JP2869583B2 - 車両からの予約システム - Google Patents
車両からの予約システムInfo
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車載端末からサービス
店の予約を行う車両からの予約システムに関する。
店の予約を行う車両からの予約システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】今日、各車両等に端末を備え、この端末
と、これら各車両に備えられた端末を管理する管理セン
タとのデータ交信を行う移動体通信システムが考えられ
ている。そして、このような移動体通信システムを利用
して、車載端末からレストラン等のサービス店の予約を
行うことが考えられている。
と、これら各車両に備えられた端末を管理する管理セン
タとのデータ交信を行う移動体通信システムが考えられ
ている。そして、このような移動体通信システムを利用
して、車載端末からレストラン等のサービス店の予約を
行うことが考えられている。
【０００３】図２はこのような車載端末からの予約シス
テムを示す構成図である。図のシステムは、車両１に搭
載された車載端末２と、道路管理センタ３と、情報セン
タ４と、サービス店５とからなる。車載端末２は、マイ
クロコンピュータ等からなり、道路管理センタ３からの
情報を受け取ると共に、利用者の入力する所定の情報を
道路管理センタ３に送出する機能を有している。道路管
理センタ３は、道路６の交通状況を管理するセンタで、
道路６に沿って設けられた複数のビーコン７と接続さ
れ、このビーコン７を介して車載端末２に所定の情報を
送出すると共に、車載端末２からの情報をビーコン７を
介して入力するよう構成されている。情報センタ４は、
サービス店５の位置や内容等のデータを管理するセンタ
で、道路管理センタ３およびサービス店５と通信回線を
介して接続されており、これら道路管理センタ３および
サービス店５間の相互データ通信を行う機能を有してい
る。サービス店５は、例えばレストラン等からなり、車
両１に搭乗した利用者からの予約に基づき、食事等のサ
ービスを提供する。
テムを示す構成図である。図のシステムは、車両１に搭
載された車載端末２と、道路管理センタ３と、情報セン
タ４と、サービス店５とからなる。車載端末２は、マイ
クロコンピュータ等からなり、道路管理センタ３からの
情報を受け取ると共に、利用者の入力する所定の情報を
道路管理センタ３に送出する機能を有している。道路管
理センタ３は、道路６の交通状況を管理するセンタで、
道路６に沿って設けられた複数のビーコン７と接続さ
れ、このビーコン７を介して車載端末２に所定の情報を
送出すると共に、車載端末２からの情報をビーコン７を
介して入力するよう構成されている。情報センタ４は、
サービス店５の位置や内容等のデータを管理するセンタ
で、道路管理センタ３およびサービス店５と通信回線を
介して接続されており、これら道路管理センタ３および
サービス店５間の相互データ通信を行う機能を有してい
る。サービス店５は、例えばレストラン等からなり、車
両１に搭乗した利用者からの予約に基づき、食事等のサ
ービスを提供する。
【０００４】次にこのように構成された車載端末からの
予約システムの予約動作について説明する。図３は車載
端末２からサービス店５までの各動作を示すフローチャ
ートである。車両１に搭乗した利用者は、サービス店の
予約としてレストランの食事予約を行いたい場合、先
ず、利用者本人が予約するレストランを選択すると共
に、そのレストランへの到着時刻を道路渋滞情報等を参
考にして予想し、これら予約内容を車載端末２に入力す
る（ステップＳ１１〜１３）。車載端末２はこれら予約
内容が入力されると、所定のデータ処理を行った後、そ
の予約内容を道路管理センタ３に対して送信する（ステ
ップＳ１４）。道路管理センタ３は、車載端末２からの
予約データを受信すると、この予約データに含まれるサ
ービス店５のデータから、そのサービス店５を管理する
情報センタ４を選択し（ステップＳ２１）、選択した情
報センタ４に対して、車載端末２からの予約データを送
信する（ステップＳ２２）。情報センタ４は、道路管理
センタ３からの予約データを受信すると、その予約デー
タに含まれるサービス店５のデータから、サービス店５
を選択し（ステップＳ３１）、そのサービス店５に対し
て予約データを送信する（ステップＳ３２）。サービス
店５では、情報センタ４から予約データを受信すると
（ステップＳ４１）、この予約データの到着予定時刻等
に基づき、予約席やメニュー等の準備を行う（ステップ
Ｓ４２）。その後、利用者が予約したサービス店５に到
着すると（ステップＳ１５）、サービス店５は食事等の
サービスを提供する（ステップＳ４３）。
予約システムの予約動作について説明する。図３は車載
端末２からサービス店５までの各動作を示すフローチャ
ートである。車両１に搭乗した利用者は、サービス店の
予約としてレストランの食事予約を行いたい場合、先
ず、利用者本人が予約するレストランを選択すると共
に、そのレストランへの到着時刻を道路渋滞情報等を参
考にして予想し、これら予約内容を車載端末２に入力す
る（ステップＳ１１〜１３）。車載端末２はこれら予約
内容が入力されると、所定のデータ処理を行った後、そ
の予約内容を道路管理センタ３に対して送信する（ステ
ップＳ１４）。道路管理センタ３は、車載端末２からの
予約データを受信すると、この予約データに含まれるサ
ービス店５のデータから、そのサービス店５を管理する
情報センタ４を選択し（ステップＳ２１）、選択した情
報センタ４に対して、車載端末２からの予約データを送
信する（ステップＳ２２）。情報センタ４は、道路管理
センタ３からの予約データを受信すると、その予約デー
タに含まれるサービス店５のデータから、サービス店５
を選択し（ステップＳ３１）、そのサービス店５に対し
て予約データを送信する（ステップＳ３２）。サービス
店５では、情報センタ４から予約データを受信すると
（ステップＳ４１）、この予約データの到着予定時刻等
に基づき、予約席やメニュー等の準備を行う（ステップ
Ｓ４２）。その後、利用者が予約したサービス店５に到
着すると（ステップＳ１５）、サービス店５は食事等の
サービスを提供する（ステップＳ４３）。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
車載端末からの予約システムでは、サービス店５への到
着予想時刻を利用者本人が想定してサービス店５に送信
するため、サービス店５への到着時刻が、想定した到着
予想時刻と大幅に異なってしまうことがある。例えば、
道路が予想以上に渋滞し、到着時刻より大幅に遅れてし
まう場合や、利用者の想定した到着時刻より早く到着し
過ぎてしまう場合等がある。このように、予約した到着
予想時刻より到着時刻が遅れた場合は、サービス店５で
も席やメニュー等の準備が無駄になり、また、早く到着
した場合は、サービス店５の準備ができていなかった
り、利用者にとって時間の無駄になるという問題点があ
った。
車載端末からの予約システムでは、サービス店５への到
着予想時刻を利用者本人が想定してサービス店５に送信
するため、サービス店５への到着時刻が、想定した到着
予想時刻と大幅に異なってしまうことがある。例えば、
道路が予想以上に渋滞し、到着時刻より大幅に遅れてし
まう場合や、利用者の想定した到着時刻より早く到着し
過ぎてしまう場合等がある。このように、予約した到着
予想時刻より到着時刻が遅れた場合は、サービス店５で
も席やメニュー等の準備が無駄になり、また、早く到着
した場合は、サービス店５の準備ができていなかった
り、利用者にとって時間の無駄になるという問題点があ
った。
【０００６】本発明は上記従来の問題点を解決するため
になされたもので、サービス店に確実に予約を入れ、か
つ予約時刻に正確に到着することのできる車両からの、
予約システムを提供することを目的とする。
になされたもので、サービス店に確実に予約を入れ、か
つ予約時刻に正確に到着することのできる車両からの、
予約システムを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、利用者の選択
可能な複数のサービス店の各端末が接続され、前記各サ
ービス店の少なくとも位置情報を管理する情報センタ
と、前記利用者の搭乗する車両が走行する道路の渋滞情
報を管理し、かつ前記車両の現在位置を判断するための
位置判断情報を出力する道路管理センタと、前記車両が
走行するための道路地図情報を保持する地図情報保持部
と、前記車両に搭載されて前記情報センタ及び前記道路
管理センタと通信可能な予約用の車載端末とを備える車
両からの予約システムにおいて、前記車載端末は、前記
道路管理センタからの前記渋滞情報と前記位置判断情報
を取り込むと共に、前記地図情報保持部の前記道路地図
情報を取り込み、前記利用者の利用希望時刻に到達可能
な地域を割り出して、該地域情報を前記情報センタへ送
信し、前記情報センタは、地域情報を受信すると該地域
情報に基づいて該地域に存在する前記サービス店のリス
ト情報を作成し、該リスト情報を前記車載端末へ送信
し、前記車載端末は、リスト情報を受信すると少なくと
も該リスト情報に基づいて選択したサービス店を示す情
報及び前記利用希望時刻情報を前記情報センタへ送信
し、前記情報センタは、サービス店を示す情報を受信す
ると該サービス店を示す情報に基づいて選択した前記サ
ービス店を特定し、該特定したサービス店の前記端末へ
前記利用希望時刻情報を含む予約データを送信し、前記
車載端末は、前記特定したサービス店の端末から通知さ
れる前記予約データに基づく予約可否結果を前記情報セ
ンタを介して受信することを特徴とするものである。
可能な複数のサービス店の各端末が接続され、前記各サ
ービス店の少なくとも位置情報を管理する情報センタ
と、前記利用者の搭乗する車両が走行する道路の渋滞情
報を管理し、かつ前記車両の現在位置を判断するための
位置判断情報を出力する道路管理センタと、前記車両が
走行するための道路地図情報を保持する地図情報保持部
と、前記車両に搭載されて前記情報センタ及び前記道路
管理センタと通信可能な予約用の車載端末とを備える車
両からの予約システムにおいて、前記車載端末は、前記
道路管理センタからの前記渋滞情報と前記位置判断情報
を取り込むと共に、前記地図情報保持部の前記道路地図
情報を取り込み、前記利用者の利用希望時刻に到達可能
な地域を割り出して、該地域情報を前記情報センタへ送
信し、前記情報センタは、地域情報を受信すると該地域
情報に基づいて該地域に存在する前記サービス店のリス
ト情報を作成し、該リスト情報を前記車載端末へ送信
し、前記車載端末は、リスト情報を受信すると少なくと
も該リスト情報に基づいて選択したサービス店を示す情
報及び前記利用希望時刻情報を前記情報センタへ送信
し、前記情報センタは、サービス店を示す情報を受信す
ると該サービス店を示す情報に基づいて選択した前記サ
ービス店を特定し、該特定したサービス店の前記端末へ
前記利用希望時刻情報を含む予約データを送信し、前記
車載端末は、前記特定したサービス店の端末から通知さ
れる前記予約データに基づく予約可否結果を前記情報セ
ンタを介して受信することを特徴とするものである。
【０００８】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図１は本発明の車両からの予約システムを示す
ブロック図である。図の装置は、車両１１に搭載された
車載端末１２と、道路管理センタ１３と、情報センタ１
４と、サービス店１５とからなる。
明する。図１は本発明の車両からの予約システムを示す
ブロック図である。図の装置は、車両１１に搭載された
車載端末１２と、道路管理センタ１３と、情報センタ１
４と、サービス店１５とからなる。
【０００９】車載端末１２は、選択手段１６と、制御部
１７とから構成されている。選択手段１６はキーボード
およびディスプレイからなり、利用者の所望するサービ
ス店のデータを入力するものである。また、制御部１７
は、自車位置算出手段１８と、地図情報記憶部１９と、
サービス店算出手段２０とからなる。自車位置算出手段
１８はプロセッサからなり、車両１１の走行する道路に
沿って複数設けられたビーコン２１から受信した立地地
点の位置情報から自車位置を特定する機能を有してい
る。即ち、この自車位置算出手段１８と道路管理センタ
１３から送信されるビーコンの立地地点の位置情報とで
車両位置特定手段が構成されている。地図情報記憶部１
９はリード・オンリ・メモリ等からなり、車両１１の走
行する道路の地図情報データを記憶している。サービス
店算出手段２０はプロセッサ等からなり、後述するサー
ビス店位置データおよび交通情報と、自車位置算出手段
１８の出力信号と地図情報記憶部１９の地図情報に基づ
き、サービス店の特定と、その到着時刻を算出し、算出
した予約データを道路管理センタ１３に対して送信する
機能を有している。
１７とから構成されている。選択手段１６はキーボード
およびディスプレイからなり、利用者の所望するサービ
ス店のデータを入力するものである。また、制御部１７
は、自車位置算出手段１８と、地図情報記憶部１９と、
サービス店算出手段２０とからなる。自車位置算出手段
１８はプロセッサからなり、車両１１の走行する道路に
沿って複数設けられたビーコン２１から受信した立地地
点の位置情報から自車位置を特定する機能を有してい
る。即ち、この自車位置算出手段１８と道路管理センタ
１３から送信されるビーコンの立地地点の位置情報とで
車両位置特定手段が構成されている。地図情報記憶部１
９はリード・オンリ・メモリ等からなり、車両１１の走
行する道路の地図情報データを記憶している。サービス
店算出手段２０はプロセッサ等からなり、後述するサー
ビス店位置データおよび交通情報と、自車位置算出手段
１８の出力信号と地図情報記憶部１９の地図情報に基づ
き、サービス店の特定と、その到着時刻を算出し、算出
した予約データを道路管理センタ１３に対して送信する
機能を有している。
【００１０】ビーコン２１は、車両１１の走行する道路
に沿って一定間隔に複数設置され、車両１１が一つのビ
ーコン２１を通過する時、車載端末１２との間で無線交
信し、車両１１の位置情報や情報センタ１４からの情報
を送信する装置である。道路管理センタ１３は、各ビー
コン２１と通信回線を介して接続されており、車載端末
１２からの予約データを情報センタ１４に転送し、また
情報センタ１４から車載端末１２への情報を該当車両１
１が通過予想されるビーコン２１宛に転送する機能を有
している。更に道路管理センタ１３は道路渋滞情報格納
部１３ａを有し、この道路渋滞情報格納部１３ａに、現
在時点の車両の通行状況を監視し、各道路の渋滞情報が
記憶されており、この渋滞情報を車載端末１２に対して
送信する機能を有している。
に沿って一定間隔に複数設置され、車両１１が一つのビ
ーコン２１を通過する時、車載端末１２との間で無線交
信し、車両１１の位置情報や情報センタ１４からの情報
を送信する装置である。道路管理センタ１３は、各ビー
コン２１と通信回線を介して接続されており、車載端末
１２からの予約データを情報センタ１４に転送し、また
情報センタ１４から車載端末１２への情報を該当車両１
１が通過予想されるビーコン２１宛に転送する機能を有
している。更に道路管理センタ１３は道路渋滞情報格納
部１３ａを有し、この道路渋滞情報格納部１３ａに、現
在時点の車両の通行状況を監視し、各道路の渋滞情報が
記憶されており、この渋滞情報を車載端末１２に対して
送信する機能を有している。
【００１１】情報センタ１４は、車両１１に搭乗した利
用者に対してサービスを提供するもので、サービス店位
置情報格納部１４ａを備え、このサービス店位置情報格
納部１４ａには、複数のサービス店１５の位置情報が記
憶されている。そして、サービス店位置情報格納部１４
ａのサービス店位置情報を車載端末１２に対して送信す
ると共に、車載端末１２からの予約データを該当するサ
ービス店１５に対して転送する機能を有している。サー
ビス店１５は、利用者に対して各種のサービスを行うも
ので、この実施例では食事のサービスを行うサービス店
としている。また、このサービス店１５は情報センタ１
４から転送された車載端末１２からの予約データを出力
するための端末装置２２を有している。この端末装置２
２は、通信機能を有するマイクロコンピュータ等からな
り、転送された予約データをディスプレイに表示した
り、プリンタに出力し、車載端末１２からのデータを確
認するものである。
用者に対してサービスを提供するもので、サービス店位
置情報格納部１４ａを備え、このサービス店位置情報格
納部１４ａには、複数のサービス店１５の位置情報が記
憶されている。そして、サービス店位置情報格納部１４
ａのサービス店位置情報を車載端末１２に対して送信す
ると共に、車載端末１２からの予約データを該当するサ
ービス店１５に対して転送する機能を有している。サー
ビス店１５は、利用者に対して各種のサービスを行うも
ので、この実施例では食事のサービスを行うサービス店
としている。また、このサービス店１５は情報センタ１
４から転送された車載端末１２からの予約データを出力
するための端末装置２２を有している。この端末装置２
２は、通信機能を有するマイクロコンピュータ等からな
り、転送された予約データをディスプレイに表示した
り、プリンタに出力し、車載端末１２からのデータを確
認するものである。
【００１２】次に、本発明の予約システムについて説明
する。図４および図５は、車載端末１２からサービス店
１５への各動作を説明するフローチャートである。先
ず、車載端末１２において、利用者は利用したいサービ
ス店の種別（例えばレストラン）と利用時刻を選択手段
１６から入力する（ステップＳ１０１）。更に、利用方
面（例えば地名）を入力する（ステップＳ１０２）。こ
れにより車載端末１２はビーコン２１を介して道路管理
センタ１３に道路名と地名を送信し、利用方面の渋滞情
報を問い合わせる（ステップＳ１０３）。道路管理セン
タ１３は、送られてきた問い合わせ方面の渋滞情報を、
道路渋滞情報格納部１３ａの格納データを参照して、区
間別渋滞データ（例えば、東京−熊谷 時速３１Km、熊
谷−高崎 時速２０Km、…）として出力し、かつ車両１
１の通過するビーコン２１の位置情報を車載端末１２に
送信する（ステップＳ２０１）。
する。図４および図５は、車載端末１２からサービス店
１５への各動作を説明するフローチャートである。先
ず、車載端末１２において、利用者は利用したいサービ
ス店の種別（例えばレストラン）と利用時刻を選択手段
１６から入力する（ステップＳ１０１）。更に、利用方
面（例えば地名）を入力する（ステップＳ１０２）。こ
れにより車載端末１２はビーコン２１を介して道路管理
センタ１３に道路名と地名を送信し、利用方面の渋滞情
報を問い合わせる（ステップＳ１０３）。道路管理セン
タ１３は、送られてきた問い合わせ方面の渋滞情報を、
道路渋滞情報格納部１３ａの格納データを参照して、区
間別渋滞データ（例えば、東京−熊谷 時速３１Km、熊
谷−高崎 時速２０Km、…）として出力し、かつ車両１
１の通過するビーコン２１の位置情報を車載端末１２に
送信する（ステップＳ２０１）。
【００１３】車載端末１２では道路管理センタ１３から
渋滞情報とビーコンの位置情報を受信すると、利用者の
入力した利用希望時刻と現在時刻から利用希望時刻まで
の所要時間を算出する。更にこの所要時間と道路管理セ
ンタ１３からの渋滞情報から希望時刻までに到達可能な
距離を算出する。この距離と進行方向と、地図情報記憶
部１９の地図情報から到達可能な地域を割り出し、この
地域と予め入力したサービス店種別を道路管理センタ１
３を介して情報センタ１４に送信する（ステップＳ１０
４）。情報センタ１４では、このデータを受信すると、
該当地域の該当サービス種別のサービス店リストを作成
し、これを道路管理センタ１３を介して車載端末１２に
回答する（ステップＳ３０１）。尚、これ以降の動作説
明では煩雑さを避けるため、データ転送を行う道路管理
センタ１３や情報センタ１４の転送動作は省略する。
渋滞情報とビーコンの位置情報を受信すると、利用者の
入力した利用希望時刻と現在時刻から利用希望時刻まで
の所要時間を算出する。更にこの所要時間と道路管理セ
ンタ１３からの渋滞情報から希望時刻までに到達可能な
距離を算出する。この距離と進行方向と、地図情報記憶
部１９の地図情報から到達可能な地域を割り出し、この
地域と予め入力したサービス店種別を道路管理センタ１
３を介して情報センタ１４に送信する（ステップＳ１０
４）。情報センタ１４では、このデータを受信すると、
該当地域の該当サービス種別のサービス店リストを作成
し、これを道路管理センタ１３を介して車載端末１２に
回答する（ステップＳ３０１）。尚、これ以降の動作説
明では煩雑さを避けるため、データ転送を行う道路管理
センタ１３や情報センタ１４の転送動作は省略する。
【００１４】車載端末１２は情報センタ１４からの回答
データを受け取ると、これを選択手段１６のディスプレ
イ等に表示させ、利用者は表示されたサービス店リスト
から好みによりサービス店を選択し、そのサービス店を
示す情報を情報センタ１４に通知する（ステップＳ１０
５）。通知を受けた情報センタ１４では、該当サービス
店（ここではレストラン）の予め登録されているサービ
スメニューを車載端末１２に送信する（ステップＳ３０
２）。車載端末１２では、利用者がサービスメニューか
らメニューを選択し、必要に応じて数量等を選択手段１
６から入力し、これらを利用希望時刻と合わせ情報セン
タ１４に送信する（ステップＳ１０６）。情報センタ１
４はこれを受け取ると、注文内容、到着時刻等の予約デ
ータを該当サービス店１５に転送する（ステップＳ３０
３）。
データを受け取ると、これを選択手段１６のディスプレ
イ等に表示させ、利用者は表示されたサービス店リスト
から好みによりサービス店を選択し、そのサービス店を
示す情報を情報センタ１４に通知する（ステップＳ１０
５）。通知を受けた情報センタ１４では、該当サービス
店（ここではレストラン）の予め登録されているサービ
スメニューを車載端末１２に送信する（ステップＳ３０
２）。車載端末１２では、利用者がサービスメニューか
らメニューを選択し、必要に応じて数量等を選択手段１
６から入力し、これらを利用希望時刻と合わせ情報セン
タ１４に送信する（ステップＳ１０６）。情報センタ１
４はこれを受け取ると、注文内容、到着時刻等の予約デ
ータを該当サービス店１５に転送する（ステップＳ３０
３）。
【００１５】サービス店１５では、転送された予約デー
タを端末装置２２に表示させ（ステップＳ４０１）、こ
の予約データについて可／否判断を行い、その可否判断
結果を端末装置２２から情報センタ１４および道路管理
センタ１３を介して車載端末１２に送信する（ステップ
Ｓ４０２）。車載端末１２はサービス店１５からの可否
判断結果を受け取ると、その通知内容を確認し（ステッ
プＳ１０７）、予約が受け入れられた場合は、正式にそ
の予約内容をサービス店１５の端末装置２２に対して送
信する（ステップＳ１０８）。また、空席が無い等で予
約内容が受け入れられなかった場合、ステップＳ１０１
に戻って利用者は再入力を行う。
タを端末装置２２に表示させ（ステップＳ４０１）、こ
の予約データについて可／否判断を行い、その可否判断
結果を端末装置２２から情報センタ１４および道路管理
センタ１３を介して車載端末１２に送信する（ステップ
Ｓ４０２）。車載端末１２はサービス店１５からの可否
判断結果を受け取ると、その通知内容を確認し（ステッ
プＳ１０７）、予約が受け入れられた場合は、正式にそ
の予約内容をサービス店１５の端末装置２２に対して送
信する（ステップＳ１０８）。また、空席が無い等で予
約内容が受け入れられなかった場合、ステップＳ１０１
に戻って利用者は再入力を行う。
【００１６】車載端末１２から正式注文を受けたサービ
ス店１５では、この正式注文データ表示し（ステップＳ
４０３）、更に先に送られてきた到着時刻データの時刻
に合わせ、サービスメニューを準備する。そして、利用
者がサービス店１５に到着し（ステップＳ１０９）、サ
ービス店１５はサービスを提供する（ステップＳ４０
４）。これにより、利用者は待ち時間を浪費することも
なく、最適なサービス店１５で食事を行うことができ、
またサービス店１５も無駄にサービス席を確保する必要
もなく、効率の良い顧客サービスを行うことができる。
ス店１５では、この正式注文データ表示し（ステップＳ
４０３）、更に先に送られてきた到着時刻データの時刻
に合わせ、サービスメニューを準備する。そして、利用
者がサービス店１５に到着し（ステップＳ１０９）、サ
ービス店１５はサービスを提供する（ステップＳ４０
４）。これにより、利用者は待ち時間を浪費することも
なく、最適なサービス店１５で食事を行うことができ、
またサービス店１５も無駄にサービス席を確保する必要
もなく、効率の良い顧客サービスを行うことができる。
【００１７】尚、上記実施例において、車載端末１２が
サービス店１５から予約内容が受け入れられなかった旨
のデータを受信した場合（ステップＳ１０７）、最初か
ら再入力を行うよう構成したが、利用者の希望するメニ
ューが品切れ等であった場合、サービスメニューの再選
択（ステップＳ１０６）から入力するよう構成してもよ
い。
サービス店１５から予約内容が受け入れられなかった旨
のデータを受信した場合（ステップＳ１０７）、最初か
ら再入力を行うよう構成したが、利用者の希望するメニ
ューが品切れ等であった場合、サービスメニューの再選
択（ステップＳ１０６）から入力するよう構成してもよ
い。
【００１８】また、車載端末１２における最初の選択
も、サービス店の種別と希望利用時刻を入力するよう構
成したが、最初にサービス店を指定するよう構成しても
よい。この場合、車載端末１２の制御部１７は、上記実
施例と同様に道路管理センタ１３の送出する区間別渋滞
データや車両位置情報等に基づきサービス店１５への到
着予定時刻を算出し、この到着予定時刻を道路管理セン
タ１３および情報センタ１４を介してサービス店１５に
通知するよう構成する。
も、サービス店の種別と希望利用時刻を入力するよう構
成したが、最初にサービス店を指定するよう構成しても
よい。この場合、車載端末１２の制御部１７は、上記実
施例と同様に道路管理センタ１３の送出する区間別渋滞
データや車両位置情報等に基づきサービス店１５への到
着予定時刻を算出し、この到着予定時刻を道路管理セン
タ１３および情報センタ１４を介してサービス店１５に
通知するよう構成する。
【００１９】更に、上記実施例では、道路地図情報を格
納する地図情報記憶部１９を車載端末１２に設けたが、
道路地図情報格納部を道路管理センタ１３または情報セ
ンタ１４に設け、この道路地図情報を車載端末１２から
の指示で受信するよう構成しても良い。
納する地図情報記憶部１９を車載端末１２に設けたが、
道路地図情報格納部を道路管理センタ１３または情報セ
ンタ１４に設け、この道路地図情報を車載端末１２から
の指示で受信するよう構成しても良い。
【００２０】そして、上記実施例ではサービス店１５と
してレストランを例にとって説明したが、これに限定さ
れるものではなく、この他にも販売店への予約等、予約
を必要とするサービス店であれば上記実施例と同様の効
果を奏する。
してレストランを例にとって説明したが、これに限定さ
れるものではなく、この他にも販売店への予約等、予約
を必要とするサービス店であれば上記実施例と同様の効
果を奏する。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の車両から
の予約システムは、情報センタの有するサービス店位置
情報と、道路管理センタの有する道路渋滞情報と、利用
者の搭乗する車両の位置情報と、道路地図情報とに基づ
き、予め車両の到着可能な地域を割り出し、この地域に
存在するサービス店から特定のサービス店を選択した上
で車載端末と特定サービス店との間での予約の可否を決
定するようにしたので、確実に予約して予約時間に正確
にサービス店に到着することができ、従って、利用者に
とっては待ち時間を浪費する等のことがなく、最適のサ
ービスが受けられ、サービス店にとっては、効率の良い
顧客サービスを提供することが可能となる。
の予約システムは、情報センタの有するサービス店位置
情報と、道路管理センタの有する道路渋滞情報と、利用
者の搭乗する車両の位置情報と、道路地図情報とに基づ
き、予め車両の到着可能な地域を割り出し、この地域に
存在するサービス店から特定のサービス店を選択した上
で車載端末と特定サービス店との間での予約の可否を決
定するようにしたので、確実に予約して予約時間に正確
にサービス店に到着することができ、従って、利用者に
とっては待ち時間を浪費する等のことがなく、最適のサ
ービスが受けられ、サービス店にとっては、効率の良い
顧客サービスを提供することが可能となる。
【図１】本発明の車載端末からの予約システムの構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図２】従来の車載端末からの予約システムの構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図３】従来の車載端末からの予約システムにおける各
部の動作フローチャートである。
部の動作フローチャートである。
【図４】本発明の車載端末からの予約システムにおける
車載端末の問い合わせ動作のフローチャートである。
車載端末の問い合わせ動作のフローチャートである。
【図５】本発明の車載端末からの予約システムにおける
各部の動作フローチャートである。
各部の動作フローチャートである。
１１ 車両 １２ 車載端末 １３ 道路管理センタ １３ａ 道路渋滞情報格納部 １４ 情報センタ １４ａ サービス店位置情報格納部 １５ サービス店 １６ 選択手段 １８ 自車位置算出手段 １９ 地図情報記憶部 ２０ サービス店算出手段
Claims (1)
- 【請求項１】 利用者の選択可能な複数のサービス店の
各端末が接続され、前記各サービス店の少なくとも位置
情報を管理する情報センタと、 前記利用者の搭乗する車両が走行する道路の渋滞情報を
管理し、かつ前記車両の現在位置を判断するための位置
判断情報を出力する道路管理センタと、 前記車両が走行するための道路地図情報を保持する地図
情報保持部と、 前記車両に搭載されて前記情報センタ及び前記道路管理
センタと通信可能な予約用の車載端末とを備える車両か
らの予約システムにおいて、 前記車載端末は、前記道路管理センタからの前記渋滞情
報と前記位置判断情報を取り込むと共に、前記地図情報
保持部の前記道路地図情報を取り込み、前記利用者の利
用希望時刻に到達可能な地域を割り出して、該地域情報
を前記情報センタへ送信し、 前記情報センタは、前記地域情報を受信すると該地域情
報に基づいて該地域に存在する前記サービス店のリスト
情報を作成して該リスト情報を前記車載端末へ送信し、 前記車載端末は、前記リスト情報を受信すると、少なく
とも該リスト情報に基づいて選択したサービス店を示す
情報及び前記利用希望時刻情報を前記情報センタへ送信
し、 前記情報センタは、前記サービス店を示す情報を受信す
ると該サービス店を示す情報に基づいて選択した前記サ
ービス店を特定し、該特定したサービス店の前記端末へ
前記利用希望時刻情報を含む予約データを送信し、 前記車載端末は、 前記特定したサービス店の端末から通
知される前記予約データに基づく予約可否結果を前記情
報センタを介して受信することを特徴とする車両からの
予約システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41002790A JP2869583B2 (ja) | 1990-12-11 | 1990-12-11 | 車両からの予約システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41002790A JP2869583B2 (ja) | 1990-12-11 | 1990-12-11 | 車両からの予約システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04213761A JPH04213761A (ja) | 1992-08-04 |
| JP2869583B2 true JP2869583B2 (ja) | 1999-03-10 |
Family
ID=18519261
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP41002790A Expired - Fee Related JP2869583B2 (ja) | 1990-12-11 | 1990-12-11 | 車両からの予約システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2869583B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8082164B2 (en) | 2003-03-11 | 2011-12-20 | Fujitsu Limited | Reservation acceptance system and computer program product |
Families Citing this family (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3385657B2 (ja) * | 1993-08-10 | 2003-03-10 | トヨタ自動車株式会社 | 車載用ナビゲーション装置 |
| AU685345B2 (en) | 1994-12-01 | 1998-01-15 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Schedule setting and processing system |
| EP1708151A3 (en) * | 1995-08-09 | 2007-01-24 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Travel plan preparing device |
| US6249767B1 (en) * | 1995-08-23 | 2001-06-19 | Hitachi, Ltd. | Portable information terminal surrounding formulation of an optimum plan |
| JPH09198439A (ja) * | 1996-01-22 | 1997-07-31 | Toyota Motor Corp | 旅行計画作成システム |
| JPH09204475A (ja) * | 1996-01-24 | 1997-08-05 | Toyota Motor Corp | 旅行計画作成装置 |
| JP3125669B2 (ja) * | 1996-01-31 | 2001-01-22 | トヨタ自動車株式会社 | 旅行計画作成装置 |
| JP3243554B2 (ja) * | 1996-04-25 | 2002-01-07 | ダイシンフレーム株式会社 | 商品等の予約管理方法及びその予約管理装置 |
| JP3482832B2 (ja) * | 1997-08-21 | 2004-01-06 | 日産自動車株式会社 | ナビゲーション装置及びシステム |
| JPH11118498A (ja) * | 1997-10-18 | 1999-04-30 | Mazda Motor Corp | 車両のコミュニケーションシステム |
| US6026375A (en) * | 1997-12-05 | 2000-02-15 | Nortel Networks Corporation | Method and apparatus for processing orders from customers in a mobile environment |
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| JP2002257566A (ja) * | 2001-02-28 | 2002-09-11 | Mitsubishi Electric Corp | カーナビゲーションと通信を用いるサービスシステム |
| JP2002365069A (ja) * | 2001-06-07 | 2002-12-18 | Nissan Motor Co Ltd | ナビゲーション装置およびナビゲーションシステム |
| JP2003021519A (ja) * | 2001-07-09 | 2003-01-24 | Denso Corp | 車両用ナビゲーション装置及び施設予約用サーバ |
| JP2003022307A (ja) * | 2001-07-10 | 2003-01-24 | Nec Fielding Ltd | 販売システム |
| CN109584107A (zh) * | 2018-12-20 | 2019-04-05 | 库明媛 | 基于互联网的汽车服务门店服务方法及装置 |
-
1990
- 1990-12-11 JP JP41002790A patent/JP2869583B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8082164B2 (en) | 2003-03-11 | 2011-12-20 | Fujitsu Limited | Reservation acceptance system and computer program product |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04213761A (ja) | 1992-08-04 |
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