネルを複数設置して構成することを特徴とする請求
    項1記載の壁式RC構造物の施工方法。
  3. 【請求項3】 床型枠の上にコネクターを所定間隔に複
    数突設することを特徴とする請求項1又は2記載の壁式
    RC構造物の施工方法。
  4. 【請求項4】 金網パネルの一部を断熱パネルの一部と
    共に打ち抜き、その内側に開口枠体を取り付けて開口部
    を形成することを特徴とする請求項1、2又は3記載の
    壁式RC壁造物の施工方法。
  5. 【請求項5】 開口枠体の外側にコネクターを所定間隔
    に複数突設することを特徴とする請求項4記載の壁式R
    C構造物の施工方法。
  6. 【請求項6】 床スラブと壁間に床スラブと壁とを接合
    する連結鉄筋を複数配筋することを特徴とする請求項
    1、2、3、4又は5記載の壁式RC構造物の施工方
    法。
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