JP2874424B2 - 車両用アクティブサスペンション装置 - Google Patents

車両用アクティブサスペンション装置

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JP2874424B2
JP2874424B2 JP328992A JP328992A JP2874424B2 JP 2874424 B2 JP2874424 B2 JP 2874424B2 JP 328992 A JP328992 A JP 328992A JP 328992 A JP328992 A JP 328992A JP 2874424 B2 JP2874424 B2 JP 2874424B2
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裕明 吉田
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泰孝 谷口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、左右前輪と左右後輪と
の4つの車輪をそなえた車両において各車輪の車体に対
するストロークを制御しうる車両用アクティブサスペン
ション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車等の車両において、各
車輪の車体に対するストローク(以下、車輪のストロー
クという)を調整して車高調整を行なえるアクティブサ
スペンション装置が開発されている。かかるアクティブ
サスペンション装置には、各車輪毎にそのストロークを
調整するアクチュエータがそなえられ、コントローラを
通じて各アクチュエータの作動を制御することで各車輪
毎に独立してストローク制御を行なっている。
【0003】このため、コントローラにおいては、例え
ば各車輪のストロークの目標値(目標ストローク)を設
定して、実際の各車輪のストローク(実ストローク)が
この目標ストロークになるように各車輪のアクチュエー
タをそれぞれ独立してフィードバック制御するものが考
えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のアク
ティブサスペンション装置をそなえた車両が、左右前輪
と左右後輪との4つの車輪をそなえている場合には、各
車輪毎にそのストロークを独立して制御すると、各車輪
のサスペンションの支持力バランスが極端に崩れ易いと
いう不具合がある。
【0005】つまり、各車輪に対してサスペンションを
通じて支持される車体の支持点は4点存在するが、これ
らの4つの支持点は各車輪のストローク調整に応じて変
位する。そして、これらの支持点が同一負荷時にほぼ同
一平面上にあればサスペンションの支持力バランスが適
当に保たれるが、平面は3点で決まるので、一般に4つ
の支持点をこのように位置させるのは困難である。
【0006】特に、各車輪のストロークをそれぞれ独立
に制御すると、各支持点がほぼ同一平面上に位置させる
のが特に困難になり、各車輪のサスペンションの間で相
互干渉が発生して、サスペンションの支持力バランスが
崩れやすい。本発明は、上述の課題に鑑み創案されたも
ので、各車輪のストローク制御時に各車輪のサスペンシ
ョンの支持力バランスが崩れないようにした、車両用ア
クティブサスペンション装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の車両
用アクティブサスペンション装置は、左右の前輪と左右
の後輪との4つの車輪をそなえた車両において、上記の
各車輪と車体との間にそれぞれ介装されて各車輪の上記
車体に対するストロークを増減調整しうるアクチュエー
タと、上記の各車輪のストロークを検出するストローク
検出手段と、上記の各車輪の目標ストロークを設定する
目標ストローク設定手段と、上記ストローク検出手段で
検出された実ストロークと上記目標ストローク設定手段
で設定された目標ストロークとに基づいてそれぞれ上記
各車輪のアクチュエータの制御量を設定する制御量設定
手段と、該制御量設定手段で設定された制御量に基づい
て各車輪のアクチュエータの作動を制御する制御手段と
をそなえ、上記制御量設定手段が、上記前輪側及び上記
後輪側の何れか一方の車輪側に関しては左右輪毎に対
応する車輪の実ストロークと目標ストロークとの偏差を
求めてこの偏差に対応して左右輪に関する各制御量を設
定するように構成されるとともに、上記前輪側及び上記
後輪側の何れか他方の車輪側に関しては左右輪におけ
る実ストロークと目標ストロークとの偏差の代表値に
上記の一方の車輪側の左右輪に関する各制御量の偏差
加味して、左右輪に関する各制御量を設定するように構
成されていることを特徴としている。
【0008】
【作用】上述の本発明の車両用アクティブサスペンショ
ン装置では、ストローク検出手段が各車輪のストローク
(実ストローク)を検出し、目標ストローク設定手段が
各車輪の目標ストロークを設定する。そして、制御量設
定手段が、前輪側及び後輪側の何れか一方の車輪側に関
しては、左右輪毎に対応する車輪の実ストロークと目標
ストロークとの偏差を求めてこの偏差に対応して左右輪
に関する各制御量を設定する。
【0009】また、前輪側及び後輪側の何れか他方の車
輪側に関しては、左右輪における実ストロークと目標ス
トロークとの偏差の代表値に上記の一方の車輪側の左右
輪に関する各制御量の偏差を加味して左右輪に関する各
制御量を設定する。このように設定された制御量に基づ
いて、制御手段により各車輪のアクチュエータの作動が
制御されて、このアクチュエータを通じて各車輪の車体
に対するストロークが増減調整される。
【0010】
【実施例】以下、図面により、本発明の一実施例として
の車両用アクティブサスペンション装置について説明す
ると、図1はそのストローク制御(車高制御)系の要部
構成を示すブロック図、図2はその装置の機構を示す概
略構成図、図3はその制御系の全体構成を示すブロック
図、図4はその制御系のストローク制御系の具体的な構
成例を示すブロック図、図5はそのストローク制御系の
変形例の要部構成を示すブロック図である。
【0011】この実施例の車両用アクティブサスペンシ
ョン装置は、そのアクチュエータを油圧により作動させ
る、油圧式アクティブサスペンション装置になってい
る。図2は、その油圧システム構成図である。図2にお
いて、オイルポンプ1は油路2を介してリザーブタンク
3内に貯溜されるオイルを吸入して供給油路4にオイル
を吐出するよう設けられている。供給油路4のオイルポ
ンプ1近傍には、オイルポンプ1による吐出油圧の脈動
を吸収するためのアキュムレータ5,6が直列に接続さ
れており、各アキュムレータ5,6はそれぞれ設定周波
数が異なるものとなっている。更に、アキュムレータ6
の下流側にはオイルフィルタ7,8が接続されており、
オイルフィルタ8の下流側にはリリーフ油路10及びパ
イロットリリーフ油路9が接続されている。
【0012】パイロットリリーフ油路9はソレノイドバ
ルブ11に接続されており、ソレノイドバルブ11は、
リザーブタンク3に連通される排出油路12を、後述す
るコントロールバルブのリターン油路13あるいはパイ
ロットリリーフ油路9に選択的に連通されるものとなっ
ている。リターン油路13のソレノイドバルブ11より
上流側には、パイロットリリーフ油路9の圧力をパイロ
ット圧として受けて作動するオペレートチェックバルブ
14が介装されており、ソレノイドバルブ11によりパ
イロットリリーフ油路9と排出油路12とが連通されて
いる時には閉塞されてオイルの排出を禁止することによ
り車高を保持する一方、リターン油路13と排出油路1
2とが連通されている時には開放されてオイルの排出を
許容することにより後述のサスペンション制御を可能と
するものとなっている。
【0013】また、リリーフ油路10は、ソレノイドバ
ルブ11の下流側で排出油路12に接続されており、リ
リーフ油路10の途中にはリリーフバルブ15が介装さ
れている。そして、リリーフバルブ15の上流油圧が所
定圧以上になるとオイルポンプ1から吐出されるオイル
がリザーブタンク3側へ排出されるものとなっている。
さらに、このリリーフバルブ15はパイロットリリーフ
油路9からのパイロット圧を受け、パイロットリリーフ
油路9の圧力を変化させるソレノイドバルブ11の状態
によって上記の設定圧が変化するものとなっており、パ
イロットリリーフ油路9と排出油路12とが連通される
前述の車高保持時には設定圧が低下してポンプ1の負荷
を低減するものとなっている。
【0014】なお、排出油路12にはオイルクーラ16
及びオイルフィルタ17が直列に介装されており、オイ
ルフィルタ17の目詰まり時の補償用にオイルフィルタ
17と並列にリリーフバルブ18が設けられている。更
に、供給油路4はリリーフ油路10との分岐部より下流
側で、前輪側油路4Fと後輪側油路4Rとに分岐してお
り、各油路4F,4Rにはそれぞれライン圧保持用のア
キュムレータ19F,19R及びチェックバルブ20
F,20Rが介装されており、各チェックバルブは下流
側から上流側へのオイルの流れを禁止するものとなって
いる。なお、後輪側油路4Rのアキュムレータ19Rよ
り上流側にはオイルフィルタ21が介装されている。各
油路4F,4Rはそれぞれチェックバルブ20F,20
Rの下流側で各車輪毎の油路に分岐されており、各油路
にはそれぞれ各車輪毎に設けられるサスペンションユニ
ット22FL,22FR,22RL,22RRが接続さ
れている。また、各サスペンションユニット22FL,
22FR,22RL,22RRは、下流側から上流側へ
のオイルの流れを禁止するチェックバルブ23FL,2
3FR,23RL,23RRを介してリターン油路13
に接続されているが、前輪側のチェックバルブ23F
L,23FRの上流側は絞り24Fを介して連通され、
後輪側のチェックバルブ23RL,23RRには絞り2
4RL,24RRが並列に設けられている。そして、こ
れらの絞り24F,24RL,24RRは、前述の車高
保持時に各車輪のアクチュエータの内圧を平均化させる
ために設けられている。
【0015】なお、後輪側のリターン油路13Rにはリ
ターン油路の脈動を防止するためのアキュムレータ25
が設けられており、後輪側のリターン油路4Rと後輪側
の供給油路13Rとの間には、リターン油路高圧になる
ことを防止するためのリリーフ弁26及び整備用のコッ
ク27が並列に設けられている。各サスペンションユニ
ットは、同一構造を有するものであるため、左前輪のサ
スペンションユニット22FLについて説明すると、車
体と車輪との間には図示しないサスペンションスプリン
グと並列に単動型の油圧アクチュエータ30が設けら
れ、油圧アクチュエータ30の油圧室に連通する油路3
1と供給油路4F及び排出油路13Fとの間に介装され
たコントロールバルブ32により油圧アクチュエータ1
4の油圧室への油圧の給排が制御されるものとなってい
る。コントロールバルブ32としては、比例電磁弁が使
用されており、供給される電流に応じて弁開度を制御す
ることにより供給電流に比例して油圧アクチュエータ1
4内の圧力を制御できるものとなっている。なお、油圧
アクチュエータ30には油路32も接続されており、油
圧室から漏れ出たオイルを排出油路12に送出するもの
となっている。
【0016】また、油圧アクチュエータ30の油圧室に
連通する油路31には絞り33を介してアキュムレータ
34が接続されており、絞り33により振動減衰効果が
発揮されると共に、アキュムレータ34内に封入された
ガスによりガスばね作用が発揮されるものとなってい
る。更に、絞り33と並列に減衰力制御バルブ35が設
けられており、減衰力制御バルブ35を開放位置に駆動
することにより減衰力を柔らかく設定することができる
ものとなっている。また、油路31には油圧アクチュエ
ータ30の内圧を検出するための圧力センサ36が設け
られている。
【0017】各コントロールバルブ32、各減衰力制御
バルブ33及びソレノイドバルブ11の作動は、マイク
ロコンピュータにより構成されるコントローラ40によ
り制御されるものとなっており、ソレノイドバルブ11
は油圧アクチュエータ30の作動状態を制御する必要が
ある時に図2の状態からリターン油路13と排出油路1
2とを接続する状態に切り換えられて油圧アクチュエー
タ30からのオイルの排出を許容し、駐車時など油圧ア
クチュエータ30の作動状態を制御する必要のない時に
は図2の状態に切り換えられて油圧アクチュエータ30
からのオイルの排出を禁止して車高を保持するものとな
っている。
【0018】コントローラ40には、図3に示す如く、
前述の圧力センサ36の検出出力の他、車体に作用する
横加速度を検出する横Gセンサ41から検出出力,ステ
アリングホイールの操舵角を検出する操舵角センサ42
の検出出力,車両の走行速度を検出する車速センサ43
の検出出力,車体に作用する前後方向の加速度を検出す
る前後Gセンサ44の検出出力,ブレーキペダルの操作
を検出するブレーキスイッチ45の検出出力,エンジン
のスロットル開度を検出するスロットルセンサ46の検
出出力,各車輪の上下ストローク状態を検出するストロ
ークセンサ47の検出出力,各車輪毎に設けられ車体に
作用する上下加速度を検出する上下Gセンサ48の検出
出力,及び車両前方の路面の状態を検出するプレビュー
センサ49の検出出力がそれぞれ入力されるものとなっ
ており、コントローラ40はこれらのセンサの検出出力
に基づいてコントロールバルブ32及び減衰力切換バル
ブ35の作動状態を各車輪毎に制御するようになってい
る。
【0019】コントローラ40内の概略構成は図3の制
御ブロック図に示すようになっている。図3に示すよう
に、コントローラ40内には、車両の操縦安定性を調整
するための制御部(操安制御部)40Aと、車両の姿勢
を調整するための制御部(姿勢制御部)40Bと、車両
の車高を調整するための制御部(車高制御部)55と、
車両の乗り心地を調整するための制御部(乗心地制御
部)40Cとがそなえられる。
【0020】操安制御部40Aはアンチ・ロール制御部
50とOS/US制御部(ステア制御部)51とをそな
え、姿勢制御部40Bはアンチ・ピッチ制御部52をそ
なえ、乗心地制御部40Cは複合制御部56とプレビュ
ー制御部59とをそなえている。アンチ・ロール制御部
50には、圧力センサ36,横Gセンサ41,操舵角セ
ンサ42,車速センサ43,及び前後Gセンサ44の検
出出力が入力され、操舵時の荷重移動量を支持して車体
のロール方向の姿勢変化を抑制するための制御量が出力
されるようになっている。
【0021】また、US/OS制御部51には、操舵角
センサ42及び車速センサ43の検出出力が入力され、
操舵角センサ42の出力から算出される操舵角速度と車
速に基づいて前後輪間のロール剛性比を増減することに
より車体ステア特性を制御するための制御量が出力され
るようになっている。アンチ・ピッチ制御部52におい
ては、車速センサ43,前後Gセンサ44,ブレーキス
イッチ45,及びスロットルセンサ46の検出出力が入
力され、前後Gセンサ44の出力に基づき加減速時の荷
重移動量を支持して車体のピッチング方向の姿勢変化を
抑制するための制御量が出力され、特に制動時及び加速
時には前後Gセンサ44の出力に対するゲインが増加す
るものとなっている。
【0022】また、車高制御部55においては、車速セ
ンサ43及びストロークセンサ47の検出出力が入力さ
れ、ストロークセンサ47の検出出力に基づく積分制御
によって車速に対応した目標車高(つまり、目標ストロ
ーク)を得るための制御量が出力されるようになってい
る。なお、この車高制御部55の詳細については後述す
る。
【0023】さらに、複合制御部56は、図示しないが
スカイフックダンパ制御部とマスインクリース制御部と
がそなえられる。スカイフックダンパ制御部において
は、操舵角センサ42,車速センサ43,ブレーキスイ
ッチ45,スロットルセンサ46,及び上下Gセンサ4
8の検出出力が入力され、上下Gセンサ48の検出出力
から算出されるばね上絶対速度を低減して車体のフワフ
ワ感を抑制する制御が行なわれ、特に、急操舵時,高速
時,制動時,及び加速時には上下絶対速度に対するゲイ
ンが増加するものとなっている。
【0024】マスインクリース制御部においては、車速
センサ43,ストロークセンサ47及び上下Gセンサ4
8の検出出力が入力され、ばね上加速度を抑制して振動
伝達力を低減するための制御量が出力されるようになっ
ている。また、乗心地制御部40Cでは、この他、微小
ストローク時にばね定数を減少して振動伝達力を低減す
るための逆ばね制御のための制御量が出力されるように
なっている。
【0025】さらに、図示しないがストロークダンパ制
御部も設けられ、操舵角センサ42、ブレーキスイッチ
45、スロットルセンサ46、及びストロークセンサ4
7の検出出力が入力され、ストロークセンサ47の検出
出力から算出されるストローク速度を低減して車体振動
を減衰する制御が行なわれ、特に急操舵時、制動時及び
加速時にはストローク速度に対するゲインが増加するも
のとなっている。
【0026】上記の各制御部50〜56から出力される
各制御量は各車輪毎に加算器57に入力され、加算器5
7にて加算された全制御量は駆動回路58に入力され
る。そして、駆動回路58は入力される制御量に対応し
た電流をコントロールバルブ32に出力して油圧アクチ
ュエータ30の作動をアクティブ制御し、これにより姿
勢変化が少なく良好な乗心地が得られる制御が実現され
る。また、駆動回路58には圧力センサ36の検出出力
が入力され、油圧アクチュエータ30の内圧が目標とさ
れる制御圧力(加算器57の出力)となるようにフィー
ドバック制御する定圧制御が行なわれる。
【0027】なお、プレビュー制御部59においては、
車速センサ43及びプレビューセンサ49の検出出力が
入力され、プレビューセンサ49の出力から車両前方に
突起あるいは段差があることを検知すると、車輪が突起
あるいは段差を通過する時点を車速との関係により算出
して、突起あるいは段差の通過時に減衰力切換バルブ3
5を開状態にするよう駆動回路60に制御信号を出力す
ることにより突起乗り越し時の振動伝達を低減するもの
となっている。
【0028】ここで、車高制御部(車高調整ライン)に
ついて説明すると、この車高調整ラインの要部は図1に
示すように構成される。つまり、図1に示すように、前
輪の左右2輪については、それぞれの目標ストローク設
定部(目標ストローク設定手段)90A,90Bで目標
ストロークが設定されるようになっている。そして、右
前輪(FR輪)及び左前輪(FL輪)のそれぞれについ
て、減算部93A,93Bで各目標ストロークから各ス
トロークセンサ(ストローク検出手段)47A,47B
で検出された実際のストローク(実ストローク)を減算
されて、その偏差が求められるようになっている。
【0029】ここでは、この偏差を積分することでPI
D制御におけるIフィードバック制御を実行するように
なっている。このため、右前輪(FR輪)及び左前輪
(FL輪)の各偏差を積分する積分器93F,93Gが
それぞれ設けられている。この積分器93F,93Gで
は、それぞれK1の積分定数が設定されており、この積
分定数K1は車速等のパラメータに対応して設定される
ようになっている。そして、右前輪(FR輪)及び左前
輪(FL輪)については、こうして積分処理されたスト
ローク対応量が、それぞれ右前輪用のストローク制御量
(車高制御量),左前輪用のストローク制御量(車高制
御量)として出力されるようになっている。
【0030】一方、後輪の左右2輪については、両輪に
別個に目標ストロークを設定せずに、後輪用目標ストロ
ーク設定部(目標ストローク設定手段)90Cで左右輪
に係わらずに後輪の目標ストロークを設定するようにな
っている。そして、右後輪(RR輪)及び左後輪(RL
輪)の各ストロークセンサ(ストローク検出手段)47
C,47Dで検出された実ストロークを平均化した上
で、後輪の目標ストロークからこの実ストロークの平均
値を減算してその偏差を求めるようになっている。
【0031】このため、ストロークセンサ47C,47
Dで検出された実ストロークの値を加算する加算器93
Dと、この加算器93Dで加算された値に係数1/2を
乗算して左右輪の実ストロークの平均値を求める演算部
93Eと、後輪の目標ストロークからこの実ストローク
の平均値を減算してその偏差を求める減算器93Cとが
設けられている。つまり、後輪については、左右輪にお
ける実ストロークと目標ストロークとの偏差の代表値と
して、平均値が設定される。なお、この左右輪における
実ストロークと目標ストロークとの偏差の単純平均値に
換えて、走行状態に応じて左右輪のいずれかに重みをお
いた加重平均値など、他の代表値も考えられる。
【0032】そして、この後輪についても、減算器93
Cで得られた偏差を積分することでPID制御における
Iフィードバック制御を実行するようになっている。こ
のため、減算器93Cからの信号を積分する積分器93
Hが設けられている。この積分器93Hでは、K2の積
分定数が設定されており、この積分定数K2も車速等の
パラメータに対応して設定されるようになっている。
【0033】そして、後輪については、この積分器93
Hで積分処理されたストローク対応量がそのまま制御量
として出力されるのでなく、右後輪については、このス
トローク対応量に、加算器93Kで加算処理を行なって
右後輪用のストローク制御量(車高制御量)を算出し
て、左後輪については、このストローク対応量に、減算
器93Lで減算処理を行なって左後輪用のストローク制
御量(車高制御量)を算出するようになっている。
【0034】上述の加算器93Kで加算される値及び減
算器93Lで減算される値は、いずれも減算器93Iに
おいて右前輪用ストローク制御量から左前輪用ストロー
ク制御量を減算した偏差に係数積算部93Jで補助係数
K3を掛けたものである。これは、左右輪では車体のロ
ール方向の荷重差分に応じてその左右輪のストローク制
御量の間に偏差が生じるが、ここでは、右輪側を正に設
定した上で、ロール方向の荷重差分に応じて生じる前輪
の左右輪のストローク制御量偏差を減算器93Lで算出
して、この偏差に応じて後輪の左右輪のストローク制御
量にも偏差を与えるようにしたものである。
【0035】この場合、一方の車輪を増加補正したら他
方の車輪についてはこの増加補正と同量だけ減少補正す
ることで、所要の偏差を得られるようにしている。した
がって、後輪の左右輪のストローク制御量の平均値を変
えることなく、後輪にもロール方向の荷重差分を分担さ
せるようになっている。なお、補助係数K3は、例えば
車両の前後重量配分等に応じて前後輪の荷重分担状態が
大きく偏ることのないように設定される。
【0036】そして、右後輪(RR輪)及び左後輪(R
L輪)については、こうして加算器93K及び減算器9
3Lで演算処理されたストローク対応量が、それぞれ右
後輪用のストローク制御量(車高制御量),左後輪用の
ストローク制御量(車高制御量)として出力されるよう
になっている。さらに、この車高調整ラインのより具体
的な構成例を示すと、例えば図4に示すように構成され
る。
【0037】この図4において、200は、車速センサ
43,ストロークセンサ47からの情報をA/D(アナ
ログ/デジタル)変換して取り込む入力部であり、20
1は、この入力部200に取り込まれた信号を各物理量
(例えば、車速ならKm/hの単位量,ストロークなら
mmの単位量)に変換するデータ変換部である。そし
て、90は、データ変換部201で変換された車速デー
タから各車輪のサスペンションの目標ストロークを設定
する目標ストローク設定部(目標ストローク設定手段)
であり、前述の目標ストローク設定部90A,90B,
90Cが相当する。
【0038】この目標ストロークは、低速域では大きい
ストロークとなって、高速域では小さいストロークとな
るように設定されており、特に、高速域では後輪よりも
前輪の方がより小さいストロークとなるように設定され
ている。また、車体のロールに伴うロール方向の荷重差
分に応じて、この荷重差分を補うように左右輪の目標ス
トロークをそれぞれ設定している。
【0039】ただし、前述のように、前輪側では、ロー
ル方向の荷重差分等を考慮して左右輪の目標ストローク
を別個に設定しているが、後輪側では、後輪全体として
の目標ストロークを1つ設定するようになっている。つ
まり、右前輪(FR輪)の目標ストロークと、左前輪
(FL輪)の目標ストロークと、後輪の目標ストローク
との3つの目標ストロークを設定するようになってい
る。
【0040】91は、この目標ストローク設定部90で
設定された各車輪の目標ストロークに定常姿勢補正を施
す減算部である。この定常姿勢補正は、計算横加速度
(車両に生じるべき横加速度)GYBに基づいて、定常姿
勢補正の補正量を求めて、この補正量を目標ストローク
から減算する。なお、上述の計算横加速度GYBは、操舵
角δH と車速Vとから次式により算出される。
【0041】 GYB=V2 ・ δH /〔(1+AV2 )・L・ρ・G〕 ただし、A;スタビリティファクタ L;ホイールベース ρ;ステアリングギヤ比 G;重力加速度(=9.8m/s2 ) また、定常姿勢補正は、計算横加速度GYBが大きい領域
で、車体の旋回外側への浮き上がり等を抑えて定常姿勢
を維持できるように施す補正であり、計算横加速度GYB
に対応して補正量を設定しうるマップ等を用いることが
考えられる。
【0042】さらに、92は、この減算部91からの定
常姿勢補正済の目標ストロークからストロークセンサ4
7の検出情報に基づく検出ストローク(実ストローク)
を減算して目標ストロークと実ストロークとの偏差を求
める減算部である。この減算部92は前述の減算部93
A,93B,93Cが相当する。そして、94は、減算
部92で演算された各ストローク偏差にストロークに応
じた補正を施す補正部であり、95は補正部94で補正
された各ストローク偏差対応量に積分を施す際の積分定
数(積分ゲイン)K1,K2を設定する積分ゲイン設定
部である。
【0043】さらに、96の加算器と97の積分器とか
ら、積分ゲインK1,K2に基づいてIフィードバック
制御によるストローク制御量を算出して加算器57に例
えば制御ゲインとして出力するようになっている。な
お、加算器96及び積分器97は、前述の積分器93
F,93G,93Hに相当する。また、加算器57で加
算された制御ゲインは、圧力補正されてD/A(デジタ
ル/アナログ)変換された上で出力されるようになって
いる。
【0044】本発明の一実施例としての車両用アクティ
ブサスペンション装置は、上述のように構成されている
ので、ストローク制御が以下のように行なわれる。つま
り、まず、コントローラ内にに取り込まれた検出信号の
うち車速データ信号は、目標ストローク設定部90(9
0A,90B,90C)に入力されて、車速に基づいて
各車輪のサスペンションの目標ストロークが設定され
る。
【0045】そして、前輪側に関しては、減算部93A
からの右前輪に関する偏差を積分器93Fで積分処理し
て右前輪用のストローク制御量(車高制御量)を算出し
て、減算部93Bからの左前輪に関する偏差を積分器9
3Gで積分処理して左前輪用のストローク制御量(車高
制御量)を算出する。また、減算器93Iで、右前輪用
ストローク制御量から左前輪用ストローク制御量を減算
して偏差を求めて、この偏差に係数積算部93Jで補助
係数K3を積算する。
【0046】そして、後輪側に関しては、減算部93C
からの後輪に関する偏差を積分器93Hで積分処理して
制御量を得て、加算器93Kで、この制御量に、係数積
算部93Jから出力された係数補正された偏差(右前輪
用ストローク制御量から左前輪用ストローク制御量を減
じた偏差)を加算して、右後輪用のストローク制御量
(車高制御量)を算出する。また、積分器93Hで得た
制御量に、減算器93Lで、上述の偏差を減算して、左
後輪用のストローク制御量(車高制御量)を算出する。
【0047】このように、各車輪毎に設定されたストロ
ーク制御量は、ストローク制御用制御ゲインとして、加
算器57へ送られて、各アクチュエータの制御に、スト
ローク制御が反映される。これによって、ストローク制
御は、左右の前輪の2点と後輪の中間点の1点との合計
3点について行なわれるようになり、各車輪に対してサ
スペンションを通じて支持される4つの車体の支持点
が、常にほぼ同一平面上に位置しうるようになって、支
持力バランスが適当に保たれるようになる。しかも、車
体のロール方向の荷重差分を4つの車輪で受け持ちなが
ら適切にストローク制御を行なえるようになる。
【0048】このため、アクティブサスペンション装置
としての性能が向上し、車両の走行性能性や乗り心地の
向上等に寄与しうる効果がある。なお、ストローク制御
系を図5に示すように構成してもよい。つまり、目標ス
トロークは、後輪側では左右輪それぞれ設定し、前輪側
では前輪の目標ストロークとして左右輪の区別なく設定
する。そして、後輪側については左右輪それぞれストロ
ーク制御量(車高制御量)を算出し、前輪側について
は、減算部93Cからの前輪に関する偏差を積分器93
Hで積分処理して制御量を得て、加算器93Kで、この
制御量に、係数積算部93Jから出力された係数補正さ
れた偏差(右後輪用ストローク制御量から左後輪用スト
ローク制御量を減じた偏差)を加算して、右前輪用のス
トローク制御量(車高制御量)を算出するように構成す
る。
【0049】このような構成でも、上述の実施例とほぼ
同様の作用及び効果が得られる。なお、本発明のストロ
ーク制御にかかる装置自体は上記実施例に何ら限定され
ず、実施例中のマップの特性等はこれに限定されるもの
でなく、他の機構の車両用アクティブサスペンション装
置にも広く適用でき、本発明の要旨を逸脱しない範囲内
で種々の変形実施が可能であることは言うまでもない。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の車両用ア
クティブサスペンション装置によれば、左右の前輪と左
右の後輪との4つの車輪をそなえた車両において、上記
の各車輪と車体との間にそれぞれ介装されて各車輪の上
記車体に対するストロークを増減調整しうるアクチュエ
ータと、上記の各車輪のストロークを検出するストロー
ク検出手段と、上記の各車輪の目標ストロークを設定す
る目標ストローク設定手段と、上記ストローク検出手段
で検出された実ストロークと上記目標ストローク設定手
段で設定された目標ストロークとに基づいてそれぞれ上
記各車輪のアクチュエータの制御量を設定する制御量設
定手段と、該制御量設定手段で設定された制御量に基づ
いて各車輪のアクチュエータの作動を制御する制御手段
とをそなえ、上記制御量設定手段が、上記前輪側及び
後輪側の何れか一方の車輪側に関しては左右輪毎に
対応する車輪の実ストロークと目標ストロークとの偏差
を求めてこの偏差に対応して左右輪に関する各制御量を
設定するように構成されるとともに、上記前輪側及び
後輪側の何れか他方の車輪側に関しては左右輪にお
ける実ストロークと目標ストロークとの偏差の代表値
上記の一方の車輪側の左右輪に関する各制御量の偏
を加味して、左右輪に関する各制御量を設定するよう
に構成されることにより、各車輪のサスペンションの支
持力バランスを崩れないようにしながら、各車輪のスト
ローク制御を十分に行なえるようになり、アクティブサ
スペンション装置としての性能が向上し、車両の走行性
能性や乗り心地の向上等に寄与しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての車両用アクティブサ
スペンション装置のストローク制御(車高制御)系の要
部構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例としての車両用アクティブサ
スペンション装置の機構を示す概略構成図である。
【図3】本発明の一実施例としての車両用アクティブサ
スペンション装置の制御系の全体構成を示すブロック図
である。
【図4】本発明の一実施例としての車両用アクティブサ
スペンション装置のストローク制御(車高制御)系の具
体的な構成例を示すブロック図である。
【図5】本発明の一実施例としての車両用アクティブサ
スペンション装置のストローク制御(車高制御)系の変
形例の要部構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 オイルポンプ 2 油路 3 リザーブタンク 4,4F,4R 供給油路 4F 前輪側油路 4R 後輪側油路 5,6 アキュムレータ 7,8 オイルフィルタ 9 パイロットリリーフ油路 10 リリーフ油路 11 ソレノイドバルブ 12 排出油路 13,13F,13R リターン油路 14 オペレートチェックバルブ 15 リリーフバルブ 16 オイルクーラ 17 オイルフィルタ 18 リリーフバルブ 19F,19R アキュムレータ 20F,20R チェックバルブ 22FL,22FR,22RL,22RR サスペンシ
ョンユニット 23FL,23FR,23RL,23RR チェックバ
ルブ 24F,24RL,24RR 絞り 25 アキュムレータ 26 リリーフ弁 27 コック 30 油圧アクチュエータ 31 油路 32 コントロールバルブ 33 絞り 34 アキュムレータ 35 減衰力制御バルブ 36 圧力センサ 40 コントローラ 40A 操安制御部 40B 姿勢制御部 40C 乗心地制御部 41 横Gセンサ 42 操舵角センサ 43 車速センサ 44 前後Gセンサ 45 ブレーキスイッチ 46 スロットルセンサ 47,47A〜47D ストロークセンサ 48 上下Gセンサ 49 プレビューセンサ 50 アンチ・ロール制御部 51 OS/US制御部(ステア制御部) 52 アンチ・ピッチ制御部 55 車高制御部 56 複合制御部 57 加算器 58 駆動回路 59 プレビュー制御部 60 駆動回路 90,90A,90B,90C 目標ストローク設定部
(目標ストローク設定手段) 91,92,93A,93B,93C,93I,93L
減算部 93F,93G,93H,97 積分器 93D,93K,96 加算器 93E 演算部 93J 係数積算部 200 入力部 201 データ変換部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷口 泰孝 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動 車工業株式会社内 (72)発明者 富樫 明彦 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動 車工業株式会社内 (72)発明者 田中 忠夫 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動 車工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−235711(JP,A) 特開 平3−65413(JP,A) 特開 平3−28013(JP,A) 特開 平2−246816(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60G 17/015

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の前輪と左右の後輪との4つの車輪
    をそなえた車両において、 上記の各車輪と車体との間にそれぞれ介装されて各車輪
    の上記車体に対するストロークを増減調整しうるアクチ
    ュエータと、 上記の各車輪のストロークを検出するストローク検出手
    段と、 上記の各車輪の目標ストロークを設定する目標ストロー
    ク設定手段と、 上記ストローク検出手段で検出された実ストロークと上
    記目標ストローク設定手段で設定された目標ストローク
    とに基づいてそれぞれ上記各車輪のアクチュエータの制
    御量を設定する制御量設定手段と、 該制御量設定手段で設定された制御量に基づいて各車輪
    のアクチュエータの作動を制御する制御手段とをそな
    え、 上記制御量設定手段が、上記 前輪側及び上記後輪側の何れか一方の車輪側に関し
    ては左右輪毎に対応する車輪の実ストロークと目標ス
    トロークとの偏差を求めてこの偏差に対応して左右輪に
    関する各制御量を設定するように構成されるとともに 上記 前輪側及び上記後輪側の何れか他方の車輪側に関し
    ては左右輪における実ストロークと目標ストロークと
    の偏差の代表値に上記の一方の車輪側の左右輪に関す
    各制御量の偏差を加味して、左右輪に関する各制御量
    を設定するように構成されていることを特徴とする、車
    両用アクティブサスペンション装置。
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