JP2868646B2 - 画像信号符号化装置 - Google Patents

画像信号符号化装置

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JP2868646B2
JP2868646B2 JP12646991A JP12646991A JP2868646B2 JP 2868646 B2 JP2868646 B2 JP 2868646B2 JP 12646991 A JP12646991 A JP 12646991A JP 12646991 A JP12646991 A JP 12646991A JP 2868646 B2 JP2868646 B2 JP 2868646B2
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智行 釣部
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松下電器産業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】

【0001】

【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン信号に適
用して画質の良い画像を伝送するための画像信号符号化
装置に関する。

【0002】

【従来の技術】入力画像信号の統計的性質に重点をお
き、効率的な符号化を行なうための可変レートで画像情
報を伝送する画像信号符号化装置においては、入力画像
信号を周波数帯域毎に分割し、それぞれの周波数帯域で
独立な符号化を行なったのち、伝送路に出力するために
周波数帯域別のセル化と全帯域にわたるセルの多重化を
行なって伝送路に出力していた。

【0003】図19は、このような従来の画像信号符号
化装置に一例であって、入力された画像信号をN帯域の
周波数成分に分割する帯域分割回路1と、この帯域分割
回路1によって分割された第1〜第N帯域画像信号の符
号化をそれぞれ行なう第1〜第N帯域符号化回路21〜2n
と、これら各符号化回路21〜2nによって符号化された出
力を受けてセル化を行なう第1〜第N帯域セル構成回路
31〜3nと、これら各帯域セル構成回路31〜3nによって各
周波数帯域毎に構成されたセルを1本の伝送路7に出力
するために多重化する多重化回路5とを備えている。

【0004】そして、N帯域の周波数成分に分割したの
ち、それぞれの帯域の画像信号の統計的性質に着目し、
独立した方式で符号化を行なうことにより、符号化によ
る発生情報量を削減しつつ受信側で再生される画質の向
上を図っていた。

【0005】しかし、可変レートの画像信号符号化装置
の使用伝送網で輻輳が生じると、画像符号化装置より出
力されたセルが伝送網側で廃棄され、伝送したセル数と
受信したセル数が一致しない現象が生じる。そこで、無
秩序にセルが廃棄されるのを防ぐために各セルに伝送の
優先順位を付けることが可能である。

【0006】画像の情報は低周波成分に集中しており、
この重要な低周波成分が廃棄されると、受信側では著し
い画質の劣化を生じる。

【0007】そこで、第1帯域を最も低い周波数帯域に
設定し、第N帯域を最も高い周波数帯域に設定した場
合、著しい画質の劣化を防ぐために、第1帯域セル構成
回路31に最も高い伝送優先度を付けてセル化を行ない、
第N帯域セル構成回路3nには、セルが廃棄されてもさし
つかえないように最も低い伝送優先度を付けてセル化を
行なって、高い周波数帯域からセルが廃棄されることを
利用して極度の画質劣化が生じないようなセル廃棄対策
を施していた。

【0008】

【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の画像信号符号化装置においては、画質の劣化を生じ
させないように最伝送優先度を持つセルの割合を多く設
定した場合には、最伝送優先度を持つセルが廃棄されな
いという保証がない限り、輻輳により最優先度のセルを
廃棄する現象が頻発し、受信側で深刻な画質の劣化が生
じる。また、多数の画像信号符号化装置が伝送路に接続
されると、1伝送路当たりの総伝送セル数が多くなると
共に、最優先度のセルの絶対数も多くなる。

【0009】通常、接続される画像信号符号化装置と総
伝送セル数の関係は一意的には定まらないが、両者の関
係は単調増加関数で表される。

【0010】ここで、優先度を高(H)および低(L)の2
つに分けた場合を例にあげて説明すると、図20および
図21に示すように、1つの伝送路に接続される画像信
号符号化装置の台数が多くなると、閾値Thよりセルの廃
棄が始まる。この閾値Thは、単位時間当たりの網が伝送
できる最大伝送セル数である。図21に示すように、総
伝送セル数に対して最優先度(H)を持つセル数の割合が
多くなると、より少ない接続画像信号符号化装置の台数
H2(H1>H2)でも優先度の高いセルの廃棄が頻発し、非
優先度セルは伝送できなくなる場合があり、このとき、
セル伝送の優先度の付与は無意味なものとなる。

【0011】もし、最優先度を持つセルが廃棄されない
という保証が無い限り、画像信号符号化装置1台当たり
の総伝送セル数が多くなると、図20および図21の曲
線の勾配が急になり、より少なく接続される台数H2(H1
>H2)でも優先度が高いセルの廃棄が頻発する。

【0012】本発明は、このような従来の問題点を解決
するものであり、送信側で自発的に送信情報量を制限す
るように、発生セルのうち伝送セルを選択するか、周波
数帯域毎に量子化を制御して、送信情報量を減らすこと
により、網の輻輳に基づく、受信側における画質の劣化
を抑制できる優れた画像信号符号化装置を提供すること
を目的とするものである。

【0013】

【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、入力画像信号を濾波して周波数帯域の分
割を行ない、分割された画像信号に対し、周波数帯域別
の独立した符号化を施して得られるデータを一定長に分
割してセルを構成し、この周波数帯域別に構成されたセ
ルを多重化して可変レートで画像伝送を行なう画像信号
符号化装置において、過去一定期間の総発生情報量を求
める手段と、過去一定期間の総符号化画素数に対する各
周波数帯域毎の符号化画素数の割合を算出する手段(あ
るいは過去一定期間の総発生情報量に対する各周波数帯
域毎の各発生情報量の割合を算出する手段)と、各周波
数帯域毎にセル伝送を制限する手段とを設け、過去一定
期間の総発生情報量がある閾値を越えた場合に、前記割
合の少ない周波数帯域から優先的に伝送セル数を制限す
るように構成する。

【0014】入力画像信号を濾波して周波数帯域の分割
を行ない、分割された画像信号に対し周波数帯域別の独
立した符号化を施して得られるデータを一定長に分割し
てセルを構成し、周波数帯域別に構成されたセルを多重
化して可変レートで画像伝送を行なう画像信号符号化装
置において、過去一定期間の総発生情報量を求める手段
と、過去一定期間の総符号化画素数に対する各周波数帯
域毎の各符号化画素数の割合を算出する手段(あるい
は、過去一定期間の総発生情報量に対する各周波数帯域
毎の各発生情報量の割合を算出する手段)と、各周波数
帯域毎に設けられた量子化制御手段とを具備し、過去一
定期間の総発生情報量がある閾値を越えた場合に、前記
割合の少ない周波数帯域から優先的に量子化を粗くして
送信情報量を制限するように構成する。

【0015】

【作用】過去一定期間の符号化による総発生情報量を求
め、その総発生情報量がある閾値を越えた場合に、送信
情報量を削減するように制御する。送信情報量の削減の
手法として、過去一定期間の総符号化画素数に対する各
周波数帯域毎の符号化画素数の割合を算出するか、ある
いは、過去一定期間の総発生情報量に対する各周波数帯
域毎の各発生情報量の割合を算出し、この割合の少ない
周波数帯域から優先的に伝送セル数を制限するか、量子
化を粗くして、予め送信側で送信情報量を減らして伝送
する。

【0016】

【実施例】(第1の実施例)図1のブロック図に示すよ
うに、本発明の画像信号符号化装置は、入力された画像
信号をN帯域の周波数成分に分割する帯域分割回路1
と、この帯域分割回路1によって分割された第1〜第N
帯域の各画像信号をそれぞれ符号化する第1〜第N帯域
符号化回路21〜2nと、これらの各符号化回路21〜2nで符
号化された各出力を受けてセル化を行なう第1〜第N帯
域セル構成回路31〜3nと、これら各帯域セル構成回路31
〜3nによって各周波数帯域毎に構成されたセルのうち、
伝送すべきセルの選別を行なう伝送セル制御回路4と、
この伝送セル制御回路4で選別された各周波数帯域毎の
セルを1本の伝送路7に出力するために多重化する多重
化回路5とを備えている。

【0017】各符号化回路21〜2nは、図2にその詳細を
示すように、符号化部2aと、この符号化部2aからの情報
に基づいて、単位時間当たりの有意な符号化画素数を計
数する符号化画素数カウンタ2cとを具備し、計数結果を
符号化画素数伝送線61〜6nを介して伝送セル制御回路4
に印加されている。

【0018】伝送セル制御回路4は、図3に詳細を示す
ように、第1〜第N帯域セル構成回路31〜3nで構成され
た単位時間当たりの各セル数をそれぞれ計数する第1〜
第N帯域情報量カウンタ11〜1nと、各帯域情報量カウン
タ11〜1nの出力を加算し、過去一定の単位時間当たりの
総発生情報量を算出する加算器4aと、符号化画素数伝送
線61〜6nを介して印加された単位時間当たりの各周波数
帯域の有意な符号化画素数を加算して、過去一定の単位
時間当たりの総符号化画素数を求める加算器4bと、この
総符号化画素数で各周波数帯域毎の有意な符号化画素数
を除算して、総符号化画素数に対する各周波数帯域毎の
有意な符号化画素数の割合を計算する除算器51〜5nと、
判定回路4cと、第1〜第N帯域セル選別回路41〜4nで構
成されている。

【0019】判定回路4cには、加算器4aから出力される
過去一定の単位時間当たりの総発生情報量と、各除算器
51〜5nより出力される総符号化画素数に対する各周波数
帯域毎の有意な符号化画素数の割合と、外部より設定さ
れる閾値Thとが印加され、この判定回路4cにおいては、
加算器4aから出力される総発生情報量が閾値Thを越えた
とき、除算器51〜5nの出力が小さい帯域のものから、送
信情報量が閾値Th以下になるまで、第1〜第N帯域セル
選別回路41〜4nによって伝送セルの制限を行なうように
構成されている。

【0020】次に、以上のように構成された本発明の画
像信号符号化装置の動作について説明する。

【0021】横軸に周波数帯域をとり、縦軸に各周波数
帯域における過去一定の単位時間当たりの符号化画素
数、すなわち、符号化画素数カウンタ2cの各出力をとっ
て表した図4の分布図に示すように、低い周波数帯域
(1)より高い周波数帯域(N)に向かうに従って符号化画
素数が小さくなっている。

【0022】横軸に時間をとり、縦軸に各単位時間内に
発生した送信情報量をとって表した図5および図6に示
すように、各単位時間毎に発生する送信情報量が変化す
る場合、閾値Thを上回った情報量を生じた単位時間t2
t3においては、符号化画素の少ない帯域から伝送セルの
制限が行なわれる。すなわち、第N−1帯域セル選別回
路(4n-1)により、図5に点線で示す第N−1帯域のセル
は全て廃棄されて伝送しない。それでもまだ、送信情報
量が閾値Thを越えているから、図6に示すように、第N
−2帯域セル選別回路(4n-2)により、第N−2帯域の一
部のセルの伝送が制限される。

【0023】総伝送セル数と1伝送路に接続される画像
信号符号化装置の台数との関係を図7に示すように、送
信情報量の制限を行なうと、総伝送セル数を少なくする
ことができ、1伝送路に接続される画像信号符号化装置
の台数が等しい場合には、セル廃棄の発生頻度を低く抑
えることができる。これは、図20に示す従来例の曲線
図(図7中に点線で示す曲線XおよびL1>L2の関係)と
対比すれば明らかである。

【0024】(第2の実施例)図8に示すように、入力
された画像信号をN帯域の周波数成分に分割する帯域分
割回路1と、この帯域分割回路1によって分割された第
1〜第N帯域画像信号の符号化をそれぞれ行なう第1〜
第N帯域符号化回路21〜2nと、これら各符号化回路21〜
2nによって符号化された出力を受けてセル化を行なう第
1〜第N帯域セル構成回路31〜3nと、これら各帯域セル
構成回路31〜3nによって各周波数帯域毎に構成されたセ
ルのうち伝送すべきセルの選別を行なう伝送セル制御回
路4と、この伝送セル制御回路4で選別された各周波数
帯域毎のセルを1本の伝送路7に出力するために多重化
する多重化回路5とを備えている。

【0025】伝送セル制御回路4は、図9に詳細を示す
ように、第1〜第N帯域セル構成回路31〜3nで構成され
た単位時間当たりの各帯域情報量をそれぞれ計数する第
1〜第N帯域情報量カウンタ11〜1nと、各帯域情報量カ
ウンタ11〜1nの出力を加算し、過去一定の単位時間当た
りの総発生情報量を算出する加算器4aと、この加算器4a
で算出された総発生情報量で各周波数帯域毎の各発生情
報量を除算して、総発生情報量に対する各周波数帯域毎
の各発生情報量の割合を計算する除算器71〜7nと、判定
回路4cと、第1〜第N帯域セル選別回路41〜4nで構成さ
れている。

【0026】判定回路4cには、加算器4aから出力される
単位時間当たりの総発生情報量と、各除算器71〜7nより
出力される総発生情報量に対する各周波数帯域毎の各発
生情報量の割合と、外部より設定される閾値Thとが印加
されており、この判定回路4cにおいては、加算器4aから
出力される総発生情報量が閾値Thを越えたとき、除算器
71〜7nの出力が小さい帯域のものから、送信情報量が閾
値Th以下になるまで、第1〜第N帯域セル選別回路41〜
4nによって伝送セルの制限を行なうように構成されてい
る。

【0027】この第2の実施例の装置の動作は、図5お
よび図6により説明した第1の実施例の装置と同じであ
る。なお、この実施例においては、各帯域のセル構成回
路で出力される情報量を発生情報量として扱っている
が、各帯域毎の符号化回路からの出力を発生情報量とし
て扱ってもよい。

【0028】(第3の実施例)図10に示すように、入
力された画像信号をN帯域の周波数成分に分割する帯域
分割回路1と、この帯域分割回路1によって分割された
第1〜第N帯域画像信号の符号化をそれぞれ行なう第1
〜第N帯域符号化回路21〜2nと、これら各符号化回路21
〜2nによって符号化された出力を受けてセル化を行なう
第1〜第N帯域セル構成回路31〜3nと、これら各帯域セ
ル構成回路31〜3nによって各周波数帯域毎に構成された
セルから得られる送信情報量に基づいて符号化器の制御
を行なう量子化制御回路8と、この量子化制御回路8か
ら出力された各周波数帯域毎の伝送セルを1本の伝送路
7に出力するために多重化するセル多重化回路5とを備
えている。

【0029】第1〜第N帯域符号化回路21〜2nは、図1
1にその詳細を示すように、符号化部2aと、この符号化
部2aからの情報に基づいて、単位時間当たりの有意な符
号化画素数を計数する符号化画素数カウンタ2cとを具備
し、この計数結果を符号化画素数伝送線61〜6nを介して
量子化制御回路8に出力している。さらに、量子化テー
ブル2bを設け、量子化制御回路8より量子化制御線81〜
8nを介して送られてくる信号で量子化テーブル2bを参照
し、抑制すべき量子化ステップを符号化部2aに与えて符
号化回路の量子化を制御する。

【0030】量子化制御回路8は、図12にその詳細を
示すように、第1〜第N帯域セル構成回路31〜3nで構成
された単位時間当たりの各発生情報量をそれぞれ計数す
る第1〜第N帯域情報量カウンタ11〜1nと、各帯域情報
量カウンタ11〜1nの出力を加算し、過去一定の単位時間
当たりの総発生情報量を算出する加算器4aと、符号化画
素数伝送線61〜6nを介して印加された単位時間当たりの
各周波数帯域の有意な符号化画素数を加算して、過去一
定の単位時間当たりの総符号化画素数を求める加算器4b
と、この総符号化画素数で各周波数帯域毎の有意な符号
化画素数を除算して、総符号化画素数に対する各周波数
帯域毎の有意な符号化画素数の割合を計算する除算器51
〜5nと、加算器4aおよび各除算器51〜5nの出力が印加さ
れる判定回路4cで構成されている。

【0031】判定回路4cには、加算器4aから出力される
単位時間当たりの総発生情報量と、各除算器51〜5nより
出力される総符号化画素数に対する各周波数帯域毎の有
意な符号化画素数の各割合と、外部より設定される閾値
Thとが印加され、この判定回路4cは、印加された各値に
基づいて送信情報量を制限すべき帯域を判定し、その結
果を量子化制御線81〜8nに出力する。この判定回路4cに
おける判定結果に基づき、第1〜第N帯域符号化回路21
〜2nは、量子化制御線81〜8nを介して送られてくる信号
で量子化テーブル2bを参照し、抑制すべき量子化ステッ
プを符号化部2aに与えて量子化が制御される。

【0032】次に、以上のように構成された第3の実施
例の画像信号符号化装置の動作について説明する。

【0033】時間t1〜t2における総符号化画素数に対す
る各周波数帯域毎の符号化画素数の分布は、図4の分布
図に示すとおり低い周波数帯域より高い周波数帯域に向
かうに従って符号化画素数が小さくなっているものと
し、時間t2〜t3、t3〜t4においても各周波数帯域毎の符
号化画素数の大小関係も時間t1〜t2におけるものと変わ
らないものと仮定する。

【0034】符号化画素数の割合は、第N−1帯域、第
N−2帯域、第N帯域、第N−3帯域の順に小さいもの
とする。図13は、本発明による量子化制御を行なわな
い場合の単位時間当たりの送信情報量の一例を示すもの
であり、図12に示す量子化制御回路8内の判定回路4c
に閾値Thが設定されると、閾値Thを上回った送信情報量
を生じた単位時間t1〜t2の次の時間t2〜t3で粗い量子化
を用いることにより送信情報量の制限が符号化画素数の
少ない帯域から行なわれ、図14に斜線を施して示すよ
うに、最も送信情報量が少ない第N−1帯域の送信情報
量の制限が、第N−1帯域量子化制御線(8n-1)の信号に
より第N−1帯域符号化回路(2n-1)で行なわれる。

【0035】第N−1帯域を量子化テーブルに基づいて
最も粗く量子化しても送信情報量が閾値Thを越える場
合、図15に斜線を施して示すように、次の時間t3〜t4
で第N−2帯域の送信情報量の制限も粗い量子化を用い
ることにより行なわれる。

【0036】同様にして、送信情報量が閾値Thを下回る
まで少ない符号化画素数を持つ帯域から量子化制御が続
く。

【0037】なお、この実施例においては、各帯域のセ
ル構成回路で出力される情報量を発生情報量として扱っ
ているが、各帯域毎の符号化回路からの出力を発生情報
量として扱ってもよい。

【0038】(第4の実施例)図16に示すように、入
力された画像信号をN帯域の周波数成分に分割する帯域
分割回路1と、この帯域分割回路1によって分割された
第1〜第N帯域画像信号の符号化をそれぞれ行なう第1
〜第N帯域符号化回路21〜2nと、これら各符号化回路21
〜2nによって符号化された出力を受けてセル化を行なう
第1〜第N帯域セル構成回路31〜3nと、これら各帯域セ
ル構成回路31〜3nによって各周波数帯域毎に構成された
セルから得られる送信情報量に基づいて、符号化回路の
量子化の制御を行なう量子化制御回路8と、この量子化
制御回路8から出力された各周波数帯域毎の伝送セルを
1本の伝送路7に出力するために多重化するセル多重化
回路5とを備えている。

【0039】第1〜第N帯域符号化回路21〜2nは、図1
7にその詳細を示すように、符号化部2aと、量子化テー
ブル2bとを備え、量子化制御回路8より量子化制御線81
〜8nを介して送られてくる信号で量子化テーブル2bを参
照し、送信情報量を抑制すべき量子化ステップを符号化
部2aに与えて量子化が制御される。

【0040】量子化制御回路8は、図18にその詳細を
示すように、第1〜第N帯域セル構成回路31〜3nで構成
された単位時間当たりの各発生情報量をそれぞれ計数す
る第1〜第N帯域情報量カウンタ11〜1nと、各帯域情報
量カウンタ11〜1nの出力を加算し、過去一定の単位時間
当たりの総発生情報量を算出する加算器4aと、この総発
生情報量で周波数帯域毎の各発生情報量を除算して、総
発生情報量に対する各周波数帯域毎の発生情報量の割合
を計算する除算器71〜7nと、加算器4aおよび各除算器71
〜7nの出力が印加される判定回路4cで構成されている。

【0041】判定回路4cには、加算器4aから出力される
単位時間当たりの総発生情報量と、各除算器71〜7nより
出力される総発生情報量に対する各周波数帯域毎の発生
情報量の各割合と、外部より設定される閾値Thとが印加
され、この判定回路4cは、印加された各値に基づいて送
信情報量を制限すべき帯域を判定し、その結果を量子化
制御線81〜8nに出力する。この判定回路4cにおける判定
結果に基づき、第1〜第N帯域符号化回路21〜2nは、量
子化制御線81〜8nを介して送られてくる信号で量子化テ
ーブル2bを参照し、抑制すべき量子化ステップを符号化
部2aに与えて量子化が制御される。

【0042】この第4の実施例の装置の動作は、図13
〜図15により説明した第3の実施例の装置と同じであ
る。なお、この実施例においては、各帯域のセル構成回
路で出力される情報量を発生情報量として扱っている
が、各帯域毎の符号化回路からの出力を発生情報量とし
て扱ってもよい。

【0043】以上で説明した各実施例の装置において
は、総発生情報量を求めるために情報量カウンタを用い
ているが、情報量カウンタの代わりに、発生セル数を計
数するセル・カウンタを用いてもよいのである。

【0044】

【発明の効果】入力画像信号を濾波して周波数帯域の分
割を行ない、周波数帯域毎に独立した符号化とセルの構
成を行ない、全帯域のセルを多重化して可変レートで画
像伝送を行なう画像信号符号化装置において、過去一定
期間に符号化による総発生情報量がある閾値を超過した
ときには、送信情報量を削減するための制御が行なわれ
る。過去一定期間の総符号化画素数に対する各周波数帯
域毎の符号化画素数割合を算出し、その割合が小さい周
波数帯域から優先的に伝送セル数を制限するか、あるい
は、粗く量子化を施すように構成されている。

【0045】帯域毎の符号化画素の分布は、画像に依存
しており、高周波帯域といえども情報量が多く、画像の
特徴として重要な場合も存在する。

【0046】本発明によると、自発的に送信情報量を減
らす際に、視覚的な画質の劣化が認識されにくいように
画像信号の帯域毎の統計的特徴を反映した送信情報量の
制限が行なわれる。

【0047】したがって、伝送網において一方的にセル
廃棄がなされ受信側に伝送される情報量が減って画質が
極度に劣化することの事前対策として、自発的に送信情
報量を減らし、伝送網における輻輳を抑制して、伝送網
におけるセル廃棄による受信側の再生画像の極度の劣化
の発生回数を低減でき、伝送品質を向上させ得るという
効果を奏することができる。

【図面の簡単な説明】

【図1】本発明の画像信号符号化装置の第1の実施例を
示すブロック図、

【図2】図1で示した装置の各帯域の符号化回路のブロ
ック図、

【図3】図1で示した装置の伝送セル制御回路のブロッ
ク図、

【図4】単位時間当たりの各帯域毎の符号化画素数の分
布を示す分布図、

【図5】本発明を実施して送信情報量を制限した状態を
示すタイム・チャート、

【図6】本発明を実施して送信情報量を制限した他の状
態を示すタイム・チャート、

【図7】1伝送路当たりの総伝送セル数と本発明を実施
して接続できる画像信号符号化装置の台数との関係を示
す曲線図、

【図8】本発明の画像信号符号化装置の第2の実施例を
示すブロック図、

【図9】図8で示した装置の伝送セル制御回路のブロッ
ク図、

【図10】本発明の画像信号符号化装置の第3の実施例
を示すブロック図、

【図11】図10で示した装置の各帯域の符号化回路の
ブロック図、

【図12】図10で示した装置の量子化制御回路のブロ
ック図、

【図13】本発明を実施しない場合の送信情報量を示す
タイム・チャート、

【図14】本発明を実施して送信情報量を制限した状態
を示すタイム・チャート、

【図15】本発明を実施して送信情報量を制限した他の
状態を示すタイム・チャート、

【図16】本発明の画像信号符号化装置の第4の実施例
を示すブロック図、

【図17】図16で示した装置の各帯域の符号化回路の
ブロック図、

【図18】図16で示した装置の量子化制御回路のブロ
ック図、

【図19】従来の画像信号符号化装置の一例を示すブロ
ック図、

【図20】1伝送路当たりの総伝送セル数と接続できる
画像信号符号化装置の台数との関係を示す曲線図、

【図21】異なる条件における1伝送路当たりの総伝送
セル数と接続できる画像信号符号化装置の台数との関係
を示す曲線図である。

【符号の説明】

1 帯域分割回路 4 伝送セル制御回路 5 多重化回路 7 伝送路 8 量子化制御回路 11〜1n 帯域情報量カウンタ 21〜2n 帯域符号化回路 2a 符号化部 2b 量子化テーブル 2c 符号化画素数カウンタ 31〜3n 帯域セル構成回路 4a、4b 加算器 4c 判定回路 42〜4n 帯域セル選別回路 51〜5n 除算器 61〜6n 符号化画素数伝送線 71〜7n 除算器 81〜8n 量子化制御線

フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // H03M 7/30 H04L 11/20 Z H04L 12/28 13/00 305Z 29/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像信号を濾波して周波数帯域の分
    割を行ない、分割された前記画像信号に対し周波数帯域
    別の独立した符号化を施して得られるデータを一定長に
    分割してセルを構成し、前記周波数帯域別に構成された
    セルを多重化して可変レートで画像伝送を行なう画像信
    号符号化装置において、過去一定期間の総発生情報量を
    求める手段と、過去一定期間の総符号化画素数に対する
    各周波数帯域毎の符号化画素数の割合を算出する手段
    と、各周波数帯域毎にセル伝送を制限する手段とを具備
    し、過去一定期間の総発生情報量がある閾値を越えた場
    合に、前記割合の少ない周波数帯域から優先的に伝送セ
    ル数を制限することを特徴とする画像信号符号化装置。
  2. 【請求項2】 入力画像信号を濾波して周波数帯域の分
    割を行ない、分割された前記画像信号に対し周波数帯域
    別の独立した符号化を施して得られるデータを一定長に
    分割してセルを構成し、前記周波数帯域別に構成された
    セルを多重化して可変レートで画像伝送を行なう画像信
    号符号化装置において、過去一定期間の総発生情報量を
    求める手段と、過去一定期間の総発生情報量に対する各
    周波数帯域毎の各発生情報量の割合を算出する手段と、
    各周波数帯域毎にセル伝送を制限する手段とを具備し、
    過去一定期間の総発生情報量がある閾値を越えた場合
    に、前記割合の少ない周波数帯域から優先的に伝送セル
    数を制限することを特徴とする画像信号符号化装置。
  3. 【請求項3】 入力画像信号を濾波して周波数帯域の分
    割を行ない、分割された前記画像信号に対し周波数帯域
    別の独立した符号化を施して得られるデータを一定長に
    分割してセルを構成し、前記周波数帯域別に構成された
    セルを多重化して可変レートで画像伝送を行なう画像信
    号符号化装置において、過去一定期間の総発生情報量を
    求める手段と、過去一定期間の総符号化画素数に対する
    各周波数帯域毎の各符号化画素数の割合を算出する手段
    と、各周波数帯域毎に設けられた量子化制御手段とを具
    備し、過去一定期間の総発生情報量がある閾値を越えた
    場合に、前記割合の少ない周波数帯域から優先的に量子
    化を粗くして送信情報量を制限することを特徴とする画
    像信号符号化装置。
  4. 【請求項4】 入力画像信号を濾波して周波数帯域の分
    割を行ない、分割された前記画像信号に対し周波数帯域
    別の独立した符号化を施して得られるデータを一定長に
    分割してセルを構成し、前記周波数帯域別に構成された
    セルを多重化して可変レートで画像伝送を行なう画像信
    号符号化装置において、過去一定期間の総発生情報量を
    求める手段と、過去一定期間の総発生情報量に対する各
    周波数帯域毎の各発生情報量の割合を算出する手段と、
    各周波数帯域毎に設けられた量子化制御手段とを具備
    し、過去一定期間の総発生情報量がある閾値を越えた場
    合に、前記割合の少ない周波数帯域から優先的に量子化
    を粗くして送信情報量を制限することを特徴とする画像
    信号符号化装置。
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