JP2868057B2 - 直積み式商品払出装置 - Google Patents

直積み式商品払出装置

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JP2868057B2 JP23858793A JP23858793A JP2868057B2 JP 2868057 B2 JP2868057 B2 JP 2868057B2 JP 23858793 A JP23858793 A JP 23858793A JP 23858793 A JP23858793 A JP 23858793A JP 2868057 B2 JP2868057 B2 JP 2868057B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動販売機の直積み式商
品払出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開昭59− 30190号公報などに記載の直
積み式商品払出装置は、図25と図26に示すように構成さ
れている。商品収納経路1に対して一端が下方へ回動で
きるように基端部がシャフト2で枢支された商品受け板
3を設け、商品受け板3の下方位置で商品受け板3の前
記一端の下方への回動を規制する商品支持板4を設け、
商品受け板3の上方位置に一端がシャフト5で枢支され
他端が商品受け板3の上に積み上げられた商品群101
102 の側に押し出されて商品群の下から2番目の商品の
側方に当接して降下を規制する商品押え板6を設け、前
記商品群101 ,10 2 の側方に配置され下端に前記商品支
持板4が固定された駆動軸7を設け、駆動軸7の前記商
品押え板6に対向する個所に固定され商品押え板6の前
記他端を商品の側に押し出す商品挟持カム8を設け、駆
動軸7を回転駆動して、商品挟持カム8を介して商品押
え板6を商品群の側に押し出して商品群の下から2番目
の商品を商品収納経路1の内壁とで挟持した後、商品支
持板4が回動することにより商品支持板4と商品受け板
3の係合が外れて商品受け板3の前記一端が下方に回動
して商品群のうちの最下端の商品を払い出し、さらに駆
動軸7が回動することにより商品支持板4が商品受け板
3に係合して商品受け板3が初期姿勢に復帰し、商品挟
持カム8によって商品の側に押し出されていた商品押え
板6が初期姿勢に復帰するように構成されている。9は
駆動軸7を駆動するモータであって、この図25では積み
上げられた2列の商品群101 ,102 の払い出しを単一の
駆動軸7で規制している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、商品収納経路1の中央に駆動軸7と商品挟持カム
8および商品押え板6,6を収容する中間室11を形成す
る必要があって、商品の収容効率が低下する。
【0004】また、動作テストを実施するためには、図
26に示すように組み立て完了状態でなければ機能チエッ
クを行えないものである。故障が発生した場合には、中
間室11を分解して部品交換することが必要であって、メ
ンテナンスに多大な作業時間が費やされているのが現状
である。
【0005】本発明は従来よりも商品の収容効率が高
く、メンテナンス作業性を改善できる積み式商品払出装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の直積み式商品
払出装置は、商品収納経路(1)の内部が隔壁(C)で
左側商品収納路(1L)と右側商品収納路(1R)に分
割されたストック部(51)と、ストック部(51)の底部
に装着される払い出しユニット(52)とを設け、払い出
しユニット(52)には、ストック部(51)の前記隔壁
(C)の奥行方向に配設されて払い出しユニット(52)
の前後の壁面で両端が枢支された軸(13)で中間部が枢
支された揺動自在の第1,第2の商品ストッパー(14
1 )(142 )を設け、ストック部(51)の左側商品収納
路(1L)に接続される左側通路(52L)に突出する姿
勢とストック部(51)の右側商品収納路(1R)に接続
される右側通路(52R)に突出する姿勢とにわたって揺
動自在に支持された商品受体(19)を設け、払い出し指
示に基づいて商品受体(19)を揺動させる駆動源(26)
を設け、第1,第2の商品ストッパー(141 )(142
の下端を商品受体(19)に連結して商品受体(19)の揺
動に連動して第1,第2の商品ストッパー(141)(142
)を揺動させ、商品受体(19)が左側通路(52L)に
突出して払い出しユニット(52)の左側壁の内面とで商
品の降下を規制した第1の状態では、第2の商品ストッ
パー(142 )の上端が右側通路(52R)に突出して払い
出しユニット(52)の右側壁の内面とで商品の降下を規
制し、商品受体(19)が右側通路(52R)に突出して払
い出しユニット(52)の右側壁の内面とで商品の降下を
規制した第2の状態では、第1の商品ストッパー(14
1 )の上端が左側通路(52L)に突出して払い出しユニ
ット(52)の左側壁の内面とで商品の降下を規制し、第
1の状態から第2の状態への商品受体(19)の揺動に伴
って左側通路(52L)の最下端の商品を払い出し、第2
の状態から第1の状態への商品受体(19)の揺動に伴っ
て右側通路(52R)の最下端の商品を払い出すように構
成した直積み式商品払出装置。
【0007】請求項2の直積み式商品払出装置は、請求
項1の直積み式商品払出装置に記載の払い出しユニット
(52)に商品の売り切れを検出するスイッチを内蔵させ
たことを特徴とする。
【0008】請求項3の直積み式商品払出装置は、請求
項1においてストック部(51)の底部の奥端に、前面側
から奥端に向かって挿入された払い出しユニット(52)
の奥端に形成された第1の凸部が係合する第1の係合部
(57)を設け、ストック部(51)の底部の前面側に、前
面側から奥端に向かって挿入された払い出しユニット
(52)の前面側に形成された第2の凸部が係合する第2
の係合部(59)を設け、払い出しユニット(52)の前面
側で第2の凸部の下方位置に、第1の凸部が第1の係合
部(57)への挿入可能な位置にある状態でストック部
(51)の底部に当接する段部(62)とを設けたことを特
徴とする。
【0009】
【作用】請求項1の構成によると、ストック部(51)の
底部に、払い出しメカが組み込まれた払い出しユニット
(52)を取り付けるだけで商品を払い出せる。
【0010】請求項2の構成によると、払い出しユニッ
ト(52)に商品の売り切れを検出するスイッチを内蔵さ
せることによって、払い出しユニット(52)だけで、運
転チェックを実施できる。
【0011】請求項3の構成によると、ストック部(5
1)の底部に払い出しユニット(52)を取り付ける際
に、払い出しユニット(52)の前面側に設けた段部(6
2)がストック部(51)の底部に当接するまで下方位置
からストック部(51)の底部へ払い出しユニット(52)
を持ち上げ、この状態で払い出しユニット(52)を奥端
側に押し込むだけで、払い出しユニット(52)の前面側
に形成された第2の凸部(63)がストック部(51)の第
2の係合部(59)に係合するとともに、払い出しユニッ
ト(52)の奥端に形成された第1の凸部(60)がストッ
ク部(51)の第1の係合部(57)に係合して取り付けが
完了する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図24に基づい
て説明する。図1に示すように、ストック部51とこのス
トック部51の底部に取り付けられた払い出しユニット52
とで構成されている。
【0013】ストック部51は、側壁51a,51bの奥端を
接続するように平面視状態でコの字状に成形されたスト
ッカー本体53と、このストッカー本体53の上端に取り付
けられた天板54と、ストッカー本体53の手前側の下端の
相互間を連結する連結板55と、ストッカー本体53の内側
に形成されている商品収納経路1を左側商品収納路1L
と右側商品収納路1Rに分割する隔壁Cと、図2にも示
すようにストッカー本体53の奥端側の下端に取り付けら
れたブラケット56とが取り付けられている。ブラケット
56の下部には、ストック部51の底部の奥端に形成された
第1の係合部として奥端にさらに突出した凹部57が形成
されており、凹部57の奥端面の適当個所には孔58,58が
穿設されている。連結板55には、ストック部51の底部の
前面側に形成された第2の係合部としての折り曲げ辺59
が形成されている。
【0014】払い出しユニット52の上端の奥端には、ス
トック部51の側の凹部57(第1の係合部)に係合する第
1の凸部として第1の折曲部60が形成されており、第1
の折曲部60にはストック部51の孔58,58に係合する第1
のフック61が所定間隔で形成されている。
【0015】払い出しユニット52の上端の前面側には、
前面側にさらに張り出した段部62を介して上方に延設さ
れた第2のフック63が形成されている。この第2のフッ
ク63はストック部51の折り曲げ辺59(第2の係合部)に
係合する第2の凸部として払い出しユニット52に形成さ
れている。
【0016】ストック部51への払い出しユニット52の取
り付けは、最初に図3の(a)に示すように払い出しユ
ニット52の前面側の段部62がストック部51の側の折り曲
げ辺59の下面Dに当接するまで持ち上げる。この持ち上
げられた状態では、払い出しユニット52の奥端側の第1
の折曲部60はストック部51の側の凹部57の直前に位置し
ており、払い出しユニット52の前面側の第2のフック63
の下端Eはストック部51の側の折り曲げ辺59の上端Fよ
りも上方に位置している。次に、ストック部51の折り曲
げ辺59の下面Dと払い出しユニット52の前面側の段部62
との当接面に沿って、矢印Gで示すように払い出しユニ
ット52を上方へ持ち上げたままの状態でストック部51の
折り曲げ辺59の前面Hが払い出しユニット52の段部62と
第2のフック63の間の中間部Jに当接するまで奥端側へ
スライドさせて、払い出しユニット52の前記の持ち上げ
を解除すると、図3の(b)に示すように払い出しユニ
ット52の奥端側の第1の折曲部60が、ストック部51の凹
部57とこの凹部の奥端面に穿設された孔58,58を介して
ストック部51の凹部57の下辺64に係合し、また、払い出
しユニット52の前面側の第2のフック63がストック部51
の折り曲げ辺59に係合する。ストック部51の折り曲げ辺
59にはねじ孔66,66が形成されており、図2に示すよう
に払い出しユニット52に穿設されたボルト孔65を介して
ストック部51の折り曲げ辺59に形成されたねじ孔66,66
にボルト67,67を螺入して払い出しユニット52をストッ
ク部51に係止して図3の(b)に示すような取り付け完
了状態とする。
【0017】このように、払い出しユニット52の奥端の
第1のフック61とストック部51の奥端側の凹部57との位
置関係を確認しなくても、前面側のストック部51の折り
曲げ辺59と払い出しユニット52の第2のフック63の関係
を確認するだけで、図3の(b)に示した取り付け完了
状態が得られ、自動販売機本体に組み込み済みのストッ
ク部51の底部への払い出しユニット52の着脱作業の作業
性が良好である。
【0018】ストック部51の左側商品収納路1Lに続く
左側通路52Lと右側商品収納路1Rに続く右側通路52R
とを有する払い出しユニット52には、図4〜図12に示す
ような払い出しメカが組み込まれている。なお、図2に
示した左側通路52Lでは大径の商品でも小径の商品でも
取り扱えるように、外装ケース12の側壁に沿って下方に
延設された通路幅規制板68が払い出しユニット52に取り
付けられているが、直積み式商品払出装置の技術分野に
おいて、商品払い出し経路を通路幅規制板68で変更する
技術は一般的であるため、払い出しメカの説明において
はこの通路幅規制板68を省いて説明する。
【0019】図4では、ストック部51と払い出しユニッ
ト52の外装ケース12を仮想線で表して内部が分かり易く
図示されている。外装ケース12には、第1,第2の商品
ストッパー141 ,142 が奥行方向〔矢印A方向〕に配設
された軸13で揺動自在に枢支されている。詳しくは図6
と図7に示すように、第1の商品ストッパー141 のアー
ム151 ,152 を第2の商品ストッパー142 に形成された
凹部161 ,162 に差し込んでX字状に組み合わせた状態
で、第1の商品ストッパー141 の中間部に穿設された貫
通孔17から第2の商品ストッパー142 の中間部に穿設さ
れた貫通孔18に軸13を挿通して、第1,第2の商品スト
ッパー141 ,142 が軸13を中心として揺動自在に枢支さ
れている。
【0020】軸13で外装ケース12に枢支された第1,第
2の商品ストッパー141 ,142 の下端の近傍位置には、
商品受体19が設けられている。商品受体19を左側通路52
Lに突出する第1の姿勢と右側通路52Rに突出する第2
の姿勢とにわたって揺動自在に支持する揺動板201 ,20
2 は、外装ケース12の外部に配設されており、下端が軸
21で外装ケース12に枢支されている。揺動板20 1 ,202
の上端の相互間には、商品受体19に挿通された2本の軸
221 ,222 で連結されており、2本の軸221 ,222 の挿
通箇所に対応して外装ケース12には円弧状の長孔23が穿
設されている。揺動板201 ,202 の下端の相互間も2本
の軸241,242 で連結されており、2本の軸241 ,242
の挿通箇所に対応して外装ケース12には円弧状の長孔25
1 ,252 が穿設されている。
【0021】外装ケース12の内側で軸241 ,242 の近傍
位置には、モータ26で駆動されるシャフト28に取り付け
られたカム体27,27が設けられている。このシャフト28
の基端は外装ケース12に取り付けられたギャーボックス
29の出力軸に連結され、シャフト28の先端は外装ケース
12に枢支されている。モータ26を運転すると、ギャーボ
ックス29を介してカム体27が回動して、回動するカム体
27が軸241 ,242 に当接して軸21を中心に揺動板201
202 が揺動する。揺動板201 ,202 が揺動すると2本の
軸221 ,222 に取り付けられた商品受体19が、左側通路
52Lに突出する第1の姿勢と右側通路52Rに突出する第
2の姿勢とにわたって揺動する。
【0022】商品受体19の中央部の商品支持部30の前端
と後端には、図7に示すようにコの字形のガイド溝31が
形成されている。ガイド溝31の両端部は下方に曲がって
しかも互いに近づくように僅かの傾斜角度が付けられて
いる。
【0023】この商品受体19のガイド溝31には、第1,
第2の商品ストッパー141 ,142 の下端に穿設された孔
32,33に差し込まれたリンクピン34a,34b,34c,34
dの先端が係合して、商品受体19と第1,第2の商品ス
トッパー141 ,142 が連結されている。
【0024】なお、商品受体19と第1,第2の商品スト
ッパー141 ,142 の外装ケース12への組み付けに際して
は、X字状に組んで軸13を挿入する前の第1,第2の商
品ストッパー141 ,142 にリンクピン34a,34b,34
c,34dを差し込んで商品受体19に連結し、この状態で
外装ケース12の内側に入れて、図5に示すように外装ケ
ース12の外側から軸13を第1,第2の商品ストッパー14
1 ,142 に差し込んで組み立てる。リンクピン34a〜34
dは第1,第2の商品ストッパー141 ,142 ならびに商
品受体19に遊嵌しているだけであっても、この組み上が
り状態では、差し込まれたリンクピン34a〜34dは外装
ケース12の内側に当接して脱落することがない。
【0025】この実施例では、右側通路52Rの下端部分
にモータ26とカム体27およびギャーボックス29などの駆
動系が外装ケース12に組み付けられており、この駆動系
を覆うように外装ケース12の内部にカバー35が取り付け
られている。シャフト28には前記カム体27,27の間に星
形ホイール37が取り付けられており、星形ホイール37は
カム体27,27と一体に回動する。外装ケース12には、図
13に示すように第3の商品ストッパー143 が軸21で支持
されている。この第3の商品ストッパー143 の一端は星
形ホイール37に係合して回動が規制されており、左側通
路52Lまたは右側通路52Rから払い出された商品を一時
保留させるファイナルストッパー装置36として作用して
いる。
【0026】先ず、左側通路52Lまたは右側通路52Rか
らファイナルストッパー装置への基本的な払い出し動作
の過程を図8〜図12に基づいて説明する。図8に示すよ
うに、左側通路52Lに商品受体19が突出した状態では、
軸13で枢支された第1,第2の商品ストッパー141 ,14
2 のうちの第2の商品ストッパー142 は商品受体19のガ
イド溝31によって姿勢が制御されて、その先端が右側通
路52Rに突出している。左側通路52Lにおいては商品受
体19の上に商品L1 ,L2,L3 ,………が直積みされ
ており、右側通路52Rにおいては第2の商品ストッパー
142 の上に商品R1 ,R2 ,R3 ,………が直積みされ
ている。
【0027】この状態で商品の払い出し指示を検出した
場合には、モータ26を運転してカム体27が矢印B方向に
図9に示す状態を経て図10に示す状態に90°回動する
と、左側通路52Lの最下端の商品L1 が図13に示した第
3の商品ストッパー143 の上に払い出される。詳しく
は、図9に示すように商品受体19が右側通路52Rに向か
って揺動して、商品L1 と商品受体19との係合が外れる
前に第1の商品ストッパー141 が商品受体19のガイド溝
31に案内されて、第1の商品ストッパー141 の先端が左
側通路52Lに突出して最下端の商品L1 と下から2番目
の商品L2 の間に突出する。この状態から更に商品受体
19が右側通路52Rに揺動すると、商品L1と商品受体19
との係合が外れて図10に示すように左側通路52Lの最下
端の商品L 1 が第3の商品ストッパー143 の上に払い出
される。商品L2 については第1の商品ストッパー141
によって降下することが規制されていて、商品受体19が
左側通路52Lから後退しても払い出されない。このと
き、商品受体19が右側通路52Rへ突出すると、第2の商
品ストッパー142 が商品受体19のガイド溝31に案内され
て、第2の商品ストッパー142 の先端が図10に示すよう
に右側通路52Rから後退して右側通路52Rの商品R1
の係合が外れて、商品R1 とこれよりも上の商品R2
3 ,………が、右側通路52Rに突出した商品受体19の
上に落下する。
【0028】この図10に示した状態で商品の払い出し指
示を検出した場合には、モータ26を運転してカム体27が
矢印B方向に図11に示す状態を経て図12に示す状態に9
0°回動すると、右側通路52Rの最下端の商品R1 が第
3の商品ストッパー143 の上に払い出される。詳しく
は、図11に示すように商品受体19が左側通路52Lに向か
って揺動して、商品R1 と商品受体19との係合が外れる
前に第2の商品ストッパー142 が商品受体19のガイド溝
31に案内されて、第2の商品ストッパー142 の先端が右
側通路52Rに突出して最下端の商品R1 と下から2番目
の商品R2 の間に突出する。この状態から更に商品受体
19が左側通路52Lに揺動すると、商品R1と商品受体19
との係合が外れて図12に示すように右側通路52Rの最下
端の商品R 1 が、駆動系を覆っているカバー35の上を転
がって商品受体19の下をくぐって左側通路52Lに送られ
て第3の商品ストッパー143 の上に払い出される。商品
2については第2の商品ストッパー142 によって降下
することが規制されていて、商品受体19が右側通路52R
から後退しても払い出されない。このとき、商品受体19
が左側通路52Lへ突出すると、第1の商品ストッパー14
1 が商品受体19のガイド溝31に案内されて、第1の商品
ストッパー141 の先端が図12に示すように左側通路52L
から後退して左側通路52Lの商品L2 との係合が外れ
て、商品L2 とこれよりも上の商品L3 ,L4 ,………
が、左側通路52Lに突出した商品受体19の上に落下す
る。
【0029】次に、第3の商品ストッパー143 からの商
品の払い出し動作を図14〜図17に基づいて説明する。待
機状態〔図8に相当する状態〕の第3の商品ストッパー
143 は、図14に示すように一端39aが星形ホイール37に
係合して、第3の商品ストッパー143 が軸21を中心にし
た反時計方向へ回動できない状態になっており、商品R
0 が第3の商品ストッパー143 によって払い出されない
まま一時保留されている。
【0030】モータ26の運転によって、星形ホイール37
が図15に示すように矢印A1 方向に回動し、第3の商品
ストッパー143 と星形ホイール37との係合が外れ、第3
の商品ストッパー143 が商品R0 の重量で軸21を中心に
先端39bが矢印K1 方向に回動して商品R0 が商品取出
口に払い出される。さらにモータ26が運転されると、第
3の商品ストッパー143 の一端39aが図16〔図9に相当
する状態〕に示すように再び星形ホイール37に係合し始
めて、第3の商品ストッパー143 が軸21を中心にした時
計方向へ回動し反時計方向へ回動できない状態になる。
さらにモータ26が運転されて図10に示す状態になって左
側通路52Lから払い出された商品L1 は、図17に示すよ
うに第3の商品ストッパー143 によって払い出されない
まま一時保留される。この保留された商品L1 は、次回
の払い出し指示を検出して図11に示した状態になる直前
に商品取出口に払い出される。
【0031】このように、左側通路52Lまたは右側通路
52Rからの商品の払い出し動作の開始直後に、第3の商
品ストッパー143 によって一時保留されていた商品が直
ちに商品取出口に払い出されて利用者の払い出し待時間
を短縮できる。具体的には、第3の商品ストッパー143
による商品の一時保留を実施しない場合には、カム体27
を90°回転し終わるタイミングで商品が商品取出口に払
い出されるのに対して、上記のように第3の商品ストッ
パー143 による商品の一時保留を実施することによっ
て、カム体27を25°〜40°動いたタイミングで商品を商
品取出口に払い出すことができ、利用者の待ち時間を1
/2以下に短縮できる。
【0032】ファイナルストッパー装置36における保留
商品の有無を検出する売切スイッチとして、第3の商品
ストッパー143 の周辺は次のように構成されている。図
13と図18に示すように、売切レバー40は第3の商品スト
ッパー143 と同じ軸21で支持されており、売切レバー40
と第3の商品ストッパー143 の間にはコイルばね41が介
装されている。外装ケース12の切りお越し部42には伝達
板43がピン44で枢支されており、伝達板43の一端43aは
売切レバー40の端部40bに当接可能に延設され、伝達板
43の他端43bは外装ケース12の底部に取り付けられたマ
イクロスイッチ45の感知突起45aの近傍位置に延設され
ている。
【0033】図18〜図21はそれぞれ図14〜図17に示した
状態の売切レバー40と伝達板43を示している。第3の商
品ストッパー143 が商品R0 を一時保留している図14の
状態では、コイルばね41の付勢に抗して売切レバー40が
第3の商品ストッパー143 の上面に押し付けられて、伝
達板43は他端43bがマイクロスイッチ45の感知突起45a
から離間する位置に回動し、マイクロスイッチ45は常閉
状態にある。図15に示すように一時保留していた商品R
0 が払い出された直後では、図19に示すようにコイルば
ね41の付勢力で売切レバー40が第3の商品ストッパー14
3 の上面から離間するが、伝達板43は他端43bがマイク
ロスイッチ45の感知突起45aから離間する位置に維持さ
れており、マイクロスイッチ45は依然として常閉状態に
ある。図16に示すように第3の商品ストッパー143 が一
時保留の位置に復帰して左側通路52Lから商品L1 が第
3の商品ストッパー143 の上に払い出される前の状態で
は、図20に示すように伝達板43の他端43bがマイクロス
イッチ45の感知突起45aを押し込んでマイクロスイッチ
45が常開状態になる。図17に示すように商品L1 が第3
の商品ストッパー143 の上に払い出されると、図21に示
すように伝達板43の他端43bがマイクロスイッチ45の感
知突起45aから離間してマイクロスイッチ45が常閉状態
に戻る。
【0034】マイクロスイッチ45に接続された制御部46
は、図22に示すように構成されている。#1ではマイク
ロスイッチ45が常閉状態かどうかをチェックする。図14
と図18に示す状態では#1において常閉状態であると判
定されて#2を実行する。#2では払い出し指示の有無
をチェックする。払い出し指示を検出すると、#3でモ
ータ26の運転を開始して商品が払い出される。#4では
カム体27が90°回転したことを検出してモータ26を停止
する(図17と図21に示す状態)。#5ではマイクロスイ
ッチ45が常開状態かどうかをチェックする。通常の状態
では一時保留する商品が図21に示すように第3の商品ス
トッパー143 の上に払い出されているため、マイクロス
イッチ45は常閉状態になっており、一販売動作を終了し
て販売待機状態になってこのフローを抜ける。
【0035】第3の商品ストッパー143 の上に商品がな
くて、#5でマイクロスイッチ45が常開状態になってい
る場合には、#6でカム体27が90°回転したことを検出
するまでモータ26を再運転し、#7ではマイクロスイッ
チ45が常閉状態かどうかをチェックする。左側商品収納
路1Lと右側商品収納路1Rに均等に商品が積まれてい
ない場合には、この#6が実行されることによって第3
の商品ストッパー143の上に一時保留の商品が払い出さ
れて、#7でマイクロスイッチ45が常閉状態であると判
定されて一販売動作を終了して販売待機状態になってこ
のフローを抜ける。
【0036】左側商品収納路1Lと右側商品収納路1R
の何れにも商品が無くなって第3の商品ストッパー143
の上に一時保留すべき商品が無い場合には、#1または
#7で検出されて#8で売切表示を実施するとともに、
同様の払い出し機構の販売コラムが複数コラムある場合
には、売り切れになった販売コラムを売切コラムとして
記憶する。
【0037】図23に示すように、商品を補充する際には
外扉47と内扉48を開放して商品補充口49を露出させ、商
品の補充が終了すると内扉48を閉めて外扉47を閉めて充
填作業が完了するが、ここでは内扉48の開閉を検出する
扉スイッチ50が取り付けられている。制御部46はこの扉
スイッチ50と前記のマイクロスイッチ45に基づいて売切
コラムを自動解除して通常販売が可能な状態に戻す。具
体的には、この売切自動解除については制御部46は図24
に示すように構成されている。
【0038】図24に示すフローでは、同様の払い出し機
構の販売コラムが第1番目から第n番目の複数コラムで
ある場合を示している。#10では扉スイッチ50をチエ
ックする。商品の補充が完了して内扉48が閉じられる
と、#10を介して#11で売切コラムの有無が確認さ
れる。売切コラムがあった場合には、第1番目から第n
番目の各コラムの売り切れを確認し、売り切れだったコ
ラムについては補充された商品を第3の商品ストッパー
143 の上に自動的に払い出して売切自動解除する。具体
的には、#12では第1番目の販売コラムのマイクロス
イッチ45が常開状態かチェックする。第1番目の販売コ
ラムが売り切れ状態でなくてマイクロスイッチ45が常閉
状態であった場合には、#13と#14を飛び越して第
1番目の販売コラムの売切自動解除を完了して第2番目
の販売コラムの売切を自動解除を実施する。
【0039】第1番目の販売コラムが売り切れ状態であ
った場合には、#13で第1番目の販売コラムのモータ
26を運転してカム体27を90°回転させる一販売動作を実
施して、#14では第1番目の販売コラムのマイクロス
イッチ45が常閉状態かチェックする。#14で常閉状態
に反転したことを検出した場合には、第1番目の販売コ
ラムの売切自動解除を完了して第2番目の販売コラムの
売切自動解除を実施する。
【0040】#14で常閉状態に反転したことを検出し
なかった場合には、#15と#16で#13と#14と
同様にカム体27の90°運転とマイクロスイッチ45のチェ
ックを繰り返して、#16で常閉状態に反転したことを
検出した場合には、第1番目の販売コラムの売切自動解
除を完了して第2番目の販売コラムの売切自動解除を実
施する。#16で常閉状態に反転したことを検出しなか
った場合には、#17で第1番目の販売コラムの売切表
示を実施して第2番目の販売コラムの売切自動解除を実
施する。
【0041】第2番目の販売コラムから第n番目の販売
コラムまで、以下同様に第1番目の販売コラムと同様に
売切自動解除を実施して、図24のフローを抜ける。この
ように、商品を充填して内扉48を閉じるだけで売切状態
であった販売コラムについてだけ、第3の商品ストッパ
ー143 の上に商品を払い出して売切自動解除の動作が自
動的に実施され、操作性が良好である。
【0042】また、ファイナルストッパー装置36を設け
て商品の収容エリアを下方に拡大したことによって商品
の収容効率が向上する。このファイナルストッパー装置
36のエリアを取り囲むケースには第1,第2の商品スト
ッパー141 ,142 よりも上のエリアを取り囲むケースよ
りも多くの通気孔を穿設して、加温装置または冷却装置
から供給される熱風または冷風の通気性を良好にするこ
とによって、ゾーンクーリング性ならびにゾーンヒーテ
ィング性を向上させることができる。
【0043】または、ファイナルストッパー装置36のエ
リアを取り囲むケース部分に電磁誘導加熱コイル,面発
熱ヒータ,電子冷却器〔ペルチェ素子〕,液化窒素噴射
ノズル等の少なくとも何れかを設けることによって、商
品の直接冷却,直接加熱を実現することができる。
【0044】先に説明した払い出しユニット52のストッ
ク部51への取り付けに関しては、図3の(a)に示すよ
うに払い出しユニット52をストック部51の底部に近付け
た際に、第1の商品ストッパー141 がストック部51に当
接しないように、第1の商品ストッパー141 の上端の前
面寄りの部分には、切り欠き部69が形成されている。同
様に、大径の商品でも小径の商品でも取り扱えるよう
に、払い出しユニット52に図2に示したように通路幅規
制板68を位置P1 と位置P2 に設定変更できるように構
成されている場合にも、通路幅規制板68の上端の前面寄
りの部分には、切り欠き部70が形成されている。
【0045】このように、払い出しメカを払い出しユニ
ット52に納めることができ、ストック部51には払い出し
メカを設ける必要がないため、既に設置されている自動
販売機のメンテナンスに際しては、新しい払い出しユニ
ット52を持参して現地で古い払い出しユニット52と持参
した新しい払い出しユニット52とを交換するだけで済
み、従来の直積み式商品払出装置のように全体を分解し
なくても済むためメンテナンスの作業性を改善できる。
【0046】また、払い出しメカを払い出しユニット52
に納めたことによって、ストック部51と払い出しユニッ
ト52の両者間に股がった部品が無くなって、性能のばら
つきも無くなる。
【0047】また、ストック部51に従来のような中間室
11が必要でないため、商品の収容効率も向上する。ま
た、直払い出しユニット52に商品の売り切れを検出する
スイッチを内蔵させることによって、払い出しユニット
52だけで、運転チェックを実施できる。
【0048】
【発明の効果】請求項1の構成によると、第1,第2の
商品ストッパー(141 )(142 )を揺動させて積み上げ
られた商品を一個づつ払い出すことができ、従来のよう
に商品収納経路の内部に中間室を設けて下から2番目の
商品の降下を規制する手段を内蔵させる必要がなく、従
来よりも商品の収容効率を改善できる。また、払い出し
メカを払い出しユニット(52)に納めることができ、ス
トック部(51)と払い出しユニット(52)の両者間に股
がった部品が無くなって、性能のばらつきも無くなり、
古い払い出しユニット(52)と新しい払い出しユニット
(52)とを交換するだけで済みメンテナンスの作業性を
改善できる。
【0049】請求項2の構成によると、払い出しユニッ
ト(52)に商品の売り切れを検出するスイッチを内蔵さ
せることによって、払い出しユニット(52)だけで、運
転チェックを実施できる。
【0050】請求項3の構成によると、ストック部(5
1)の底部に払い出しユニット(52)を取り付ける際
に、払い出しユニット(52)の前面側に設けた段部(6
2)がストック部(51)の底部に当接するまで下方位置
からストック部(51)の底部へ払い出しユニット(52)
を持ち上げ、この状態で払い出しユニット(52)を奥端
側に押し込むだけで、払い出しユニット(52)の前面側
に形成された第2の凸部がストック部(51)の第2の係
合部(59)に係合するとともに、払い出しユニット(5
2)の奥端に形成された第1の凸部がストック部(51)
の第1の係合部(57)に係合して取り付けが完了し、自
動販売機本体の奥端側が確認しにくい状況下において
も、自動販売機本体のストック部(51)と払い出しユニ
ット(52)の手前側の相互関係を確認しながら作業する
ことによって確実な取り付け作業を実施でき、作業性を
大幅に改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の直積み式商品払出装置の外観斜視図で
ある。
【図2】同実施例の分解図である。
【図3】同実施例の組み立て過程の説明図である。
【図4】本発明の直積み式商品払出装置の斜視図であ
る。
【図5】同実施例の一部切り欠き側面図である。
【図6】同実施例の第1,第2の商品ストッパーと商品
受体との関係を示す組立図斜視図である。
【図7】同実施例の第1,第2の商品ストッパーと商品
受体との関係を示す分解斜視図である。
【図8】同実施例の第1の待機状態の縦断面図である。
【図9】同実施例の左側商品収納路から商品を払い出す
直前の縦断面図である。
【図10】同実施例の左側商品収納路から商品を払い出し
た直後の第2の待機状態の縦断面図である。
【図11】同実施例の右側商品収納路から商品を払い出す
直前の縦断面図である。
【図12】同実施例の右側商品収納路から商品を払い出し
た直後の第1の待機状態の縦断面図である。
【図13】同実施例のファイナルストッパー装置の付近の
水平断面図である。
【図14】同実施例のファイナルストッパー装置の販売待
機状態の縦断面図である。
【図15】同実施例のファイナルストッパー装置の商品払
い出し状態の縦断面図である。
【図16】同実施例のファイナルストッパー装置の動作継
続状態の縦断面図である。
【図17】同実施例のファイナルストッパー装置の一販売
動作終了時の縦断面図である。
【図18】同実施例のファイナルストッパー装置の販売待
機状態の売り切れ検出機構の側面図である。
【図19】同実施例のファイナルストッパー装置の商品払
い出し状態の売り切れ検出機構の側面図である。
【図20】同実施例のファイナルストッパー装置の動作継
続状態の売り切れ検出機構の側面図である。
【図21】同実施例のファイナルストッパー装置の一販売
動作終了時の売り切れ検出機構の側面図である。
【図22】同実施例の制御部の売り切れ検出のフローチャ
ート図である。
【図23】同実施例の装置を備えた自動販売機の商品充填
作業状態の斜視図である。
【図24】同実施例の制御部の売切自動解除のフローチャ
ート図である。
【図25】従来の直積み式商品払出装置の縦断面図であ
る。
【図26】従来の直積み式商品払出装置の外観斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 商品収納経路 C 隔壁 1L 左側商品収納路 1R 右側商品収納路 141 ,142 第1,第2の商品ストッパー 19 商品受体 26 駆動源 45 マイクロスイッチ〔売り切れ検出スイッチ〕 51 ストック部 52 払い出しユニット 52L 左側通路 52R 右側通路 56 ブラケット 57 凹部〔第1の係合部〕 59 折り曲げ辺〔第2の係合部〕 60 第1の折曲部〔第1の凸部〕 61 第1のフック 63 第2のフック〔第2の凸部〕 62 段部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品収納経路(1)の内部が隔壁(C)
    で左側商品収納路(1L)と右側商品収納路(1R)に
    分割されたストック部(51)と、ストック部(51)の底
    部に装着される払い出しユニット(52)とを設け、払い
    出しユニット(52)には、ストック部(51)の前記隔壁
    (C)の奥行方向に配設されて払い出しユニット(52)
    の前後の壁面で両端が枢支された軸(13)で中間部が枢
    支された揺動自在の第1,第2の商品ストッパー(14
    1 )(142 )を設け、ストック部(51)の左側商品収納
    路(1L)に接続される左側通路(52L)に突出する姿
    勢とストック部(51)の右側商品収納路(1R)に接続
    される右側通路(52R)に突出する姿勢とにわたって揺
    動自在に支持された商品受体(19)を設け、払い出し指
    示に基づいて商品受体(19)を揺動させる駆動源(26)
    を設け、第1,第2の商品ストッパー(141 )(142
    の下端を商品受体(19)に連結して商品受体(19)の揺
    動に連動して第1,第2の商品ストッパー(141 )(14
    2 )を揺動させ、商品受体(19)が左側通路(52L)に
    突出して払い出しユニット(52)の左側壁の内面とで商
    品の降下を規制した第1の状態では、第2の商品ストッ
    パー(142 )の上端が右側通路(52R)に突出して払い
    出しユニット(52)の右側壁の内面とで商品の降下を規
    制し、商品受体(19)が右側通路(52R)に突出して払
    い出しユニット(52)の右側壁の内面とで商品の降下を
    規制した第2の状態では、第1の商品ストッパー(14
    1 )の上端が左側通路(52L)に突出して払い出しユニ
    ット(52)の左側壁の内面とで商品の降下を規制し、第
    1の状態から第2の状態への商品受体(19)の揺動に伴
    って左側通路(52L)の最下端の商品を払い出し、第2
    の状態から第1の状態への商品受体(19)の揺動に伴っ
    て右側通路(52R)の最下端の商品を払い出すように構
    成した直積み式商品払出装置。
  2. 【請求項2】 払い出しユニット(52)に商品の売り切
    れを検出するスイッチを内蔵させたことを特徴とする請
    求項1記載の直積み式商品払出装置。
  3. 【請求項3】 ストック部(51)の底部の奥端に、前面
    側から奥端に向かって挿入された払い出しユニット(5
    2)の奥端に形成された第1の凸部が係合する第1の係
    合部(57)を設け、ストック部(51)の底部の前面側
    に、前面側から奥端に向かって挿入された払い出しユニ
    ット(52)の前面側に形成された第2の凸部が係合する
    第2の係合部(59)を設け、払い出しユニット(52)の
    前面側で第2の凸部の下方位置に、第1の凸部が第1の
    係合部(57)への挿入可能な位置にある状態でストック
    部(51)の底部に当接する段部(62)とを設けた請求項
    1記載の直積み式商品払出装置。
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