JP2866504B2 - ミシンにおけるルーパ装置 - Google Patents

ミシンにおけるルーパ装置

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    • D05D2203/00Selection of machines, accessories or parts of the same kind

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の縫糸で複数色が
混在した刺繍模様を縫製する為に、各色の縫糸に対応し
て設けた複数のルーパの中から一つを選択的に針落位置
にもたらしてそれを作動させるようにしたミシンにおけ
るルーパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ベースに対し横移動可能な可動枠に夫々
従動歯車を備える複数のルーパを夫々回動自在に装着し
て、可動枠の横移動によりルーパを選択的に針落位置に
到来させるようにする。一方ベースには、針落位置のル
ーパにおける従動歯車と噛合ってそれを回転駆動する為
の駆動歯車を、従動歯車に噛合う位置と離れる位置とに
位置替自在に備える。このような構造のものがある(例
えば特公平1−53385)。
【0003】上記のようなものでは、ルーパの切替の場
合駆動歯車を従動歯車から離しその後可動枠を横移動さ
せることにより、可動枠を横移動させても各ルーパは定
位置を保ったままに保持される(向きが変わることはな
い)。従って針落位置へもたらされるルーパは向きを一
定させた状態で、即ち針落位置から退かせたときの向き
のままで針落位置へもたらすことのできる特長がある。
【0004】しかし上記のようなものは、上記の如く駆
動歯車を位置替させる為の機構が必要でその構造が複雑
となる問題点があり、またその位置替の為の機構のがた
つきあるいはその機構へのごみの侵入等によって、従動
歯車と噛合う位置へ向けて復帰しようとする時に位置ず
れを生ずる可能性があり、そのようなずれが生ずると、
従動歯車の歯先と駆動歯車の歯先とがぶつかって両者の
噛合ができなくなるという事故を生ずる問題点があっ
た。
【0005】上記のような問題点を除くようにしたもの
として、駆動歯車をベースに対し定位置に設けると共
に、ベースには駆動歯車から離れた従動歯車が噛合う為
のラックを取付け、可動枠の横移動に伴ないルーパが針
落位置から離れたときには従動歯車が駆動歯車とは交換
的に上記のラックと噛み合い、ルーパが再び針落位置に
戻るときにはその向きが一定(針落位置から離れたとき
と同じ向き)となった状態で針落位置に戻るようにした
ものがある(例えば特公昭61−27075)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなものにあっ
ては、可動枠を横移動させる場合、従動歯車は常にラッ
クと噛み合ってぐるぐると回りながら横移動せねばなら
ぬ為、可動枠の横移動の為にはその重量に見合うだけの
力のみでなく、全てのルーパを回す為の力が余計に必要
で、強力な横移動の駆動装置を必要とする問題点があっ
た。
【0007】本願発明は上記従来技術の問題点(技術的
課題)を解決する為になされたもので、ルーパの軸線方
向への移動により従動歯車を駆動歯車から離すことがで
きるようにして、可動枠の横移動を小さい力で行なうこ
とができ、しかもそのように従動歯車を駆動歯車から離
しても、再び従動歯車を駆動歯車と噛合わすときには極
めてスムーズにその噛合状態を達成できるようにしたミ
シンにおけるルーパ装置を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本願発明におけるミシンにおけるルーパ装置は、ベ
ースには、針落位置に位置するルーパを駆動する為の駆
動歯車を水平回動可能に備え、一方上記ベースに対し横
移動自在に装着した可動枠には、夫々駆動歯車との噛合
用の従動歯車を一体に備えかつ、夫々水平回動自在な複
数のルーパを、可動枠の横移動により選択的に針落位置
に位置するよう配設しているミシンにおけるルーパ装置
において、上記駆動歯車に対しては、駆動歯車と同径同
ピッチでしかも周囲の一部に従動歯車の横移動時におけ
る従動歯車との噛合を防止する為の欠歯部を有している
案内歯車を、駆動歯車の歯と案内歯車の歯とが連続する
状態で重合状に添設し、一方上記複数のルーパは、各々
における従動歯車を上記駆動歯車と案内歯車とに選択的
に対接させ得るよう各々の軸線方向に位置替自在に構成
し、さらに、針落位置に位置したルーパをその軸線方向
に位置替させる為の昇降機構を備えたものである。
【0009】
【作用】ルーパの切替の場合、ルーパを軸方向に移動さ
せて従動歯車を駆動歯車から案内歯車に移し、さらに案
内歯車を回動させて従動歯車を案内歯車の欠歯部に移す
ことにより、駆動歯車と従動歯車との縁が断たれる。こ
の状態で可動枠の横移動を行なう。新たに針落位置に到
来したルーパの従動歯車を駆動歯車と噛合わす場合、案
内歯車の回動により先ずその案内歯車の有歯部が従動歯
車と噛み合い、次にルーパを軸方向に移動させることに
より従動歯車は案内歯車から駆動歯車に移ってそれと噛
合状態となる。
【0010】
【実施例】以下本願の実施例を示す図面について説明す
る。図1、2には多頭刺繍ミシンにおける各頭部の下に
配設されているルーパ装置の一つが示される。これらの
図において、1はベース、2はそのベースに対して水平
回動自在に備えられている駆動歯車、3は上記ベース1
に対し横移動自在に装着されている可動枠、4,4・・
・はその可動枠3に夫々水平回動自在に装着されている
ルーパである。
【0011】次に上記ベース1について説明する。図2
に示される5は多頭ミシンの機枠、6は上記機枠5に取
付けられた一つのルーパ装置のケース、7はケース6に
被せ付けられたケース蓋の各一部を示す。ケース蓋7は
ミシンにおけるベッドの天板として機能する部分であ
り、周知のように針板8が取付けてある。9は針板8に
おける針孔、10は糸引き上げ孔を夫々示す。
【0012】次に駆動歯車2及びそれに関連する機構に
ついて説明する。図1、2の13はケース6に固着した支
持ブラケット、14はブラケット13に回動自在に装着した
鉛直状態の駆動軸で、その上端に駆動歯車2が取付けて
ある。16は案内歯車で、駆動歯車2と同径、同ピッチに
形成され、駆動歯車2に対し、駆動歯車2の歯と案内歯
車16の歯とが連続する状態で重合状に添設してある。本
例では駆動歯車2と一体形成してある。両者は別体形成
後、上記のような相互関係の状態で夫々駆動軸14に固定
してもよい。案内歯車16は図3に示す如く一部に欠歯部
16aを有している。欠歯部16aの長さは、後述のように
従動歯車が横移動する場合にそれとの噛合を防止するに
充分な長さにしてある。17は水平状態に設けられた主軸
で、多数のルーパ装置を貫通する状態に設けられてお
り、上記ケース6によって回動自在に支えられている。
又この主軸17には図示はしないが周知の如く該主軸17を
回転駆動する為の駆動源例えばモータが接続されてい
る。18, 19は主軸17及び駆動軸14に夫々固着した連動用
の歯車で、相互に噛み合っている。このような歯車とし
ては例えばねじ歯車が用いられる。
【0013】次に可動枠3について説明する。22はケー
ス6に取付けたレール、23はレール22上を移動自在なス
ライド体で、可動枠3に取付けてあり、その結果可動枠
3がベース1に対して直線的に横移動し得るようになっ
ている。24は水平状態に設けられた横動杆で、多数のル
ーパ装置に貫通状に設けられ、ケース6によって横動自
在(自体の軸線方向への移動が自在)に支えられてい
る。又図示はしないがこの横動杆24にはこれを横移動さ
せる為の駆動装置が連結してある。上記可動枠3は上記
横動杆24に固着されており、横動杆24の横移動に伴って
可動枠3が横移動する。尚可動枠3の横移動の方向は円
弧軌跡を描く方向であってもよい。
【0014】次にルーパ4及びそれに関連する構造につ
いて説明する。図2の26は可動枠3に回動並びに軸線方
向への移動が自在に装着されたルーパ軸で、図示のよう
に鉛直状態に設けられており、このルーパ軸26の上端に
ルーパ4が取付けてある。27はルーパ軸26に固着した従
動歯車である。尚図3の28はルーパ4における針落孔、
29は糸通し孔を夫々示す。前記可動枠3に対する上記の
如きルーパ4の配列状態は、可動枠3の横移動によって
各ルーパ4が選択的に針落位置即ち針落孔28が針孔9と
重合する状態となる位置に位置するよう、可動枠3の移
動方向と平行な方向に等間隔で配列してある。
【0015】次に図2に示される32は針落位置にあるル
ーパ4をその軸線方向に位置替えさせる為の昇降機構を
示す。以下この機構について説明する。33は支持ブラケ
ットで、前記機枠5に取付けてある。34は昇降体で、上
記ブラケット33に上下動自在に装着された案内杆35の上
端に取付けてある。36は昇降体34に形成された連繋用の
嵌合部で、後から述べる連繋片45が図2において紙面と
垂直な方向に向けて自由に出入りできるよう側方が開放
された構造になっている。37は昇降体34に備えられた被
動片、38はブラケット33と案内杆35との間に介設した戻
しばねで、昇降体34を下方向きに付勢する為のものであ
る。39は水平状態に設けられている操作軸で、図示外の
駆動装置によって往復回動されるようになっている。40
は操作軸39に取付けた偏心カム、41はカム40と被動片37
との間に介在させた上下動自在の伝動片を夫々示し、こ
れらは操作軸39の回動によるカム40の回動によって、伝
動片41、被動片37を介して昇降体34が上下動されるよう
になっている。次に43〜48はルーパ軸26と昇降体34とを
連繋させる為に各ルーパ軸26の各々について設けられた
部材を示す。これらの部材の内43は連繋部材で、ベアリ
ング44によってルーパ軸26に相対回動自在に取付けてあ
り、上記嵌合部36に嵌合するようにした連繋片45を備え
ている。46は連繋部材43に備えさせた案内片で、可動枠
3に固着された取付片47に備えられている案内部材48に
沿って上下動できるようになっており、前記連繋片45の
横方向への首振りを阻止するようになっている。尚上記
昇降機構は、針落位置に位置するルーパ4のルーパ軸26
を例えば上記カム40よって直接に押し上げるようにした
ものであっても良い。
【0016】次に図2、3の50は各ルーパ4について夫
々設けられたルーパ方向保持手段を示す。尚本件明細書
中においてルーパ方向とは、ルーパ4において針落孔28
に対する糸通し孔29の方向を言う。51は該手段における
回り止片で、例えば前記取付片47に固定したピンをもっ
て構成してある。52はルーパ軸26の下端に備えさせたカ
ムで、押ねじ53でもってルーパ軸26に固定されており、
下面にはその一部に上記回り止片51と嵌合する為の嵌合
凹部54を有している。
【0017】次に上記ルーパ装置の動作を説明する。通
常の縫製時においては、針落位置にあるルーパ4は昇降
機構32によって図2の如く上昇された状態にあり、その
従動歯車27は駆動歯車2に噛み合っている。この状態に
おいて、主軸17が往復回動されると歯車18, 19を介して
駆動軸14が回動し、駆動歯車2、従動歯車27を介してル
ーパ4が周知の如く回動される。この回動は周知のよう
に縫製用の針の上下動と同期して行われ、ルーパ4の糸
通し孔29を通して供給される糸により針板8上において
布に対する縫製が行われる。
【0018】次にルーパ4の切替えについて説明する。
先ず主軸17が停止される。この場合、案内歯車16の欠歯
部16aが従動歯車27の側を向く状態を避けた状態で停止
がなされる。次に昇降機構32の操作軸39が回動されてカ
ム40、伝動片41、被動片37を介して昇降体34が下降さ
れ、連繋部材43を介してルーパ軸26が下降されて従動歯
車27が図5の(A)に示される如く案内歯車16と対接す
る状態にされる。この場合カム52は回り止片51の上に乗
る。
【0019】次にその状態において主軸17によって案内
歯車16が矢印X方向に回動される。その回動過程におい
ては、図5の(A)のように従動歯車27が案内歯車16の
有歯部16bと噛み合っている状態では従動歯車27は案内
歯車16の矢印X方向の回動と連動して回動し、やがて図
5の(B)に示されるように従動歯車27が案内歯車16の
有歯部16bから欠歯部16aに出ると、そこで従動歯車27
の回動は停止する。またこの停止した時、同図に示され
ているようにカム52における嵌合凹部54が回り止片51と
嵌合する。その結果、従動歯車27は上記案内歯車16の有
歯部16bから外れた時の状態のままに保持される。尚こ
のような状態が達成されるようカム52は押ねじ53を緩め
た状態で従動歯車27との回動方向の位置関係が予め調整
され、その状態において押ねじ53でもってルーパ軸26に
固着されている。
【0020】引き続き案内歯車16が矢印X方向に回動さ
れて図5の(C)に示される如き状態となる。この状態
となると次に横動杆24によって可動枠3が横移動され
る。その横移動の場合、当然のことながらルーパ4は何
等回動しない。上記可動枠3の横移動によって、次に作
動させるべきルーパ4(そのルーパ4には、先に作動さ
せていたルーパとは異なる色あるいは種類の糸が予め準
備されている)が針落位置にもたらされる。尚そのルー
パ4に関してもルーパ方向保持手段50によって上記の説
明と同様にしてその回動方向の位置が予め決められた状
態となるように保持されている。
【0021】上記新たなルーパ4が針落位置にくると、
次に主軸17の回動によって案内歯車16が図5の(C)の
矢印Y方向に回動される。そして案内歯車16における有
歯部16bが図5の(B)の如き位置までくると従動歯車
27はその有歯部16bと噛み合って回動を開始し、カム52
は回り止片51の上に乗り上げる状態となって嵌合凹部54
が回り止片51から外れ、図5の(A)の如き状態とな
る。尚上記有歯部16bが従動歯車27と噛み合いを開始す
る場合、従動歯車27は、前記説明から明らかなように有
歯部16bから外れた時のままの状態にルーパ方向保持手
段50によって保持されている為、上記噛み合いの開始は
従動歯車27の歯先と有歯部16bの歯先とがぶつかり合っ
たりすることなく極めてスムーズに行われる。上記のよ
うにして従動歯車27が案内歯車16の有歯部16bと噛み合
うに至ると、次に昇降機構32の操作軸39の回動により昇
降体34が上昇され、連繋部材43を介してルーパ軸26が上
昇される。その結果、従動歯車27は案内歯車16の歯をガ
イドにして駆動歯車2に至り、ルーパ4は図2に示され
るように縫製時の動作場所に至る。そしてこの状態にお
いて前述の場合と同様にルーパ4の動作が行われ縫製が
行われる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本願発明にあっては、ルー
パ4の切替の為に可動枠3を横移動させようとする場
合、ルーパ4を軸線方向に位置替して従動歯車27を駆動
歯車2から案内歯車16に移し、案内歯車16を回して従動
歯車27を欠歯部16aに出すことにより、ルーパ4を駆動
歯車2から縁を断つことができる特長がある。このこと
は、前記従来技術の内の前者が有していた問題点即ち駆
動歯車の位置替用の機構が必要であったという問題点は
固り解決されているは勿論のこと、可動枠3を横移動さ
せる場合、ルーパ4は非回動のまま可動枠3の横移動を
行ない得ることであって、その為に必要な力は可動枠や
横移動の重量を動かすのに足るだけの力のみで良く、即
ち前記従来技術の内の後者の如くルーパを回す為の余分
な力を要することなく、可動枠の横移動を軽い力で行な
い得る効果がある。
【0023】しかも上記のように駆動歯車2とルーパ4
との縁を断って可動枠3の横移動を行なうようにしたも
のであっても、上記横移動の後、針落位置に到来したル
ーパ4を再び駆動歯車2と連繋させる場合には、上記の
ように可動枠の横移動中非回動のままで案内歯車16の欠
歯部16aに到来している従動歯車27に対して、即ち、欠
歯部16aに出たままの状態が保たれている従動歯車27に
対して、案内歯車16の回動によりその有歯部16bをスム
ーズに噛み合せ、さらに従動歯車27を軸方向に位置替さ
せることにより案内歯車16の歯をガイドにして従動歯車
27を駆動歯車2との噛合状態に導くことができ、上記針
落位置に到来したルーパ4と駆動歯車2との連繋を極め
てスムーズに達成できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】多頭ミシンにおけるルーパ装置の一つを示す一
部破断平面図。
【図2】図1におけるII−II線断面図。
【図3】駆動歯車及びルーパに関連する構造を示す一部
破断斜視図。
【図4】ルーパ方向保持手段を示す図2におけるIV矢視
方向図。
【図5】ルーパ切替時における動作順を説明する図。
【符号の説明】
1 ベース 2 駆動歯車 3 可動枠 4 ルーパ 16 案内歯車 16a 欠歯部 27 従動歯車 32 昇降機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D05B 57/32 D05C 11/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースには、針落位置に位置するルーパ
    を駆動する為の駆動歯車を水平回動可能に備え、一方上
    記ベースに対し横移動自在に装着した可動枠には、夫々
    駆動歯車との噛合用の従動歯車を一体に備えかつ、夫々
    水平回動自在な複数のルーパを、可動枠の横移動により
    選択的に針落位置に位置するよう配設しているミシンに
    おけるルーパ装置において、上記駆動歯車に対しては、
    駆動歯車と同径同ピッチでしかも周囲の一部に従動歯車
    の横移動時における従動歯車との噛合を防止する為の欠
    歯部を有している案内歯車を、駆動歯車の歯と案内歯車
    の歯とが連続する状態で重合状に添設し、一方上記複数
    のルーパは、各々における従動歯車を上記駆動歯車と案
    内歯車とに選択的に対接させ得るよう各々の軸線方向に
    位置替自在に構成し、さらに、針落位置に位置したルー
    パをその軸線方向に位置替させる為の昇降機構を備えた
    ことを特徴とするミシンにおけるルーパ装置。
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