JP2898223B2 - Lanケーブル試験用のlanケーブル識別器 - Google Patents

Lanケーブル試験用のlanケーブル識別器

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JP2898223B2
JP2898223B2 JP7168202A JP16820295A JP2898223B2 JP 2898223 B2 JP2898223 B2 JP 2898223B2 JP 7168202 A JP7168202 A JP 7168202A JP 16820295 A JP16820295 A JP 16820295A JP 2898223 B2 JP2898223 B2 JP 2898223B2
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lan
cable
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connection
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    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/50Testing of electric apparatus, lines, cables or components for short-circuits, continuity, leakage current or incorrect line connections
    • G01R31/58Testing of lines, cables or conductors
    • G01R31/60Identification of wires in a multicore cable

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ローカルエリアネット
ワーク(LAN)ケーブルの試験に用いられる装置に関
し、特に、LANケーブル試験装置による試験に用いら
れる所定の電気パラメータをLANケーブルの終端に供
給することにより、銅製のLANケーブルの試験を容易
にする装置に関する。
【0002】
【従来の技術】LANは、最新オフイスに設けられてい
る非常に多くのパーソナル・コンピュータ、ワークステ
ーション、プリンタ、ファイルサーバを接続するシステ
ムである。LANシステムは、通常、パーソナル・コン
ピュータ等を撚り合わせた1対(ツィスト・ペア)の銅
製のLANケーブルを用いて物理的に接続することによ
り構築される。最も普通のLANケーブルは撚り合わせ
たワイヤ4対を有する合計8本のワイヤからなるケーブ
ルである。
【0003】LANケーブルは時には電気シールドとし
て作用する柔軟な金属泊の包みを具えている。LANケ
ーブルの端部は業界基準のコネクタに終端している。通
常のLANケーブル設置では、LANケーブルは、ビル
の壁、床及び天井に配線されている。LANケーブル及
びコネクタが損傷したり、オフィスや機器を移動した
り、新たな機器を追加したりするので、LANケーブル
・システムには、一定の保守、更新及び故障修理が必要
である。
【0004】ケーブルを設置したり、交換したり、再配
置する作業は、専門のケーブル設置者や、組織内のネッ
トワーク保守員に依頼しなければならない。設置段階で
は、各ケーブルがビル内を徘徊し、コネクタが新たなケ
ーブルの各端部に取り付けられる。LAN接続が適切に
機能するためには、ケーブル内の各ワイヤをLANの両
端で適切な夫々のコネクタ(電気接続部)に接続しなけ
ればならない。業界で使用されている種々のLANケー
ブルには、シールドされていないツィスト・ペア(UT
P)、シールドされたツィスト・ペア(STP)及び同
軸ケーブルがある。LANケーブルの設置業務、ケーブ
ルの性能規格及びビル内の配線業務に関する標準は、電
気工業協会業務ビル電気通信配線標準(Electronic Ind
ustries Association Commercial Building Telecommun
ications Wiring Standard)EIA/TIA568であ
る。
【0005】産業界でしばしば“ケーブル・マッパ”と
称される低価格のLANケーブル試験装置は、上記のE
IA/TIA568に準拠した産業基準を満たす終端及
びワイヤ・マップを試験するために設けた特別のオーム
・メータである。試験装置が設けられるLANケーブル
・システムの端部は“近端”と称される。一方、LAN
ケーブルの他端は“遠端”である。LANケーブル試験
装置はLANケーブルの近端に接続される。LANケー
ブル識別器は遠端に接続され、夫々の特定されたワイヤ
対に対してLANケーブルから出力した直流試験電流の
既知のリターン路の設定を容易にするものである。
【0006】LAN試験装置は、自動的に一連の抵抗値
測定を行うので、試験者が個々の接続をマニュアル(人
手)でプローブする負担をなくすることができる。LA
N試験装置によって、LANケーブルの接続が産業基準
に基づいて正しくなされているかを確認でき、LANケ
ーブル内の各ワイヤ対が正常に接続されているかを視覚
的に試験者に示すことが出来る。
【0007】LANケーブル試験装置と共に使用される
LANケーブル識別器は、多くの所定の信号路をケーブ
ルの遠端に設定することにより、LANケーブル・シス
テムの診断・故障箇所発見の手助けをし、したがって、
LANケーブル・システムを構築するLANケーブル及
びケーブル・コネクタがLANケーブル試験装置により
試験される。
【0008】LANケーブル識別器に所定の信号路を多
く設ければ設けるほど、LANケーブル識別器はLAN
ケーブル・システムで発生する可能性のある種々の結線
エラーを特定することができる。従来のLANケーブル
識別器は所定の複数のパラメータを出力し、LANケー
ブル試験装置はこのパラメータに基づき、LANケーブ
ルに関するオープン回路、ショート回路、クロス・ペア
(crossed-pair)及び極性反転の結線エラーを検出す
る。この際、LANケーブル識別器は、試験しようとす
るワイヤ対に既知のリターン路を提供し、LANケーブ
ル試験装置は上記のパラメータを測定して所定の値と比
較して上記の結線エラーを検出する。
【0009】LANケーブルの他の特徴は、いくつかの
特定の測定パラメータをLANケーブル試験装置に与え
ることにより、特定のケーブルを識別することである。
更に、LANケーブル識別器は、複数のワイヤ対の夫々
に特定の電気パラメータを割り当てることにより、クロ
ス・ペア結線エラーを試験できる。この場合、上記の電
気パラメータはLANケーブル試験装置からのテスト信
号の極性に基づいて変化し、LANケーブル試験装置は
測定したパラメータを所定値と比較して結線エラーを判
断する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
LANケーブル識別器を用いて検出できるLANケーブ
ル結線エラーは、オープン回路、ショート回路、クロス
・ペア、及び極性反転の結線エラーに限定されていた。
その他の結線エラーとしては、ワイヤ対間で発生する結
線エラー(インタ・ペア(inter-pair)結線エラー)で
あるが、このエラーを検出することは従来のLANケー
ブル識別器では不可能であった。
【0011】即ち、上記の結線エラー以外の結線エラー
が発生した場合、試験者に単に原因不明の結線エラーが
存在するという情報を与えるだけでなく、具体的な結線
エラー(ワイヤ対間で発生する結線エラー(インターペ
ア結線エラー))を提示することが極めて望ましい。
【0012】更に、LANケーブル・システムで複数の
結線エラーが発生してもLANケーブル試験装置に安定
した且つ誤りのない電気パラメータを与えることが望ま
しい。
【0013】更にまた、LANケーブル識別器がLAN
ケーブル試験装置と共に、LANケーブル・システムの
抵抗値測定の他にLANケーブル・システムの静電容量
を測定する場合、LANケーブル識別器が、抵抗値測定
中の静電容量測定に影響を及ぼさないことが極めて望ま
しい。従来、この目的のために、外部電源で動作するス
イッチ手段を使用していたが、本発明によれば、このよ
うな外部電源を一切不要である。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、試験中のLA
Nケーブル・システムの遠端に接続されるLANケーブ
ル識別器であって、(a)上記LANケーブル・システ
ムの近端に接続された試験装置からの電気テスト信号を
受ける入力手段と、(b)上記入力手段に接続された複
数の回路エレメントとを具え、該複数の回路エレメント
の夫々は抵抗値と静電容量を示す電気パラメータを有
し、上記静電容量は上記試験装置による上記LANケー
ブル・システムの静電容量測定に実質上影響を与えない
程度の静電容量であることを特徴とするLANケーブル
識別器である。
【0015】
【作用】本発明に係るLANケーブル識別器は、LAN
ケーブル試験装置に所定のセットの電気パラメータを供
給することによって銅製のLANケーブルの故障発見或
いは検証を補助するために、LANケーブル・コネクタ
の複数の接続部間に直列接続したダイオードと抵抗器の
ネットワークを設けている。ダイオードと抵抗器の組み
合わせ(回路エレメントと称する)は、異なったタイプ
の結線エラーを検出・診断するために3種類のタイプに
分類される。イントラ・ペア(intra-pair)回路エレメ
ントが最初のタイプである。ワイヤ対1−2,3−6,
4−5及び7−8は、産業基準に基づくワイヤ対であ
る。回路エレメントはLANケーブル・コネクタのピン
1と2、3と6、4と5、及び7と8の間に接続され、
上記のLANケーブル・コネクタはLANケーブルの対
応するケーブルに接続される。したがって、所定のワイ
ヤ対の正確な接続の検証は、いくつかの方法で行われ
る。
【0016】最初に、ダイオードは、LANケーブル試
験装置から供給された直流テスト電流を一方向にしか流
さないので、極性反転結線エラーを検出できる。極性反
転の結線エラーは電流の極性(向き)を正常の(期待さ
れる)極性と比較することにより検出される。
【0017】第2に、抵抗器の夫々はワイヤ対を特定す
るのに役立つ所定の抵抗値を有しているので、LANケ
ーブル試験装置が測定した抵抗値を所定値(期待値)と
比較することにより、クロス・ペア結線エラーが検出さ
れる。最後に、特定のLANケーブル・システムを識別
するために、特定の番号を割り当てられたLANケーブ
ル識別器がLANケーブル・システムの遠端に接続され
る。LANケーブル試験装置により近端で測定された抵
抗値は、対応するLANケーブル識別番号に割り当てら
れた特定の抵抗値と比較される。尚、このLANケーブ
ル識別番号はLANケーブル識別器の外部にマークされ
ている。上記の対応番号はLANケーブル試験装置の操
作者が視覚的に認識できるのでLANケーブル試験シス
テムの結合作業を向上させることができる。
【0018】インター・ペア(inter-pair)回路エレメ
ントは、第2のタイプのダイオード・抵抗器の組み合わ
せである。LANケーブルの一端においてワイヤ1と4
とを誤って結線するエラー(ワイヤ対間の結線エラー)
は所望のワイヤ対1ー2及び4−5の結線に影響する。こ
の結線エラーは、、上述のイントラ・ペア回路エレメン
トを用いれば結線エラーとして認識することは容易であ
るが、意味のある電気パラメータがLANケーブル試験
装置によって測定されないので、結線エラーが実際にど
のようなものであるかを診断できない。
【0019】インター・ペア回路エレメントを付加する
ことにより、LANケーブル試験装置が結線エラーの性
質を診断する能力を高めることができ、したがって、操
作者は更に有効で且つ完全な診断が行えるようになる。
インター・ペア回路エレメントは、特別なタイプの結線
エラーを示す所定の電気パラメータを供給し、このパラ
メータはLANケーブル測定装置によって測定される。
例えば、所定の値を割り当てられ、LANケーブル・コ
ネクタのピン1と4、及びピン2と5に接続された複数
のインター・ペア回路エレメントによれば、LANケー
ブル試験装置はワイヤ1と5を取り違えた結線エラーを
検出できる。この場合も、LANケーブル試験装置は測
定した電気パラメータをセットとなっている所定の電気
パラメータと比較して上記の診断・検出を行う。
【0020】シールド回路エレメントは、或る種のLA
Nケーブルのワイヤを包んだ電気シールドの接続を試験
するために設けた第3のダイオード・抵抗器の組み合わ
せである。
【0021】LANケーブル識別器は、LANケーブル
試験装置の直流テスト電流と組み合わせたワイヤ・マッ
ピング機能の検出及び解析を行うことが出来るが、試験
装置による静電容量測定を妨害してはならない。LAN
ケーブル試験装置は、静電容量の測定中、交流テスト信
号を出力する。この交流テスト信号は、LANケーブル
・システムの何れか2本のワイヤ間の静電容量を試験す
るために直流バイアスレベルに重畳される。この直流バ
イアスレベルは、試験されるワイヤ対に接続された回路
エレメントのダイオードを逆バイアスするためのもので
ある。
【0022】逆バイアスされたダイオードは電気的には
容量の小さいコンデンサに類似し、したがって、直列接
続のダイオード・抵抗器を接続状態に維持しつつLAN
ケーブル・システムの静電容量測定に悪影響を及ぼすこ
とはない。LANケーブル・コネクタの何れかのワイヤ
対に接続されたイントラ・ペア回路エレメント、インタ
ー・ペア回路エレメント、及びシールド回路エレメント
は、次のように接続される。即ち、これらの回路エレメ
ントは、被試験ワイヤ対の何れかのワイヤに接続された
複数の回路エレメントが、ワイヤ対に分路として接続し
た回路エレメントで送り返される電気パラメータの測定
精度を低下させる寄生電流路に実質上寄与しないように
接続される。
【0023】更に、イントラ・ペア回路エレメント、イ
ンター・ペア回路エレメント、及びシールド回路エレメ
ントは、他のワイヤ対に影響するショート回路結線エラ
ーが存在しても有効な測定パラメータが依然として得ら
れる様に、回路エレメント数及び配置方向が考慮され
る。本発明の目的は、LANケーブル試験装置と共同し
て銅製のワイヤを用いたLANケーブル・システムでの
結線エラー及び検証を行うLANケーブル識別器を提供
することである。本発明の他の目的は、複数のワイヤ対
間の結線エラーを検出し診断するのに使用するLANケ
ーブル識別器を提供することである。本発明の更に他の
目的は、抵抗器の抵抗値測定と共に静電静電測定を可能
にするLANケーブル識別器を提供することである。本
発明の更に他の目的は、他のワイヤ対に影響を当てる結
線エラーが存在しても、LANケーブル測定装置に有効
な測定パラメータを供給できるLANケーブル識別器を
提供することである。
【0024】
【実施例】図1A及び図1Bに、通常4本から8本の間
の本数の絶縁された銅製のワイヤ40を内部に有するL
ANケーブル10を示す。ワイヤ40を被覆する絶縁体
は、ワイヤ40のコネクタ30への接続を容易にするた
めに、工業規格に従ってカラーコード化されている。ワ
イヤ40はLANケーブル10内で撚り合わされて複数
の対となっているので、夫々の対のワイヤは他の対のワ
イヤとの絶縁性が高められている。当業者には周知のよ
うに、データ伝送用のLANケーブルの撚り合わせの割
合及び他の電気的及び機械的パラメータは産業界で決め
られている。
【0025】LANケーブル10自体はシールド部材2
0によりシールドされている。即ち、LANケーブル1
0のワイヤ40は、導電性のシールド部材20で卷かれ
て外部からの妨害を減じ、更に又、データ伝送により生
ずる電磁波発生を減少させている。コネクタ30は通常
8個の接続部を有する電話機用のコネクタであり、一般
にRJ−45コネクタと呼ばれている。図2はLANケ
ーブル検査の様子を示す図である。図示のLANケーブ
ル10はその両端をコネクタ30に接続され、ケーブル
10の近端に接続されたLANケーブル試験装置50
と、遠端に接続されたLANケーブル識別器(identifi
er)60とにより試験される。
【0026】LANケーブル試験装置50は、抵抗値及
び静電容量の如き基本的な回路パラメータが測定できる
試験装置でもよいが、通常はLANケーブル試験及びL
ANケーブル識別器60の動作目的に合わせた特別な装
置である。通常のLANシステムのケーブルは、50m
或いはそれ以上の長さを有して中央位置で終端してい
る。ケーブルを付設した後、ケーブルの両端にコネクタ
30が取り付けられる。更に、民間用では、LANケー
ブル試験装置50により検知される予め決められた電気
パラメータに対応するNo.1からNo.8に番号付け
された1セットのLANケーブル識別器60が、LAN
ケーブル10の遠端に取り付けられる。LANケーブル
の近端に設けたLANケーブル試験装置50は、遠端の
LANケーブル識別器60からの電気パラメータを入力
し、どのLANケーブルが現在テスト中かを特定すると
共に、測定された値を、割り当てられたLANケーブル
特定番号に対応するテーブル値と比較する。
【0027】次いで、LANケーブル試験装置50は、
LANケーブル特定番号を試験者に知らせ、これによ
り、試験者は、LANケーブル・システムの最終設定が
設計通りに行われているかどうかを判断できる。図3
は、ケーブルの結線誤り等の存在しないLANケーブル
・システムを図式的に示した図であり、LANケーブル
10、このケーブル10の両端に接続されたコネクタ3
0を示している。ワイヤ40は、EIA/TIA−56
8基準に合致する結線である。即ち、近端のコネクタ3
0のピン1に接続されたワイヤはLANケーブルの遠端
のコネクタ30の対応するピン1に接続されている。2
本のワイヤを長さ方向に撚り合わせた1対のワイヤ、他
の撚り合わせたワイヤ対及び外部干渉からから電磁気的
に分離している。図示のように、ピン1−2、3−6、
4−5及び7−8が夫々対になっており、LANケーブ
ル10は撚り合わせワイヤ4対からなっている。
【0028】図3に示した4対のワイヤに限定されるこ
となく、夫々4本のワイヤを束ねた2つのワイヤ束とし
ても同様の効果を得ることが出来る。シールド20をL
ANケーブル10に設ける場合には、シールド20はL
ANケーブルの両端のコネクタ30の端子(SHIEL
Dで示す)に接続される。図4はLANケーブル・シス
テムでの数種の結線エラーを示す図である。LANケー
ブルの両端のコネクタのピン(接続部)2及び3への接
続が逆になる結線エラーは、スプリット−ペア(split-
pair)結線エラー70aである。この結線エラー70a
は2つのデータ路間の信号分離が許容できない程度に不
充分であり、“クロストーク(cross-talk)”として一
般に知られているパラメータにより測定される。図示の
ように、LANケーブル10の一端のピン(接続部)7
及び8を他端のピン(接続部)4及び5に接続する接続
エラーは、クロスド−ペア(crossed-pair)接続エラー
70bである。
【0029】 図5は、LANケーブルに発生する他の
結線エラーの例を示す。オープン回路(open ci
rcuit)は非常に高い直流抵抗を有する電流路であ
り、電流を供給する遠端にLANケーブル・システムの
何れかのワイヤ対が接続していない状態をいう。図示の
70cで示すオープン回路を生じさせる結線エラーはL
ANケーブル・システムの何処にでも発生する可能性が
あるが、最も発生し易い箇所はLANケーブルのワイヤ
とコネクタ30との接続部である。一方、ショート回路
は比較的低い直流抵抗を有する電流路のことである。シ
ョート回路(図中の70dで示す)を生じさせる結線エ
ラーはLANケーブル・システムの何処にでも発生する
可能性があり、原因としてはワイヤの絶縁不良或いはワ
イヤの物理的損傷等がある。LANケーブル10の一端
でのワイヤ対を誤ってコネクタ30に接続した場合は極
性反転結線エラー70eとなる。更に、シールド部材2
0を使用している場合、シールド部材20とコネクタの
SHIELD端子とが電気的に接続していなければ、オ
ープンーシールド結線エラー70fとなる。
【0030】 図6に従来のLANケーブル識別器60
を示す。LANケーブル・システムの所定(所望)の複
数のワイヤ対に対応する対1−2,3−6,5−4及び
7−8の夫々に対し、各対の内部回路素子はダイオード
130及び抵抗器120から成る。直列接続された抵抗
器100及びコンデンサ110は、上記の対内の回路素
子と並列接続されて高周波信号の端末として機能する。
LANケーブル識別器60の上記の各対の内部回路素子
は、所定のワイヤ対のみに接続されてLANケーブル試
装置50に所定の電気パラメータを供給する。LAN
ケーブル識別器60の上記の各対の内部回路素子はコネ
クタ140に接続され、このコネクタ140はLANケ
ーブル・システムのコネクタ30(図3乃至図5参照)
に接続される。
【0031】 例えば、ピン対1−2について言えば、
ダイオード130のアノードはコネクタ140のピン1
に接続され、カソードはピン2に接続される。ダイオー
130は特定方向に電流路を形成することにより上記
の極性反転結線エラー70eを検知できるようにする。
即ち、LANケーブル試験装置50はその直流電流測定
機能により上記の特定方向の直流電流を検知して結線エ
ラー70eを発見することができる。抵抗器100は、
その抵抗値は100オームであり、LANケーブル試験
装置50がクロストーク結線エラー検知のためにLAN
ケーブル試験装置50に設けている1MHzから10M
Hzの周波数の試験信号の終端抵抗器である。コンデン
サ110は抵抗器100に直流成分を与えないためのブ
ロッキング・コンデンサであり、抵抗器100が直流電
流試験に影響を与えないようにするためである。ピン
“3及び6”、“4及び5”、“7及び8”に接続され
ている他の対内の回路素子及び高周波信号終端等は上記
の場合と全く同様であるので説明を省略する。
【0032】図6に示す抵抗器120は、ダイオード1
30、及び抵抗器100とコンデンサ110の直列回路
と、並列接続している。図示の4つの回路中の抵抗器1
00(100a乃至100dで示す)は夫々所定の抵抗
値を有し、LANケーブル試験装置50は実際に測定し
た抵抗値を所定値(期待値)と比較し、クロスド−ペア
結線エラー70b、オープン回路結線エラー70c或い
はショート回路結線エラー70dを検知できる。
【0033】図7に従来の他のLANケーブル識別器6
0を示す。LANケーブル・システムの複数のワイヤ対
に対応する複数のピン対1−2,3−6,5−4及び7
−8に接続した回路は、抵抗器120a乃至120dを
有してコネクタ140に接続し、このコネクタ140は
LANケーブル・システムのコネクタ30に接続してい
る。抵抗器120a乃至120dは夫々所定の抵抗値を
有し、LANケーブル試験装置50は実際に測定した抵
抗値を所定値(期待値)と比較し、クロスド−ペア結線
エラー70b、オープン回路結線エラー70c或いはシ
ョート回路結線エラー70dを検知できる。
【0034】抵抗器100及びコンデンサ110からな
る直列回路は、高周波信号の終端として作用する分路回
路である。抵抗器100は、その抵抗値は100オーム
であり、LANケーブル試験装置50がクロストーク結
線エラー検知のためにLANケーブル試験装置50に設
けている1MHzから10MHzの周波数の試験信号の
終端抵抗器である。コンデンサ110は抵抗器100に
直流成分を与えないためのブロッキング・コンデンサで
あり、抵抗器100が直流電流試験に影響を与えないよ
うにするためである。ピン“3及び6”、“4及び
5”、“7及び8”に接続されている他の対内の回路素
子及び高周波信号終端等は上記の場合と全く同様である
ので説明を省略する。
【0035】複数の抵抗器160がピン2−3,5−6
及び4−7の間に接続され、2つの隣接したワイヤ対
(例えばピン1−2及び3−6)に発生するクロスドペ
ア結線エラー70bを検知するのに使用される。LAN
ケーブル・システムの一端においてワイヤ2と3を1対
とする結線エラーはLANケーブル試験装置50により
正しく診断される。その理由は、LANケーブル試験装
置50は抵抗器160に基づく抵抗値を測定し、所定値
を示すテーブルを参照すれば上記の結線エラーを検知す
ることができる。
【0036】極性反転の結線エラーの検知は、コネクタ
140のピン1と8の間に直列に設けた抵抗器138及
びダイオード150を使用して行われる。ダイオード1
50の分路コンデンサ110は、LANケーブル試験装
置50が高周波テスト信号を供給した際に発生するダイ
オード整流に基づく悪影響を除去する。例えば、ワイヤ
対1−2の極性を検査する場合、LANケーブル識別器
60により与えられる抵抗値は、LANケーブル試験装
置50から供給される直流テスト電流がダイオード15
0を逆バイアスする方向に流れる際の抵抗値120aの
抵抗値である。
【0037】上述の直流テスト電流の向きを逆にする
と、ダイオード150は順方向にバイアスされて、LA
Nケーブル識別器60により与えられる抵抗値は、抵抗
器138、3個の抵抗器160及び抵抗器120b−1
20dの直列回路と並列接続した抵抗器120の抵抗値
となる。上述の方向の異なるダイオード・バイアス電流
を流してLANケーブル試験装置50により測定される
抵抗値の差により、極性反転結線エラー70eが検知さ
れる。
【0038】 図8は、本発明に係るLANケーブル識
別器を示す図である。LANケーブル・システムの複数
のワイヤ対に対応する複数のピン対1−2,3−6,5
−4及び7−8の夫々に対して、複数のダイオードと抵
抗器の組み合わせ(以下この組み合わせを回路エレメン
トという)を設け、LANケーブル試験装置50により
種々の結線エラーを検知する。図8に示す回路エレメン
トは、LANケーブル・システムの静電容量測定に支障
を及ぼすことなく、抵抗測定を可能とする。例えば、抵
抗器120aとダイオード150から成る回路エレメン
ピン1−2に接続している。LANケーブル試験装
置50からピン1−2に対して与えられる回路エレメン
トへの順方向の直流電圧は、ダイオード150を順方向
にバイアスする電圧を加えることになるので、測定すべ
き抵抗器120aに電流が流れることになる。
【0039】 LANケーブル試験装置50により上述
の場合とは異なり逆バイアス電圧をかけると、ダイオー
ド150は逆方向にバイアスされるので、ダイオード1
50は非常に小さい容量のコンデンサに類似したものと
なる。このように、LANケーブル・システム内のワイ
ヤ対に関連する静電容量は、回路エレメントに逆バイア
ス電圧を印加し続けることにより、ワイヤ対の遠端に接
続した回路エレメントに起因する誤差がない状態で、求
めることができる。即ち、LANケーブル・システムの
静電容量を重畳された直流テスト電流を用いて測定でき
る。上述したように、ダイオード150及び抵抗器12
0aは、LANケーブル・システムのワイヤ対1−2に
対応したコネクタ140のピン1及び2の間に直列接続
されている回路エレメントである。
【0040】同様に、ダイオード150及び抵抗器12
0bの組み合わせ(回路エレメント)がピン3及び6の
間に直列接続され、更に、ダイオード150及び抵抗器
120cの組み合わせがピン4及び5の間に直列接続さ
れ、更にまた、ダイオード150及び抵抗器120dの
組み合わせがピン7及び8の間に直列接続されている。
上記4つの回路エレメント内の抵抗器120a−120
dは夫々所定の抵抗値を有し、LANケーブル試験装置
50はこれらの抵抗値を測定してワイヤ対を特定する。
このようにして、測定された抵抗値を所定値と比較する
ことにより、クロスドペア結線エラー70b、オープン
回路結線エラー70c、或いはショート回路結線エラー
70dが検知できる。更に、抵抗器120a及び120
bは、特定の(unique)ケーブル識別番号に対応する特
定の抵抗値となっている。LANケーブル試験装置50
は、抵抗器120a及び120bの抵抗値を測定し、予
め決めてある値と比較して正しいケーブル特定番号を決
定する。
【0041】2個の特定の抵抗器に1個の特定のケーブ
ル識別番号を対応させて使用することにより冗長性がで
きるので、LANケーブル・システム内に結線エラーが
生じることによりLANケーブル試験装置が一方の回路
エレメントを測定できない場合に、LANケーブル識別
番号を依然として決定することができる。複数の回路エ
レメント内のダイオード150は次の2つの機能を有す
る。第1の機能は、ダイオード150により単一方向の
電流路を形成できるので、LANケーブル試験装置50
から直流電流を流すことにより反転結線エラーが検知で
きる。第2の機能は、LANケーブル試験装置50によ
りダイオード150に逆バイアス電圧が加えられると、
ダイオード150は容量の小さいコンデンサに類似する
ことである。したがって、ダイオード150と対応する
抵抗器から成る回路エレメントは、LANケーブル・シ
ステムの静電容量測定に殆ど影響を及ぼすことがない。
【0042】抵抗器160とダイオード150は、LA
Nケーブル試験装置50が結線エラーを検出するための
ピン間の回路エレメント内に設けられ、ピン1と4の間
に直列接続して配置されている。例えば、ワイヤ40が
ケーブルの一端でピン1と4との間で取り違えて結線さ
れた場合、LANケーブル測定装置50は、抵抗器16
0の抵抗値を測定し、更にこの測定された抵抗値をワイ
ヤ結線エラーを特定するために予め用意した数値テーブ
ルの数値と比較し、この結線エラーの状態を診断するこ
とができる。同様に、図8に示すように、直列接続した
“抵抗器160とダイオード150”からなる回路エレ
メントは、ピン1と6、ピン1と8、ピン3と2、ピン
3と4、ピン3と8、ピン5と2、ピン5と6、ピン5
と8、ピン7と2、ピン7と4、ピン7と6の間に夫々
に配置されている。ピン間の複数の回路エレメント中の
夫々の抵抗器160は異なった特定の抵抗値を有するの
で、LANケーブル試験装置50は、測定した抵抗値を
所定値を比較することにより、ピン間の回路エレメント
の確認によって結線エラーの状態(どのような結線エラ
ーか)を正確に決定することができる。
【0043】上述の如く、ピン間回路エレメントは、結
線エラーの性質に関する情報をLANケーブル試験装置
50に与えるためにピンの間に設けた複数の回路素子で
ある。ピン間回路エレメントは、LANケーブル試験装
置50による静電容量測定に使用を与えないように設計
されている。即ち、LANケーブル試験装置50は、夫
々のピン間回路エレメント中のダイオード150を逆方
向にバイアスする方向にバイアス電圧を出力するので、
ダイオード150は極めて小さい静電容量を有するコン
デンサとみることができる。つまり、LANケーブル・
システムの静電容量測定に影響すること極めて少ない。
【0044】試験中の或る特定の測定ノードに接続され
たピン間回路エレメントの全ては同様に逆バイアスされ
るので、全体の結線エラー測定には殆ど影響を及ぼすこ
とがない。更に、ピン間回路エレメント中のダイオード
は、LANケーブル・システムのショート回路結線エラ
ーの影響(1つのワイヤ対に与える影響)を最小限とす
るので、有効で誤診断の少ないなパラメータをLANケ
ーブル・システムに送り返すことができる。抵抗器17
0及びダイオード150がピン1とコネクタ140のS
HIELD端子との間に直列接続している(この回路を
第1のシールド回路エレメント呼ぶ)。更に、ピン3と
SHIELD端子との間に、第2のシールド回路エレメ
ント(抵抗器170とダイオード150とから成る)が
直列接続している。この第2のシールド回路エレメント
は、上記の第1のシールド回路エレメントがLANケー
ブル・システムの結線エラーによりLANケーブル試験
装置50に対して動作不能となった場合に、オープン・
シールド結線エラー70fを検出するために設けたもの
である。つまり、第2のシールド回路エレメントは、第
1のシールド回路エレメントが動作不能となった場合に
備えられている。
【0045】 本発明に係る図8の回路設計では全ての
結線エラーを診断することはできない。例えば、ワイヤ
対がピン2と4に誤って接続された場合の結線エラー
は、この場合の結線エラー検知をカバーするピン間回路
エレメントが存在しないので、LANケーブル試験装置
50によっては検知或いは診断できない。本発明に使用
するピン間回路エレメントの数の設定は経験上の判断に
よって決められる。ピン間回路エレメントの数を増加す
ればLANケーブル識別器60回路的に複雑になる。
したがって、回路部品数が多くなり、回路を設ける回路
基板の面積を広くしなければならなくなると共に、複数
のワイヤ対間にショート回路結線エラーが生じた場合に
は、LANケーブル識別器60は、適切(有効)な電気
パラメータを供給する能力が低下する。グループ間回路
エレメントを設ければ、2対のワイヤ間に発生する結線
エラーを特定することができるが、寄生路が生ずるとい
う好ましくない影響がある。即ち、寄生路は、複数のシ
ョート回路結線エラーが存在する場合には他の回路接続
点に影響を与えるので、LANケーブル識別器の精度を
低下させることになる。本発明は、上述の回路複雑化や
精度低下を斟酌し、できるだけ多くの結線エラーを信頼
性を低下させないで検知できるかを考慮してなされる。
LANケーブル識別器60の商用的応用例(実施例)
は、全ての回路エレメントの配置方向はダイオード15
0の接続方向によって決められる。図8に示す例では、
ダイオード150のアノードは、偶数ピン2,4,6及
び8に接続し、カソードは奇数ピン1,3,5及び7に
接続されている。
【0046】 上述のように配列することにより、LA
Nケーブル試験装置50が、被測定ワイヤ対に接続され
ている回路エレメント中のダイオード150を逆バイア
スする電圧を出力すれば、上記ワイヤ対の何れかに偶発
的に(結線エラーにより)接続する回路エレメント中の
全ダイオード150を全て逆バイアスすることになる。
ショート回路結線エラー70Dは、直接関係のない他の
ワイヤ対の測定パラメータに影響を及ぼすことはない。
以上本発明の実施例を説明したが、上述の実施例の種々
の変更は当業者にとって自明である。ピン間に設けた回
路エレメントの数は実施例に限定されることなく上述し
た種々の回路設計条件を勘案して増減することができ
る。更に、夫々の回路エレメントに与えられた特定抵抗
値をツェナーダイオードのような他の回路素子で置換す
ることができる。
【0047】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、LANケ
ーブル試験装置と共同して銅製のワイヤを用いたLAN
ケーブル・システムでの結線エラー及び検証を効率よく
行うことができるLANケーブル識別器がじつげんでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用される従来の銅製のLANケーブ
ルとLANケーブルコネクタを示す図。
【図2】LANケーブル・システムを試験するために使
用されるLANケーブル試験装置とLANケーブル識別
器を示す図。
【図3】LANケーブルの正常な結線状態を示す図。
【図4】LANケーブルの異常な結線状態を示す図。
【図5】LANケーブルの他の異常な結線状態を示す
図。
【図6】従来のLANケーブル識別器を示す図。
【図7】従来の他のLANケーブル識別器を示す図。
【図8】本発明に係るLAケーブル識別器を示す図。
【符号の説明】
10:LANケーブル 20:シールド部材 30:コネクタ 50:LANケーブル試験測定装置 60:LANケーブル識別器 120a−120d:抵抗器 140:コネクタ 150:ダイオード 160:抵抗器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ツアフリール・シェファ アメリカ合衆国 ワシントン州 98115 シアトル ナインティフォース・ストリ ート ノースイースト 3525 (56)参考文献 特開 平5−264633(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01R 27/04 G01R 31/02 H04L 12/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の対の導体を有するLANケーブル
    の一端に試験装置を接続し、上記LANケーブルの他端
    にLANケーブル識別器を接続したLANケーブル試験
    システムにおいて、上記LANケーブル識別器は、 (a)上記LANケーブルの複数の対の導体に対応した
    奇数番目及び偶数番目のコネクタからなる入力コネクタ
    と、 (b)直列接続したダイオードと抵抗器からなる回路エ
    レメントを複数個有し、該複数の回路エレメントの共通
    端を上記偶数番目のコネクタに接続し、上記複数の回路
    エレメント夫々の他端を奇数番目のコネクタに接続した
    ことを特徴とするLANケーブル識別器。
  2. 【請求項2】 上記抵抗器の夫々は、上記試験装置によ
    り上記夫々の回路エレメントが識別できるように、予め
    決められた抵抗値を有する請求項1に記載のLANケー
    ブル識別器。
  3. 【請求項3】 少なくとも1つの上記抵抗器は、上記試
    験装置により上記LANケーブル識別器を特定するため
    に、所定のLANケーブル識別番号に対応する所定の抵
    抗値を有する請求項1に記載のLANケーブル識別器。
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